JPH0349223Y2 - - Google Patents

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JPH0349223Y2
JPH0349223Y2 JP1984180186U JP18018684U JPH0349223Y2 JP H0349223 Y2 JPH0349223 Y2 JP H0349223Y2 JP 1984180186 U JP1984180186 U JP 1984180186U JP 18018684 U JP18018684 U JP 18018684U JP H0349223 Y2 JPH0349223 Y2 JP H0349223Y2
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JP
Japan
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roof
eave
tip
balcony
horizontal beam
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JP1984180186U
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JPS6195838U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、バルコニーの屋根に関する。
従来技術 従来より、日除けや雨除けを目的とした片流れ
タイプの屋根付きバルコニーが生産されている
が、最近では、さらに屋根中心部を上方向に弧状
に膨出することによつて装飾効果をも狙つた屋根
付きバルコニーも生産されている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、屋根が弧状に構成された従来の屋根付
きバルコニーでは、屋根を支持する支柱が構造
上、屋根の先端部に設置されているため、屋根先
端部の軒を設けることができなかつた。
このため、日差しを充分に遮ることができない
ばかりか、雨の吹きこみをも防止できないという
欠点があつた。
この考案は、前記従来の問題点を解消するため
に提案されたもので、日差しや雨の吹きこみを確
実に防止することができるバルコニーの屋根を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、軒桁と壁体間に複数本の垂木を架
設するとともにその中央部を上方向に弧状に膨出
し、その上側に屋根パネルを取付け、前記の内側
部にその長手方向に連続してリツプ溝部が形成さ
れ、このリツプ溝を水平梁の先端部を軒桁にスラ
イド可能に連結することにより軒桁と壁体間に水
平梁を架設し、かつこの水平梁とバルコニー間に
支柱を設置することによつて前記目的を達成する
ものである。
実施例 以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると、バルコニー1の斜め上方向の位置に軒
桁2が壁体3と平行に延在されている。また、壁
体3には垂木掛け4が水平に取付ねじ5によつて
取付けられている。垂木掛け4は壁体の水平方向
に所定間隔おきに取付けられている。垂木掛け4
は軒桁2より高い位置に取付けられている。
軒桁2と垂木掛け4間には複数本の垂木6が軒
桁2および垂木掛け4の長手方向に一定間隔おき
に架設され、その中央部は上方向に膨出し、全体
が弧状に形成されている。各垂木6の先端部は連
結金具7と連結ねじ8とによつて軒桁2に連結さ
れている。また、各垂木6の基端部は繋ぎ梁26
によつて連結され、当該繋ぎ梁26は垂木掛け4
に載せられ、かつ壁体3に取付ねじ5によつてね
じ止めされている。
垂木6,6の上側には、複数本の棧材9が垂木
6,6の長手方向に一定間隔おきに水平に架設さ
れ、その上側に金属製若しくは合成樹脂製の波形
板からなる屋根パネル10が取付けられている。
棧材9は、垂木6,6に取付ねじ27によつて
ねじ止めされている。
屋根パネル10はその先端部を軒桁2に連結
し、基端部を繋ぎ梁26に連結し、さらに中央部
を棧材9に連結することによつて固定されてい
る。
屋根パネル10の先端部は軒桁2に形成された
断面略溝状の軒樋11に差しこむことにより軒桁
2に連結されている。軒樋11の室外側および室
内側立上り片11a,11bに突片12と支持片
13が段違いに突設され、軒樋11に差しこまれ
た屋根パネル10の先端部はその両側より突片1
2と支持片13とによつて強く押し付けられ、特
別ねじ止めしなくとも容易に抜けない構成になつ
ている。
また、屋根パネル10の基端部は繋ぎ梁26に
形成された溝部26aに差しこむことによつて繋
ぎ梁26に連結されている。さらに、屋根パネル
10の中央部は複数本のフツクボルト24によつ
て棧材9に固定されている。
なお、突片12には軒樋11の長手方向に2個
〜3個の切欠部が形成され、屋根面の雨水が軒樋
11内に流れるようにしてある。また、屋根の左
右両端部には断面略溝状の破風部材23が取付け
られ、屋根パネル10および棧材9の左右両端部
が塞がれている。
破風部材23はその両端部を棧材9と軒桁2に
連結金具14と連結ねじ8によつて連結すること
により固定されている。
軒桁2の長手方向の両端部と壁体3間には水平
梁15,15が架設されている。
水平梁15の先端部はL字形の連結金具16と
連結ねじ8によつて軒桁2に連結され、基端部
は、壁体3の表面にねじ止めされたコの字形の取
付金具17に連結ねじ8によつてねじ止めされて
いる。なお、軒桁2の内側部にその長手方向に連
続してリツプ溝部2aが形成され、このリツプ溝
部2aの中に裏板18がリツプ溝部2aの長手方
向にスライド自在に嵌着され、この裏板18に水
平梁15の先端部を連結する連結ねじ8aが螺入
されているので、屋根の大きさに応じて水平梁1
5,15間の間隔を自由に変更できるようにして
ある。
水平梁15,15のほぼ中間部とバルコニー1
の支柱19,19間に支持柱20,20が立設さ
れ屋根が支持されている。
支持柱20の上端部は水平梁15のほぼ中間部
に形成された孔15aに差しこまれ、連結ねじ
8,8によつて水平梁15に連結されている。支
持柱20の貫通部分にはキヤツプ21がかぶせら
れている。
支持柱20の下端部は支持柱20および支柱1
9の径より一回り小さい短柱状の連結金具22を
支持柱20および支柱19端部双方に跨つて挿入
するとともに支持柱20および支柱19と連結金
具22とを連結ねじ8,8によつてねじ止めする
ことによつて支柱19に連結されている。また、
支持柱20と支柱19間の突合せ部にははずれ止
め用の鋳物製のリング25が取付けられている。
かかる構成によつて屋根先端部に所定深さの軒
が構成される。
考案の効果 この考案は、以上の構成からなり、この考案に
よれば、屋根中央部を上方向に膨出することによ
り弧状に構成されたバルコニーの屋根であつて
も、屋根先端部に軒を設けることができるので、
日差しや雨の吹きこみを防止することができ、実
用性はきわめて高い。
また、軒桁、水平梁および垂木等を有し、れつ
きとした小屋組として構成されているので、強度
的にもすぐれている。
さらに軒桁には長手方向のリツプ溝が形成さ
れ、水平梁の先端部がリツプ溝に沿つてスライド
可能に連結してあるので水平梁間の間隔を自由に
変更でき、併せて柱位置も変更できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は屋根付きバルコニーの側面図、第2図
はバルコニーの屋根の先端部分の拡大断面図、第
3図はその先端部分の拡大断面図、第4図および
第5図は第2図及び第3図におけるA−A線、B
−B線拡大断面図、第6図は水平梁の基端側の取
付状態を示す側面図、第7図は第1図におけるC
部拡大図である。 1……バルコニー、2……軒桁、3……壁体、
4……垂木掛け、5……取付ねじ、6……垂木、
7……連結金具、8……連結ねじ、9……棧材、
10……屋根パネル、11……取付ねじ、12…
…突片、13……支持片、14……連結金具、1
5……水平梁、16……連結金具、17……取付
金具、18……裏板、19……支柱、20……支
持柱、21……キヤツプ、22……連結金具、2
3……破風部材、24……フツクボルト、25…
…リング、26……繋ぎ梁、27……取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軒桁2と壁体3間に複数本の垂木6を架設する
    とともにその中央部を上方向に弧状に膨出し、そ
    の上に屋根パネル10を取付け、前記軒桁2の内
    側部にその長手方向に連続してリツプ溝部2aが
    形成され、このリツプ溝2aを介して水平梁15
    の先端部を軒桁2にスライド可能に連結すること
    により軒桁2と壁体3間に水平梁15を架設し、
    かつこの水平梁15とバルコニー間に支柱19を
    設置してなることを特徴とするバルコニーの屋
    根。
JP1984180186U 1984-11-28 1984-11-28 Expired JPH0349223Y2 (ja)

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JP1984180186U JPH0349223Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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JP1984180186U JPH0349223Y2 (ja) 1984-11-28 1984-11-28

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Publication Number Publication Date
JPS6195838U JPS6195838U (ja) 1986-06-20
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834161Y2 (ja) * 1979-10-05 1983-08-01 新日軽住宅建材株式会社 バルコニ−の屋根支柱接続装置
JPS59158843U (ja) * 1983-04-09 1984-10-24 住友金属工業株式会社 輻射バ−ナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6195838U (ja) 1986-06-20

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