JP2617844B2 - テラス - Google Patents
テラスInfo
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- JP2617844B2 JP2617844B2 JP35832091A JP35832091A JP2617844B2 JP 2617844 B2 JP2617844 B2 JP 2617844B2 JP 35832091 A JP35832091 A JP 35832091A JP 35832091 A JP35832091 A JP 35832091A JP 2617844 B2 JP2617844 B2 JP 2617844B2
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- Japan
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- bracket
- plate
- wall
- vertical
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- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物外壁に取付けられ
るテラスに関する。
るテラスに関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭59−21202号公報に示すよ
うに、屋根を構成する横枠の長手方向中間を支柱に連結
し、その横枠を建物外壁に連結したテラスが知られてい
る。
うに、屋根を構成する横枠の長手方向中間を支柱に連結
し、その横枠を建物外壁に連結したテラスが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるテラスであると
支柱が屋根の長手方向中間に位置し、その屋根の下方空
間に支柱が存在して支柱が邪魔となるので、屋根の下方
空間を有効利用できないし、支柱が屋根の下方に見えて
見栄が悪く、全体的デザインも洋風の建物にマッチしな
いものである。
支柱が屋根の長手方向中間に位置し、その屋根の下方空
間に支柱が存在して支柱が邪魔となるので、屋根の下方
空間を有効利用できないし、支柱が屋根の下方に見えて
見栄が悪く、全体的デザインも洋風の建物にマッチしな
いものである。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたテラスを提供することを目的とする。
ようにしたテラスを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】建物外壁3と隣接して設
置した支柱1と、この支柱1の上端部に連結されて先端
部が支柱1より建物外壁3側に突出したブラケット2
と、前桁5と後桁6間に左右の横はり7,7とたる木8
を連結した屋根枠10に屋根板11を装着し、前記前桁
5と横はり7に側部横はり12と側部縦はり13を連結
してトラス状の側面枠部15とした屋根4を備え、その
屋根4の前桁5を前記ブラケット2の先端部に連結し、
屋根4の後桁6を前記建物外壁3に連結して成るテラ
ス。
置した支柱1と、この支柱1の上端部に連結されて先端
部が支柱1より建物外壁3側に突出したブラケット2
と、前桁5と後桁6間に左右の横はり7,7とたる木8
を連結した屋根枠10に屋根板11を装着し、前記前桁
5と横はり7に側部横はり12と側部縦はり13を連結
してトラス状の側面枠部15とした屋根4を備え、その
屋根4の前桁5を前記ブラケット2の先端部に連結し、
屋根4の後桁6を前記建物外壁3に連結して成るテラ
ス。
【0006】
【作 用】支柱1は屋根4の軒先側4aとなる前桁5
よりも建物外壁3より遠く離れるから、屋根4の下方に
支柱1が存在せずに屋根4の下方空間を有効利用できる
し、支柱1が屋根4と離れて見え、かつ屋根4と支柱1
との間にブラケット2が見えるから見栄えが良く、全体
のデザインが洋風の建物にマッチする。
よりも建物外壁3より遠く離れるから、屋根4の下方に
支柱1が存在せずに屋根4の下方空間を有効利用できる
し、支柱1が屋根4と離れて見え、かつ屋根4と支柱1
との間にブラケット2が見えるから見栄えが良く、全体
のデザインが洋風の建物にマッチする。
【0007】
【実 施 例】図1と図2に示すように、左右一対の支
柱1,1の上端部にブラケット2の基端部がそれぞれ連
結されてそのブラケット2の先端部は支柱1よりも建物
外壁3側に突出しており、その各ブラケット2の支柱1
よりも突出した先端部間に亘って屋根4の軒先側4aが
取付けられ、この屋根4の棟木側4bが前記建物外壁3
に連結されてテラスを構成している。前記屋根4は軒先
側4aとなる前桁5と、棟木側4bとなる後桁6と、こ
の前桁5と後桁6の長手方向両端部間に連結した左右一
対の横はり7,7と、前記前桁5と後桁6間に連結した
複数のたる木8より複数の開口部9を有する屋根枠10
を備え、その屋根枠10の開口部9に透光板などの屋根
板11が装着してあり、前記前桁5の長手方向両端部に
側部横はり12が連結され、この側部横はり12と前記
横はり7とに亘って側部縦はり13が連結されて三角形
状の側面開口部14を有するトラス状の側面枠部15を
構成し、この側面開口部14に透光板などの側面屋根板
16が装着されている。前記ブラケット2の基端部上に
キャップ118が取付けられてデザインを見栄え良くし
ている。
柱1,1の上端部にブラケット2の基端部がそれぞれ連
結されてそのブラケット2の先端部は支柱1よりも建物
外壁3側に突出しており、その各ブラケット2の支柱1
よりも突出した先端部間に亘って屋根4の軒先側4aが
取付けられ、この屋根4の棟木側4bが前記建物外壁3
に連結されてテラスを構成している。前記屋根4は軒先
側4aとなる前桁5と、棟木側4bとなる後桁6と、こ
の前桁5と後桁6の長手方向両端部間に連結した左右一
対の横はり7,7と、前記前桁5と後桁6間に連結した
複数のたる木8より複数の開口部9を有する屋根枠10
を備え、その屋根枠10の開口部9に透光板などの屋根
板11が装着してあり、前記前桁5の長手方向両端部に
側部横はり12が連結され、この側部横はり12と前記
横はり7とに亘って側部縦はり13が連結されて三角形
状の側面開口部14を有するトラス状の側面枠部15を
構成し、この側面開口部14に透光板などの側面屋根板
16が装着されている。前記ブラケット2の基端部上に
キャップ118が取付けられてデザインを見栄え良くし
ている。
【0008】このようであるから、屋根4よりも支柱1
が建物外壁3より遠く離れた位置となって屋根4の下方
に支柱1が存在しないから、屋根4の下方空間を支柱1
に関係なく最大限有効利用できる。また、支柱1と屋根
4の軒先側4aとは離隔し、その支柱1と屋根4の軒先
側4aとの間にブラケット2が見えることになって外観
がスッキリとして見栄えの良いテラスとなるし、全体の
デザインが洋風の建物にマッチする。さらに屋根4はト
ラス状の側面枠部15を備えているから屋根4自体が補
強されると共に、建物外壁3に強固に固着され、支柱1
のブラケット2で屋根4の軒先4aを保持しテラスとし
て強度の高いものとなっている。
が建物外壁3より遠く離れた位置となって屋根4の下方
に支柱1が存在しないから、屋根4の下方空間を支柱1
に関係なく最大限有効利用できる。また、支柱1と屋根
4の軒先側4aとは離隔し、その支柱1と屋根4の軒先
側4aとの間にブラケット2が見えることになって外観
がスッキリとして見栄えの良いテラスとなるし、全体の
デザインが洋風の建物にマッチする。さらに屋根4はト
ラス状の側面枠部15を備えているから屋根4自体が補
強されると共に、建物外壁3に強固に固着され、支柱1
のブラケット2で屋根4の軒先4aを保持しテラスとし
て強度の高いものとなっている。
【0009】次に各部の詳細を説明する。前記支柱1は
図3に示すように支柱本体20と一対のカバー材21,
21より成り、その支柱本体20は、相対向した直線状
の第1縦板22,22と相対向した円弧状の第2縦板2
3,23で中空部24を有する形状となり、かつ第1縦
板22と第2縦板23の連結部に外向きの係合受部25
がそれぞれ形成してあり、前記カバー材21は円弧状板
26に一対の係合片27を一体形成して成り、その係合
片27を係合受部25に係合することでカバー材21が
支柱本体20に取付けられて支柱1は円形となり、その
支柱本体20とカバー材21との間に縦方向に連続した
樋用空洞部28を構成している。
図3に示すように支柱本体20と一対のカバー材21,
21より成り、その支柱本体20は、相対向した直線状
の第1縦板22,22と相対向した円弧状の第2縦板2
3,23で中空部24を有する形状となり、かつ第1縦
板22と第2縦板23の連結部に外向きの係合受部25
がそれぞれ形成してあり、前記カバー材21は円弧状板
26に一対の係合片27を一体形成して成り、その係合
片27を係合受部25に係合することでカバー材21が
支柱本体20に取付けられて支柱1は円形となり、その
支柱本体20とカバー材21との間に縦方向に連続した
樋用空洞部28を構成している。
【0010】前記ブラケット2は図3に示すようにアル
ミ鋳物製のブラケット本体30とこのブラケット30内
に嵌合して取付けられる連結部材31と雨樋32より成
り、そのブラケット本体30は図3ないし図6に示すよ
うに前記支柱1と同一曲率のほぼ円形状となった基端縦
壁33とこの基端縦壁33と連続した平面コ字状の先端
縦壁34と上壁35で下方に開口した収納用凹部36を
有する形状となり、前記連結部材31は前記支柱本体2
0の中空部24内に嵌合する縦材37と、その縦材37
の一側面上部に固着した一対の横材38,38より成
り、その縦材37は第1縦板39と、相対向した一対の
第2縦板40,40と、折曲片41,41で前記支柱本
体20の中空部24内に嵌合する略コ字状断面の長尺材
で、その第1縦板39の上部に切欠部42が形成してあ
り、第1縦板39の下部に形成した孔43の周縁部にナ
ット44が固着してある。前記横材38は縦板45と上
下横板46,47より断面略コ字状の長尺材となって前
記ブラケット本体30の収納凹部36の先端部、つま
り、先端縦壁34の内側面に嵌合しビス48で上壁35
に連結される。前記横材38の上下横板46,47には
一対のボルト挿通孔49が相対向して形成され、このボ
ルト挿通孔49にボルト50を下から上に向けて挿入
し、そのボルト50の中間部に設けたスナップリングな
どの止め部51と下横板47との間にスプリング52を
設け、そのスプリング52でボルト50を上方に押し上
げ保持してネジ部50aをブラケット本体30の上壁3
5に形成した透孔53内に挿入して上壁35より突出し
てある。前記ブラケット本体30の上壁35における透
孔53の周縁にはスポンジなどの弾性体より成る弾性シ
ート54が設けられている。前記雨樋32は平面略半円
形状の基端縦板55と、この基端縦板55の両端縁と連
続した一対の中間縦板56,56と、この一対の中間縦
板56と連続した平面コ字状の先端縦板57と、先端縦
板57の下端縁と一対の中間縦板56,56の下部寄り
とに連続し水平に対して先端部より基端部が低くなるよ
うに斜めとなった底板58により上部が開口し、かつ基
端側下部に排水口59を有し、その先端縦板57の上縁
に取付フランジ60を一体形成した形状で、前記連結部
材31の第1縦板39の切欠部42に先端縦板57を嵌
合して取付フランジ60をビス61で横材38の上横板
46に固着してあり、前記連結部材31は雨樋32を取
付けた後にブラケット本体30に取付けられ、それによ
って雨樋32はブラケット本体30の上壁35に形成し
た孔62と対向するようにしてある。
ミ鋳物製のブラケット本体30とこのブラケット30内
に嵌合して取付けられる連結部材31と雨樋32より成
り、そのブラケット本体30は図3ないし図6に示すよ
うに前記支柱1と同一曲率のほぼ円形状となった基端縦
壁33とこの基端縦壁33と連続した平面コ字状の先端
縦壁34と上壁35で下方に開口した収納用凹部36を
有する形状となり、前記連結部材31は前記支柱本体2
0の中空部24内に嵌合する縦材37と、その縦材37
の一側面上部に固着した一対の横材38,38より成
り、その縦材37は第1縦板39と、相対向した一対の
第2縦板40,40と、折曲片41,41で前記支柱本
体20の中空部24内に嵌合する略コ字状断面の長尺材
で、その第1縦板39の上部に切欠部42が形成してあ
り、第1縦板39の下部に形成した孔43の周縁部にナ
ット44が固着してある。前記横材38は縦板45と上
下横板46,47より断面略コ字状の長尺材となって前
記ブラケット本体30の収納凹部36の先端部、つま
り、先端縦壁34の内側面に嵌合しビス48で上壁35
に連結される。前記横材38の上下横板46,47には
一対のボルト挿通孔49が相対向して形成され、このボ
ルト挿通孔49にボルト50を下から上に向けて挿入
し、そのボルト50の中間部に設けたスナップリングな
どの止め部51と下横板47との間にスプリング52を
設け、そのスプリング52でボルト50を上方に押し上
げ保持してネジ部50aをブラケット本体30の上壁3
5に形成した透孔53内に挿入して上壁35より突出し
てある。前記ブラケット本体30の上壁35における透
孔53の周縁にはスポンジなどの弾性体より成る弾性シ
ート54が設けられている。前記雨樋32は平面略半円
形状の基端縦板55と、この基端縦板55の両端縁と連
続した一対の中間縦板56,56と、この一対の中間縦
板56と連続した平面コ字状の先端縦板57と、先端縦
板57の下端縁と一対の中間縦板56,56の下部寄り
とに連続し水平に対して先端部より基端部が低くなるよ
うに斜めとなった底板58により上部が開口し、かつ基
端側下部に排水口59を有し、その先端縦板57の上縁
に取付フランジ60を一体形成した形状で、前記連結部
材31の第1縦板39の切欠部42に先端縦板57を嵌
合して取付フランジ60をビス61で横材38の上横板
46に固着してあり、前記連結部材31は雨樋32を取
付けた後にブラケット本体30に取付けられ、それによ
って雨樋32はブラケット本体30の上壁35に形成し
た孔62と対向するようにしてある。
【0011】前記ブラケット2は図7に示すようにして
支柱1に連結してある。すなわち、ブラケット本体30
の基端縦壁33の下部周縁を支柱1の上部開口縁に嵌合
して連結部材31の縦材37を支柱本体20の中空部2
4内に嵌合し、雨樋32の排水口59部分を雨樋用空洞
部28内に臨ませ、支柱本体20の一方の第1縦板22
よりボルト63を前記ナット44に螺合し、他方の第1
縦板22と縦材37の折曲片41をビス66で連結して
連結部材31の縦材37を支柱本体20に連結し、この
後にカバー材21を支柱本体20に取付ける。
支柱1に連結してある。すなわち、ブラケット本体30
の基端縦壁33の下部周縁を支柱1の上部開口縁に嵌合
して連結部材31の縦材37を支柱本体20の中空部2
4内に嵌合し、雨樋32の排水口59部分を雨樋用空洞
部28内に臨ませ、支柱本体20の一方の第1縦板22
よりボルト63を前記ナット44に螺合し、他方の第1
縦板22と縦材37の折曲片41をビス66で連結して
連結部材31の縦材37を支柱本体20に連結し、この
後にカバー材21を支柱本体20に取付ける。
【0012】前記前桁5は図7に示すように前板70と
後板71と上板72と下板73と下板73と連続したL
字状板74で雨樋部75を有する矩形断面中空長尺状と
なり、その下板73には一対の凹条溝76が長手方向に
連続して形成され、この凹条溝76に設けたナット77
に前記ボルト50のネジ部50aを螺合してブラケット
2と前桁5を連結している。この時、ボルト50は前述
のようにスプリング52で上方に付勢されてネジ部50
aがブラケット本体30の上壁35の透孔53内に挿入
して上壁35より突出しているから、そのナット77が
ボルト50のネジ部50aに合致するようにして前桁5
をブラケット2上に位置決め載置し、その状態でボルト
50を締付ければ良いからブラケット2と前桁5の連結
作業が簡単となるし、前桁5の下板73が弾性シート5
4を介してブラケット本体30の上壁35に圧着するか
らボルト50が挿通する透孔53よりブラケット2内に
雨水が浸入することがなく防水性が向上する。なお、ブ
ラケット本体30の先端縦壁34の開口縁には前桁5の
連結後にブラケットカバー材64をビス65で取付け
る。このビス65はブラケット本体30の上壁35の内
面に一体的に設けた垂下片67に螺合される。
後板71と上板72と下板73と下板73と連続したL
字状板74で雨樋部75を有する矩形断面中空長尺状と
なり、その下板73には一対の凹条溝76が長手方向に
連続して形成され、この凹条溝76に設けたナット77
に前記ボルト50のネジ部50aを螺合してブラケット
2と前桁5を連結している。この時、ボルト50は前述
のようにスプリング52で上方に付勢されてネジ部50
aがブラケット本体30の上壁35の透孔53内に挿入
して上壁35より突出しているから、そのナット77が
ボルト50のネジ部50aに合致するようにして前桁5
をブラケット2上に位置決め載置し、その状態でボルト
50を締付ければ良いからブラケット2と前桁5の連結
作業が簡単となるし、前桁5の下板73が弾性シート5
4を介してブラケット本体30の上壁35に圧着するか
らボルト50が挿通する透孔53よりブラケット2内に
雨水が浸入することがなく防水性が向上する。なお、ブ
ラケット本体30の先端縦壁34の開口縁には前桁5の
連結後にブラケットカバー材64をビス65で取付け
る。このビス65はブラケット本体30の上壁35の内
面に一体的に設けた垂下片67に螺合される。
【0013】前記後桁6は図7に示すように、内側縦板
78の上部に凹部79、下部に係合受片80が形成さ
れ、外側上部に係止片81が形成してあり、建物外壁3
にボルト82で取付けた取付材83の係止部83aに係
止片81を係合して仮保持し、内側縦板78をビス84
で取付材83の取付部83bに締付けて連結してある。
前記横はり7は図8に示すように矩形断面中空形状の本
体85と第1、第2押え板86,87とカバー材88よ
り成り、本体85の上面に第1、第2押え板86,87
をビス89で締付けて本体85と第1押え片86で屋根
板11を挟持し、第2押え片87の係合凹部87aにカ
バー材88の係合片88aを係合してカバー材88を取
り付けてある。前記第2押え片87は合成樹脂より成っ
ている。前記たる木8は図8に示すように矩形断面中空
長尺材の本体90と第1、第2押え板91,92とカバ
ー材93より成り、本体90の上面に第1、第2押え板
91,92をビス94で取付けて屋根板11を挟持し、
第2押え板92の係合凹部92aにカバー材93の係合
片93aを係合してカバー材93を取付けてあり、本体
90の長手方向両端部にビス95でそれぞれ取着した連
結金具96の両側取付片96a,96aを前記前桁5の
後板71と後桁6の内側縦板78の上部にビス97で連
結してたる木8を前桁5と後桁6に連結してあり、その
左右に隣接するたる木8,8間及びたる木8と横はり7
間に図7に示すようにカバー材98の係合片98aを係
合受片80,71aに係合して取付けてある。前記第2
押え板92は合成樹脂より成っている。前記側部横はり
12は図9に示すように中空部99aを有する本体99
とカバー材100で上向凹部101を有し、その中空部
99aにビス102で取付けた連結金具103が前桁5
と横はり7を連結する連結ブロック120にビス104
で連結され、その上向凹部101と前記横はり7の本体
85に形成した下向凹部85aに亘って側面屋根板16
が装着されている。前記側部縦はり13は図10に示す
ように、略L字状の本体105とカバー材106より成
り、その本体105と横はり7、側部横はり12に亘っ
て連結金具107がビス108とビス109でそれぞれ
連結され、かつ本体105がボルト110で建物外壁3
に連結され、本体105にカバー材106を取付けて側
面屋根板16を支持している。前記連結ブロック120
は図11に示すように前桁5が嵌合する形状の本体12
1と、その本体121に一体的に設けた前桁連結突起部
122と、横はり連結突起部123を備え、前桁5の中
空部に前桁連結突起部122を嵌合してビス止めして連
結し、横はり7の本体85の中空部に横はり連結突起部
123を嵌合してビス止めして連結することで前桁5と
横はり7を連結ブロック120で連結し、側部横はり1
2の連結金具103が本体121の下部にビス104で
固着してある。前記後桁6と横はり7は図12に示すよ
うに、後桁6の端面を横はり7の側面に突き当て、その
横はり7の側面に切欠部124を形成し、後桁6の内側
縦板78にビス止めしたL字状の連結金具125の他片
125aを切欠部124に臨ませてビス止めすることで
後桁6と横はり7を連結している。
78の上部に凹部79、下部に係合受片80が形成さ
れ、外側上部に係止片81が形成してあり、建物外壁3
にボルト82で取付けた取付材83の係止部83aに係
止片81を係合して仮保持し、内側縦板78をビス84
で取付材83の取付部83bに締付けて連結してある。
前記横はり7は図8に示すように矩形断面中空形状の本
体85と第1、第2押え板86,87とカバー材88よ
り成り、本体85の上面に第1、第2押え板86,87
をビス89で締付けて本体85と第1押え片86で屋根
板11を挟持し、第2押え片87の係合凹部87aにカ
バー材88の係合片88aを係合してカバー材88を取
り付けてある。前記第2押え片87は合成樹脂より成っ
ている。前記たる木8は図8に示すように矩形断面中空
長尺材の本体90と第1、第2押え板91,92とカバ
ー材93より成り、本体90の上面に第1、第2押え板
91,92をビス94で取付けて屋根板11を挟持し、
第2押え板92の係合凹部92aにカバー材93の係合
片93aを係合してカバー材93を取付けてあり、本体
90の長手方向両端部にビス95でそれぞれ取着した連
結金具96の両側取付片96a,96aを前記前桁5の
後板71と後桁6の内側縦板78の上部にビス97で連
結してたる木8を前桁5と後桁6に連結してあり、その
左右に隣接するたる木8,8間及びたる木8と横はり7
間に図7に示すようにカバー材98の係合片98aを係
合受片80,71aに係合して取付けてある。前記第2
押え板92は合成樹脂より成っている。前記側部横はり
12は図9に示すように中空部99aを有する本体99
とカバー材100で上向凹部101を有し、その中空部
99aにビス102で取付けた連結金具103が前桁5
と横はり7を連結する連結ブロック120にビス104
で連結され、その上向凹部101と前記横はり7の本体
85に形成した下向凹部85aに亘って側面屋根板16
が装着されている。前記側部縦はり13は図10に示す
ように、略L字状の本体105とカバー材106より成
り、その本体105と横はり7、側部横はり12に亘っ
て連結金具107がビス108とビス109でそれぞれ
連結され、かつ本体105がボルト110で建物外壁3
に連結され、本体105にカバー材106を取付けて側
面屋根板16を支持している。前記連結ブロック120
は図11に示すように前桁5が嵌合する形状の本体12
1と、その本体121に一体的に設けた前桁連結突起部
122と、横はり連結突起部123を備え、前桁5の中
空部に前桁連結突起部122を嵌合してビス止めして連
結し、横はり7の本体85の中空部に横はり連結突起部
123を嵌合してビス止めして連結することで前桁5と
横はり7を連結ブロック120で連結し、側部横はり1
2の連結金具103が本体121の下部にビス104で
固着してある。前記後桁6と横はり7は図12に示すよ
うに、後桁6の端面を横はり7の側面に突き当て、その
横はり7の側面に切欠部124を形成し、後桁6の内側
縦板78にビス止めしたL字状の連結金具125の他片
125aを切欠部124に臨ませてビス止めすることで
後桁6と横はり7を連結している。
【0014】前記前桁5の上板72には図7に示すよう
にシール受け111が一体形成され、このシール受け1
11に装着したシール材112上に屋根板11が載置さ
れ、前記上板72にビス113で取付けた押え片114
に装着したシール材115で屋根板11を支持し、横は
り7とたる木8の屋根板支持部より本体85,90上面
に流れ込んだ雨水はその本体85,90の上面に沿って
流れ落ちて前桁5の上板72に流れ、シール受け11
1、押え片114の切欠部を通って樋部75に流れる。
この樋部75に流れた雨水は図示しない排水穴より前記
ブラケット本体30の上壁35の孔62より雨樋32に
流れ、雨樋32の排水口59より支柱1の雨樋用空洞部
28に沿って流れ落ちる。前記前桁5の上板72に取着
した取付金具116とL字状板74に亘って鉤形のカバ
ー材117が取付けられている。なお、テラスではなく
バルコニーとしても利用できる。
にシール受け111が一体形成され、このシール受け1
11に装着したシール材112上に屋根板11が載置さ
れ、前記上板72にビス113で取付けた押え片114
に装着したシール材115で屋根板11を支持し、横は
り7とたる木8の屋根板支持部より本体85,90上面
に流れ込んだ雨水はその本体85,90の上面に沿って
流れ落ちて前桁5の上板72に流れ、シール受け11
1、押え片114の切欠部を通って樋部75に流れる。
この樋部75に流れた雨水は図示しない排水穴より前記
ブラケット本体30の上壁35の孔62より雨樋32に
流れ、雨樋32の排水口59より支柱1の雨樋用空洞部
28に沿って流れ落ちる。前記前桁5の上板72に取着
した取付金具116とL字状板74に亘って鉤形のカバ
ー材117が取付けられている。なお、テラスではなく
バルコニーとしても利用できる。
【0015】
【発明の効果】支柱1は屋根4の軒先側4aとなる前桁
5よりも建物外壁3より遠く離れるから、屋根4の下方
に支柱1が存在せずに屋根4の下方空間を有効利用でき
るし、支柱1が屋根4と離れて見え、かつ屋根4と支柱
1との間にブラケット2が見えるから見栄えが良く、全
体のデザインが洋風の建物にマッチするテラスとなる。
また屋根4はトラス状の側面枠部15を備えているから
屋根4自体が補強されるし、建物外壁3に強固に固着さ
れ、支柱1のブラケット2で屋根4の軒先側4aとなる
前桁5を保持しているから、テラスとして強度の高いも
のとなる。
5よりも建物外壁3より遠く離れるから、屋根4の下方
に支柱1が存在せずに屋根4の下方空間を有効利用でき
るし、支柱1が屋根4と離れて見え、かつ屋根4と支柱
1との間にブラケット2が見えるから見栄えが良く、全
体のデザインが洋風の建物にマッチするテラスとなる。
また屋根4はトラス状の側面枠部15を備えているから
屋根4自体が補強されるし、建物外壁3に強固に固着さ
れ、支柱1のブラケット2で屋根4の軒先側4aとなる
前桁5を保持しているから、テラスとして強度の高いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テラスの全体斜視図である。
【図2】テラスの全体正面図である。
【図3】支柱とブラケットの分解斜視図である。
【図4】ブラケットの平面図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】支柱と屋根の連結部の断面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】図7のD−D断面図である。
【図10】図7のE−E断面図である。
【図11】連結ブロックの斜視図である。
【図12】後桁と横はりの連結部の斜視図である。
1…支柱、1…ブラケット、3…建物外壁、4…屋根、
4a…軒先側、4b…棟木側、5…前桁、6…後桁、7
…横はり、8…たる木、9…開口部、10…屋根枠、1
1…屋根板、12…側部横はり、13…側部縦はり、1
4…側面開口部、15…側面枠部、16…側面屋根板。
4a…軒先側、4b…棟木側、5…前桁、6…後桁、7
…横はり、8…たる木、9…開口部、10…屋根枠、1
1…屋根板、12…側部横はり、13…側部縦はり、1
4…側面開口部、15…側面枠部、16…側面屋根板。
Claims (1)
- 【請求項1】 建物外壁3と隣接して設置した支柱1
と、この支柱1の上端部に連結されて先端部が支柱1よ
り建物外壁3側に突出したブラケット2と、前桁5と後
桁6間に左右の横はり7,7とたる木8を連結した屋根
枠10に屋根板11を装着し、前記前桁5と横はり7に
側部横はり12と側部縦はり13を連結してトラス状の
側面枠部15とした屋根4を備え、その屋根4の前桁5
を前記ブラケット2の先端部に連結し、屋根4の後桁6
を前記建物外壁3に連結して成るテラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35832091A JP2617844B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | テラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35832091A JP2617844B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | テラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05202592A JPH05202592A (ja) | 1993-08-10 |
JP2617844B2 true JP2617844B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18458693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35832091A Expired - Fee Related JP2617844B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | テラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617844B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6416468B2 (ja) * | 2013-10-30 | 2018-10-31 | 株式会社共和 | 庇 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP35832091A patent/JP2617844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05202592A (ja) | 1993-08-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |