JP2001026362A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Info

Publication number
JP2001026362A
JP2001026362A JP11202295A JP20229599A JP2001026362A JP 2001026362 A JP2001026362 A JP 2001026362A JP 11202295 A JP11202295 A JP 11202295A JP 20229599 A JP20229599 A JP 20229599A JP 2001026362 A JP2001026362 A JP 2001026362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet bundle
tray
discharge
folding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11202295A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichiro Adachi
成一郎 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11202295A priority Critical patent/JP2001026362A/ja
Publication of JP2001026362A publication Critical patent/JP2001026362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つ折りされて排出されるシート束を、排出
トレイ上に適正に積載できるシート処理装置を実現す
る。 【解決手段】 2つ折りされて排出されるシート束P0
を排出トレイ246に積載する際、シート束の先端を積
載ストッパ252に当て、最下位のシート束の後端を、
積載ストッパの突起部252b上の高摩擦部材55に載
せる。シート束の継続積載時に、積載ストッパをシート
排出方向に移動させることで、最下位のシート束、及び
これに積載している他のシート束は、積載ストッパに確
実に追随して移動する。これにより、シート束を排出ト
レイ上に適正に整列して積載することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳細には、例えば、複写機、レーザービームプリ
ンタ等の画像形成装置から排出される画像形成済みのシ
ートを装置内にとり込み、このシートの整合や、シート
の略中央付近を綴じ処理し、2つ折り等のシート処理を
行ったのち、シート積載部に排出・積載するシート処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート処理装置の一例として、画
像形成済みのシートを複数枚整合して、その略中央付近
を綴じ処理したのち、略中央部を折りローラ対により折
り処理し、折りローラ対部の排出側にある排出口から折
り部を先にして、下方の排出トレイに向けて排出するよ
うにしたものがある。
【0003】上記の排出される2つ折りされたシート束
は、排出トレイに排出方向に沿って移動可能な積載スト
ッパに突き当てられて静止し、次のシート束が既積載の
シート束上に重ねられるようにして積載されていく。こ
の際、排出されるシート束の重なりの継続により次第に
山状に盛り上がっていくと、後続のシート束の排出に支
障をきたするので、積載ストッパを、折りローラ対側か
ら次第に離隔する向きに移動させている。
【0004】この積載ストッパの移動により、下側のシ
ート束が、積載ストッパに連れられて同方向に移動する
ことにより、上記のシート束の山状部が次第に崩れて
き、シート束は、先端部が少しずつズレた状態で排出ト
レイの上に積載されていって、シート束の安定した積載
が行われるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
積載ストッパが、シート束を排出方向に引出す方向に移
動する時、積載されている最下位のシート束が滑って、
積載ストッパに正確に追随しない状態があった。これに
より、シート束の山状部の崩しが適正に行われず、排出
トレイ上へのシート束の効率よい排出が行われないこと
があった。
【0006】本発明は、シート束積載手段上に排出され
ている最下位のシート束が、シート束先端規制部材の移
動時に、正確に追随可能にして、シート束積載手段上の
シート束の積載性の向上を図ったシート処理装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
搬送された複数枚のシートを綴じる綴じ手段と、該綴じ
手段により綴じ処理されたシート束を、2つ折りする折
り手段と、該折り手段により折られたシート束を、折り
部側から排出する排出手段と、該排出手段により排出さ
れたシート束を、積載するシート束積載手段と、該シー
ト束積載手段上に排出されたシート束の折り部を規制可
能であって、前記シート束積載手段上をシート排出方向
に沿って移動自在であって、上流側に上方を向く突起部
を有し、該突起部の上部に高摩擦部材を有するシート束
先端規制部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、前記高摩擦部材が
ゴムであることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、前記突起部の上部
にギザギザ部を形成したことを特徴とする。
【0010】[作用]以上構成に基づき、折り手段によ
り折り処理されて折り部を先にして排出されるシート束
は、先端部をシート束先端規制部材に突き当てた状態
で、シート束積載手段上に積載される。最下位のシート
束は、先端部をシート束先端規制部材に当て、後端部を
シート束先端規制部材の持ち上げられた状態で積載さ
れ、シート束先端規制部材のシート束排出方向への移動
時には、突起部の高摩擦部材により、最下位のシート束
は、シート束先端規制部材に確実に追随していき、シー
ト束積載手段上にシート束を適正に整列させて積載させ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、シート処理装置の本発明
に係る要部は、図12に記載されている。
【0012】図1は、本発明のシート処理装置が適用可
能な画像形成装置としての複写装置1000の内部構造
を示す断面図である。複写装置1000は、原稿給送部
100、イメージリーダ部200及びプリンタ部30
0、折り処理部400、フィニッシャ500、サドルス
テッチャ800、インサータ900等を有する。上記折
り処理部400、サドルステッチャ800、インサータ
900等は、オプションとして装備することができる。
【0013】図1を参照して、原稿給送部100のトレ
イ1001上には、ユーザから見て正立状態で、且つ、
フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向き
の状態)で原稿がセットされているものとし、原稿の綴
じ位置は、原稿の左端部に位置するものとする。トレイ
1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100に
より先頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)、
即ち、綴じ位置を先端にして搬送される。そして、更に
該原稿は、湾曲したパスを介してプラテンガラス102
上を左方向から右方向へ搬送され、その後排紙トレイ1
12上に排出される。なお、この際、スキャナユニット
104は、所定の位置に保持された状態にあり、該スキ
ャナユニット104上を原稿が左から右へと通過するこ
とにより原稿の読取処理が行われる。上述した読み取り
方法を原稿流し読みとする。原稿がプラテンガラス10
2上を通過する際、該原稿は、スキャナユニット104
のランプ103により照射され、その原稿からの反射光
がミラー105,106,107、レンズ108を介し
てイメージセンサ109に導かれる。
【0014】なお、原稿給送部100により搬送した原
稿をプラテンガラス102上に一旦停止させ、その状態
でスキャナユニット104を左から右へと移動させるこ
とにより原稿の読取処理を行うことも出来る。この読み
取り方法を原稿固定読みとする。原稿給送部100を使
用しないで原稿の読み取りを行わせる場合、ユーザは、
原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス102上
に原稿をセットする。この場合、上述した原稿固定読み
が行なわれる。
【0015】イメージセンサ109により読み取られた
原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制
御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号
に応じたレーザ光を出力する。該レーザ光は、ポリゴン
ミラー110aにより走査されながら感光ドラム111
上に照射される。感光ドラム111上には走査されたレ
ーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0016】感光ドラム111上に形成された静電潜像
は、現像器113により現像され、トナー像として可視
化される。一方、記録紙は、カセット114、115、
手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから
転写部116へ搬送される。そして、可視化されたトナ
ー像が転写部116において記録紙に転写される。転写
後の記録紙は、定着部117にて定着処理が施される。
【0017】そして、定着部117を通過した記録紙を
フラッパ121により一旦パス122に導き、記録紙の
後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさ
せ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送す
る。そして、排出ローラ118により該記録紙をプリン
タ部300から排出する。これによりトナー像が形成さ
れた面を下向きの状態(フェイスダウン)でプリンタ部
300から排出できる。これを反転排紙と称する。
【0018】上述したようにフェイスダウンで記録紙を
機外に排出することにより、先頭頁から順に画像形成処
理を行う場合、例えば、原稿給送部100を使用して画
像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像デー
タに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えるこ
とが出来る。
【0019】なお、手差し給紙部125から搬送するO
HPシート等の硬いシートに対して画像形成処理を行う
場合は、パス122に該シートを導くことなく、トナー
像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で
排出ローラ118によりプリンタ部300から排出す
る。
【0020】また、シートの両面に画像形成処理を行う
場合は、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ
118方向へと導き、シートの後端がフラッパ121を
抜けた直後にシートをスイッチバックし、フラッパ12
1により両面搬送パスへと導く。
【0021】次に、折り処理部400及びフィニッシャ
500の構成について、図1、図2を参照ながら説明す
る。
【0022】折り処理部400は、プリンタ部300か
ら排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に
導くための搬送パス131を有する。搬送パス131上
には、搬送ローラ対130及び133が設けられてい
る。また、搬送ローラ対133の近傍に設けられた切替
フラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送され
たシートを折りパス136またはフィニッシャ500側
に導くためのものである。
【0023】シートの折り処理を行う場合、切替フラッ
パ135を折りパス136側に切り替え、シートを折り
パス420に導く。折りパス420に導かれたシート
は、折りローラ421まで搬送され、Z型に折り畳まれ
る。一方、折り処理を行わない場合は、切替フラッパ4
10をフィニッシャ側500に切り換え、プリンタ部3
00から排出されたシートを搬送パス131を介して、
直接送り込む。
【0024】折りパス136を搬送されたシートは、ス
トッパ137に先端を突き当てることで形成されるルー
プが、折りローラ140,141により折らる。この折
り曲げ部を、上方のストッパ143に突き当てることで
形成された部ループを、折りローラ141,142によ
り更に折ることで、シートは、Z折りされる。このZ折
りシートは、搬送パス145を介して搬送パス131に
送られ、排出ローラ133により下流側のサドルステッ
チャ800、フィニッシャ500に排出される。
【0025】折り処理部400から送られるシートは、
切替フラッパ235によりフィニッシャ500とサドル
ステッチャ800とのいずれかに切り替えられる。ま
ず、フィニッシャ500の構成に付いて説明する。
【0026】フィニッシャ500は、折り処理部400
を介して搬送されたプリンタ部300からのシートを取
り込み、取り込んだ複数のシートを整合して、1つのシ
ート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプ
ルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノン
ソート処理、製本処理等のシートの処理を行うためのも
のである。
【0027】図2に示すように、フィニッシャ500
は、折り処理部400を介して搬送されたシートを装置
内部に取り込むための入口ローラ対232を有する。入
口ローラ対232の下流には、シートをフィニッシャパ
スまたは、下方の製本パスに導くための切替フラッパ2
35が設けられている。
【0028】フィニッシャパスに導かれたシートは、搬
送ローラ対510を介し、バッファローラ513に向け
て搬送される。なお、搬送ローラ対510とバッファロ
ーラ513は正逆転可能となるように構成されている。
【0029】搬送ローラ対510とバッファローラ51
3との間には、パンチユニット512が設けられてお
り、パンチユニットは必要に応じて動作させ、搬送ロー
ラ対510を介して搬送されたシートの後端付近に穴あ
け(穿孔)処理を行う。バッファローラ513は、搬送
ローラ510を介して搬送されたシートを所定枚数巻き
付けることが可能なローラであり、該バッファローラ5
13の回転中に押下コロ515によりシートが巻き付け
られる。バッファローラ513に巻き付けられたシート
は、バッファローラ513が回転する方向へ搬送され
る。
【0030】バッファローラ513の周面部に形成され
ているバッファパス516の途中には、切替フラッパ5
17が設けられており、その下方には、切替フラッパ5
20が設けられている。切替フラッパ517は、バッフ
ァローラ513に巻き付けられたシートをバッファロー
ラ513から剥離して、サンプルトレイ701側のノン
ソートパスまたは、ソートパス521に導くためのもの
である。
【0031】切替フラッパ520は、バッファローラ5
13に巻き付けられたシートを、バッファローラ513
から剥離してソートパス521に導くためのものであ
る。また、バッファローラ513に巻き付けられたシー
トを巻き付けられた状態でバッファパス516に導くた
めのものでもある。切換フラッパ510によりノンソー
トパスに導かれたシートは、排出ローラ対519を介し
て、サンプルトレイ701上に排出される。
【0032】一方、切替フラッパ517によりソートパ
ス521に導かれたシートは、搬送ローラ対523を介
して中間トレイとしての処理トレイ630上に積載され
る。処理トレイ630上に束状に積載されたシート群
は、操作部1(図7)からの設定に応じて、整合処理や
ステイプル処理が行なわれ、その後、排出ローラ610
a,610bによりスタックトレイ700上に排出され
る。
【0033】なお、上述したステイプル処理は、ステイ
プラ601により行われる。スタックトレイ700は、
上下方向に自走可能に構成されている。
【0034】次に、サドルステッチャ800部の構成を
説明する。
【0035】切替フラッパ235により、下方に切り替
えられたシートは、サイズに応じてフラッパ236によ
り搬入口を選択されて、サドルステッチャ800の収納
ガイド237内に搬入され、シートの先端が可動式のシ
ート位置決め部材239に接するまで搬送される。ま
た、収納ガイド237の途中位置には、2対のステイプ
ラ240が設けられており、ステイプラ240と対向す
る位置にはアンビルが設けられている。該ステイプラ2
40はアンビルと協働して、シート束の中央を綴じるよ
うに構成されている。
【0036】ステイプラ240の下流側には、折りロー
ラ対242,243が設けられており、折りローラ対2
42,243の対向位置には、突き出し部材241が設
けられている。この突き出し部材241を、収納ガイド
237に収納されたシート束に向けて突出すことによ
り、シート束は、折りローラ対242,243間に押し
出され、折りローラ対242,243により折り畳まれ
る。そして、排紙ローラ245を介して、排出トレイ
(シート束積載手段)246に排出される。247は、
排出されるシート束を、排出トレイ246にガイドする
ガイド板を示している。
【0037】また、ステイプラ240で綴じられたシー
ト束を折り畳む場合は、ステイプル処理終了後に、シー
ト束のステイプル位置が折りローラ対242,243の
中央位置(ニップ点)にくるように、シート位置決め部
材239を、ステイプル処理時の場所から所定距離降下
させる。これによりステイプル処理を施した位置を中心
にしてシート束を折り畳むことが出来る。
【0038】次に、フィニッシャ500の上部に設けら
れたインサータ900について図2、図3により説明す
る。
【0039】上記フィニッシャ500上には、インサー
タ900が設けられている。インサータ900は、記録
紙の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常の記録紙
とは別のシート(インサートシート)を挿入するための
ものであり、プリンタ部300にて画像が形成されたシ
ートとシートの間にインサートシートや表紙用のシート
を挿入するためのものである。
【0040】インサータ900は、インサートトレイ9
01にセットされたシートをプリンタ部300を通さず
に、サンプルトレイ701、スタックトレイ700、排
出トレイ246のいずれかに給送するためのものであ
る。なお、本実施の形態では、インサータ900のイン
サートトレイ901には、ユーザによりフェイスアップ
の状態(表面が上の状態)で表紙、または、インサート
シート用のシートIがセットされるものとする。ユーザ
により、インサートトレイ901上に積載されたシート
束Iは、1枚づつ順次分離され、フィニッシャパス23
3、または、製本パス234へ搬送される。以下にイン
サータ(給紙装置)900の構成を図3により説明す
る。
【0041】インサートトレイ901に載置されたイン
サートシート束I(図3(b)図)は、給紙ローラ90
2により、搬送ローラ903及び分離ベルト904で構
成される分離部に搬送される。923は、シート束を整
合する整合板を示している。そして、搬送ローラ903
及び分離ベルト904により最上部のシートから1枚づ
つ分離される。そして、分離されたシートは、分離部に
近接する引き抜きローラ対905により引き抜かれ、搬
送ローラ921によりシート搬送路922を搬送され
る。搬送されるインサータシートIは、排出口922a
から装置本体のシート搬送路230の搬入口230aに
搬入される。上記排出口922a近傍のシート搬送路9
22と、シート搬送路230とは、縦向きになってい
て、排出口922aと搬入口230aとは、対向する位
置に合流している。
【0042】インサータトレイ901の端部には、補助
トレイ930が支軸931により回動自在に設けられて
いる。図3(a)は、補助トレイ930が収納位置に閉
じた状態、(b)図は作動位置に開放した状態、図3
(c)図は、(a)図のC−C線断面を示している。イ
ンサートトレイ239を使用する際には、インサートト
レイ239を(b)図に示すように作動位置に開いた状
態に回動される。
【0043】補助トレイ930は、載置板930aとそ
の裏面に一体的に設けられたリブ930bとを有してい
る。図3(c)に示すように、リブ930bの高さは、
比補助トレイ930が、(a)図に示す収納位置にある
時には、インサートシートの給紙を不能する高さに形成
されている。
【0044】この結果、補助トレイ930を(a)図に
示すように閉じた状態(収納状態)では、インサータシ
ートIは、インサータトレイ901に載置できないよう
になっており、インサータトレイ901を使用する際に
は、この補助トレイ930を必ず開放した状態で使用し
なければならないようになっている。
【0045】このように、補助トレイ930を閉じた状
態では給紙不能とすることにより、補助トレイ930を
開き忘れた状態で、ラージサイズシートを給紙した場合
に生じる給紙不良を予め防止することができる。
【0046】また、上記リブは、補助トレイ930を可
変するときの把手として機能させることができる。更
に、装置を使用しない時には、補助トレイ930を閉じ
ておくことで、装置の小型化や、下方のサンプルトレイ
701(図2)への視認性を向上させることができる。
【0047】図7は、複写装置1000のブロック図で
ある。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有
し、ROM151に格納された制御プログラム及び操作
部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリ
ーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制
御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御
部501、外部I/F203を制御する。そして、原稿
給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリー
ダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ
制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部4
01は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501
はフィニッシャ500を制御する。操作部1は、画像形
成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定
状態を表示するための表示部等を有し、ユーザによる各
キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に
出力すると共に、CPU回路部150からの信号に基づ
き対応する情報を表示部に表示する。
【0048】RAM152は、制御データを一時的に保
持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として
用いられる。外部I/F203は、複写装置1000と
外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、
コンピュータ204からのプリントデータをビットマッ
プ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部20
2へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から
画像信号制御部202へは、イメージセンサ(不図示)
で読み取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部
301は、画像信号制御部202からの画像データを露
光制御部(不図示)へ出力する。
【0049】次に、図8を参照して、動作モードの設定
方法に関する説明を行う。図8(a)及び図8(b)
は、複写装置本体1000の操作部1の表示パネルに表
示される画面を示したものである。該画面は、タッチパ
ネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触
れることにより、その機能が実行される。
【0050】次に、図4、図5に基づいて、処理トレイ
部及び出没トレイ部を説明する。
【0051】図4において、605、606は、処理ト
レイ630に積載されたシート束の側部を整合するもの
であって、それぞれと一体のラック607、609が独
立した駆動モータM1,M2のピニオンにより移動可能
になっている幅整合板、603は積載されたシート(又
はシート束)を実線位置で規制して整合し、ステイプラ
601によるシート束の綴じ処理時には、支軸602を
中心として鎖線位置に退避する後端規制板、616は、
支軸615を中心に矢印方向(時計方向)に回転して、
処理トレイ630に積載されるシートを後端規制板60
3に掃き寄せるパドル、525は排出ローラ523の回
転により回動して、シートを後端規制板603に寄せる
可撓性のローレットベルト525を示している。
【0052】上記ローレットベルト525の内側には、
ソレノイド526の作動部材527の先端に設けられた
係合部529が係合していて、ソレノイド526のON
時には実線で示す作動位置から、鎖線位置(退避位置)
へ退避するようになっている。
【0053】排出ローラ610a,610bは、排出モ
ータM11により正逆可能に回転駆動されており、上側
の排出ローラ610bは、揺動部材612の自由端に回
動自在に装着されている。揺動部材612は、揺動モー
タM13により駆動される支軸611により回動自在に
支持されていて、揺動モータM13により駆動されるカ
ム613の回転により揺動するようになっている。
【0054】図4、図5において、処理トレイ630の
下側には、矢印X方向に進退自在の出没トレイ620が
配置されており、この出没トレイ620は、フレーム6
21に設けられたガイド626に沿って移動自在になっ
ている。フレーム621には、駆動レバー622の基部
が支軸623により枢着されている。出没トレイ620
の基部には、シート搬送方向(出没トレイ620の進退
方向)と交差する方向のガイド溝624が形成されてお
り、このガイド溝624には、駆動レバー622の自由
端に回動自在の設けられたコロ625が移動自在に装着
されている。
【0055】これにより、駆動レバー622が矢印方向
627方向に回動することで、出没トレイ620は、図
4において実線位置から鎖線位置へ突出して、処理トレ
イ630から束排出されるシート束を両面側から支持し
て、シート束の排出作用を安定して行わせる。
【0056】図6は、サドルステッチャ800の排出さ
れるシート束のストッパの移動機構の一例を示してい
る。
【0057】排出トレイ246(図2)には、積載スト
ッパ(シート束先端規制部材)252の底板252aが
排出方向に移動自在に設けられており、底板252aに
設けられたガイド溝256はガイドリブ255にスライ
ド自在に支持されている。ストッパモータM15の回転
駆動力は、出力軸と一体のプーリ257、ベルト26
0、プーリ259を介して、プーリ259と一体のギア
261に伝達され、更に、このギア261に噛合する
2段ギア262、267に伝達される。上記ギア263
は、上記底板252aの側部に形成されたラック262
bに噛合している。これにより、ストッパモータM15
の正逆回転により、積載ストッパ252は、製本された
シート束の排出方向にした自在になっている。
【0058】次に、処理トレイ630へのシート束の積
載、排出と、サドルステッチャ800の排出トレイ24
6への製本されたシート束の排出の基本的な動作につい
て、図9、図10により説明する。
【0059】図9(a)において、フィニッシャ500
に搬入されるシートPは、搬送ローラ510、511に
よりバッファローラ513に搬送され、ノンソートモー
ドの場合には、排出ローラ519によりサンプルトレイ
701に排出される。ソートモードの場合には、バッフ
ァローラ513回りのバッファパス516内で複数枚
(例えば3枚)蓄積された後、ソートパス521を搬送
され、排出ローラ523により処理トレイ630に排出
される。処理トレイ630上での整合されたシート束P
0 は、必要に応じてステイプラ601により綴じ処理さ
れた後、排出ローラ610a,610bによりスタック
トレイ700に排出される((b)図)。シート束P0
の排出時には、出没トレイ620は(a)図のようにス
タックトレイ700上方に突出し、排出途中で(b)図
のように待避し、シート束P0 は、(c)図のようにス
タックトレイ700に積載される。
【0060】図10において、綴じ処理及び2つ折り処
理して製本されたシート束P0 は、排出ローラ245に
より排出トレイ246に排出される時、その上部は、押
えレバー249重り251及び突起249aにより下側
に押えられながら排出される。排出されるシート束P0
が、次第に増加していくと、積載ストッパ252が矢印
2a方向に少しずつ移動していて、シート束は、(b)
図に示すようにずれた状態で積載されていく。これによ
り、シート束が高くなり過ぎたり、排出されるシート束
が、前のシート束内に潜り込む動作なく適正に積載され
る。
【0061】図12は、本発明に係るシート処理装置の
排出トレイ246部を示している。
【0062】積載ストッパ252のシート排出方向上流
側(排出トレイ246側)には、突起部252bが上向
きに一体的に形成されている。この突起部の上部には、
ゴム等の高摩擦部材55が設けられている。この高摩擦
部材55の代わりに、突起部252bの上部にギザギザ
部を設けてもよい。また、高摩擦部材55にさらにギザ
ギザ部を形成してもよい。
【0063】上記のように、積載ストッパ252を構成
したことで、排出トレイ246に積載されるシート束
は、最下位のシート束P0 が先端部をやや下向きして傾
斜した状態になって、先端部が確実に積載ストッパ25
2に突き当てられている。また、シート束P0 の後端部
は、積載ストッパ252の突起部252bにより持ち上
げられた状態になると共に、高摩擦部材55に当接して
いるので、積載ストッパ252の矢印方向への移動時
に、積載ストッパ252に確実に追随して移動してい
く。そして、最下位のシート束P0 の上方のシート束
は、それぞれの自重とシート束間の摩擦力により追随し
て移動するので、排紙ローラ245近傍での排出された
シート束の山状の盛り上がりは崩されていき、シート束
0 は互いにずらしながら、略平滑状態で排出トレイ2
46上に積載されていく。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
折りローラ対により2つ折りされて排出されるシート束
をシート束積載手段に積載する際、シート束の先端を規
制し、シート束を排出方向にずらしていく積載ストッパ
の上流側に、突起部とその上部の高摩擦部材とを設けた
ので、積載ストッパの移動時に最下位のシート束、及び
これに積載されている他のシート束を確実に追随させる
ことができ、積載トレイにシート束を適正に整列させて
積載することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像形成装置の縦断正面
図。
【図2】本発明に係るシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じく、インサータ(給紙装置)の縦断正面図
で、(a)図は補助トレイを閉じた状態、(b)図は補
助トレイを開いた状態、(c)図は(a)図のC−C線
断面図。
【図4】同じく、処理トレイ部、出没トレイ部の縦断側
面図。
【図5】同じく、補助トレイの平面図。
【図6】同じく、サドルステッチャの積載ストッパ部の
平面図。
【図7】画像形成装置の制御に係るブロック図。
【図8】同じく、画像形成装置の操作部の表示パネルを
示す平面図。
【図9】本発明に係るシート処理装置のシートの流れを
示す動作図で、(a)図はフィニッシャの処理トレイへ
のシート積載図、(b)図は処理トレイからスタックト
レイへのシート束の排紙図、(c)図はスタックトレイ
に排紙完了を示す図。
【図10】同じく、サドルステッチャの排出トレイへの
シート束の積載動作図。
【図11】本発明のシート処理装置の制御に係るブロッ
ク図。
【図12】同じく、シート処理装置の積載トレイ、積載
ストッパ部の側面図。
【符号の説明】
P シート(Z折りシート) P0 シート束 20 制御装置(制御手段) 55 高摩擦部材、ギザギザ部 111 感光ドラム(画像形成手段) 118 排出ローラ(装置本体の排出手段) 133 排出ローラ(Z折り部の排出手段) 242,243 折りローラ対 245 排紙ローラ(排出手段) 246 排出トレイ(シート束積載手段) 247 ガイド板 252 積載ストッパ(シート束先端規制部
材) 252b 突起部 400 折り処理部 500 フィニッシャ 800 サドルステッチャ(シート処理装置)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送された複数枚のシートを綴じる綴じ
    手段と、 該綴じ手段により綴じ処理されたシート束を、2つ折り
    する折り手段と、 該折り手段により折られたシート束を、折り部側から排
    出する排出手段と、 該排出手段により排出されたシート束を、積載するシー
    ト束積載手段と、 該シート束積載手段上に排出されたシート束の折り部を
    規制可能であって、前記シート束積載手段上をシート排
    出方向に沿って移動自在であって、上流側に上方を向く
    突起部を有し、該突起部の上部に高摩擦部材を有するシ
    ート束先端規制部材と、 を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記高摩擦部材がゴムであることを特徴
    とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記突起部の上部にギザギザ部を形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のシート処理装置
    と、画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形
    成手段と、該画像形成手段により画像形成されたシート
    を前記シート処理装置に排出する排出手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP11202295A 1999-07-15 1999-07-15 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 Pending JP2001026362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202295A JP2001026362A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202295A JP2001026362A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001026362A true JP2001026362A (ja) 2001-01-30

Family

ID=16455188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11202295A Pending JP2001026362A (ja) 1999-07-15 1999-07-15 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001026362A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190118874A (ko) * 2018-04-11 2019-10-21 효성티앤에스 주식회사 트레이 유닛 어셈블리
KR20190140196A (ko) * 2018-06-11 2019-12-19 효성티앤에스 주식회사 금융자동화기기의 보충회수 카세트용 트랜짓 반송로 유닛 고정구조
KR20210042156A (ko) * 2018-09-13 2021-04-16 로렐뱅크머신 가부시키가이샤 지엽류 처리 장치

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190118874A (ko) * 2018-04-11 2019-10-21 효성티앤에스 주식회사 트레이 유닛 어셈블리
KR102519718B1 (ko) * 2018-04-11 2023-04-10 효성티앤에스 주식회사 트레이 유닛 어셈블리
KR20190140196A (ko) * 2018-06-11 2019-12-19 효성티앤에스 주식회사 금융자동화기기의 보충회수 카세트용 트랜짓 반송로 유닛 고정구조
KR102521980B1 (ko) 2018-06-11 2023-04-17 효성티앤에스 주식회사 금융자동화기기의 보충회수 카세트용 트랜짓 반송로 유닛 고정구조
KR20210042156A (ko) * 2018-09-13 2021-04-16 로렐뱅크머신 가부시키가이샤 지엽류 처리 장치
US11605258B2 (en) 2018-09-13 2023-03-14 Laurel Bank Machines Co., Ltd. Paper sheet processing device
KR102521070B1 (ko) * 2018-09-13 2023-04-12 로렐뱅크머신 가부시키가이샤 지엽류 처리 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4777839B2 (ja) シート整合装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP5332694B2 (ja) シート処理システム、シート供給制御方法、及びシート供給制御プログラム
US7681872B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus
KR100912769B1 (ko) 용지 처리 장치, 용지 처리 방법 및 화상 형성 시스템
US6868253B2 (en) Image forming apparatus which conveys an image-formed sheet to reverse the sheet and conveys the sheet to a folding unit when a three-fold process of folding a lower surface is selected
JP4871551B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置並びに画像形成システム
JP2006193288A (ja) シート処理装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP2001026362A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007045620A (ja) シート後処理装置、および画像形成装置
JP4444400B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP4444399B2 (ja) 画像形成装置
JP2001026345A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2001026355A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2007302377A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2004284716A (ja) シート処理装置、およびシート束整合方法
JP2001026356A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2003146534A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム
JP2003020154A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成装置
JP2001026367A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2002226129A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2004240318A (ja) シート後処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP3958043B2 (ja) シート材後処理装置及び方法
JP2001026363A (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JP2001026347A (ja) 給紙装置及びこれを備えるシート処理装置、画像形成装置
JP2008037545A (ja) 断裁機能付き後処理装置を備えた画像形成システム