JP2610934B2 - シ−ト分類・綴じ装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シ−ト分類・綴じ装置を備えた画像形成装置

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JP2610934B2
JP2610934B2 JP63057807A JP5780788A JP2610934B2 JP 2610934 B2 JP2610934 B2 JP 2610934B2 JP 63057807 A JP63057807 A JP 63057807A JP 5780788 A JP5780788 A JP 5780788A JP 2610934 B2 JP2610934 B2 JP 2610934B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、シート分類・綴じ装置を備えた複写機、プ
リンタ等の画像形成装置に係り、詳しくは画像形成装置
から排出されるシートを分類し、綴じ止め得るシート分
類・綴じ装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置に接続し
て、画像形成装置から排出されたシートをビンに分類・
収容し、該ビンに収容したシートを各ビン毎に綴じ止め
得るシート分類・綴じ装置がある。該シート分類・綴じ
装置は、上下に移動する多数のビンを有すると共に、こ
れらビンに対向し、ビンのシート載置部に進退自在に移
動し得るように配置されたステイプラを備えていて、例
えば複写機から排出されたコピーシートをビンに所定の
モード、例えばビンにシートを丁合いして収容するモー
ド(以下、ソートモードという)、或は1原稿に対する
コピーシート毎に収容するモード(以下、グループモー
ドという)に応じて収納し、またビンに収容したコピー
シートをビン毎に綴じ止め得るようになっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述のシート分類・綴じ装置は、1原稿に
対し1枚コピーする場合(以下、1部コピーという)、
複写機から排出されるコピーシートを分類しないでビン
と別設の排紙トレイに排出するようになっており、ビン
に収容したコピーシートを綴じ止めるようになっている
ステイプラでは該排紙トレイに排出したコピーシートを
綴じ止めることができないという欠点がある。
そこで、本発明は、シートを綴じ止める際には、1部
コピーでもシートをビンに排出する構成を提供し、もっ
て上述問題点を解消することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図に示すように、分類するシートを(P)載置
する複数のビン(B)と、分類しないシート(P)を載
置するシート載置部(39)と、シート(P)をビン
(B)とシート載置部(39)とに選択的に分配するシー
ト分配手段(19)と、ビン(B)に載置したシート
(P)を綴じ止める綴じ手段(17)と、を備え、非分類
モードを指定した場合、前記シート分配手段(17)を前
記シート載置部(39)側に切換え、分類モードを指定し
た場合、前記シート分配手段を前記ビン(B)側に切換
え、かつ該分類モードにおいて綴じモードを指定した場
合、前記ビンに載置されたシートを前記綴じ手段(39)
にて綴じ止め作動してなる、シート分類・綴じ装置を備
えた画像形成装置において、前記綴じ手段(17)による
綴じ止め作動を指示する操作手段(S13)を設け、該操
作手段を操作した場合、前記非分類モード状態にあって
も、前記シート分配手段(19)を前記ビン(B)側に切
換える制御手段を設けてなる、ことを特徴とするシート
分類・綴じ装置を備えた画像形成装置にある。
(ホ)作用 上述構成に基づき、操作手段(S13)が操作される
と、シート分配手段(19)がシート(P)をビン(B)
に分配するようにビン側(16)に切換えられて、分類し
ないシート(P)、例えば1部コピーに係るシート
(P)は、シート分配手段(19)によって所定のビン
(B)に排出されて、該ビン(B)において綴じ手段
(17)にて綴じ止められる。
なお、上記符号は参照のために示すものであって、な
んら構成を限定するものではない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
ソータ1は、第1図及び第2図に示すように、1対の
前後の側板2、ベース3、カバー5を有する機体6及び
多数のビンB…を備えた上下に移動するビンユニット9
からなる。
機体6は複写機等の画像形成装置から排出されるシー
トを搬入する搬入口10近傍に搬入ローラ対11を備えてお
り、該搬入ローラ対11の下流にはノンソートパス12及び
該ノンソートパス12から分岐するソースパス13が配置さ
れている。ノンソートパス12は略々水平方向に伸びて、
その下流にはノンソート排紙口となるノンソート排紙ロ
ーラ対15が配設されており、またソートパス13は下方向
に伸びて、その下流にはソート排紙口となるソート排紙
ローラ対16が配設されており、更に該ソート排紙ローラ
対16に臨んでステイプラ17が配置されている。
なお、上記カバー5のステイプラ17対向位置にはステ
イプラドア18及びドアスイッチS12が設けられており、
該ステイプラ17の針交換の際等に該ステイプラドア18が
開閉され、またドアスイッチS12によってステイプラド
ア18の開閉が検知されるようになっている。
なお、上記カバー5の上部にはノンソートシートステ
イプルボタンS13が配置されており、分類しないシート
Pの綴じ止めモード(ステイプルノンソートモード)が
選択される際に押下される。
また、上記搬入ローラ対11の近傍には、シートの搬送
方向を切換えるべく変位するフラッパ19及び該フラップ
19を駆動するフラッパソレノイド20が配設されており、
フラップソレノイド20のオンによりフラッパ19が変位し
てシートの搬送方向がノンソート排紙口15側に、またフ
ラッパソレノイド20のオフによりシートの搬送方向がソ
ート排紙口16側に選択される。更に、搬入ローラ対11の
近傍には、搬送モータ21が配置されており、該搬送モー
タ21は搬入ローラ対11、ノンソート排紙ローラ対15及び
ソート排紙ローラ対16を駆動する。
なお、上述ノンソートパス12にはノンソートパスセサ
S1が、ソートパス13にはソートパスセンサS2が配設され
ており、また上記搬送モータ21には該搬送モータ21の回
転を検知する搬送クロックセンサS11が配設されてい
る。
また、ノンソート排紙ローラ対15及びソート排紙ロー
ラ対16の下流には、ビンユニット9が配置されており、
該ビンユニット9は、一端を機体6に固定し多端をビン
ユニット9のフック22に掛止したばね23によって重畳を
担持されて、昇降自在に支持されている。そして、該ビ
ンユニット9に基端側には上部に上ガイドローラ25、ま
た下流に下ガイドローラ26が回動自在に支持されてお
り、これら上下のガイドローラ25、26は、機体6に上下
方向に伸びるように設けられた案内板27に嵌合し、ビン
ユニット9が上下に移動する際に該案内板27内を転動し
て該ビンユニット9を案内するようになっている。ま
た、機体6には、ビンユニット駆動モータ29が配置され
たおり、更に機体6の上記ソート排紙ローラ対16近傍に
はカム軸ホルダ30が配設されていて、該カム軸ホルダ30
とベース3上に配置されたスラスト軸受け34との間にリ
ードカム軸31が回転自在に支持されている。そして、該
リードカム軸31の上方にはリードカム32が配置されてお
り、またリードカム軸31の下方にはスプロケット33が固
設され、該スプロケット33とビンユニット駆動モータ29
との間にチェーン35が張設されていて、リードカム32
は、選択により正逆両方向に回転するビンユニット駆動
モータ29にて正逆両方向に回転し得るようになってい
る。
また、上記ビンユニット9は、第1図ないし第3図に
詳示するように、傾斜部、垂直部及び水平部からなるフ
レーム36、該フレーム36の傾斜部の先端前側と奥側とに
垂直に設けられた垂直フレーム37,37及び該垂直フレー
ム37,37に支持されたビンカバー39により構成されるビ
ンユニット本体40を有しており、該ビンユニット本体40
の手前側にはシートを当接する整合基準板41が設けられ
ている。更に、該ビンユニット9は多数のビンB…を有
すると共に、移動中心軸42を中心に移動する整合棒43を
備えており、ビンBには、第4図に詳示するように、先
端前側及び奥側にそれぞれ係合板46が形成されており、
該係合板46が上記垂直フレーム37の内側に設けられた支
持板(図示せず)と係合することにより、該ビンBの先
端側が支持されるようになっている。また、該ビンBの
基端手前及び奥側にはそれぞれコロ支持ピン47が固定さ
れており、該ピン47にはビンコロ49が回転自在に支持さ
れている。更に、該ビンBには、上記移動中心軸42から
所定距離に上記整合棒43の回転距離より長く、かつ該整
合棒43の幅より十分幅広な長孔50が開設されており、ま
た該ビンBの基端部B1がシート収納面B2に対して垂直に
立ち上がっており、該ビンBは、第1図ないし第3図に
示すように、機体6に対して先端を上に所定角度傾斜し
ていて、該傾斜によりシートは、上記シート収納面B2を
滑ってその後端を基端部B1に当接して前後方向を整合さ
れるようになっている。
そして、該ビンBは、ビンコロ49がビンユニット本体
40の基端部に設けられた長溝52から突出して上記機体6
の案内板27に嵌挿されており、最下段のビンBnのビンコ
ロ49nが上記下ガイドローラ26上に載置され、また最下
段のビンBnより1段上のビンBのビンコロ49が該最下段
のビンBnのビンコロ49nの上に載置されるというよう
に、上位のビンBのビンコロ49が下位のビンBのビンコ
ロ49に支持されることにより、ビンB…の基端側がそれ
ぞれビンユニット本体40に支持される。そして、上記リ
ードカム32には、第5図及び第6図に詳示するように、
上記ビンコロ49より若干幅の広いカム溝32aが螺旋状に
刻設されており、該リードカム32は、回転の際に、上記
ソート排紙ローラ対16に対向する位置にあるビンBのビ
ンコロ49をカム溝32aに乗せ、例えば第5図に示すよう
に、リードカム32の矢印A方向の1回転でビンBcのビン
コロ49cを該リードカム32の中間位置(図中49b位置)ま
で移動して、更にもう1回の回転でリードカム32を通過
する位置(図中49a位置)まで移動する。そして、更に
リードカム32が1回転すると、上述のリードカム32を通
過する位置にあったビンコロ49aが上位のビンコロ49を
押し上げ、更に第2図に示すように、該上位のビンコロ
49が上位のビンコロ49を押し上げ、最上位のビンコロ49
が上ガイドローラ25を押し上げて、ビンユニット9が1
段ずつ上昇する。そして、ビンコロ49の移動につれて各
ビンB…は順次移動され、その際、ソート排紙ローラ対
16に対向する位置にて、例えば第2図及び第5図に示す
ように、該ソート排紙ローラ対16からシートを受け入れ
るビンBbと、該ビンBbの上下両側に位置するビンBa,ビ
ンBcとの間に他のビンB…の間隔より広い開口部X,Xが
形成される。このように、リードカム32の回転によっ
て、ビンユニット9が上昇、或は下降するようになって
いる。そして、上記フック22近傍にはビンホームポジシ
ョンセンサS5が配置されており、該ビンホームポジショ
ンセンサS5によって最下位のホームポジションに移動し
たビンユニット9が検知される。
なお、上記リードカム軸31には、第5図及び第6図に
示すように、フラグ55が配置されており、また該フラグ
55に対向してリードカムセンサS4が配設されていて、該
リードカムセンサS4のフラグ55検知によりリードカム32
の1回転を検知すると共に、該リードカム32の停止位置
を検知するようになっている。
また、ビンユニット9の基端部の上下にはそれぞれ透
過型のビン内紙検知センサS3,S3が配置されており(第
1図参照)、全てのシートPがビンユニット9から取り
出されると、該ビン内紙検知センサS3,S3によってシー
ト無しが検知され、1作業の終了が判断される。
なお、第6図において符号53にて示すものはビンコロ
49内に圧入されたOリングでビンBの昇降時の振動を吸
収する。
また、上述のように、ビンユニット9は整合棒43を備
えており、以下、第3図及び第4図に基づき該整合棒43
によるシートPの整合について説明する。
ビンユニット9の上記フレーム36の基端奥側には支持
板60が設けられており、該支持板60には下アーム61が配
置されていて、該下アーム61はその一側方を支持板60か
ら上方に突出する図示しない下部回転軸に回転自在に支
持されている。該下アーム61の一側方には上記下部回転
軸と同軸上に上記移動中心軸42の下端部が固定され、ま
た他側方には整合棒43の下端部が固定されており、更に
該整合棒43の上端部と移動中心軸42の上端部とが上アー
ム62に固定され、該整合棒43と移動中心軸42とが上アー
ム62及び下アーム61によって連結されている。そして、
移動中心軸42がビンカバー39から下方に突出する上部回
転軸63に回転自在に支持されており、整合棒43が移動中
心軸42を支点として移動自在になっている。更に、下ア
ーム61には回転中心が該下アーム61の移動中心と一致す
る扇形ギヤ65が固定されており、また支持板60の下方に
は整合棒駆動モータ66が配置されており、該整合棒駆動
モータ66の出力ギヤ67と扇形ギヤ65とが噛合していて、
該整合棒駆動モータ66の回転によって整合棒43を移動す
る。
そして、該整合棒43は、シートPを整合する際、ホー
ムポジション(図示せず)からシートPのサイズに対応
して定められた幅寄せ位置43aに移動し、シートPの端
部に当接して、整合基準板41と協働してシートPを整合
し、更に待機位置43bに移動して次のシートPの整合に
備えて待機するようになっている。
なお、整合棒駆動モータ66はステッピングモータで、
与えられたパルス数によって整合棒43の移動量が決定さ
れる。
また、上記下アーム61には遮光板69が固定されてお
り、該遮光板69が下アーム61と一体に移動することによ
り、フレーム36に固設された整合棒ホームポジションセ
ンサS9をオン・オフする。
また、上述のように、ソート排紙ローラ対16近傍に、
上記ステイプラ17が配置されており、以下、ステイプラ
17について説明する。
ステイプラ17は、第7図及び第8図に示すように、ス
テイプラモータ71と、該ステイプラモータ7の出力軸に
固定されたギヤ72とを有しており、該ギヤ72にはギヤ73
が噛合している。そして、該ギヤ73には一端を本体に固
定されたリンク75が連結されており、該リンク75の節部
75aには針を打つヘッド76が配設されており、更に該ヘ
ッド76の下側には、針を曲げるアンビル77が配設されて
いる。また、該ヘッド76及びアンビル77には、上下ガイ
ド74,74が配設されており、該上下ガイド74,74は先端側
を開口している。また、上記ギヤ73には1回転カム78が
配設されており、該カム78に対向してステイプラカムセ
ンサS10が配置されていて、該ステイプラカムセンサS10
によってステイプラ17のステイプル動作が1回毎に検知
される。
また、該ステイプラ17は針カートリッジ84を備えてお
り、該針カートリッジ84には連結した多数の針が格納さ
れている。そして、該針カートリッジ84はステイプラ17
の後方から着脱されるようになっていて、針交換の際、
矢印E方向に引き出される。
更に、該ステイプラ17には、該ステイプラ17を綴じ位
置17aと退避位置17bとの間を移動するように駆動するス
テイプラ移動部88が設けられており、該ステイプラ移動
部88には、第9図ないし第11図に示すように、機体フレ
ーム2aに軸79が立設されており、該軸79により揺動基板
80が揺動自在に支持されている。そして、該揺動基板80
にはステイプル基板81が固定されており、該ステイプル
基板81にステイプラ17が搭載されている。また、上記機
体フレーム2aには、減速ギヤ群82を内蔵するギヤボック
ス83が取り付けられており、該ギヤボックス83にはステ
イプラ揺動モータ85が配設されている。更に、該ステイ
プラ揺動モータ85の出力軸に固定されているギヤ86は減
速ギヤ群82の入力ギヤ82aと噛合しており、該減速ギヤ
群82の出力ギヤ82bにはリンク円板87が固定されてい
る。そして、該リンク円板87の外周にはカム部87a,87b
が向い合って設けられており、これらカム部87a,87bは
機体フレーム2a上に配設されて上記ステイプラ揺動モー
タ85を動作するステイプラ位置決めセンサS6をオン・オ
フするように構成されており、更に該リンク円板87の外
周縁近傍には軸87cが立設されている。また、上記揺動
基板80にはリンクアーム89が略々水平に回転自在に連結
されており、該リンクアーム89には軸89aが立設される
と共に、長孔89bが開設されている。更に、該長孔89b内
には上記軸87cが嵌挿されており、該軸87cと軸89aとの
間にはばね90が張設されている。そして、上記軸79の近
傍には樹脂等で構成されたセンサ作動アーム91が回動自
在に支持されており、該センサ作動アーム91の一端91a
には上記揺動基板80の一端80aと当接しており、かつ他
端91bにはステイプラ作動位置センサS7と当接してい
る。また、該揺動基板80には、第10図に示すように、取
付基台92を介してステイプラ紙センサS8が配設されてお
り、該センサS8は発光部と受光部とからなる側面視コの
字状の透過型センサにより構成されている(第8図参
照)。
そして、該ステイプラ17はステイプラ移動部88の駆動
によって、シートPを綴じ止める際、ビン移動領域にあ
る綴じ位置17aに移動し、綴じ止め終了後、ビンBの移
動を許容する退避位置17bへ移動して該退避位置17bにて
待機するようになっている。
また、該ソータ1は、第12図に示すように、中央演算
処理装置(CPU)93、読み出し専用メモリ(ROM)94、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)95、入力ポート96及び出
力ポート97等からなる制御装置を備えており、ROM94に
は制御プログラムが格納され、RAM95には入力データや
作業用データが記憶され、入力ポート96には上記ノンソ
ートパスセンサS1等の各センサ及びスイッチが連結さ
れ、出力ポート97には上記搬送モータ21等の負荷が連結
されていて、CPU93がROM94に格納された制御プログラム
に従ってバスを介して接続された各部を制御する。ま
た、該CPU93はシリアルインタフェースを備えており、
例えば複写機本体のCPUとシリアル通信を行なって、複
写機本体からの信号により各部を制御する。
一方、該制御装置には、シートPを分類しない場合
(ノンソート)であってもシートPの綴じ止めができる
ように、シートPの綴じ止めが可能なビンBへシートP
を排出するようにプログラムされた制御手段103が設け
られており、該制御手段103は、ステイプルノンソート
モード(分類しないシートを綴じ止めるモード)選択の
際、上記ノンソートステイプルボタンS13が押下される
と、該ボタンS13からの信号に基づいてフラッパソレノ
イド20をオフして、フラッパ19を変位し、シートPがソ
ート排出口16から排出されるように制御する。そこで、
シートPはフラッパ19に案内されてソート排出口16から
シートPの綴じ止めが可能なビンBへ排出され、該ビン
Bにて綴じ止められる。これにより。従来綴じ止めがで
きなかったノンソートシートも綴じ止めが可能となる。
ついで、第13図ないし第19図に示すフローに沿って、
本実施例の動作について説明する。
まず、第13図に示すように、例えば複写機本体のコピ
ースタートキーが押され複写動作が開始されると、シリ
アル信号にて複写機本体からソータスタート信号が送ら
れる。ソータ1は、この信号を待っていて(Step10
1)、ソータスタート信号が送られてくるとStep102に進
む。Step102では、次にソータスタート信号がなくなる
までの1ジョプの間の動作のモードを決め、モードデー
タをRAM95に格納する。そして、整合棒43の位置検知の
ために、一度整合棒43をホームポジションへ戻す(Step
103)。次に、Step102において確定したモードに基づ
き、各部を動作させる。すなわち、Step104でノンソー
トモードであるか否かを判断し、ノンソートモードであ
れば、ステイプルをするか否かを判断し(Step105)、
ステイプルをする場合はステイプルノンソートモード
(Step107)、ステイプルをしない場合はノンソートモ
ード(Step108)に進む。また、Step104でノンソートモ
ードではないと判断した場合はStep106に進み、ソート
モードであるか否かを判断する。ソートモードであれば
ソートモードStep109に進み、ソートモードでなければ
グループモードであると判断してStep110に進む。そし
て、上記いずれかのモードでの動作終了後、プログラム
はStep111に進行し、ソータスタート信号があるか否か
が、即ち1ジョブが終了したかを判断する。ソータスタ
ート信号がある場合は、1ジョブが終了していないと判
断し、再びStep104に戻る。また、ソータスタート信号
がなければ、1ジョブ終了としてプログラムは最初のSt
ep101に進行する。
次に、第14図に沿って、ステイプルノンソートモード
での動作を示す。
ステープルノンソートモードでのビンユニト9の位置
はホームポジションであり、Step201ではビンユニット
9をホームポジションへ移動させる。ここで、ステイプ
ラ17はビンカバー39上に載置されたシートをステイプル
することができず、ビンBに収納したシートをステイプ
ルするので、ノンソートであってもステイプルモードが
選択され、ノンソートシートステイプルボタンS13が押
下されると、ビンBにシートを出す必要があるためフラ
ッパソレノイド20をオフし、ソート排出口16を選択する
(Step202)。その後、サイズ確定信号がくるまで待ち
(Step203)、サイズ確定信号がきたらStep204に進む。
Step204では、複写機本体から送られてくるサイズのデ
ータをRAM95に格納し、複写機本体から排出されるシー
トが1枚目であれば(Step205)、整合棒43はホームポ
ジションにあるはずなので、該整合棒43を幅寄せ位置43
aへ移動する(Step206)。Step205で、1枚目ではない
と判断された場合及びStep206で整合棒43を幅寄せ位置4
3aに移動終了後、プログラムはStep207へ進行する。Ste
p207では複写機本体からの排紙信号がくるまで待ち、排
紙信号がきたら整合棒43を幅寄せ位置43aから待機位置4
3bまで移動し(Step208)、シートをビンB内へ搬送し
(Step209)、整合棒43を幅寄せ位置43aまで移動してシ
ートを整合して(Step201)、プログラムはStep211に進
行する。Step211ではステイプル信号があるか否かを判
断し、ありの場合はステイプル動作を行ない(Step21
1)、またなしであればそのままプログラムはメインル
ーチンに戻る。
次に、第15図に沿って、ノンソートモードの動作につ
いて説明する。
ノンソートモードではシートはビンカバー39の上に排
紙させるためビンユニット9をホームポジションである
最下位まで移動し(Step310)、ノンソート排紙口15か
らシートを排出するためにフラッパソレノイド20をオン
する(Step311)。その後、サイズ確定信号がくるまで
待ち(Step312)、サイズ確定信号がきたらサイズを確
定し(Step313)、プログラムはStep314に進行する。St
ep314では複写機本体からの排紙信号を持ち、排紙信号
がきたらStep315に進行して、ビンカバー39上にシート
を排出し、プログラムはメインルーチンに戻る。
次に、第16図に沿って、ソートモードの動作について
説明する。
複写機本体からのビンユニット9をホームポジション
へ戻すか否かのビンイニシャル信号があるか否かを判断
し(Step401)、ありである場合のみビンユニット9を
ホームポジションに移動し(Step402)、次にソート排
出口16を選択するためにフラッパソレノイド20をオフし
て(Step403)、プログラムはStep404に進行する。Step
404ではサイズ確定信号がくるのを待ち、サイズ確定信
号がきたらStep405へ進行する。Step405でサイズを確定
し、その後1枚目のサイズ確定であるかどうかを判断し
て(Step406)、1枚目である場合のみ整合棒43を幅寄
せ位置43aに移動して(Step407)、プログラムはStep40
8に進行する。Step408では複写機本体からの排紙信号を
持ち、排紙信号がきたらStep409へ進行する。Step409で
はリードカム32を待機位置まで移動し、その後整合棒43
を待機位置43bまで移動する(Step410)。次に、ビンB
…内にシートを排出する搬送動作を行ない(Step41
1)、搬送動作終了後、ビンユニット駆動モータ29をオ
ンして1ビンシフトし(Step412)、整合棒43を幅寄せ
位置43aまで移動し(Step413)、プログラムはStep414
に進行する。Step414ではステイプル信号があるか否か
を判断し、ありの場合のみステイプル動作を行ない(St
ep415)プログラムはメインルーチンに戻る。
次に、第17図に沿って、グループモードの動作につい
て説明する。
まず、複写機本体からのビンイニシャル信号があるか
否かを判断し(Step501)、ありの場合のみビンユニッ
ト9をホームポジションへ移動する(Step502)。次
に、サイズ確定信号を待ち(Step503)、サイズ確定信
号がきたらStep504へ進行する。Step504ではサイズを確
定し、その後1枚目のサイズ確定であるか判断し(Step
505)、もし1枚目であれば整合棒43を幅寄せ位置43aま
で移動して(Step506)、プログラムはStep507に進行す
る。Step507では排紙信号がくるのを待ち、排紙信号が
きたらStep508へ進行する。Step508では整合棒43を待機
位置43bへ移動し、次にビンB内にシートを搬送する搬
送動作を行ない(Step509)、搬送動作終了後、Step510
に進行する。Step510では複写機本体からのビンシフト
信号があるか否かを判断して、ありの場合のみビンB…
を1ビンだけシフトし(Step511)、シートを整合する
ために整合棒43を幅寄せ位置43aに移動した後(Step51
2)、プログラムはメインルーチンに戻る。
次に、第18図に沿って、搬送動作について説明する。
搬送動作において、複写機本体からソータ1がシート
を受け取る場合に、ソータ1のシートの搬送速度が複写
機本体のシートの排出速度より遅ければソータ1と複写
機の間でシートがループを作り、紙詰まりが発生する。
また、ソータ1のシートの搬送速度が複写機本体のシー
トの排出速度より速ければシートを引き合うことにな
り、異音発生やシートの破損を生じる危険がある。そこ
で、ソータ1の搬送速度を複写機本体のプロセススピー
ドに同調させる(Step601)。次に、フラッパソレノイ
ド20がオンされているか否か、つまりソート排出口16と
ノンソート排出口15のどちらが選択されているかを判断
し(Step602)、フラッパソレノイド20がオンしていれ
ばノンソート排出口15が選択されているので、ノンソー
トパスセンサS1が検知するStep603へ、またフラッパソ
レノイド20がオフしていればソート排出口16が選択され
ているのでソートパスセンサS2が検知するStep604へ進
行する。Step603及びStep604では各々ノンソートパスセ
ンサS1、ソートパスセンサS2がオンするまで待ち、オン
した後にStep605に進行する。Step605では搬送モータ21
を排出時制御する地点を計測するためのカウンタをセッ
トする。その後、Step605でセットされたカウンタがカ
ウントを終了したかどうか判断し(Step606)、カウン
トアップした場合はStep609、カウントアップしない場
合はStep607に進行する。Step607では複写機本体からの
排紙信号があるか否かを判断し、なしの場合のみ複写機
本体からシートが抜けきったと判断して搬送速度を最大
とする(Step608)。Step609はStep608で排出時制御を
する地点であると判断された後に進行し、搬送モータ21
を複写機本体のシートの排出速度に制御する。その後排
出完了地点を計測するためのカウンタをセットし(Step
610)、カウンタがアップしたら動作を終了する(Step6
11)。
次に、第19図に沿って、ステイプル動作について説明
する。
まず、Step701ではステイプラ17を移動するためにス
テイプラ揺動モータ85がオンし、ステイプラ作動位置セ
ンサS7及びステイプラ位置決めセンサS6の両方がオンす
るまで、すなわちステイプラ17が作動位置17aに移動す
るまでステイプラ揺動モータ85を駆動する。次に、ステ
イプラモータ71を駆動し、ステイプルを行なう。ステイ
プルはステイプラモータ71を駆動し、ステイプラカムセ
ンサS10がオフしたのを確認後、オンした時点まで、つ
まり1回転した後にステイプラモータ71をオフして、1
回のステイプルを終了する(Step702)。その後、ステ
イプラ作動位置センサS7がオフし、ステイプラ位置決め
センサS6がオンするまで、つまりステイプラ17が退避位
置17bに移動するまでステイプラ揺動モータ85を駆動し
(Step703)、その後、全てのビンB…が終了したか否
かを判断して、終了していない場合は1ビンシフトして
(Step705)、次のステイプルをするためにStep701に進
行し、終了した場合はステイプル動作終了とする。
なお、上述実施例において、ノンンソートシートステ
イプルボタンS13をソータ1側に設け、これによりシー
トを分類しない状態で綴じ止め操作する場合について説
明したが、これに限らず、複写機等画像形成装置本体側
からの信号によってもよい。例えば、画像形成装置本体
に設けられたモード設定手段にシートを分類しない状態
で綴じ止め操作するモードが設定された場合、本体側か
ら送られる該モードの設定信号によって、シートを分類
しない状態で綴じ止め動作が行われるようにしてもよ
い。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、操作手段を操
作すると、シートを分類しない非分類モード状態にあっ
ても、シート分配手段をビン側に切換える制御手段を設
けたので、従来綴じ止めが不可能であった1部コピーの
場合でも、綴じ手段等他の部材の構成を変更することな
く、シートの綴じ止めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るソータの側面図、第2図
はその斜視図、第3図ないし第12図はその構成部分を示
す図で、第3図はビンユニットの斜視図、第4図はビン
の平面図、第5図はリードカムの側面図、第6図はその
平面図、第7図はステイプラの側面図、第8図はステイ
プラの斜視図、第9図はステイプラの移動部を示す側面
図、第10図は第9図のX−X矢視図、第11図は第9図の
XI−XI矢視図、第12図は制御装置の構成を示す図であ
る。そして、第13図ないし第19図は本発明の実施例に係
るソータの動作を示すフローチャートである。 1……シート分類・綴じ装置(ソータ)、17……綴じ手
段(ステイプラ)、19……シート分配手段(フラッ
パ)、39……シート載置部(ビンカバー)、B……ビ
ン、P……シート、S13……操作手段(ノンソートシー
トステイプルボタン)、103……制御手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分類するシートを載置する複数のビンと、 分類しないシートを載置するシート載置部と、 前記シートを前記ビンと前記シート載置部とに選択的に
    分配するシート分配手段と、 前記ビンに載置したシートを綴じ止める綴じ手段と、を
    備え、 非分類モードを指定した場合、前記シート分配手段を前
    記シート載置部側に切換え、分類モードを指定した場
    合、前記シート分配手段を前記ビン側に切換え、かつ該
    分類モードにおいて綴じモードを指定した場合、前記ビ
    ンに載置されたシートを前記綴じ手段にて綴じ止め作動
    してなる、シート分類・綴じ装置を備えた画像形成装置
    において、 前記綴じ手段による綴じ止め作動を指示する操作手段を
    設け、 該操作手段を操作した場合、前記非分類モード状態にあ
    っても、前記シート分配手段を前記ビン側に切換える制
    御手段を設けてなる、 ことを特徴とするシート分類・綴じ装置を備えた画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】前記操作手段を、シート分類・綴じ装置に
    配置した特許請求の範囲第1項記載のシート分類・綴じ
    装置を備えた画像形成装置。
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