JP2632700B2 - 副走査駆動用パルスモータのテスト方法 - Google Patents

副走査駆動用パルスモータのテスト方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図、第3図) 発明の効果 〔概要〕 ファクシミリ装置等の副走査駆動用パルスモータのテ
スト方法に関し、 脱調や送りムラ等の発生を事前に容易に検出できるよ
うにすることを目的とし、 ファクシミリ装置やプリンタ等における副走査駆動用
パルスモータをテストするテスト方法において、テスト
モードか通常モードかを識別するテストモード選択手段
を設け、テスト時にはパルスモータを通常運転時の最高
速度よりも高速で駆動するようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は副走査駆動用パルスモータのテスト方法に係
り、さらに詳しくは、ファクシミリやプリンタなどの副
走査駆動用として用いられているパルスモータ(ステッ
ピングモータ)を、ファクシミリ装置の組立後や動作中
等においてテストする副走査駆動用パルスモータのテス
ト方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ファクシミリやプリンタ等においては、副走査
駆動用モータとして、パルスモータ(ステッピングモー
タ)が使用されていた。
そして、例えばファクシミリ装置の読取系を設計する
場合、ローラ、プーリ等のイナーシャ負荷と、密着イメ
ージセンサとローラ、ADF(自動給紙)パットとローラ
等の摩擦負荷を含む全体の負荷を、パルスモータのトル
クが上まわるようにモータの仕様やモータの駆動方法が
決定されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来のものにおいては次のような欠点が
あった。
即ち、上記のように設計されたものであっても、実際
には、パルスモータ(ステッピングモータ)や電源、ロ
ーラなどは、設計値からのバラツキが大きい。
そのため、実際の装置では、パルスモータの発生トル
クと負荷においてそれぞれバラツキが発生する。
したがって、装置によっては、予期しなかったモータ
の脱調や送りムラなどが発生する欠点があった。
本発明は、このような従来の欠点を解決するためにな
されたものであり、パルスモータ(ステッピングモー
タ)、電源、ローラなどのバラツキを含めたテストを行
い、そのテスト結果の評価を行うことにより、パルスモ
ータの脱調や送りムラなどを未然に防ぎ、ファクシミリ
やプリンタ等の装置の信頼性を高めることを目的とした
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は次のようにした
ものである。
第1図は、本発明に係る副走査駆動用モータのテスト
方法の原理説明図であり、以下、この図に基づいて、本
発明の原理を説明する。
テストボタン2のボタン、即ち、高速運転用のボタ
ンを押すと、テストモード選択部3で高速運転のテスト
モードが選択されて、その信号が主制御部1へ送られ
る。
これに基づき、主制御部1では、高速運転のテストモ
ードであることが判明すると、テストプログラムメモリ
(ROM)4内から該当するテストプログラムを読み出
す。
テストプログラムが読み出されると、該プログラムに
従って、パルスモータ制御部7に信号が送られ、パルス
モータ8を高速運転モード(例えば、通常運転時におけ
る最高速度の10%増の速度)で高速運転される。
これと同時に、原稿読取部5により、予めセットされ
ている原稿を読み取り、これを記録部6で記録(印刷)
する。
なお、テストボタンを押せば、パルスモータ8は、
通常運転時の速度で運転される。
このようにして得られた記録画像と、パルスモータの
発生音とを、を選択した通常運転時の速度と、を選
択した高速運転時の速度について比較することにより、
パルスモータの脱調などがテストできる。
〔作用〕
上記のように構成したので、通常運転時よりも高い速
度、例えば、10%増の高速でパルスモータを回転させ、
その時のデータ等から該パルスモータの脱調などの異常
状態が判別できる。
また、パルスモータだけでなく、電源やローラなどの
駆動系をも含めた各部の異常等も正しく評価する。そし
て、異常が判明した場合にはその部品を新しいものと交
換することによって装置の信頼性を高めることが可能と
なる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第
2、3図は本発明の1実施例である副走査駆動用モータ
のテスト方法を説明するための図であり、第2図はファ
クシミリ装置に適用した場合のテスト装置の概略ブロッ
ク図、第3図はパルスモータのテストモード等を示した
図である。
第2図において、30は主制御装置(CPU)、31はテス
トボタンで、例えば操作パネルの一部に設けられたもの
である。
このテストボタン31には、少なくとも2種類のボタン
があり、その1つは、通常運転時のモード選択ボタン
で、他のボタンは、高速運転時のモード選択ボタンで
ある。
32はテストボタン31に応動してテストモード信号を出
力するテストモード選択部、33はテストプログラムを記
憶させたテストプログラムメモリ(ROM)、34は原稿読
取部、35はサーマルヘッド記録制御部である。
また、36はパルスモータ駆動制御部、37はパルスモー
タ駆動回路、MRは記録ローラ、PMは前記記録ローラMRの
駆動用パルスモータ(ステッピングモータ)、THはサー
マルヘッド、PAは記録紙である。
上記パルスモータPMを回転駆動すると、記録紙PAを送
りながら、記録ローラMRに押し当てた1ライン分のサー
マルヘッドTHにより、1走査毎に、副走査方向(図の矢
印方向)と直角方向に記録ができるものである。
第3図はパルスモータのテストモード等をあらわした
図であり、(A)はテスト時における第1のテストモー
ド図、(B)はテスト時における第2のテストモード
図、(C)は摩擦負荷と速度との関係を示した図であ
る。
第3図において、Vnは通常運転時の速度モードでVnma
xはその最高速度、Vhは高速運転時の速度モードで、Vhm
axはその最高速度である。
またLは駆動系の摩擦負荷を示す。
第3図(A)におけるVhは、VnmaxまではVnと同じに
上昇し(VnとVhとで同じ加速度)、その延長でVhmaxま
で到達する。このVhmaxは、例えば、Vnmaxの10%増に選
定する。
また、Vhmaxから下降する時もVnと同じように下降す
る(同一の負の加速度)ものである。
第3図(B)では、VhはVnより速度の上昇が速い。即
ち、Vhの方がVnよりも加速度が大である。また、下降時
も同様である。
第3図(C)では、パルスモータの回転速度が上昇す
ると、摩擦負荷Lが大きくなることを示した図である。
これにより回転速度を上昇させることにより脱調等のテ
ストを行いやすいことがわかる。
例えば、速度V1でL1の摩擦負荷があったとすると、こ
れが速度V2になると(V1<V2)、摩擦負荷はL1より大き
いL2になる(L1<L2)。
結局、パルスモータを高速で駆動すると、負荷が大き
くなるので、もし、ローラなどの特性にバラツキがあっ
たり、パルスモータのパワーが設計時の仕様より不足し
ていれば、脱調を起こす。
これにより、装置の状態をテストできることになる。
また、イナーシャ負荷を無視した場合、一般に、物体
を回転させる摩擦トルクは、速度と共に高まるといわれ
ているから、最高スピードを上げる事により、より高負
荷でのパルスモータの追従性を調べることが可能とな
る。
さらに、第3図(B)のようなテストモードを用いれ
ば、加速領域での追従性を調べることができる。
今、第2図のテストボタン31でボタンを押したとす
る。
この信号はテストモード選択部32へ伝えられ、テスト
モード信号(第3図(A)のモード、または(B)のモ
ード等を示す信号)を主制御部30へ伝送する。
主制御部30で前記テストモード信号を受けると、この
テストモードに対応するテストプログラムを、テストプ
ログラムメモリ33から読み出し、そのプログラムに従っ
て各部の制御等を行う。
パルスモータ駆動制御部36は、主制御部30からの指令
を受けて所定のテストモードに沿ったモードで速度制御
を行うための信号をパルスモータ駆動回路37へ出力し、
これによりパルスモータPMは所定のモードで運転され、
記録紙PAを副走査方向へ送る(例えば第3図のVhモード
に沿って運転される)。
これと同時に、原稿読取部34によって、予めセットさ
れている原稿を読み取り、読み取ったデータを、サーマ
ルヘッド記録制御部35の制御により、サーマルヘッドTH
で記録紙PAに記録する。
このようにして得られた記録画像と、パルスモータ等
の発生音を聞き、Vnモードで運転した場合と比較すれ
ば、パルスモータが脱調しているか否か、または他の異
常なのかが判断できるものである。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものでは
なく、次のようにしても実施可能である。
(1) 副走査駆動用パルスモータは、例えば、ファク
シミリ装置においては、原稿読取部と記録部との両方に
使用されているが、どちらのパルスモータでも適用でき
る。
(2) テスト時における高速運転モードは、例えば、
第3図で、VnmaxまたはVnmaxの10%増の場合について示
したが、この数値に限定されるものではなく、Vnmax<V
hmaxの条件を満足すればよい。
(3) 評価方法としては、読み取った原稿を記録して
行うだけでなく、各種の測定器を用いてもよい。
(4) テストモードとしては、例えば、第3図の
(A)、(B)に示したような異なった複数のモードの
内、どれか1つを用いてもよいし、また、複数のモード
を併用してもよい。
複数のモードを併用する場合には、対応するプログラ
ムをプログラムメモリに記憶させると共に、テストボタ
ンをだけでなく のように、高速モードボタンを複数個設け、これをテス
トモード選択部で選択できるようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば次のような効果
がある。
(1) 通常運転時の最高速度よりも高速でパルスモー
タを回転駆動するだけの簡単な方法により、パルスモー
タのテストが可能となる。
(2) 通常運転時よりも大きな加速度で運転すれば、
加速領域での追従性も簡単かつ容易にテストできる。
(3) 設計時の仕様に対する製品のバラツキがあった
場合、パルスモータ、電源、ローラなどのバラツキを含
めた評価が簡単にできるから、パルスモータの脱調、送
りムラなどを未然に防ぎ、装置の信頼性を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図はテスト状態説明図である。 1……主制御部、2……テストボタン 3……テストモード選択部 4……テストプログラム・メモリ 5……原稿読取部、6……記録部 7……パルスモータ制御部 8……パルスモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置やプリンタ等における副
    走査駆動用パルスモータをテストする方法において、 テストモードか通常モードかを識別するテストモード選
    択手段(3)を設け、 テスト時にはパルスモータを通常運転時の最高速度より
    も高速で駆動するようにしたことを特徴とする副走査駆
    動用パルスモータのテスト方法。
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