JP2628812B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

洗剤組成物

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JP2628812B2 JP3271277A JP27127791A JP2628812B2 JP 2628812 B2 JP2628812 B2 JP 2628812B2 JP 3271277 A JP3271277 A JP 3271277A JP 27127791 A JP27127791 A JP 27127791A JP 2628812 B2 JP2628812 B2 JP 2628812B2
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
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    • C11D17/0065Solid detergents containing builders
    • C11D17/0073Tablets
    • C11D17/0078Multilayered tablets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3942Inorganic per-compounds

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過炭酸ナトリウムを含
む圧縮した洗剤粉末のタブレット状洗剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タブレット状の洗剤組成物は長年公知で
あったが、その形態のものは市場には殆んど浸透しなか
った。一般にタブレットには粉末製品よりも幾つかの優
れた点がある。これらは計量が不用なので取り扱い易
く、洗濯物(washload)に分配し易く且つよりぎっしり
詰まっているので、より経済的な包装及び貯蔵が容易で
ある。
【0003】特に酵素などの漂白剤-感応性成分(bleac
h-sensitive ingredients)の配合が望ましいときに、
漂白剤成分を添加すると洗剤タブレットを配合する際に
障害があった。圧縮タブレットにおいては、成分は粉末
の場合よりも互いにより緊密に接触しているので、いず
れの好ましくない相互作用及び不安定性も悪化させてし
まうからである。
【0004】英国特許第911 204号(Unilever)は、過
塩(persalt)漂白剤(例えば、過ホウ酸ナトリウムな
ど)と、特定の漂白剤活性化剤(例えば、アセトキシベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム及びフタル酸無水物など)
とを含有する層状洗剤タブレットについて開示してい
る。不安定化を避けるために、漂白剤活性化剤を、過塩
漂白剤を含む残りのタブレット成分と別個の部分または
層として隔離している。
【0005】対照的に欧州特許第395 333A号(Unileve
r)は、過ホウ酸ナトリウムを、1種以上の漂白剤-感応
性成分(テトラアセチルエチレンジアミン若しくは同様
の漂白剤活性化剤、酵素、蛍光剤またはその任意の組み
合わせ)並びに洗剤活性化化合物、洗剤ビルダー及び場
合により他成分を一緒に含む洗剤タブレットについて開
示している。この明細書では過塩は漂白剤-感応性成分
と隔離されていないが、驚くべきことにタブレットは、
同一組成の粉末と同様に貯蔵の際に漂白剤、酵素または
蛍光剤の性能を損失することなく安定である。
【0006】過炭酸ナトリウム、即ちNa2CO3・1.5 H2O2
は、水分の存在下で過ホウ酸ナトリウムよりも不安定で
ある。四水塩及び一水塩として存在する過ホウ酸ナトリ
ウムとは異なり、過炭酸ナトリウムは無水物であり、水
を吸収すると過酸化水素が遊離して直ちに分解してしま
う。過炭酸ナトリウムを洗剤粉末中で安定化することは
困難であると長い間考えられてきた。従ってこの化合物
をタブレット中に配合することは、より大きな問題とな
ることと予想される。
【0007】この問題は、過炭酸ナトリウムを遊離水分
量の多い洗剤粉末に配合しようとする場合特に深刻であ
り、このとき過炭酸ナトリウムは貯蔵中に不活化され易
い。この状況は特に、結晶性アルミノ珪酸アルカリ金属
塩(ゼオライト)を含む粉末に当てはまる。というのも
これらの物質は比較的可動性の水(mobile water)を多
量に(例えば、ゼオライト4A中には約10〜15重量%)
含むからである。
【0008】過炭酸ナトリウムを含む洗剤タブレット
は、米国特許第3,953,350号(花王)に開示されている
が、洗剤ビルダーはトリポリリン酸ナトリウムである。
特開昭60-015 500号(ライオン)は、アニオン性界面活
性剤、ゼオライト、硫酸ナトリウム及び重硫酸ナトリウ
ム/過炭酸ナトリウム漂白剤系を含むタブレットについ
て開示している。
【0009】英国特許第1 505 274号(Colgate-Palmol
ive)は、消費者が別々に添加して使用し得る種々の成
分を含む、例えばサッシェ、特に好ましくはタブレット
などの複数の小分け単位の形態の洗剤組成物について開
示している。その実施例6には、洗剤タブレット(界面
活性剤、ビルダー、蛍光剤、着色剤)、別のビルダータ
ブレット(追加のビルダー)及び別の漂白剤タブレット
(過炭酸ナトリウム及び非イオン性界面活性剤)からな
る3タブレット系が開示されている。
【0010】本発明は、いかにして過炭酸ナトリウムと
これに感応性の成分とを含む貯蔵-安定性を有する洗剤
タブレットを製造するかという問題の解決策を提供す
る。驚くべきことに本発明のタブレットは、洗濯液(wa
sh liquor)に良好な溶解性も示す。
【0011】
【発明の定義】本発明は、洗剤活性化合物、洗剤ビルダ
ー、過炭酸ナトリウムを含む漂白剤系と、場合により他
の洗剤成分とを含む圧縮した粒状洗剤組成物のタブレッ
トであって、該過炭酸塩をタブレットの不連続領域(di
screteregion)中に隔離することによりその安定性に対
し有害な組成物のいかなる成分からも過炭酸塩が分離さ
れていることを特徴とするタブレットを提供する。
【0012】
【発明の詳細】本発明の洗剤タブレットは、過炭酸塩を
隔離し且つこれと好ましくない相互作用を引き起こし得
る他成分から過炭酸塩を分離することによって過炭酸塩
の不安定性の問題を解決する。洗剤ベース組成物がゼオ
ライトと多量の結合した可動性の水とを含む場合であっ
ても、非常に良好な貯蔵安定性が認められる。予想外に
も本発明の分離したタブレットも、過炭酸ナトリウムを
タブレット化以前に他成分と単に均質混合しただけの同
様のタブレットが溶解するよりもより迅速に洗濯液に溶
解する。
【0013】過炭酸塩の隔離 本発明のタブレットでは、過炭酸ナトリウム及び、場合
により過炭酸ナトリウムと適合性の他成分を含む少なく
とも1つの不連続領域が存在する。他成分(例えば、洗
剤活性化合物、洗剤ビルダー及び炭酸ナトリウムとの適
合性が不確かなその他の成分)は、過炭酸ナトリウムが
隔離されている(複数の)不連続領域には含まれない。
【0014】この隔離を実施するためには種々の方法を
使用し得る。過炭酸塩は、例えば層、コアまたは挿入物
(insert)中に隔離し、他成分はタブレットの他の層ま
たは主要部分若しくはマトリックスに配合する。1以上
の層、コアまたは挿入物が存在してもよい。または、タ
ブレットの主要部分若しくはマトリックス中にくまなく
分散した、コーティングまたはカプセル化によって保護
されている比較的大きな粒子またはヌードルを使用し得
る。好適なコーティング物質またはカプセル化剤は、当
業者には容易に考え得る。
【0015】構造が簡単で且つ製造が容易な本発明の好
ましい態様は、過炭酸塩を含む第1層と、他成分を含む
第2層の二層からなるタブレットである。各層は実質的
に均質であるのが好ましい。つまり各層は単一の粒状組
成物の圧縮物であって、この粒状組成物は多くの成分を
混合して製造されるものであるのでその粒子は総て同一
である必要はない。
【0016】過炭酸塩は、これだけを隔離しても、また
はこれと十分に適合性である1種以上の他の成分と共に
隔離してもよい。通常、非-過炭酸塩成分の大部分は過
炭酸塩から分離されているのが好ましい。
【0017】しかしながら過炭酸塩の安定性は、実際に
はこれを適合性の無機塩の形状の希釈剤と一緒に隔離す
ることによって増大し得る。この塩は、好ましくは窒素
吸着量5.15m2/gによって測定されたような表面積を有す
る微細なまたは高度に多孔な形態のものであるのが好ま
しい。無機塩は水分の吸収剤(moisture sink)として
作用することによって過炭酸塩の安定性に寄与すると考
えられる。特に好ましい無機塩は炭酸ナトリウムであ
り、これは無論全体として、洗剤ビルダー及びアルカリ
度の供与剤として洗剤組成物中で有用な役割も果たす。
炭酸ナトリウムは、また、すべての遊離した過酸化水素
を再吸着することによって過炭酸塩の安定性に寄与し得
ると考えられる。
【0018】本発明の特に好ましい一態様によると、希
釈剤は適合性の無機塩、より好ましくは炭酸ナトリウム
と、ポリマー性バインダーとを含む噴霧-乾燥した組成
物の形態である。
【0019】バインダーはそれ自身酸化に対し安定でな
ければならない。好ましいバインダーとしては、アクリ
ル酸/マレイン酸コポリマー類[例えば、Sokalan(商
標)CP5(BASF製)として市販のアクリル酸/マレイン酸
コポリマーなど]が挙げられる。タブレットの一体性を
改善し且つ過炭酸塩を有意な程度に濡らすことなくタブ
レット化させるバインダー機能だけでなく、この種のポ
リカルボキシレートポリマーは有用な洗剤ビルダー機能
と再付着防止作用をも有する。
【0020】本発明のこの態様において、不連続タブレ
ット領域または層とは、過炭酸ナトリウムと噴霧-乾燥
した塩/ポリマー性バインダー粒子とを混合することに
よって製造した粒状組成物の圧縮生成物である。この粒
状出発組成物は、過炭酸ナトリウムを30〜70重量%、無
機塩(好ましくは炭酸ナトリウム)を30〜70重量%、及
びポリマー性バインダーを0.5〜5重量%含有するのが好
適である。
【0021】全体としてタブレット化した組成物中の過
炭酸ナトリウムの全量は、5〜40重量%の範囲内が好ま
しく、10〜30重量%の範囲内がより好ましい。
【0022】他の成分 本発明の洗剤タブレットは、過炭酸ナトリウム以外に、
少なくとも1種の洗浄活性化合物、少なくとも1種の洗
剤ビルダー及び場合によりその他の成分を含有する。好
ましい本発明のタブレットは、1個のタブレットの中に
完全に配合した高性能の洗剤組成物を提供する。
【0023】洗剤活性化合物 洗剤活性化合物は、2〜50重量%の量で配合するのが好
適であり、5〜40重量%がより好ましい。洗剤活性物質
は、アニオン性(石鹸または非-石鹸)、カチオン性、
両イオン性、双イオン性、非イオン性のものでありまた
はこれらを任意の組み合わせて配合し得る。
【0024】アニオン性洗剤活性化合物は、2〜40重量
%の量で配合し得、4〜30重量%が好ましい。
【0025】合成アニオン性界面活性剤は当業者には公
知である。これらの例としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、特にC8〜C15のアルキル鎖長を有する直鎖
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム;1級及び2級
アルキル硫酸塩、特にC12〜C15の1級アルコール硫酸
ナトリウム;オレフィンスルホン酸塩;アルカンスルホ
ン酸塩;ジアルキルスルホ琥珀酸塩;及び脂肪酸エステ
ルスルホン酸塩類が挙げられる。
【0026】1種以上の脂肪酸の石鹸を含むのも望まし
い。これらは天然脂肪酸(例えば、ココナツ油、牛脂、
ヒマワリまたは硬化ナタネ油などからの脂肪酸)から誘
導したナトリウム石鹸であるのが好ましい。
【0027】アニオン性界面活性剤は、本出願人の英国
同時係属出願第90 15504.5号(Unilever PLC)に記載し
且つクレームしているように、不連続ドメイン中に濃縮
するのが好ましい。
【0028】使用し得る好適な非イオン性洗剤化合物と
しては、特に疎水基と反応性水素原子を有する化合物
(例えば、脂肪族のアルコール、酸、アミドまたはアル
キルフェノールなど)と、アルキレンオキシド(特にエ
チレンオキシド単独か、エチレンオキシドとプロピレン
オキシド)との反応生成物が挙げられる。
【0029】特定の非イオン性洗剤化合物としては、ア
ルキル(C6〜C22)フェノール-エチレンオキシド縮合
物、直鎖または分枝脂肪族C8〜C201級または2級ア
ルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物及び、エチ
レンオキシドと、プロピレンオキシドとエチレンジアミ
ンとの反応生成物との縮合によって調製された生成物が
挙げられる。他の所謂非イオン性洗剤化合物としては、
長鎖3級アミンオキシド、3級ホスフィンオキシド及び
ジアルキルスルホキシドが挙げられる。
【0030】1級及び2級アルコールエトキシレートが
好ましく、特にアルコール1モル当たり平均5〜20モ
ルのエチレンオキシドでエトキシル化したC12〜C15
1級及び2級アルコールが好ましい。
【0031】非イオン性洗剤活性化合物は、不連続ドメ
イン中に濃縮するのが好ましい。非イオン性洗剤化合物
は通常液体であるので、これらのドメインは非イオン性
洗剤活性化合物を含浸させた洗剤業界で公知の任意のキ
ャリヤから形成されるのが好ましい。好ましいキャリヤ
としては、ゼオライト、他の物質{例えば、Wessalith
CS(商標)、Wessalith CD(商標)、Vegabond GB(商
標)及び過ホウ酸ナトリウム一水塩など}と一緒に造粒
したゼオライト並びにBurkeite[欧州特許第221 776号
(Unilever)に記載されたような噴霧-乾燥した炭酸ナ
トリウム及び硫酸ナトリウム]などがある。
【0032】非イオン性洗剤活性化合物は場合により、
粒子が濡れるのを遅らせたり及び/または非イオン性洗
剤活性化合物が主タブレットマトリックス中に浸出する
のを防ぐ物質と一緒に混合し得る。このような物質とし
ては脂肪酸、特にラウリン酸が好適である。
【0033】洗剤ビルダー 本発明の洗剤タブレットは、1種以上の洗剤ビルダーを
5〜80重量%の量で含むのが好適であり、20〜80重量%が
好ましい。
【0034】本発明は、特に、ビルダーとしてアルミノ
珪酸アルカリ金属塩を含む洗剤組成物から誘導したタブ
レットに関係する。というのは、これらのビルダーは特
に過炭酸ナトリウムを不安定化させる傾向があるからで
ある。本発明のタブレットにおいては、アルミノ珪酸塩
ビルダーを常に過炭酸ナトリウムを含む領域には含まな
いようにしなければならない。
【0035】アルミノ珪酸アルカリ金属(好ましくはナ
トリウム)塩は、好適には組成物(無水物ベース)の5
〜60重量%の量で配合し得、一般式: 0.8〜1.5 Na2O・Al2O3・0.8〜6 SiO2 を有する結晶性若しくは非晶性のものまたはその混合物
であり得る。
【0036】これらの物質は、幾らかの結合水を含み且
つ少なくとも50mgCaO/gのカルシウムイオン交換能を有
することが必須である。アルミノ珪酸ナトリウムは、1.
5〜3.5 SiO2ユニット(上記式中)を含むのが好まし
い。非晶性及び結晶性物質は両方とも、文献中に十分に
記載されているように珪酸ナトリウムとアルミン酸ナト
リウムとの間の反応によって容易に製造し得る。
【0037】好適な結晶性アルミノ珪酸ナトリウムのイ
オン交換洗剤ビルダーは、例えば英国特許第1 429 143
号(Procter&Gamble)に記載されている。この種のア
ルミノ珪酸ナトリウムとしては、市販の公知のゼオライ
トA及びX並びにその混合物が好ましい。欧州特許第38
4070A号に記載及びクレームされている新規ゼオライト
Pも興味深い。
【0038】必要によりまたは所望により、本発明の洗
剤タブレットには他のビルダーも配合し得る。好適な有
機若しくは無機の水溶性または水に不溶性のビルダー
は、当業者には容易に示唆し得る。配合し得る無機ビル
ダーとしては、炭酸アルカリ金属(通常ナトリウム)塩
が挙げられる。有機ビルダーとしてはポリカルボキシレ
ートポリマー類(例えば、ポリアクリレート、アクリル
酸/マレイン酸コポリマー及びアクリル酸ホスフィネー
トなど);モノマー性ポリカルボキシレート類(例え
ば、琥珀酸塩、グルコン酸塩、オキシジ琥珀酸塩、グリ
セロールモノ-、ジ-及びトリ琥珀酸塩、カルボキシメチ
ルオキシ琥珀酸塩、カルボキシメチルオキシマロン酸
塩、ジピコリン酸塩、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸
塩);並びに有機沈澱剤ビルダー類(例えば、アルキル
-及びアルケニルマロン酸塩及び琥珀酸塩並びに、スル
ホン化脂肪酸塩など)が挙げられる。
【0039】特に追加のビルダーとしては、ポリカルボ
キシレートポリマーが好ましく、ポリアクリレート及び
アクリル酸/マレイン酸コポリマーが特に好ましく、こ
れらは0.5〜15重量%の量で使用するのが好適であり、1
〜10重量%が特に好適である。また、モノマー性ポリカ
ルボキシレート、特にクエン酸及びその塩を、3〜20重
量%の量で使用するのが好適であり、5〜15重量%の量が
より好ましい。先に述べたように、配合物中に必要な任
意のポリマーの少なくとも1部分をバインダーとして、
過炭酸塩が隔離されているタブレット中の領域内に配合
し得る。
【0040】本発明の好ましいタブレット化組成物は、
無機リン酸塩ビルダーを5重量%を越えて含まないもの
が好ましく、リン酸塩ビルダーを実質的に全く含有しな
いものが望ましい。しかしながら、リン酸塩でビルトし
たタブレット化組成物も本発明の範囲内に含まれる。
【0041】漂白剤活性化剤 過炭酸ナトリウムの低温性能を向上するために、漂白剤
活性化剤(漂白剤前駆物質)を配合すると都合がよい。
漂白剤活性化剤を、過炭酸ナトリウムが隔離されている
領域には含まないようにすべきである。
【0042】漂白剤活性化剤としては、過酢酸前駆体
[例えば、テトラアセチルエチレンジアミン(TAE
D)]、及び過安息香酸前駆体が挙げられる。米国特許
第4,751,015号及び同第4,818,426号(Lever Brothers C
ompany)に開示された新規4級アンモニウム及びホスホ
ニウム漂白剤活性化剤並びに、欧州特許出願第0 380 43
7A号(Procter&Gamble;Novo)に開示された単糖エス
テル類も非常に興味深い。
【0043】漂白剤活性化剤は、1〜10重量%の量で配
合するのが好適であり、2〜5重量%がより好ましい。
【0044】過酸及び漂白剤活性化剤を含有する洗剤タ
ブレットは、本出願人の同日付けの同時係属英国出願
(ケースC3390)に記載且つクレームされている。
【0045】漂白剤安定化剤 漂白剤系は、少量の漂白剤安定化剤(重金属イオン封鎖
剤)[例えば、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、エ
チレンジアミンテトラメチレンホスホン酸塩(EDTMP)
またはジエチレンントリアミンペンタメチレンホスホン
酸塩(DTPMP)など]も含み得る。
【0046】酵素 本発明の洗剤タブレットは、種々の汚れ及び染みの除去
において、分解したり助けたりする効用が当業界で公知
の洗剤酵素(detergency enzyme)の1種も含み得る。
殆どの酵素は幾らか漂白剤-感応性であるので過炭酸ナ
トリウムを含む領域には含まないようにすべきである。
【0047】好適な酵素としては、繊維製品から種々の
汚れ及び染みを除去するように設計されている種々のプ
ロテアーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼ及びそ
の混合物が挙げられる。好適なプロテアーゼの例として
は、Maxatase(商標)(Gist-Brocades N.V.製、Delf
t,Holland)並びに、Alcalase(商標)、Esperase(商
標)及びSavinase(商標)(Novo Industri A/S製,Cop
enhagen,Denmark)が挙げられる。洗剤酵素は通常、場
合により保護コーティングをした粒子またはマルメ(ma
rume)の形態で、組成物の約0.1重量%〜約3.0重量%の量
で使用する。これらの粒子またはマルメはタブレットを
成形するための圧縮に対して問題はない。
【0048】少量成分 本発明の洗剤タブレットは、蛍光剤(光学的増白剤)
[例えば、Tinopal(商標)DMSまたはTinopal CBS(Cib
a-Geigy AG製,Basel,Switzerland)]も含み得る。Ti
nopal DMSは4,4'ビス-(2-モルフォリノ-4-アニリノ-s
-トリアジン-6-イルアミノ)スチルベン二スルホン酸二
ナトリウムであり、Tinopal CBSは2,2'-ビス-(フェニ
ル-スチリル)二スルホン酸二ナトリウムである。
【0049】特にタブレットを前面充填式ドラム型自動
洗濯機で使用することを主に目的としている場合、消泡
物質を本発明の洗剤タブレットに配合すると都合が良
い。消泡物質としては、欧州特許出願第266,863A号(U
nilever)に記載されているような通常粒形であるのが
好適である。このような消泡粒子は通常、多孔質の吸着
性の水溶性炭酸塩ベースの無機キャリヤー物質上に吸着
させたシリコーン油、石油ゼリー、疎水性シリカ及び消
泡活性物質としてのアルキルホスフェートの混合物を含
む。消泡粒子は、組成物の5重量%までの任意の量で配
合し得る。
【0050】本発明の洗剤タブレット中には、珪酸アル
カリ金属塩、特にオルト-、メタ-または好ましくは中性
若しくはアルカリ性珪酸塩のある量をも含ませるのが望
ましい。このような珪酸アルカリ金属塩を例えば0.1〜1
0重量%のレベルで配合すると、ある程度のビルト効果を
もたらし、かつ加工時に好ましい効果を与えるだけでな
く、洗濯機内の金属部分を腐食から保護するのに都合が
良い。
【0051】本発明の洗剤タブレット中に場合により使
用し得る追加の成分としては、再付着防止剤〔例えば、
ナトリウムカルボキシメチルセルロース、直鎖ポリビニ
ルピロリドン、及びセルロースエーテル類(例えば、メ
チルセルロース及びエチルヒドロキシエチルセルロー
ス)など〕;繊維柔軟化剤;重金属イオン封鎖剤(例え
ば、EDTAなど);香料;顔料、着色剤または着色斑;並
びに無機塩(例えば、硫酸ナトリウム及び硫酸マグネシ
ウムなど)が挙げられる。硫酸ナトリウムは所望により
組成物の40重量%までの量を充填材物質として配合し得
るが、硫酸ナトリウムは組成物の10重量%以下の少ない
量で配合してもよく、または全く配合しなくてもよい。
【0052】特にタブレット化し易くするためまたはタ
ブレットが洗濯液中で分散し易くするために、上記に列
記した機能的洗剤成分だけでなく種々の成分[例えば、
バインダー、崩壊剤または滑剤など]を配合し得る。既
述の如く、幾つかの成分は機能的な洗浄効果及びタブレ
ット化効果の両方を与え得る。
【0053】タブレット化 既述の如く、本発明のタブレットは粒状出発物質を圧縮
することによって製造する。任意の好適な圧縮法[例え
ば、タブレット化、ブロック化(briquetting)または
押出など]を使用してもよいが、タブレット化が好まし
く且つ最も好適な方法である。
【0054】任意の所与の出発組成物に関して、洗濯液
中でタブレットが崩壊するのに要する時間は、タブレッ
トを成形するのに用いた圧縮圧によって種々変動する。
圧縮圧が低すぎると、タブレットは乾燥状態での取り扱
い及び包装時に砕け易く且つ壊れ易くなってしまう。圧
縮圧を高めるとタブレットの結着性が良くなるが、結局
洗濯液中での崩壊時間が犠牲となってしまう。
【0055】Instron(商標)(Universal Testing Mac
hine製)を一定速度でまたは研究用及び工業用のスクリ
ューハンドプレスを使用し、スチール製のパンチとダイ
を操作して、0.1〜500 MPa(0.01〜50 kN/cm2)、特に
0.2〜100 MPa(0.02〜10 kN/cm2)の圧縮圧で効果的な
タブレットを製造し得ることが知見された。
【0056】最適圧縮圧は、出発組成物に幾らか依存す
る。例えば、高い割合の有機成分(例えば、界面活性剤
など)と低い割合の無機塩とを含む配合物は、低い割合
の有機成分と高い割合の無機塩とを含む配合物に必要な
圧縮圧よりも小さい圧力しか必要としない。乾燥-混合
した(dry-mixed)配合物は通常、噴霧-乾燥した(spra
y -dried)粉末に必要な圧力よりも高い圧力が必要であ
る。
【0057】好ましいタブレット形 改善された崩壊性及び溶解特性を有する好ましいタブレ
ットは、1990年7月13日出願の本出願人の同時係属英国
特許出願第90 15503.7号及び同第90 15504.5号(Unilev
er PLC)並びに、1991年7月1日出願の本出願人の同時
係属英国特許出願(ケース C3408)(Unilever PLC)に
記載且つクレームされている。これらの好ましいタブレ
ット形態は、完全に配合された洗剤組成物のタブレット
に特に適当である。
【0058】英国特許出願第90 15503.7号に記載且つク
レームされたタブレットまたはその不連続領域は、本質
的に、実質的に総ての粒径の上限と下限が200μm〜200
0μmの範囲内にあり且つ各々の差が700μm以下である
粒子のマトリックスからなる。
【0059】英国特許出願第90 15504.5号によると、圧
縮した粒状洗剤組成物のタブレットは、アニオン性界面
活性剤20〜100重量%を含む第1の成分(a)を少量(2
〜40重量%)と、アニオン性界面活性剤をわずか0〜3重
量%しか含有しない組成物の残余とから成る。
【0060】1991年7月1日出願の本出願人の同時係属
英国特許出願C3408に記載且つクレームしたタブレット
またはその不連続領域は、本質的に、少なくとも洗剤活
性化合物と洗剤ビルダーの粒子がタブレット圧縮前にバ
インダー/崩壊剤でコートされた実質的に総ての粒径が
>200μmである粒子のマトリックスからなる。
【0061】投入形態 本発明の洗剤タブレットは、完全なヘビーデューティ用
繊維製品洗濯用組成物として使用するために配合される
のが好ましい。消費者は種々の組成を有するタブレット
を混合して使用する必要はない。
【0062】1個のタブレットは、平均的な洗濯物に必
要な適切な量を提供するように全成分の十分量を含み得
るが、消費者が洗濯物の大きさ及び性質によって使用量
を変えられるように、各タブレットが平均的な洗濯条件
に必要な組成物の数分の1の量(a submultiple quanti
ty)を含んでいると都合がよい。例えばタブレットの大
きさは、平均的な洗濯物には2個のタブレットが十分で
あるように選択され得る。洗濯物が特に多かったりまた
は汚れている場合には、1個以上のタブレットを追加し
得る。洗濯物が少なかったりまたは少ししか汚れていな
い場合には、タブレットを1個だけ使用し得る。
【0063】あるいは、消費者に対し単位使用量(unit
dose)または数分の1の単位の使用量(submultiple u
nit dose)を示すために及び好適には消費者がタブレッ
トを割り易いように弱い部分を提供するために、切り傷
または刻み目がついていて一回分または数回分を表して
いる細分可能な大きなタブレットを提供し得る。
【0064】タブレットの大きさは10〜160gが好適であ
り、15〜60gが好ましく、使用しようとする洗濯条件及
びタブレットが一回分、数回分または数分の1の量を示
しているかどうかに依存する。
【0065】タブレットは任意の好適な形であり得る
が、製造及び包装を簡便にするには一様な横断面、例え
ば円形(好ましい)または角形が好ましい。
【0066】
【実施例】以下の非限定的な例は、本発明を説明するも
のである。部及び百分率は、他に記載しない限り重量に
よる。数字で表した例は本発明に従ったものであり、文
字で表した態様は比較例である。
【0067】実施例1,比較例A (i)漂白剤組成物の製造 Analar炭酸ナトリウムの40重量%溶液を調製した。ナト
リウム塩形のアクリル酸/マレイン酸コポリマー[Sokal
an(商標)CP5 BASF製]を該炭酸ナトリウム(乾燥重
量)に基づいて2重量%混合し、溶液を50℃で2時間撹
拌した。溶液を実験用機器(入口温度275℃、0.75mmジ
ェットを介して流速10ml/分)を用いて噴霧-乾燥する
と、比表面積の大きい粒状の無水炭酸ナトリウムが得ら
れた。
【0068】次いで漂白剤組成物を、噴霧-乾燥した炭
酸ナトリウム組成物と過炭酸ナトリウムの等量を乾燥-
混合して製造した。
【0069】(ii)洗剤ベース組成物 の製造 表1に記載の配合となるように、非イオン性界面活性剤
3EOを除く総ての成分の水性スラリーを噴霧-乾燥し、続
いて非イオン性界面活性剤3EOを噴霧して洗剤ベース組
成物を製造した。
【0070】(iii)タブレット化 10 kN荷重セルを有するInstron(商標)Model 4202 Mat
erials Testing Machineを用いてタブレットを製造し
た。機械をその最大速度100mm/分、圧力0.14kN/cm2(1.
4MPa)で操作した。
【0071】実施例1(本発明)では、漂白剤組成物
(10g)をダイに添加して、粉末を平らにするためにダ
イを軽くたたき、次いでタブレット化前に洗剤ベース組
成物(30g)を漂白剤組成物の上に加えた。
【0072】比較例Aでは、実施例1と同様の漂白剤組
成物と洗剤組成物の同一量を一緒に混合し、次いで混合
物をタブレット化するためにダイに添加した。
【0073】タブレットは各々40gであり、直径53mmで
厚さ22mmであった。
【0074】(iv)貯蔵 タブレットを2セットの条件下[37℃/70%相対湿度、28
℃/70%相対湿度]で貯蔵した。貯蔵状況は、可能な限り
悪影響を与えるように慎重に選択した。包装によって全
く保護されていないタブレットをへりで立たせ、互いに
離し、最大可能表面積が大気に暴露されるようにした。
【0075】(v)溶解試験 溶解試験をMiele(商標)756 前面充填式自動洗濯機
で、洗濯物を入れないで40℃の洗濯サイクルで実施し
た。溶解性を伝導率セルを用いてモニターした。結果
を、50重量%及び90重量%が溶解するのにかかった時間と
して、それに最も近い「分」で表した。その結果は、表
2に示す。
【0076】表1:洗剤ベース及びタブレット組成物 洗剤ベース組成物 %(タブレット) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩 6.00 7.16 非イオン性界面活性剤(7EO) 2.75 3.28 石鹸 1.65 1.97 ゼオライト4A(無水物ベース) 24.00 28.64 ポリマー(アクリル酸/マレイン酸) 4.00 4.77 アルカリ性珪酸ナトリウム 0.46 0.55 炭酸ナトリウム 8.13 9.70 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.50 0.60 蛍光剤 0.19 0.23 EDTA 0.20 0.24 塩、水分 10.72 12.79 非イオン性界面活性剤3EO 4.25 5.07 62.85 75.00 タブレット組成物 洗剤ベース組成物 30.00 過炭酸ナトリウム 5.0 12.5 噴霧-乾燥炭酸ナトリウム 5.0 12.5 40.00 100.00 表2:溶解試験の結果 (i)28℃/70%相対 湿度 貯蔵時間 実施例1 比較例A (週) 50% 90% 50% 90% 1 2 9 10 30 2 2 9 15 25 4 3 12 20 >30 6 3 17 25 >30 (ii)37℃/70%相対湿度 貯蔵時間 実施例1 比較例A (週) 50% 90% 50% 90% 2 2 12 8 23 4 4 14 8 27 6 タブレットは貯蔵中に崩壊した (vi)漂白剤安定性 過炭酸塩の貯蔵安定性を、過マンガン酸カリウムを用い
る有効酸素滴定によって測定した。理論値のモル百分率
として残存有効酸素として表す。結果を表3に示す。
【0077】表3:過炭酸塩の貯蔵安定性 (i)28℃/70%相対 湿度 貯蔵時間 残存有効酸素(モル% ) (週) 実施例1 比較例A 0 100 100 1 91 59 2 83 22 4 70 2 6 68 0 8 63 0 (ii)37℃/70%相対湿度 貯蔵時間 残存有効酸素(モル% ) (週) 実施例1 比較例A 0 100 100 2 75 20 4 50 0 6 48 0実施例2及び3 (i)漂白剤組成物の製造 実施例2 Burkeiteを、欧州特許第221776号(Unilever)の記載通
りに炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム及びSokolan(商
標)CP5の混合物の噴霧-乾燥により製造した。
【0078】次いで漂白剤組成物を噴霧-乾燥したBurke
ite組成物と過炭酸ナトリウムの等量を乾燥-混合して製
造した。
【0079】実施例3 噴霧乾燥した炭酸ナトリウム/Sokolan(商標)CP5を実
施例1の記載通りに製造した。
【0080】次いで漂白剤組成物を噴霧-乾燥した炭酸
ナトリウム組成物と過炭酸ナトリウムの等量を乾燥-混
合して製造した。
【0081】(ii)洗剤ベース組成物 の製造 洗剤ベース組成物を、非イオン性界面活性剤3EOとPASヌ
ードルを除く総ての成分の水性スラリーを噴霧-乾燥
し、続いて非イオン性界面活性剤を噴霧し、ヌードルを
後添加(posed-dosed)して表4に示した配合物に製造
した。
【0082】(iii)タブレット化 実施例1の記載通り。
【0083】(iv)貯蔵 実施例1の記載通り。
【0084】表4:洗剤ベース及びタブレット組成物 %(タブレット) 洗剤ベース組成物 非イオン性界面活性剤(7EO) 4.5 3.95 ゼオライト4A 37.0 32.45 ポリマー(アクリル酸/マレイン酸) 5.0 4.39 炭酸ナトリウム 14.9 13.07 ナトリウムカルボキシメチルセルロース 0.5 0.44 蛍光剤 0.2 0.18 水分 11.0 9.65 非イオン性界面活性剤(3EO) 4.0 3.50 PASヌードル 8.4 7.37 85.5 75.00 タブレット組成物 洗剤ベース組成物 30.0 過炭酸ナトリウム 5.0 12.5 噴霧-乾燥Burleite(実施例2)または 炭酸ナトリウム(実施例3) 5.0 12.5 40 100 (v)漂白剤安定性 過炭酸塩の貯蔵安定性を実施例1の記載通りに測定し
た。
【0085】結果を表5に示す。
【0086】表5:過炭酸塩の貯蔵安定性 (i)28℃/70% 相 対湿度 貯蔵時間 残存有効酸素(モル%) (週) 実施例2 実施例3 0 100 100 2 70 83 4 71 − 5 60 50 (ii)37℃/70% 相対湿度 貯蔵時間 残存有効酸素(モル%) (週) 実施例2 実施例3 0 1
00 100 2
71 77 4
72 38 5
60 23
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ジヨージフ・ガーベイ イギリス国、マージーサイド・エル・ 60・1・エツクス・ユー、ウイラル、ヘ スウオール、ナイジエル・ロード、 “ザ・ホリーズ”(番地なし) (72)発明者 ピーター・スタンフオード・シムズ イギリス国、チエシヤー・シー・エイ チ・3・5・ユー・エツクス、チエスタ ー、デイー・バンクス・71 (56)参考文献 特開 昭59−145300(JP,A) 特開 昭59−194000(JP,A) 特開 昭60−252699(JP,A) 特公 昭44−13025(JP,B1) 特表 平2−501489(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗剤活性化合物2〜50重量%、結合水
    が存在するアルミノ珪酸アルカリ金属塩を含む洗剤ビル
    ダー5〜80重量%、ポリアクリレート、アクリル酸/
    マレイン酸コポリマー若しくはアクリル酸ホスフィネー
    トポリマーである追加の洗剤ビルダー0.5〜15重量
    %又はクエン酸若しくはその塩である追加の洗剤ビルダ
    ー3〜20重量%、過炭酸ナトリウム5〜40重量%、
    場合により他の洗剤成分を含む圧縮した粒状洗剤組成物
    のタブレットであって、過炭酸ナトリウムをタブレット
    の不連続領域に隔離することによってその安定性に対し
    有害ないかなる組成物成分からも過炭酸ナトリウムが分
    離されており、且つ当該不連続領域にはアルミノ珪酸ア
    ルカリ金属塩が含まれてはいないことを特徴とするタブ
    レット。
  2. 【請求項2】 不連続領域が過炭酸ナトリウム及び適合
    性の無機塩を含む請求項1に記載のタブレット。
  3. 【請求項3】 不連続領域が、過炭酸ナトリウム、及び
    適合性の無機塩とポリマー性バインダーとを含む噴霧乾
    燥した希釈剤を含む請求項2に記載のタブレット。
  4. 【請求項4】 適合性の無機塩が炭酸ナトリウムを含む
    請求項2または3に記載のタブレット。
  5. 【請求項5】 漂白剤活性化剤を不連続領域には含めな
    いで配合する請求項1に記載のタブレット。
  6. 【請求項6】 不連続領域がコーティングで保護されて
    いる請求項1に記載のタブレット。
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