JP2589341B2 - シート綴じ装置及び該装置を備えるシート後処理装置 - Google Patents

シート綴じ装置及び該装置を備えるシート後処理装置

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JP2589341B2
JP2589341B2 JP63060064A JP6006488A JP2589341B2 JP 2589341 B2 JP2589341 B2 JP 2589341B2 JP 63060064 A JP63060064 A JP 63060064A JP 6006488 A JP6006488 A JP 6006488A JP 2589341 B2 JP2589341 B2 JP 2589341B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、複数のシートを綴じ止めするシート綴じ装
置及び該装置を備えかつ複写機、印刷機、レーザービー
ムプリンタ等の画像形成装置と共に用いられるシート後
処理装置に係り、詳しくは開閉自在なシャッターを備え
るシート綴じ装置及び多数のピンに画像形成装置から排
出されるシートを分類・収納してシート綴じ装置により
綴じるシート後処理装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、シート綴じ装置(以下ステイプラという)は綴
じ位置に挿入される複数のシートをステイプラ用の針で
綴じ止めしている。
また、該スライプラを備えるシート後処理装置(以下
ソータという)は画像形成装置から排出されるシートを
ビンに分類・収納し、そしてステイプラによりビンに収
納されているシートを綴じている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述したステイプラでは、その綴じ位置は
挿入されるシートの厚さより少なくとも広い間隔が必要
なため、綴じ可能な厚さ以上のシートが挿入されて綴じ
不良となったり、綴じ動作中に不測にも異物が挿入され
た場合においても、綴じ動作が続行されてしまうといっ
た問題があった。
そこで、本発明は、綴じ可能な厚さ以上のシートが挿
入された場合には綴じ動作を停止し、また、綴じ動作中
に異物等が挿入されることを防止するとともに、不測に
異物が挿入された場合には綴じ動作を停止するようにし
たシート綴じ装置を提供することを目的とするものであ
る。
また、他の目的は、異物等の挿入を防止するためのシ
ャッターをビンごとに設けることを不要とし、構成を簡
略化したシート後処理装置を提供することにある。
(ニ)課題の解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、複
数のシートからなるシート束に対して綴じ作業を行うシ
ート綴じ装置において、前記シート束を綴じ止める綴じ
位置と該綴じ位置から退いた退避位置とに移動可能な綴
じ手段と、該綴じ手段によって綴じ動作が行われる綴じ
空間を閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置との間を移
動可能なシャッターと、前記閉鎖位置に配置されるべき
前記シャッターが基準位置から所定量以上開放されてい
ることを検知する検知手段と、該検知手段が前記シャッ
ターの所定量以上の開放を検知したときに前記綴じ作業
を禁止する制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
また、複数のシートからなるシート束に対して綴じ作
業を行うシート綴じ装置を備えたシート後処理装置にお
いて、シートを分類・収納する多数のビンと、該ビン上
のシート束を綴じ止める綴じ位置と退避位置とに移動可
能な綴じ手段と、該綴じ手段によって綴じ動作が行われ
る綴じ空間を閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置との
間を移動可能なシャッターと、前記綴じ手段の前記退避
位置から前記綴じ位置への移動に伴って前記シャッター
を前記開放位置から前記閉鎖位置に移動させ、また前記
綴じ手段の前記綴じ位置から前記退避位置へ移動に伴っ
て前記シャッターを前記閉鎖位置から前記開放位置に移
動させる連動部材と、前記閉鎖位置に配置されるべき前
記シャッターが基準位置から所定量以上開放されている
ことを検知する検知手段と、該検知手段が前記シャッタ
ーの所定量以上の開放を検知したときに前記綴じ作業を
禁止する制御手段と、を備える、ことを特徴とする。
(ホ)作用 以上の構成に基づき、綴じ動作に供されるシート束の
厚さが所定以上になった場合に、シャッターが所定量以
上に開放され、これを検知手段が検知して綴じ動作を禁
止する。また、シャッターは、綴じ動作中に異物等が挿
入されることを防止するとともに、不測に挿入されてし
まった場合には、所定量以上に開放され、これを検知手
段が検知して綴じ動作が禁止される。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明す
る。
前記ステイプラ60は、第1図(a),(b)及び第2
図に示すように、駆動モータ61と、該モータ61の出力軸
に固定されたギア62とを有しており、該ギア62にはギア
63が噛合している。そして、該ギア63には一端を本体に
固定されたリンク65が連結されており、該リンク65の節
部には針を打つヘッド66が配設されており、更に該ヘッ
ド66の下側には、針を曲げるアンビル67が配設されてい
る。また、該ステイプラ60の手前側にはシャッター取付
板90が固定されており、該取付板90には軸91,92が突設
されている。更に、該軸91には、平面視L字形のシャッ
ター93が回動自在に支持さてており、かつストッパ95が
回動自在に支持されている。シャッター93は、第1図
(a)、(b)、第2図に示すように、ヘッド66とアン
ビル67との間に形成される綴じ空間Mを、第1図中の左
方から覆う被覆部93dを有する。シャッター93は、綴じ
空間Mを開放する後述の第14図(a)に示す開放位置
と、綴じ空間Mを閉鎖する第14図(b)に示す閉鎖位置
との間を移動するとができるように構成されている。そ
して、該ストッパ95は、一端の前記シャッター取付板90
に掛止されたバネ96により該取付板90の所定部分に当接
しており、該ストッパ95の側方の爪95aは前記シャッタ
ー93に穿設された孔93aへ嵌挿されかつ下方の爪95bは孔
93bへ嵌挿されてシャッター93の下方への所定距離以上
の回動を規制するようになっている。また、前記軸92に
は、正面視L形の連動アーム97が揺動自在に支持されて
おり、該アーム97の一端には軸98が突設されている。更
に、該軸98は前記シャッター93に穿設された孔93cに嵌
挿されており、該軸98には、一端を前記シャッター取付
板90に掛止されたバネ99が連結されている。そして、前
記シャッター取付板90の上部左側にはマイクロスイッチ
100が配設されており、該スイッチ100は前記シャッター
93に設けられた押えバネ101に当接している。
一方、ステイプラ60を備えるソータ1は、第3図及び
第4図に示すように、機体12及びビンユニット11からな
り、該機体12は搬入口2に近接して搬入ローラ対3を備
えており、該ローラ対3の下流には搬送パス5あるいは
6ヘシート搬送方向を切り換えるフラッパ7が配設され
ている。そして、一方の搬送パス5は略々水平方向に延
びて、その下流には排紙ローラ対8が配設されており、
また他方の搬送パス6は下方向に延びて、その下流には
排紙ローラ対9が配設されており、更に該ローラ対9に
近接してステイプラ60が配設されている。また、該排紙
ローラ対8及び9の下流には、多数のビン10を備えるビ
ンユニット11が、一端を機体12に固定したバネ13がフッ
ク14へ掛止されて該バネ13により該ビンユニット11の重
量が担持されることにより、昇降自在に支持されてい
る。そして、該ビンユニット11の基端側の上下部にはガ
イドローラ15,15が回転自在に支持されており、該ロー
ラ15,15は、前記機体12に上下方向に延びるように設け
られた案内溝16に嵌合されて該溝16内を転動して前記ビ
ンユニット11を案内するように構成されている。また、
該機体12には、駆動モータ17が配設されており、更に底
板19にはスラスト軸受20が配設されている。そして、該
スラスト軸受20により回転軸22はそのスラスト荷重を担
持されており、該軸22は該軸受20により下端を、かつ図
示しない軸受により上端を回転自在に支持されており、
更に該回転軸22にはリードカム21及びスプロケット23が
固定されている。また、該スプロケット23と前記コータ
17の軸とにはチェーン25が張設されており、これにより
該モータ17の回転はチェーン25を介して回転軸22へ伝達
されるようになっている。
更に、前記ビンユニット11は、第5図に詳示するよう
に、傾斜部、垂直部及び水平部からなるフレーム26、該
フレーム26の傾斜部の先端手前側と奥側とに垂直に設け
られたフレーム27,27及び該フレーム27,27に支持された
カバー29により構成されるユニット本体30を有してお
り、該ユニット本体30の手前側にはシートを当接する整
合基準板31が設けられている。そして、該フレーム26の
基端奥側には支持板32が固定されており、該支持板32に
扇形ギヤ33が回動自在に支持されている。また、該支持
板32の下側にはパルスモータ35が配設されており、該モ
ータ35の出力軸に固定されたギヤ36は前記扇形ギヤ33と
噛合している。更に、該扇形ギヤ33には下アーム37が固
定されており、該アーム37は扇形ギヤ33と一体に回動す
るように構成されている。そして、前記カバー29の該ア
ーム37と対抗する位置にアーム39が、該カバー29に回動
自在に支持された軸40に固定されて配設されており、該
アーム39の回動中心と前記アーム37の回動中心とには軸
41が架設されている。また、該アーム37の先端と該アー
ム39の先端とには整合棒42が架設されており、該整合棒
42は扇形ギヤ33により揺動するように構成されている。
更に、該アーム37には遮光板43が設けられており、該遮
光板43が該アーム37と一体に回動することにより、前記
フレーム26の奥側に配置されたホームポジションセンサ
45をON・OFFするように構成されている。
また、前記ステイプラ60は、第6図から第8図に示す
ように、機体の機体フレーム12aに軸69が立設されてお
り、該軸69により揺動基板70が揺動自在に支持されてい
る。そして、該基板70にはステイプラ基板71が固定され
ており、該ステイプラ基板71にステイプラ60は搭載され
ている。また、前記機体フレーム12aには、減速ギヤ群7
5を内蔵するギヤボックスGが取り付けられており、該
ギヤボックスGにはモータ76が配設されている。更に、
該モータ76の出力軸に固定されているギヤ77はギヤ群75
の入力ギヤ75aと噛合しており、該ギヤ群75の出力軸75b
にはリンク円板79が固定されている。そして、該リンク
円板79の外周にはカム部79a,79bが向い合って設けられ
ており、これらカム部79a,79bは機体フレーム12a上に配
設されて前記モータ76を動作するマイクロスイッチ80を
ON・OFFするように構成されており、更に該リンク円板7
9の外周縁近傍には軸79cが立設されている。また、前記
揺動基板70にはリンクアーム81が略々水平に回転自在に
連結されており、該リンクアーム81には、軸81aが立設
されると共に、長孔81bが開設されている。更に、該長
孔81b内には前記軸79cが嵌挿されており、該軸79cと軸8
1aとにはバネ82が張設されている。そして、前記軸69の
近傍には樹脂等で構成されたベンクランク状のアーム83
が回動自在に支持されており、該アームの一端83aは前
記揺動基板70の一端70aと当接しており、かつ他端83bは
ステイプラ作動位置検知用のマイクロスイッチ85と当接
している。また、該揺動基板70には取付基台72を介して
シート有無センサ73が配設されており、該センサ73は発
光部73aと受光部73bとからなる側面視コの字状の透過型
センサにより構成されている。
そして、前記ビン10は、第9図に詳示するように、先
端手前及び奥側にそれぞれ係合板46が形成されており、
該係合板46が前記フレーム27の内側に設けられた支持板
(図示せず)と係合することにより、該ビン10は先端側
を支持されるようになっている。また、該ビン10の基端
手前及び奥側にはそれぞれ支持軸47が固定されており、
該支持軸47にはローラ49が回転自在に支持されている。
更に該ビン10には、前記軸40から所定距離に前記整合棒
42の回転距離より長くかつ該整合棒42の幅より十分幅広
な長孔50が開設されており、該ビン10の基端部10cは該
シート収納面10bに対して垂直に立上っており、該ビン1
0は機体12に対して先端を上に所定角度傾斜しており
(第4図参照)、該傾斜によりシートは、前記シート収
納面10bを滑って後端を基端部10cに当接して前後方向を
整合されるようになっている。また、ビン本体51の先端
からシート収納面10bの略々中央まで延びる切欠き部51b
が形成されており、該切欠き部51bはシート収納面10bに
載置された小サイズのシートを取り易くするためのもの
である。
そして、該ビン10は、第3図及び第4図に示すよう
に、前記ローラ49が、前記案内溝16に嵌挿されており、
最下段のビン10のローラ49は前記ガイドローラ15上に載
置されている。また、最下段のビン10より1段上のビン
10のローラ49は、該最下段のビン10のローラ49の上に載
置されており、このように下段のビン10のローラ49が1
段上段のビン10のローラ49を支持することにより、該ビ
ン10…の基端側は支持されている。そして、該ビン10…
の長孔50…には前記整合棒42が嵌挿されており、該整合
棒42は該長孔50内を揺動してシートSを前記整合基準板
31へ当接・整合するように構成されている。
また、前記リードカム21は、第10図及び第11図に示す
ように、前記ローラ49より若干幅の広い溝21aが螺旋状
に刻設されており、該溝21aは該ローラ49と係合してお
り、該リードカム21の回転により該ローラ49は溝21aに
沿って昇降するように構成されている。
一方、ソータ1は、第12図に示すように、マイクロコ
ンピュータ102を備えており、該マイクロコンピュータ1
02の出力端子103には駆動回路105を介して前記駆動モー
タ61とマイクロスイッチ100とが直列に連結されてい
る。そして、該マイクロスイッチ100のコモン端子C
は、通常は常閉端子NCに連結されておりシャッター93が
所定量以上開放された場合に該常閉端子NCと切断されて
前記駆動モータ61への給電を停止するようになってい
る。また、入力端子104には、前記ステイプラ60の1回
動作終了を検知する1回動作センサ106がバッファ107を
介して連結されており、出力端子109には、前記ステイ
プラ60を揺動するモータ76が駆動回路110を介して連結
されている。更に、入力端子111には、前記マイクロス
イッチ80がバッファ112を介して連結されており、入力
端子113には、前記ステイプラ60の綴じ位置を検知する
マイクロスイッチ85がバッファ115を介して連結されて
いる。
ついで、本実施例の作用を第13図のフローチャートに
沿って説明する。
オペレータは、原稿Mを画像面を上にして載置し、原
稿Mの複写処理モード、部数N、ソートモード及び綴じ
モード等を複写機の操作部より入力する。そして、該操
作部からの信号を受信するマイクロコンピュータ102
は、綴じモードか否か判断し、綴じモードであると判断
した場合において、オペレータが複写開始スイッチをON
すると、該コンピュータ102は図示しないソレノイドをO
FFしてフラッパ7を搬送パス6側へ切換える。それか
ら、マイクロコンピュータ102は、最上段のビン10が排
出ローラ対9から排出されるシートSを収納する位置に
達するまで、駆動モータ17によりリードカム21を回転す
る。更にマイクロコンピュータ102は、図示しないセン
サからの信号に基づき、最上段のビン10が該センサに検
知されたと判断した場合、複写開始信号を各部へ発信す
る。それから、該信号を受信した複写機(図示せず)
は、原稿の画像をシートSに複写し、該シートSを、複
写した画像を定着した後に排出する。そして、該複写機
から排出されたシートSは、搬入口2から搬入ローラ対
3により機体12内に搬入され、該ローラ対3によりフラ
ッパ7へ搬送される。それから、該シートSは、該フラ
ッパ7により搬送パス6へ案内され、該パス6内を通っ
て排出ローラ対9により下方に移動しているビンユニッ
ト11の最上段のビン10上へ排出される。更に、該ビン10
上へ排出されたシートSは、ビン10自体の傾斜により基
端側へ滑って基端部10cへ当接するが、整合基準板31に
対しては離れた位置にある。そして、この状態で、複写
機からのシートサイズ情報を得ているマイクロコンピュ
ータ102は、パルスモータ35により整合棒42をホームポ
ジションから回動して、シートSを二点鎖線位置から実
線位置まで移動し、シートS手前側を整合基準板31へ当
接・整合する(第9図参照)。それから、所定時間後、
駆動手段が反転して整合棒42はホームポジションへ戻さ
れる。そして、前述同様の動作により、原稿画像をシー
トSに複写し、該シートSを一段ずつ上昇した第2段目
のビン10へ整合・収納する。同様にして、所定枚数のシ
ートSをビン10…上に分類・収納し、更に原稿を差し換
えて所定枚数のシートS…をビン10…上に分類・収納す
る。このようにして、所望原稿を複写した所定枚数のシ
ートSをビン10…上に分類・収納して複写・分類作業が
終了すると、図示しないカウンタからの信号を受信する
マイクロコンピュータ102はステイプル動作を開始し(S
1)、駆動モータ17によりリードカム21を回転して最上
段ビン10を綴じ位置すなわち排出ローラ対9から排出さ
れるシートSを収納する位置へ移動する。そして、該コ
ンピュータ102は、モータ76を回転し(S2)、該モータ7
6の回転はギヤ群75により減速されて出力軸75bに伝達さ
れる。それから、該出力軸75bの回転によりリンク円板7
9が回転し、該円板79の回転により、ステイプラ60が退
避位置A(第7図参照)に位置している際、マイクロス
イッチ80と当接して該スイッチ80をONしているカム部79
bは該スイッチ80から離間して該スイッチ80はOFFする。
更に、該リンク円板79が回転すると、該円板79の回転は
軸79cからバネ82及び軸81aを介してリンクアーム81へ伝
達され、該アーム81は長孔81bに嵌挿されている軸79cを
中心として揺動しながら、左側(第8図参照)へ移動す
る。そして、該リンクアーム81の移動により、揺動基板
70は軸69を中心として揺動する。それから、リンク円板
79が更に回転してカム部79aがマイクロスイッチ80に当
接し、該スイッチ80がONする(S3)。この際、揺動基板
70は第8図に示す位置へ移動しており、該基板70の一端
70aはアーム83の一端83aを押圧し、該アーム83を反時計
方向に回動する。これにより、該アーム83の他端83bは
マイクロスイッチ85を押圧して該スイッチ82をONし(S
4)、該スイッチ85及びマイクロスイッチ80のON信号を
受信するマイクロコンピュータ102はステイプラ60が綴
じ位置B(第7図参照)へ移動したと判断し、モータ76
をOFFしてリンク円板79を停止する(S5)。また、該ス
テイプラ60が退避位置Aから綴じ位置Bへ移動する際、
ビン10上に収納されているシートSは該ステイプラ60の
ヘッド66とアンビル67との間に案内される。更に、連動
アーム97の一端は第14図(b)に示すように、機体12の
側板と係合し、該アーム97は反時計方向に揺動する。こ
れによりシャッター93は該アーム97の軸98により反時計
方向へ回動し、該シャッター93の先端とビン10のシート
収納面(基準位置)10bとの間隔xは、ステイプラ60の
綴じ可能なシート枚数厚さより僅かに広くなった位置ま
で下降する(第14図(a,(b)参照)。また、シャッタ
ー93か指等により押し上げられた場合、該シャッター93
に固定されている押えバネ101よりマイクロスイッチ100
のアクチュエータ部が押された該スイッチ100がONし、
該スイッチ100の常閉端子NCとコモン端子Cとが切断さ
れる。これにより駆動モータ61への給電が停止されて綴
じ作業は中止される。更に、揺動基板70と一体に回動す
るシート有無センサ73の発光部73aと受光部73bとの間を
ビン10上のシートSの後端手前側角部分が通過すること
により、該シートSは該セン73により検知される。ま
た、該ビン10上のシートSが誤って引き抜かれて該セン
サ73がシートSを検知しなかった場合、マイクロコンピ
ュータ102はステイプラ60を作動させずに退避位置Aへ
戻す。そして、該センサ73からのシートSが有るとの信
号を受信するマイクロコンピュータは、駆動モータ61を
駆動して該ビン10上のシートSをステイプラ10により綴
じる(S6)、綴じ終了後、マイクロコンピュータ102
は、図示しないタイマーの値が綴じ作業を行うのに必要
な時間(T)を超えているか否か判断し(S7)、超えて
いないと判断した場合、ステイプラ60のギヤ63及びリン
ク65がホームポジションへ復帰したか否か1回動作セン
サ106からの信号により判断し、復帰したと判断した場
合、駆動モータ61をOFFすると共にモータ76をONしてス
テイプラ60を退避位置Aへ戻す(S9)。この際、連動ア
ーム97の一端が機体12の側板から離間することにより、
該アーム97はバネ99により通常位置(第14図(a)参
照)へ戻される。そして、シャッター93は、該アーム97
の一端の軸98により時計方向に回転されて通常位置(第
14図(a)参照)へ戻される。それから、該コンピュー
タは、駆動モータ17によりリードカム21を回転してビン
10…を一段ずつ上昇し、ステイプラ60を前述同様に綴じ
位置Bへ移動して該ステイプラ60により綴じ位置に位置
する第2段目のビン10に収納されているシートSを綴じ
る。同様の動作により、1段ずつビン10…を上昇して順
次綴じ位置に位置するビン10上のシートSを綴じ、ビン
10…上のシートS…を全て綴じると綴じ作業を終了す
る。
また、前述S7において、タイマーの値がTを超えた場
合、マイクロコンピュータ102は駆動モータ61をOFFして
異常が発生したことを図示しない操作部へ報知する(S1
0)。
なお、上述実施例において、シャッター93はステイプ
ラ60のヘッド66側にのみ設けられていたが、これに限ら
ず、第15図に示すように、アンビル67側に下シャッター
93′を設けてもよい。このようにすると、これらシャッ
ター93,93′によりシート束Sを挾持してシート束の厚
さを検知することも可能である。
(ト)発明の効果 以上説明したように、本発明によると、綴じ動作に供
されるシート束の厚さが所定以上になった場合に、シャ
ッターが所定量以上に開放され、これを検知手段が検知
して綴じ動作を禁止する。また、シャッターは、綴じ動
作中に異物等が挿入されることを防止するとともに、不
測に挿入されてしまった場合には、所定量以上に開放さ
れ、これを検知手段が検知して綴じ動作を禁止すること
ができる。いずれも綴じ不良を防止できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシート綴じ装置を示す図で、
(a)は平面図、(b)は正面図であり、第2図はその
斜視図である。また、第3図は本発明に係るシート後処
理装置を示す斜視図であり、第4図はその正面断面図で
ある。更に、第5図から第11図までは本発明に係るシー
ト後処理装置の要部を示す図である。そして、第12図は
本発明に係る検知手段及び制御手段を示すブロック図で
ある。また、第13図は本発明の作用を示すフローチャー
トである。更に、第14図(a),(b)は本発明の実施
例の動作を示す正面図である。そして、第15図は本発明
の他の実施例を示す正面図である。 1……シート後処置装置、10……ビン、12……機体、60
……綴じ手段(ステイプラ)、93,93′……シャッタ
ー、97……連動部材(連動アーム)、100……検知手
段、102……制御手段、A……退避位置、B……綴じ位
置、M……綴じ空間。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−197398(JP,A) 特開 昭60−205466(JP,A) 特開 昭63−143166(JP,A) 特開 昭63−235257(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシートからなるシート束に対して綴
    じ作業を行うシート綴じ装置において、 前記シート束を綴じ止める綴じ位置と該綴じ位置から退
    いた退避位置とに移動可能な綴じ手段と、 該綴じ手段によって綴じ動作が行われる綴じ空間を閉鎖
    する閉鎖位置と開放する開放位置との間を移動可能なシ
    ャッターと、前記閉鎖位置に配置されるべき前記シャッ
    ターが基準位置から所定量以上開放されていることを検
    知する検知手段と、 該検知手段が前記シャッターの所定量以上の開放を検知
    したときに前記綴じ作業を禁止する制御手段と、を備え
    る、 ことを特徴とするシート綴じ装置。
  2. 【請求項2】複数のシートからなるシート束に対して綴
    じ作業を行うシート綴じ装置を備えたシート後処理装置
    において、 シートを分類・収納する多数のビンと、 該ビン上のシート束を綴じ止める綴じ位置と退避位置と
    に移動可能な綴じ手段と、 該綴じ手段によって綴じ動作が行われる綴じ空間を閉鎖
    する閉鎖位置と開放する開放位置との間を移動可能なシ
    ャッターと、 前記綴じ手段の前記退避位置から前記綴じ位置への移動
    に伴って前記シャッターを前記開放位置から前記閉鎖位
    置に移動させ、また前記綴じ手段の前記綴じ位置から前
    記退避位置へ移動に伴って前記シャッターを前記閉鎖位
    置から前記開放位置に移動させる連動部材と、前記閉鎖
    位置に配置されるべき前記シャッターが基準位置から所
    定量以上開放されていることを検知する検知手段と、 該検知手段が前記シャッターの所定量以上の開放を検知
    したときに前記綴じ作業を禁止する制御手段と、を備え
    る、 ことを特徴とするシート後処理装置。
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