JP2607523B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2607523B2
JP2607523B2 JP62136290A JP13629087A JP2607523B2 JP 2607523 B2 JP2607523 B2 JP 2607523B2 JP 62136290 A JP62136290 A JP 62136290A JP 13629087 A JP13629087 A JP 13629087A JP 2607523 B2 JP2607523 B2 JP 2607523B2
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    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば電子複写装置等の画像形成装置の
冷却装置に関し、特に複写後の冷却装置の冷却制御手段
を改良した画像形成装置に関する。
(従来の技術) 一般に、原画像に対する像を形成する電子複写機等に
於いて複写を行なう場合、原稿台上に載置された原画像
が露光ランプ等の光源によって露光された後、像担持体
である感光体ドラム上に結像され、更に現像装置で粉体
現像剤によって顕像化される。同時に、本体外部に設け
られた給紙トレイから用紙が取込まれ、転写装置等によ
って前記顕像化された像が用紙に転写される。そして、
この転写された用紙に定着装置で所定の熱と圧力を加え
ることによって、前記用紙上の現像剤を固着するように
加熱定着して複写が完了し、前記本体外部の排紙トレイ
に排出される。
一方、感光体ドラム上の残留する現像剤は、清掃装置
及除電装置等により、前記感光体ドラム上から除去され
る。
ところで、このような複写工程がなされると、その工
程中で、前記露光ランプ、定着装置等から熱が発せられ
て電子複写装置内の温度が上昇させられる。そこで、装
置外部に前記熱を放出するために、冷却手段として冷却
ファンを装置内に設け、この装置内の温度を、ある一定
の上昇温度内に抑止する。前記冷却ファンは、前記装置
内の発熱状況により、オン/オフ制御、または高速/低
速切換制御の何れかのファンを使用するのが一般的であ
る。
例えば、高速/低速切換制御の冷却ファンの場合、第
16図(a)及び(b)のタイミングチャートに示す如く
となる。ここで、冷却ファンの回転速度で、0を停止、
Lを低速、Hを高速とし、更にTAを室温、TRを待機中の
装置内温度、TSを飽和温度とする。この飽和温度TS
は、装置内温度が上昇して一定の温度に達し、それ以上
上昇しない場合の温度をいう。
先ず、時間t0で複写装置の電源を投入する。すると、
装置内の定着装置が所定温度になるべく温度上昇し、こ
れに伴って装置内もTAからTRまで上昇する。そして、t1
で装置のウォームアップが完了すると、複写可能な状態
となると共に、原稿台や感光体ドラムの表面等が高温に
なり過ぎないように、冷却ファンが低速回転(L)を開
始する。次いで、t2で複写を開始すると、露光ランプ、
定着装置から発生される熱を放出するため、前記冷却フ
ァンは高速回転(H)を始め、これらに伴って装置内温
度もTSまで上昇する。時間t3で複写工程を終了すると、
冷却ファンは即時に(L)に切替わるが、装置内で発生
する熱は減少するにもかかわらず、前記装置内に蓄積さ
れている熱量が大きいので、装置内温度は図示の如く徐
々に下降してTRに至る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このように制御される冷却ファンを有
する電子複写装置では、複写工程を行なっている間しか
前記ファンの高速回転を行なわないので、次のような問
題があった。
すなわち、第17図(a)及び(b)を参照すると、電
源投入時t0、ウォームアップ完了時t1、複写開始時t2
及び同終了時t3′は第16図(a)及び(b)に示す例と
同様である。しかし、1回目の複写が終了した後、短い
間隔で断続的に複写を行なう場合、装置内の温度が充分
に下降しないうちに次の複写を行なうことになる。例え
ば、t3′で1回目の複写を終了し、t4′で2回目の複写
の行なう場合、更にt5′で2回目の複写が終了してt6
で3回目の複写を開始する場合、何れも複写開始時まで
に装置内温度がTRまで下降していない。このため、装置
内温度は、高温状態が長時間続くことになる。このこと
は、感光体ドラムの帯電特性を劣化させ、安定した画質
を得ることを損ねるという問題が生じるものであった。
この発明は前記のような点に鑑みてなされたもので、
短い間隔で断続的に複写を行なう場合でも、この複写工
程が終了した後に、短時間で前記装置内温度を下降さ
せ、高温状態が長時間続くことなく、感光体ドラムの帯
電特性を劣化させて安定した画質を得ることを損ねると
いう問題を生じることのない冷却装置を有する画像形成
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわちこの発明は、被画像形成媒体上に画像を形成
する画像形成手段と、この画像形成手段による画像形成
動作の間、画像形成手段内部を冷却する冷却手段と、前
記画像形成手段に連続して画像形成動作を行わせる場合
の画像形成動作の回数を設定する設定手段と、この設定
手段により設定された回数と所定の回数とを比較する比
較手段と、この比較手段による比較の結果、前記設定手
段により設定された回数が前記所定の回数以下の場合
は、前記画像形成手段により前記設定手段で設定された
回数の連続画像形成動作が完了したとき前記画像形成手
段内部を第1の冷却能力で冷却するように前記冷却手段
を制御し、前記比較手段による比較の結果、前記設定手
段により設定された回数が前記所定の回数より大きい場
合は、前記画像形成手段により前記設定手段で設定され
た回数の連続画像形成動作が完了したとき前記画像形成
手段内部を前記第1の冷却能力よりも大きい第2の冷却
能力で冷却するように前記冷却手段を制御する制御手段
とを具備することを特徴とする。
(作用) この発明の作用について説明すると、被画像形成媒体
上に画像形成手段で画像を形成し、この画像形成手段に
よる画像形成動作の間、画像形成手段内部を冷却手段で
冷却し、前記画像形成手段に連続して画像形成動作を行
わせる場合の画像形成動作の回数を設定し、設定された
回数と所定の回数とを比較し、比較の結果、前記設定さ
れた回数が前記所定の回数以下の場合は、前記画像形成
手段により前記設定された回数の連続画像形成動作が完
了したとき前記画像形成手段内部を第1の冷却能力で冷
却するように前記冷却手段を制御し、設定された回数が
前記所定の回数より大きい場合は、前記画像形成手段に
より前記設定された回数の連続画像形成動作が完了した
とき前記画像形成手段内部を前記第1の冷却能力よりも
大きい第2の冷却能力で冷却するように前記冷却手段を
制御するようにしたものである。
(実施例) 以下図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第2図はこの発明に係る画像形成装置の冷却装置が適
用される電子複写装置の断面図である。
この電子複写装置に於いて、本体10は上面部に原稿を
載置する原稿ガラス11を設けており、この原稿ガラス11
の上面には開閉自在な開閉蓋12を取付けている。また、
本体10の内部には、前記原稿ガラス11上に載置される原
稿に光を照射する光源の露光ランプ13と、この露光ラン
プ13から照射される光を反射するリフレクタ14、及び前
記原稿で反射された光を更に反射する第1のミラー15と
から成る第1のキャリッジ16が設けられている。この第
1のキャリッジ16は、図示されない駆動系により、前記
原稿ガラス11の下面に沿って図示矢印A方向に摺動自在
に移動する。
また、本体10の内の上部には、略中央部にレンズ17が
設定されており、このレンズ17を介すると共に前記第1
のミラー15からの光を反射するように、第2及び第3の
ミラー18及び19から成り、矢印A方向に摺動自在な(摺
動範囲は第1のキャリッジ16の約半分)第2のキャリッ
ジ20と第4のミラー21が、それぞれ左右に設定されてい
る。
また、本体10の中央部には、前記原稿に対する像を結
像する像担持体として図示矢印B方向に回転自在な感光
体ドラム22が設定される。そして、この感光体ドラム22
の周囲は、帯電手段である帯電用帯電装置23、現像装置
24、転写用帯電装置25、剥離用帯電装置26、清掃装置2
7、除電装置28等が、順次配設されている。
更に、本体10の下部は、次のようになっている。本体
10に第1及び第2の給紙トレイ291及び292が外部から着
脱可能に装着されている。そして、これらの給紙トレイ
291及び292内に載置されている用紙が、給紙ローラ301
及び302によって給紙される。また、給紙トレイ291上に
は、手差し用の手差しガイド31が取付けられており、こ
の手差しガイド31上に載置される用紙が手差しローラ対
32によって搬送される。
更に、前記用紙が感光体ドラム22に搬送されるよう
に、前記給紙トレイ291、292及び手差しガイド31から感
光体ドラム22に向けて、用紙案内板331、332及び333
ジストローラ対34が設けられている。
これに対し、感光体ドラム22の左側となる排紙側は、
剥離用帯電装置28の左側に用紙搬送ベルト35、そしてヒ
ータランプ361を内蔵するヒートローラ362及びプレスロ
ーラ363等から成る定着装置36、用紙を排紙する排紙ロ
ーラ対37が、順次設けられており、更に、用紙を受ける
排紙トレイ38が本体10の外部に取付けられている。そし
て、排紙ローラ対37の上方には、定着装置36や露光ラン
プ13等で発生した熱を、本体10の外部に放出する冷却フ
ァン39が設定されている。
次に、このように構成された電子複写装置の動作につ
いて説明するが、第3図(a)及び第4図(a)に示さ
れるタイミングチャートの回転速度O、L、Hと、同図
(b)に示されるタイミングチャートの装置内温度TA
TR、TSは第16図(a)、(b)及び第17図(a)、
(b)のそれらと同様であるので、説明を省略する。
第1図、第2図、第3図(a)、(b)及び第12図の
フローチャートを参照して第1の実施例を説明する。先
ず、時間t0で図示されない電源スイッチを投入すると、
主制御手段1から複写手段2を構成する露光手段3、画
像形成手段4及び定着手段5を複写可能な状態になるよ
うに指令を与える。これによって定着手段である定着装
置36のヒータランプ361が暖められ、時間t1で複写可能
な状態となるべくウォームアップが終了する。このt1
時点で冷却ファン39が作動し、低速回転を開始する。
そして、t2に於いて、原稿を原稿ガラス11に載置して
開閉蓋12を閉じ、複写開始キー(図示せず)を押下する
と、露光ランプ13等から構成される第1のキャリッジ16
が、矢印A方向に移動を開始する。同時に第2及び第3
のミラー18及び19から成る第2のキャリッジ20も、前記
第1のキャリッジ16の略半分の速度で矢印A方向に移動
する。そして、前記第1及び第2のキャリッジ16及び20
の移動と同期して、露光ランプ13から前記原稿に走査光
が照射される。すると、この走査光が、第1乃至第3の
ミラー15、18、19を経てレンズ17を介し、更に第4のミ
ラー21を経て、予め帯電用帯電装置23によって一様に帯
電されている感光体ドラム22上に照射される。この照射
された走査光に基づいて、感光体ドラム22上に静電潜像
が形成される。
ここで、現像装置24に於いて帯電された現像剤が、図
示矢印B方向に回転する感光体ドラム22の周面上に形成
された静電潜像と対向する位置に到達する。すると、前
記現像装置24内で所望の厚さに層形成された現像剤が、
感光体ドラム22上に次々と移動して現像が行なわれる。
更に、複写開始と同時に、例えば第1の給紙トレイ29
1から給紙ローラ301等によって用紙が取込まれる。そし
て、この用紙は、用紙案内板331、レジストローラ対34
を経て、前記感光体ドラム22の駆動に同期して転写用帯
電装置25へ送り込まれ、この転写用帯電装置25によって
転写される。この像が用紙に転写された後、剥離用帯電
装置26によって感光体ドラム22から剥離されると、前記
用紙は、用紙搬送ベルト35を経て定着装置36に搬送され
るもので、この定着装置36に於いて画像が定着される。
ところで、このような複写手段2による複写動作の間
(t2乃至t3)、露光ランプ13及び定着装置36内のヒータ
ランプ361で発生する熱を、本体10の外部へ放出すると
共に装置内を冷却するため、冷却ファン39を作動させ
る。すなわち、主制御手段1及び冷却制御手段6によっ
て冷却手段7である冷却ファン39が、低速回転から高速
回転に切換えられて動作する(ステップA11)。そし
て、定着装置36で画像が定着された用紙は、排紙ローラ
対37を介して排紙トレイ38に排出され、t3で複写動作を
終了する(ステップA12)。また、像を用紙に転写した
後の感光体ドラム22には転写後の現像剤が残留してお
り、清掃装置27で前記現像剤が清掃される。更に、前記
感光体ドラム22は、除電装置28によって残留電荷が除電
され、初期状態に戻る。
ここで、前記冷却制御手段6を、周知のバイメタル装
置やサーモスタット等の温度検知手段と、この温度検知
手段で検知された温度に応じて、冷却ファン39の冷却能
力モード(高速/低速回転)を切換える切換手段で構成
しているものとし、これらを本体10内に設けているもの
とする。そして、この切換手段が動作すべく前記温度セ
ンサの設定温度をTXとし、本体10の装置内温度をTMとす
る。すると、ステップA13によって、前記温度センサの
設定温度TXと本体10の装置内温度TMを比較判別し、装置
内温度TMが設定温度TXより高い間(TM>TX)は、冷却フ
ァン39の高速回転による動作を維持する(t3乃至t4)。
そして、TMTXとなった時点(t4)で、冷却ファン39の
回転速度を低速のモードに切換える(ステップA14)。
こうして、時間t4以降の冷却ファン39は、再び複写動
作を行なうか、電源を切るまで低速回転のモードで動作
する。
このように、複写動作の後、冷却制御手段6である温
度検知手段によって、本体10の装置内温度が所定の設定
温度に達するまで高速回転モードで動作するので、複写
動作後の装置内温度が速やかに下降し、短い時間間隔で
断続的に複写動作を行なっても、不必要に装置内が高温
になることを防止できる。
尚、同実施例では、温度検知手段の設定温度TXを、待
機中の装置内温度TRと同じとしたが、これに限るもので
はなく、温度設定は任意に設定することができるもので
ある。
更に、同実施例では、第1の給紙カセット291から用
紙を取込んだ場合について述べたが、第2の給紙カセッ
ト292から用紙を取込んだ場合についても、前述の機能
を有するローラ等のサフィックス文字が変わるだけで、
機能的には同様である。
次に、第4図(a)及び(b)に示されるタイミング
チャートと第13図のフローチャートを参照して、この発
明の第2の実施例を説明する。
尚、この第2の実施例は、前述の第1の実施例とは冷
却制御手段6が異なるだけで、その他の装置の動作、機
能等は同じであるので、その説明は省略する(以下同
様)。
第2の実施例で、時間t0で電源を投入した電子複写装
置に於いて、t11でウォームアップを完了して、t12で複
写動作開始となる(ステップB11)。そして、t13で複写
動作が終了すると(ステップB12)、冷却制御手段6が
本体制御用の主制御手段1(CPU)のタイマと関連し
て、複写動作終了後の経過時間tの計測を開始する(ス
テップB13)。この経過時間tは、予め設定される設定
時間tS(例えば1分間)とステップB14で比較判別し、
前記設定時間tSが経過するまで、冷却ファン39は高速回
転のままとなる(t13乃至t14)。こうして、タイマの設
定時間tが経過すると(t14)、冷却ファン39は低速回
転モードに切替わる(ステップB15)。
尚、同実施例に於いて、複写動作後の装置内の温度
は、第4図(b)に示すように、必ずしも待機中の装置
内温度TRに等しくなるものではなく、設定時間tの値、
周囲温度や、直前の連続複写枚数等が異なることによっ
て、その温度も変化する。
このように、タイマを使用した冷却装置であれば、特
別な検知手段や論理回路等を設ける必要がなく、極めて
簡便且つ容易に目的を達成することができる。
更に、第3の実施例として、電子複写装置の連続的な
複写動作を行なうときの用紙の枚数によって設定される
場合について説明する。
すなわち、冷却ファン39の高速回転モードを継続させ
る必要があるのは、直前まで装置が連続的な複写動作を
続けて、装置内の温度が上昇してしまった場合に、特に
必要なものである。仮に、複写すべく枚数が少ない場合
(例えば1枚乃至枚数)は、装置内の温度上昇も軽微で
ある。したがって、このように軽微な温度上昇に対し
て、前述の第2の実施例のような冷却ファン39の高速回
転のモードを続けることは、あまり必要としない場合が
ある。このため、第5図と、第14図のフローチャートに
示す如く、前記CPUに所定の設定枚数N0(例えば20枚)
も記憶させるようにしたものもある。
第3の実施例として、連続的な複写動作を行なう場
合、先ず、ステップC11で電子複写装置のコントロール
パネル等の入力手段から入力された設定枚数Nを記憶さ
せる。そして、ステップC12で複写動作を開始して、冷
却ファン39を低速回転モードから高速回転モードへ切換
える。次いで、ステップC13で連続的な複写動作が終了
すると、ステップC14で複写された前記設定枚数Nと、
前もって記憶された枚数N0(例えば20枚)とが比較判別
される。
ここで、NN0であれば、後述するステップC17へ進
んで冷却ファン39のモードを高速回転から低速回転へ切
換える。一方、N>N0であれば、ステップC15に進んで
タイマの動作を開始させ、ステップC16で経過時間tと
設定時間tSとを比較判別する。このステップC16に於い
て、ttSとなったならば、更にステップC17に進み、
冷却ファン39の回転モードを高速から低速へ切換える。
このように、連続的に複写される枚数が、所定の設定
枚数を越えた場合のみ、冷却ファン39の高速回転が継続
されるようにすれば、冷却ファン39による過冷却という
現象を防止することもできる。
また、同実施例で述べられた設定枚数N0、及び設定時
間tSは、任意に変更が可能なものであり、キーオペレー
タやサービスマンによって、容易に変更可能なものであ
る。これらの定数の設定変更は、主制御論理回路上の各
種定数を、周知の技術によってスイッチの切替等で行な
うことができる。また、論理回路上の定数は、周知の技
術により、調整モードによってコントロールパネル上の
枚数設定キー等により、入力変更可能なものである。
更に、電子複写装置内の複写動作中の温度は、連続的
な複写動作に伴って上昇するので、複写動作直後の装置
内温度は、連続的な複写動作の設定枚数に依存する関数
となる。
装置内温度の上昇値が、連続的に複写される用紙の枚
数に比例すると仮定すれば、第6図に示すように、複写
枚数に比例して冷却ファン39の高速回転モードの時間を
継続させればよい。
すなわち、第4の実施例では、複写動作を開始しよう
とすると、第15図のフローチャートのステップD11で、
所定の設定枚数N0を記憶させる。そして、ステップD12
で前記設定枚数N0に応じた次定数(設定時間)tSをセッ
トする。ここでtSは複写する枚数N0に比例する。次い
で、ステップD13に於いて、冷却ファン39を低速から高
速のモードに切換え、ステップD14で複写動作が終了す
ると、更にステップD15でタイマが動作を開始する。そ
して、ステップD16にて経過時間tが設定時間tSより短
い間は、冷却ファン39の高速回転のモードが継続され
る。そして、t>tSとなった時点で、ステップD17に進
み、冷却ファン39の回転速度を高速から低速モードに切
換える。
このように、複写される枚数に比例した時間で冷却フ
ァン39の高速回転モードを継続させれば、前記複写枚数
に応じて上昇する装置内温度が、複写枚数に応じて駆動
される高速回転モードによって冷却されるので、装置内
温度は適正レベルまで冷却される。
また、前述の第4の実施例では、複写枚数に比例して
冷却ファン39の高速回転モードの時間を継続させていた
が、第7図に示すように、複写すべく用紙の大きさと枚
数の積に比例したものとしてもよい。これは、複写すべ
く用紙の大きさが変化すれば、実質上の複写動作時間が
変化し、装置内の温度上昇値は、複写すべく用紙の枚数
にのみ依存する関数ではなくなるからである。
つまり、この場合は、第15図のフローチャートで、ス
テップD12及びステップD16の時定数tSに、複写すべく用
紙の大きさに応じた所定の補正係数αを掛ければよい
(tS=tC×N×α)。例えば、日本工業規格による「A
4」の大きさの用紙の横送り複写を基準とすれば、同「A
3」の用紙の複写の場合、αは約2となる。
更に、第4の実施例に於いて、複写枚数に比例して冷
却ファン39の高速回転モードの時間を継続させる代わり
に、第8図に示すように、複写動作の開始時から同終了
時、すなわち複写動作時間に比例して、冷却ファン39の
高速回転モードの時間を継続させるようにしてもよい。
この場合、第15図のフローチャートに於けるステップ
D12及びステップD16の時定数は、tS=tP×βのようにな
る。ここで、tPは複写動作時間、βは所定の補正係数で
ある。
このように、電子複写装置内の上昇温度を、複写すべ
く用紙の枚数、大きさ、複写動作時間に比例する関数と
し、これによって冷却ファン39の高速回転モードの駆動
時間を設定するので、前記装置内の温度は適正な時間で
適正なレベルまで冷却される。
尚、前述の設定枚数N0及び時定数tS、tC及び補正係数
α、βの値は、任意に変更可能なものである。
ところで、前述したような連続的な複写動作を行なっ
た場合でも、電子複写装置内温度は、常に上昇し続ける
ものでなくある一定の温度で飽和する。この飽和温度と
は、前記電子複写装置の設置場所、終止温度等の環境に
よる影響を受けるが、略一定のものと考えてよく、飽和
温度から通常の待機中の装置内温度にまで冷却するのに
要する冷却時間も、略一定と見なされる。したがって、
ある一定の複写枚数を超える連続的な枚数の複写動作後
に、通常の待機中の装置内温度まで冷却されるのに要す
る時間は、略一定となる。
第9図は、このような飽和温度を考慮したもので、複
写動作終了後の冷却ファン39の高速回転駆動時間を、複
写すべく用紙の枚数の関数とし、この用紙の枚数が一定
の枚数を超えた場合は、その関数を一定値とした例を示
すものである。例えば、第15図のフローチャートに於い
て、ステップD11及びステップD12の設定枚数N0を20とす
る。すると、ステップD15及びステップD16によって定め
られる冷却ファン39の高速回転駆動時間は、次のように
なる。すなわち、連続的な複写枚数が20枚以下の場合
は、複写動作後の冷却ファン39の高速回転駆動時間を前
記複写枚数に比例させる。これに対して、連続的な複写
枚数が20枚を超える場合は、20枚のときと同じで、略一
定の冷却時間とする。
また、このように飽和温度を考慮した場合でも、前述
のように複写動作後の冷却ファン39の高速回転駆動時間
と、複写すべく用紙の大きさとの関数(第10図参照)、
同複写動作時間との関数(第11図参照)と見なすことも
できる。これらは、何れの場合でも、冷却ファン39の高
速回転駆動時間は、ある一定値までは用紙の大きさ、ま
たは複写動作時間に比例するものとし、前記一定値を超
えたならば略一定時間としているものである。
このように、電子複写装置に於いて、連続的な複写動
作を行なった後でも、所定時間冷却ファンを高速回転さ
せて装置内の温度を下降させるようにしたので、装置内
の温度を速やかに下降させることができる。このため、
感光体ドラムは、高温によって特性が劣化することな
く、寿命を延長することができ、安定した画質を得るこ
とができる。
尚、前述の実施例では、冷却手段としての冷却ファン
を高速/低速の切換制御可能なものとしたが、これに限
るものではなく、複写動作を行なっているときと行なっ
ていないときで冷却ファンの回転速度が変わるものであ
れば、例えばオン/オフ制御等による1段階の回転速度
しか有していないものでもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、短い間隔で断続的に
複写を行なう場合でも、この複写工程が終了した後に、
短時間で前記装置内温度を下降させ、高温状態が長時間
続くことなく、感光体ドラムの帯電特性を劣化させて安
定した画質を得ることを損ねるという問題を生じること
のない冷却装置を有する画像形成装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の画像形成装置の冷却装置のブロック
図、第2図はこの発明の画像形成装置の冷却装置が適用
される電子複写装置の断面図、第3図(a)及び(b)
はこの発明の第1の実施例でそれぞれ第2図の装置の冷
却ファンの回転速度及び前記装置内温度の変化を示すタ
イムチャート、第4図(a)及び(b)はこの発明の第
2の実施例でそれぞれ第2図の装置の冷却ファンの回転
速度及び前記装置内温度の変化を示すタイムチャート、
第5図はこの発明の第3の実施例で第2図の装置の冷却
ファンの回転速度と複写枚数との関係を示す図、第6図
乃至第11図はこの発明の第4の実施例で第6図は第2図
の装置の冷却ファンと複写枚数との関係を示す図、第7
図は同冷却ファンと用紙の大きさとの関係を示す図、第
8図は同冷却ファンと複写動作時間との関係を示す図、
第9図は飽和温度を考慮して第2図の装置の冷却ファン
と複写枚数との関係を示す図、第10図は同冷却ファンと
用紙の大きさとの関係を示す図、第11図は同冷却ファン
と複写動作時間との関係を示す図、第12図乃至第15図は
動作を説明するフローチャート、第16図(a)及び
(b)、第17図(a)及び(b)はそれぞれ従来の画像
形成装置の冷却装置の冷却ファンの回転速度及び前記装
置内温度の変化を示すタイムチャートである。 1……主制御手段、2……複写手段、3……露光手段、
4……画像形成手段、5……定着手段、6……冷却制御
手段、7……冷却手段、10……本体、13……露光ラン
プ、22……感光体ドラム、36……定着装置、361……ヒ
ータランプ、39……冷却ファン、 TA……室温、TR……待機中の装置内温度、TS……飽和温
度、TX……設定温度。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被画像形成媒体上に画像を形成する画像形
    成手段と、 この画像形成手段による画像形成動作の間、画像形成手
    段内部を冷却する冷却手段と、 前記画像形成手段に連続して画像形成動作を行わせる場
    合の画像形成動作の回数を設定する設定手段と、 この設定手段により設定された回数と所定の回数とを比
    較する比較手段と、 この比較手段による比較の結果、前記設定手段により設
    定された回数が前記所定の回数以下の場合は、前記画像
    形成手段により前記設定手段で設定された回数の連続画
    像形成動作が完了したとき前記画像形成手段内部を第1
    の冷却能力で冷却するように前記冷却手段を制御し、前
    記比較手段による比較の結果、前記設定手段により設定
    された回数が前記所定の回数より大きい場合は、前記画
    像形成手段により前記設定手段で設定された回数の連続
    画像形成動作が完了したとき前記画像形成手段内部を前
    記第1の冷却能力よりも大きい第2の冷却能力で冷却す
    るように前記冷却手段を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記冷却手段は冷却ファンからなり、前記
    第1の冷却能力の時第1の回転速度で回転し、前記第2
    の冷却能力の時前記第1の回転速度よりも高速な第2の
    回転速度で回転することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記冷却手段は、前記画像形成手段による
    画像形成動作中に前記第2の冷却能力で前記画像形成手
    段内部を冷却することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の画像形成装置。
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