JP2687475B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2687475B2 JP2687475B2 JP63220698A JP22069888A JP2687475B2 JP 2687475 B2 JP2687475 B2 JP 2687475B2 JP 63220698 A JP63220698 A JP 63220698A JP 22069888 A JP22069888 A JP 22069888A JP 2687475 B2 JP2687475 B2 JP 2687475B2
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- Japan
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- moving
- original
- shutter
- image forming
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
Landscapes
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シート状の感光記録媒体を使用した画像形
成装置に関するものである。
成装置に関するものである。
[従来技術] 従来、ロールシート状の感光記録媒体を使用した画像
形成装置には、例えば特願昭62−317849号に示されるよ
うに、スリット露光方式を用いた反射型画像形成装置が
ある。その装置においては原稿台ガラス上に載置された
原稿を照射し、この反射光は光学系を介して露光台下方
に位置する感光記録媒体としてのマイクロカプセル紙に
結像される。このときマイクロカプセル紙は原稿台ガラ
スの移動速度と同じ速度で露光台上を左方向へ移動する
ので、マイクロカプセル紙上には原稿上の画像が潜像と
して形成される。この潜像が形成された部分と顕色紙と
が重ね合わされて圧力現像装置で前記顕色紙上に顕色化
して転写される。前記顕色紙は熱定着装置により熱定着
された後排出され、マイクロカプセル紙は所定の位置に
巻戻される。そのマイクロカプセル紙はその末露光部分
の先頭が次回の露光で一番最初に露光される位置に戻さ
れる。
形成装置には、例えば特願昭62−317849号に示されるよ
うに、スリット露光方式を用いた反射型画像形成装置が
ある。その装置においては原稿台ガラス上に載置された
原稿を照射し、この反射光は光学系を介して露光台下方
に位置する感光記録媒体としてのマイクロカプセル紙に
結像される。このときマイクロカプセル紙は原稿台ガラ
スの移動速度と同じ速度で露光台上を左方向へ移動する
ので、マイクロカプセル紙上には原稿上の画像が潜像と
して形成される。この潜像が形成された部分と顕色紙と
が重ね合わされて圧力現像装置で前記顕色紙上に顕色化
して転写される。前記顕色紙は熱定着装置により熱定着
された後排出され、マイクロカプセル紙は所定の位置に
巻戻される。そのマイクロカプセル紙はその末露光部分
の先頭が次回の露光で一番最初に露光される位置に戻さ
れる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このスリット露光におけるスリット幅
が広い場合、原稿の最初の部分や最後の部分を露光し終
えるために、スリット幅の部分だけ余分に露光してしま
うため、この余分な露光部分が無駄になる。このため、
感光記録媒体の利用効率が悪くなるという問題点があ
る。
が広い場合、原稿の最初の部分や最後の部分を露光し終
えるために、スリット幅の部分だけ余分に露光してしま
うため、この余分な露光部分が無駄になる。このため、
感光記録媒体の利用効率が悪くなるという問題点があ
る。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、原稿の移動に同期してシャッタを移動させ
ることにより、感光記録媒体の無駄な使用がなくなり、
その利用効率のよい画像形成装置を提供することを目的
とする。
ものであり、原稿の移動に同期してシャッタを移動させ
ることにより、感光記録媒体の無駄な使用がなくなり、
その利用効率のよい画像形成装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため、請求項1の発明は、原稿を
照射する光源と、前記光源の光を所定の露光幅に照射す
る透光部を備えた部材と、前記原稿を前記露光幅の延び
る方向に対して直交する方向に移動させる移動手段と、
前記原稿の反射光の光路上に存在し、前記原稿の像を感
光記録媒体上に結像する結像手段とを備えた画像形成装
置において、前記原稿の反射光が前記感光記録媒体へ向
う光路上に配置され、前記反射光を遮断する遮断位置
と、反射光を遮断しない非遮断位置との間を移動可能に
設けられたシャッタと、原稿サイズ設定手段と、前記原
稿が移動を開始してから前記原稿の移動方向前端縁が前
記露光幅の一側に到達する第1時間を前記原稿サイズ設
定手段により設定された原稿サイズに応じて設定し、そ
の第1時間が経過するまで前記シャッタを遮断位置に配
置させ、その第1時間の経過後に前記原稿の移動方向前
端縁の移動速度と同じ速度で前記シャッタを非遮断位置
に移動させるシャッタ移動手段とを備えた。
照射する光源と、前記光源の光を所定の露光幅に照射す
る透光部を備えた部材と、前記原稿を前記露光幅の延び
る方向に対して直交する方向に移動させる移動手段と、
前記原稿の反射光の光路上に存在し、前記原稿の像を感
光記録媒体上に結像する結像手段とを備えた画像形成装
置において、前記原稿の反射光が前記感光記録媒体へ向
う光路上に配置され、前記反射光を遮断する遮断位置
と、反射光を遮断しない非遮断位置との間を移動可能に
設けられたシャッタと、原稿サイズ設定手段と、前記原
稿が移動を開始してから前記原稿の移動方向前端縁が前
記露光幅の一側に到達する第1時間を前記原稿サイズ設
定手段により設定された原稿サイズに応じて設定し、そ
の第1時間が経過するまで前記シャッタを遮断位置に配
置させ、その第1時間の経過後に前記原稿の移動方向前
端縁の移動速度と同じ速度で前記シャッタを非遮断位置
に移動させるシャッタ移動手段とを備えた。
また、請求項2の発明は、原稿を照射する光源と、前
記光源の光を所定の露光幅に照射する透光部を備えた部
材と、前記原稿を前記露光幅の延びる方向に対して直交
する方向に移動させる移動手段と、前記原稿の反射光の
光路上に存在し、前記原稿の像を感光記録媒体上に結像
する結像手段とを備えた画像形成装置において、前記原
稿の反射光が前記感光記録媒体へ向う光路上に配置さ
れ、前記反射光を遮断する遮断位置と、反射光を遮断し
ない非遮断位置との間を移動可能に設けられたシャッタ
と、原稿サイズ設定手段と、前記原稿が移動を開始して
から前記原稿の移動方向後端縁が前記露光幅の一側に到
達する第2時間を前記原稿サイズ設定手段により設定さ
れた原稿サイズに応じて設定し、その第2時間が経過す
るまで前記シャッタを非遮断位置に配置させ、その第2
時間の経過後に前記原稿の移動方向後端縁の移動速度と
同じ速度で前記シャッタを遮断位置に移動させるシャッ
タ移動手段とを備えた。
記光源の光を所定の露光幅に照射する透光部を備えた部
材と、前記原稿を前記露光幅の延びる方向に対して直交
する方向に移動させる移動手段と、前記原稿の反射光の
光路上に存在し、前記原稿の像を感光記録媒体上に結像
する結像手段とを備えた画像形成装置において、前記原
稿の反射光が前記感光記録媒体へ向う光路上に配置さ
れ、前記反射光を遮断する遮断位置と、反射光を遮断し
ない非遮断位置との間を移動可能に設けられたシャッタ
と、原稿サイズ設定手段と、前記原稿が移動を開始して
から前記原稿の移動方向後端縁が前記露光幅の一側に到
達する第2時間を前記原稿サイズ設定手段により設定さ
れた原稿サイズに応じて設定し、その第2時間が経過す
るまで前記シャッタを非遮断位置に配置させ、その第2
時間の経過後に前記原稿の移動方向後端縁の移動速度と
同じ速度で前記シャッタを遮断位置に移動させるシャッ
タ移動手段とを備えた。
[作用] 上記の構成を有する請求項1の発明によれば、原稿サ
イズ設定手段により原稿のサイズが設定される。シャッ
タ移動手段は、前記原稿が移動を開始してから前記原稿
の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達する第1時間を
前記原稿サイズ設定手段により設定された原稿サイズに
応じて設定し、その第1時間が経過するまで前記シャッ
タを遮断位置に配置させ、その第1時間の経過後に前記
原稿の移動方向前端縁の移動速度と同じ速度で前記シャ
ッタを非遮断位置に移動させる。このため、原稿の移動
方向前端縁が露光幅から離れたところから露光幅を通過
しても、原稿からの反射光のみが感光記録媒体に照射さ
れる。
イズ設定手段により原稿のサイズが設定される。シャッ
タ移動手段は、前記原稿が移動を開始してから前記原稿
の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達する第1時間を
前記原稿サイズ設定手段により設定された原稿サイズに
応じて設定し、その第1時間が経過するまで前記シャッ
タを遮断位置に配置させ、その第1時間の経過後に前記
原稿の移動方向前端縁の移動速度と同じ速度で前記シャ
ッタを非遮断位置に移動させる。このため、原稿の移動
方向前端縁が露光幅から離れたところから露光幅を通過
しても、原稿からの反射光のみが感光記録媒体に照射さ
れる。
上記の構成を有する請求項2の発明によれば、原稿サ
イズ設定手段により原稿のサイズが設定される。シャッ
タ移動手段は、前記原稿が移動を開始してから前記原稿
の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達する第2時間を
前記原稿サイズ設定手段により設定された原稿サイズに
応じて設定し、その第2時間が経過するまで前記シャッ
タを非遮断位置に配置させ、その第2時間の経過後に前
記原稿の移動方向後端縁の移動速度と同じ速度で前記シ
ャッタを非遮断位置に移動させる。このため、原稿の移
動方向後端縁が露光幅を通過しても、原稿からの反射光
のみが感光記録媒体に照射される。
イズ設定手段により原稿のサイズが設定される。シャッ
タ移動手段は、前記原稿が移動を開始してから前記原稿
の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達する第2時間を
前記原稿サイズ設定手段により設定された原稿サイズに
応じて設定し、その第2時間が経過するまで前記シャッ
タを非遮断位置に配置させ、その第2時間の経過後に前
記原稿の移動方向後端縁の移動速度と同じ速度で前記シ
ャッタを非遮断位置に移動させる。このため、原稿の移
動方向後端縁が露光幅を通過しても、原稿からの反射光
のみが感光記録媒体に照射される。
[実施例] 以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を
挙げて説明する。
挙げて説明する。
第2図は、フルカラーの複写を可能とした感光感圧複
写機の概略断面図である。なお、この様な複写を可能と
する感光紙(マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる)
は特開昭58−88739号公報などで提案されており、ここ
では詳述しない。
写機の概略断面図である。なお、この様な複写を可能と
する感光紙(マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる)
は特開昭58−88739号公報などで提案されており、ここ
では詳述しない。
感光感圧複写機40は、図示するように天板部分に左右
方向に移動可能な原稿台ガラス2及び原稿台カバー1が
配設され、その原稿台ガラス2の上には所望の原稿を伏
せた状態で置くことができる。複写機40の右方上部に
は、前記原稿台ガラスの移動方向と直交する方向に延び
るハロゲンランプ3及びそれを囲むように配置された半
筒状の反射鏡4からなる光源が固着され、その天板部分
に穿設されたスリットQを介して原稿台ガラス2に向け
てのライン状に光を照射する。
方向に移動可能な原稿台ガラス2及び原稿台カバー1が
配設され、その原稿台ガラス2の上には所望の原稿を伏
せた状態で置くことができる。複写機40の右方上部に
は、前記原稿台ガラスの移動方向と直交する方向に延び
るハロゲンランプ3及びそれを囲むように配置された半
筒状の反射鏡4からなる光源が固着され、その天板部分
に穿設されたスリットQを介して原稿台ガラス2に向け
てのライン状に光を照射する。
従って、ハロゲンランプ3から放たれた光は、原稿台
ガラス2が左右方向に移動することにより、その原稿台
ガラス2の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射
することができる。光源から照射された光は、透明な原
稿台ガラス2を透過してこの上に置かれた原稿により反
射されるが、この照射光が原稿以外の部分から漏れない
ように原稿台ガラス2の上面を覆う原稿台カバー1が備
えられている。
ガラス2が左右方向に移動することにより、その原稿台
ガラス2の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射
することができる。光源から照射された光は、透明な原
稿台ガラス2を透過してこの上に置かれた原稿により反
射されるが、この照射光が原稿以外の部分から漏れない
ように原稿台ガラス2の上面を覆う原稿台カバー1が備
えられている。
また、ハロゲンランプ3から発せられる光を高効率で
原稿照射に利用するため、光源の左方にはリフレクタ5
が配置され、直接原稿に向かわない光を反射して再び原
稿の照射に用いている。
原稿照射に利用するため、光源の左方にはリフレクタ5
が配置され、直接原稿に向かわない光を反射して再び原
稿の照射に用いている。
ハロゲンランプ3の右方には外部から空気を入れるフ
ァン6及びルーバ7が備えられている。これにより空気
が原稿台ガラス2に効率よく当てられる。ハロゲンラン
プ3から照射され、原稿台ガラス2上に位置する原稿か
ら反射された光はフィルタ8を通過してレンズ9に入
る。フィルタ8はマイクロカプセル紙37の感度特性に応
じて光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整する
ためのものである。レンズ9はレンズ取付板10に取付け
られ、光路に対し微小角調整が可能である。レンズ9に
より集光された光は2個の反射ミラー11により180゜方
向転換され、露光台19下方に密接するマイクロカプセル
紙37の上で結像される。2個分の反射ミラー11はミラー
取付板12に固着され、光路長の調整、ピントの調整はミ
ラー取付板12の取付位置の微調整により行なわれる。
ァン6及びルーバ7が備えられている。これにより空気
が原稿台ガラス2に効率よく当てられる。ハロゲンラン
プ3から照射され、原稿台ガラス2上に位置する原稿か
ら反射された光はフィルタ8を通過してレンズ9に入
る。フィルタ8はマイクロカプセル紙37の感度特性に応
じて光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整する
ためのものである。レンズ9はレンズ取付板10に取付け
られ、光路に対し微小角調整が可能である。レンズ9に
より集光された光は2個の反射ミラー11により180゜方
向転換され、露光台19下方に密接するマイクロカプセル
紙37の上で結像される。2個分の反射ミラー11はミラー
取付板12に固着され、光路長の調整、ピントの調整はミ
ラー取付板12の取付位置の微調整により行なわれる。
一方長尺状のマイクロカプセル紙37はカートリッヂ軸
14に巻かれた状態で原稿台ガラス2の下方に配置された
取外し可能なカートリッヂ13に収容されており、その一
端部は多数のローラーと圧力現像装置20を経て巻取り軸
25に至っている。
14に巻かれた状態で原稿台ガラス2の下方に配置された
取外し可能なカートリッヂ13に収容されており、その一
端部は多数のローラーと圧力現像装置20を経て巻取り軸
25に至っている。
すなわち、カートリッヂ13の下部から出たマイクロカ
プセル紙37は、送りローラー15,タイコローラー17に導
かれて露光台19の下方を通ったあと、圧力現像装置20に
供給される。その後、圧力現像装置20を通過したマイク
ロカプセル紙37は、剥離ローラー23及び蛇行調整ローラ
ー24に導かれた後、巻取り軸25上に巻き取られる。カー
トリッヂ13を出た後の未感光なマイクロカプセル紙37は
遮光カバー16により未感光状態が保持される。
プセル紙37は、送りローラー15,タイコローラー17に導
かれて露光台19の下方を通ったあと、圧力現像装置20に
供給される。その後、圧力現像装置20を通過したマイク
ロカプセル紙37は、剥離ローラー23及び蛇行調整ローラ
ー24に導かれた後、巻取り軸25上に巻き取られる。カー
トリッヂ13を出た後の未感光なマイクロカプセル紙37は
遮光カバー16により未感光状態が保持される。
マイクロカプセル紙37の搬送速度はカプセル紙送りロ
ーラー22により一定に制御されており、また原稿台ガラ
ス2の移動速度に一致させてあるため、露光台19を通過
する際のマイクロカプセル紙37には原稿の所定のライン
の潜像が順次形成される。その露光台19の下方に位置す
るマイクロカプセル紙37の下方位置には、マイクロカプ
セル紙37の移動と同期して移動可能な2つシャッタ41a,
41bが配設されている。そしてシャッタ41a,41bには図示
しないラックが取り付けられ、そのシャッタ41a,41bを
移動させる機構はラックとピニオンとの結合による周知
の構成であるので詳細な説明を省略する。
ーラー22により一定に制御されており、また原稿台ガラ
ス2の移動速度に一致させてあるため、露光台19を通過
する際のマイクロカプセル紙37には原稿の所定のライン
の潜像が順次形成される。その露光台19の下方に位置す
るマイクロカプセル紙37の下方位置には、マイクロカプ
セル紙37の移動と同期して移動可能な2つシャッタ41a,
41bが配設されている。そしてシャッタ41a,41bには図示
しないラックが取り付けられ、そのシャッタ41a,41bを
移動させる機構はラックとピニオンとの結合による周知
の構成であるので詳細な説明を省略する。
また、圧力現像装置20の下方にはカット紙タイプの顕
色紙38を収容する顕色紙カセット32が設けられており、
顕色紙38は半月ローラー33により一枚づつ取り出されて
顕色紙ローラー34及びレジストゲート35により先端部が
位置合わせされた後、圧力現像装置20の用紙搬入口に搬
送される。
色紙38を収容する顕色紙カセット32が設けられており、
顕色紙38は半月ローラー33により一枚づつ取り出されて
顕色紙ローラー34及びレジストゲート35により先端部が
位置合わせされた後、圧力現像装置20の用紙搬入口に搬
送される。
従って、圧力現像装置20にはマイクロカプセル紙37と
顕色紙38とが密着して一体となった状態で供給される。
圧力現像装置20は小径ローラ21とバックアップローラー
31により構成される。マイクロカプセル紙37の潜像が形
成されたマイクロカプセル面と顕色紙38の顕色剤塗布面
とが内側で接触する状態で一体となって小径ローラ21と
バックアップローラー31にはさみ込まれ圧力が加えられ
る。この圧力により未露光のマイクロカプセルが破壊さ
れ顕色紙38上に画像が形成される。
顕色紙38とが密着して一体となった状態で供給される。
圧力現像装置20は小径ローラ21とバックアップローラー
31により構成される。マイクロカプセル紙37の潜像が形
成されたマイクロカプセル面と顕色紙38の顕色剤塗布面
とが内側で接触する状態で一体となって小径ローラ21と
バックアップローラー31にはさみ込まれ圧力が加えられ
る。この圧力により未露光のマイクロカプセルが破壊さ
れ顕色紙38上に画像が形成される。
圧力現像装置から出たマイクロカプセル紙37と顕色紙
38とはカプセル紙送りローラ22で搬送され、剥離ローラ
23によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色紙38は直交
方向に分離される。顕色紙38は熱定着装置により発色を
促進されて画像が形成された後、排紙トレイ27に画像面
を上にして排出される。熱定着装置はヒータ30を内部に
有する中空のヒートローラ29と顕色紙送りローラ28より
構成されている。分離されたマイクロカプセル紙は蛇行
調整ローラ24を経て巻取り軸25に巻かれる。
38とはカプセル紙送りローラ22で搬送され、剥離ローラ
23によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色紙38は直交
方向に分離される。顕色紙38は熱定着装置により発色を
促進されて画像が形成された後、排紙トレイ27に画像面
を上にして排出される。熱定着装置はヒータ30を内部に
有する中空のヒートローラ29と顕色紙送りローラ28より
構成されている。分離されたマイクロカプセル紙は蛇行
調整ローラ24を経て巻取り軸25に巻かれる。
次に、本実施例の電気的構成を第2図を参照して説明
すると、CPU40a、ROM40b、RAM40cを中心として構成され
た制御回路40は、入出力ポート40dを介してハロゲンラ
ンプ3の光量を制御する光源部3a、原稿台ガラス2を左
右方向に移動させる原稿台移動部2a、フィルタ8を光路
に所定量進入・退出させるように制御するフィルタ部8
a、レンズ9を倍率に応じて光路に沿って移動させるレ
ンズ移動部9a、マイクロカプセル紙37を原稿台ガラス2
の移動と同期して移送させ又はその移送を停止させるマ
イクロカプセル紙搬送制御部37a、圧力現像装置20内の
小径ローラ21を所定速度で回転させる又は小径ローラ21
とバックアップローラー31との間の圧接・解除を行なう
ように制御する圧力現像制御部20a、半月ローラ33、顕
色紙ローラ34を回動させて顕色紙38を圧力現像装置20に
搬送すると共にレジストゲート35を所定時に顕色紙38の
搬送路に進入又は退出させる顕色紙搬送部38a、熱定着
装置内のヒートローラ29の発熱量を制御する熱定着装置
制御部29a、マイクロカプセル紙37上に形成される複写
画像の倍率を設定する設定キー(図示せず)等を備える
操作部42、前記シャッタ41a,41bを所定時に移動させる
シャッタ移動部41cに接続されている。
すると、CPU40a、ROM40b、RAM40cを中心として構成され
た制御回路40は、入出力ポート40dを介してハロゲンラ
ンプ3の光量を制御する光源部3a、原稿台ガラス2を左
右方向に移動させる原稿台移動部2a、フィルタ8を光路
に所定量進入・退出させるように制御するフィルタ部8
a、レンズ9を倍率に応じて光路に沿って移動させるレ
ンズ移動部9a、マイクロカプセル紙37を原稿台ガラス2
の移動と同期して移送させ又はその移送を停止させるマ
イクロカプセル紙搬送制御部37a、圧力現像装置20内の
小径ローラ21を所定速度で回転させる又は小径ローラ21
とバックアップローラー31との間の圧接・解除を行なう
ように制御する圧力現像制御部20a、半月ローラ33、顕
色紙ローラ34を回動させて顕色紙38を圧力現像装置20に
搬送すると共にレジストゲート35を所定時に顕色紙38の
搬送路に進入又は退出させる顕色紙搬送部38a、熱定着
装置内のヒートローラ29の発熱量を制御する熱定着装置
制御部29a、マイクロカプセル紙37上に形成される複写
画像の倍率を設定する設定キー(図示せず)等を備える
操作部42、前記シャッタ41a,41bを所定時に移動させる
シャッタ移動部41cに接続されている。
以上のように構成された装置において、その作用を以
下に説明する。
下に説明する。
今、原稿台カバー1を開けて原稿台ガラス2上に原稿
を載置した後、スタートボタン(図示せず)を押下する
と、まず原稿台ガラス2が第2図において右方へ移動し
て原稿台ガラス2の左端が光源と対向する位置で停止す
る。その後、ハロゲンランプ3が点灯した状態におい
て、原稿台ガラス2を左方向へ移動させる。ハロゲンラ
ンプ3から照射された光は、原稿で反射された後、フィ
ルター8,レンズ9及び2個の反射ミラー11で反射された
後、露光台19下方に位置するマイクロカプセル紙37上に
結像される。このとき、マイクロカプセル紙37は、原稿
台ガラス2の移動速度と同じ速度で露光台19上を左方向
へ移動させられるので、マイクロカプセル紙37上には原
稿上の画像が潜像として形成される。この場合、マイク
ロカプセル紙37の移動と同期してシャッタ41a,41bが移
動するが、その態様については後に詳細に説明する。
を載置した後、スタートボタン(図示せず)を押下する
と、まず原稿台ガラス2が第2図において右方へ移動し
て原稿台ガラス2の左端が光源と対向する位置で停止す
る。その後、ハロゲンランプ3が点灯した状態におい
て、原稿台ガラス2を左方向へ移動させる。ハロゲンラ
ンプ3から照射された光は、原稿で反射された後、フィ
ルター8,レンズ9及び2個の反射ミラー11で反射された
後、露光台19下方に位置するマイクロカプセル紙37上に
結像される。このとき、マイクロカプセル紙37は、原稿
台ガラス2の移動速度と同じ速度で露光台19上を左方向
へ移動させられるので、マイクロカプセル紙37上には原
稿上の画像が潜像として形成される。この場合、マイク
ロカプセル紙37の移動と同期してシャッタ41a,41bが移
動するが、その態様については後に詳細に説明する。
原稿台ガラス2の左方向への移動に伴って半月ローラ
ー33によって顕色紙カセット32から顕色紙38が取り出さ
れ露光済のマイクロカプセル紙37と重ね合わせられた状
態で圧力現像装置20に供給され、マイクロカプセル紙37
上の潜像が顕色化されて顕色紙38上に転写される。その
後、顕色紙38は、熱定着装置により熱定着された後、複
写機40外に排出される。一方圧力現像装置20を通過した
マイクロカプセル紙37は、順次巻取り軸25に巻き取られ
る。原稿台ガラス2がその右端が光源と対向する位置ま
で移動し終えると、原稿の複写が完了し、ハロゲンラン
プ3が消灯させられる。
ー33によって顕色紙カセット32から顕色紙38が取り出さ
れ露光済のマイクロカプセル紙37と重ね合わせられた状
態で圧力現像装置20に供給され、マイクロカプセル紙37
上の潜像が顕色化されて顕色紙38上に転写される。その
後、顕色紙38は、熱定着装置により熱定着された後、複
写機40外に排出される。一方圧力現像装置20を通過した
マイクロカプセル紙37は、順次巻取り軸25に巻き取られ
る。原稿台ガラス2がその右端が光源と対向する位置ま
で移動し終えると、原稿の複写が完了し、ハロゲンラン
プ3が消灯させられる。
次にマイクロカプセル紙37上に原稿上の画像を潜像と
して形成する際のシャッタ41a,41bの動作について第3
図に示されるフローチャートを参照して説明する。
して形成する際のシャッタ41a,41bの動作について第3
図に示されるフローチャートを参照して説明する。
複写機40がスタート状態になると、CPU40aは原稿サイ
ズキーの信号を入力する(ステップS1)。尚、この原稿
サイズキーとステップS1の処理が原稿サイズ設定手段に
相当するのである。するとCPU40aは原稿台ガラス2が移
動開始した後シャッタ41a,41bがそれぞれ移動開始する
迄の原稿サイズに対応した遅延時間t1,t2を設定すると
共に原稿サイズに応じた原稿台ガラスの送り時間t3を設
定する(ステップS2)。この場合、時間t1(第1時間)
は、原稿台ガラス2に載置される原稿の先端が移動開始
した後に、第1図に示される位置Aに達する迄に要する
時間である。時間t2(第2時間)は原稿台ガラス2に載
置される原稿の後端が移動を開始した後に前記位置Aに
達する迄に要する時間である。時間t3は原稿台ガラス2
に載置される原稿の後端が原稿の移動を開始した後、第
1図において示される位置Bに達する迄に少なくとも要
する時間である。
ズキーの信号を入力する(ステップS1)。尚、この原稿
サイズキーとステップS1の処理が原稿サイズ設定手段に
相当するのである。するとCPU40aは原稿台ガラス2が移
動開始した後シャッタ41a,41bがそれぞれ移動開始する
迄の原稿サイズに対応した遅延時間t1,t2を設定すると
共に原稿サイズに応じた原稿台ガラスの送り時間t3を設
定する(ステップS2)。この場合、時間t1(第1時間)
は、原稿台ガラス2に載置される原稿の先端が移動開始
した後に、第1図に示される位置Aに達する迄に要する
時間である。時間t2(第2時間)は原稿台ガラス2に載
置される原稿の後端が移動を開始した後に前記位置Aに
達する迄に要する時間である。時間t3は原稿台ガラス2
に載置される原稿の後端が原稿の移動を開始した後、第
1図において示される位置Bに達する迄に少なくとも要
する時間である。
CPU40aはシャッタ41a,41bを原点位置に戻す(ステッ
プS3)。この場合、原点位置とはシャッタ41a,41bが第
4図aに示される位置にある場合を称す。即ち、シャッ
タ41aは原稿からの反射光を遮断する遮断位置に配置さ
れており、シャッタ41bは原稿からの反射光を遮断しな
い非遮断位置に配置されている。CPU40aはシャッタ41a,
41bが原点にあるか否かを判断し(ステップS4)、NOで
あればステップS3,S4を繰り返し、YESであればCPU40aは
複写スタートの信号が入力したか否かを判断する(ステ
ップS5)。ステップS5においてYESであればCPU40aはハ
ロゲンランプ3を点灯させる(ステップS6)。CPU40aは
タイマーの機能を有しており、前記時間t1,t2,t3をカウ
ントするためのタイマーをリセットする(ステップS
7)。CPU40aは原稿台ガラス2を第4図における左方へ
向かって移動させる(ステップS8)。CPU40aは時間t1が
経過したか否かを判断し(ステップS9)、NOであればス
テップS8、S9を繰り返し、YESであればCPU40aはシャッ
タ41aを原稿台ガラス2と同期させて左方へ移動させ、
マイクロカプセル紙37を原稿台ガラスと同期させて左方
へ移動させる(第4図c参照)(ステップS10)。この
場合、第1図に示される位置Aの反射光はマイクロカプ
セル紙37の位置aに到達し、位置Bの反射光はマイクロ
カプセル紙37の位置bに到達する。従って、位置Aに原
稿の先端が到達する前に位置Aと位置Bとの間の原稿台
カバー1の反射光はシャッタ41aにより遮光され、マイ
クロカプセル紙37を露光しない。そして、位置Aに原稿
の先端が到達し、位置Bに向かって進む場合、シャッタ
41aが原稿台ガラス2と同期して、つまり原稿台ガラス
の移動速度と同じ速度で左方へ移動しマイクロカプセル
紙37もシャッタ41aと同期して移動するため原稿台ガラ
ス2に載置される原稿の先端の部分の反射光はマイクロ
カプセル紙37を露光するが、原稿台カバー1による反射
光はシャッタ41aにより遮光されマイクロカプセル紙37
を露光しない。
プS3)。この場合、原点位置とはシャッタ41a,41bが第
4図aに示される位置にある場合を称す。即ち、シャッ
タ41aは原稿からの反射光を遮断する遮断位置に配置さ
れており、シャッタ41bは原稿からの反射光を遮断しな
い非遮断位置に配置されている。CPU40aはシャッタ41a,
41bが原点にあるか否かを判断し(ステップS4)、NOで
あればステップS3,S4を繰り返し、YESであればCPU40aは
複写スタートの信号が入力したか否かを判断する(ステ
ップS5)。ステップS5においてYESであればCPU40aはハ
ロゲンランプ3を点灯させる(ステップS6)。CPU40aは
タイマーの機能を有しており、前記時間t1,t2,t3をカウ
ントするためのタイマーをリセットする(ステップS
7)。CPU40aは原稿台ガラス2を第4図における左方へ
向かって移動させる(ステップS8)。CPU40aは時間t1が
経過したか否かを判断し(ステップS9)、NOであればス
テップS8、S9を繰り返し、YESであればCPU40aはシャッ
タ41aを原稿台ガラス2と同期させて左方へ移動させ、
マイクロカプセル紙37を原稿台ガラスと同期させて左方
へ移動させる(第4図c参照)(ステップS10)。この
場合、第1図に示される位置Aの反射光はマイクロカプ
セル紙37の位置aに到達し、位置Bの反射光はマイクロ
カプセル紙37の位置bに到達する。従って、位置Aに原
稿の先端が到達する前に位置Aと位置Bとの間の原稿台
カバー1の反射光はシャッタ41aにより遮光され、マイ
クロカプセル紙37を露光しない。そして、位置Aに原稿
の先端が到達し、位置Bに向かって進む場合、シャッタ
41aが原稿台ガラス2と同期して、つまり原稿台ガラス
の移動速度と同じ速度で左方へ移動しマイクロカプセル
紙37もシャッタ41aと同期して移動するため原稿台ガラ
ス2に載置される原稿の先端の部分の反射光はマイクロ
カプセル紙37を露光するが、原稿台カバー1による反射
光はシャッタ41aにより遮光されマイクロカプセル紙37
を露光しない。
CPU40aは時間t2が経過したか否かを判断し(ステップ
S11)、NOの場合はステップS10、11を繰り返し、YESの
場合はシャッタ41aの移動を停止し、第4図dに示され
るようにシャッタ41bを原稿台ガラス2と同期させて左
方へ移動させ、マイクロカプセル紙37を原稿台ガラス2
と同期させて移動させる(ステップS12)。
S11)、NOの場合はステップS10、11を繰り返し、YESの
場合はシャッタ41aの移動を停止し、第4図dに示され
るようにシャッタ41bを原稿台ガラス2と同期させて左
方へ移動させ、マイクロカプセル紙37を原稿台ガラス2
と同期させて移動させる(ステップS12)。
即ち、時間t2が経過した場合、原稿の後端は位置Aに
到達する。更に原稿の後端が位置Aより位置Bに向かっ
て進む場合、原稿台カバー1の反射光がマイクロカプセ
ル紙37に向かって投光するがシャッタ41bが原稿台ガラ
ス2と同期して左方に向かって移動して遮光するために
マイクロカプセル紙37は原稿台カバー1の反射光を受光
しない。
到達する。更に原稿の後端が位置Aより位置Bに向かっ
て進む場合、原稿台カバー1の反射光がマイクロカプセ
ル紙37に向かって投光するがシャッタ41bが原稿台ガラ
ス2と同期して左方に向かって移動して遮光するために
マイクロカプセル紙37は原稿台カバー1の反射光を受光
しない。
CPU40aは時間t3が経過したか否かを判断し(ステップ
S13)、NOであればステップS12、13を繰り返し、YEであ
れば第4図eに示されるようにマイクロカプセル紙37及
びシャッタ41bの移動を停止する(ステップS14)。CPU4
0aはハロゲンランプ3を消灯する(ステップS15)。CPU
40aは、シャッタ41a,41bを原点に戻す(ステップS1
6)。その後CPU40aは前述したような複写処理を実行す
る(ステップS17)。
S13)、NOであればステップS12、13を繰り返し、YEであ
れば第4図eに示されるようにマイクロカプセル紙37及
びシャッタ41bの移動を停止する(ステップS14)。CPU4
0aはハロゲンランプ3を消灯する(ステップS15)。CPU
40aは、シャッタ41a,41bを原点に戻す(ステップS1
6)。その後CPU40aは前述したような複写処理を実行す
る(ステップS17)。
このあとマイクロカプセル紙37は未露光部分の先頭部
分が露光の先頭部分位置まで巻戻される。さきほどの露
光では、原稿の最後の部分までしか露光されていないの
で、このすぐ後の部分から次の露光を行うようにすれば
よい。
分が露光の先頭部分位置まで巻戻される。さきほどの露
光では、原稿の最後の部分までしか露光されていないの
で、このすぐ後の部分から次の露光を行うようにすれば
よい。
尚、本発明は上述した実施例に限定される訳ではな
く、第1の発明の態様の如く、又は第2の発明の態様の
如く実施するなどその他種々の変更が可能である。
く、第1の発明の態様の如く、又は第2の発明の態様の
如く実施するなどその他種々の変更が可能である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように請求項1の発明
によれば、原稿のサイズが変化して原稿の移動方向前端
縁が露光幅の一側に到達するまでの時間が変化しても、
当該原稿の前端縁が露光幅の一側に到達するまでは確実
にシャッタが遮断位置に配置され、その原稿の前端縁の
移動速度と同じ速度でシャッタが遮断位置から非遮断位
置へ移動される。従って、原稿サイズが変化しても原稿
以外からの反射光が確実に遮断され、感光記録媒体は原
稿以外からの反射光により露光されないので、感光記録
媒体の無駄な使用がなくなり、その利用効率を高めるこ
とができるとともに、ランニングコストを下げることも
できる。
によれば、原稿のサイズが変化して原稿の移動方向前端
縁が露光幅の一側に到達するまでの時間が変化しても、
当該原稿の前端縁が露光幅の一側に到達するまでは確実
にシャッタが遮断位置に配置され、その原稿の前端縁の
移動速度と同じ速度でシャッタが遮断位置から非遮断位
置へ移動される。従って、原稿サイズが変化しても原稿
以外からの反射光が確実に遮断され、感光記録媒体は原
稿以外からの反射光により露光されないので、感光記録
媒体の無駄な使用がなくなり、その利用効率を高めるこ
とができるとともに、ランニングコストを下げることも
できる。
請求項2の発明によれば、原稿のサイズが変化して原
稿の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達するまでの時
間が変化しても、当該原稿の後端縁が露光幅の一側に到
達するまでは確実にシャッタが非遮断位置に配置され、
その原稿の前端縁の移動速度と同じ速度でシャッタが非
遮断位置から遮断位置へ移動される。従って、原稿サイ
ズが変化しても原稿以外からの反射光が確実に遮断さ
れ、感光記録媒体は原稿以外からの反射光により露光さ
れないので、感光記録媒体の無駄な使用がなくなり、そ
の利用効率を高めることができるとともに、ランニング
コストを下げることもできる。
稿の移動方向前端縁が露光幅の一側に到達するまでの時
間が変化しても、当該原稿の後端縁が露光幅の一側に到
達するまでは確実にシャッタが非遮断位置に配置され、
その原稿の前端縁の移動速度と同じ速度でシャッタが非
遮断位置から遮断位置へ移動される。従って、原稿サイ
ズが変化しても原稿以外からの反射光が確実に遮断さ
れ、感光記録媒体は原稿以外からの反射光により露光さ
れないので、感光記録媒体の無駄な使用がなくなり、そ
の利用効率を高めることができるとともに、ランニング
コストを下げることもできる。
第1図から第4図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本実施例の画像形成装置の概略断面
図であり、第2図はその実施例のブロック図であり、第
3図はその実施例のフローチャート図であり、第4図は
その実施例のシャッタの動作を示す作用図である。 1……原稿台カバー、2……原稿台ガラス、3……ハロ
ゲンランプ、9……レンズ、15……送りローラー、19…
…露光台、20……圧力現像装置、37……マイクロカプセ
ル紙(感光記録媒体)、38……顕色紙、41a,41b……シ
ャッタ、41c……シャッタ移動部、42……原稿、41a……
CPU、Q……スリット(透光部)。
すもので、第1図は本実施例の画像形成装置の概略断面
図であり、第2図はその実施例のブロック図であり、第
3図はその実施例のフローチャート図であり、第4図は
その実施例のシャッタの動作を示す作用図である。 1……原稿台カバー、2……原稿台ガラス、3……ハロ
ゲンランプ、9……レンズ、15……送りローラー、19…
…露光台、20……圧力現像装置、37……マイクロカプセ
ル紙(感光記録媒体)、38……顕色紙、41a,41b……シ
ャッタ、41c……シャッタ移動部、42……原稿、41a……
CPU、Q……スリット(透光部)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−194246(JP,A) 特開 昭63−169635(JP,A) 特開 昭62−90636(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】原稿を照射する光源と、 前記光源の光を所定の露光幅に照射する透光部を備えた
部材と、 前記原稿を前記露光幅の延びる方向に対して直交する方
向に移動させる移動手段と、 前記原稿の反射光の光路上に存在し、前記原稿の像を感
光記録媒体上に結像する結像手段とを備えた画像形成装
置において、 前記原稿の反射光が前記感光記録媒体へ向う光路上に配
置され、前記反射光を遮断する遮断位置と、反射光を遮
断しない非遮断位置との間を移動可能に設けられたシャ
ッタと、 原稿サイズ設定手段と、 前記原稿が移動を開始してから前記原稿の移動方向前端
縁が前記露光幅の一側に到達する第1時間を前記原稿サ
イズ設定手段により設定された原稿サイズに応じて設定
し、その第1時間が経過するまで前記シャッタを遮断位
置に配置させ、その第1時間の経過後に前記原稿の移動
方向前端縁の移動速度と同じ速度で前記シャッタを非遮
断位置に移動させるシャッタ移動手段と を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】原稿を照射する光源と、 前記光源の光を所定の露光幅に照射する透光部を備えた
部材と、 前記原稿を前記露光幅の延びる方向に対して直交する方
向に移動させる移動手段と、 前記原稿の反射光の光路上に存在し、前記原稿の像を感
光記録媒体上に結像する結像手段とを備えた画像形成装
置において、 前記原稿の反射光が前記感光記録媒体へ向う光路上に配
置され、前記反射光を遮断する遮断位置と、反射光を遮
断しない非遮断位置との間を移動可能に設けられたシャ
ッタと、 原稿サイズ設定手段と、 前記原稿が移動を開始してから前記原稿の移動方向後端
縁が前記露光幅の一側に到達する第2時間を前記原稿サ
イズ設定手段により設定された原稿サイズに応じて設定
し、その第2時間が経過するまで前記シャッタを非遮断
位置に配置させ、その第2時間の経過後に前記原稿の移
動方向後端縁の移動速度と同じ速度で前記シャッタを遮
断位置に移動させるシャッタ移動手段と を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63220698A JP2687475B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63220698A JP2687475B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268536A JPH0268536A (ja) | 1990-03-08 |
JP2687475B2 true JP2687475B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=16755093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63220698A Expired - Lifetime JP2687475B2 (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687475B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6290636A (ja) * | 1985-10-17 | 1987-04-25 | Canon Inc | 露光装置 |
JPS63169635A (ja) * | 1987-01-08 | 1988-07-13 | Minolta Camera Co Ltd | 複写装置 |
JPS63194246A (ja) * | 1987-02-07 | 1988-08-11 | Brother Ind Ltd | 画像出力装置のシヤツタ−装置 |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP63220698A patent/JP2687475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268536A (ja) | 1990-03-08 |
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