JPH054493Y2 - - Google Patents

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JPH054493Y2
JPH054493Y2 JP1987055164U JP5516487U JPH054493Y2 JP H054493 Y2 JPH054493 Y2 JP H054493Y2 JP 1987055164 U JP1987055164 U JP 1987055164U JP 5516487 U JP5516487 U JP 5516487U JP H054493 Y2 JPH054493 Y2 JP H054493Y2
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decorative material
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等における庇構造に関するも
のである。
〔背景技術〕
従来より、第13図および第14図に示すよう
に庇A,Bを有した住宅がある。第13図の庇A
は平らに形成されており、第14図の庇Bは傾斜
して設けられている。また、各庇A,Bの外周に
は、それぞれ化粧枠a,bが設けられている。各
化粧枠a,bは、種類の異なる庇A,B毎にそれ
ぞれ別種の形状のものを使用しており、かつ同一
の庇A,Bでもその正面と側面とでは異なる形状
の化粧板を取付けていた。このため、部品の種類
が多くなり、かつ庇A,Bの外観も悪くなるとい
う問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、庇の種類が異なつても共通
の化粧枠を取付けることができ、かつ同一の庇に
おいて正面と側面とでも共通の化粧材を取付ける
ことができ、部品の種類数の削減が図れ、かつ庇
の外観を向上することができる。
〔考案の開示〕
この考案の庇構造は、建物本体の外面に突設し
た庇本体と、この庇本体の外周に設けられて被掛
止片およびねじ挿通孔からなる被取付け部を外面
に有した下地材と、この下地材の内側から前記被
取付け部のねじ挿通孔に挿通したねじと、前記下
地材を覆つて前記庇本体の外周に沿つて配置され
前記下地材の被掛止片に掛止する掛止片および前
記ねじを螺合する雌ねじ部からなる取付け部を内
面に有した化粧材とを備え、前記下地材の被掛止
片に前記化粧材の掛止片を掛止するとともに前記
ねじを前記化粧材の雌ねじ部に螺合することによ
り前記下地材の被取付け部に前記化粧材の取付け
部を取付けたものである。
この考案の構成によれば、庇本体の外周に被取
付け部を有した下地材を設け、この下地材の被取
付け部に化粧材の取付け部を取付けるので、庇の
種類や同一の庇での正面および側面の違いに応じ
て専用の下地材を設けることにより、各下地材の
被取付け部に共通の化粧材を取付けることができ
る。したがつて、部品の種類数の削減が図れ、か
つ庇の外観も向上する。しかも、施工する際に下
地材の被掛止片に化粧材の掛止片を掛止すること
により、化粧材を下地材に仮止めすることがで
き、さらにねじを化粧材の雌ねじ部に螺合するこ
とにより、下地材の被取付け部に化粧材の取付け
部を確実に取付けることができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第12図に
基づいて説明する。第1図ないし第7図は第13
図に示した住宅における平らな庇Aに関するもの
であり、第8図ないし第12図は第14図に示し
た住宅における傾斜した庇Bに関するものであ
る。
まず、第13図に示したような庇Aの構造につ
いて説明する。この庇構造は、第1図に示すよう
に、建物本体9の外面に突設した庇本体13と、
庇本体13の外周に設けられて被掛止片16aお
よびねじ挿通孔16bからなる被取付け部16′
を外面に有した下地材16と、下地材16の内側
からねじ挿通孔16bに挿通したねじ29と、下
地材16を覆つて庇本体13の外周に沿つて配置
され下地材16の被掛止片16aに掛止する掛止
片17aおよびねじ29を螺合する雌ねじ部17
bからなる取付け部17′を内面に有した化粧材
17とを備えている。下地材16の被掛止片16
aに化粧材17の掛止片17aを掛止するととも
にねじ29を化粧材17の雌ねじ部17bに螺合
することにより、下地材16の被取付け部16′
に化粧材17の取付け部17′を取付けている。
第2図A,B,Cは、それぞれ庇Aの平面図、
正面図、断面図を示しており、第3図は庇Aの分
解斜視図を示している。庇Aは建物本体9に固定
する壁付け枠11ならびに庇本体13からなり、
庇本体13は複数本の角パイプ状の垂木15と、
この垂木15を取付けた垂木掛け14とから構成
されている。
次に、庇Aの取付け構造について説明する。
第1図(第2図Aにおける−断面図)にお
いて、建物本体9の外壁10に沿つて壁付け枠1
1をねじ20にて固定し、壁付け枠11のねじ止
め部分には壁際水密材22を充填し、壁付け枠1
1の上下にはコーキング材23を充填する。ま
た、壁付け枠11のパツキング嵌合溝21内に
は、壁付け枠11の長手方向に延びてパツキング
24を嵌合する。
また、複数本の垂木15をボルト25にて固定
した垂木掛け14を壁付け枠11に取付ける。垂
木掛け14は、垂木15が水平姿勢となるよう
に、ねじ32にて下部を壁付け枠11のねじ取付
け溝12に締結する。なお、壁付け枠11に設け
たパツキング24は、垂木掛け14に当接してい
る。そして、第2図Aに示すように、両端の垂木
15を柱27で支持する。柱27は、第3図に示
すように角パイプ状に形成され、溝形柱頭金具2
6を介して垂木15に取付けられる。すなわち、
第7図(第2図Aにおける−断面図)に示す
ように、柱頭金具26を垂木15に嵌合し、さら
に柱27を柱頭金具26に嵌合してボルト28に
て固定する。
さらに、庇本体13の両側に、後端を垂木掛け
14に固定して側面用の下地材18を設置する。
この下地材18は、第6図に示すように上下に被
掛止片18aおよびねじ挿通孔18bからなる被
取付け部18′を有している。また、庇本体13
の正面に、両端を下地材18に固定して正面用の
下地材16を設置する。この下地材16も、第4
図に示すように上下に被掛止片16aおよびねじ
挿通孔16bからなる被取付け部16′を有して
いる。そして、各下地材16,18には、それぞ
れ第5図に示すような化粧材17,19が取付け
られる。化粧材17,19には、下地材16,1
8の被取付け部16′,18′に対向する位置に、
掛止片17aおよび横長のねじ取付け溝である雌
ねじ部17bからなる取付け部17′,19′が上
下に並んで形成されている。正面用の化粧材17
ならびに側面用の化粧材19は、第1図および第
7図に示すように、下地材16,18を覆つて庇
本体13の外周に沿つて配置し、下地材16,1
8の被取付け部16′,18′に挿通したねじ2
9,30を化粧材17,19の取付け部17′,
19′に締結して固定する。なお、第3図に示す
ように、化粧材17と化粧材19の付合せ部分に
はコーナ化粧材31を設ける。
次に、第14図に示したような傾斜した庇Bの
構造を第8図ないし第12図を用いて説明する。
なお、第1図ないし第7図に示した例と同一部分
は同一符号を付してその説明を省略する。
第8図A,B,Cは、それぞれ庇Bの平面図、
正面図、断面図を示しており、第9図は庇Bの分
解斜視図を示している。庇Bは、建物本体に固定
する壁付け枠11ならびに庇本体33からなる。
壁付け枠11は、第1図ないし第7図に示した庇
構造の壁付け枠11と同形状に形成されている。
庇本体33は、格子状に重ねた垂木34ならびに
野縁35、垂木掛け14および波板36とから構
成されている。
次に、庇Bの取付け構造について説明する。
第10図(第8図AにおけるX−X断面図)に
おいて、外壁10に沿つて壁付け枠11をねじ止
めする。また、複数本の垂木34をボルト37に
て固定した垂木掛け14を、壁付け枠11にねじ
止めする。この際、垂木34が傾斜姿勢となるよ
うにねじ止めし、また壁付け枠11に設けたパツ
キング24は、垂木34の傾斜角度に関係なく常
に垂木掛け14に当接する。なお、垂木34の勾
配を変えることができるように、垂木掛け14が
ねじ止めされている。垂木34と野縁35とは、
互いにタツピングねじ38にて接続されており、
両端の垂木34を柱27にて支持する。さらに、
庇本体13の正面に正面用の下地材39を配設す
る。下地材39は、第11図に示すように、上下
に被掛止片39bおよびねじ挿通孔39cからな
る被取付け部39′を有しており、かつ内面には
垂木固定突片39aが突設されている。下地材3
9は、第10図に示すように、垂木固定突片39
aを垂木34に載置し、かつボルト40にて垂木
34に固定する。また、庇本体33の両側に、両
端をそれぞれ垂木掛け14と下地材39に固定し
て側面用の下地材18を設置する。なお、これら
垂木掛け14および下地材18,39にて支持し
て波板36を取付ける。被板36は波板抑えフツ
ク41にて抑える。下地材39には第10図に示
すように正面用の化粧材17をねじ止めし、下地
材18には第12図に示すように側面用の化粧材
19をねじ止めし、さらにコーナ部にはコーナ化
粧材31を設ける。なお、第9図において42は
雨樋くさりである。
このように構成された庇構造によると、第1図
に示すような平らな屋根勾配の庇本体13では、
第4図に示すように上下に被取付け部16′を有
した下地材16を介して化粧材17を取付けるこ
とができる。しかも、施工の際に下地材16の被
掛止片16aに化粧材17の掛止片17aを掛止
することにより、化粧材17を下地材16に仮止
めすることができ、さらにねじ29を化粧材17
の雌ねじ部17bに螺合することにより、下地材
16の被取付け部16′に化粧材17の取付け部
17′を確実に取付けることができる。
また、第10図に示すような傾斜した屋根勾配
の庇本体33では、第11図に示すように上下に
被取付け部39′を有した下地材39を介して化
粧材17を取付けることができる。しかも、施工
の際に下地材39の被掛止片39bに化粧材17
の掛止片17aを掛止することにより、化粧材1
7を下地材39に仮止めすることができ、さらに
ねじ29を化粧材17の雌ねじ部17bに螺合す
ることにより、下地材39の被取付け部39′に
化粧材17の取付け部17′を確実に取付けるこ
とができる。このように、庇本体13,33の種
類に応じて専用の下地材16,39を使用するこ
とにより、共通の化粧材17を取付けることがで
きる。あるいは、同一の庇本体13あるいは庇本
体33であつても、正面と側面とで、それぞれ正
面用の下地材16,39と側面用の下地材18と
を使い分けることにより、同種の化粧材17,1
9を取付けることができる。このように、種類の
異なる庇A,Bや同一の庇A,Bにおける正面と
側面とで、それぞれ同種の化粧材17,19を取
付けることができ、部品の種類数の削減が図れ、
さらに種類の異なる庇A,B間におけるデザイン
の統一化が行え庇A,Bの外観も向上する。しか
も、前述のように化粧材17を下地材16,39
に各々仮止めすることができるため、ねじ29,
30を化粧材17の雌ねじ部17bに螺合し締め
付ける間、化粧板17を支持しておく必要がな
い。また、下地材18に化粧材19を取付ける際
にも、被掛止片18aに化粧材19の掛止片19
aを掛止することにより下地材18に化粧材19
を仮止めすることができるので、ねじ30を化粧
材19の雌ねじ部17bに螺合し締め付ける間、
化粧材19を支持しておく必要がない。したがつ
て、化粧材17,19を支持するためにクレーン
等を使用したり、あるいは複数の作業員により化
粧材17,19を支持しながら作業する必要がな
く、施工が容易である。
また、各化粧材17,19の雌ねじ部17b,
19bが、化粧材17,19の長手方向に延びる
ねじ取付け溝からなるものであり、ねじ29,3
0による取付け位置を自由に選定することができ
る。
〔考案の効果〕
この考案の庇構造によれば、庇本体の外周に被
取付け部を有した下地材を設け、この下地材の被
取付け部に化粧材の取付け部を取付けるので、庇
の種類や同一の庇での正面および側面の違いに応
じて専用の下地材を設けることにより、各下地材
の被取付け部に共通の化粧材を取付けることがで
きる。したがつて、部品の種類数の削減が図れ、
かつ庇の外観も向上するという効果が得られる。
しかも、施工する際に下地材の被掛止片に化粧
材の掛止片を掛止することにより、化粧材を下地
材に仮止めすることができ、さらにねじを化粧材
の雌ねじ部に螺合することにより、下地材の被取
付け部に化粧材の取付け部を確実に取付けること
がでる。したがつて、ねじを化粧材の雌ねじ部に
螺合し締め付ける間、化粧板を支持しておく必要
がないので、化粧材を支持するためにクレーン等
を使用したり、あるいは複数の作業員により化粧
材を支持しながら作業する必要がなく、施工が容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例における平らな庇
構造の断面図、第2図A,B,Cはそれぞれその
平面図、正面図および断面図、第3図はその分解
斜視図、第4図はその正面用の下地材の側面図、
第5図はその化粧材の側面図、第6図はその側面
用の下地材の側面図、第7図はその第2図Aの
−断面図、第8図A,B,Cはそれぞれこの考
案の一実施例における傾斜した庇構造の平面図、
正面図および断面図、第9図はその分解斜視図、
第10図は第8図AのX−X断面図、第11図は
その正面用の下地材の側面図、第12図は第8図
Aの−断面図、第13図は平らな庇を有した
住宅の外観図、第14図は傾斜した庇を有した住
宅の外観図である。 9……建物本体、13……庇本体、16……下
地材、16a……被掛止片、16b……ねじ挿通
孔、16′……被取付け部、17……化粧材、1
7a……掛止片、17b……雌ねじ部、17′…
…取付け部、29……ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物本体の外面に突設した庇本体と、この庇本
    体の外周に設けられて被掛止片およびねじ挿通孔
    からなる被取付け部を外面に有した下地材と、こ
    の下地材の内側から前記被取付け部のねじ挿通孔
    に挿通したねじと、前記下地材を覆つて前記庇本
    体の外周に沿つて配置され前記下地材の被掛止片
    に掛止する掛止片および前記ねじを螺合する雌ね
    じ部からなる取付け部を内面に有した化粧材とを
    備え、前記下地材の被掛止片に前記化粧材の掛止
    片を掛止するとともに前記ねじを前記化粧材の雌
    ねじ部に螺合することにより前記下地材の被取付
    け部に前記化粧材の取付け部を取付けた庇構造。
JP1987055164U 1987-04-10 1987-04-10 Expired - Lifetime JPH054493Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987055164U JPH054493Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JP1987055164U JPH054493Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS63162032U JPS63162032U (ja) 1988-10-24
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ID=30882820

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013875A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Sekisui House Ltd 住宅の庇構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651928B2 (ja) * 1973-01-29 1981-12-09

Family Cites Families (2)

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JPS5915541Y2 (ja) * 1979-09-28 1984-05-08 三井軽金属加工株式会社 箱ひさし用腕木
JPS60150237U (ja) * 1984-03-19 1985-10-05 株式会社 サンレ−ル 庇の取付装置

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JPS5651928B2 (ja) * 1973-01-29 1981-12-09

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JPS63162032U (ja) 1988-10-24

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