JP2776010B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2776010B2
JP2776010B2 JP2191933A JP19193390A JP2776010B2 JP 2776010 B2 JP2776010 B2 JP 2776010B2 JP 2191933 A JP2191933 A JP 2191933A JP 19193390 A JP19193390 A JP 19193390A JP 2776010 B2 JP2776010 B2 JP 2776010B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、感光記録媒体を用いた画像記録装置に関す
るものである。
[従来技術] 従来、感光記録媒体を固定して露光する画像記録装置
として、出願人は次の装置を案出している。即ち、露光
台に感光記録媒体を連続して供給し、露光台にある感光
記録媒体を露光する。露光済みの感光記録媒体は2画像
分一旦バッファに蓄えられ、前記バッファにより蓄えら
れた2画像分の内、先に露光された画像が、バッファに
よって圧力現像装置に向かって供給された後、圧力現像
装置によって顕色剤シートと圧力現像される一方で、露
光台に供給された感光記録媒体を露光する。その後現像
済みの感光記録媒体は剥離装置で、顕色剤シートと剥離
される。
ここで、顕色剤シートは、露光により感光記録媒体に
形成された潜画像を圧力により受像するためのものであ
る。この受像用のシートとしての顕色剤シートに感光記
録媒体から画像が転写されるのである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、露光済みの感光記録媒体は、バッファ
によって圧力現像装置に向かって供給された後、剥離装
置において顕色剤シートと剥離されるため、前記バッフ
ァに蓄えられた2画像分の内、後に露光された画像が現
像位置に供給されないように、前記画像と画像の間に現
像位置から剥離位置までの長さ分感光記録媒体に間隔を
設ける必要があり、潜像されない感光記録媒体が無駄に
なり、ランニングコストを上げる等の問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、露光済みの感光記録媒体を一時的に蓄えて
おくバッファを用いて感光記録媒体を剥離位置から現像
位置まで戻すことにより、感光記録媒体の無駄をなく
し、ランニングコストの低減を計ることができるととも
に、露光動作と圧力現像動作とを並行して行うことによ
り形成すべき画像が多数の時であっても早く画像形成が
可能な画像記録装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため請求項1の画像記録装置は、 長尺状の感光記録媒体を露光台上に搬送し、感光記録
媒体を固定手段により露光台に対して移動不能に固定し
た後、露光手段により所望の画像を露光して潜像を形成
し、潜像の形成された感光記録媒体を現像時のみ圧力付
与状態となる現像手段に搬送し、受像用シートと感光記
録媒体の潜像形成部分とを重ね合わせた状態で前記圧力
付与状態の現像手段を通過させて前記潜像を受像用シー
ト上に現像し、剥離手段を通過させて感光記録媒体と受
像用シートとを剥離するようにした画像記録装置であっ
て、 前記露光台と圧力現像手段の間に設けられ、露光台と
現像手段との間の搬送経路に交差する方向に移動可能な
バッファを有し、露光台と現像手段との間に感光記録媒
体を蓄積する蓄積手段と、 前記露光手段による露光の後、前記固定手段の固定を
解除すると共に前記バッファを前記搬送経路から離れる
方向に移動させて前記感光記録媒体の潜像形成部分を前
記蓄積手段に蓄積させる動作を2画像分行う蓄積制御手
段と、 前記感光記録媒体の2画像分の潜像形成部分が前記蓄
積手段に蓄積された後に、前記バッファを前記搬送経路
から離れた位置から接近する方向に移動させて、感光記
録媒体の2画像分の前記潜像の内、先に形成された潜像
形成部分及びそこに重ね合わされた受像用シートを前記
現像手段を通過させ、更に前記剥離手段を通過させ、前
記バッファを前記搬送経路に接近した位置から離れる方
向に移動させて前記感光記録媒体の2画像分の前記潜像
の内、後に形成された潜像形成部分の先頭が前記現像手
段の直前位置に来るように戻す現像剥離制御手段と を備えている。
[作用] 上記構成の請求項1の画像記録装置においては、長尺
状の感光記録媒体は露光台上に搬送され固定手段により
当該露光台に対し移動不能に固定され、その固定状態の
時に露光手段により所望の画像が露光され、感光記録媒
体に潜像が形成される。この1画像分の潜像が形成され
た後に、蓄積制御手段は前記固定手段の固定を解除し、
蓄積手段を構成するバッファを感光記録媒体の搬送経路
から離れる方向に移動させて感光記録媒体の潜像形成部
分を蓄積手段内に蓄積させる。この時、前記潜像形成部
分に後続する感光記録媒体の未露光部分は前記露光台上
に搬送されている。この後、再び固定手段による感光記
録媒体の固定と露光手段による露光が行われ、バッファ
が更に前記離れる方向に移動されて2つめの潜像形成部
分が蓄積手段に蓄積される。
この後、現像剥離制御手段は、前記バッファを前記搬
送経路から離れた位置から接近する方向に移動させて、
感光記録媒体の2画像分の前記潜像の内、先に形成され
た潜像形成部分及びそこに重ね合わされた受像用シート
を前記現像手段を通過させ、更に前記剥離手段を通過さ
せ、前記バッファを前記搬送経路に接近した位置から離
れる方向に移動させて前記感光記録媒体の2画像分の前
記潜像の内、後に形成された潜像形成部分の先頭が前記
現像手段の直前位置に来るように戻す。
つまり、剥離手段は現像手段の下流側に設けられてい
るので、受像用シートに潜像が現像された後に剥離手段
により受像用シートが感光記録媒体から剥離完了される
までに感光記録媒体が搬送される距離は1画像分よりも
大きい。一方、蓄積手段には2画像分の感光記録媒体の
潜像形成部分が蓄積されているため、感光記録媒体を受
像用シートが完全に剥離するまで搬送しても、蓄積手段
の蓄積量の範囲内とすることができる。このため、剥離
するために新たに感光記録媒体が露光台側から引き出さ
れることはないので、現像剥離動作中に露光台上で感光
記録媒体を露光することができる。
また、現像手段は現像時のみ圧力付与状態となってい
るので、現像手段を受像用シートが通過し終わると圧力
解除状態となる。そして、受像用シートが完全に剥離す
るとバッファが前記搬送経路に接近した位置から再び離
れる位置に移動されて、後に形成された潜像形成部分の
先頭が現像手段の直前に戻される。このため、後に形成
された潜像形成部分が受像用シートと重ね合わされる前
に現像手段により加圧されてしまうことはなく、確実に
別の受像用シートが重ね合わされた状態で加圧現像可能
となり、良好な画像を形成することができる。
このため、露光動作と現像剥離動作とを並列的に行え
るので、多数の画像を形成するときに所要時間を短くす
ることができる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第1図はモノクロレーザプリンタ1とカラー画像記録
装置20とを結合配置した断面図である。
まず、モノクロレーザプリンタ1はカラー画像記録装
置20上部に積載されている。レーザプリンタ1内では帯
電された感光体3上にポリゴンスキャナ2によりレーザ
光が照射されることにより静電潜像が描かれる。静電潜
像が形成された感光体3は現像器4で現像され、給紙カ
セット5から供給される普通紙もしくはOHPシート上に
トナー像が転写され、定着器6で定着される。通常モノ
クロレーザプリンタ1はホストコンピュータから伝送さ
れるデータを記録する。
レーザプリンタ1からの出力は用紙パス切り替え部10
において白黒の画像が必要な場合はモノクロ排紙トレイ
11または自動原稿給送装置(以下ADFと称す)トレイ12
へ給送され、カラー画像が必要な場合は、ADFトレイ12
へ送出された後、カラー画像記録装置20内へ取り込まれ
る。前記ADFトレイ12へ送出された用紙は、ADF給紙ロー
ラ13により1枚ずつカラー画像記録装置20内へ取り込ま
れ、レーザプリンタ1から出力されるモノクロプリント
された用紙3枚が1組となってカラー画像記録装置20の
マスク原版15(15R,15G,15B)として利用される。
次にカラー画像記録装置20の構成について説明する。
カラー画像記録装置20の本体下部には、位置合わせ装
置31が位置し、ADFトレイ12から位置合わせ装置31の間
は、マスク原版搬送路21でつながっている。位置合わせ
装置31の左右両側には回転方向が制御できるローラ対2
2、23、24、25、26、27、ゲート28、29及びマスク原版
収納部102が配置されている。マスク原版搬送路21の途
中には、レーザプリンタ1から排出されるマスク原版15
のカールを取り除くためのリカーラローラ対101が配置
されている。ローラ対26、27の外側には、使用済みマス
ク原版15を排出するマスク原版排紙トレイ30がある。
位置合わせ装置31は、図示されていないセンサと左右
両端部近くに配置されたローラ対32、33とそれらの間に
配置されたガラス板34等から構成されている。
前記位置合わせ装置31の下方には、露光装置41が配置
されており、この露光装置41は、位置合わせ装置31に沿
って左右方向に移動可能である。前記露光装置41は、線
状の白色光源(以下ランプと称す)42、ランプ42から光
を反射する反射板43及びレッドフィルタ44Rとグリーン
フィルタ44Gとブルーフィルタ44Bとからなるフィルタユ
ニット44から構成されている。
感光記録媒体50は、例えば、特開昭62−143044号公報
で公知の光重合開始剤を用いた光硬化性樹脂を主材とし
たもので、レッド、グリーン、ブルーの各波長の光に対
して硬化する光硬化性樹脂と、シアン、マゼンタ、イエ
ローの各染料前駆体を内包したマイクロカプセルが基材
となるシートの上に塗布されたものである。前記感光記
録媒体50は、カートリッジ51内に感光しないように収納
されている。感光記録媒体50は、カートリッジ51内から
ガラス板34と露光台52との間を通り、バッファ55、分離
ローラ64、圧力現像装置70及び駆動ローラ57を経て巻取
りローラ54まで引き回されている。前記露光台52は、カ
ム53により下降させられ、ガラス板34上に搬送されてき
たマスク原版15と感光記録媒体50とを密着させるように
構成されている。また、固定ローラ56は、露光台52が所
定の位置まで下降してきたとき露光台52の左端部に押し
付けられ、感光記録媒体50をマスク原版15の露光中,露
光台52に固定するように配置されている。またバッファ
55は、例えばスッテピングモータのような駆動手段を介
して制御部100により制御される。
受像用シートとしての顕色剤シート60は、例えば特開
昭58−88739号公報に示された顕色剤をベース紙上に塗
布して構成されており、カセット61内に顕色剤塗布面が
下向きになるようにセットされている。カセット61の上
部には、前記顕色剤シート60を一枚づつ給送するための
吸盤62が配置されている。
圧力現像装置70は露光により潜像の形成された感光記
録媒体50と、顕色剤シート60を重ね合わせて加圧現像す
る一対の加圧ローラ71等から構成される。
熱定着装置80は、上部のヒータ81と羽根車82とを内蔵
したケーシング83と、下部の顕色剤シート60搬送用のゴ
ムローラ84、85、86と、ローラ87とローラ88との間に架
設されたエンドレスベルト89から構成されており、熱定
着装置80の外側には、排紙トレイ63が取り付けられてい
る。
次に本画像記録装置の制御構成を第2図に示す。
制御部100には、駆動部101、駆動部102、駆動部103、
駆動部104、ランプ制御回路105および駆動部106を介し
て、それぞれバッファ55、加圧ローラ71、カム53、露光
装置41、ランプ42、および駆動ローラ57が接続されてい
る。
以上のように構成されたものにおいて、第3図のフロ
ーチャートを参照しつつ、1組のマスク原版から複数の
カラー画像を得る場合の動作を次に説明する。
まず、モノクロレーザプリンタ1によりレッド用のマ
スク原版15Rが作成される。このマスク原版15Rは、感光
記録媒体50に塗布されたマイクロカプセルの中で、シア
ンの染料前駆物質を持つマイクロカプセルを硬化させる
べく、これ以外の部分に遮光像であるトナーをのせたマ
スク原版である。この時、モノクロレーザプリンタ1よ
り出力されるマスク原版15Rは、ADFトレイ12へ送出され
ADF給紙ローラ13によりカラー画像記録装置20内に給送
される。カラー画像記録装置20内に給送されたマスク原
版15Rは、マスク原版搬送路21を通りローラ対24、22に
よって位置合わせ装置31へ送り込まれる。途中、リカー
ラローラ101によりマスク原版15Rのカールが修正され
る。このとき、ゲート28は実線の位置にある。
次に、位置合わせ装置31は、マスク原版15Rをローラ
対32によりしかるべき露光位置まで搬送した後、マスク
原版15Rに印字された位置合わせマークをセンサで読み
取りながら、図示しない駆動源によりマスク原版15Rを
所定の位置に移動させる。
位置合わせを行う直前に露光台52が所定の位置までカ
ム53により下降し、露光台52の左端部に固定ローラ56が
押し付けられ、感光記録媒体50を露光台52に固定する。
位置合わせ終了後、露光台52はカム53によりさらに下降
させられ、位置合わせ装置31のガラス板34に接触し、マ
スク原版15Rと感光記録媒体50とを密着させる。
露光台52が位置合わせ装置31に密着するとランプ42が
点灯し、レッドフィルタ44Rを介して、レッド光がマス
ク原版15Rを介して感光記録媒体50に露光するために、
露光装置41が矢印Aの方向に走査露光を行う。露光が終
了すると、ランプ42が消灯し、露光装置41は矢印Bの方
向に復動する。この時、露光装置41のフィルタユニット
44が、図示しない駆動源により移動し、ランプ42の上方
にはグリーンフィルタ44Gが位置する。
露光装置41が復動する間、露光台52はカム53の回転に
より上昇させられ、感光記録媒体50は位置合わせ装置31
及びマスク原版15Rから離間させられる。このとき、感
光記録媒体50には、カートリッジ51の中で感光記録媒体
50のロール回転中心でバックテンションがかけられてお
り、露光台52が下降するときには、露光台52の下降量に
相当する長さが収納カートリッジ51の中から引き出さ
れ、また、露光が終わり露光台52が上昇したときには、
感光記録媒体50のたるみを取る方向に巻き戻されるよう
になっている。
レッド用のマスク原版15Rの露光が終了した後も、露
光台52は所定の位置までしか上昇せず、感光記録媒体50
は、露光台52の左端部に押し付けられた固定ローラ56に
よって露光台52に固定されたままの状態を保っている。
次に、モノクロレーザプリンタ1により作成されたグ
リーン用のマスク原版15Gが、ADFトレイ12、ADF給紙ロ
ーラ13,リカーラローラ101、マスク原版搬送路21を通っ
てローラ対24の直前まできたとき、ローラ対22、24、2
5、27、位置合わせ装置31のローラ対32、33がマスク原
版15Rを右方向へ搬送する方向へ回転させられ、マスク
原版15Rを位置合わせ装置31から送り出すと同時にマス
ク原版15Gを露光位置に搬送して停止させる。この時、
ゲート28、29は実線の位置に位置し、露光済みのマスク
原版15Rはローラ対27に挟まれ、かつ、ゲート29をその
後端が通り過ぎた状態で、ローラ対27の回転を停止させ
ることにより保持される。
位置合わせ装置31に案内されたマスク原版15Gはマス
ク原版15Rの場合と同様に、感光記録媒体50に対して位
置合わせが行われた後、露光台52を下降させることによ
り、感光記録媒体50と密着させられる。その後、ランプ
42を点灯させ、グリーンフィルタ44Gを介してグリーン
光による露光が行われる。露光終了後、露光台52は所定
位置まで上昇させられる。露光装置41は原点位置に復動
させられるとともに、ランプ42の上方にブルーフィルタ
44Bが位置するようにフィルタユニット44を移動させ
る。
次に、モノクロレーザプリンタ1によって作成された
ブルー用のマスク原版15Bが同様にカラー画像記録装置2
0に給送され、ローラ対24の直前に搬送された状態で、
ローラ対24、22、25、26と位置合わせ装置31のローラ対
32、33が、マスク原版15Gを右方向へ搬送する方向へ回
転させられ、マスク原版15Gを位置合わせ装置31から送
り出すとともにマスク原版15Bを露光位置に搬送して停
止させる。この時、ゲート28は実線の位置、ゲート29の
破線の位置に位置し、露光後のマスク原版15Gは、ロー
ラ対26に挟まれ、かつ、ゲート29をその後端が通り過ぎ
た状態で、ローラ対27の回転を停止させることにより保
持される。
位置合わせ装置31に案内されたマスク原版15Bは同様
の動作で、感光記録媒体50に密着させられる。感光記録
媒体50は、マスク原版15Bを介しブルー光で露光され
る。
以上の動作により感光記録媒体50には所望のカラー画
像の潜像が記録されたことになり、ステップS1(以下、
単にS1で表わす。他のステップについても同じ)におい
て、RGB露光終了が判断される。
次に、露光台52が初期位置まで上昇され、固定ローラ
56と露光台52の左端部を離間させるとともに、S2が実行
されて、駆動ローラ57により感光記録媒体50が搬送さ
れ、加圧ローラ71の直前に潜像の先端部分が来たときに
停止される。次にS3が実行されて、バッファ55がKから
Jの位置へ移動されることにより露光済みの感光記録媒
体50がバッファ55上に蓄えられる。この時、駆動ローラ
57とバッファ55の動作により感光記録媒体50の未露光の
箇所が露光台52の下方にカートリッジ51内から引き出さ
れてくる。バッファ55がJの位置で停止すると、再び露
光台52を所定の位置まで下降させることにより、露光台
52の左端に固定ローラ56が押し付けられ、感光記録媒体
50が露光台52に固定される。またバッファ55がJの位置
において感光記録媒体50の潜像の後端は露光台52の右端
に位置する。固定されると再び次のカラー画像の潜像の
露光処理が行われる。駆動ローラ57が停止した後、顕色
剤シート60は吸盤62によりカセット61から送り出され、
前記感光記録媒体50の潜像の先端に顕色剤シート60の先
端が対応する位置まで搬送された後、停止する。
次にS4において、2枚目のカラー画像の露光が行なわ
れる。まず、露光位置にあるマスク原版15Bを左方向へ
送り出し、ローラ対27の位置で保持されているマスク原
版15Rを位置合わせ装置31へ送り込むためにローラ対2
4、22、25、27と位置合わせ装置31のローラ対32、33は
マスク原版15Rを左方向へ搬送するように回転される。
このとき、ゲート28、29は実線の位置に位置している。
マスク原版15Bはローラ対24に挟まれ、ゲート28をその
後端が通り過ぎた位置でローラ対24の回転を停止させ保
持される。位置合わせ装置31へ送り込まれたマスク原版
15Rは、位置合わせが行われ感光記録媒体50に密着させ
られる。感光記録媒体50はマスク原版15Rを介しレッド
光で露光される。
次に、露光装置にあるマスク原版15Rを左方向へ送り
出し、ローラ対26の位置で保持されているマスク原版15
Gを位置合わせ装置31へ送り込むためにローラ対22、2
3、25、26と位置合わせ装置31のローラ対32、33はマス
ク原版15Gを左方向へ搬送するように回転される。この
とき、ゲート28、29は破線の位置に位置している。マス
ク原版15Rはローラ対23に挟まれ、ゲート28をその後端
が通り過ぎた位置でローラ対23の回転を停止させること
により保持される。位置合わせ装置31へ送り込まれたマ
スク原版15Gは、位置合わせが行われ感光記録媒体50に
密着させられる。感光記録媒体50はマスク原版15Gを介
してグリーン光で露光される。
次に、露光装置にあるマスク原版15Gを右方向へ送り
だし、ローラ対24の位置で保持されているマスク原版15
Bを位置合わせ装置31へ送り込むよう同様の動作を行
い、感光記録媒体50上にカラー画像の潜像を形成する。
以上によりS4においてRGB露光終了が判断される。
次に露光台52を再び初期位置まで上昇させ、固定ロー
ラ56と露光台52の左端部を離間させるとともに、S5にお
いてバッファ55がJからLの位置へ移動されることによ
り2枚目の露光済みの感光記録媒体50がバッファ55上に
再び蓄えられる。この時、感光記録媒体50の未露光の箇
所が露光台52の下方にカートリッジ51内から再び引き出
されてくる。バッファ55がIの位置で停止すると、再び
露光台52が所定の位置まで下降されることにより、露光
台52の左端部に固定ローラ56が押し付けられ感光記録媒
体50が露光台に固定される。
次に図示されない駆動装置により、圧力現像装置70の
加圧ローラ71が矢印の方向に回転させられながら圧接さ
れS6が実行される。そして、一枚目の露光済みの感光記
録媒体50がすでに給紙された顕色剤シート60と重ねられ
た状態で加圧されながら送られ、感光記録媒体50上の未
硬化のマイクロカプセルが圧力で破壊されて、感光記録
媒体50上の潜像に対応したカラー画像が顕色剤シート60
上に現像される。圧力現像装置70の加圧ローラ71が矢印
の方向に回転させられると同時に、バッファ55はFの方
向に移動して、S7が実行される。
顕色剤シート60は分離ローラ64により、感光記録媒体
50から剥離されるとともに、熱定着装置80の方向に案内
される。S8において、バッファ55がJに位置すると先に
露光された画像の現像が終了し、圧力現像装置70の加圧
ローラ71が矢印の方向に回転させられながら離間されS9
が実行される。現像が終了した後、S10においてバッフ
ァがjの位置の位置にすると、顕色剤シート60は分離ロ
ーラ64による、感光記録媒体50からの剥離が終了する。
顕色剤シート60の後端が完全に感光記録媒体50から剥離
されると、S11においてバッファ55は今度はEの方向へ
移動して、分離ローラ64の位置にある2枚目の潜像の先
端部の感光記録媒体50を圧力現像装置70の位置まで移動
させる。S12において、バッファがJの位置に位置する
と、2枚目の潜像の先端部が圧力現像装置70の加圧ロー
ラ71の部分に来ている。
熱定着装置80において、顕色剤シート60は、ヒータ81
で加熱し羽根車82でケーシング83内を循環している空気
により加熱され、カラー画像の発色が促進される。これ
とともに、顕色媒体を顕色剤シート60のベース紙に固定
するためのバインダポリマー(結着樹脂)が熱溶融さ
れ、表面が平滑になり、顕色剤シート60の表面は適度な
光沢が得られる。発色と光沢処理の終了した顕色剤シー
ト60は、排紙トレイ63に排出される。
一枚目の圧力現像が終了すると、次の画像用の顕色剤
シート60が給紙される。また、バッファ55はJに位置し
二枚目の潜像の先端部が圧力現像装置70の加圧ローラ71
の部分に来ている。顕色剤シート60の先端が感光記録媒
体50の潜像の先端に対応する位置まで搬送された後、S1
3による露光が行なわれなっかたときは、圧力現像装置7
0の加圧ローラ71により感光記録媒体50と顕色剤シート6
0は圧力現像され、S14が実行される。二枚目の潜像の圧
力現像が始まると同時に露光台52を初期位置まで上昇さ
せ、固定ローラ56と露光台52の左端部を離間させる。二
枚目の圧力現像中にバッファ55が初期位置Kに来た後、
感光記録媒体50はカートリッジ51内から再び引き出され
てくる。圧力現像した後、顕色剤シート60は熱定着装置
80に案内され、熱定着される。発色と光沢処理の終了し
た顕色剤シート60は、排紙トレイ63に排出される。
上述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録
媒体50は露光台52と固定ローラ56によって挟持固定され
ているので、一枚目の潜像の一画面分の現像処理を行な
っている間、バッファ55がIからjそしてJに移動して
いる間に、露光箇所では次のカラー画像の露光処理を行
なうことができる。そして二枚目の現像を始める時に、
感光記録媒体50に露光が行なわれている場合には、S13
でイエスと判断され、二枚目の現像は行なわずに露光台
52と固定ローラ56で感光記録媒体を固定したままにして
おく。あとは二枚目の画像を露光しているときと同様に
S4によるRGBの露光終了後、バッファ55を再びJからI
に移動させて、二画面分蓄えてから前の画像を現像す
る。
同様の動作を繰り返すことにより、1組のマスク原版
15より所定の枚数のカラー画像を出力することができ
る。
同一マスク原版15からのカラー画像を必要枚数得た後
は、ローラ対27またはローラ対26から各マスク原版15を
排紙トレイ30へ排出する。
また、一連のカラー画像を露光処理している間に次の
マスク原版15がモノクロレーザプリンタ1から出力され
た場合は、ADFトレイ12へ一旦、溜めておいて、前の組
の露光が終了してからADF給紙ローラ13により1枚ずつ
カラー画像記録装置20内へ給送される。
また、他のモノクロレーザプリンタから出力されたマ
スク原版や、以前使用したマスク原版を再度使用する場
合は、ADFトレイ12にセットすることによりマスク原版
の入力が行える。
以上詳述した動作中、S1〜S5の処理及びS6〜S12の現
像剥離処理の間に行われる1画像分の露光動作処理が本
発明の蓄積制御手段に相当する。また、S7〜S12の処理
が本発明の現像剥離制御手段に相当する。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、請求項1の画
像記録装置によれば、蓄積手段に2画像分の感光記録媒
体の潜像形成部分が蓄積されるので、現像手段を通過し
た受像用シート及び感光記録媒体を、現像手段よりも下
流側の剥離手段に供給しそこを通過完了させた時、蓄積
手段よりも露光台側の感光記録媒体は蓄積手段には移動
されず、露光台に対して移動不能に固定されている。こ
のため、現像剥離動作とオーバーラップさせて露光台上
の感光記録媒体に対する露光動作を同時に行うことがで
きるので、感光記録媒体の未使用部分を低減しランニン
グコストを低減することができる。また、露光動作と現
像剥離動作とを同時に実行することができるので、現像
剥離動作が完了してから露光動作を行うタイプの画像記
録装置に対して、多数枚の画像形成を行う際の所要時間
を短縮することができる。
また、受像用シートが剥離手段を通過するためには感
光記録媒体は1画像分の潜像形成部分に続く次の潜像形
成部分が現像手段を通過していくが、現像手段は先の潜
像形成部分に重ね合わされた受像シートが通過すると圧
力付与状態が解除されるので、感光記録媒体のみが現像
手段により加圧されることはなく、受像用シートの剥離
完了後に、後に形成された潜像形成部分の先頭が現像手
段の直前に引き戻されるので、新たな受像用シートを重
ね合わした状態で次の画像の圧力現像を確実に行うこと
ができ、画像を良好に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は画像記録装置の構造を示す構成図、
第2図は制御部を示すブロック図、第3図はフローチャ
ートである。 図中、20はカラー画像記録装置、41は露光装置、50は感
光記録媒体、52は露光台、55はバッファ、56は固定ロー
ラ、60は顕色剤シート、64は分離ローラ、70は圧力現像
装置、100は制御部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺状の感光記録媒体を露光台上に搬送
    し、感光記録媒体を固定手段により露光台に対して移動
    不能に固定した後、露光手段により所望の画像を露光し
    て潜像を形成し、潜像の形成された感光記録媒体を現像
    時のみ圧力付与状態となる現像手段に搬送し、受像用シ
    ートと感光記録媒体の潜像形成部分とを重ね合わせた状
    態で前記圧力付与状態の現像手段を通過させて前記潜像
    を受像用シート上に現像し、剥離手段を通過させて感光
    記録媒体と受像用シートとを剥離するようにした画像記
    録装置であって、 前記露光台と圧力現像手段の間に設けられ、露光台と現
    像手段との間の搬送経路に交差する方向に移動可能なバ
    ッファを有し、露光台と現像手段との間に感光記録媒体
    を蓄積する蓄積手段と、 前記露光手段による露光の後、前記固定手段の固定を解
    除すると共に前記バッファを前記搬送経路から離れる方
    向に移動させて前記感光記録媒体の潜像形成部分を前記
    蓄積手段に蓄積させる動作を2画像分行う蓄積制御手段
    と、 前記感光記録媒体の2画像分の潜像形成部分が前記蓄積
    手段に蓄積された後に、前記バッファを前記搬送経路か
    ら離れた位置から接近する方向に移動させて、感光記録
    媒体の2画像分の前記潜像の内、先に形成された潜像形
    成部分及びそこに重ね合わされた受像用シートを前記現
    像手段を通過させ、更に前記剥離手段を通過させ、前記
    バッファを前記搬送経路に接近した位置から離れる方向
    に移動させて前記感光記録媒体の2画像分の前記潜像の
    内、後に形成された潜像形成部分の先頭が前記現像手段
    の直前位置に来るように戻す現像剥離制御手段と を備えていることを特徴とする画像記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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