JP3940185B2 - シート収容装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタや複写機から排出されたシートを区分け収容するソータ、イメージリーダや複写機のプラテンに自動的に原稿を供給し、画像処理後に原稿を排出する自動原稿送り装置等に使用されるシート収容装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シート収容装置例えば複数の区分けビンを備えたソータにおいては、シートを収容するビンに排出ローラから排出されるシートが確実に収容されるようにするために、排出ローラの近傍にパドルを設け、パドルを回転させて排出シートをビン内に押さえ込むようにしているものがあった。
【0003】
従来のパドル構造は、図29に示すように、排出ローラ対1001と同一駆動系を有し、排出ローラ対1001が回転している時には、絶えずパドル1002が回転しているか、或いは排出ローラ対1001とは別の駆動系を有する場合でもシートSが排出される度にパドル1002の作動を行なっていた。
【0004】
しかし、このようなパドル作動は、ビンの構造からシートSの枚数が少ない時(図29のhが大きい時)には、シートSがビン立ち 1003から乗り越えて図の右側に残ることはなく不要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来のシート後処理装置では、常時作動させるパドル1002がフレキシブルな材料であり、ビン立ち1003と衝突するため、耐久性に欠け、又騒音の原因になる。
【0006】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、パドルの耐久性を向上して信頼性を確保し、騒音を低減させることが出来るシート収容装置及びこれを備えた画像形成装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、シート排出手段から排出されるシートを収容するシート積載部と、前記シート積載部に収容されたシートの上面を押さえつける押さえ手段とを備えたシート収容装置において、前記押さえ手段を前記排出されるシートの枚数に応じて間欠的に作動させると共に、前記シート積載部にシートが収容されるにつれて前記押さえ手段の前記排出されるシートの枚数に応じて間欠的な作動間隔を短くする制御手段を備えたことを特徴とするシート収容装置である。
【0008】
また、本発明に係る他の構成は、前記制御手段は、前記シート積載部にシートが複数枚の所定量排出されたか否かを判別する判別手段を備え、前記判別手段により前記シート積載部にシートが前記所定量排出されたと判別されるまでは、前記押さえ手段を不作動にし、前記所定量以上排出されたと判別されると、前記押さえ手段を作動させることを特徴とするシート収容装置である。
【0009】
また、本発明に係る他の構成は、シート排出手段から排出されるシートを収容するシート積載部と、前記シート積載部に収容されたシートの上面を押さえつける押さえ手段とを備えたシート収容装置において、前記シート積載部にシートが複数枚の所定量排出されたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記シート積載部にシートが前記所定量排出されたと判別されるまでは、前記押さえ手段を不作動にし、前記所定量以上排出されたと判別されると、前記シート積載部にシートが前記所定量よりも少ない設定量排出される毎に前記押さえ手段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とするシート収容装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明を適用できる画像形成装置の一例である電子写真複写機の内部構成を示す図、図2は電子写真複写機に設けられたシート処理装置の縦断正面図、図3はシート処理装置に設けられたビンモジュールの斜視図、図4はビンモジュールに設けられた整合壁駆動部の平面図、図5は整合壁駆動部の側面図、図6はビンモジュールの側面図、図7はビンモジュールの平面図、図8は整合部駆動部の側面図、図9は整合部駆動部の平面図、図10はシート処理装置に設けられたグリップ/ステイプルユニットの平面図、図11はグリップ/ステイプルユニットの側面図、図12はグリップ/ステイプルユニットに設けられた先出しグリッパ駆動部の平面図、図13は先出しグリッパ駆動部の側面図、図14はグリップ/ステイプルユニットに設けられた搬送グリッパ駆動部の平面図、図15は搬送グリッパ駆動部の側面図、図16は搬送グリッパ駆動部及び先出しグリッパ駆動部のグリップ部の側面図、図17はグリップ/ステイプルユニットに設けられたステイプルユニット駆動部の左側面図、図18はステイプルユニット駆動部の平面図、図19はグリップ/ステイプルユニットに設けられたスタックユニットの平面図、図20はスタックユニットの正面図、図21はスタックユニットの駆動部の左側面図、図22はスタックユニットに設けられたスタックトレイの正面図、図23はスタックユニットに設けられたスタック押さえ部材の効果を示す作用図、図24はシート処理装置に設けられた制御装置の構成を示す図、図25はスタック押さえ部材の効果を示す作用図、図26はシート処理装置に設けられたパドルが回動する様子を示す図、図27はパドルを回動させる回動手段を示す図、図28はシート積載部にシートが所定量収容されたことを検知する構成を示す図である。
【0017】
図1は、本発明を適用できる画像形成装置の一例である電子写真複写機の内部構成を示す図であり、同図において、200 は電子写真複写機であり、この電子写真複写機200 は、複写機本体201 と、複写機本体201 の上部に配設された原稿自動送り装置202 と、複写機本体201 にて画像形成されたシートSの後処理を行うシート処理装置203 とから構成されている。尚、このシート処理装置203 は、折り装置204 とステイプル/スタック装置205 とからなるものである。
【0018】
ところで、この電子写真複写機200 において、原稿自動送り装置202 の原稿載置台206 に載置された原稿207 は、下側から順に分離されて複写機本体201 のプラテンガラス208 上にパス209 を経て給送され、この後、複写機本体201 の光学系210 にて原稿画像が読み取られ、読み取り終了後、プラテンガラス208 からパス211 を経て原稿載置台206 上の最上面に排出されるようになっている。
【0019】
また、シートSは、デッキ212 から給送されて画像形成手段となる画像形成部213 で画像形成され、定着部214 により定着された後、通常は折り装置204 を素通りしてステイプル/スタック装置205 のシート搬入口215 に搬送されるようになっている。尚、本機たる複写機200 の作像プロセスは、公知に属するものであるからここでの説明は行わない。
【0020】
一方、シート搬入口215 には、図2に示すように、第1デフレクタ3が設けられており、この第1デフレクタ3によりシートSは、シートSを上方向へ導く第1搬送パス1又はステイプル/スタック装置205 のソータである下部ビンモジュールB2 へ導く第2搬送パス2に選択的に進行するようになっている。
【0021】
また、この第1搬送パス1には、第1デフレクタ3と共に切り換え可能な移送手段を構成する第2デフレクタ4が設けられており、この第2デフレクタ4によりシートSは、シートSをノンソートトレイ5へ導く第3搬送パス6又はステイプル/スタック装置205 のソータである上部ビンモジュールB1 へ導く第4搬送パス7に選択的に進行するようになっている。
【0022】
尚、同図において、8a〜8pは各搬送パス1,2,6,7に配設されたローラ対であり、シートSはこれ等ローラ対8a〜8pによりノンソートトレイ5、上部ビンモジュールB1 及び下部ビンモジュールB2 へ搬送されるようになっている。
【0023】
ところで、ステイプル/スタック装置205 の上下二つのビンモジュールB1 ,B2 は、夫々図3に示すようにシートSを収納する複数のシート受け皿であるビンB11〜B1n(図1、図2ではn=6)、二本の基準棒14a,14b、整合壁15及び昇降用支柱16a,16b,16cを備えている。
【0024】
ここで、基準棒14a,14bは、各ビンB11〜B1n(下部ビンモジュールB2 においては、B21〜B2n)上に排出されるシートSに対してステイプル等の後処理をする際の基準線を決定するためのものであり、通常、シート排出時の端部の位置から若干退避して設定されている。
【0025】
また、整合壁15は、シート搬送方向と直角方向(図3の矢印A方向)に移動可能に設けられており、このように移動することにより各ビンB11〜B1n上に排出されたシートSを一枚若しくは複数枚ずつ幅寄せして対向する端部を基準棒14a,14bに突き当ててシートSの整合を行うようになっている。
【0026】
尚、この整合壁15には、整合壁15駆動部の平面図である図4及び側面図である図5に示すように軸22がカシメられており、この軸22はコの字の支持プレート23を貫通して止められている。一方、この支持プレート23の内側には圧縮バネ24が圧縮方向に若干付勢されて組み込まれており、その片側は支持プレート23の内壁に、もう一方は軸22に設けられたストッパ25に突き当てられている。そして、この圧縮バネ24のバネ力により軸22及び整合壁15は、図4の下方向に付勢されている。
【0027】
また、この支持プレート23の下端部はスライド板26を介して二つのメンバーからなるスライドレール27の移動側に固定されており、スライドレール27の固定側は整合壁15のスライドする方向に伸びたスライドレール板28に固定されている。一方、このスライドレール板28の両端部には軸29,30が突設されており、これ等の軸29,30には夫々プーリ31,32が取り付けられている。
【0028】
更に、これ等両プーリ31,32間にはタイミングベルト33が張架されており、スライド板26はこのタイミングベルト33に固着されている。そして、整合壁駆動モータM2のモータギア34は、プーリ31のギア部31aと噛合するようになっており、これにより整合壁駆動モータM2の駆動力が両プーリ31,32及びタイミングベルト33を介して整合壁15に伝達され、整合壁15が整合方向に移動するようになっている。
【0029】
尚、整合壁15のホームポジションは、センサS4により検知されるようになっている。また、図5において、35は支持プレート23の上端に取り付けられたガイド部材であり、このガイド部材35を支持プレート23の上方に固定されているレール36の凹部に係合することにより支持プレート23の移動がガイドされるようになっている。
【0030】
一方、昇降用支柱16a,16b,16cは、図3に示すように、ビンB11〜B1nの手前側に一本、奥側に二本立設されたものであり、外周には螺旋状のリードカム16A が形成されている。そして、このリードカム16A にビンB11〜B1nから突き出たビンコロBa,Bb,Bcを夫々係合すると共に、これら各昇降用支柱16a,16b,16cを同期して回転させることにより、ビンコロBa,Bb,Bcと共にビンB11〜B1nをリードカム16A の所定ピッチ分だけ昇降させることができるようになっている。
【0031】
ここで、これ等昇降用支柱16a,16b,16cは、図6に示すモータプーリ18、ベルト19及びリードカムプーリ20a,20b,20cを介して同期伝達されるビンシフトモータM1の駆動力により回転するようになっている。そして、このビンシフトモータM1を正逆転させて、例えば昇降用支柱16a,16b,16cを一回転させることにより、リードカム16A の1ピッチ分だけビンB11〜B1nを昇降させることが出来るようになっている。
【0032】
尚、ビンシフトモータM1は、モータプーリ18と反対側にエンコーダ21を有し、センサS1で一回転分を検知するようになっている。また、各上下部ビンモジュールB1 ,B2 には図示しないホームポジション検知センサがあり、この検知センサにより、トップビンB11が夫々のシート受け入れ位置にあるのを検知するようになっている。
【0033】
一方、各ビンB11〜B1nには、図7に示すように基準棒14a,14bに対応した切欠きBd、整合壁15に対応した穴Beが形成されている他、後述する先出しグリッパ10に対応した切欠きBf、ビン立ち駆動機構用の切欠きBgや操作上必要な切欠きBhが形成されている。
【0034】
ところで、各ビンB11〜B1nは、図6に示すように、水平に対して所定角度傾斜して且つ平行に配置され、更にビンコロBa,Bb,Bcは、ビンB11〜B1nが傾斜した状態で全てが同じ高さになるように構成されている。即ち、ビンB11〜B1nの右方に近いビンコロBbの位置は、ビンB11〜B1nの基準面近傍にあるのに対して、ビンB11〜B1nの左方に近いビンコロBcの位置は、ビンB11〜B1nの基準面より所定位置下方にあり、ビンコロBcはビンにV字型の固定アームで繋がれている。
【0035】
これにより、B15,B16のような隣接したビンが接近した場合にもアーム部の干渉が避けられる。また、ビンコロBa,Bb,Bcは全て同じ高さであるので、昇降用支柱16a,16b,16cの高さ方向の位置も全て同じ高さに設定出来、全体寸法を小さく出来る。
【0036】
一方、各ビンB11〜B1nは、ビンBの側面図である図8及びその部分上斜視図である図9に示すように、シート積載部Biと、このシート積載部Biの移送端である傾斜端に回動軸45bを中心に回動自在に設けられた整合部Bj(ゲート)とから構成されている。ここで、この整合部Bjは、通常シート積載部Biに対して図8の実線で示すように略垂直となるように起立した状態となっており、この状態で積載シートSの後端に当接してシートSの整合を行うようになっている。
【0037】
また、シート束Sを後処理又はスタックする際には、図8に示すように、回動軸45bを支点として整合部Bjが下方に回動し、積載シートSとの当接を解除してシートの移送を可能とするようになっている。尚、整合部Bjには起立手段である起立バネ401 が設けられており、この起立バネ401 により整合部Bjは起立すると共に、積載シートSの重みで倒れないように保持されている。更に、この整合部Bjの先端にはストッパ部が突設されており、このストッパ部によりシート積載部Biに積載されたシート束の最上面のシートの後端が押さえられ、整合部Bjを乗り越えることがないようになっている。
【0038】
ところで、この整合部Bjの回動軸45bには整合部Bjと所定角度を成して駆動アーム45が取り付けられており、この駆動アーム45の先端にはピン45aが立てられている。一方、基台46上にはビン立ち駆動ソレノイドSL1 と、このビン立ち駆動ソレノイドSL1 のアーム48にピン47aを介して連結され、ビン立ち駆動ソレノイドSL1 の作動により図8の実線部から二点鎖線部へ回動するリンク47が支持されている。
【0039】
また、リンク47の先端部には、回動時に駆動アーム45の先端のピン45aと当接するピン当接部材47bが取り付けられている。尚、これ等駆動アーム45、ビン立ち駆動ソレノイドSL1 及びリンク47により、整合部Bjを回動させる回動手段が構成されるようになっている。
【0040】
そして、ビンB上へのシート排出が終了してビンB内のシート束Sを後処理又はスタックする際、相当するビンBが図8の位置にシフトし、この後ビン立ち駆動ソレノイドSL1 が動作され、これに伴ってリンク47が実線部から二点鎖線部へ回動すると、ピン当接部材47bが駆動アーム45のピン45aと当接して整合部Bjは下方に回動するようになっている。
【0041】
尚、このピン当接部材47bは、通常状態ではピン45aとの間では離れており、ビンBの昇降動作の妨げにはならないようになっている。また、ビン立ち駆動ソレノイドSL1 がオフすると、バネ49の作用によりリンク47が元の実線位置に戻り、それに対応して整合部Bjも起立バネ401 により起立状態に復帰するようになっている。
【0042】
一方、この整合部Bjには、図9、図26に示すように、切欠き部405 が形成されている。ここで、この切欠き部405 は、図26に示すように下ガイド402 と上ガイド403 により形成されてた排出通路400 の下方に回動可能に設けられたパドル406 (押さえ手段)が排出ローラ対8g(シート排出手段)により排出され積載されたシート束Sを押さえるためにシート積載部Biの上方に回動突出するのを可能とするためのものである。尚、図2の排出ローラ対8p(シート排出手段)の周囲も、図26と同様の構成になっている。
【0043】
ところで、このパドル406 は、例えば合成樹脂で形成され、図27に示すように、パドルソレノイド450 と、このパドルソレノイド450 の駆動レバー458 と、この駆動レバー458 に連結板452 を介して一端部を連結された第1アーム453 と、この第1アーム453 の他端部にに連結ピン454 を介して連結されると共に他端部が回動軸455 に軸支される一方、中央部にパドル406 が取り付けられている第2アーム456 とからなる回動手段457 により回動されるようになっている。
【0044】
即ち、後述する制御手段により、パドルソレノイド450 がオンとされ、駆動レバー458 が矢印に示す方向に突出すると、第1アーム453 が矢印に示すように引き上げられると共に、第2アーム456 が回動軸455 を支点として矢印に示すように反時計回りの方向に移動し、これに伴ってパドル406 も反時計回りの方向に回動して破線に示すシート積載部Biの上方に突出する位置に回動するようになっている。そして、このようにシート積載部Biの上方に突出回動することにより、パドル406 はシート束を押さえることが出来るようになる。
【0045】
一方、このようにシート積載部Biの上方に突出回動した後、所定時間が経過すると、パドルソレノイド450 がオフとされ、駆動レバー458 が矢印と反対方向に引かれるようになる。これにより、第1アーム453 が矢印と反対方向に下げられると共に、第2アーム456 が時計回りの方向に移動し、これに伴ってパドル406 も時計回りの方向に回動して図26(a)の実線に示すように排出通路400 の下方位置に復帰回動する。
【0046】
ここで、このように復帰回動する際、パドル406 の先端部分406aが排出通路400 の下ガイド402 に当接してビンB側に撓むようになる。そして、このように復帰回動する際、パドル406 の先端部分406aがビンBに撓むようにすることにより、この次にパドル406 が再度回動する際、先端部分406aが下ガイド402 から離れた瞬間、先端部分406aは撓みの反発力により、ビンB側ではなく、ビンBと反対側に撓むようになる。
【0047】
これにより、パドル406 が回動する際、パドル406 が急激にシート束Sの上面シートSaに当たることがなくなるので、シート束Sが乱れることはなくなり、この後のシート束Sの移送やシート綴じを適切に行なうことが出来るようになる。
【0048】
ところで、このパドル406 は上面シートSaを押さえた後も、所定位置まで回動するようになっているが、このように回動する際には、パドル406 は上面シートSaを押さえる一方、整合部Bj側に向けて付勢するようになる。ここで、パドル406 が真っ直ぐなひれ状の形状を有している場合には、パドル406 の付勢力が大きくなって上面シートSaが整合部Bjに強い力で押し付けられ、整合部Bjに沿ってめくり上がるようになる。
【0049】
そこで、このように上面シートSaがめくり上がることがないように本実施形態においては、パドル406 の先端部分406aをビンB側に所定角度で折曲するようにしている。そして、このように先端部分406aを折曲することにより、パドル406 の付勢力を小さくすることが出来るようにしている。ここで、この所定角度は、上面シートSaを整合部Bjにめくり上がることなく突き当てることが出来るような付勢力を発揮できる角度である。
【0050】
尚、このように先端部分406aをビンB側に向かう方向に折曲することにより、パドル406 が復帰回動する際、排出通路400 の下方に容易に入り込むと共に、下ガイド402 に当接してビンB側に撓むことが出来るようにもなっている。
【0051】
一方、ステイプル/スタック装置205 の、図2に示す上部ビンモジュールB1 への第4搬送パス7と下部ビンモジュールB2 への第2搬送パス2との間の空間Kにはグリップ/ステイプルユニット9が上下動可能に配設されており、このグリップ/ステイプルユニット9は、枠体9Aと、枠体9Aに取り付けられた先出しグリッパ10、ステイプラ11及び先出しグリッパ10と共に排出手段を構成する搬送グリッパ12とを有している。
【0052】
ここで、枠体9Aは、グリップ/ステイプルユニット9の上視図である図10及びその正面図である図11に示すように、ユニット前側板50と、ユニット後側板51と、これ等両側板50,51の間に渡された上下二つのガイドステイ52,53及び側部ステイ54により形成されたものである。
【0053】
そして、このユニット後側板51の両側部には上下2個ずつ計4個の昇降コロ55がカシメられ、下側のガイドステイ53の奥側にはシート束Sの搬送時にシート束Sをガイドするガイド部材53aが取り付けられている。
【0054】
また、ステイプル/スタック装置205 の本体側には4個の昇降コロ55を上下動可能に保持する一対のレール56が立設されており、更にこの一対のレール56には、夫々枠体9Aに取り付けられた正逆転可能な昇降モータM4により回転するピニオンギア58と噛合するラックが形成されている。
【0055】
これにより、昇降モータM4が正逆転するとピニオンギア58がレール56のラックに噛合して枠体9Aが昇降するようになっている。尚、57は枠体9Aを横方向に貫通すると共に、両端にピニオンギア58が取り付けられている軸であり、この軸57により2個のピニオンギア58が昇降モータM4により同一タイミングで回転して枠体9Aを昇降させるようになっている。
【0056】
一方、先出しグリッパ10は、ビンB上のシート束Sの手前基準側の右端近傍をグリップしてステイプラ11側に引き出すよう枠体9Aに矢印D方向に移動可能に取り付けられたものである。尚、この先出しグリッパ10の右端からシート束Sの先端までの距離l4 は、引き出し完了時のステイプラ11の左端からシート束S先端までの距離l5 よりも長く設定されている。
【0057】
ところで、この先出しグリッパ10の手前側面には、先出しグリッパ10の駆動部の上視図である図12及び正面図である図13に示すように、溝付きのコロ72がカシメられており、このコロ72は枠体9Aのユニット前側板50に形成された長穴50aに係合している。
【0058】
ここで、この長穴50aは、ステイプラ11に近い図13の右側は略水平に形成されているが、ビンBに近い図13の左方はビンBの傾斜に合わせた角度で形成されている。尚、図12、図13において、73は二つのコロ72の軸の先端部を固定する結合板金73であり、この結合板金73にはビン部材74が取り付けられている。
【0059】
一方、ユニット前側板50の手前側には、正逆転可能な先出しモータM7が取付部材75を介して取り付けられており、その駆動軸先端には揺動アーム76が固着されている。また、この揺動アーム76の先端部には長穴76aが形成されており、この長穴76aに結合板金73のビン部材74の先端部が係合されるようになっている。
【0060】
これにより、例えば先出しモータM7が所定時間正転すると、揺動アーム76が同図に示す二点鎖線位置から実線位置に移動し、これに伴い先出しグリッパ10は、ユニット前側板50の長穴50aに沿ってシート束Sをつかんだ状態で水平位置まで移動するようになっている。また、この後、所定時間逆転すると、揺動アーム76が実線位置から二点鎖線位置に移動し、これに伴い先出しグリッパ10は水平位置でシート束Sを離して、再び傾斜位置に戻る動きを行なうようになっている。
【0061】
一方、搬送グリッパ12は、ステイプラ11で選択的にステイプルした後、シート束S先端を搬送グリッパ12で挟持して図10の矢印Gに示す方向に搬送することが出来るよう枠体9Aに移動可能に取り付けられている。
【0062】
ところで、この搬送グリッパ12は、駆動部の上視図である図14及び正面断面図である図15に示すように、その下部位置にて二本の軸77,78に支持されている。ここで、一方の軸77はボールネジで構成されると共に、前後側板59,60(図10参照)に回転可能に軸支され、もう一方の軸78は通常の軸で構成されると共に前後側板59,60に固定されている。
【0063】
また、枠体9Aのユニット前側板50及びユニット後側板51(図10参照)にはガイドコロ79がカシメられており、このガイドコロ79はユニット後側板51に形成された長穴51aに沿って左右方向に移動することが出来るようになっている。尚、図示しないがユニット前側板50にも同様な長穴が形成されている。
【0064】
一方、ユニット後側板51には、搬送グリッパ12を左右方向に移動するモータM8が取り付けられており、このモータM8の回転はモータプーリ80、ベルト81、プーリ82を介して貫通軸83に伝達されるようになっている。ここで、この貫通軸83には駆動用プーリ84が手前側と奥側に一個ずつ取り付けられ、夫々対向する従動プーリ85との間にベルト86が張架されている。そして、このベルト86の一部分を規制部材87で後側板60上に固着することにより、モータM8の駆動が搬送グリッパ12に伝わり、図10の矢印G方向及び図11において、矢印に示す左右方向への移動が可能となっている。
【0065】
ところで、この搬送グリッパ12は、図10の矢印G方向に移動可能であるが、動図に示す矢印F方向にも移動可能となっている。そして、このように矢印F方向にも移動可能とすることにより、シート束Sのサイズに応じてシート幅の略中央位置をグリップすることが出来るようになっている。これにより、シートSを搬送する際には、先ず、矢印F方向に移動し、次に矢印G方向にシート束Sを搬送してビンB上から完全にシート束Sを引き出して、後述するスタッカに搬送するようになっている。
【0066】
ここで、このような動作が可能となるように図14に示すように後側板60上には、搬送グリッパ12を前後に移動するモータM9が基台88を介して取り付けられており、このモータM9の回転はモータプーリ89、ベルト90、プーリ91を介してボールネジ軸77に伝達されるようになっている。そして、このようにしてボールネジ軸77が回転すると、搬送グリッパ12のボールネジ軸77と係合している部分にも同様のネジが切られているため、搬送グリッパ12が前後に移動するようになっている。
【0067】
尚、搬送グリッパ12の位置は、ホームポジション及びモータM8の回転量を検知することで決定されるようになっている。即ち、左右方向の位置制御は、規制部材87の上部突起87aをホームポジションセンサS7で検知し、モータM8のエンコーダ92を読み取るセンサS8で移動量を検知して所定の位置で停止させるように構成されている。また、搬送グリッパ12の前後方向の位置制御は、ホームポジションセンサS9で搬送グリッパ12の一部を検知し、モータM9のエンコーダ93を読み取るセンサS10 で移動量を検知して、所定の位置で搬送グリッパ12を停止させるように構成されている。
【0068】
ところで、搬送グリッパ12の矢印F方向(図10参照)の移動は、上述したようにシートSのサイズに対応して移動する他に、スタッカ上での仕分けの目的でも用いられる。即ち、スタッカへのシート束S搬送時、矢印G方向への搬送量はシート束Sのサイズによるが、矢印F方向へのシート束Sの搬送量を変化させることで、同一サイズのシート束Sの仕分けを行なったり、異なるジョブ間の仕分けを行なったりすることが出来るようになっている。
【0069】
尚、搬送グリッパ12の奥行き寸法l6 は、ステイプラ11がシート束Sに対して動作している位置においてもシート束Sの先端が挟持できるような寸法に設定されている。
【0070】
一方、これ等先出しグリッパ10及び搬送グリッパ12のグリップ部61は、図16に示すように二枚の側板62,62(同図においては一方の側板のみを図示)に、三本の軸63,64,65が支持されており、第1軸65には上グリッパ66と下グリッパ67が配設されており、第2軸63に固設された下グリッパカム68と、第3軸64に固設された上グリッパカム69との矢印方向の回動により夫々矢印H,矢印I方向の揺動を繰り返す(実線と破線図)ようになっている。
【0071】
また、第1バネ部材70は、下グリッパ67のカム部67aを下グリッパカム68に付勢し、第2バネ部材71は上グリッパ66のカム部66aを上グリッパカム69に付勢し、上グリッパ66と下グリッパ67の当接圧が略一定になるように制御している。尚、これ等上下グリッパカム69、68は、図示しない挟持用モータにて駆動されるようになっている。
【0072】
尚、先出しグリッパ10と搬送グリッパ12は、上述したように基本構成は同様であるが、挟持圧やグリッパの幅、最大開口量等の条件は夫々の使用条件に合わせて最適に設定して構わない。
【0073】
例えば、本実施形態の場合、先出しグリッパ10は、スペース上、幅を小さく押さえるが基準側のみ挟持するため、シート束Sのズレ防止のために挟持圧を高めに設定したり、開口量もビンB間に進入すべく押さえ気味にする。一方、搬送グリッパ12は、シート束Sのセンターを挟持可能なので、挟持圧を低めに設定する等が可能である。その他、シートSのカール量、坪量、折りの有無、枚数等によって一般的に設定することも可能である。
【0074】
一方、ステイプラ11は、シート幅とオーバーラップしない手前や奥の退避位置や、シート束Sの先端部の任意の位置に移動できるよう図10に示す矢印E方向に移動可能となるように枠体9Aに移動可能に取り付けられている。
【0075】
そして、このステイプラ11は、ステイプラ駆動部の左側面図である図17及びその上視図である図18に示すように、基台94上に固定されており、この基台94の上部にはスライダー95が取り付けられている。ここで、このスライダー95は枠体9Aのユニット前側板50及びユニット後側板51間に固定されている二本の軸96,97によりスライド可能に保持されている。
【0076】
また、図17、図18に示すように、ユニット後側板51側にはステイプラ11を前後に移動するモータM10 がモータ基台98を介して取り付けられており、モータM10 の回転はモータギア99、モータプーリ100 、従動プーリ101 及び両プーリ100 , 101間に渡されたベルト102 を介し、規制部材103 によってベルト102 に固着されたスライダー95に伝達され、これによりステイプラ11は、図17の矢印J方向に移動することが可能となっている。
【0077】
尚、このステイプラ11は、手前側の退避位置11a、奥側の退避位置11bの間なら任意の位置に停止可能となっているが、このステイプラ11の位置設定は、手前の位置センサS11 又は奥の位置センサS12 による検知からモータM10 のエンコーダ104 をセンサS13 で読み取ることにより決定されるようになっている。
【0078】
そして、このように構成されたグリップ/ステイプルユニット9は、ビンB11〜B16にシート束Sが満たされた後で、図1、図2の破線で示す位置に移動し、先出しグリッパ10により各ビンB11〜B16上のシート束Sを図1、図2の右方向に搬送し、ステイプラ11で選択的にステイプルした後、シート束Sの先端を搬送グリッパ12で挟持して更に右方向へ搬送するようになっている。
【0079】
ところで、ステイプル/スタック装置205 においては、このようにグリップ/ステイプルユニット9により上部ビンモジュールB1 のビンからシート束Sを取り出している間に、下部ビンモジュールB2 のビンB21〜B26にシートSを搬送するようにしている。
【0080】
そして、ビンB11〜B16からシート束Sを取り出した後、また下部ビンモジュールB2 のビンB21〜B26への搬送終了後、今度はグリップ/ステイプルユニット9を図1、図2の実線位置まで下降させ、この実線位置で下部ビンモジュールB2 からのシート束Sの取り出しを行なうようになっている。そして、この動作を繰り返すことにより、後述するスタックユニットが満載になるまで連続してコピーを継続できるようになっている。
【0081】
尚、各上下部ビンモジュールB1 ,B2 には、各ビンB11〜B16上のシートSを検知する貫通センサS3(図2参照)があり、この貫通センサS3によりビンB11〜B16上のシートSの有無を検知して上下部ビンモジュールB1 ,B2 を切り換えるタイミングの決定等を行なうようにしている。
【0082】
一方、図2に示すように、上部ビンモジュールB1 への第4搬送パス7と下部ビンモジュールB2 への第2搬送パス2とに挟まれた空間Kにおいて、グリップ/ステイプルユニット9の下方にはスタックユニット13が上下動可能に設けられており、搬送グリッパ12で搬送したシート束Sを、このスタックユニット13にて収納するようになっている。尚、ステイプラ11の右端部とスタックユニット13の左端部は、図2に示すように、左右方向で略オーバーラップしている(図2の幅l15の領域)。
【0083】
ところで、このスタックユニット13は、スタックユニット13の上視図である図19、その正面図である図20及び左側面図である図21に示すように、スタックユニット13の外枠となるスタックフレーム105 と、シート積載部であるスタックトレイ116 と、スタッカ基準壁117 及び押さえ部材118 とを有している。
【0084】
そして、スタックフレーム105 は、後側板105a、左側板105b、右側板105c及び底板105dから構成されている。ここで、この左右側板105b,105cの奥側外面には昇降コロ106 が夫々上下に2個ずつ、計4個取り付けられており、ステイプル/スタック装置205 本体に固定されたレール107 にガイドされている。尚、このレール107 は図8で示したグリップ/ステイプルユニット9のレール56と同一部材で共存化しても良い。
【0085】
一方、左右側板105b,105cの奥側の曲げ部には、夫々図19及び図21に示すように保持板108 によりチェーン109 が保持されており、これ等左右のチェーン109 は、夫々上下のスプロケット110 , 111間に渡されている。
【0086】
尚、ステイプル/スタック装置205 本体には、スタック部移動装置である正逆転可能なスタックフレーム105 を昇降させるモータM11 が固定されており、このモータM11 の回転はギア 113, 114を介して下方のスプロケット111 を固定している貫通軸112 に伝達されるようになっている。これにより、モータM11 が回転すると下方のスプロケット111 が回転し、これに伴ってスタックフレーム105 が昇降するようになっている。
【0087】
尚、スタックフレーム105 の停止位置としては、通常は、図2に示したグリップ/ステイプルユニット9の二つの停止位置(上方の破線部と下方の実線部)に対応した二つの停止位置の他に、スタックトレイ116 の引出し位置及びスタッカ制限枚数変更位置等、複数ケ所に設定されている。また、スタックフレーム105 のホームポジションは、上部ビンモジュールB1 に対応した位置になっているが、モータM11 のエンコーダ115 をセンサS14 で読み取ることで上記の様々な設定位置に停止することが可能となっている。
【0088】
一方、スタックトレイ116 は、搬送グリッパ12にて搬送されたシート束Sを積載するようにスタックフレーム105 に設けられたものである。ところで、シートSを多数積載すると次第にシート束Sの上面が上昇し、やがてグリップ/ステイプルユニット9に近づくようになる。そして、このシート束Sの上面とグリップ/ステイプルユニット9との間隔が所定の間隔よりも狭くなると、シート束Sの搬送及び積載が適当に行なわれなくなり、シート束Sがロックしてしまう。
【0089】
そこで、このようなシート束Sのロックを防ぐためにシート束Sの積載を開始した後は、シート束Sの上面とグリップ/ステイプルユニット9との間隔を常に一定に保つようにスタックトレイ116 を徐々に降下させるようにしている。
【0090】
そして、このようにスタックトレイ116 を徐々に降下させるために、スタックトレイ116 の平面図である図19及びその正面図である図22に示すように、スタックトレイ基台129 の両端面にはコの字形のコロ受板131 が取り付けられると共に、夫々のコロ受板131 にはコロ132 が二個ずつカシメられる。一方、これ等のコロ132 はスタックフレーム105 の左右側板105b,105cに固定されているレール128 にガイドされるようになっている。
【0091】
ここで、このレール128 の一端部には、上下方向にラックが形成され、スタックトレイ基台129 を横方向に貫通した貫通軸133 の両端に取り付けられたピニオンギア134 と噛合するようになっている。一方、スタックトレイ基台129 には、モータ基台135 を介してシート積載部移動装置であるスタックトレイ116 を昇降するモータM13 が取り付けられており、このモータM13 の回転は、ギア136 , 137によって貫通軸133 に伝達されるようになっている。
【0092】
これにより、モータM13 が回転すると、ピニオンギア134 が回転し、これに伴ってスタックトレイ116 が降下するようになている。尚、モータM13 の他端にはエンコーダ138 が取り付けられており、センサS15 で読み取ることによりスタックトレイ116 の降下量を制御するようにしている。
【0093】
尚、スタックトレイ116 は、スタックトレイ基台129 に対してアキュライド130 で手前方向引き出し可能に構成されており、スタックユニット13が動作中でない場合には、スタックトレイ116 を手前方向に引き出すことによりシート束Sを任意に取り出すことが出来るようになっている。
【0094】
一方、スタッカ基準壁117 は、図23に示すように、スタックトレイ116 に積載されたシート束Sの後端を規制するためのものである。また、図19、図20に示すように、このスタッカ基準壁117 にはガイドコロ117aが回転自在に支持されており、シート束Sの後端がスタッカ基準壁117 の上部傾斜面117bに残らないようになっている。尚、このスタッカ基準壁117 は、スタッカ制限枚数の変更時には上方に移動して対応するようになっている。
【0095】
ところで、このスタッカ基準壁117 の上端部には、図20に示すように、近接防止センサS16 が取り付けられており、スタックユニット13と上方のグリップ/ステイプルユニット9との距離を検知して、一定の距離以下に接近した時は、互いの近接方向の駆動を停止する制御を行ない、干渉防止を行なうようにしている。
【0096】
また、スタッカ基準壁117 の側面部には積載されたシート束Sの上面を検知するシート位置検知手段であるスタック高さ検知センサS17 が取り付けられており、シート束Sがスタックトレイ116 に順次積載され、シート束Sの上面がセンサS17 を越えると、このセンサS17 は図1に示す制御装置(CPU)270 に対して検知信号を出力するようになっている。
【0097】
ここで、この制御装置270 は、図24に示すように構成されており、スタック高さ検知センサS17 からの検知信号が入力されると、この信号に応じてスタックトレイ116 を昇降するモータM13 を駆動してスタックトレイ116 を降下させ、シート束Sの上面とスタックユニット13との間隔を一定に保つようにしている。
【0098】
尚、この制御装置270 は、一方のビンモジュールへのシートSの収納が終了した後、第1デフレクタ3及び第2デフレクタ4に対して切り換え信号を出力して他方のビンモジュールへのシートSの収納を開始する一方、スタックフレーム105 を昇降するモータM11 を駆動してスタックユニット13を一方のビンモジュールに向けて上下動させた後、先出しモータM7を介して先出しグリッパ10を、搬送グリッパ12を左右に移動するモータM8及び搬送グリッパ前後に移動するモータM9を介して搬送グリッパ12を駆動してシート束Sをスタックトレイ116 に順次積載するようにしている。
【0099】
一方、押さえ部材118 は、図23に示すように、スタックトレイ116 上のシート束Sを上方から押圧するためのものであり、このように押さえ部材118 によりシート束Sを押さえることにより、次にスタックトレイ116 上に積載されるシート束Sによる既に積載されたシート束Sの乱れを防止することが出来ると共に、次にスタックトレイ116 上に積載されるシート束Sの落下積載時のシート束S内のズレを防止することが出来る。
【0100】
次に、このように構成されたステイプル/スタック装置205 のソートモード時の動作を説明する。
【0101】
先ず、グリップ/ステイプルユニット9は、上部ビンモジュールB1 のシート束Sの取り出しに対応した位置(図2の破線位置)に移動して待機する。この時、先出しグリッパ10は、グリップ部61(図16参照)を開放した状態で図10に示す位置に待機し、ビンモジュール内のビンB昇降の際に、ビンB上のシートSの妨げにならないようになっている。尚、ソートモードの際には、ステイプラ11は、動作させないので、ステイプラ11は図10において、破線で示す手前の退避位置11aに移動する。
【0102】
一方、搬送グリッパ12は、図10において、破線で示すように、矢印F方向においては、搬送されてくるシート束Sの略中央をグリップ出来、矢印G方向においては先出しグリッパ10によって先出しされたシート束Sの先端をグリップ出来るような挟持位置12aにグリップ部61を開放した状態で待機する。
【0103】
次に、スタックユニット13は、図2で破線で示す位置に移動し、グリップ/ステイプルユニット9により搬送されるシート束Sを受容できるようになっている。尚、この際、図20に示すように、スタックトレイ116 は上面がシート束Sを受容可能な位置に、スタッカ基準壁117 及び押さえ部材118 はスタックトレイ116 に対応した位置に移動する。
【0104】
以上でシート処理装置203 側がスタンバイ状態になり、原稿が給送されて画像形成が行なわれ、シートSが搬送されてくると、図2に示すように最初のシートSは折り装置204 を通過してシート搬入口215 から進入し、第1デフレクタ3で上方に、更に第2デフレクタ4で左方へ搬送されて排出ローラ対8gでビンB11上に排出される。
【0105】
そして、排出センサS18 でビンB11に一枚目のシートSが排出されたことを検知すると、ビンBは1ビン上方にシフトしてビンB12がシート収容位置に上昇する。上記動作を繰り返して、上部ビンモジュールB1 のビンBの全てに同一画像のシートSが排出されると、原稿が交換されて二枚目の原稿に対し画像形成が行なわれる。
【0106】
上部ビンモジュールB1 のビンBは、最下ビンB(図2ではビンB16)がシート収容位置にあり、二枚目のシートSに関しては最下ビンBから順にシートSを収容していく。上記動作全ての原稿について繰り返し行ない、ビンBへのシートSの収容動作は終了する。尚、ビンB上に積載されたシートSは、図3で示す基準棒14a,14bに対し、整合壁15をシート搬送方向と直交する方向に動作させることで整合される。
【0107】
そして、このようにしてソート及び整合が完了すると、先ず、先出しグリッパ10が図11においてグリップ部61を開放したまま実線位置から破線位置へ移動し、その後、シート束Sを挟持する。
【0108】
次に、図8に示すように、整合部Bjがビン立ち駆動ソレノイドSL1 により開放されてシート束Sの移送が可能となる。尚、この時、シート束Sは手前側は基準棒14a,14b(図7参照)によって、奥側は整合壁15(図7参照)と、ガイド部材53a(図10参照)とにより、両サイドを規制され、また、下方向はビン面、倒れた整合部Bj及びガイドステイ53、上方向はガイドステイ52(図11参照)にガイドされて、図10の搬送グリッパ12側に搬送可能な状態となる。
【0109】
この後、シート束Sを挟持した先出しグリッパ10が図13に示す二点鎖線位置から実線位置に移動した後、図10に示す実線位置に停止し、ここで先出しグリッパ10と搬送グリッパ12間のシート束Sの受渡しが行なわれる。即ち、図10の破線位置に開放したまま待機していた搬送グリッパ12が、先ず、シート束Sの略中央部を挟持し、次に先出しグリッパ10は挟持を開放した後、図13に示す実線位置から二点鎖線位置に移動して次の搬送に備える。
【0110】
尚、先出しグリッパ10にてシート束Sを移送する際、整合部Bjのストッパ部410 (図26参照)はシート積載部Biのシート積載面Bkよりも上に出ない位置まで下方に回動しているのでシート束Sの移送を確実に行なうことが出来る。また、先出しグリッパ10による移送が終了すると、ビン立ち駆動ソレノイドSL1 がオフし、これにより、バネ49の作用にてリンク47が元の実線位置に戻り、それに対して整合部Bjも起立バネ401 により起立状態に復帰する。
【0111】
一方、搬送グリッパ12は、この後、図10の矢印Gの右方向に駆動されてシート束Sを右方向に搬送し、シート束Sのサイズに応じた適正な位置で停止する。尚、この状態では、図23に示すように、シート束Sの後端は、スタックトレイ116 の上面に落下しており、左側はスタッカ基準壁117 により規制され、また、シート束S上面はソレノイドにより駆動された押さえ部材118 により押圧されている。
【0112】
この状態から搬送グリッパ12を開放して、シート束Sの先端部もスタックトレイ116 上へ落下させる。この時、押さえ部材118 は落下するシート束S内のズレを防止する働きをする。
【0113】
次に、二束目のシート束Sの搬送時については、搬送グリッパ12でシート束Sの略中央部を挟持し、グリッパ間でのシート束Sの受渡しを行なうところまでは一束目と同一であるので、以降の動作のみについて説明する。
【0114】
シート束Sの受渡し後、搬送グリッパ12は、図8の矢印Fの方向に所定量だけ動く。この際、シート束Sの後端側が規制されないように、基準棒14a,14bや整合壁15、ガイド部材53aが逃げても構わないし、また、これらの幅規制部材を、シート束Sの後端が完全に抜け切ってから、上記搬送グリッパ12の矢印F方向の移動を行なっても良い。この移動により、スタックトレイ116 へのシート束Sの積載時、一束目のシート束Sとの識別が可能となる。
【0115】
搬送グリッパ12による右方向の搬送途中において、図25に示すように、シート束S2 の後端が所定位置に達する前にシート束S2 の中央部が先にスタックトレイ116 上のシート束S1 の上面に落下してしまい、そのまま搬送を続けると、搬送しているシート束S2 が既に積載したシート束S1 の整合を乱す虞がある。この際、同図に示すように、押さえ部材118 で既に積載したシート束S1 の上面を押さえることで、既に積載されたシート束S1 のズレを防止できる。
【0116】
ところで、スタックトレイ116 上に積載されたシート束Sについては、その最上面が常にスタッカ基準壁117 のスタック高さ検知センサS17 (図20参照)で検知されており、制御装置270 により上方にあるグリップ/ステイプルユニット9と、シート束Sの積載最上面との間隔が常に一定となるようにスタックトレイ116 を徐々に降下させるようにしている。
【0117】
また、スタックトレイ116 上のシート束Sに関しては、スタックユニット13が動作中でない場合には、シート束Sは任意に取り出しが可能な構成になっている。このため、操作者が図示しない取り出しボタンを押下することによって、スタックユニット13は取り出し位置に移動し、スタック取り出しカバーのみが開閉可能となり、また、シート束Sを取り出した後、カバーを閉じれば継続して処理が可能となる。
【0118】
次に、ステイプルソートモードの場合について説明する。尚、ここでは、シートS及びシート束Sの搬送に関しては上述したソートモードの場合と同一であるので説明を省略し、ステイプラ11の移動制御について述べる。
【0119】
先ず、手前一箇所綴じの場合について説明する。この場合、ノンステイプルモード時には、図10及び図17に示すように、手前側の退避位置11a又は奥側の退避位置11bの位置にあるステイプラ11は、待機位置11cに移動する。尚、図10に示すように、ステイプラ11が待機位置11cにあっても、搬送グリッパ12は互いに干渉することなく待機できる。
【0120】
先出しグリッパ10により搬送されたシート束Sに対し、ステイプラ11はステイプル動作を行なった後、手前側の退避位置11aに移動し、その後、搬送グリッパ12によってシート束Sは右方向に搬送される。尚、シート束Sの後端がステイプラ11の移動領域から抜けると、ステイプラ11は再び一箇所綴じの待機位置11cに移動して、次のシート束Sの受入れを待つ。
【0121】
ところで、このようにシート束Sを綴じる際、整合部Bjは、ストッパ部410 が針打ち部11Aに臨む位置まで下方向に回動しているので、シート束Sを確実に針打ち部11Aに案内することが出来る。
【0122】
尚、奥一箇所綴じの場合については、シートサイズセンサよりも奥側のみに綴じる場合であるので、上述した逆でステイプラ11は奥側の退避位置11bと綴じ位置とを往復動作することになる。
【0123】
次に、二箇所綴じを行なう場合について説明する。二箇所綴じ位置は、シート束Sの幅方向サイズにより様々な位置をとるが、例えば、図10、図17に示すステイプラ位置11d,11eの二箇所を綴じ位置とするサイズがあったとする。この場合も、図10に示すように、ステイプラ11がいずれのステイプラ打ち込み位置11d,11eにあっても挟持位置12aにある搬送グリッパ12と干渉することがない。
【0124】
二箇所綴じのスタンバイ時に、ステイプラ11は手前側の退避位置11aから二箇所の手前側の打ち込み位置11dへ移動して待機する。この時、搬送グリッパ12は、実線の待機位置12bで待機する。そして、シート束Sが先出しグリッパ10で搬送されると、先出しグリッパ10がシート束Sを挟持したまま、ステイプラ11が打ち込み位置11dで手前側の一箇所をステイプルする。次に、ステイプラ11は、打ち込み位置11eに移動して二箇所の奥側の位置をステイプルする。
【0125】
ステイプラ11が打ち込み位置11dから打ち込み位置11eに移動すると、直ぐに搬送グリッパ12が待機位置12bから挟持位置12aに進入してくる。そして、搬送グリッパ12がシート束Sを挟持し、一方、先出しグリッパ10はシート束Sを開放する。ステイプラ11は打ち込み位置11eで二箇所目のステイプル動作を行なった後、奥側の退避位置11bへ移動する。
【0126】
一束目のシート束Sの後端がステイプラ移動領域を抜けると、ステイプラ11は退避位置11bから奥側のステイプル打ち込み位置11eへ移動して、二束目のシート束Sを受け入れる。今度は、二箇所の奥側を先にステイプルしてから、手前の打ち込み位置11dへ移動する。搬送グリッパ12は一束目と同様に、一箇所目をステイプルし、二箇所目にステイプラ11が移るまでには待機位置12bで待機し、その後、挟持位置12aに移動し、ステイプラ11の手前への退避動作を待って、シート束Sの搬送を行なう。以上述べたように、二箇所綴じの時は、ステイプラ11の退避位置を手前と奥と交互にすることによって処理時間を短縮している。
【0127】
次に、押さえ手段の一部を構成するパドル406 の動作について詳細に説明する。原稿一枚毎に複写設定部数の複写が行なわれ、各シートSは各シート積載部Biに夫々排出されていくが、複写した原稿の枚数をカウントし、間欠的例えば所定枚数毎に図27のパドルソレノイド450 を所定時間励磁してパドル406 を駆動し、このパドル406 によりシート積載部Bi内のシートSの整合部Bj側を押さえる。
【0128】
このようにパドル406 は間欠的に駆動されるため、パドル406 をシートSが排出される毎に駆動する場合に比べ、パドル406 とシート積載部Bi上のシートSとの接触回数が少なく、パドル406 の耐久性が向上すると共に、騒音も低減できる。
【0129】
排出センサS18 によりシートSの排出枚数をカウントして、そのカウント数を設定部数で割った値が所定値になる毎にパドル406 を間欠的に作動しても良い。
【0130】
また、パドル406 を所定時間毎に間欠的に作動しても良い。例えば、原稿5頁毎にパドル406 を駆動するとすれば、一枚の原稿を設定部数、各シート積載部に収容する予め設定した時間と原稿5頁とを掛けた時間毎にパドル406 を作動させる。
【0131】
また、各シート積載部BiにシートSが2枚以上の所定枚数排出される毎にパドル406 を作動しても良い。
【0132】
更には、パドル406 を間欠的に作動させると共に、シート積載部BiにシートSが収容されるにつれてパドル406 の作動間隔を短くするようにしても良い。例えば、シート積載部Biに10枚排出されると、パドル406 を動作させ、以降8枚、6枚、5枚、4枚、3枚、2枚、1枚排出される毎にパドル406 を作動させ、作動間隔を短くしてシートSを押さえることにより、排出ローラ対8gと収容されたシートS最上面との間隔が小さくなるにつれてパドル406 によるシートSを押さえる間隔が短くなり、シートS間に排出シートSが進入して頁順が狂うのを防止する。
【0133】
また、シートSが所定量排出されるまでは、パドル406 を不作動にし、所定量以上排出されると、パドル406 を作動させても良い。尚、シートSが所定量排出されか否かは、シートSの排出枚数や複写枚数をカウントして求めることが出来る。
【0134】
また、図28のように発光素子411aと受光素子411bを有するセンサ 412を切欠き部405 に対向して配置し、発光素子411aの光がシート積載部Bi上のシートSで反射し、その反射光を所定時間以上、受光素子411bが受光するとシートSが所定量(センサ412 の位置まで)収容されたとしても良い。
【0135】
また、シートSが所定量排出されるまでは、パドル406 を不作動にし、所定量以上排出されると、シートSが排出される毎にパドル406 を作動させても良い。
【0136】
また、シートSが所定量排出されるまではパドル406 を不作動にし、所定量以上排出されると、所定量排出される毎にパドル406 を作動させても良い。例えば、シート積載部Biに10枚排出されるまではパドル406 を動作させず、10枚排出されるとパドル406 を作動させ、以降5枚排出される毎にパドル406 を作動させてシートSを押さえ、シートS間に排出シートSが進入して頁順が狂うのを防止する。
【0137】
また、シートSが所定量排出されるまでは押さえ手段を不動作にし、所定量以上排出されると、シートSが収容されるにつれてパドル406 の作動間隔を短くしても良い。例えば、シート積載部Biに10枚排出されるまではパドル406 を動作させず、10枚排出されるとパドル406 を作動させ、以降5枚、4枚、3枚、2枚、1枚排出される毎にパドル406 を作動させ、作動間隔を短くしてシートSを押さえ、シートS間に排出シートSが進入して頁順が狂うのを防止する。
【0138】
尚、この発明はレーザプリンタや複写機から排出されたシートSを区分け収容するソータに限らず、排出されたシートSを一つのトレイに収容するスタッカ、イメージリーダや複写機のプラテンに自動的に原稿を供給し、画像処理後に原稿を排出トレイに排出する自動原稿送り装置等にも適用できる。
【0139】
【発明の効果】
本発明は、上述の如き構成と作用とを有するので、押さえ手段を間欠的に作動させる場合には、該押さえ手段をシートが排出される毎に駆動する場合に比べて、押さえ手段とシート積載部上のシートとの接触回数が少なく、押さえ手段の耐久性が向上すると共に、騒音も低減できる。
【0140】
また、押さえ手段を間欠的に作動させると共に、シート積載部にシートが収容されるにつれて押さえ手段の作動間隔を短くした場合には、シート間に排出シートが進入して頁順が狂うのを防止できる。
【0141】
また、シートが所定量排出されるまで押さえ手段を不動作にし、所定量以上排出されると押さえ手段を作動させる場合には、押さえ手段の作動回数が少なく、耐久性が向上し、騒音の低減を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用できる画像形成装置の一例である電子写真複写機の内部構成を示す図である。
【図2】電子写真複写機に設けられたシート処理装置の縦断正面図である。
【図3】シート処理装置に設けられたビンモジュールの斜視図である。
【図4】ビンモジュールに設けられた整合壁駆動部の平面図である。
【図5】整合壁駆動部の側面図である。
【図6】ビンモジュールの側面図である。
【図7】ビンモジュールの平面図である。
【図8】整合部駆動部の側面図である。
【図9】整合部駆動部の平面図である。
【図10】シート処理装置に設けられたグリップ/ステイプルユニットの平面図である。
【図11】グリップ/ステイプルユニットの側面図である。
【図12】グリップ/ステイプルユニットに設けられた先出しグリッパ駆動部の平面図である。
【図13】先出しグリッパ駆動部の側面図である。
【図14】グリップ/ステイプルユニットに設けられた搬送グリッパ駆動部の平面図である。
【図15】搬送グリッパ駆動部の側面図である。
【図16】搬送グリッパ駆動部及び先出しグリッパ駆動部のグリップ部の側面図である。
【図17】グリップ/ステイプルユニットに設けられたステイプルユニット駆動部の左側面図である。
【図18】ステイプルユニット駆動部の平面図である。
【図19】グリップ/ステイプルユニットに設けられたスタックユニットの平面図である。
【図20】スタックユニットの正面図である。
【図21】スタックユニットの駆動部の左側面図である。
【図22】スタックユニットに設けられたスタックトレイの正面図である。
【図23】スタックユニットに設けられたスタック押さえ部材の効果を示す作用図である。
【図24】シート処理装置に設けられた制御装置の構成を示す図である。
【図25】スタック押さえ部材の効果を示す作用図である。
【図26】シート処理装置に設けられたパドルが回動する様子を示す図である。
【図27】パドルを回動させる回動手段を示す図である。
【図28】シート積載部にシートが所定量収容されたことを検知する構成を示す図である。
【図29】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…第1搬送パス、2…第2搬送パス、3…第1デフレクタ、4…第2デフレクタ、5…ノンソートトレイ、6…第3搬送パス、7…第4搬送パス、8a〜8p…ローラ対(8g,8p…排出ローラ対)、9…グリップ/ステイプルユニット、9A…枠体、10…先出しグリッパ、11…ステイプラ、11A…針打ち部、11a,11b…退避位置、11c…待機位置、11d,11e…打ち込み位置、12…搬送グリッパ、12a…挟持位置、12b…待機位置、13…スタックユニット、14a,14b…基準棒、15…整合壁、16a〜16c…昇降用支柱、16A …リードカム、18…モータプーリ、19…ベルト、20a,20b,20c…リードカムプーリ、21…エンコーダ、22…軸、23…支持プレート、24…圧縮バネ、25…ストッパ、26…スライド板、27…スライドレール、28…スライドレール板、29,30…軸、31,32…プーリ、31a…ギア部、33…タイミングベルト、34…モータギア、35…ガイド部材、36…レール、45…駆動アーム、45a…ピン、45b…回動軸、45c,45c′…ストッパ、46…基台、47…リンク、47a…ピン、47b…ピン当接部材、48…アーム、49…バネ、50…ユニット前側板、50a…長穴、51…ユニット後側板、51a…長穴、52,53…ガイドステイ、53a…ガイド部材、54…側部ステイ、55…、昇降コロ、56…レール、57…軸、58…ピニオンギア、59,60…前後側板、61…グリップ部、62…側板、63〜65…軸、66…上グリッパ、66a…カム部、67…下グリッパ、67a…カム部、68…下グリッパカム、69…上グリッパカム、70…第1バネ部材、71…第2バネ部材、72…コロ、73…結合板金、74…ビン部材、75…取付部材、76…揺動アーム、76a…長穴、77,78…軸(77…ボールネジ軸)、79…ガイドコロ、80…モータプーリ、81…ベルト、82…プーリ、83…貫通軸、84…駆動用プーリ、85…従動プーリ、86…ベルト、87…規制部材、87a…上部突起、88…基台、89…モータプーリ、90…ベルト、91…プーリ、92,93…エンコーダ、94…基台、95…スライダー、96,97…軸、98…モータ基台、99…モータギア、100 …モータプーリ、101 …従動プーリ、102 …ベルト、103 …規制部材、104 …エンコーダ、105 …スタックフレーム、105a…後側板、105b…左側板、105c…右側板、105d…底板、106 …昇降コロ、107 …レール、108 …保持板、109 …チェーン、110 ,111 …スプロケット、112 …貫通軸、113 ,114 …ギア、116 …スタックトレイ、117 …スタッカ基準壁、117a…ガイドコロ、117b…上部傾斜面、118 …押さえ部材、128 …レール、129 …スタックトレイ基台、130 …アキュライド、131 …コロ受板、132 …コロ、133 …貫通軸、134 …ピニオンギア、135 …モータ基台、136 ,137 …ギア、138 …エンコーダ、200 …電子写真複写機、201 …複写機本体、202 …原稿自動送り装置、203 …シート処理装置、204 …折り装置、205 …ステイプル/スタック装置、206 …原稿載置台、207 …原稿、208 …プラテンガラス、209 …パス、210 …光学系、211 …パス、212 …デッキ、213 …画像形成部、214 …定着部、215 …シート搬入口、216 …ガイドスリット、217 …係止部、218 …バネ、220 …作動アーム、221 …ガイド面、222 …軸、223 ,223 ′…ガイドピン、224 ,224 ′…移動アーム、225 , 225′…係合部、226 ,226 ′…ガイドスリット、227 …係止部、228 …バネ、230 …作動装置、231 ,231 ′…係合突起、232 , 232′…係合突起、241 …モータ、242 ,243 …ギア、 244…ウォームギア、245 …ギア、246 …アーム、247 …ピン、248 …軸、249 …ガイドアーム、250 ,251 …ガイド、252 …駆動アーム、253 …ガイド穴、254 …ホームポジション検知突起、255 …センサ、256 …開放検知突起、257 …センサ、258 …コイルバネ、270 …制御装置、400 …排出通路、401 …起立バネ、402 …下ガイド、403 …上ガイド、405 …切欠き部、406 …パドル、406a…先端部分、410 …ストッパ部、411a…発光素子、411b…受光素子、412 …センサ、450 …パドルソレノイド、451 …位置決め部、452 …連結板、453 …第1アーム、454 …連結ピン、455 …回動軸、456 …第2アーム、457 …回動手段、458 …駆動レバー、900 …角度、B…ビン、B11〜B1n…ビン、B21〜B2n…ビン、B1 ,B2 …上下部ビンモジュール、Ba,Bb,Bc…ビンコロ、Bd…切欠き、Be…穴、Bf,Bg,Bh…切欠き、Bi…シート積載部、Bj…整合部、Bk…シート積載面、K…空間、M1…ビンシフトモータ、M2…整合壁駆動モータ、M4…昇降モータ、M7…先出しモータ、M8,M9,M10 ,M11 ,M13 …モータ、S,S1 ,S2 …シート(シート束)、Sa…上面シート、S1…センサ、S3…貫通センサ、S4…センサ、S7…ホームポジションセンサ、S8…センサ、S9…ホームポジションセンサ、S10 …センサ、S11 ,S12 …位置センサ、S13 ,S15 …センサ、S16 …近接防止センサ、S17 …スタック高さ検知センサ、S18 …排出センサ、SL1 …ビン立ち駆動ソレノイド

Claims (4)

  1. シート排出手段から排出されるシートを収容するシート積載部と、前記シート積載部に収容されたシートの上面を押さえつける押さえ手段とを備えたシート収容装置において、
    前記押さえ手段を前記排出されるシートの枚数に応じて間欠的に作動させると共に、前記シート積載部にシートが収容されるにつれて前記押さえ手段の前記排出されるシートの枚数に応じて間欠的な作動間隔を短くする制御手段を備えたことを特徴とするシート収容装置。
  2. 前記制御手段は、前記シート積載部にシートが複数枚の所定量排出されたか否かを判別する判別手段を備え、前記判別手段により前記シート積載部にシートが前記所定量排出されたと判別されるまでは、前記押さえ手段を不作動にし、前記所定量以上排出されたと判別されると、前記押さえ手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載のシート収容装置。
  3. シート排出手段から排出されるシートを収容するシート積載部と、前記シート積載部に収容されたシートの上面を押さえつける押さえ手段とを備えたシート収容装置において、
    前記シート積載部にシートが複数枚の所定量排出されたか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記シート積載部にシートが前記所定量排出されたと判別されるまでは、前記押さえ手段を不作動にし、前記所定量以上排出されたと判別されると、前記シート積載部にシートが前記所定量よりも少ない設定量排出される毎に前記押さえ手段を作動させる制御手段を備えたことを特徴とするシート収容装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート収容装置を備え、シート搬送手段により搬送されたシートに対して画像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする画像形成装置。
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