JP2776012B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2776012B2
JP2776012B2 JP19374790A JP19374790A JP2776012B2 JP 2776012 B2 JP2776012 B2 JP 2776012B2 JP 19374790 A JP19374790 A JP 19374790A JP 19374790 A JP19374790 A JP 19374790A JP 2776012 B2 JP2776012 B2 JP 2776012B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像情報に基づき作成されたマスク原版を
利用してカラー画像を得る画像記録装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、この種の画像記録装置としては本出願人により
既に出願された特願平2−126092号の明細書および図面
に示されたようなものが提案されている。すなわち、第
1図に示すように、感光記録媒体50にマスク原版15を露
光する露光手段41と、その露光手段41へのマスク原版15
の搬送及び排出を行なうマスク原版搬送手段21〜29,31,
102と、露光済の感光記録媒体50を一時蓄えるバッファ
手段55と、その露光済の感光記録媒体50を顕像化する現
像手段70とを有している。
このように構成したことにより、露光手段41が感光記
録媒体50にマスク原版15の露光処理を行ない、その露光
済の感光記録媒体50をバッファ手段55に一時蓄える。そ
して、その感光記録媒体50を現像手段70により顕像化す
る現像処理を行なうと共に、並行して次の感光記録媒体
50を露光手段41により露光処理を行ない、画像記録時間
を短縮するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記現像処理と露光処理とが並行して
実行されている途中で、利用者が何らかの理由で処理を
中断する必要が生じたときに、例えば電源をOFFするこ
とによって画像記録装置を停止させた場合には、現像処
理中のものも処理が途中で終ってしまい、感光記録媒体
50が無駄になったり、マスク原版15がマスク原版搬送手
段中に残ってそのマスク原版15を排出させる手間がかか
ったりする欠点があった。
また、それを防止するために、次のマスク原版の給紙
を中止するだけでは、用紙の排出は完了するものの、完
了するまでに大変時間が無駄になるという欠点を生じて
いた。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、利用者が中断しようとした時にマスク原版
や顕色剤シートを排出するように制御することにより、
手間のかからず、それでいて無駄になる時間も最少限に
押えた画像記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明の画像記録装置で
は、マスク原版を搬送するマスク原版搬送手段と、マス
ク原版搬送手段により搬送されたマスク原版を介して感
光記録媒体を露光する露光手段と、露光された感光記録
媒体を一時蓄えるバッファ手段と、露光された感光記録
媒体を顕像化する現像手段とを備え、停止信号を受信す
る受信手段と、受信手段が停止信号を受信した時に、前
記マスク原版搬送手段中にマスク原版があれば、このマ
スク原版を排出するマスク原版排出制御手段と、受信手
段が停止信号を受信した時に、前記現像手段による現像
処理中の場合には、この現像処理が終了した後に停止す
るように制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
尚、前記制御手段が、前記現像処理が終了した時に、
前記バッファ手段に露光済の感光記録媒体が蓄えられて
いた場合には、引き続き前記バッファ手段に蓄えられた
感光記録媒体の現像処理の制御を行なうようにしても良
い。
[作用] 上記の構成を有する本発明のマスク原版排出制御手段
は、受信手段が停止信号を受信した時に、マスク原版搬
送手段がマスク原版を搬送中であれば、このマスク原版
を排出するように制御する。また、制御手段は、受信手
段が停止信号を受信した時に、現像手段による現像処理
中の場合には、この現像処理が終了した後、停止するよ
うに制御する。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第2図は、モノクロレーザプリンタ1とカラー画像記
録装置20とを結合配置した断面図である。
まず、モノクロレーザプリンタ1はカラー画像記録内
20上部に積載されている。そのモノクロレーザプリンタ
1内では、帯電された感光体3上にポリゴンスキャナ2
によりレーザ光が照射されることにより静電潜像が描か
れる。静電潜像が形成された感光体3は現像器4で現像
され、給紙カセット5から供給される普通紙もしくはOH
Pシート上にトナー像が転写されて定着器6にて定着さ
れる。通常、モノクロレーザプリンタ1はホストコンピ
ュータから伝送されるデータに基づいて記録を行なう。
モノクロレーザプリンタ1から出力される用紙は、用
紙パス切り替え部10において白黒の画像が必要な場合に
は、モノクロ排紙トレイ11または自動原稿給送装置(以
下ADFと称す)トレイ12へ給送され、また、カラー画像
が必要な場合には、ADFトレイ12へ送出された後、カラ
ー画像記録装置20内へ取り込まれる。
前記ADFトレイ12へ送出された用紙は、ADF給紙ローラ
13により1枚ずつカラー画像記録装置20内へ取り込ま
れ、モノクロレーザプリンタ1から出力されるモノクロ
プリントされた用紙3枚が1組となってカラー画像記録
装置20のマスク原版15(15R,15G,15B)として利用され
る。
カラー画像記録内20の本体下部には、位置合わせ装置
31が位置し、ADFトレイ12から位置合わせ装置31の間
は、マスク原版搬送路21でつながっている。位置合わせ
装置31の左右両側には回転方向が制御できるローラ対2
2,23,24,25,26,27,ゲート28,29及びマスク原版収納部10
2が配置されている。マスク原版搬送路21の途中には、
レーザプリンタ1から排出されるマスク原版15のカール
を取り除くためのリカーラローラ対101が配置されてい
る。ローラ対26,27の外側には、使用済みマスク原版15
を排出するマスク原版排紙トレイ30がある。
位置合わせ装置31は、図示されていないセンサと左右
両側部近くに配置されたローラ対32,33とそれらの間に
配置されたガラス板34等から構成されている。
前記位置合わせ装置31の下方には、露光装置41が配置
されており、この露光装置41は、位置合わせ装置31に沿
って左右方向に移動可能である。前記露光装置41は、線
状の白色光源(以下ランプと称す)42、ランプ42から光
を反射する反射板43、及びレッドフィルタ44Rとグリー
ンフィルタ44Gとブルーフィルタ44Bとからなるフィルタ
ユニット44から構成されている。
感光記録媒体50は、例えば、特開昭62−143044号公報
に示されるような公知の光重合開始剤を用いた光硬化性
樹脂を主材としたもので、レッド,グリーン,ブルーの
各波長の光に対して硬化する光硬化性樹脂と、シアン,
マゼンタ,イエローの各染料前駆体を内包したマイクロ
カプセルとが基材となるシートの上に塗布されたもので
ある。前記感光記録媒体50は、カートリッジ51内に感光
しないように格納されている。感光記録媒体50は、カー
トリッジ51内からガラス板34と露光台52との間を通り、
バッファ55、分離ローラ64、圧力現像装置70及び駆動ロ
ーラ57を経て巻取りローラ54まで引き回されている。前
記露光台52は、カム53により下降させられ、ガラス板34
上に搬送されてきたマスク原版15と感光記録媒体50とを
密着させるように構成されている。また、固定ローラ56
は、露光台52が所定の位置まで下降してきたとき露光台
52の左端部に押し付けられ、感光記録媒体50をマスク原
版15の露光中、露光台52に固定するように位置されてい
る。
顕色剤シート60は、例えば、特開昭58−88739号公報
に示されるような顕色剤をベース紙上に塗布して構成さ
れており、カセット61内に顕色剤塗布面が下向きになる
ようにセットされている。カセット61の上部には、前記
顕色剤シート60を一枚づつ給送するための吸盤62が配置
されている。
圧力現像装置70は、露光により潜像の形成された感光
記録媒体50と顕色剤シート60とを重ね合わせて加圧現像
する一対の加圧ローラ71等から構成される。
熱定着装置80は、上部のヒータ81と羽根車82とを内蔵
したケーシング83と、下部の顕色剤シート60を搬送する
ためのゴムローラ84,85,86と、ローラ87とローラ88との
間に架設されたエンドレスベルト89から構成されてお
り、熱定着装置80の外側には、排紙トレイ63が取り付け
られている。
次に、本画像記録装置の制御装置について第3図を参
照して説明する。
制御装置の主体はCPU121,ROM122,RAM123などから成
る、いわゆるワンチップマイコンと呼ばれるコントロー
ラ120である。コントローラ120には、表示装置111,スタ
ートボタン112,ストップボタン113,ファンクションボタ
ン114,115,116,117から成る操作パネル110が接続されて
おり、更に、カラー画像記録装置20の本体各機構部が接
続されている。
表示装置111は、コントローラ120から使用者へのメッ
セージを表示させるものである。また、スタートボタン
112は記録を開始させる開始信号を発生させるものであ
り、ストップボタン113は処理を中断させる停止信号を
発生させるものである。更に、ファンクションボタン11
4,115,116,117は、その他の処理や設定を行なわせる信
号を発生させるものである。前記ROM122には第4図のフ
ローチャートで表わされるプログラムを始め、本画像形
成装置全体を制御するプログラムを記録するプログラム
メモリも割り付けられている。
次に、以上のように構成されたものにおいて、1組の
マスク原版から複数のカラー画像を得る場合の動作につ
いて説明する。
まず、モノクロレーザプリンタ1によりレッド用のマ
スク原版15Rが作成される。このマスク原版15Rは、感光
記録媒体50に塗布されたマイクカプセルの中で、シアン
の染料前駆物質を持つマイクロカプセルを硬化させるべ
く、これ以外の部分に遮光像であるトナーをのせたマス
ク原版である。この時、モノクロレーザプリンタ1より
出力されるマスク原版15Rは、ADFトレイ12へ送出され、
ADF給紙ローラ13によりカラー画像記録装置20内に給送
される。カラー画像記録装置20内に給送されたマスク原
版15Rは、マスク原版搬送路21を通りローラ対22,24によ
って位置合わせ装置31へ送り込まれる。途中、リカーラ
ローラ101によりマスク原版15Rのカールが修正される。
このとき、ゲート28は第2図に実線で示す位置にある。
次に、位置合わせ装置31は、マスク原版15Rをローラ
対32によりしかるべき露光位置まで搬送した後、マスク
原版15Rに印字された位置合わせマークをセンサで読み
取りながら、図示しない駆動源によりマスク原版15Rを
所定の位置に移動させる。
位置合わせを行う直前に露光台52が所定の位置までカ
ム53により下降し、露光台52の左端部に固定ローラ56が
押し付けられ、感光記録媒体50を露光台52に固定する。
位置合わせ終了後、露光台52はカム53によりさらに下降
させられ、位置合わせ装置31のガラス板34に接触し、マ
スク原版15Rと露光記録媒体50とを密着させる。
露光台52が位置合わせ装置31に密着すると、ランプ42
が点灯し、レッドフィルタ44Rを介して、レッド光がマ
スク原版15Rを介して感光記録媒体50に露光するため
に、露光装置41が矢印Aの方向に操作露光を行なう。露
光が終了すると、ランプ42が消灯し、露光装置41は第2
図の矢印B方向に復動する。この時、露光装置41のフィ
ルタユニット44が、図示しない駆動源により移動し、ラ
ンプ42の上方にはグリーンフィルタ44Gが位置する。
露光装置41が復動する間、露光台52はカム53の回転に
より上昇させられ、感光記録媒体50は位置合わせ装置31
及びマスク原版15Rから離間させられる。このとき、感
光記録媒体50には、カートリッジ51の中で感光記録媒体
50のロール回転中心でバックテンションがかけられてお
り、露光台52が下降するきには、露光台52の下降量に相
当する長さが収納カートリッジ51の中から引き出され、
また、露光が終わり露光台52が上昇したときには、感光
記録媒体50のたるみを取る方向に巻き戻されるようにな
っている。
レッド用のマスク原版15Rの露光が終了した後も、露
光台52は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体50
は、露光台52の左端部に押し付けられた固定ローラ56に
よって露光台52に固定されたままの状態を保っている。
次いで、モノクロレーザプリンタ1により作成された
グリーン用のマスク原版15Gが、ADFトレイ12,ADF給紙ロ
ーラ13、リカーラローラ101,マスク原版搬送路21を通っ
てローラ対24の直前まできたとき、ローラ対22,24,25,2
7、位置合わせ装置31のローラ対32,33がマスク原版15R
を右方向へ搬送する方向へ回転させられ、マスク原版15
Rを位置合わせ装置31から送り出すと同時にマスク原版1
5Gを露光位置に搬送して停止させる。この時、ゲート2
8,29は第2図の実線位置に移動し、露光済みのマスク原
版15Rはローラ対27に挾まれ、かつ、ゲート29をその後
端が通り過ぎた状態で、ローラ対27の回転を停止させる
ことにより保持される。
位置合わせ装置31に案内されたマスク原版15Gはマス
ク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒体50に対して位
置合わせが行なわれた後、露光台52を下降させることに
より、感光記録媒体50と密着させられる。その後、ラン
プ42を点灯させ、グリーンフィルタ44Gを介してグリー
ン光による露光が行なわれる。露光終了後、露光台52は
所定位置まで上昇させられる。露光装置41は原点位置に
復動させられるとともに、ランプ42の上方にブルーフィ
ルタ44Bが位置するようにフィルタユニット44を移動さ
せる。
次に、モノクロレーザプリンタ1によって作成された
ブルー用のマスク原版15Bが同様にカラー画像記録装置2
0に給送され、ローラ対24の直前に搬送された状態で、
ローラ対212,24,25,26と位置合わせ装置31のローラ対3
2,33がマスク原版15Gを右方向へ搬送する方向へ回転さ
せられ、マスク原版15Gを位置合わせ装置31から送り出
すとともにマスク原版15Bを露光位置に搬送して停止さ
せる。この時、ゲート28は第2図の実線位置、ゲート29
は破線位置に移動し、露光後のマスク原版15Gは、ロー
ラ対26に挾まれ、かつ、ゲート29をその後端が通り過ぎ
た状態で、ローラ対27の回転を停止させることにより保
持される。
位置合わせ装置31に案内されたマスク原版15Bは同様
の動作で、感光記録媒体50に密着させられる。感光記録
媒体50は、マスク原版15Bを介してブルー光で露光され
る。
以上のような動作により、感光記録媒体50には所望の
カラー画像の潜像が記録されたことになる。
次に、露光台52を初期位置まで上昇させ、固定ローラ
56と露光台52の左端部を離間させるとともに、バッファ
55を矢印E方向へ移動させることにより、感光記録媒体
50の未露光の箇所が露光台52の下方にカートリッジ51内
から引き出されてくる。駆動ローラ57は、感光記録媒体
50を搬送して潜像の先端部分が圧力現像装置70の加圧ロ
ーラ71の部分にきたときに停止させる。
前記感光記録媒体50の動きと同期して、顕色剤シート
60は吸盤62によりカセット61から送り出され、前記感光
記録媒体50の潜像の先端に顕色剤シート60の先端が対応
する位置まで搬送された後、停止する。
次に、図示しない周知の駆動装置により、圧力現像装
置70の加圧ローラ71が矢印方向に回転させられながら圧
接される。このとき、再び、露光台52を所定の位置まで
下降させることにより、露光台52の左端に固定ローラ56
が押し付けられ、感光記録媒体50が露光台52に固定され
る。感光記録媒体50が顕色剤シート60と重ねられた状態
で加圧されながら送られ、感光記録媒体50上の未硬化の
マイクロカプセルが圧力で破壊されて、感光記録媒体50
上の潜像に対応したカラー画像が顕色剤シート60上に現
像される。
圧力現像装置70の加圧ローラ71が矢印方向に回転させ
られることにより、バッファ55は矢印F方向に移動させ
られる。顕色剤シート60は分離ローラ64により感光記録
媒体50から剥離されるとともに、熱定着装置80の方向に
案内される。
そして、熱定着装置80において、顕色剤シート60は、
ヒータ81で加熱し羽根車82でケーシング83内を循環して
いる空気により加熱され、カラー画像の発色が促進され
る。これとともに、顕色媒体を顕色剤シート60のベース
紙に固定するためのバインダポリマー(決着樹脂)が熱
溶融され、表面が平滑になり、顕色剤シート60の表面は
適度な光沢が得られる。発色と光沢処理の終了した顕色
剤シート60は、排紙トレイ63に排出される。
上述した一連の現像及び赤色光沢処理の間、感光記録
媒体50は露光台52と固定ローラ56によって挾持固定され
ているので、一画面分の現像処理を行なっている間に、
露光箇所では、次のカラー画像の潜像の露光処理を行な
うことができる。
2枚目のカラー画像の露光を行なう場合、まず、露光
位置にあるマスク原版15Bを左方向へ送り出す。そし
て、ローラ対27の位置で保持されているマスク原版15R
を位置合わせ装置31へ送り込むために、ローラ対22,24,
25,27と位置合わせ装置31のローラ対32,33はマスク原版
15Rを左方向へ搬送するように回転される。このとき、
ゲート28,29は第2図の実線位置に位置している。マス
ク原版15Bはローラ対24に挾まれ、ゲート28をその後端
が通り過ぎた位置でローラ対24の回転を停止させ保持さ
れる。位置合わせ装置31へ送り込まれたマスク原版15R
は、位置合わせが行なわれ、感光記録媒体50に密着させ
られる。感光記録媒体50はマスク原版15Rを介してレッ
ド光で露光される。
次いで、露光位置にあるマスク原版15Rを左方向へ送
り出す。そして、ローラ対26の位置で保持されているマ
スク原版15Gを位置合わせ装置31へ送り込むために、ロ
ーラ対22,23,25,26と位置合わせ装置31のローラ対32,33
はマスク原版15Gを左方向へ搬送するように回転され
る。このとき、ゲート28,29は第2図の破線位置に位置
している。マスク原版15Rはローラ対23に挾まれ、ゲー
ト28をその後端が通り過ぎた位置でローラ対23の回転を
停止させることにより保持される。位置合わせ装置31へ
送り込まれたマスク原版15Gは、位置合わせが行なわれ
て感光記録媒体50に密着させられる。感光記録媒体50は
マスク原版15Gを介してグリーン光で露光される。
続いて、露光位置にあるマスク原版15Gを右方向へ送
り出し、ローラ対24の位置で保持されているマスク原版
15Bを位置合せ装置31へ送り込むよう同様の動作を行な
い、感光記録媒体50上にカラー画像の潜像を形成し、顕
色剤シート60上にカラー画像を形成する。
このようにして同様の動作を繰り返すことにより、1
組のマスク原版15より所定の枚数のカラー画像を出力す
ることができる。
同一マスク原版15からのカラー画像を必要枚数得た後
は、ローラ対27またはローラ対26から各マスク原版15を
排紙トレイ30へ排出する。
また、一連のカラー画像を露光処理している間に次の
マスク原版15がモノクロレーザプリンタ1から出力され
た場合は、ADFトレイ12へ一旦、溜めておいて、前の組
の露光が終了してからADF給紙ローラ13により1枚ずつ
カラー画像記録装置20内へ給送される。
また、他のモノクロレーザプリンタから出力されたマ
スク原版や、以前使用したマスク原版を再度使用する場
合は、ADFトレイ12にセットするとによりマスク原版の
入力が行なえる。
次に、このように連続的に露光処理,バッファ処理,
現像処理,発色光沢処理を一部並行して行っている途中
で、利用者になんらかの理由で処理を中断する必要が生
じた場合の中断処理の動作について、第4図を参照して
説明する。
尚、このような場合には、操作パネル110のストップ
ボタン113の押下によるストップ信号の発生により処理
を中断することができる。
コントローラ120では、随時インターバル割り込みが
かかっており、ストップ信号を検知するか否かを判断し
ている(S1)。ストップ信号を検知しないと(S1・N
O)、割り込み動作を終了して通常動作に戻る。
そして、ストップボタン113が押下され、そのインタ
ーバル割り込みがかかったときにストップ信号を検知す
ると(S1・YES)、中断処理に移り、表示装置111には中
断処理に移ったことを示すメッセージを表示する(S
2)。次いで、そのときに露光処理の途中であるか否か
を判断する(S3)。露光処理の途中であれば(S3・YE
S)、露光処理を直ちに中止し(S4)、マスク原版15の
排出処理を行なうと共に、マスク原版15の露光台52への
を中止する(S5)。
続いて、現在、現像処理の途中であるか否かを判断す
る(S6)。現像処理の途中であれば(S6・YES),現像
処理の続きを行ない(S7)、発色光沢処理まで終了させ
て排紙トレイ63に顕色剤シート60を排出する(S8)。さ
らに、バッファローラ55によるバッファ中の潜像を有す
る感光記録媒体50が有るか否かを判断する(S9)。バッ
ファ中の感光記録媒体50が有れば(S9・YES)、現像処
理を行ない(S10)、発色光沢処理を行なった後に(S1
1)、動作を停止する処理を行ない(S12)、割り込み動
作を終了して通常のプログラムに戻る。
一方、S3,S6,S9のそれぞれにおいて判断の結果がNOで
あれば、YESに続くそれぞれ2つのステップを省略して
直ちに次のステップに移る。即ち、S3であればS6に、S6
であればS9に、S9であればS12にそれぞれ移る。例え
ば、S3,S6,S9のすべてにおいて判断の結果がNOであれ
ば、S3以下ほとんど瞬時にS12の動作停止処理まで進
み、割り込み動作を終了して通常のプログラムに戻る。
このようにストップボタン113が押された時点までに
露光処理の済んでいる潜像を、特に顕色剤シート60が現
像処理を行なっている場合には、その潜像と顕色剤シー
トとを無駄にすることなく最短時間で排出し、さらに、
マスク原版15や顕色剤シート60を本体内に残すことなく
排出を行なってから装置の動作を停止するため、次の動
作を行なう時に手間がかからない。
本発明は、以上詳述した実施例に限定されるものでは
なく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更加
えることができる。
例えば、本実施ではコントローラ120はストップボタ
ン113により発生するストップ信号の検知後、バッファ
中の潜像を有する感光記録媒体50が有れば、現像処理を
行ない発色光沢処理を行なっているが、必ずしもそうす
る必要はなく、バッファ中の潜像を有する感光記録媒体
50はそのままにして、現像処理中のもののみ排出するよ
うにしても良い。
また、ストップ信号はコントローラ120に接続された
ストップボタン113の押下により発生させたものを利用
しているが、これに加えて、またはこれに代って例え
ば、コントローラ120を外部のコンピュータ等と接続
し、そのコンピュータに適宜ストップ信号を発生させ、
そのストップ信号により同様に処理を中断する処理に移
すようにしても良い。
更に、ストップ信号をインターバル割り込みの処理中
に検知しているが、ストップ信号をCPUの割り込み入力
に直接ハードウェア上で入力して割り込み処理に移すよ
うにしてもかまわない。
また、前記実施例の中断処理では、S3において露光処
理途中であるか否かを判断し、係る処理が一通り終了し
た後に、S6にて現像処理途中であるか否かを判断してい
るが、始めに露光処理と現像処理とのそれぞれが途中で
あるか否かを判断し、インターバル割り込み等を利用し
て、それぞれに係る処理を同時に並行して、いわゆるマ
ルチタスク的に行なうようにしても良い。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、利用者が途中で停止させようとして停止信号を発生
させれば、露光処理中のマスク原板は排出され、また現
像手段による現像処理中であれば、現像処理が終了した
後停止するので、マスク原版や顕色剤シートを別途排出
する必要がなく手間がかからない他、現像処理中の顕色
剤シートも無駄にはならず、さらに、そのために無駄に
なる時間も最少限に抑えることができるといった効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本発明の構成を示すブロック図、第
2図は画像記録装置の概略図、第3図は制御部を示すブ
ロック図、第4図は中断処理に関するフローチャート図
である。 図中、15はマスク原版、21はマスク原版搬送路、22,23,
24,25,26,27はローラ対、28,29はゲート、31は位置合わ
せ装置、41は露光装置、50は感光記録媒体、55はバッフ
ァ、70は圧力現像装置、102はマスク原版収納部であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスク原版を搬送するマスク原版搬送手段
    と、前記マスク原版搬送手段により搬送されたマスク原
    版を介して感光記録媒体を露光する露光手段と、前記露
    光手段により露光された感光記録媒体を一時蓄えるバッ
    ファ手段と、前記露光済の感光記録媒体を顕像化する現
    像手段とを有する画像記録装置において、 停止信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が停止信号を受信した時に、前記マスク原
    版搬送手段がマスク原版を搬送中の場合には、このマス
    ク原版を排出するマスク原版排出制御手段と、 前記受信手段が停止信号を受信した時に、前記現像手段
    による現像処理中の場合には、この現像処理が終了した
    後に停止するように制御する制御手段と を有することを特徴とする画像記録装置。
JP19374790A 1990-07-19 1990-07-19 画像記録装置 Expired - Lifetime JP2776012B2 (ja)

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