JPH02201367A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、画像形成装置に関し、更に詳しくは、画像情
報に対応する光潜像が形成されたマイクロカプセルシー
ト面に重ね合わせて加圧現像する顕色シートをその加圧
現像手段に給送する給紙機構に関するものである。

［従来技術］ 従来、感光感圧記録媒体を使用する画像形成装置では、
画像情報に対応する光潜像が形成されたマイクロカプセ
ルシート面に顕色シートを重ね合わせ圧力現像ユニット
により高圧力で圧力現像している。その場合にもし、マ
イクロカプセルシートだけを加圧すると、カプセルから
しみ出した液により、圧力現像ユニットが著しく汚れ、
その後の、圧力現像が均一に行なえなかったり、顕色シ
ート面にしわが発生する等の問題が発生する。そのため
、顕色シートを圧力現像ユニットに確実に送給する必要
がある。そこで圧力現像ユニットの手前に顕色シート検
知センサを配置し、顕色シートをそのセンサから所定量
だけ搬送し、圧力現像ユニットの決められた位置まで送
り込んでいた。

そして、その後の搬送は、圧力現像ローラにより、マイ
クロカプセルシートと顕色シートとが重なって圧力現像
されながら、搬送されるものであった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、例えば圧力現像ローラまで顕色シートを
搬送するための搬送ローラが汚れていたり、また顕色シ
ートが二枚重ねになったりすると、顕色シートと搬送ロ
ーラがスリップしやすくなる。

そのために顕色シートを圧力現像ユニットの所定位置ま
で正しく送り込むことができず、カプセルシートのみを
長時間単独で送ってしまい、圧力現像ユニットを著しく
汚す場合があった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、顕色シートの給送不十分によりカプセルシー
トだけが圧潰されることを回避し、圧力現像ユニットの
汚れやその後の画像形成動作に支障をきたすことがない
ようにすることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明の画像形成装置は、画
像情報に対応する光潜像が形成されたマイクロカプセル
シート面に顕色シートを重ね合わせ加圧するため一対の
加圧部材が開閉可能に対向配置される圧力現像手段と、
該圧力現像手段たる一対の加圧部材が開放状態で前記顕
色シートを該両論圧部材間に向けて給送する給紙手段と
、前記圧力現像手段たる前記両論圧部材の入口近傍に配
置されて前記顕色シートの給送先端を検知する顕色シー
ト検知手段と、該顕色シート検知手段の検知信号により
前記顕色シートを前記両論圧部材間に少し送り込んだと
ころで停止させる給紙停止制御手段と、前記圧力現像手
段たる前記両論圧部材が開放から閉鎖状態となったとこ
ろで前記顕色シートを再度送り込むように前記給紙手段
を再駆動させる給紙再駆動手段とを備える。

［作用］ 上記の構成を有する本発明の画像形成装置によれば、所
定の露光処理が行なわれたマイクロカプセルシートが圧
力現像手段たる一対の開放状態にある加圧部材間に送ら
れていくのに合わせて顕色シートがその両論圧部材間に
向けて送られていくが、そのとき該顕色シートはシート
検知手段により検知された後その先端縁が前記加圧部材
間に少し送り込まれたところでその給送が一旦停止され
る。次いで該両論圧部材が閉鎖され、該加圧部材により
引き込みにより顕色シートがマイクロカプセルと重ね合
わせ状態で送り込まれていくと同時に、顕色シート自体
がその給紙手段の再駆動により後押しされるため、顕色
シートの給送が確実に行われる。そのためマイクロカプ
セルシートのみが単独で圧潰され加圧部材が汚されると
いうこは、回避される。そして万が−に、初期送り込み
量が足りずにカプセルシートだけで圧力現像を開始して
も、圧力現像動作開始後、用紙を再度、圧力現像ユニッ
トの方へ搬送するので、カプセルシートだけを圧力現像
する時間を短かくすることができ、加圧部材が著しく汚
れることはなく、その後の画像形成動作にも、支障がな
い。

［実施例］ 以下、本発明の画像形成装置を、フルカラーの複写を可
能として感光感圧複写機の一実施例による概略構成を示
す第１図を参照して説明する。

本実施例の感光感圧複写機１では、感光感圧紙（マイク
ロカプセル紙）と顕色紙とからなる感光紙を用いている
。複写機１の天板部分には移動可能な原稿台ガラス２及
び原稿台カバー３が設けられ、この原稿台ガラス２の上
には所望の原稿４が伏せた状態でセットされる。

複写機１の上部には、ハロゲンランプ５などを用いた光
源が配置され、原稿台ガラス２に向けて機体上面に設け
たスリット透孔を通してライン状に光を照射し、ハロゲ
ンランプ５から放たれた光は、透明な原稿台ガラス２を
透過して、この上に置かれた原稿４により反射される。

したがって、原稿台ガラス２が移動することにより原稿
４の露光走査が行なわれる。原稿４から反射された光は
、複写画像の色調を調整するためのフィルタ６を通過し
て投影レンズ７に入り、このレンズ７により投影された
光は一対の反射ミラー８，９゛により左向転換され、露
光台１０に沿って位置したマイクロカプセル紙１１の上
で結像される。上記反射ミラー８．９はミラー取付盤に
取付けられ、このミラー取付盤の取付位置の微調整によ
り光路長の調整、ピントの調整が行なわれる。

一方、長尺状のマイクロカプセル紙１１は、カートリッ
ジ軸１２に巻かれた状態で機体に取外【７可能なカート
リッジに収容されており、その一端部は、多数のローラ
１４ａ、１４ｂ、　　１４ｃと圧力現像装置１３と分離
機構１４ｄを経て巻取り軸１５に至っている。すなわち
、カートリッジの下部から出たマイクロカプセル紙１１
は、送りローラ１４ａ１ガイドローラ１４ｂに導かれて
露光台１０の下方を通った後、圧力現像装置１３に供給
され、更に、この圧力現像装置１３を通過したマイクロ
カプセル紙１１は送りローラ１４Ｃ１分離機構１４ｄ及
び蛇行調整ローラ１４ｅに導かれた後、巻取り軸１５上
に巻き取られる。また、マイクロカプセル紙１１の搬送
速度は、複写倍率に応じて一定に制御されており、露光
台１０を通過する際には原稿の所定のラインの潜像が順
次形成される。

圧力現像装置１３の下方には給紙装置を構成する顕色紙
（記録紙）１６を収容した給紙カセット１７が装むされ
るとともに、負圧吸引を用いて紙を吸着する吸盤式の給
紙機構１８が設けられており、顕色紙１６は給紙機構１
８により一枚ずつ取り出されて送りローラ１９ａ１ピン
チローラ１９ｂにより搬送され、顕色紙給送ローラ１９
ｃ、１９ｄ及びレジストゲート１９ｅにより先端部が位
置合わせされた後、圧力現像装置１３に搬入される。尚
、顕色紙ローラ１９ｃ又は１９ｄの少なくとも一方は駆
動源（図示せず）に連繋されている。

そして、圧力現像装置１３にはマイクロカプセル紙１１
と顕色紙１６とが密告して一体となった状態で供給され
、マイクロカプセル紙１１の潜像が形成されたマイクロ
カプセル面と顕色紙１６の顕色剤塗布面とが、内側で接
触する状態で一体となって一対の加圧部材（加圧ローラ
）１３ａ、１３ｂに挾み込まれ圧力が加えられる。この
圧力により未露光のマイクロカプセルが破壊され顕色紙
１６上に画像が形成される。

圧力現像装置１３から出たマイクロカプセル紙１１と顕
色紙１６とは、分離機構１４ｄにて分離された後、顕色
紙１６は熱定着装置２０のヒートローラ２０ａにより発
色を促進されて画像が形成された後、排紙ローラにより
排紙トレイ２１に搬出される。なお、分離されたマイク
ロカプセル紙１１は蛇行：Ａ整ローラ１４ｅを経て巻取
り軸１５に巻き取られる。

次に顕色紙の搬送について説明する。前記のように、レ
ジストゲートで斜め補正が行なわれた後は、顕色紙ロー
ラ１９ｃ、１９ｄにより、圧力現像ユニット１３へ顕色
紙１６は搬送されるが、その搬送路上には、顕色紙先端
を検出するための給紙センサ２２が設置されており、こ
の給紙センサ２２が顕色紙先端を検出した後、所定量だ
け、さらに、顕色紙ローラ１９ｃ、　　１９ｄにより搬
送される。この結果、顕色紙先端は圧力現像ローラの加
圧位置より約３ｍｍ程度奥まで搬送される。この時には
、圧力現像ローラは、開放状態であり、潜像の形成され
たカプセル紙が搬送されて（ると、閉鎖状態となり、圧
力現像が開始される。そして、圧力現像が開始されると
同時に再度顕色紙ローラ１９ｃ、　　１９ｄが再駆動し
、この両ローラ１９ｃ。

Ｉ９ｄにより、圧力現像ローラに向けて、顕色紙１６は
搬送され始める。この時の搬送速度は、カプセル紙の搬
送速度に同期するように制御される。

そして、給紙センサー２２と圧力現像ローラ１３ａ、１
３ｂとの距離に相当する長さだけ搬送すると、顕色紙給
送ローラ１９ｃ、１９ｄは停止し、その後の顕色紙１６
の搬送は圧力現像ローラ１３ａ、１３ｂにゆだねられる
。

［発明の効果］ 以上詳述したことがら明らがなように、本発明によれば
、万が−に初期送り込み量が不足し、カプセルシートだ
けで圧力現像を開始しても、圧ヵ現像動作開始後、用紙
を再度、圧力現像ユニットの方へ搬送するので、カプセ
ルシートだけを圧力現像する時間が短かくなり、圧力現
像ユニットを著しく汚すことがなくなる。したがってメ
インテナンスが楽であることはもとより、画像品質が損
なわれることも少ない等の有益性もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化したカラー複写機の一実施例の
概略構成図、第２図は要部の制御ブロック図である。 図中、１１はマイクロカプセルシート、１３は圧力現像
手段（圧力現像装置）、１３ａ、ｂは加圧部材（圧力現
像ローラ）、１６は顕色シート（顕色紙）、１９ｃ、１
９ａ給紙手段（顕色紙給送ローラ）、２２は顕色シート
検知手段（給紙センサ）である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像情報に対応する光潜像が形成されたマイクロカ
   プセルシート面に顕色シートを重ね合わせ加圧するため
   一対の加圧部材が開閉可能に対向配置される圧力現像手
   段と、 該圧力現像手段たる両加圧部材が開放状態にあるとき前
   記顕色シートを該両加圧部材間に向けて給送する給紙手
   段と、 前記圧力現像手段たる両加圧部材の入口近傍に配置され
   て前記顕色シートの給送先端を検知する顕色シート検知
   手段と、 該顕色シート検知手段の検知信号により前記顕色シート
   を前記両加圧部材間に少し送り込んだところで停止させ
   る給紙停止制御手段と、 前記圧力現像手段たる両加圧部材が開放状態から閉鎖状
   態となったところで前記顕色シートを再度送り込むよう
   に前記給紙手段を再駆動させる給紙再駆動手段とを備え
   ることを特徴とする画像形成装置。