JP2001026363A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JP2001026363A
JP2001026363A JP11202299A JP20229999A JP2001026363A JP 2001026363 A JP2001026363 A JP 2001026363A JP 11202299 A JP11202299 A JP 11202299A JP 20229999 A JP20229999 A JP 20229999A JP 2001026363 A JP2001026363 A JP 2001026363A
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sheet
unit
stacking
sheets
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Mitsugi Uezuru
貢 上鶴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理トレイに搬送・排出されるシートを適正
に整合可能にしたシート処理装置を実現する。 【解決手段】 処理トレイ630に排出されるZ折りを
含むシートを、パドル616による掃き寄せ、ローレッ
トベルト525による連れ送りにより整合する際、全シ
ートの整合後、再度、最終シートをパドル、ローレット
ベルトの一方又は両方で、一定時間整合する。これによ
り、最終シートの戻り不良、これによる整合不良が防止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート処理装置に
係り、詳細には、例えば、搬送ローラ対により排出され
るシートを処理トレイ上で積載・整合し、シート束を第
2の排出手段により第2の積載手段に積載時、シート束
の下側に出没トレイを備えるシート処理装置及びこれを
備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送されるシートを搬送ローラ対
により処理トレイ(第1の積載手段)上に排出し、整合
手段による整合、綴じ手段による選択的な綴じ処理後、
排出ローラ(排出手段)によりスタックトレイ(第2の
積載手段)上に順次積載するシート処理装置が知られて
いる。上記処理トレイ上には、通常のシートの他に、Z
折りされたシートを積載・整合してスタックトレイに排
出する場合がある。
【0003】搬送ローラ対により、処理トレイにシート
が積載されると、パドル(第1の整合手段)により積載
後のシートは、処理トレイの後端規制部材側に掃き寄せ
られ、更にローレットベルト(第2の整合手段)により
後端給送部材側に移動されて、シート搬送方向を整合さ
れている。
【0004】また、処理トレイ上で整合された未綴じの
シート束が、スタックトレイ(第2の積載手段)に排出
される場合、複数部のうちの1部を、複数のシート束に
分けて処理トレイで整合したのち、スタックトレイ上で
1部を構成するようにソートしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
処理トレイ上に先に積載されて整合されたシートは、後
端規制部材に突き当たって、すこし離れることがあって
も、次に積載されるシートの整合動作により、後端規制
部材側に連れられて移動するので、適正状態に整合され
るが、積載シートが最終シートである場合には、このシ
ートだけが適正位置からずれている場合があり、特に、
Z折りシートの場合にこの現象が生じることがあった。
【0006】また、処理トレイからスタックトレイ(第
2の積載手段)に排出される最終シートが1枚の場合に
は、シートの排出時に飛び過ぎたり、横ズレしたりし
て、スタックトレイ上でのシートの積載性が低下するこ
とがあった。
【0007】本発明は、積載手段上にシートを積載する
際、最終シートのシートの整合も確実に行われるように
して、シートの整合性を向上させたシート処理装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
搬送されるシートを排出する排出手段と、該排出手段に
より排出されたシートを積載する積載手段と、該積載手
段のシート搬送方向上流側にあって、シートの後端部を
規制して整合する後端規制部材と、該積載手段上に排出
されるシートを、前記後端規制部材側に掃き寄せる第1
の整合手段と、該第1の整合手段の前記後端規制部材側
にあって、前記積載手段に排出されるシートを前記後端
規制部材に突き当てて整合する第2の整合手段と、前記
積載手段に積載されるシートの枚数を検知するシート枚
数検知手段と、前記第1の整合手段を駆動する駆動手段
と、前記第2の整合手段を作動位置と退避位置とに切り
替える切り替え手段と、前記駆動手段及び前記切り替え
手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手
段は、前記積載手段に積載されるシート束の最終シート
が積載されて前記第1の整合手段及び第2の整合手段に
よる整合が行われた後、該第1の整合手段及び第2の整
合手段のいずれか一方又は両方を、一定時間動作させ
て、最終シートの整合を再度行わせることを特徴とす
る。
【0009】請求項2に係る発明は、シートを積載する
積載手段上のシート束の最上紙、もしくは、束内の少な
くとも1枚以上がZ折りシートであることを特徴とす
る。
【0010】請求項3に係る発明は、前記第1の整合手
段は、パドルであることを特徴とする。
【0011】請求項4に係る発明は、前記第2の整合手
段は、前記排出手段の回転により回転駆動される可撓性
のローレットベルトであり、前記切り替え手段は、前記
ローレットベルトを積載手段上のシートに接触する作動
位置と、非接触の退避位置とに切り替えることを特徴と
する。
【0012】請求項5に係る発明は、前記積載手段に積
載されたシート束の前記後端規制部材側の端部を、選択
的に綴じ処理可能な綴じ手段を有することを特徴とす
る。
【0013】請求項6に係る発明は、前記積載手段に積
載したシート束を排出する第2の排出手段と、該排出手
段により排出されたシートを積載可能であって、上下動
可能な第2の積載手段と、を有し、前記積載手段として
の第1の積載手段から、未未じシートを前記第2の積載
手段へ排出する際、1部のシートを複数組に分けて前記
第2の積載手段に排出しており、前記制御手段は、1部
のシートを前記第2の積載手段に排出時、最終排出シー
トが1枚にならないように制御することを特徴とする。
【0014】[作用]以上構成に基づき、積載手段に排
出・積載されるシートは、第1の整合手段により積載手
段の後端規制部側に掃き寄せられ、さらに、第2の整合
手段により、後端規制部材側に突き当てられて整合され
る。積載手段に排出されるシートが、最終シートである
場合、第1の整合手段、第2の整合手段の一方又は両方
を一定時間動作させて、最終シートの整合を補完してい
る。これにより、積載手段上のシートは適正に整合され
て整合性が向上する。
【0015】また、積載手段としての第1の積載手段か
ら、未綴じシート束を第2の積載手段に排出する場合、
排出される最終のシート束が、1枚排出となるのが回避
されているので、シートの1枚飛び、及びこれによる第
2の積載手段上での積載不良が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお、シート処理装置の本発明
に係る要部は、特に図4に記載されている。
【0017】図1は、本発明のシート処理装置が適用可
能な画像形成装置としての複写装置1000の内部構造
を示す断面図である。複写装置1000は、原稿給送部
100、イメージリーダ部200及びプリンタ部30
0、折り処理部400、フィニッシャ500、サドルス
テッチャ、800インサータ900等を有する。上記折
り処理部400、サドルステッチャ800、インサータ
900等は、オプションとして装備することができる。
【0018】図1を参照して、原稿給送部100のトレ
イ1001上には、ユーザから見て正立状態で、且つ、
フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向き
の状態)で原稿がセットされているものとし、原稿の綴
じ位置は、原稿の左端部に位置するものとする。トレイ
1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100に
より先頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)、
即ち、綴じ位置を先端にして搬送される。そして、更に
該原稿は、湾曲したパスを介してプラテンガラス102
上を左方向から右方向へ搬送され、その後排紙トレイ1
12上に排出される。なお、この際、スキャナユニット
104は、所定の位置に保持された状態にあり、該スキ
ャナユニット104上を原稿が左から右へと通過するこ
とにより原稿の読取処理が行われる。上述した読み取り
方法を原稿流し読みとする。原稿がプラテンガラス10
2上を通過する際、該原稿は、スキャナユニット104
のランプ103により照射され、その原稿からの反射光
がミラー105,106,107、レンズ108を介し
てイメージセンサ109に導かれる。
【0019】なお、原稿給送部100により搬送した原
稿をプラテンガラス102上に一旦停止させ、その状態
でスキャナユニット104を左から右へと移動させるこ
とにより原稿の読取処理を行うことも出来る。この読み
取り方法を原稿固定読みとする。原稿給送部100を使
用しないで原稿の読み取りを行わせる場合、ユーザは、
原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス102上
に原稿をセットする。この場合、上述した原稿固定読み
が行なわれる。
【0020】イメージセンサ109により読み取られた
原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制
御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号
に応じたレーザ光を出力する。該レーザ光は、ポリゴン
ミラー110aにより走査されながら感光ドラム111
上に照射される。感光ドラム111上には走査されたレ
ーザ光に応じた静電潜像が形成される。
【0021】感光ドラム111上に形成された静電潜像
は、現像器113により現像され、トナー像として可視
化される。一方、記録紙は、カセット114、115、
手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから
転写部116へ搬送される。そして、可視化されたトナ
ー像が転写部116において記録紙に転写される。転写
後の記録紙は、定着部117にて定着処理が施される。
【0022】そして、定着部117を通過した記録紙を
フラッパ121により一旦パス122に導き、記録紙の
後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさ
せ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送す
る。そして、排出ローラ118により該記録紙をプリン
タ部300から排出する。これによりトナー像が形成さ
れた面を下向きの状態(フェイスダウン)でプリンタ部
300から排出できる。これを反転排紙と称する。
【0023】上述したようにフェイスダウンで記録紙を
機外に排出することにより、先頭頁から順に画像形成処
理を行う場合、例えば、原稿給送部100を使用して画
像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像デー
タに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えるこ
とが出来る。
【0024】なお、手差し給紙部125から搬送するO
HPシート等の硬いシートに対して画像形成処理を行う
場合は、パス122に該シートを導くことなく、トナー
像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で
排出ローラ118によりプリンタ部300から排出す
る。
【0025】また、シートの両面に画像形成処理を行う
場合は、シートを定着部117からまっすぐ排出ローラ
118方向へと導き、シートの後端がフラッパ121を
抜けた直後にシートをスイッチバックし、フラッパ12
1により両面搬送パスへと導く。
【0026】次に、折り処理部400及びフィニッシャ
500の構成について、図1、図2を参照しながら説明
する。
【0027】折り処理部400は、プリンタ部300か
ら排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に
導くための搬送パス131を有する。搬送パス131上
には、搬送ローラ対130及び133が設けられてい
る。また、搬送ローラ対133の近傍に設けられた切替
フラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送され
たシートを折りパス136またはフィニッシャ500側
に導くためのものである。
【0028】シートの折り処理を行う場合、切替フラッ
パ135を折りパス136側に切り替え、シートを折り
パス136に導く。折りパス136に導かれたシート
は、折りローラ140〜142まで搬送され、Z型に折
り畳まれる。一方、折り処理を行わない場合は、切替フ
ラッパ410をフィニッシャ側500に切り換え、プリ
ンタ部300から排出されたシートを搬送パス131を
介して、直接送り込む。
【0029】折りパス136を搬送されたシートは、ス
トッパ137に先端を突き当てることで形成されるルー
プが、折りローラ140,141により折られる。この
折り曲げ部を、上方のストッパ143に突き当てること
で形成された部ループを、折りローラ141,142に
より更に折ることで、シートは、Z折りされる。このZ
折りシートは、搬送パス145を介して搬送パス131
に送られ、排出ローラ133により下流側のサドルステ
ッチャ800、フィニッシャ500に排出される。
【0030】折り処理部400から送られるシートは、
切替フラッパ(切り替え手段)235によりフィニッシ
ャ500とサドルステッチャ800とのいずれかに切り
替えられる。まず、フィニッシャ500の構成に付いて
説明する。
【0031】フィニッシャ500は、折り処理部400
を介して搬送されたプリンタ部300からのシートを取
り込み、取り込んだ複数のシートを整合して、1つのシ
ート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプ
ルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノン
ソート処理、製本処理等のシートの処理を行うためのも
のである。
【0032】図2に示すように、フィニッシャ500
は、折り処理部400を介して搬送されたシートを装置
内部に取り込むための入口ローラ対232を有する。入
口ローラ対232の下流には、シートをフィニッシャパ
スまたは、下方の製本パスに導くための切替フラッパ2
35が設けられている。
【0033】フィニッシャパスに導かれたシートは、搬
送ローラ対510を介し、バッファローラ513に向け
て搬送される。なお、搬送ローラ対510とバッファロ
ーラ513は正逆転可能となるように構成されている。
【0034】搬送ローラ対510とバッファローラ51
3との間には、パンチユニット512が設けられてお
り、パンチユニットは必要に応じて動作させ、搬送ロー
ラ対510を介して搬送されたシートの後端付近に穴あ
け(穿孔)処理を行う。バッファローラ513は、搬送
ローラ510を介して搬送されたシートを所定枚数巻き
付けることが可能なローラであり、該バッファローラ5
13の回転中に押下コロ515によりシートが巻き付け
られる。バッファローラ513に巻き付けられたシート
は、バッファローラ513が回転する方向へ搬送され
る。
【0035】バッファローラ513の周面部に形成され
ているバッファパス516の途中には、切替フラッパ5
17が設けられており、その下方には、切替フラッパ5
20が設けられている。切替フラッパ517は、バッフ
ァローラ513に巻き付けられたシートをバッファロー
ラ513から剥離して、サンプルトレイ701側のノン
ソートパスまたは、ソートパス521に導くためのもの
である。
【0036】切替フラッパ520は、バッファローラ5
13に巻き付けられたシートを、バッファローラ513
から剥離してソートパス521に導くためのものであ
る。また、バッファローラ513に巻き付けられたシー
トを巻き付けられた状態でバッファパス516に導くた
めのものでもある。切換フラッパ510によりノンソー
トパスに導かれたシートは、排出ローラ対519を介し
て、サンプルトレイ701上に排出される。
【0037】一方、切替フラッパ517によりソートパ
ス521に導かれたシートは、搬送ローラ対(第1の排
出手段)523を介して中間トレイとしての処理トレイ
(第1の積載手段)630上に積載される。処理トレイ
630上に束状に積載されたシート群は、操作部1(図
7)からの設定に応じて、整合処理やステイプル処理が
行なわれ、その後、排出ローラ(第2の排出手段)61
0a,610bによりスタックトレイ(第2の積載手
段)700上に排出される。
【0038】なお、上述したステイプル処理は、ステイ
プラ601により行われる。スタックトレイ(第2の積
載手段)700は、上下方向に自走可能に構成されてい
る。次に、サドルステッチャ800部の構成を説明す
る。
【0039】切替フラッパ235により、下方に切り替
えられたシートは、サイズに応じてフラッパ236によ
り搬入口を選択されて、サドルステッチャ800の収納
ガイド237内に搬入され、シートの先端が可動式のシ
ート位置決め部材239に接するまで搬送される。ま
た、収納ガイド237の途中位置には、2対のステイプ
ラ240が設けられており、ステイプラ240と対向す
る位置にはアンビルが設けられている。該ステイプラ2
40はアンビルと協働して、シート束の中央を綴じるよ
うに構成されている。
【0040】ステイプラ240の下流側には、折りロー
ラ対242,243が設けられており、折りローラ対2
42,243の対向位置には、突き出し部材241が設
けられている。この突き出し部材241を、収納ガイド
237に収納されたシート束に向けて突出すことによ
り、シート束は、折りローラ対242,243間に押し
出され、折りローラ対242,243により折り畳まれ
る。そして、排紙ローラ245を介して、排出トレイ2
46に排出される。
【0041】また、ステイプラ240で綴じられたシー
ト束を折り畳む場合は、ステイプル処理終了後に、シー
ト束のステイプル位置が折りローラ対242,243の
中央位置(ニップ点)にくるように、シート位置決め部
材239を、ステイプル処理時の場所から所定距離降下
させる。これによりステイプル処理を施した位置を中心
にしてシート束を折り畳むことが出来る。
【0042】次に、フィニッシャ500の上部に設けら
れたインサータ900について図2、図3により説明す
る。
【0043】上記フィニッシャ500上には、インサー
タ900が設けられている。インサータ900は、記録
紙の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常の記録紙
とは別のシート(インサートシート)を挿入するための
ものであり、プリンタ部300にて画像が形成されたシ
ートとシートの間にインサートシートや表紙用のシート
を挿入するためのものである。
【0044】インサータ900は、インサートトレイ
(載置手段)901にセットされたシートをプリンタ部
300を通さずに、サンプルトレイ701、スタックト
レイ700、排出トレイ246のいずれかに給送するた
めのものである。なお、本実施の形態では、インサータ
900のインサートトレイ901には、ユーザによりフ
ェイスアップの状態(表面が上の状態)で表紙、また
は、インサートシート用のシートIがセットされるもの
とする。ユーザにより、インサートトレイ901上に積
載されたシート束Iは、1枚づつ順次分離され、フィニ
ッシャパス233、または、製本パス234へ搬送され
る。以下にインサータ(給紙装置)900の構成を図3
により説明する。
【0045】インサートトレイ901に載置されたイン
サートシート束I(図3(b)図)は、給紙ローラ(給
紙手段)902により、搬送ローラ903及び分離ベル
ト904で構成される分離部に搬送される。923は、
シート束を整合する整合板を示している。そして、搬送
ローラ903及び分離ベルト904により最上部のシー
トから1枚づつ分離される。そして、分離されたシート
は、分離部に近接する引き抜きローラ対905により引
き抜かれ、搬送ローラ921によりシート搬送路922
を搬送される。搬送されるインサータシートIは、排出
口922aから装置本体のシート搬送路230の搬入口
230aに搬入される。上記a排出口922a近傍のシ
ート搬送路922と、シート搬送路230とは、ほぼに
なっていて、排出口922aと搬入口230aとは、対
向する位置に合流している。
【0046】インサータトレイ901の端部には、補助
トレイ930が支軸931により回動自在に設けられて
いる。図3(a)は、補助トレイ930が収納位置に閉
じた状態、(b)図は作動位置に開放した状態、図3
(c)図は、(a)図のC−C線断面を示している。イ
ンサートトレイ239を使用する際には、インサートト
レイ239を(b)図に示すように作動位置に開いた状
態に回動される。
【0047】補助トレイ930は、載置板930aとそ
の裏面に一体的に設けられたリブ930bとを有してい
る。図3(c)に示すように、リブ930bの高さは、
比補助トレイ930が、(a)図に示す収納位置にある
時には、インサートシートの給紙を不能する高さに形成
されている。
【0048】この結果、補助トレイ930を(a)図に
示すように閉じた状態(収納状態)では、インサータシ
ートIは、インサータトレイ901に載置できないよう
になっており、インサータトレイ901を使用する際に
は、この補助トレイ930を必ず開放した状態で使用し
なければならないようになっている。
【0049】このように、補助トレイ930を閉じた状
態では給紙不能とすることにより、補助トレイ930を
開き忘れた状態で、ラージサイズシートを給紙した場合
に生じる給紙不良を予め防止することができる。
【0050】また、上記リブは、補助トレイ930を可
変するときの把手として機能させることができる。更
に、装置を使用しない時には、補助トレイ930を閉じ
ておくことで、装置の小型化や、下方のサンプルトレイ
701(図2)への視認性を向上させることができる。
【0051】図7は、複写装置1000のブロック図で
ある。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有
し、ROM151に格納された制御プログラム及び操作
部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリ
ーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制
御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御
部501、外部I/F203を制御する。そして、原稿
給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリー
ダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ
制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部4
01は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501
はフィニッシャ500を制御する。操作部1は、画像形
成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定
状態を表示するための表示部等を有し、ユーザによる各
キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に
出力すると共に、CPU回路部150からの信号に基づ
き対応する情報を表示部に表示する。
【0052】RAM152は、制御データを一時的に保
持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として
用いられる。外部I/F203は、複写装置1000と
外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、
コンピュータ204からのプリントデータをビットマッ
プ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部20
2へ出力する。また、イメージリーダ制御部201から
画像信号制御部202へは、イメージセンサ209で読
み取った原稿の画像が出力される。プリンタ制御部30
1は、画像信号制御部202からの画像データを露光制
御部110へ出力する。
【0053】次に、図8を参照して、動作モードの設定
方法に関する説明を行う。図8(a)及び図8(b)
は、複写装置本体1000の操作部1の表示パネルに表
示される画面を示したものである。該画面は、タッチパ
ネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を触
れることにより、その機能が実行される。
【0054】次に、図4、図5に基づいて、処理トレイ
部及び出没トレイ部を説明する。
【0055】図4において、605、606は、処理ト
レイ630に積載されたシート束の側部を整合するもの
であって、それぞれと一体のラック607、609が独
立した駆動モータのピニオンにより移動可能になってい
る整合板、603は積載されたシート(又はシート束)
を実線位置で規制して整合し、ステイプラ601による
シート束の綴じ処理時には、支軸602を中心として鎖
線位置に退避する後端規制板(後端規制部材)、616
は、支軸615を中心に矢印方向(時計方向)に回転し
て、処理トレイ630に積載されるシートを後端規制板
603に掃き寄せるパドル(第1の整合手段)、525
は排出ローラ523の回転により回動して、シートを後
端規制板603に寄せる可撓性のローレットベルト(第
2の整合手段)525を示している。このローレットベ
ルト525の内側には、ソレノイド(ローレットベルト
の切り替え手段)526の作動部材527の先端に設け
られた係合部(コロ)529が係合していて、ソレノイ
ド526のON時には実線で示す作動位置から、鎖線位
置(退避位置)へ退避するようになっている。
【0056】排出ローラ(第2の排出手段)610a,
610bは、排出モータM11により正逆可能に回転駆
動されており、上側の排出ローラ610bは、揺動部材
612の自由端に回動自在に装着されている。揺動部材
612は、揺動モータM13により駆動される支軸61
1により回動自在に支持されていて、揺動モータM13
により駆動されるカム613の回転により揺動するよう
になっている。
【0057】図4、図5において、処理トレイ630の
下側には、矢印X方向に進退自在の出没トレイ620が
配置されており、この出没トレイ620は、フレーム6
21に設けられたガイド626に沿って移動自在になっ
ている。フレーム621には、駆動レバー622の基部
が支軸623により枢着されている。出没トレイ620
の基部には、シート搬送方向(出没トレイ620の進退
方向)と交差する方向のガイド溝624が形成されてお
り、このガイド溝624には、駆動レバー622の自由
端に回動自在の設けられたコロ625が移動自在に装着
されている。
【0058】これにより、駆動レバー622が矢印方向
627方向に回動することで、出没トレイ620は、図
4において実線位置から鎖線位置へ突出して、処理トレ
イ630から束排出されるシート束を下面側から支持し
て、シート束の排出作用を安定して行わせる。
【0059】処理トレイ630に排出されるシートの枚
数は、シート枚数検知手段25(図11により検知さ
れ、処理トレイ630に排出される最終シートは、上記
シート枚数検知手段25及びソートパス521に設けら
れた不図示のセンサ等により認識される。
【0060】処理トレイ630に、最終シートが排出さ
れた時に、既積載のシートと同様にパドル616、ロー
レットベルト525による整合を受けたのち、再度、パ
ドル616、ローレットベルト525の一方、又は両方
により、一定時間整合作用を受ける。これにより、処理
トレイ630上における最終シートの戻り不良(整合不
良)が防止されて、シート束が適正に整合される。
【0061】なお、ローレットベルト525の動作の解
除は、図4に示すソレノイド(切り替え手段)526を
ONして行われ、動作の開始は、ソレノイド526をO
FFして行われる。上記パドル616、及びローレット
ベルト525の動作の制御は、制御装置20(図11)
により行われる。
【0062】次に、Z折りシートを含む未綴じ束を、処
理トレイ630からスタックトレイ700に排出させる
場合は、最終排出シートが1枚にならないようしてい
る。処理トレイ630に積載されるシートは、1部のシ
ートの全部が一度に積載されるのではなく、1部のシー
トを、複数枚ずつの複数組に分割し、各組のシート束を
処理トレイ630で処理(整合)後、スタックトレイ7
00に排出している。
【0063】仮に、1部の枚数が10枚であったとする
と、各組の枚数を、3・3・3・1にすると、最終シー
トが1枚になるので、これを、3・3・3・4の組と枚
数に分割される。この部の枚数の分割は、枚数・分割手
段33(図11)により行われ、最終シートが1枚にな
らないようになっている。
【0064】これにより、1枚のシートの排出における
飛び過ぎ、横ズレ、及びこれによる積載不良が防止され
る。
【0065】図6は、サドルステッチャ800の排出さ
れるシート束のストッパの移動機構の一例を示してい
る。
【0066】排出トレイ246(図2)には、ストッパ
252の底板252aが排出方向に移動自在に設けられ
ており、底板252aに設けられたガイド溝256はガ
イドリブ255にスライド自在に支持されている。スト
ッパモータM15の回転駆動力は、出力軸と一体プーリ
257、ベルト260、プーリ259を介して、プーリ
259と一体のギア261に伝達され、更に、このギア
261に噛合する 2段ギア262、267に伝達され
る。上記ギア263は、上記底板252aの側部に形成
されたラック262bに噛合している。これにより、ス
トッパモータM15の正逆回転により、ストッパ252
は、製本されたシート束の排出方向にした自在になって
いる。
【0067】次に、処理トレイ630へのシート束の積
載、排出と、サドルステッチャ800の排出トレイ24
6への製本されたシート束の排出の基本的な動作につい
て、図9、図10により説明する。
【0068】図9(a)において、フィニッシャ500
に搬入されるシートPは、搬送ローラ510、511に
よりバッファローラ513に搬送され、ノンソートモー
ドの場合には、排出ローラ519によりサンプルトレイ
701に排出される。ソートモードの場合には、バッフ
ァローラ513回りのバッファパス516内で複数枚
(例えば3枚)蓄積された後、ソートパス521を搬送
され、排出ローラ523により処理トレイ630に排出
される。処理トレイ630上での整合されたシート束P
0 は、必要に応じてステイプラ601により綴じ処理さ
れた後、排出ローラ610a,610bによりスタック
トレイ700に排出される((b)図)。シート束P0
の排出時には、出没トレイ620は(a)図のようにス
タックトレイ700上方に突出し、排出途中で(b)図
のように待避し、シート束P0 は、(c)図のようにス
タックトレイ700に積載される。
【0069】図10において、綴じ処理及び2つ折り処
理して製本されたシート束P0 は、排出ローラ245に
より排出トレイ246に排出される時、その上部は、押
えレバー249重り251及び突起249aにより下側
に押えられながら排出される。排出されるシート束P0
が、次第に増加していくと、ストッパ252が矢印2a
方向に少しずつ移動していて、シート束は、(b)図に
示すようにずれた状態で積載されていく。これにより、
シート束が高くなり過ぎたり、排出されるシート束が、
前のシート束内に潜り込む動作なく適正に積載される。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載手段上に積載されたシートを、第1の整合手段及び
第2の整合手段により整合したのち、最終シートについ
ては、再度、第1の整合手段、第2の整合手段の一方又
は両方で、整合をさせるようしたので、最終シートの戻
り不良及び整合不良を解消すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な画像形成装置の縦断正面
図。
【図2】本発明に係るシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じく、インサータ(給紙装置)の縦断正面図
で、(a)図は補助トレイを閉じた状態、(b)図は補
助トレイを開いた状態、(c)図は(a)図のC−C線
断面図。
【図4】同じく、処理トレイ部、出没トレイ部の縦断側
面図。
【図5】同じく、補助トレイの平面図。
【図6】同じく、サドルステッチャのストッパ部の平面
図。
【図7】画像形成装置の制御に係るブロック図。
【図8】同じく、画像形成装置の操作部の表示パネルを
示す平面図。
【図9】本発明に係るシート処理装置のシートの流れを
示す動作図で、(a)図はフィニッシャの処理トレイへ
のシート積載図、(b)図は処理トレイからスタックト
レイへのシート束の排紙図、(c)図はスタックトレイ
に排紙完了を示す図。
【図10】同じく、サドルステッチャの排出トレイへの
シート束の積載動作図。
【図11】本発明のシート処理装置の制御に係るブロッ
ク図。
【符号の説明】 P シート(Z折りシート) 20 制御装置(制御手段) 33 枚数・分割手段 111 感光ドラム(画像形成手段) 118 排出ローラ(装置本体の排出手段) 133 排出ローラ(折り処理部の排出手
段) 400 折り処理部 500 フィニッシャ 525 ローレットベルト(第2の整合手
段) 526 ソレノイド(ローレットベルトの切
り替え手段) 610 排出ローラ(第2の排出手段) 616 パドル(第1の整合手段) 523 搬送ローラ対(排出手段、第1の排
出手段) 630 処理トレイ(積載手段、第1の積載
手段) 700 スタックトレイ(第2の積載手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されるシートを排出する排出手段
    と、 該排出手段により排出されたシートを積載する積載手段
    と、 該積載手段のシート搬送方向上流側にあって、シートの
    後端部を規制して整合する後端規制部材と、 該積載手段上に排出されるシートを、前記後端規制部材
    側に掃き寄せる第1の整合手段と、 該第1の整合手段の前記後端規制部材側にあって、前記
    積載手段に排出されるシートを前記後端規制部材に突き
    当てて整合する第2の整合手段と、 前記積載手段に積載されるシートの枚数を検知するシー
    ト枚数検知手段と、 前記第1の整合手段を駆動する駆動手段と、 前記第2の整合手段を作動位置と退避位置とに切り替え
    る切り替え手段と、 前記駆動手段及び前記切り替え手段の動作を制御する制
    御手段と、 を備え、 前記制御手段は、前記積載手段に積載されるシート束の
    最終シートが積載されて前記第1の整合手段及び第2の
    整合手段による整合が行われた後、該第1の整合手段及
    び第2の整合手段のいずれか一方又は両方を、一定時間
    動作させて、最終シートの整合を再度行わせることを特
    徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 シートを積載する積載手段上のシート束
    の最上紙、もしくは、束内の少なくとも1枚以上がZ折
    りシートであることを特徴とする請求項1記載のシート
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の整合手段は、パドルであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし2いずれか記載のシート
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の整合手段は、前記排出手段の
    回転により回転駆動される可撓性のローレットベルトで
    あり、前記切り替え手段は、前記ローレットベルトを積
    載手段上のシートに接触する作動位置と、非接触の退避
    位置とに切り替えることを特徴とする請求項1ないし3
    いずれか記載のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記積載手段に積載されたシート束の前
    記後端規制部材側の端部を、選択的に綴じ処理可能な綴
    じ手段を有することを特徴とする請求項1ないし4いず
    れか記載のシート処理装置。
  6. 【請求項6】 前記積載手段に積載したシート束を排出
    する第2の排出手段と、該排出手段により排出されたシ
    ートを積載可能であって、上下動可能な第2の積載手段
    と、を有し、 前記積載手段としての第1の積載手段から、未未じシー
    トを前記第2の積載手段へ排出する際、1部のシートを
    複数組に分けて前記第2の積載手段に排出しており、 前記制御手段は、1部のシートを前記第2の積載手段に
    排出時、最終排出シートが1枚にならないように制御す
    ることを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載のシ
    ート処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5いずれか記載のシート
    処理装置と、シートに画像情報に基づく画像を形成する
    画像形成手段と、該画像形成手段により画像形成された
    シートを前記シート処理装置に排出する排出手段と、を
    備えることを特徴とする画像形成装置。
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