JPH0755558Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0755558Y2
JPH0755558Y2 JP1988074877U JP7487788U JPH0755558Y2 JP H0755558 Y2 JPH0755558 Y2 JP H0755558Y2 JP 1988074877 U JP1988074877 U JP 1988074877U JP 7487788 U JP7487788 U JP 7487788U JP H0755558 Y2 JPH0755558 Y2 JP H0755558Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
pressure
unit
pair
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988074877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01177751U (ja
Inventor
篤典 加藤
健治 榊原
通敏 赤尾
勇吉 澤木
敬邦 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1988074877U priority Critical patent/JPH0755558Y2/ja
Priority to US07/361,142 priority patent/US4994848A/en
Priority to EP89305674A priority patent/EP0346057B1/en
Priority to DE89305674T priority patent/DE68908612D1/de
Publication of JPH01177751U publication Critical patent/JPH01177751U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755558Y2 publication Critical patent/JPH0755558Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/002Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、画像形成装置に関し、更に詳細には、マイク
ロカプセル紙(感圧媒体)と顕色紙とからなる感圧記録
媒体、或いは自己発色型の感圧記録媒体等を用いた画像
形成装置に関する。
[従来技術] 従来のこの種の装置の一例として、マイクロカプセルシ
ートと顕色紙とからなる感圧記録媒体を用いた画像形成
装置を説明する。
このマイクロカプセルシートは、ロール状に巻付けられ
たものを、一端を引出して用いる。また顕色紙はカット
シート状である。
この画像形成装置は、マイクロカプセルシートに露光に
より画像に応じた潜像を形成する。この潜像の形成され
たマイクロカプセルシートは、その潜像が形成された面
に顕色紙を重ねられて、対向する一対の加圧ローラによ
り加圧される。この加圧により前記マイクロカプセルシ
ートに形成された潜像が顕色紙に転写されて顕像とな
る。
この加圧ローラは、通常時は開いた状態で待機してお
り、例えば、センサにより顕色紙が加圧ローラの上流側
の所定位置を通過したことを検知し、その後、加圧ロー
ラが閉じる。また加圧ローラが閉じてから所定量だけ加
圧ローラが回転した後、加圧ローラを開いていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記感光記録媒体への露光量の増減或い
は画像の拡大・縮小を、前記感圧記録媒体の搬送速度を
変化させることにより行なう場合がある。このように搬
送速度が変化すると、圧力現像装置の対向する加圧ロー
ラの閉鎖終了時に、顕色媒体及び、前記感光記録媒体の
前記加圧ローラへの搬入量にばらつきが生じる。
それにより、顕色紙上における圧力現像の開始位置が不
均一となり、圧力現像長の再現性が得られない。つま
り、画像の再現性が得られないという不都合が生じた。
また、感圧記録媒体としてマイクロカプセル紙と顕色紙
とからなるものを用いた場合、顕色紙と重ねられていな
いマイクロカプセル紙を加圧すると、マイクロカプセル
の内包物がローラに付着し、次回の現像時に顕色紙の裏
面を汚すといった問題点があった。更に、その場合ロー
ラに内包物が積層してゆき、圧力ローラの圧力分布が不
均一になり現像された画像に色むらが生じるといった問
題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、記録媒体の圧力現像装置への搬送速度にかか
わらず、再現性のある美麗な画像を得ることができると
ともに、圧力現像装置の加圧部材の汚損も防止し得、そ
の結果、色むらの発生も防止し得る画像形成装置を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の請求項1の画像記
録装置は、記録媒体と、その記録媒体に対し、原画を拡
大縮小可能に露光する露光手段と、相互に当接、離間可
能で、当接時には前記記録媒体を加圧する一対の加圧部
材と、その一対の加圧部材を常には離間させ、相互に当
接、離間駆動する加圧部材駆動手段と、前記記録媒体を
前記露光手段の露光位置を経由させて前記一対の加圧部
材に向かって搬送する搬送手段と、その搬送手段によっ
て搬送される前記記録媒体の先端を検出する検出手段
と、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を前記
露光手段の拡大率に関連させて変化させる第一の制御手
段と、その搬送速度に応じて、前記検出手段が前記記録
媒体の先端を検出してから前記加圧部材駆動手段を加圧
作動させるまでの時間を算出する当接時間算出手段と、
前記検出手段による前記記録媒体の先端の検出から、前
記当接時間算出手段によって算出された時間が経過した
後に前記加圧部材駆動手段を加圧作動させる第二の制御
手段と、を備えている。
また、請求項2の画像形成装置は、記録媒体と、その記
録媒体に対し、原画を拡大縮小可能に露光する露光手段
と、相互に当接、離間可能で、当接時には前記記録媒体
を加圧する一対の加圧部材と、その一対の加圧部材を常
には離間させ、相互に当接、離間駆動する加圧部材駆動
手段と、前記記録媒体を前記露光手段の露光位置を経由
させて前記一対の加圧部材に向かって搬送する搬送手段
と、その搬送手段によって搬送される前記記録媒体の先
端を検出する検出手段と、前記搬送手段による前記記録
媒体の搬送速度を前記露光手段の拡大率に関連させて変
更する第一の制御手段と、前記検出手段が前記記録媒体
の先端を検出した後、前記加圧部材を前記第一の制御手
段により変更された搬送速度に応じた速度で当接移動さ
せるように前記加圧部材駆動手段を制御する第三の制御
手段とを備えている。
また、請求項3の画像形成装置は、記録媒体と、その記
録媒体に対し、原画を拡大縮小可能に露光する露光手段
と、相互に当接、離間可能で、当接時には前記記録媒体
を加圧する一対の加圧部材と、その一対の加圧部材を相
互に当接、離間駆動する加圧部材駆動手段と、前記記録
媒体を前記露光手段の露光位置を経由させて前記一対の
加圧部材に向かって搬送する搬送手段と、その搬送手段
によって搬送される前記記録媒体の後端を検出する検出
手段と、前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度
を、前記露光手段の拡大率に関連して変化させる第一の
制御手段と、その搬送速度に応じて、前記検出手段が前
記記録媒体の後端を検出してから前記一対の加圧部材を
離間させるまでの時間を算出する離間時間算出手段と、
前記検出手段による前記記録媒体の後端の検出から、前
記離間時間算出手段によって算出された時間が経過した
後に、当接状態の前記一対の加圧部材を離間させるよう
に前記加圧部材駆動手段を制御する第四の制御手段とを
備えている。
[作用] 上述したように、請求項1の画像形成装置においては、
露光手段により露光された記録媒体は、搬送手段により
常には離間状態にある一対の加圧部材に向けて搬送され
る。この時、第一の制御手段は、前記搬送手段による前
記記録媒体の搬送速度を前記露光手段の拡大率に関連さ
せて変化させる。搬送されてきた記録媒体の先端は検出
手段により検出され、その検出に応答して加圧部材駆動
手段が加圧作動して一対の加圧部材を当接させる。ここ
で、当接時間算出手段は、記録媒体の搬送速度に応じて
前記検出手段が前記記録媒体の先端を検出してから前記
加圧部材駆動手段を加圧作動させるまでの時間を算出す
る。第二の制御手段は、前記検出手段による前記記録媒
体の先端の検出から前記当接時間算出手段により算出さ
れた時間の経過を待って前記加圧部材駆動手段を加圧作
動させる。このため、拡大率に関連して記録媒体の搬送
速度が変化されるにもかかわらず、当接時間算出手段が
記録媒体の検出から加圧部材駆動手段を加圧作動させる
までの時間を搬送速度に応じて算出するため、常に画像
形成に必要な部分だけが一対の加圧部材によって加圧さ
れることになる。従って、圧力現像装置の加圧部材の汚
損も防止し得、その結果、色むらの発生も防止し得るの
である。
一方、請求項2の画像形成装置においては、露光手段に
より露光された記録媒体は、搬送手段により常には離間
状態にある一対の加圧部材に向けて搬送される。この
時、第一の制御手段は、前記搬送手段による前記記録媒
体の搬送速度を前記露光手段の拡大率に関連させて変化
させる。搬送されてきた記録媒体の先端は検出手段によ
り検出され、その検出に応答して加圧部材駆動手段が加
圧作動して一対の加圧部材を当接させる。この時、第三
の制御手段は、前記加圧部材を前記第一の制御手段によ
り変更された搬送速度に応じた速度で当接移動させるよ
うに前記加圧部材駆動手段を制御する。このため、記録
媒体の先端が検出されてから記録媒体の搬送速度に応じ
た速度で加圧部材が当接移動されるため、拡大率に関連
して記録媒体の搬送速度が変化されるにもかかわらず、
常に画像形成に必要な部分だけが一対の加圧部材によっ
て加圧されることになる。従って、不必要な部分を加圧
することがないので圧力現像装置の加圧部材の汚損も防
止し得、その結果、色むらの発生も防止し得るのであ
る。また、加圧部材駆動手段が加圧作動を開始してから
加圧作動が終了するまでの間にたとえ搬送速度が変動し
たとしても常に画像形成に必要な部分のみを加圧するこ
とができるのである。
また、請求項3の画像形成装置においては、露光手段に
より露光された記録媒体は、搬送手段により常には離間
状態にある一対の加圧部材に向けて搬送される。この
時、第一の制御手段は、前記搬送手段による前記記録媒
体の搬送速度を前記露光手段の拡大率に関連させて変化
させる。搬送されてきた記録媒体の後端は検出手段によ
り検出され、その検出に応答して加圧部材駆動手段が一
対の加圧部材を離間駆動させる。ここで、離間時間算出
手段は、前記搬送速度に応じて、前記検出手段が前記記
録媒体の後端を検出してから前記一対の加圧部材を離間
させるまでの時間を算出する。第四の制御手段は、前記
検出手段による前記記録媒体の後端の検出から前記離間
時間算出手段により算出された時間の経過を待って前記
加圧部材駆動手段を離間作動させる。このため、拡大率
に関連して記録媒体の搬送速度が変化されるにもかかわ
らず、離間時間算出手段が記録媒体の検出から加圧部材
駆動手段を離間作動させるまでの時間を搬送速度に応じ
て算出するため、記録媒体の未加圧部分の発生を防止し
て画像形成に必要な部分が常に加圧されることとなり、
圧力現像装置の加圧部材の汚損も防止し得、その結果、
色むらの発生も防止し得るのである。
[実施例] 以下を、本考案をより具体的に説明するために実施例を
上げて説明する。
第2図は、フルカラーの複写を可能とした感光感圧複写
機の概略断面図である。この図を用いてまずこの感光感
圧複写機の概略について説明する。尚、このような複写
を可能とする感光紙(マイクロカプセル紙と顕色紙とか
らなる)は特開昭58−88739号公報などで提案されてお
り、ここでは詳述しない。
感光感圧複写機40は、図示するように天板部分が左右方
向に移動可能な原稿台ガラス2及び原稿台カバー1より
構成され、その原稿台ガラス2の上には所望の原稿が伏
せた状態で置くことができる。複写機40の右方上部に
は、前記原稿台ガラスの移動方向と直交する方向に延び
るハロゲンランプ3及びそれを囲むように配置された半
筒状の反射鏡4からなる光源が固着され、原稿台ガラス
2に向けてのライン状に光を照射する。
従ってハロゲンランプ3から放たれた光は、原稿台ガラ
ス2が左右方向に移動することにより、その原稿台ガラ
ス2の左端部から右端部に至るまで全面を順次照射する
ことができる。光源から照射された光は、透明な原稿台
ガラス2を透過してこの上に置かれた原稿により反射さ
れるが、この照射光が原稿以外の部分から漏れないよう
に原稿台ガラス2の上面を覆う原稿台カバー1が備えら
れている。
また、ハロゲンランプ3から発せられる光を高効率で原
稿照射に利用するため、光源の左方にはリフレクタ5が
配置され、直接原稿に向かわない光を反射して再び原稿
の照射に用いている。
ハロゲンランプ3の右方には外部から空気を入れるファ
ン6及びルーバ7が備えられている。これにより空気が
原稿台ガラス2に効率よく当てられる。ハロゲンランプ
3から照射され、原稿台ガラス2上に位置する原稿から
反射された光はフィルタ8を通過してレンズ9に入る。
フィルタ8はマイクロカプセル紙37の感度特性に応じて
光の透過特性を変更し、複写画像の色調を調整するため
のものである。レンズ9はレンズ取付板10に取付けら
れ、光路に対し微小角調整が可能である。更にレンズ9
は上下方向に移動可能で第1図に示すレンズ昇降装置51
の作用により昇降する。レンズ9により集光された光は
二個の反射ミラー11により180°方向転換され、露光台1
9下方に密接するマイクロカプセル紙37の上で結像され
る。二個分の反射ミラー11はミラー取付板12に固着さ
れ、光路長の調整、ピントの調整はミラー取付板12の取
付板の微調整により行なわれる。尚、前記ハロゲンラン
プ3,レンズ9,レンズ昇降装置,反射ミラー11等により露
光手段が構成される。
一方長尺状のマイクロカプセル紙37はカートリッヂ軸14
に巻かれた状態で原稿台ガラス2の下方に配置された取
外し可能なカートリッヂ13に収容されており、その一端
部は、多数のローラと圧力現像装置20を経て巻取り軸25
に至っている。
即ち、カートリッヂ13の下部から出たマイクロカプセル
紙37は、送りローラ15、タイコローラ17に導かれて露光
台19の下方を通った後、圧力現像装置20に供給される。
その後、圧力現像装置20を通過したマイクロカプセル紙
37は、剥離ローラ23及び蛇行調整ローラ24に導かれた
後、巻取り軸25上に巻き取られる。カートリッヂ13を出
た後の未感光なマイクロカプセル紙37は遮光カバー16に
より未感光状態が保持される。
マイクロカプセル紙37の搬送速度は第1図に示すモータ
52に接続されたカプセル紙送りローラ22により制御され
ており、また原稿台ガラス2の移動速度及び拡大倍率に
関連して変化する。そのため、露光台19を通過する際の
マイクロカプセル紙37には原稿の所定のラインの潜像が
順次形成される。
また、圧力現像装置20の下方にはカット紙タイプの顕色
紙38を収容する顕色紙カセット32が設けられており、顕
色紙38は半月ローラ33により一枚づつ取り出されて顕色
紙ローラ34及びレジストゲート35により先端部が位置合
わせされた後、圧力現像装置20の用紙搬入口に搬送され
る。
従って、圧力現像装置20にはマイクロカプセル紙37と顕
色紙38とが密着して一体となった状態で供給される。圧
力現像装置20は第1加圧ローラ21と第2加圧ローラ31に
より構成される。マイクロカプセル紙37の潜像が形成さ
れたマイクロカプセル面と顕色紙38の顕色剤塗布面とが
内側で接触する状態で一体となって第1加圧ローラ21と
第2加圧ローラ31に挟み込まれ圧力が加えられる。この
圧力により未露光のマイクロカプセルが破壊され顕色紙
38上に画像が形成される。
圧力現像装置から出たマイクロカプセル紙37と顕色紙38
とはカプセル紙送りローラ22で搬送され、剥離ローラ23
によりマイクロカプセル紙は上方に、顕色紙38は直行方
向に分離される。顕色紙38は熱定着装置により発色を促
進されて画像が形成された後、排紙トレイ27に画像面を
上にして搬出される。熱定着装置はヒータ30を内部に有
する中空のヒートローラ29と顕色紙送りローラ28より構
成されている。
分離されたマイクロカプセル紙は蛇行調整ローラ24を経
て巻取り軸25に巻かれる。
以上のように構成された装置において、その作用を以下
に説明する。
今、原稿台カバー1を開けて原稿台ガラス2上に原稿を
載置した後、スタートボタン(図示せず)を押下する
と、まず原稿台ガラス2が第2図において右方へ移動し
て原稿台ガラス2の左端が光源と対向する位置で停止す
る。その後、ハロゲンランプ3が点灯した状態におい
て、原稿台ガラス2を左方向へ移動させる。ハロゲンラ
ンプ3から照射された光は、原稿で反射された後、フィ
ルタ8、レンズ9及び二個の反射ミラー11で反射された
後、露光台19下方に位置するマイクロカプセル紙37上に
結像される。このとき、マイクロカプセル紙37は、原稿
台ガラス2の移動速度と同じ速度で露光台19上を左方向
へ移動させられるので、マイクロカプセル紙37上には原
稿上の画像が潜像として形成される。
原稿台ガラス2の左方向への移動に伴って半月ローラ33
によって顕色紙カセット32から顕色紙38が取り出され露
光済のマイクロカプセル紙37と重ね合わされた状態で圧
力現像装置20に供給され、マイクロカプセル紙37上の潜
像が顕色化されて顕色紙38上に転写される。
その後、顕色紙38は、熱定着装置により熱定着された
後、複写機40外に排出される。一方圧力現像装置20を通
過したマイクロカプセル紙37は、順次巻き取り軸25に巻
き取られる。原稿台ガラス2がその右端が光源と対向す
る位置まで移動し終えると、原稿の複写が完了し、ハロ
ゲンランプ3が消灯させられる。
次に前記圧力現像装置20について説明する。第3図は本
考案を実現させる圧力現像装置の断面図を示したもので
ある。第1加圧ローラ21とそれに対向する第2加圧ロー
ラ31が配置されこの間をマイクロカプセル紙37及び顕色
紙38が重ね合わされて通過する。第1加圧ローラ21は、
第1バックアップローラ41とともに第1フレーム42に移
動可能なように取り付けられている。第2加圧ローラ31
は第2バックアップローラ43とともに第2フレーム44に
取り付けられている。第2フレーム44は第1フレーム42
に対してフレーム自体が移動可能な構造になっており、
その機構としては、フレームリフトローラ45に対して偏
心カム形状を有するカムシャフト46が第1図に示す駆動
源53により駆動され、カム形状に沿ってフレームリフト
ローラ45が回動する。カムシャフト46が回動し、フレー
ムリフトローラ45との当接位置にカムの山部分が到達し
た時に第2フレーム44が第1フレーム42側へ移動し、こ
れに伴って第2加圧ローラ31も移動する。この時第1加
圧ローラ21は第1バックアップローラ41を介して加圧バ
ネ47で押圧されているため、第1加圧ローラ21と第2加
圧ローラ31が加圧バネ47の押圧力で圧接状態になる。
また、カムの谷部分がフレームリフトローラ45との当接
位置に到達すると第2フレーム44は第1フレーム41と反
対側へ移動するため第1加圧ローラ21と第2加圧ローラ
31の圧接状態が解放され、加圧ローラ間に顕色シート38
を送入するすきまが生じる。尚、前記第1加圧ローラ21
と第2加圧ローラ31が本考案の一対の加圧部材に相当
し、前記カムシャフト46,駆動源53等により加圧部材駆
動手段が構成されている。
次に前記圧力現像カムシャフト46を回転する駆動源53
と、その制御装置50を第1図を参照して説明する。
前記駆動源53は、インターフェイス回路54を介してセン
トラルプロセシングユニット(以下CPUと称す)55に接
続される。このインターフェイス回路54には更に検出手
段としてのセンサ56が接続されている。このセンサ56
は、前記第1ローラ21及び第2ローラ31よりも上流側に
配置されており、その位置を顕色紙38の先端が通過した
時点及び顕色紙38の後端が通過した時点を感知する。更
に前記インターフェイス回路54には、前記レンズ昇降装
置51及び前記モータ52が接続されている。前記CPU55は
レンズ昇降装置51及びモータ56を制御して所望の拡大倍
率による露光を実現している。また前記CPU55には該CPU
55のワークエリアとしてのランダムアクセスメモリ57
と、CPU55の処理の手順を記述したリードオンリメモリ5
8とが接続されている。また、前記モータ52,カプセル紙
送りローラ22等により搬送手段が構成されている。
以上のように構成された圧力現像装置20の第1加圧ロー
ラ21及び第2加圧ローラ31の開閉タイミングについて以
下に説明する。
露光が終了すると前記マイクロカプセル紙37と、顕色紙
38とが重ねられて搬送される。この搬送速度は前記レン
ズ9の位置によって決定される拡大倍率等に関連して、
前記CPU55により決定される。そして該CPU55は、その決
定された搬送速度に関連してモータ52を制御し、カプセ
ル紙送りローラ22を回転させる。このように、CPU55の
拡大率に関連して搬送速度を変化させる制御部分が本考
案の第一の制御手段に相当する。その経路途上に取付け
られた前記センサ56により、顕色紙38の先端が該センサ
56の位置を通過したのが感知されると、次に示す式で表
される時間Tsが経過した後に、駆動源53を制御してカム
シャフト46を半回転させ、第1ローラ21及び第2ローラ
31を閉じる。
Ts=l/v−Tm/2 ただし、lは前記センサ56から前記第1ローラ21、第2
ローラ31による押圧位置に至るまでの距離、vは前記搬
送速度、Tmは前記駆動源53の駆動により回転するカムシ
ャフトの一回転に要す時間(周期)である。このよう
に、CPU55の時間Tsを算出する部分が本考案の当接時間
算出手段に相当し、その時間経過語にカムシャフト46を
半回転させる制御部分が第二の制御手段に相当する。
このようにすることにより、顕色紙38の先端が前記押圧
位置に至ると同時に、前記第1加圧ローラ21及び第2加
圧ローラ31が押圧付勢状態となる。
また顕色紙38の後端がセンサ56の位置を通過すると、CP
U55はその時点より次の式で表される時間Toが経過した
後に、駆動源56を半回転させ、第1加圧ローラ21及び第
2加圧ローラ31を開く、 To=l/v このようにすることにより、顕色紙38の後端が前記押圧
位置に至ると同時に、前記第1加圧ローラ21及び第2加
圧ローラ31が開く。ここで、CPU55の前記時間Toを算出
する部分が本考案の離間時間算出手段に相当し、その時
間経過語に第1加圧ローラ21及び第2加圧ローラ31を開
く制御を行う部分が第四の制御手段に相当する。
尚、本実施例では、現像毎にTs及びToを計算する手法を
とっているが、予め、あらゆる搬送速度vに対するTs及
びToを計算して前記リードオンリメモリ58に記憶させて
おけば、逐字計算する必要はない。
また第1加圧ローラ21及び第2加圧ローラ31を次のよう
にして閉じることもできる。前述のように搬送速度vで
搬送される場合、前記センサ56の位置を通過すると同時
にCPU55は駆動源53を制御して、カムシャフト46を次に
示す角速度ψで回転させる ψ=(360°/2)・v/l このようにすることにより、前実施例同様に顕色紙38の
先端が押圧位置に達すると同時に圧力現像が開始する。
このように、センサ位置通過に応答してカムシャフト46
を搬送速度に比例する角速度で回転させる制御部分が本
考案の第三の制御手段に相当する。
尚、本考案は他にも様々な変形が考えられる。
[考案の効果] 以上詳述したように請求項1の画像形成装置によれば、
記録媒体の圧力現像装置への搬送速度にかかわらず、圧
力現像の開始位置が常に一定になるため、再現性のある
画像を得ることができる。また、記録媒体が、感圧媒体
(例えばマイクロカプセル紙)と、顕色媒体とよりなる
場合において、加圧部材が感圧媒体のみを加圧すること
がないため、感圧媒体の表面に担持される薬剤等が加圧
部材に付着することがなく、従って次の現像時に顕色媒
体を汚すことがなく色むらも防止し得るのである。
また、請求項2の画像形成装置によれば、上述の効果に
加え、加圧部材駆動手段が加圧作動を開始してから加圧
作動が終了するまでの間にたとえ記録媒体の搬送速度が
変動したとしても常に画像形成に必要な部分のみを加圧
することができるので、画像形成をより確実に行うこと
ができるという効果を有する。
また、請求項3の画像形成装置によれば、記録媒体の圧
力現像装置への搬送速度にかかわらず、記録媒体(画像
形成領域)の後端側に加圧部材の未加圧部分が発生して
しまうことが確実に防止され、画像形成に必要な部分が
加圧され、再現性のある美麗な画像を得ることができる
とともに、圧力現像装置の加圧部材の汚損も防止し得、
その結果、色むらの発生も防止し得るという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は実施例の画像形成装置の圧力現像における制御を
行う制御装置の構成を示す図、第2図は本画像形成装置
の構成を示す図、第3図は圧力現像装置の詳細を説明す
る図である。 図中、21,31は加圧手段に対応する第1及び第2加圧ロ
ーラ、22は搬送手段に対応するマイクロカプセル紙送り
ローラ、53は開閉手段に対応する駆動源である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 園田 敬邦 愛知県名古屋市瑞穂区堀田通9丁目35番地 ブラザー工業株式会社内 審査官 松本 泰典 (56)参考文献 特開 昭63−265245(JP,A)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体と、 その記録媒体に対し、原画を拡大縮小可能に露光する露
    光手段と、 相互に当接、離間可能で、当接時には前記記録媒体を加
    圧する一対の加圧部材と、 その一対の加圧部材を常には離間させ、相互に当接、離
    間駆動する加圧部材駆動手段と、 前記記録媒体を前記露光手段の露光位置を経由させて前
    記一対の加圧部材に向かって搬送する搬送手段と、 その搬送手段によって搬送される前記記録媒体の先端を
    検出する検出手段と、 前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を前記露光
    手段の拡大率に関連させて変化させる第一の制御手段
    と、 その搬送速度に応じて、前記検出手段が前記記録媒体の
    先端を検出してから前記加圧部材駆動手段を加圧作動さ
    せるまでの時間を算出する当接時間算出手段と、 前記検出手段による前記記録媒体の先端の検出から、前
    記当接時間算出手段によって算出された時間が経過した
    後に前記加圧部材駆動手段を加圧作動させる第二の制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】記録媒体と、 その記録媒体に対し、原画を拡大縮小可能に露光する露
    光手段と、 相互に当接、離間可能で、当接時には前記記録媒体を加
    圧する一対の加圧部材と、 その一対の加圧部材を常には離間させ、相互に当接、離
    間駆動する加圧部材駆動手段と、 前記記録媒体を前記露光手段の露光位置を経由させて前
    記一対の加圧部材に向かって搬送する搬送手段と、 その搬送手段によって搬送される前記記録媒体の先端を
    検出する検出手段と、 前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を前記露光
    手段の拡大率に関連させて変更する第一の制御手段と、 前記検出手段が前記記録媒体の先端を検出した後、前記
    加圧部材を前記第一の制御手段により変更された搬送速
    度に応じた速度で当接移動させるように前記加圧部材駆
    動手段を制御する第三の制御手段と を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】記録媒体と、 その記録媒体に対し、原画を拡大縮小可能に露光する露
    光手段と、 相互に当接、離間可能で、当接時には前記記録媒体を加
    圧する一対の加圧部材と、 その一対の加圧部材を相互に当接、離間駆動する加圧部
    材駆動手段と、 前記記録媒体を前記露光手段の露光位置を経由させて前
    記一対の加圧部材に向かって搬送する搬送手段と、 その搬送手段によって搬送される前記記録媒体の後端を
    検出する検出手段と、 前記搬送手段による前記記録媒体の搬送速度を、前記露
    光手段の拡大率に関連して変化させる第一の制御手段
    と、 その搬送速度に応じて、前記検出手段が前記記録媒体の
    後端を検出してから前記一対の加圧部材を離間させるま
    での時間を算出する離間時間算出手段と、 前記検出手段による前記記録媒体の後端の検出から、前
    記離間時間算出手段によって算出された時間が経過した
    後に、当接状態の前記一対の加圧部材を離間させるよう
    に前記加圧部材駆動手段を制御する第四の制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP1988074877U 1988-06-06 1988-06-06 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0755558Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074877U JPH0755558Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 画像形成装置
US07/361,142 US4994848A (en) 1988-06-06 1989-06-05 Imaging device
EP89305674A EP0346057B1 (en) 1988-06-06 1989-06-06 Imaging device
DE89305674T DE68908612D1 (de) 1988-06-06 1989-06-06 Aufzeichnungsvorrichtung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988074877U JPH0755558Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01177751U JPH01177751U (ja) 1989-12-19
JPH0755558Y2 true JPH0755558Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=13560014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988074877U Expired - Lifetime JPH0755558Y2 (ja) 1988-06-06 1988-06-06 画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4994848A (ja)
EP (1) EP0346057B1 (ja)
JP (1) JPH0755558Y2 (ja)
DE (1) DE68908612D1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0354691A3 (en) * 1988-08-09 1991-05-29 Seiko Epson Corporation Image-creating apparatus
EP0365304A3 (en) * 1988-10-19 1991-02-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device
US4977437A (en) * 1989-01-30 1990-12-11 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method and apparatus for performing pressure developement with a pair of pressurizing rollers

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4437742A (en) * 1980-10-09 1984-03-20 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Camera capable of automatically responding to data coded on film
JPS5823073A (ja) * 1981-08-03 1983-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 圧着ロ−ラ駆動装置
JPS58221878A (ja) * 1982-06-18 1983-12-23 Canon Inc 電子写真装置
EP0263609A3 (en) * 1986-10-07 1990-10-24 Seiko Epson Corporation Image forming apparatus
JPH0643790Y2 (ja) * 1986-10-27 1994-11-14 ブラザー工業株式会社 転写型感光感圧紙の露光現像装置
DE3881081T2 (de) * 1987-03-05 1993-12-16 Sharp Kk Farbbildkopiervorrichtung.
JPS63265245A (ja) * 1987-04-23 1988-11-01 Seiko Epson Corp 感光転写型画像形成装置における圧力現像装置
US4920375A (en) * 1988-03-16 1990-04-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Imaging device

Also Published As

Publication number Publication date
US4994848A (en) 1991-02-19
EP0346057A2 (en) 1989-12-13
DE68908612D1 (de) 1993-09-30
JPH01177751U (ja) 1989-12-19
EP0346057B1 (en) 1993-08-25
EP0346057A3 (en) 1990-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0755558Y2 (ja) 画像形成装置
US5144360A (en) Thermal fixing device in an image recording apparatus
EP0381458A2 (en) Method and apparatus for performing pressure development with a pair of pressurizing rollers
JP2722488B2 (ja) 画像形成装置
JP2720495B2 (ja) 画像形成装置
JP2681993B2 (ja) 圧力現像装置
JPH04181250A (ja) 画像形成装置
JPH0718661Y2 (ja) 給紙装置
US5047799A (en) Image forming apparatus having a photosensitve recording medium rewinding function
JP2775758B2 (ja) 画像形成装置
JPH03142456A (ja) 画像形成装置
JPH01110453A (ja) 画像形成装置
JP2734130B2 (ja) 画像形成装置
JP2523902B2 (ja) 感光シ―ト露光装置
US5025281A (en) Image recording apparatus using photosensitive pressure-sensitive recording medium
JPH02201366A (ja) 画像形成装置
JPH04143759A (ja) 熱定着装置
JP2571643B2 (ja) 画像形成装置
JPH0530854U (ja) 画像形成装置
JPH03139640A (ja) 画像形成装置
JPH0223345A (ja) 画像形成装置
JPH0488341A (ja) 画像形成装置
JPH02201367A (ja) 画像形成装置
JPH02201368A (ja) 画像形成装置
JPH0488340A (ja) 画像形成方法