JP4444400B2 - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート処理装置に係り、詳細には、例えば、搬送ローラ対により排出されるシートを処理トレイ上で積載・整合し、シート束を第2の排出手段により第2の積載手段に積載時、シート束の下側を保持する出没トレイを備えるシート処理装置及びこれを備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送されるシートを搬送ローラ対により処理トレイ(第1の積載手段)上に排出し、整合手段による整合、綴じ手段による綴じ処理後、排出ローラ(排出手段)によりスタックトレイ(第2の積載手段)上に順次積載するシート処理装置が知られている。上記処理トレイ上には、通常のシートの他に、Z折りされたシートを積載・整合してスタックトレイに排出する場合がある。
【0003】
処理トレイ上に排出・整合したシート束を排出する時の出没トレイの動作を図14に示す。同図(a)において、搬送ローラ523により排出されたシートは、処理トレイ630上でパドル616により整合された後、排出ローラ610a,610bによりスタックトレイ700に排出される。このシート束P0 の排出時に、出没トレイ620がシート束P0 の下面を保持する進出位置に作動し、その後収納位置に退避する。(a)図は、出没トレイ620の収納開始が、束排出と同時又は、速い場合を示している。(b)図は、出没トレイ620の収納完了が、束排出と同時、又は遅い場合を示している。
【0004】
次に、束排出の別の動作を図16に示す。同図において、スタックトレイ700、又は、これに積載されたシート束の紙面(シート面)は、紙面検知手段22により検知されていて、この検知時にスタックトレイ700が所定量下降されて、次の、束排出を円滑に行われるようにしている。(a)図、(b)図は、スタックトレイ700が、紙面検知手段22により検知されている位置で、シート束の排出が行われる状態を示している。
【0005】
次に、図12は、出没トレイ620の駆動部を示している。(a)図において、出没トレイ620には、これと一体に、シート搬送方向と交差する方向にガイド溝624を有しており、このガイド溝624には、駆動レバー622の自由端のコロ625がスライド自在に遊合している。駆動レバー622と一体のプーリ630は、タイミングベルト631を介して、出没トレイモータM14のプーリ629により正転方向(一方向)に駆動されている。(b)図は、出没トレイ620の、進退動作を示していて、出没トレイモータM14の正転方向への回転により、出没トレイ620が収納位置(HP)から、進出位置、そして収納位置(HP)に移動する動作を示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記図14に示す従来例においては、(a)図のように、束排出時に出没トレイ620の収納が、速過ぎる場合には、シート束P0 の自由端Pcが下方に丸まって、シート束P0 のスタックトレイ700への給送(積載)不良を生じる恐れがある。また、(b)図のように、出没トレイ620の収納が遅過ぎる場合には、シート束P0 の後端部Pdが、排出ローラ610a上に乗ったままで、後端残りを生じる恐れがあった。
【0007】
次に、図16図(a)図のように、スタックトレイ700が、紙面検知手段22により検知された位置で、シート束P0 を排出すると、出没トレイ620とスタックトレイ700との距離が比較的に大きいために、Z折りシートの最下位(折り畳み部)Peが丸まって、(b)図のように、折り畳み部Peが、折曲した状態でスタックトレイ700に積載し、積載不良を生じることがある。
【0008】
また、図12(a)、(b)図に示すように、出没トレイモータM14を一方向に正転させた場合には、例えば、スタックトレイ700の上下動動作時に異常が発生して、出没トレイ620が進出位置に延出した状態で、スタックトレイ700が上昇した場合、スタックトレイ700が出没トレイ620に衝合する恐れがあるので、この出没トレイは、延出途中に何らかの異常が検知された場合には、速やかに収納位置(HP)へ復帰部させることが望ましい。
【0009】
しかしながら、図12(b) のように、出没トレイの進出位置が、出没トレイのT0P位置(最大進出位置)よ手前(625A)の場合、出没トレイモータM14は、一方向駆動のため、スタックトレイ700との衝合により、出没トレイ620が動作不良を生じる場合も考えられる。
【0010】
本発明は、第1の積載手段から排出されるシート束を、第2の積載手段上に適正に積載可能にしたシート処理装置を提供することを目的とするものである。また、第1の積載手段からのシート束の排出を補助する出没トレイの動作を改良したシート処理装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、第1の積載手段に積載・整合されたシート束を排出する排出手段と、
前記排出手段により排出されたシート束を積載するものであって上下動可能な第2の積載手段と、
前記第2の積載手段を上下動させる第2の積載手段駆動手段と、
前記排出されるシート束と前記第2の積載手段間に進退自在であって通常は収納位置にあり、前記排出手段によるシート束の排出時に、前記第2の積載手段側の進出位置に作動して、排出されるシート束の下面を保持する出没トレイと、
前記出没トレイを駆動する出没トレイ駆動手段と、
前記第2の積載手段駆動手段及び前記出没トレイ駆動手段の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記出没トレイが、前記第1の積載手段からのシート束の束排出開始時に進出位置に位置し、束排出開始から所定時間経過後に前記収納位置に退避開始し、かつ、前記シート束が前記排出手段から離脱する直前に退避を完了するように前記出没トレイ駆動手段を制御すると共に、Z折りシートを最下紙として含むシート束が前記排出手段によって前記第1の積載手段から前記第2の積載手段に排出される時には、前記第2の積載手段がZ折りシートを最下紙として含まないシート束を受ける位置から所定量上昇するように前記第2の積載手段駆動手段を制御することを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る発明は、前記第1の積載手段へ搬送されたシートがZ折りシートであることを検知するZ折りシート検知手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項に係る発明は、前記出没トレイ駆動手段は、前記出没トレイと一体であってシート搬送方向と交差する方向のガイド溝に遊合しているコロを自由端に有する駆動レバーと、前記駆動レバーを正逆回転自在に駆動する出没トレイモータと、を有し、
前記出没トレイモータの正転時に前記出没トレイを進出位置に作動させ、逆転時に前記出没トレイを収納位置に退避させることを特徴とする。
【0015】
請求項に係る発明は、前記出没トレイの束排出時の進出位置は、前記出没トレイの最大進出位置より手前であることを特徴とする。
【0016】
請求項に係る発明は、前記第2の積載手段の上下動の異常を検知する検知手段を有し、前記検知手段により前記第2の積載手段の上下動の異常を検知した場合、前記出没トレイモータを逆転させて前記出没トレイを収納位置に退避させることを特徴とする。
【0017】
[作用]
以上構成に基づき、第1の積載手段上で搬送・排出されたシート束を、排出手段により第2の積載手段へ排出する際、シート束の束排出開始時に出没トレイが進出位置まで作動して、排出束の保持を行い、束排出開始から所定時間経過後に出没トレイの収納位置への退避を開始し、排出束が排出手段から離脱する(抜ける)直前に、出没トレイの収納を完了するようになっている。これにより、Z折りしたシートを最下位に含むシート束の排出・積載時に、排出束の積載不良が防止される。
【0018】
また、Z折りシートのシート束を、第1の積載手段から第2の積載手段へ排出させる際、第2の積載手段を所定量上昇させるようなっていることで、排出束のZ折りシートの折り畳み部の丸まり、及びこれによる積載不良が防止される。
【0019】
また、出没トレイモータを進退させる出没トレイ駆動手段を正逆回転可能な出没トレイモータにより駆動して、正転時には出没トレイを進出させ、逆転時には出没トレイを収納位置へ退避させるようにしたことで、出没トレイの進出時に、異常があった場合には、速やかに出没トレイを収納位置へ退避させることができて、出没トレイと第2の積載手段との衝合(衝突)を、予め回避することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、シート処理装置の本発明に係る要部は、特に図12〜図16に記載されている。
【0021】
図1は、本発明のシート処理装置が適用可能な画像形成装置としての複写装置1000の内部構造を示す断面図である。複写装置1000は、原稿給送部100、イメージリーダ部200及びプリンタ部300、折り処理部400、フィニッシャ500、サドルステッチャ800インサータ900等を有する。上記折り処理部400、サドルステッチャ800、インサータ900等は、オプションとして装備することができる。
【0022】
図1を参照して、原稿給送部100のトレイ1001上には、ユーザから見て正立状態で、且つ、フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向きの状態)で原稿がセットされているものとし、原稿の綴じ位置は、原稿の左端部に位置するものとする。トレイ1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100により先頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)、即ち、綴じ位置を先端にして搬送される。そして、更に該原稿は、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左方向から右方向へ搬送され、その後排紙トレイ112上に排出される。なお、この際、スキャナユニット104は、所定の位置に保持された状態にあり、該スキャナユニット104上を原稿が左から右へと通過することにより原稿の読取処理が行われる。上述した読み取り方法を原稿流し読みとする。原稿がプラテンガラス102上を通過する際、該原稿は、スキャナユニット104のランプ103により照射され、その原稿からの反射光がミラー105,106,107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導かれる。
【0023】
なお、原稿給送部100により搬送した原稿をプラテンガラス102上に一旦停止させ、その状態でスキャナユニット104を左から右へと移動させることにより原稿の読取処理を行うことも出来る。この読み取り方法を原稿固定読みとする。原稿給送部100を使用しないで原稿の読み取りを行わせる場合、ユーザは、原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス102上に原稿をセットする。この場合、上述した原稿固定読みが行なわれる。
【0024】
イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。該レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0025】
感光ドラム111上に形成された静電潜像は、現像器113により現像され、トナー像として可視化される。一方、記録紙は、カセット114、115、手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから転写部116へ搬送される。そして、可視化されたトナー像が転写部116において記録紙に転写される。転写後の記録紙は、定着部117にて定着処理が施される。
【0026】
そして、定着部117を通過した記録紙をフラッパ121により一旦パス122に導き、記録紙の後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさせ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送する。そして、排出ローラ118により該記録紙をプリンタ部300から排出する。これによりトナー像が形成された面を下向きの状態(フェイスダウン)でプリンタ部300から排出できる。これを反転排紙と称する。
【0027】
上述したようにフェイスダウンで記録紙を機外に排出することにより、先頭頁から順に画像形成処理を行う場合、例えば、原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えることが出来る。
【0028】
なお、手差し給紙部125から搬送するOHPシート等の硬いシートに対して画像形成処理を行う場合は、パス122に該シートを導くことなく、トナー像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排出ローラ118によりプリンタ部300から排出する。
【0029】
また、シートの両面に画像形成処理を行う場合は、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ118方向へと導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートをスイッチバックし、フラッパ121により両面搬送パスへと導く。
【0030】
次に、折り処理部400及びフィニッシャ500の構成について、図1、図2を参照しながら説明する。
【0031】
折り処理部400は、プリンタ部300から排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に導くための搬送パス131を有する。搬送パス131上には、搬送ローラ対130及び133が設けられている。また、搬送ローラ対133の近傍に設けられた切替フラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送されたシートを折りパス136またはフィニッシャ500側に導くためのものである。
【0032】
シートの折り処理を行う場合、切替フラッパ135を折りパス136側に切り替え、シートを折りパス136に導く。折りパス136に導かれたシートは、折りローラ140〜142まで搬送され、Z型に折り畳まれる。一方、折り処理を行わない場合は、切替フラッパ410をフィニッシャ側500に切り換え、プリンタ部300から排出されたシートを搬送パス131を介して、直接送り込む。
【0033】
折りパス136を搬送されたシートは、ストッパ137に先端を突き当てることで形成されるループが、折りローラ140,141により折られる。この折り曲げ部を、上方のストッパ143に突き当てることで形成された部ループを、折りローラ141,142により更に折ることで、シートは、Z折りされる。このZ折りシートは、搬送パス145を介して搬送パス131に送られ、排出ローラ133により下流側のサドルステッチャ800、フィニッシャ500に排出される。
【0034】
折り処理部400から送られるシートは、切替フラッパ(切り替え手段)235によりフィニッシャ500とサドルステッチャ800とのいずれかに切り替えられる。まず、フィニッシャ500の構成に付いて説明する。
【0035】
フィニッシャ500は、折り処理部400を介して搬送されたプリンタ部300からのシートを取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して、1つのシート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノンソート処理、製本処理等のシートの処理を行うためのものである。
【0036】
図2に示すように、フィニッシャ500は、折り処理部400を介して搬送されたシートを装置内部に取り込むための入口ローラ対232を有する。入口ローラ対232の下流には、シートをフィニッシャパスまたは、下方の製本パスに導くための切替フラッパ235が設けられている。
【0037】
フィニッシャパスに導かれたシートは、搬送ローラ対510を介し、バッファローラ513に向けて搬送される。なお、搬送ローラ対510とバッファローラ513は正逆転可能となるように構成されている。
【0038】
搬送ローラ対510とバッファローラ513との間には、パンチユニット512が設けられており、パンチユニットは必要に応じて動作させ、搬送ローラ対510を介して搬送されたシートの後端付近に穴あけ(穿孔)処理を行う。
バッファローラ513は、搬送ローラ510を介して搬送されたシートを所定枚数巻き付けることが可能なローラであり、該バッファローラ513の回転中に押下コロ515によりシートが巻き付けられる。バッファローラ513に巻き付けられたシートは、バッファローラ513が回転する方向へ搬送される。
【0039】
バッファローラ513の周面部に形成されているバッファパス516の途中には、切替フラッパ517が設けられており、その下方には、切替フラッパ520が設けられている。切替フラッパ517は、バッファローラ513に巻き付けられたシートをバッファローラ513から剥離して、サンプルトレイ701側のノンソートパスまたは、ソートパス521に導くためのものである。
【0040】
切替フラッパ520は、バッファローラ513に巻き付けられたシートを、バッファローラ513から剥離してソートパス521に導くためのものである。また、バッファローラ513に巻き付けられたシートを巻き付けられた状態でバッファパス516に導くためのものでもある。切換フラッパ510によりノンソートパスに導かれたシートは、排出ローラ対519を介して、サンプルトレイ701上に排出される。
【0041】
一方、切替フラッパ517によりソートパス521に導かれたシートは、搬送ローラ対(第1の排出手段)522、523を介して中間トレイとしての処理トレイ(第1の積載手段)630上に積載される。処理トレイ630上に束状に積載されたシート群は、操作部1(図7)からの設定に応じて、整合処理やステイプル処理が行なわれ、その後、排出ローラ(第2の排出手段)610a,610bによりスタックトレイ(第2の積載手段)700上に排出される。スタックトレイ700は、上下動可能となるように、スタックトレイモータ(第2の積載手段駆動手段)M3により駆動されている。
【0042】
なお、上述したステイプル処理は、ステイプラ601により行われる。スタックトレイ(第2の積載手段)700は、上下方向に自走可能に構成されている。また、上記搬送ローラ対523によるZ折りシートPの速度の制御は、本発明の要部をなすものであって、図12により説明する。
【0043】
次に、サドルステッチャ800部の構成を説明する。
【0044】
切替フラッパ235により、下方に切り替えられたシートは、サイズに応じてフラッパ236により搬入口を選択されて、サドルステッチャ800の収納ガイド237内に搬入され、シートの先端が可動式のシート位置決め部材239に接するまで搬送される。また、収納ガイド237の途中位置には、2対のステイプラ240が設けられており、ステイプラ240と対向する位置にはアンビルが設けられている。該ステイプラ240はアンビルと協働して、シート束の中央を綴じるように構成されている。
【0045】
ステイプラ240の下流側には、折りローラ対242,243が設けられており、折りローラ対242,243の対向位置には、突き出し部材241が設けられている。この突き出し部材241を、収納ガイド237に収納されたシート束に向けて突出すことにより、シート束は、折りローラ対242,243間に押し出され、折りローラ対242,243により折り畳まれる。そして、排紙ローラ245を介して、排出トレイ246に排出される。
【0046】
また、ステイプラ240で綴じられたシート束を折り畳む場合は、ステイプル処理終了後に、シート束のステイプル位置が折りローラ対242,243の中央位置(ニップ点)にくるように、シート位置決め部材239を、ステイプル処理時の場所から所定距離降下させる。これによりステイプル処理を施した位置を中心にしてシート束を折り畳むことが出来る。
【0047】
次に、フィニッシャ500の上部に設けられたインサータ900について図2、図3により説明する。
【0048】
上記フィニッシャ500上には、インサータ900が設けられている。インサータ900は、記録紙の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常の記録紙とは別のシート(インサートシート)を挿入するためのものであり、プリンタ部300にて画像が形成されたシートとシートの間にインサートシートや表紙用のシートを挿入するためのものである。
【0049】
インサータ900は、インサートトレイ(載置手段)901にセットされたシートをプリンタ部300を通さずに、サンプルトレイ701、スタックトレイ700、排出トレイ246のいずれかに給送するためのものである。なお、本実施の形態では、インサータ900のインサートトレイ901には、ユーザによりフェイスアップの状態(表面が上の状態)で表紙、または、インサートシート用のシートIがセットされるものとする。ユーザにより、インサートトレイ901上に積載されたシートIは、1枚ずつ順次分離され、フィニッシャパス233、または、製本パス234へ搬送される。以下にインサータ(給紙装置)900の構成を図3により説明する。
【0050】
インサートトレイ901に載置されたインサートシートI(図3(b)図)は、給紙ローラ(給紙手段)902により、搬送ローラ903及び分離ベルト904で構成される分離部に搬送される。923は、シート束を整合する整合板を示している。そして、搬送ローラ903及び分離ベルト904により最上部のシートから1枚ずつ分離される。そして、分離されたシートは、分離部に近接する引き抜きローラ対905により引き抜かれ、搬送ローラ921によりシート搬送路922を搬送される。搬送されるインサートシートIは、排出口922aから装置本体のシート搬送路230の搬入口230aに搬入される。上記排出口922a近傍のシート搬送路922と、シート搬送路230とは、ほぼ直線状になっていて、排出口922aと搬入口230aとは、対向する位置に合流している。
【0051】
インサートレイ901の端部には、補助トレイ930が支軸931により回動自在に設けられている。図3(a)は、補助トレイ930が収納位置に閉じた状態、(b)図は進出位置に開放した状態、図3(c)図は、(a)図のC−C線断面を示している。補助トレイ930を使用する際には、補助トレイ930を(b)図に示すように進出位置に開いた状態に回動される。
【0052】
補助トレイ930は、載置板930aとその裏面に一体的に設けられたリブ930bとを有している。図3(c)に示すように、リブ930bの高さは、補助トレイ930が、(a)図に示す収納位置にある時には、インサートシートの給紙を不能する高さに形成されている。
【0053】
この結果、補助トレイ930を(a)図に示すように閉じた状態(収納状態)では、インサーシートIは、インサートレイ901に載置できないようになっており、インサートレイ901を使用する際には、この補助トレイ930を必ず開放した状態で使用しなければならないようになっている。
【0054】
このように、補助トレイ930を閉じた状態では給紙不能とすることにより、補助トレイ930を開き忘れた状態で、ラージサイズシートを給紙した場合に生じる給紙不良を予め防止することができる。
【0055】
また、上記リブは、補助トレイ930を可変するときの把手として機能させることができる。更に、装置を使用しない時には、補助トレイ930を閉じておくことで、装置の小型化や、下方のサンプルトレイ701(図2)への視認性を向上させることができる。
【0056】
図7は、複写装置1000のブロック図である。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有し、ROM151に格納された制御プログラム及び操作部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部501、外部I/F203を制御する。そして、原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部401は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500を制御する。操作部1は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部等を有し、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力すると共に、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
【0057】
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F203は、複写装置1000と外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部202へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へは、イメージセンサ(不図示)で読み取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部301は、画像信号制御部202からの画像データを露光制御部(不図示)へ出力する。
【0058】
次に、図8を参照して、動作モードの設定方法に関する説明を行う。図8(a)及び図8(b)は、複写装置本体1000の操作部1の表示パネルに表示される画面を示したものである。該画面は、タッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触れることにより、その機能が実行される。
【0059】
次に、図4、図5に基づいて、処理トレイ部及び出没トレイ部を説明する。
【0060】
図4において、605、606は、処理トレイ630に積載されたシート束の側部を整合するものであって、それぞれと一体のラック607、609が独立した駆動モータのピニオンにより移動可能になっている整合板、603は積載されたシート(又はシート束)を実線位置で規制して整合し、ステイプラ601によるシート束の綴じ処理時には、支軸602を中心として鎖線位置に退避する後端規制板、616は、支軸615を中心に矢印方向(時計方向)に回転して、処理トレイ630に積載されるシートを後端規制板603に掃き寄せるパドル、525は排出ローラ523の回転により回動して、シートを後端規制板603に寄せる可撓性のローレットベルト525を示している。このローレットベルト525の内側には、ソレノイド526の作動部材527の先端に設けられた係合部(コロ)529が係合していて、ソレノイド526のON時には実線で示す進出位置から、鎖線位置(退避位置)へ退避するようになっている。
【0061】
排出ローラ対(排出手段)610a,610bは、排出モータM11により正逆可能に回転駆動されており、上側の排出ローラ610bは、揺動部材612の自由端に回動自在に装着されている。揺動部材612は、揺動トレイモータM13により駆動される支軸611により回動自在に支持されていて、揺動モータM13により駆動されるカム613の回転により揺動するようになっている。
【0062】
図4、図5において、処理トレイ630の下側には、矢印X方向に進退自在の出没トレイ620が配置されており、この出没トレイ620は、フレーム621に設けられたガイド626に沿って移動自在になっている。フレーム621には、駆動レバー622の基部が支軸623により枢着されている。出没トレイ620の基部には、シート搬送方向(出没トレイ620の進退方向)と交差する方向のガイド溝624が形成されており、このガイド溝624には、駆動レバー622の自由端に回動自在の設けられたコロ625が移動自在に装着されている。
【0063】
これにより、駆動レバー622が矢印方向627方向に回動することで、出没トレイ620は、図4において実線位置から鎖線位置へ突出して、処理トレイ630から束排出されるシート束を両面側から支持して、シート束の排出作用を安定して行わせる。
【0064】
図6は、サドルステッチャ800の排出されるシート束のストッパの移動機構の一例を示している。
【0065】
排出トレイ246(図2)には、ストッパ252の底板252aが排出方向に移動自在に設けられており、底板252aに設けられたガイド溝256はガイドリブ255にスライド自在に支持されている。ストッパモータM15の回転駆動力は、出力軸と一体プーリ257、ベルト260、プーリ259を介して、プーリ259と一体のギア261に伝達され、更に、このギア261に噛合する2段ギア262、26に伝達される。上記ギア263は、上記底板252aの側部に形成されたラック22bに噛合している。これにより、ストッパモータM15の正逆回転により、ストッパ252は、製本されたシート束の排出方向に移動自在になっている。
【0066】
次に、処理トレイ630へのシート束の積載、排出と、サドルステッチャ800の排出トレイ246への製本されたシート束の排出の基本的な動作について、図9、図10により説明する。
【0067】
図9(a)において、フィニッシャ500に搬入されるシートPは、搬送ローラ510、511によりバッファローラ513に搬送され、ノンソートモードの場合には、排出ローラ519によりサンプルトレイ701に排出される。ソートモードの場合には、バッファローラ513回りのバッファパス516内で複数枚(例えば3枚)蓄積された後、ソートパス521を搬送され、排出ローラ523により処理トレイ630に排出される。処理トレイ630上での整合されたシート束Pは、必要に応じてステイプラ601により綴じ処理された後、排出ローラ610a,610bによりスタックトレイ700に排出される((b)図)。シート束Pの排出時には、出没トレイ620は(a)図のようにスタックトレイ700上方に突出し、排出途中で(b)図のように退避し、シート束Pは、(c)図のようにスタックトレイ700に積載される。
【0068】
図10において、綴じ処理及び2つ折り処理して製本されたシート束Pは、排出ローラ245により排出トレイ246に排出される時、その上部は、押えレバー249重り251及び突起249aにより下側に押えられながら排出される。排出されるシート束Pが、次第に増加していくと、ストッパ252が矢印2a方向に少しずつ移動していて、シート束は、(b)図に示すようにずれた状態で積載されていく。これにより、シート束が高くなり過ぎたり、排出されるシート束が、前のシート束内に潜り込む動作なく適正に積載される。
【0069】
次に、本発明の要部を、図12〜図16により説明する。
【0070】
図4、図5、図12(a)において、処理トレイ630の基部には、前述したように、ガイド溝624が形成されていて、出没トレイモータM14の正転時には、駆動レバー622が矢印方向(正転方向)に回動し、ガイド溝624を押し出すことにより、出没トレイ620を進出位置(排出束を保持する位置)に進出させる。駆動レバー622が、シート搬送方向と交差する方向と平行方向にある時に、出没トレイ620はHPに位置していて、駆動レバー622が、搬送方向と平行方向になった時、出没トレイ620は、作動位置(コロ625が625Aの位置)に位置している。
【0071】
本実施の形態では、出没トレイ620が進出位置に進出している時に、例えば、スタックトレイ700の上下動に異常が発生して、積載トレイ異常検知手段27(図11)によりスタックトレイ700の上下動の異常が検知された場合、出没トレイモータM14は逆転を開始して、出没トレイ620を収納位置へ退避させる。すなわち、駆動レバー622のコロ625が、(c)図の鎖線で示す大きな軌道を経ることなく、異常検知位置31から短い経路で速やかにHP値に復帰することができる。これにより、出没トレイ620の進出途中で、異常があった場合に、駆動レバー622のコロ625が、図12(b)に示すように、T0P位置へ移動してからHP位置に復帰するという時間がかかる現象、及びこれによる出没トレイ620とスタックトレイ700との衝合現象、これによる弊害が未然に防止されている。この出没トレイモータM14の回転制御は、制御装置(図11)20により行われる。
【0072】
次に、出没トレイ620の動作を、図13により説明する。
【0073】
同図(a)図において、排出ローラ対610の回転により、処理トレイ630上のシート束P0 は、スタックトレイ700上に排出されていき、シート束P0 の排出開始前に、出没トレイ620が進出位置に進出している。排出されるシート束P0 は、(b)図に示すように、出没トレイ620に保持されて安定してスタックトレイ700上に排出されていく。この束排出時に、シート束の後端は、束排出検知手段30により検知される。
【0074】
シート束P0 の排出開始から所定時間経過後(シート束の後端が束排出検知手段30により検知されてから所定時間検知後)に、出没トレイ620はシート処理装置の本体内の収納位置に退避する((c)図)。この出没トレイ620の退避は、排出束が排出ローラ対610に挟持されていて、排出束が排出ローラ対610を離脱する直前に、出没トレイ620の収納が完了するようになっている。これにより、排出束は(d)図に示しているように、既積載のシート上に適正に積載されると共に、排出されるシート束が、排出ローラ対610に引っかかって、後端残りを生じるような給送不良は発生しない。なお、上記出没トレイ620の、進退動作の制御は、制御装置20(図11)により行われる。
【0075】
次に、図15により、処理トレイ630からの束排出の別の動作を示す。
【0076】
同図(a)図において、スタックトレイ700の上面、又はこれに積載されたシートの上面は、紙面検知手段22により検知される。この紙面検知手段22による紙面の検知により、スタックトレイ700は、所定量a上昇されるように制御される(b)図。なお、処理トレイ630に搬送・排出される最初のシート、すなわち、シートも最下位がZ折りシートであることは、Z折りシート検知手段29(図11)により検知される。上記の出没トレイ620の出没動作の制御は、制御装置20(図11)により行われる。これにより、処理トレイ630上のシート束Pは、その折り重ね部Peが、図16(b)図に示すように折曲することなく、図15(c)図に示すように、適正にスタックトレイ700上に積載されることができる。
【0077】
上述したように、本実施の形態によれば、処理トレイ630からシート束が排出開始される時、もしくはその前に、出没トレイをシート束の下方に進出位置に進出させて、所定時間経過後、出没トレイ620を収納位置に退避させる、この退避を、排出中のシート束が排出ローラ対から離脱する直前に完了させるようにしたので、排出束を、スタックトレイ700に適正に積載することができる。
【0078】
また、スタックトレイ700に排出されるシート束内に、Z折りシートがある場合(最下位のシートがZ折りシートである場合)には、スタックトレイ700を所定量上昇させたことで、排出されるシート束のZ折りシートの折り重ね部が、折曲する現象、及びこれによるスタックトレイ700へのシート束の給送不良を防止することができる。
【0079】
また、出没トレイ620を進退させる出没トレイモータM14を、正逆回転可能にし、出没トレイ620の進出位置を、出没トレイ620のT0Pで最大進出位置より手前625Aとすることで、スタックトレイ700の上下動動作に異常が発生した場合に、出没トレイモータM14を逆転させることで、出没トレイ620を速やかに収納位置に退避させることができて、スタックトレイ700の上下動時の異常があった場合の、出没トレイ620のスタックトレイ700との衝合による動作不良の発生を未然に回避することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の積載手段からZ折りシート束を第2の積載手段へ排出させる際、束排出開始前に出没トレイを作動位置に進出させ、所定時間経過後に出没トレイの収納を開始し、シート束が排出手段を抜ける直前に、出没トレイの収納を完了させるようにしたので、束排出されるシート束の第2の積載手段上への積載不良や、後端残り等の不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像形成装置の縦断正面図。
【図2】本発明に係るシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じく、インサータ(給紙装置)の縦断正面図で、(a)図は補助トレイを畳んだ状態、(b)図は補助トレイを開いた状態、(c)図は(a)図のC−C線断面図。
【図4】同じく、処理トレイ部、出没トレイ部の縦断側面図。
【図5】同じく、補助トレイの平面図。
【図6】同じく、サドルステッチャのストッパ部の平面図。
【図7】画像形成装置の制御に係るブロック図。
【図8】同じく、画像形成装置の操作部の表示パネルを示す平面図。
【図9】本発明に係るシート処理装置のシートの流れを示す動作図で、(a)図はフィニッシャの処理トレイへのシート積載図、(b)図は処理トレイからスタックトレイへのシート束の排紙図、(c)図はスタックトレイに排紙完了を示す図。
【図10】同じく、サドルステッチャの排出トレイへのシート束の積載動作図。
【図11】 本発明のシート処理装置の制御に係るブロック図。
【図12】同じく、(a)図は出没トレイの駆動腕部の斜視図、(b)図は従来の出没トレイの動作線図、(c)図は本実施の形態に係る出没トレイの動作線図。
【図13】シート束の排出動作と出没トレイの動作図。
【図14】従来のシート束の排出動作と出没トレイの動作図。
【図15】シート束の排出動作と出没トレイの動作の別の例を示す図。
【図16】従来のシート束の排出動作と出没トレイの動作の別の例を示す図。
【符号の説明】
P シート(Z折りシート)
0 シート束
Pc 自由端
Pd 後端部
M3 スタックトレイモータ(第2の積載手段駆動手段)
M14 出没トレイモータ
20 制御装置(制御手段)
23 シート面検知手段
27 積載トレイ異常検知手段
29 Z折りシート検知手段
30 束排出検知手段
111 感光ドラム(画像形成手段)
118 排出ローラ(装置本体の排出手段)
133 排出ローラ(折り処理部の排出手段)
400 折り処理部
500 フィニッシャ
523 搬送ローラ対(第1の排出手段)
620 出没トレイ
630 処理トレイ(第1の積載手段)
610 排出ローラ(排出手段)
616 パドル(整合手段)
700 スタックトレイ(第2の積載手段)

Claims (6)

  1. 第1の積載手段に積載・整合されたシート束を排出する排出手段と、
    前記排出手段により排出されたシート束を積載するものであって上下動可能な第2の積載手段と、
    前記第2の積載手段を上下動させる第2の積載手段駆動手段と、
    前記排出されるシート束と前記第2の積載手段間に進退自在であって通常は収納位置にあり、前記排出手段によるシート束の排出時に、前記第2の積載手段側の進出位置に作動して、排出されるシート束の下面を保持する出没トレイと、
    前記出没トレイを駆動する出没トレイ駆動手段と、
    前記第2の積載手段駆動手段及び前記出没トレイ駆動手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記出没トレイが、前記第1の積載手段からのシート束の束排出開始時に進出位置に位置し、束排出開始から所定時間経過後に前記収納位置に退避開始し、かつ、前記シート束が前記排出手段から離脱する直前に退避を完了するように前記出没トレイ駆動手段を制御すると共に、Z折りシートを最下紙として含むシート束が前記排出手段によって前記第1の積載手段から前記第2の積載手段に排出される時には、前記第2の積載手段がZ折りシートを最下紙として含まないシート束を受ける位置から所定量上昇するように前記第2の積載手段駆動手段を制御することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第1の積載手段へ搬送されたシートがZ折りシートであることを検知するZ折りシート検知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記出没トレイ駆動手段は、前記出没トレイと一体であってシート搬送方向と交差する方向のガイド溝に遊合しているコロを自由端に有する駆動レバーと、前記駆動レバーを正逆回転自在に駆動する出没トレイモータと、を有し、
    前記出没トレイモータの正転時に前記出没トレイを進出位置に作動させ、逆転時に前記出没トレイを収納位置に退避させることを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装置。
  4. 前記出没トレイの束排出時の進出位置は、前記出没トレイの最大進出位置より手前であることを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  5. 前記第2の積載手段の上下動の異常を検知する検知手段を有し、前記検知手段により前記第2の積載手段の上下動の異常を検知した場合、前記出没トレイモータを逆転させて前記出没トレイを収納位置に退避させることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のシート処理装置。
  6. 請求項1ないしいずれか記載のシート処理装置と、シートに画像情報に基づく画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像形成されたシートを折り処理する折り処理部と、前記折り処理部により折り処理されたシートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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