JP2734130B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2734130B2
JP2734130B2 JP1280181A JP28018189A JP2734130B2 JP 2734130 B2 JP2734130 B2 JP 2734130B2 JP 1280181 A JP1280181 A JP 1280181A JP 28018189 A JP28018189 A JP 28018189A JP 2734130 B2 JP2734130 B2 JP 2734130B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像形成装置、特に露光走査により原稿の複
写を行なう画像形成装置の制御内容に関する。
[従来の技術] 従来、画像形成装置として普通紙を用いる複写機(PP
C)や感光記録媒体を用いた感光感圧複写機などが周知
であり、前記感光感圧複写機は、特開昭58−88739号公
報などに示されるように、マイクロカプセル紙と顕色紙
とからなる感光記録媒体に原稿からの反射光により露光
し原稿の潜像を形成させる。そして、マイクロカプセル
紙上の潜像は顕色紙に転写され、この顕色紙は熱定着さ
れて原稿の複写が完了するようになっている。
このようなPPC、感光感圧複写機においては、パネル
操作の有効、無効が制御され、露光が終了してから用紙
の排出が完了するまでパネル操作は無効とされている。
従って、用紙の排出が完了してパネル操作が有効となっ
た後に、操作ボタンによりコピー開始動作を行うように
なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の画像形成装置では、露光終了か
ら用紙排出完了までに時間が掛かる場合があり、この場
合にはパネル操作が無効とされているため次のコピーの
開始,モード選択等の開始準備のためのパネル操作が一
切できず、不便であるという問題があった。
すなわち、普通紙を用いる複写機の場合では、比較的
用紙排出までの時間が短いのでそれほど問題にはならな
いが、特に感光感圧複写機の場合には、感光記録媒体の
感度が悪いため、露光時を含めたコピー速度が遅く、露
光終了から用紙排出の完了までかなりの時間が必要であ
る。従って、用紙排出が完了してパネル操作が有効とな
るまで、次のコピー開始または開始準備のためのパネル
操作をすることができず、オペレータは用紙排出まで待
たされることになり、無駄な時間を費やすことになる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、その目的は、オペレータの操作待ち時間をなく
し、短時間にコピーを行なうことができる画像形成装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、パネル操作フ
ラグによりパネル操作の有効、無効を制御するフラグ制
御手段を有し、パネル操作の有効時のコピー開始操作に
より露光を含む画像形成工程を開始すると共に、コピー
動作開始時に上記パネル操作フラグをリセットしてパネ
ル操作を無効とする画像形成装置において、 上記フラグ制御手段は、露光終了後にパネル操作フラ
グをセットしてパネル操作を有効とするようにしたこと
を特徴とする。
[作用] 上記構成の画像形成装置によれば、コピー動作開始時
にフラグ制御手段によりパネル操作フラグがリセットさ
れるため、パネル操作は無効となり、露光終了後にはフ
ラグ制御手段によりパネル操作フラグがセットされるた
め、パネル操作が有効となる。従って、用紙排出完了を
待つことなく露光終了後から次のコピー開始操作又はモ
ード選択操作などのパネル操作が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら
具体的に説明する。
第1図には、実施例に係る画像形成装置の制御部内の
構成が示されており、記憶部(RAM)が内蔵された中央
処理装置(CPU)1には、コピー動作を行うためのプロ
グラムなどが記憶されている記憶部(ROM)2が接続さ
れ、このROM2内の情報に基づいてCPU1によりコピーのた
めの各種制御が行なわれ、このCPU1は本発明で特徴とな
るフラグ制御手段としても機能する。
また、CPU1には操作パネル3からの操作情報が入力さ
れ、この操作情報に従ってCPU1は駆動部4に制御命令を
出力する構成となっている。
第2図には、実施例に係る画像形成装置である感光感
圧複写機の構成が示されており、この感光感圧複写機は
マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる感光記録媒体を
用いてフルカラーの複写を可能としたものである。
第2図において、複写機50は、原稿台カバー11及び天
板部分が左右方向に移動可能な原稿台ガラス12を有し、
この原稿台ガラス12の上にはコピーする原稿を伏せた状
態で置くことになる。そして、複写機50の右方上部に
は、上記原稿台ガラス12の移動方向と直行する方向に伸
びるハロゲンランプ13及び半筒状の反射鏡14からなる光
源が固着され、この光源によって原稿台ガラス12に向け
て光が照射される。
従って、ハロゲンランプ13から放たれた光は、原稿台
ガラス12が左右方向に移動するので、その原稿台ガラス
12の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射するこ
とになり、光源からの光は透明な原稿台ガラス12を透過
してこの上に置かれた原稿により反射されることにな
る。この場合原稿台ガラス12の上面を覆うように原稿台
カバー11が設けられているので照射光が原稿以外の部分
から漏れることはない。
また、ハロゲンランプ13から発せられる光を高効率で
原稿に照射するため、光源の左方にはリフレクタ15が配
置され、直接原稿に向かわない光を反射させて再び原稿
の照射に用いている。上記ハロゲンランプ13の右方に
は、外部に空気を噴き出すファン16及びルーバ17が備え
られており、これによりハロゲンランプ13付近の雰囲気
温度を下げるとともに、原稿台ガラス12も冷却すること
ができる。
上記のようにして、ハロゲンランプ13から照射され、
原稿台ガラス12上に位置する原稿から反射された光は、
フィルタ18を介してレンズ19に入ることになるが、上記
フィルタ18はマイクロカプセル紙47の感度特性に応じて
光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整し、レン
ズ19はレンズ取付け板20に取り付けられ、光路に対して
微小角調整が可能となっている。
そして、レンズ19により集められた光は2個の反射ミ
ラー21により180度方向転換され、露光台29の下方に密
接するマイクロカプセル紙47の上で結像される。なお、
上記2個の反射ミラー21はミラー取付け板22に固着さ
れ、光路長の調整、ピント調整はミラー取付け板22の取
付け位置の微調整により行なわれる。
一方、長尺状のマイクロカプセル紙47はカートリッジ
軸23に巻かれた状態で、原稿台ガラス12の下方に配置さ
れた取外し可能なカートリッジ23に収納されており、そ
の一端は、圧力現像装置30を経て巻取り軸35に供給され
ている。
すなわち、カートリッジ24の下部から出たマイクロカ
プセル紙47は、送りローラ25、タイコローら27に導かれ
て露光台29の下方を通った後、圧力現像装置30に供給さ
れる。その後、圧力現像装置30を通過したマイクロカプ
セル紙47は、剥離ローラ33及び蛇行調整ローラ34に導か
れた後巻取り軸35上に巻き取られる。なお、カートリッ
ジ24を出た後の未感光なマイクロカプセル紙47は、遮光
カバー26によって未感光状態が保持される。
上記マイクロカプセル紙47の搬送速度は、カプセル紙
送りローラ32により一定に制御されており、また原稿台
ガラス12の移動速度に一致させてあるため、露光台29を
通過する際のマイクロカプセル紙47には原稿の所定の潜
像が順次形成されることになる。
また、圧力現像装置30の下方にはカット紙タイプの顕
色紙48を収納する顕色紙カセット42が設けられており、
顕色紙48は半月ローラ43により一枚づつ取り出されて顕
色紙ローラ44及びレジストゲート45ににより先端部が位
置合わせられた後、圧力現像装置30の用紙搬入口に搬送
される。
この圧力現像装置30には、マイクロカプセル紙47と顕
色紙48とが密着して一体になった状態で供給されてお
り、マイクロカプセル紙47のマイクロカプセル面と顕色
紙48の顕色剤塗布面とが内側で接触する状態で一体とな
り、両者には小径ローラ31とバックアップローラ41に挟
まれて圧力が加えられる。従って、圧力現像装置30では
上記ローラにより与えられる圧力により未露光のマイク
ロカプセルが破壊され、顕色紙48上に画像が形成される
ことになる。
この圧力現像装置30から搬送されるマイクロカプセル
紙47と顕色紙48は、カプセル紙送りローラ33によりマイ
クロカプセル紙47が上方に顕色紙48が直行方向に分離さ
れる。そして、顕色紙48は熱定着装置により発色を促さ
れて画像が形成された後、排紙トレイ37に画像面を上に
して搬出され、一方マイクロカプセル紙47は蛇行調整ロ
ーラ34を経て巻取り軸35に巻かれる。上記熱定着装置
は、ヒータ40を内部に有する中空のヒートローラ39と顕
色紙送りローラ38により構成される。
上記構成の複写機50によれば、まず原稿台ガラス12が
第2図の右方向へ移動して原稿台ガラス12の左端が光源
と対向する位置で停止する。その後、ハロゲンランプ13
を点灯させて原稿台ガラス12を左方向へ移動させる。上
記ハロゲンランプ13から照射された光は原稿で反射され
た後、フィルタ18、レンズ19及び2個の反射ミラー21で
反射され、その後露光台29の下方に位置するマイクロカ
プセル紙47上に結像される。このとき、マイクロカプセ
ル紙47は原稿台ガラス12の移動速度と同じ速度で露光台
29上を左方向へ移動させられるので、マイクロカプセル
紙47上には原稿上の画像が潜像として形成される。
そして、原稿台ガラス12の左方向への移動に伴って、
顕色紙48が半月ローラ43によって顕色紙カセット42から
取り出され、露光済のマイクロカプセル紙47と重ねあわ
された状態で圧力現像装置30に供給されており、これに
よりマイクロカプセル紙47上の潜像が顕色化されて顕色
紙48上に転写される。
その後、顕色紙48は熱定着装置により熱定着され、複
写機50外に排出される。一方、圧力現像装置を通過した
マイクロカプセル紙47は、順次巻取り軸35に巻取られ
る。そして、原稿台ガラス12の右端が光源と対向する位
置まで移動し終えると、原稿の複写が完了し、ハロゲン
ランプ13が消灯する。
次に、第2図に基づいて本実施例のコピー動作制御を
詳細に説明する。
まず、図示しないパネル上のコピースタートボタンが
押されると、ステップ1(以下、単にS1で表し、他のス
テップも同様に扱う)でコピー動作を開始する。そし
て、S2ではコピー動作を制御するCPU1によりCPU1内のパ
ネル操作フラグをリセットするので、この時点以降のコ
ピー操作ボタンの操作は無効となる。
次のS3では、原稿台ガラス12を露光停止位置に戻し、
S4においてランプを点灯させると同時に、S5において給
紙動作を開始させる。
そして、S6では露光走査を開始し、所定時間後にはS7
にて圧力現像を開始してS8へ移行する。
S8では、上記S6による露光走査が終了したか否かを判
別し、露光終了したと判別されたときにはS9にてパネル
操作フラグをセットする。従って、この時点ではパネル
上でのコピースタートボタン,モード設定ボタン等の操
作が有効となる。
次のS10では、複写された用紙の排紙が完了したか否
かを判別しており、“YES"の場合にはコピー動作が終了
する。
ここで、S10において排紙が完了しない時点でパネル
操作がなされると、パネル操作部からCPU1へ割り込み要
求が入力され、CPU1はパネル操作フラグがセットされて
いることを確認して、パネル操作に対応した動作を割り
込みルーチン内で実行し復帰するようになっている。
また、上記パネル操作の内容がコピースタートボタン
の操作である場合には割り込みルーチン内でコピー再ス
タートフラグをセットして復帰する。
従って、S10において“NO"の場合には次のS11にて復
帰後においてコピー再タートフラグがセットされている
か否かの判別が行われ、コピー再スタートフラグがセッ
トされていることを検出すると(“YES")、S12へ移行
して、コピー再スタートフラグをリセットし、上記S1へ
戻り、次のコピー動作を開始する。
更に、パネル操作フラグはリセットされているとき
に、パネル操作がなされても、上記CPU1は割り込みルー
チン内でパネル操作フラグがリセットされていることを
検知するので、パネル操作を無視してメインルーチンに
復帰する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
る。
例えば、上記CPU1の処理能力などの問題によりS10の
排紙動作とパネル操作に対応したメカ動作とが同時に実
行できない場合には、パネル表示だけをパネル操作に追
従して行い、メカ動作を排紙動作終了後に実行させるこ
とも可能である。
上記感光感圧複写機においては感光記録紙による連続
的な複写が行えるので、マイクロカプセル紙などの感光
記録紙の無駄な搬送量を少なくすることができ、ランニ
ングコストの低減が可能となる大きな効果もある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、フラグ制御手
段によりコピー動作終了時にパネル操作フラグをリセッ
トしてパネル操作を無効とし、露光終了時にパネル操作
フラグをセットしてパネル操作を有効とするようにした
ので、オペレータの操作待ち時間がなくなり、多数のコ
ピーを短時間に終了させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る画像形成装置の制御部内
の構成を示すブロック図、第2図は実施例の画像形成装
置の概略構成を示す断面図、第3図は実施例のコピー動
作制御を示すフローチャートである。 1…CPU(パネル制御手段を含む)、2…ROM、3…操作
パネル、4…駆動部、12…原稿台ガラス、13…ハロゲン
ランプ、19…レンズ、21…反射ミラー、29…露光台、30
…圧力現像装置、37…排紙トレイ、42…顕色紙カセッ
ト、47…マイクロカプセル紙、48…顕色紙、50…複写
機。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル操作フラグによりパネル操作の有
    効、無効を制御するフラグ制御手段を有し、パネル操作
    の有効時のコピー開始操作により露光を含む画像形成工
    程を開始すると共に、コピー動作開始時に上記パネル操
    作フラグをリセットしてパネル操作を無効とする画像形
    成装置において、 上記フラグ制御手段は、露光終了後にパネル操作フラグ
    をセットしてパネル操作を有効とするようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
JP1280181A 1989-10-27 1989-10-27 画像形成装置 Expired - Lifetime JP2734130B2 (ja)

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JPH03140955A JPH03140955A (ja) 1991-06-14
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