JPH02248948A - 熱定着方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、所定の画像情報に基いて感光感圧記録媒体上
に画像を形成する画像形成装置の熱定着方法に関するも
のである。 ［従来の技術］ 従来、この種の画像形成装置としては、原稿に光を照射
してその反射光あるいは透過光を反射光、フィルター、
レンズ等の光学系を介して感光感圧記録媒体上に結像さ
せ、前記感光感圧記録媒体上に潜像あるいは原像を形成
するように構成されたものが知られている。特に米国特
許第４３９９２０９号明細書で提案されでいる感光感圧
記録媒体（感光感圧シートと顕色紙とからなる）を用い
た装置では、感光感圧記録媒体としての感光感圧シート
上に露光により潜像を形成し、その潜像が形成された面
に顕色紙を重ねで加圧し、その後、顕色紙を加熱するこ
とにより、所望の原像を得ていた。この加圧処理は一般
に圧力定着とよばれ、加圧ローラが用いられている。ま
た加熱処理は一般に熱定着と呼ばれ、ヒートローフが用
いられている。 ［発明が解決しようとする課題」 しかしながら、画像形成の行われた顕色剤媒体は加熱す
ることによって表面の粘着性が増すため、加熱定着手段
としてヒー）ローラ方式等の接触式で熱定着を行うと画
像がヒートローラに啄写するという現象が起こる。顕色
剤媒体自身は、加熱する温度条件によっては、ヒートロ
ーフに付着、啄写するという状態にならない場合もある
が、その状態では熱定着の効果が得られない０例えば、
ヒートローラ温度が１５０℃〜２００℃であれば熱定着
の効果があるが、ヒートローラに顕色剤が付着する。ま
た、１００℃〜１３０℃では、ヒートローラに付着はし
ないが、望みの光沢は得られないし、顕色剤媒体の経時
安定性に劣るといろ欠点がある。 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、顕色剤媒体の裏面から加熱し、顕色剤媒体の
熱定着をすることにあり、加熱するときに顕色剤がヒー
トローラに付着、転写することがない加熱方法を提供し
ようとするものである。 ［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の加熱定着方法は、光
による画像情報を記録する感光感圧記録媒体と、その画
像情報を顕像として記録する顕色剤媒体とを用いた画像
形成装置において、画像安定化の為の顕色剤媒体の熱定
着を、顕色剤媒体画像形成面の裏側から加熱することに
より達成される。 １作用】 上記の構成を有する本発明の加熱定着方法は顕色剤媒体
の裏側から加熱して定着する。加熱するための手段とし
ては、ヒートローラのような接触式、輻射式、熱風専権
々の熱定着方法を使うことができる。 ［実施例］ 以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を早
げて説明する。 第２図はフルカラーの複写を可能とした感光感圧複写機
の概略断面図である。なお、この様な複写を可能とする
感光紙（マイクロカプセル紙と顕色紙とからなる）は特
開昭５８−８８７３９号公報などで提案されており、こ
こでは詳述しない。 感光感圧複写８！４０は、図示するように天板部分が左
右方向に移動可能な原稿台プラス２及び原稿台カバー１
より構成され、その原稿台〃ラス２の上には所望の原稿
が伏せた状態で置くことができる。複写機４０の右方上
部には、前記原稿台〃ラス２の移動方向と直交する方向
に延びるハロゲンランプ３及びそれを囲むように配置さ
れた半筒状の反射鏡４からなる光源が固着され、原稿台
〃ラス２に向けてのライン状に光を照射する。 従ってハロゲンランプ３から放たれた光は、原稿台ガラ
ス２が左右方向に移動することにより、その原稿台ガラ
ス２の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射する
ことができる。光源から照射された光は、透明な原稿台
ガラス２を透過してこの上に置かれた原稿により反射さ
れるが、この照射光が原稿以外の部分から漏れないよう
に原稿台〃２ス２の上面を覆う原稿台カバー１が備えら
れている。 また、ハロゲンランプ３から発せられる光を高効率で原
稿照射に利用するため、光源の左方にはり７レクタ５が
配置され、直接原稿に向かわない光を反射して再び原稿
の照射に用いでいる。 ハロゲンランプの右方には外部から空気を入れる７Ｔン
６及びルーパ７が備えられている。これにより空気が原
稿台プラス２に効率よく当てられる。ハロゲンランプ３
から照射され、原稿台ガラス２上に位置する原稿から反
射された光はフィルタ８を通過してレンズ９に入る。フ
ィルタ８はマイクロカプセル紙３７の感度特性に応じて
光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整するため
のものである。レンズ９はレンズ取付板１０に取付けら
れ、光路に対し微小角調整が可能である。 レンズ９により集光された光は２個の反射ミラー１１に
よＩ）１８０°方向転換され、露光台１９下方に密接す
るマイクロカプセル紙３７の上で結像される。２個分の
反射ミラー１１はミラー取付板１２に固着され、光路長
の調整、ピントの調整はミラー取付板１２の取付位置の
微調整により行なわれる。 一方、長尺状のマイクロカプセル紙３７はカートリッジ
軸１４に巻かれた状態で原稿台ガラス２の下方に配置さ
れた取外し可能なカートリッジ１３に収容されでおり、
その一端部は、多数のロー２−と圧力現像装置２０を経
て巻き取り輸２５に至っている。 すなわち、カートリッジ１３の下部から出たマイクロカ
プセル紙３７は、送りローラー１５、タイコローラー１
７に導かれて露光台１９の下方を通りた後、圧力現像装
置２０に供給される。その後、圧力現像装置１１２０を
通過したマイクロカプセル紙３７は、剥離ローラー２３
及び蛇行調整ローラー２４に導かれた後、巻き取り輸２
５上に巻き取られる。カートリッジ１３を出た後の未感
光なマイクロカプセル紙３７は遮光カバー１６により未
感光状態が保持される。 マイクロカプセル＃３７の搬送速度はカプセル紙送りロ
ーラー２２により一定に制御されており、また原稿台ガ
ラス２の移動速度に一致させであるため、露光台１９を
通過する際のマイクロカプセル紙３７には原稿の所定の
ラインの潜像が順次形成される。 また、圧力現像装置２０の下方にはカット紙タイプの顕
色紙３８を収容する顕色紙カセット３２が設けられてい
る。顕色紙３８は半月ローラー３３により一枚ずつ取り
出されて顕色紙ローラー３４及びレジスｌ’−）３５に
より先端部が位置合わせされた後圧力現像表置２０の用
紙搬入口に搬送される。 従って、圧力現像装置２０にはマイクロカプセル紙３７
と顕色紙３８とが密着して一体となった状態で供給され
る。圧力現像装置２０は小径ローラー２１とバックアッ
プローラー３１により構成される。マイクロカプセル紙
３７の潜像が形成されたマイクロカプセル面と原色紙３
８の顕色剤塗布面とが内側で接触する状態で一体となっ
で小径ローラー２１とバックアップローラー３１にはさ
み込まれ圧力が加えられる。この圧力により未露光のマ
イクロカプセルが破壊され顕色紙３８上に画像が形成さ
れる。 圧力現像装置から出たマイクロカプセル紙３７と顕色紙
３８とはカプセル紙送りローラー２２で搬送され、剥離
ローラー２３によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色
紙３８は直交方向に分離される。顕色１３８は熱定着装
置５１により発色を促進されて画像が形成された後、排
紙トレイ２７に画像面を上にして搬出される。熱定着装
置５１はヒータ３０と送風７アン２９を内部に有する加
熱部２８と、その前後に配置された顕色紙送りローラー
群より構成されている。 分離されたマイクロカプセル紙は蛇行調整ローラー２４
を経て巻き取り軸２５に巻かれる。 以上のように構成されたものにおいて、その作用を以下
に説明する。 今、原稿台カバー１を開けて原稿台ガラス２上に原稿を
載置した後、スタートボタン（図示せず）を押下すると
、原稿台ガラス２が第２図において右方へ移動して原稿
台がラス２の左端が光源と対向する位置で停止する。そ
の後、ハロゲンランプ３が点灯した状態において、原稿
台〃ラス２を左方向へ移動させる。ハロゲンランプ３か
ら照射された光は、原稿で反射された後、フィルター８
、レン′Ｘ：９及１２個の反射ミラー１１で反射された
後、露光台１９下方に位置するマイクロカプセル紙３７
上に結像される。このとさ、マイクロカプセル紙３７は
、原稿台プラス２の移動速度と同じ速度で露光台１９上
を右方へ移動させられるので、マイクロカプセル紙３７
上には原稿上の画像が潜像として形成される。原稿台ガ
ラス２の左方向への移動に伴って半月ローラー３３によ
って顕色紙カセット３２から顕色紙３８が取り出され露
光済みのマイクロカプセルｗｋ３７と重ね合わされた状
態で圧力現像装置２０に供給され、マイクロカプセル紙
３７上の潜像が顕色化されて顕色紙３８上に啄写される
。 その後顕色＊３８は、本発明の熱定着装置５１内に入る
。以下に熱定着装置について説明する。 第１図に熱定着装置を示す、熱定着装置５１内に入ると
、顕色紙３８は顕色紙搬送ローラ６１ｍによって送られ
る。この時まだ顕色紙３８の画像形成面は、加熱されて
いない為に顕色剤３８ｍ自身自身性を帯びていない、顕
色紙３８は、ヒートローラ２８の位置において顕色剤３
８ｍが溶かされて熱定着される。ヒートローラ２８は、
円筒状で中に熱源ランプ２９を備えている。熱源フンプ
２９を点灯し、熱線を放射してヒートローフ２８に熱を
与える。このヒートローラ２８を顕色紙３８の裏面から
与えると顕色紙３８基材３８ｂから顕色剤３８ｍに熱が
伝わる。顕色剤３８ｍに伝わった熱は、発色の促進と、
顕色剤３８ｍを溶かして顕色紙３８表面を平滑にする為
に使われる。熱定着のされた顕色紙３８は、〃イド板６
０にそって排紙方向へ送られ、顕色紙３８搬送ローラ６
１ｂによって熱定着装置５１の装置外へと導かれる。 一方圧力現像装置２０を通過したマイクロカプセル紙３
７は順次巻き取り軸２５に巻き取られる。 原稿台がラス２がその右端が光源と対向する位置まで移
動し終えると、原稿の複写が完了し、へ四デンランプ３
が消灯させられる。 前述のような原稿からの反射光を利用した画像形成装置
のみならず原稿と感光感圧媒体を溶着露光し画像を形成
する装置、及び例えば待顧昭６１−１１３８７７号に示
したようなカラー原稿の色分解マスク原版をかえして密
着露光し画像を形成する装置にも応用できるのはもちろ
んである。 【発明の効果１ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、顕色紙の画像形成面から顕色紙に熱を与えていない為
に、画像がヒートローラで剥ぎ取られることがない、ま
た、加熱する手段として接触式を用いることができるの
で、顕色紙に与える熱効率が良い。

【図面の簡単な説明】

第１図から第２図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図は、本発明の熱定着方法を用いた熱定
着装置であり、第２図は熱定着装置を組み入れた画像形
成装置の概略を示す図である。 ３７・・・感光感圧記録媒体、３８・・・顕色紙、５１
・・・熱定着装置、２９・・・熱源ランプ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光による画像情報を記録する感光感圧記録媒体と、 その画像情報を顕像として記録する顕色剤媒体とを用い
   た画像形成装置において、 該顕色剤媒体の熱定着時に、顕色剤媒体の画像形成面の
   裏側から加熱することを特徴とする熱定着方法。