JP2628873B2 - 印刷機用くわえづめ装置 - Google Patents

印刷機用くわえづめ装置

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JP2628873B2
JP2628873B2 JP62325617A JP32561787A JP2628873B2 JP 2628873 B2 JP2628873 B2 JP 2628873B2 JP 62325617 A JP62325617 A JP 62325617A JP 32561787 A JP32561787 A JP 32561787A JP 2628873 B2 JP2628873 B2 JP 2628873B2
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    • B65H5/08Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by grippers, e.g. suction grippers
    • B65H5/14Details of grippers; Actuating-mechanisms therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/04Grippers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
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    • B41F21/104Gripper details

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、長さ方向の軸線の周りを旋回しうるつめ軸
と、前記つめ軸が、第1の方向に旋回するときはつめ先
端がつめ当てから離れる方に動き、つめ軸が反対方向つ
まり第2の方向に旋回するときは、先ずはつめ先端がつ
め当てに当り、最初の保持力と第2の方向にさらに旋回
するときの最初の保持力よりも大きい保持力をつめ当て
に及ぼすように、弾性変形する部分を有して前記つめ軸
に固定されているつめフィンガーと、最初の保持の大き
さを調整するための調整手段を有する、シート状のもの
を扱う印刷機用のくわえづめ装置に関する。
〔従来の技術〕 このようなくわえづめ装置がEP−OSO152553によって
公知である。この装置では、つめフインガーが弾性変形
するように作られていて、これがつめ軸に相対運動がな
いように結合される2分割の緊締ブロツクにボルト止め
されている。このくわえづめ装置の閉の場合には先ずつ
めフインガーの先端がつめ当てに当る。つめ先端から力
を受ける印刷紙葉の領域における十分な保持力を得るた
めに、つめ軸はさらに、ある分量だけ閉じの方に回転さ
せられる。この場合に保持力は、つめ先端が、このくわ
えづめ装置が開の状態にあるときの緊締ブロツクに対し
てのそれの位置から(上記回転の結果として)変位する
ことによって生ずる。つめ先端がつめ当てに当ることで
つめ先端の円運動は終りとなり、つめ軸が閉じの方向に
さらに回転する際につめフインガーは、クランク機構に
おいてクランク軸に固定されるように緊締されてクロス
ヘツドに連結された連接棒がクランクの回転につれてひ
ずんだ状態のようになって、結局はつめ先端がつめ当て
に対して辷り移動し、そこで押えられている印刷紙葉の
見当合致に対して悪い影響を及ぼす。
EP−PS 0073955で公知のくわえづめ装置は、クラン
ク機構に似た上記の種類のくわえづめ装置になっている
が、上記のつめ先端の辷り移動を小さな動きに制限する
ために、曲っていて弾性変形できるつめフインガーを用
いており、それのつめ軸の側の弾性変形できる部分の端
とつめ先端とは、つめ軸の中心を通る共通の1つの直線
上にある。この場合つめフインガーがZ字形になってい
るので、それの各直線状部分は、つめフインガーのつめ
軸への緊締部に関節で結合された多関節リンク機構にお
いてその全体の中での各アームの角度位置が変ったとき
に元に戻る力が各アームに及ぶという場合のように働
き、このようなリンク機構の末端に対応しているつめ先
端は、つめフインガーによる保持力の下で摩擦によりつ
め当ての上でのその位置を保つ。
この公知の装置の場合、前述の保持力を発生させるた
めに前述のように余分につめ軸を回転させた結果、つめ
フインガーの緊締端とつめ当ての間の距離の増大が生ず
るが、つめフインガーがその長さ方向でばね変形するこ
とにより、上記の距離の増大に対応したつめフインガー
の有効長さの自動的増大が結果として生じ、したがっ
て、つめ先端がつめ当ての上で辷り移動することは避け
られることになっている。
しかし実際には、この開示された手段によっては所望
の効果は得られない。実情としてつめフインガーは、そ
れがZ字形になっているために、つめ軸中心とつめ先端
できまる長さ方向において大いに変形しやすい。その結
果としてつめ先端は、くわえづめの閉じの間にあるいは
また紙葉に引張り力がかかった場合に辷り移動すること
になる。この辷り移動に対してはこの公知のくわえづめ
装置は追加の方策がない限り対処できない。
上記のようなつめ先端のつめ当て上での辷り移動を防
止するための別な構造の試みがUS−PS 2906204による
装置で公知になっている。
この装置は、つめ軸に相対回転しないように結合され
たつめフインガーと、US−PS 3536321で公知になって
いるような、つめ軸の周りを旋回できて閉じ用ばねの力
を受けている部分のあるつめフインガーとの中間のもの
と見られる。
US−PS 2906204で公知の装置では、つめフインガー
が浮動式に取付けられていることにより、前述した辷り
移動が防止されることになっている。このつめフインガ
ーは、それの後方領域でつめ軸をその約半周にわたって
包囲しているが、つめ軸に当ってはいない。このつめフ
インガーは、どの場合においてもそれの半円形の部分に
直接つながる領域において、つめ軸に相対回転しないよ
うに取付けられた下側の半割りブロツクにばね力によっ
て押し当っている。つめ先端から離れた所でばね力によ
って下側の半割りブロックに押し当っているつめフイン
ガーの領域は、半割りブロツクに載っているそれの当り
面に垂直につめフインガーを貫く孔と、この孔に揃って
位置して下側と上側の半割りブロツクを緊締しているボ
ルトによって、相手の当り面から持ち上ったときのつめ
フインガーがこのボルトに対して傾きうるように支えら
れている。
要するに、この公知の装置は、十分な保持力を得るた
めの前述した分量のつめ軸の余分の回転が、つめフイン
ガーがばねで支えられていることによって吸収されるも
のとしたいわゆるかぎ形くわえづめ(Hakengreifer)で
あると見られる。この場合も、Z字形構造の場合と同様
に、つめ軸中心とつめ先端で決まる長さ方向に荷重がか
かったときにつめフインガーが剛ではないということが
言える。つまり、つめ軸を囲んでいる部分は、つめフイ
ンガーがばねの変形を伴って長さ方向に動くことを許す
ので、つめ先端は紙の上で辷り移動することになる。
さらに、つめフインガーが浮動式に支持されているの
では、印刷紙葉の決った位置を再現性をもって押えて保
持することが保証されない。見当の合った印刷を達成す
るには、つめフインガーの遊びのない支持が重要な前提
となる。
特許請求の範囲第3項で示す本発明の実施態様に似
て、弾性変形する部分が互に平行で互に離れている2本
のばね板で構成されているつめフインガーがUS−PS 35
36321によって公知である。
しかし、この装置では、つめ軸の周りで自由に回転で
きる第1のリングに1組のばね板が剛に結合されてい
て、この第1のリングは、つめ軸に相対回転しないよう
に結合された第2のリングによって、携行ピンで引掛け
られて一方向に廻され、逆方向へは引張りばねの作用に
よって廻されてストツパに向う。つめフインガーの頭の
方の端には、つめ軸上で回転自由な第1のリングの張出
し部を貫通している案内棒がついていて、この案内棒
は、上記張出し部から支えられている圧縮ばねの作用に
よってつめフインガーの頭側の端に閉じ方向の力を及ぼ
すが、つめ軸に相対回転しないように取付けられた第2
のリングによって逆方向に押されて止っている。
要するにこの構造においては、つめ先端がつめ当てに
当った際にはばね板は実質上無応力状態にあり、保持力
は案内棒の端と張出し部との間で力を受けた状態にある
圧縮ばねによって得られるように考えられている。この
場合、2本のばね板は、閉じの最終段階でつめ先端が近
似的に平行に導かれるための役目をする。
つめ先端のつめ当てへの当り具合を調整するために案
内棒には、一端が上記張出し部に当って支えられている
圧縮ばねの他端が載るようにした長さ方向に移動可能な
脚が設けられている。
このくわえづめ装置では当然のこととして、つめフイ
ンガーをつめ軸に取付けるところでのある程度の遊びが
必要である。また、つめ軸上で回転自由なリングが携行
ピンによって動かされたり解放されたりすることによっ
て、つめ軸の各回転方向において回転中の慣性力が変化
する。その慣性力とそれの作用を受けるばねの共働作用
によって、くわえづめ装置全体の捩り振動という好まし
くないことが、さきの問題以外に生ずる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、可能な限り簡単な構造を用いてつめ
当て上でのつめ先端の辷り移動がほとんどゼロとなるよ
うに冒頭に述べた種類のくわえづめ装置を提供すること
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、本発明によれば、冒頭に述べた種類のく
わえづめ装置において、つめ先端に続いている弾性変形
する部分の中立素分が、この弾性変形する部分を単一の
ばね要素で形成する場合は実質的につめ軸の長さ方向軸
線とつめ先端によって規定される平面上にあり、弾性変
形する部分を互に平行で互に離れている複数のばね要素
として形成する場合には、前記平面に平行な面内にある
ことによって解決される。
〔作用〕
本発明による装置によれば、特にはただ1本のばね要
素を用いる場合、高速の印刷機に有利に用いられうるよ
うな、慣性能率が比較的小さい装置を構成することの可
能性が開ける。
本発明による装置の各実施態様のものは、容易に取付
け取外しできる。そのためにつめ軸を機械から取外す必
要はない。
さらに、つめ先端と、それとつめ当ての間で押えられ
る印刷紙葉との当り具合を個別に正確に設定することが
調整手段によって可能になっており、したがって製作誤
差とか、所望によっては紙の厚さの違いが容易に補償さ
れうる。
前述した従来技術で公知の浮動式に取付けられたつめ
フインガーとは対照的に、本発明による装置では印刷紙
葉の決った接触場所によい再現性をもってつめ先端が当
ることが保証され、したがって紙葉は、それへのつめの
当り方の違いによる変化にさらされることがない。
全体として簡単で軽量な比較的少数の部品だけが必要
とされることにより、安価なもので正確な機能を期待で
きる。
本発明による装置は、特にはそれを印刷機に組み込ん
だときにつめ軸が、くわえづめ装置によって挟持される
シート状のものの仮想延長面から外れていてそのシート
状のものの前縁よりも先方に位置するようになる場合に
適している。
組み込んだとき初期応力が得られるようにつめフイン
ガーの形を特に考慮することは、場合によっては取止め
てよい。
本発明による装置の1つの有利な実施態様では、単一
のばね要素の形の弾性変形する部分を有するつめフイン
ガーが、周りに隙間をもってつめ軸を貫通し、つめ先端
とは反対側のそれの端においてつめ軸に剛に結合される
ように緊締されていることが特徴である。
このようなくわえづめ装置はスペースの事情が窮屈な
場合に有利に用いられうる。つまりこのようにした装置
では、つめ軸とつめ当ての間の距離が小さくとも不当な
曲げ応力が生じないように比較的長くしたがって撓みや
すいつめフインガーが用いられうる。
別の実施態様では、つめフインガーが貫通しているつ
め軸の直径方向貫通孔のつめ先端とは反対側の開口部領
域において、貫通孔の断面形と貫通しているばね要素の
断面形を少しの長さにわたって合致させてあることが特
徴である。
これによれば、つめフインガーをつめ軸に対して合わ
せることが容易になる。
また、別の実施態様では、つめフインガーをつめ軸に
剛に結合している緊締装置が、つめ軸に緊締されるよう
な、中央部に長いのスロツトがある円筒形の緊締用さや
(Klemmhulse)を有していて、このスロツトの中でばね
要素が緊締されていることが特徴である。
これによれば、つめフインガーはそれの長さ方向軸線
の周りで回転されうるから、つめ先端を対応するつめ当
てに十分に当るように合わせることが特に簡単にでき、
そのためには緊締装置を少し弛めさえすればよい。
また、別の実施態様では、ばね要素にはそれのつめ先
端とは反対側の端においてそれと一体に作られた円筒形
の取付け部があって、この取付け部は、それの長さ方向
軸線がつめ軸の直径方向貫通孔の長さ方向軸線と揃った
状態で、つめ軸に緊締される緊締ブロックの間で緊締さ
れていることが特徴である。
これによればくわえづめ装置の取付けがさらに簡単に
なる。
また、別の実施態様では、ばね要素の形のつめフイン
ガーの弾性変形する部分に続いて、つめ軸の輪郭に合う
形のばね要素の第2の部分があって、この第2の部分が
つめ軸に当り、つめ軸と緊締ブロツク(Klemmstuck)の
間で緊締され、緊締ブロツクには調整手段がついている
ことが特徴である。
このようなくわえづめ装置は、スペースが十分にある
ときに有利に用いられうる。
さらに、別の実施態様では、ばね要素の形のつめフイ
ンガーに平行な当り面を有して中立素分に実質的に垂直
な方向に力を及ぼすような圧縮ばねがあって、この圧縮
ばねは、つめフインガーをつめ軸に結合させる緊締ブロ
ツクに最初の保持力よりも大きく作用するような締付力
によって支えられており、緊締ブロツクには調整手段が
ついていることが特徴である。
これによれば、つめフインガーの緊締個所における曲
げ応力の見地からの特に好都合な条件が整う。
さらに、別の実施態様では、弾性変形する部分の中立
素分がつめ軸の長さ方向軸線とつめ先端によって規定さ
れる平面に平行な面内にあるつめフインガーが、つめ先
端を担持する頭部と、脚部と、互に平行な2本のばね要
素の形で前記頭部と脚部を結合している弾性変形する部
分とで構成されていて、その脚部において相対回転しな
いようにつめ軸に直接結合されていることが特徴であ
る。
これによれば、取付けをより容易にすることが可能と
なる。
さらに、別の実施態様では、ばね要素がつめ軸に関し
て対称に配置されていることが特徴である。
この実施態様は、取付けが簡単であるという利点と、
スペース事情が窮屈な場合に本発明によるくわえづめ装
置が用いられうるということを一緒にしたものである。
何故ならば、こうすることにより、ばね要素を場合によ
ってはつめ軸の中心よりも先まで延長できるからであ
る。
さらに、別の実施態様では、ばね要素によって相互に
結合されているつめフインガーの2つの部分の一方には
調整手段としての相手座面が、他方にはこの相手座面に
押し当る調整手段としての調整部材があることが特徴で
ある。
さらに、別の実施態様では、頭部と、脚部と、調整手
段としての相手座面と、複数のばね要素が一体構造のつ
めフインガーを形成していることが特徴である。
これによれば、くわえづめ装置は極めて経済的に押出
しダイのプロフイルで作られうる。
さらに、別の実施態様では、両方のばね要素がU字形
に曲げられた板ばね材の両脚部で形成されていて、板ば
ね材の両脚部を連結している部分は弾性変形しない頭部
に緊締されており、両脚部の端部分はつめ軸の断面形に
合う形の緊締ブロツク(Klemmschale)とつめ軸の間に
おいて緊締されていることが特徴である。
このようなくわえづめ装置は、小型シリーズの場合に
特に適している。
さらに、別の実施態様では、両脚部の端部分に当るた
めの共通の緊締ブロツクが用いられていることが特徴で
ある。
こうすることで、小型シリーズの場合に特に適したく
わえづめ装置の場合においても、必要な個個の部品を減
らすことが達成される。
さらに、別の実施態様では、前記調整手段はつめ軸の
輪郭に合う調整ブロックと、板ばね材の上側の脚部に押
し当たるような調整手段を含み、調整ブロックは、つめ
軸の緊締ブロツクとは反対の側で、U字形に曲げられた
板ばね材の両脚部の間に配置されていて、これが緊締ブ
ロツクと共に共通の手段でつめ軸に緊締されており、調
整ブロツクは調整手段を担持していることが特徴であ
る。
これによれば、調整ブロツク固定手段への接近性をよ
くしうると同時に、幾つかの個々の部品の集合で成るく
わえづめ装置での固定手段を節約できる。
さらに別の実施態様では、調整手段が、これによって
つめフインガーが捩られうるような形で設けられている
ことが特徴である。
さらに、別の実施態様では、つめフインガーが捩られ
うるような形の調整手段として、つめ軸の長さ方向に距
離をおいた複数の調整ボルトがあることが特徴である。
上記2つの実施態様に基づくくわえづめ装置では、つ
めフインガーをつめ軸に固定している緊締手段を弛める
ことなしに、つめ先端がそれに対応するつめ当てに平ら
に当るようにつめフインガーの姿勢を合わせることがで
きる。
さらに、別の実施態様では、つめフインガーが複合構
造になっていることが特徴である。
これによれば、本発明によるつめフインガーの種々の
部分について決められるべき材料選定を、それぞれにお
ける要求、例えばつめ先端ならば当り面の良好な付着特
性、つめフインガーの弾性変形する部分ならば良好なば
ね特性といった要求に適合させることができる。
さらに、別の実施態様では、弾性変形する部分を構成
する構造材が繊維で補強されたプラスチツク材でできて
いるのが特徴である。
これによれば、本発明によるつめフインガーの慣性能
率をさらに小さくできる。
〔実施例〕
以下においては第1〜9図に示す実施例と有利な実施
態様についてなお詳しく本発明を説明する。
第1図と第2図では、スペース事情が窮屈であるとき
に用いるのに特に適する実施例を示す。ここでは、つめ
軸15に直径方向貫通孔16が設けられていて、この貫通孔
16の断面はここに差し込まれるつめフインガーの断面よ
りも大きい。
このつめフインガーはばね要素(Federstab)の形を
なしていて、これは、その一端ではつめ先端3を担持し
ており、その他端、つまり貫通孔16のつめ先端とは反対
の側の開口21の外にある端では、2つの緊締ブロツク1
7,18の間で緊締されており、一方これら緊締ブロツク1
7,18は緊締ボルト19,20によってつめ軸15と結合するよ
うに緊締されている。
したがって、緊締ブロツク17,18によってつめフイン
ガー22とつめ軸15との剛な結合ができている。
なお、(第1図で)下側の緊締ブロツク18には調整手
段がついており、その調整手段とは下側の緊締ブロツク
18のねじ孔14にねじ込まれている調整ボルト13であっ
て、これはつめフインガー2.2の下面に押し当ってい
る。
つめフインガー2.2の上面と上側の緊締ブロツク17の
間には、ばね要素に平行な当り面をもった圧縮ばね23が
ある。この圧縮ばね23の力の方向は弾性変形する部分1.
2の中立素分に垂直になっている。
第1図ではつめ先端が丁度つめ当て8に接触したとこ
ろでの操作状態を示している。この場合、ばね要素の中
立素分はつめ軸の軸線とつめ先端で規定される平面60の
上にある。この位置においてつめフインガー2.2は既
に、圧縮ばね23から及ぼされた初期押圧力と、つめフイ
ンガー2.2自体の初期押圧力を保有している。これら初
期押圧力は調整ボルト14で受止められている。したがっ
て、つめ当ての上でのつめ先端の十分な保持力を得るた
めには、つめ先端が、ばね要素の緊締された他端に対し
てこの位置からなおごく少しだけ変位しさえすればよ
い。なぜならば、つめ軸が閉じの方向にさらに旋回する
ことによってばね要素が調整ボルト14から持上った直後
に、前述した初期押圧力がつめ当てに作用するからであ
る。
つめ軸上でのくわえづめ装置の迅速で場所的に正確な
取付けを容易にするために(第2図)、つめ軸の直径方
向貫通孔16のつめ先端とは反対側の開口21の領域では、
この貫通孔16の断面形と貫通しているつめフインガー2.
2の断面形を少しの長さ22にわたって合致させてある。
第3図の実施例では、ばね要素はそれのつめ先端とは
反対側の端において、上側と下側の緊締ブロツク(Klem
mbacke)17.1と18.1の間で緊締された緊締用さや(Klem
mhulse)24の中央部のスロツトによって把握されてい
る。このため両方の緊締ブロツク17.1,18.1は、それら
の(第3図で)左端において円筒形である緊締用さや24
のためにやはり円筒形になった収容凹所を有する形にな
っている。したがって、緊締用さや24を回転させてから
両方の緊締ブロツク17.1,18.1を緊締することによっ
て、つめ先端が一様につめ当てに当るようにばね要素を
調整できる。緊締用さや24を廻すために、これには工具
のための引掛り面26が設けられている。
図示していない実施例としては、ばね要素2.2と(第
3図の)緊締用さや24を一体に作ることができる。この
ためには、ばね要素2.2のつめ先端とは反対側の端に、
収容凹所25の中で回転可能に嵌合する円筒形の取付け部
が設けられる。
この場合、つめ軸の直径方向貫通孔の直径と円筒形の
取付け部の直径が合致しており、円筒形の取付け部のた
めに緊締ブロツクに作られている収容凹所がつめ軸の直
径方向貫通孔と揃っており、そして、円筒形取付け部が
少しの長さにわたってつめ軸の直径方向貫通孔に入り込
んでいることによって、迅速で位置的に正確な取付けが
可能となる。
つめ先端が一様につめ当てに当るような位置まで、つ
め先端と一体の円筒形の取付け部を廻すために、この円
筒形の取付け部には前例と同様に工具のため引掛り面が
設けられているのが望ましい。
第4図と第5図は、紙葉搬送装置の中、または印刷機
の圧胴において十分なスペースがある場合に有利に用い
られうる本発明によるくわえづめ装置を示している。
しかるべき十分なスペースがあるとしたこの場合、つ
めフインガー2,2.1は、例えばカートンを扱うことでつ
め先端3の変位の大きさが増大しても不当に大きい曲げ
応力が緊締個所4において生じないように十分に長くさ
れうる。
つめフインガー2,2.1の弾性変形する部分の中立素分
は、調整手段によって初期応力を与えられたそれの位置
で、つめ軸5,5.1とつめ先端3で規定される平面60の上
にある。
つめフインガー2,2.1はばね要素であって、これは自
由端においてつめ先端3を担持している。ここでも(第
4図,第5図)くわえづめ装置は、つめ先端が丁度つめ
当てに接触したところでの動作状態を示している。図示
の実施例ではつめ当ては胴7の溝部の壁面6に固定され
たつめ当て8となっている。
くわえづめ装置の作動のためには、つめ軸5が公知の
とおりに胴7に対して一定の旋回角度で往復回転させら
れる。図示していない開いたときのくわえづめ装置の位
置から、旋回角度範囲の第1の分量だけ時計方向に回転
することによって、つめ先端は図示の位置に到達する。
旋回角度範囲の残りの分量だけさらに回転が進むと、つ
め先端はつめ当て8に保持力を及ぼし、自らは押圧さ
れ、これにより印刷紙葉はつめ先端とつめ当ての間で挟
持される。
同時に弾性変形する部分が実際に変形することで、つ
め先端3は緊締個所4に対して、この緊締個所4を中心
とする円弧にほぼ沿って僅かな分量だけ変位する。
この場合も、十分な保持力を得るためには、つめ先端
3が元の位置からごく僅か変位しさえすればよい。なぜ
ならば、つめフインガーは前もって調整手段によって初
期応力を与えられているからである。したがって、この
変位に起因するつめ当て上でのつめ先端3の辷り移動も
実際上ないに等しい。
ばね要素の形のつめフインガー2,2.1(第4図、第5
図)には、弾性変形する部分1に続いて弾性変形しない
部分があって、その部分はつめ軸5,5.1の輪郭に合う形
をもってつめ軸5,5.1に当っており、つめ軸5,5.1と緊締
ブロツク9,9.1との間で緊締されている。そのために緊
締ブロツク9,9.1は、つめフインガー2,2.1の弾性変形し
ない部分の形に合う当り面10,10.1とねじ孔11を有して
いて、このねじ孔11にはつめ軸5,5.1を直径方向に貫通
する緊締ボルト12がねじ込まれている。
緊締ブロツク9,9.1で構成されているこの緊締装置に
は、つめ当て上でのつめ先端の当り具合を調整するため
の調整手段として、緊締ブロツク9,9.1にあるねじ孔に
ねじ込まれていて弾性変形する部分1の下面に押し当る
ような調整ボルト13が設けられている。
ここで、つめフインガーは調整ボルト13によって初期
応力を与えられている。ということは、この調整ボルト
13とつめ当て8がなかったならば、応力のない状態での
この弾性変形する部分1は、つめ軸の回転位置が第4
図、第5図のとおりであるならば、もっと下方に反って
曲るということである。
第4図の実施例と第5図の実施例の相違は、つめフイ
ンガーの弾性変形しない部分がつめ軸に当る個所の設計
にある。
第4図の場合はこの当る個所でつめ軸の輪郭は円形で
あるのに対し、第5図の場合はこの個所でつめ軸が平ら
になっており、したがって緊締ブロツク9.1の当り面10.
1も平らになっている。
第6図と第7図は、つめフインガーの弾性変形する部
分1.3,1.4の中立素分が本発明によりつめ軸27,28の長さ
方向軸線とつめ先物29,30で規定される平面60に平行で
あるようにした実施例を示す。
この場合つめフインガーは、頭部31,32と、脚部33,34
と、これら両部分を結合している互に平行で互に離れて
ある2本のばね要素35,36または37,38の形での弾性変形
する部分とで成っている。この場合、脚部33,34は直接
につめ軸27,28と相対回転しないように結合されてい
る。ここで、両ばね要素の長さは相互に無関係に選定さ
れうる。第6図の実施例は、やはりスペースが十分にあ
る場合に有利に用いられるのに対し、第7図の実施例は
スペースが窮屈な場合に特に適している。このことは既
に述べたようにばね板での許容される曲げ応力と変位量
との関係に帰することである。
脚部33,34を相対回転しないように結合するために、
この部分はつめ27,28の輪郭に形が合っていて、止めボ
ルト39,40によってつめ軸にボルト止めされている。
第7図の実施例は、第1図、第2図の実施例に代りう
るもので、この場合、つめ軸28の断面がそこでの直径方
向貫通孔によって(第1図、第2図のように)弱体化す
ることがなく、しかしながらつめフインガーの弾性変形
する部分を長くしうる。このためにはばね要素37,38は
つめ軸28に関して対称に配置されており、脚部はつめ軸
28にあるねじ孔にねじ込まれた止めボルト(複数)40に
よってボルト止めされている。
この場合(第6図、第7図)、調整手段は、脚から突
出した相手座面41,42と、頭部にあるねじ孔にねじ込ま
れていて上記相手座面に押し当っている調整ねじ(ボル
ト)43,44で構成されている。これらの調整ねじ43,44に
よって、互に平行なばね板35,36または37,38の形での弾
性変形する部分は、さきに述べたように初期応力を与え
られて平面60に平行な位置に保たれている。
第6図、第7図で示されているように、頭部と脚部と
相手面とばね要素とが一体構造のつめフインガーを構成
するようにするのが有利である。
第8図は、第7図の実施例を小型シリーズに適するよ
うに変形したものを示した。ここでは、両ばね要素45,4
6はU字形に曲げられた板ばね材の両脚部を結合してい
る部分は頭部52にボルト止めされている。両脚部の端は
つめ軸47とつめ軸47の断面形の緊締ブロツク48との間で
緊締されていて、緊締ブロツク48は両脚部に共通となっ
ている。そのために緊締ブロツク52はつめ軸47の約半周
を囲んでいる。つめ軸47の緊締ブロツク48とは反対の側
では、U字形に曲げられた板ばね材の両脚部の間に調整
ブロツク49が配置されている。調整ブロツク49はつめ軸
47の輪郭に合う形になっていて、つめ軸47を貫通する止
めボルト50によって緊締ブロツク48と共につめ軸47上に
緊締されている。調整ブロツク49にあるねじ孔にねじ込
まれている調整ボルト(複数)51は板ばね材の上側の片
方の脚部に押し当っている。調整ブロツク49と調整ボル
ト51で構成された調整手段によってこの場合も、つめフ
インガー2.5の弾性変形する部分1.5は初期応力を与えら
れて平面60に平行な位置に保たれている。ここでは調整
ボルト(複数)はつめ軸47の長さ方向に互に離れて位置
している。それによりつめフインガー2.5は、つめ先端
が平らにつめ当てに当るように場合によっては捩られう
る。
つめ先端がつめ当てに当った後につめ軸47がさらに閉
じの方向に旋回すれば直ちに調整ボルト(複数)が作用
しなくなるが、つめフインガー2.5が捩られるように作
られているならば、この場合つめ当て上でのつめ先端の
十分な当りは保たれることになる。
図示してないが、第6図、第7図の実施例の変形とし
て、つめフインガー2.5をいわゆる複合構造によって構
成することができる。この場合、頭部31,32と脚部33,34
は例えばアルミニウム合金で作られ、ばね鋼で作られた
ばね要素が頭部、脚部に鋳込まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はつめフインガーがつめ軸を貫通するようにした
実施例について、ばね要素の形でのつめフインガーがつ
め軸に取付けられた状態を示す断面図、第2図は第1図
の2−2矢視断面図、第3図はつめフインガーがそれの
緊締個所で回転しうるようにした実施例の部分断面図、
第4図はばね要素の形でのつめフインガーがつめ軸上に
当るようにした実施例の断面図、第5図はつめフインガ
ーがつめ軸に当るところが第4図とは異っている実施例
の断面図、第6図はつめフインガーが互に平行な2本の
ばね要素である実施例について、つめフインガーがつめ
軸に取付けられた状態を示す断面図、第7図はばね要素
をつめ軸に関して対称に配置した実施例の断面図、第8
図は第7図を変形した実施例の断面図、第9図は第8図
のくわえづめ装置の平面図である。 1……つめフインガーの弾性変形する部分、2……つめ
フインガー、3……つめ先端、5……つめ軸、9……緊
締ブロツク、13,14……調整手段、15……つめ軸、16…
…つめ軸15の直径方向貫通孔、17,18……緊締ブロツ
ク、19,20……緊締ボルト、21……貫通孔16の開口部、2
2……嵌合部長さ、23……圧縮ばね、24……緊締さや、2
7,28……つめ軸、29,30……つめ先端、31,32……頭部、
33,34……脚部、35,36,37,38……ばね要素、41,42,43,4
4……調整手段、45,46……ばね要素、47……つめ軸、48
……緊締ブロツク、49……調整手段(調整ブロツク)、
51……調整手段、60……規定の平面。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長さ方向の軸線の周りを旋回しうるつめ軸
    と、弾性変形する部分を有し、前記つめ軸が第1の方向
    に旋回するときはつめ先端がつめ当てから離れる方向に
    動き、前記つめ軸が反対方向、つまり第2の方向に旋回
    するときは、先ずつめ先端が前記つめ当てに当り、そし
    て最初の保持力と第2の方向にさらに旋回するときの最
    初の保持力よりも大きい保持力を前記つめ当てに及ぼす
    ように、前記つめ軸に固定されているつめフィンガー
    と、最初の保持力の大きさを調整するため調整手段とを
    有する、シート状のものを扱う印刷機用くわえづめ装置
    において、 前記つめ先端(3,29,30)に続いている弾性変形する部
    分(1,1.1,1.2,1.3,1.4,1.5)の中立素分は、この弾性
    変形する部分を単一のばね要素として形成する場合は実
    質的に前記つめ軸(5,5.1,15,27,28,47)の長さ方向軸
    線とつめ先端(3,29,30)によって規定される平面(6
    0)上にあり、弾性変形する部分を互に平行で互に離れ
    ている複数のばね要素として形成する場合には、前記平
    面(60)に平行な面内にあることを特徴とする印刷機用
    くわえづめ装置。
  2. 【請求項2】単一のばね要素の形での弾性変形する部分
    (1.2)を有するつめフィンガー(2.2)が、周りに隙間
    をもってつめ軸(15)を貫通し、つめ先端(3)とは反
    対側のその端においてつめ軸(15)に堅く結合されるよ
    うに緊締されている、特許請求の範囲第1項に記載のく
    わえづめ装置。
  3. 【請求項3】弾性変形する部分(1.3,1.4)の中立素分
    が前記平面(60)に平行な面内にあるつめフィンガー
    が、つめ先端(29,30)を担持する頭部(31,32)と、脚
    部(33,34)と、互に平行な2本のばね要素(35,36;37,
    38)の形で前記頭部(31,32)と前記脚部(33,34)を結
    合している弾性変形する部分とで構成されていて、相対
    回転しないように前記脚部(33,34)においてつめ軸(2
    7,28)に直接結合されている、特許請求の範囲第1項記
    載のくわえづめ装置。
  4. 【請求項4】つめフィンガーが貫通しているつめ軸の直
    径方向貫通孔(16)のつめ先端とは反対側の開口部(2
    1)領域において、該貫通孔(16)の断面形と貫通して
    いるばね板の断面形が少しの長さ(22)にわたって合致
    させてある、特許請求の範囲第2項に記載のくわえづめ
    装置。
  5. 【請求項5】つめフィンガー(2.2)をつめ軸(15)に
    堅く結合している緊締装置が、該つめ軸(15)に緊締さ
    れる2つの緊締ブロック(17,18)の間で緊締されるよ
    うな、中央部に長いスロットがある円筒形の緊締用さや
    (24)を有しており、このスロットの中でばね要素が緊
    締されている、特許請求の範囲第2項に記載のくわえづ
    め装置。
  6. 【請求項6】ばね要素にはそのつめ先端(3)とは反対
    側の端にそれと一体に作られた円筒形の取付け部があっ
    て、この取付け部は、その長さ方向軸線がつめ軸の直径
    方向貫通孔(16)の長さ方向軸線と揃った状態で、つめ
    軸に緊締される緊締ブロック(17.1,18.1)の間で緊締
    されている、特許請求の範囲第2項に記載のくわえづめ
    装置。
  7. 【請求項7】ばね要素の形のつめフィンガー(2,2.1)
    の弾性変形する部分(1)に続いて、つめ軸(5,5.1)
    の輪郭に合う形のばね要素の第2の部分があって、この
    第2の部分がつめ軸に当り、つめ軸と緊締ブロック(9,
    9.1)の間で緊締され、緊締ブロック(9,9.1)には調整
    手段(13,14)がついている、特許請求の範囲第1項に
    記載のくわえづめ装置。
  8. 【請求項8】ばね要素の形のつめフィンガー(2.2)に
    平行な当り面を有して中立素分に実質的に垂直な方向に
    力を及ぼすような圧縮ばね(23)があって、この圧縮ば
    ね(23)は、つめフィンガー(2.2)をつめ軸に結合さ
    せ、調整手段(13,14)がついている緊締装置(17,18,1
    9,20)に最初の保持力よりも大きく作用するような締付
    力によって支えられている、特許請求の範囲第1項に記
    載のくわえづめ装置。
  9. 【請求項9】ばね要素(37,38,45,46)がくわえづめ軸
    (28,47)に関して対称に配置されている、特許請求の
    範囲第3項に記載のくわえづめ装置。
  10. 【請求項10】ばね要素(35,36,37,38)によって互に
    結合されたくわえつめフィンガー(2.2)の2つの部分
    (31,33;32,34)の一方には前記調整手段としての相手
    座面(41,42)が、他方にはこの相手座面(41,42)に押
    し当る調整手段としての前記調整部材(43,44)があ
    る、特許請求の範囲第3項に記載のくわえづめ装置。
  11. 【請求項11】前記頭部(31,32)と、前記脚部(33,3
    4)と、調整手段としての前記相手座面(41,42)と、前
    記ばね要素(37,38,45,46)とが一体構造のつめフィン
    ガーを形成している、特許請求の範囲第3項に記載のく
    わえづめ装置。
  12. 【請求項12】両方のばね要素(45,46)がU字形に曲
    げられた板ばね材の両脚部で形成されていて、板ばね材
    の両脚部を連結している部分は弾性変形しない頭部に緊
    締されており、両脚部の端部分はつめ軸(47)の断面形
    に合う形の緊締ブロック(48)とつめ軸(47)の間にお
    いて緊締されている、特許請求の範囲第9項に記載のく
    わえづめ装置。
  13. 【請求項13】両脚部の端部分に当るための共通の緊締
    ブロック(48)が用いられている、特許請求の範囲第12
    項に記載のくわえづめ装置。
  14. 【請求項14】前記調整手段はつめ軸の輪郭に合う調整
    ブロック(49)と、板ばね材の上側の脚部に押し当るよ
    うな調整手段(51)を含み、前記調整ブロック(49)は
    つめ軸(47)の緊締ブロック(48)とは反対の側で、U
    字形に曲げられた板ばね材の両脚部(45,46)の間に配
    置されていて、これが緊締ブロック(48)と共につめ軸
    に緊締されており、前記調整ブロック(49)は前記調整
    手段(51)を担持している、特許請求の範囲第12項に記
    載のくわえづめ装置。
  15. 【請求項15】前記調整手段(49,51)が、これによっ
    てつめフィンガーが捩られうるような形で設けられてい
    る、特許請求の範囲第1項に記載のくわえづめ装置。
  16. 【請求項16】つめフィンガーが捩られうるような形の
    調整手段として、つめ軸(47)の長さ方向に距離をおい
    た複数の調整ボルト(51)を有している、特許請求の範
    囲第15項に記載のくわえづめ装置。
  17. 【請求項17】つめフィンガー(23,24)が複合構造に
    なっている、特許請求の範囲第3項に記載のくわえづめ
    装置。
  18. 【請求項18】弾性変形する部分を構成する構造材が繊
    維で補強されたプラスチック材料でできている、特許請
    求の範囲第1項に記載のくわえづめ装置。
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