JPH05241476A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05241476A
JPH05241476A JP4540492A JP4540492A JPH05241476A JP H05241476 A JPH05241476 A JP H05241476A JP 4540492 A JP4540492 A JP 4540492A JP 4540492 A JP4540492 A JP 4540492A JP H05241476 A JPH05241476 A JP H05241476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
temperature
image forming
image
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP4540492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Asada
智幸 浅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、加熱ローラと加圧ローラとからなる
定着器を備える複写装置において、ADDモード時の定
着温度の上昇による高温オフセットの発生などを低減で
きるようにすることを最も主要な特徴とする。 【構成】ADDモードにおいて、用紙の第一面に対する
定着時には、CPU31がSSR32を制御して、電源
回路33からヒータランプ23aに所定の駆動電圧を印
加させる。そして、加熱ローラ23bの表面温度を制御
して、設定温度に応じた定着温度を確保する。一方、用
紙の第二面に対する定着時には、CPU31がSSR3
2を制御して、電源回路33からヒータランプ23aに
印加する駆動電圧を可変させる。そして、加熱ローラ2
3bの表面温度を制御して、第一面に対する定着温度よ
りも低い定着温度を確保する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば自動両面コ
ピー機能を有する複写装置などの画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写装置における画像の定着は、
たとえば内部に熱源を有する加熱ローラと、その加熱ロ
ーラに圧接される加圧ローラとの間を、トナー像が転写
された用紙(被画像形成体)を通過させることで行われ
るようになっている。この場合、加熱ローラは、その定
着温度が設定温度となるように、表面温度が制御される
ようになっている。
【0003】ところが、連続コピーを行うと、加圧ロー
ラやその周辺部までもが加熱されて高温状態になるた
め、高温オフセットが発生したり、定着後の用紙温度が
異常に高くなるなどの問題があった。そこで、連続コピ
ー時には加熱ローラの表面温度を制御して、高温オフセ
ットや用紙温度の高温化を防止するようにしている。
【0004】しかしながら、自動両面コピー時において
は、片面(第一面)または両面(第二面)ともに同じ温
度で制御するようにしている。このため、両面に対する
定着の際に高温オフセットが発生したり、用紙の加圧ロ
ーラへの巻き付きが発生するなどの欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、自動両面コピーの片面または両面ともに同
じ温度で加熱ローラを制御するようにしているため、両
面に対する定着の際に高温オフセットが発生したり、用
紙の加圧ローラへの巻き付きが発生するなどの欠点があ
った。
【0006】そこで、この発明は、被画像形成体の第二
面に対する定着の際に発生する高温オフセットを低減で
きるとともに、被画像形成体の巻き付きを防止すること
が可能な画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 [発明の構成]
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、被画像形成
体の第一面に画像の形成を行う第1の画像形成手段と、
被画像形成体の第二面に画像の形成を行う第2の画像形
成手段と、前記被画像形成体上に形成された前記画像を
熱定着させる定着手段と、この定着手段の熱定着温度
を、前記第1の画像形成手段で形成された画像の定着時
と前記第2の画像形成手段で形成された画像の定着時と
で切り換え制御する制御手段とから構成されている。
【0008】また、この発明の画像形成装置にあって
は、被画像形成体の第一面に画像の形成を行う第1の画
像形成手段と、被画像形成体の第二面に画像の形成を行
う第2の画像形成手段と、前記被画像形成体上に形成さ
れた前記画像を熱定着させる定着手段と、この定着手段
の、前記第2の画像形成手段で形成された画像に対する
熱定着温度が、前記第1の画像形成手段で形成された画
像に対する熱定着温度よりも低くなるように制御する制
御手段とから構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、上記した手段により、被画像形成
体の第二面に対する定着の温度を第一面の定着温度より
も下げることができるようになるため、熱定着の温度の
上昇を抑えることが可能となるものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明にかかる複写装置を
概略的に示すものである。
【0011】すなわち、複写装置本体1の上面には原稿
を支承する原稿台(透明ガラス)2が固定されている。
この原稿台2の上部には、図示していない原稿カバーが
開閉自在に設けられている。
【0012】そして、上記原稿台2に載置された原稿
は、露光ランプ4、ミラー5,6,7からなる光学系
が、原稿台2の下面に沿って往復動されることによって
露光走査されるようになっている。この場合、ミラー
6,7は光路長を保持するよう、ミラー5の1/2の速
度にて移動される。
【0013】上記光学系の走査による原稿からの反射
光、つまり露光ランプ4の光照射による原稿からの反射
光は上記ミラー5,6,7によって反射された後、変倍
用レンズブロック8を通り、さらにミラー91 ,92
3 によって反射されて感光体ドラム10に導かれ、原
稿の像が感光体ドラム10の表面に結像されるようにな
っている。
【0014】上記感光体ドラム10は図示矢印c方向に
回転され、まず帯電用帯電器11によって表面が負極性
に帯電される。この後、画像が露光部Phでスリット露
光されることにより、表面に静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は、現像器12によって正帯電されたトナー
が付着されることにより、可視像(顕像)化される。
【0015】一方、用紙(被画像形成体)は、給紙カセ
ット13から送出ローラ14およびローラ対15によっ
て一枚ずつ取り出され、この取り出された用紙は用紙案
内路16を通ってレジストローラ対19へ案内され、こ
のレジストローラ対19によって転写部へ送られるよう
になっている。
【0016】ここで、上記給紙カセット13は、本体1
の右側部に着脱自在に設けられている。また、上記給紙
カセット13は、カセットサイズ検知スイッチ60によ
って収納している用紙のサイズが検知されるものであ
る。このカセットサイズ検知スイッチ60は、サイズの
異なるカセットの挿入に応じてオン/オフされる複数の
マイクロスイッチにより構成されている。
【0017】さらに、上記給紙カセット13は、空検知
器61によって用紙の収納状態が検知されるものであ
る。この空検知器61は、たとえば反射型の光センサに
より構成されている。
【0018】また、前記給紙カセット13の上面部には
手差しガイド13aが設けられている。しかして、この
手差しガイド13aを介して手差し挿入された用紙は、
送出ローラ14aによって前記ローラ対15に導かれ、
この後、給紙カセット13から給紙された用紙と同様に
搬送されるようになっている。
【0019】上記転写部に送られた用紙は、転写用帯電
器20の部分で感光体ドラム10の表面と密着され、上
記帯電器20の作用により感光体ドラム10上のトナー
像が転写される。この第一面に画像の転写された用紙
は、剥離用帯電器21の作用で感光体ドラム10から静
電的に剥離され、搬送ベルト22によってその終端部に
設けられた定着器23へ送られる。そして、ここを通過
することにより転写像が定着され、定着後の用紙(通常
モード時)は、排紙ローラ対25によって本体1外のト
レイ26に排出される。
【0020】また、転写後の感光体ドラム10は、クリ
ーナ27で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ラ
ンプ28によって残像が消去されることにより、初期状
態に復帰されるようになっている。なお、29は本体1
内の温度上昇を防止するための冷却ファンである。
【0021】また、上記した排紙ローラ対25の直前に
は、定着後の用紙を前記トレイ26あるいは給紙装置1
7内に振り分ける振り分けゲート40が設けられてい
る。この振り分けゲート40によって給紙装置17内に
振り分けられた用紙(両面(ADD)モード時)は、そ
の表裏が反転された状態で、再度、転写部に送られるよ
うになっている。これにより、用紙の第二面に対して画
像が形成されることとなり、最終的に一枚の用紙の両面
に対する両面コピーが行われることになる。この両面に
画像の形成された用紙は、上記の如く、定着器23で転
写像が定着された後、排紙ローラ対25によって本体1
外のトレイ26に排出される。
【0022】ここで、給紙装置17は、定着後の用紙を
必要に応じて受け取り、この用紙に対して両面複写を行
うべく、表裏を反転した状態で再び複写装置本体1の転
写部に導くための搬送路17a、この搬送路17aを案
内された用紙が一時的にスタックされる収納部17b、
上下方向に回動自在に設けられ、上記収納部17b内に
スタックされた用紙を適宜取り出すためのADDピック
アップローラ17c、およびこのADDピックアップロ
ーラ17cで取り出された用紙を上記転写部へ導くため
のADD給紙ローラ17d,ADD分離ローラ17e,
ADDレジストローラ17fからなる給紙系により構成
されている。
【0023】また、この給紙装置17には、収納部17
bにおける用紙の有無を検知するADDエンプティスイ
ッチ17g、および上記ADDレジストローラ17fの
位置における用紙の有無をチェックするADDペーパー
ストップスイッチ17hが設けられている。ADDエン
プティスイッチ17gは、たとえば反射型の光センサに
より構成されている。図2は、本体1に設けられた定着
器23の概略構成を示すものである。
【0024】定着器23は、たとえば中空状態とされ、
その内部にヒータランプ23aを有する加熱ローラ23
bと、この加熱ローラ23bに圧接されて設けられた加
圧ローラ23cとを主体に構成されている。
【0025】また、加熱ローラ23bの近傍には、その
定着温度を制御するための、つまり表面温度検出手段と
してのサーミスタ23dが配置されている。そして、こ
のサーミスタ23dの検出温度にしたがって加熱ローラ
23bの表面温度を変化させることにより、加熱ローラ
23bの定着温度が設定温度となるように制御されるよ
うになっている。
【0026】なお、ADDモード時における、用紙の第
一面に対する定着温度と用紙の第二面に対する定着温度
の切り換えは、たとえばコントロールパネル(図示して
いない)からの入力にしたがって行われる。図3は、A
DDモード時における定着器23の定着温度を可変する
ための、制御回路の構成例を示すものである。
【0027】ここでは、ADDモードのコピー開始時に
操作されるコントロールパネルのモード設定ボタンおよ
びスタートボタン(いずれも図示していない)の投入に
応じて、CPU31がSSR(ソリッド・ステート・リ
レー)32を制御して電源回路33からのヒータランプ
23aの駆動電圧を切り換えるとともに、スイッチSW
を切り換えてサーミスタ23dの制御基準電圧を変化さ
せることにより、ヒータランプ23aの表面温度を可変
させるようになっている。
【0028】すなわち、ADDモード時における用紙の
第一面と第二面とでヒータランプ23aの表面温度を変
化させることにより、用紙の第二面に対する定着温度T
2 を、用紙の第一面に対する定着温度T1 よりも低く
(定着温度T2 <定着温度T1)するようになってい
る。
【0029】ちなみに、スチレン−アクリル系樹脂から
なる正帯電トナーを使用し、ADDモードにて連続50
枚のコピーを行った際の、用紙の第一面および第二面に
ついての最適なる定着温度T1 ,T2 を測定したとこ
ろ、用紙の第一面に対する定着温度T1 をたとえば19
0℃とし、用紙の第二面に対する定着温度T2 をたとえ
ば180℃とするように制御した場合において、高温オ
フセットや加圧ローラ23cへの用紙の巻き付き、およ
び定着後の用紙の高温化の発生を最も抑えることができ
た。上記したように、用紙の第二面に対する定着の温度
を、第一面の定着温度よりも下げるようにしている。
【0030】すなわち、用紙の片面に続いて行われる両
面目の定着を、少し低い温度にて行うようにしている。
これにより、余分な熱の発生を防げるようになるため、
熱定着のための温度が必要以上に上昇するのを抑えるこ
とが可能となる。したがって、高温によりローラが汚れ
る高温オフセットや、片面のトナーが粘って用紙がロー
ラに巻き付くといった不具合を容易に解決し得るもので
ある。なお、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形
実施可能なことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、被画像形成体の第二面に対する定着の際に発生する
高温オフセットを低減できるとともに、被画像形成体の
巻き付きを防止することが可能な画像形成装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写装置の構成
図。
【図2】同じく、定着器の概略構成を示す図。
【図3】同じく、定着温度を可変するための制御回路の
一例を示す構成図。
【符号の説明】
1…複写装置本体、2…原稿台、4…露光ランプ、10
…感光体ドラム、11…帯電用帯電器、12…現像器、
13…給紙カセット、17…給紙装置、20…転写用帯
電器、23…定着器、23a…ヒータランプ、23b…
加熱ローラ、23c…加圧ローラ、23d…サーミス
タ、31…CPU、32…SSR、33…電源回路、4
0…振り分けゲート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被画像形成体の第一面に画像の形成を行
    う第1の画像形成手段と、 被画像形成体の第二面に画像の形成を行う第2の画像形
    成手段と、 前記被画像形成体上に形成された前記画像を熱定着させ
    る定着手段と、 この定着手段の熱定着温度を、前記第1の画像形成手段
    で形成された画像の定着時と前記第2の画像形成手段で
    形成された画像の定着時とで切り換え制御する制御手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 被画像形成体の第一面に画像の形成を行
    う第1の画像形成手段と、 被画像形成体の第二面に画像の形成を行う第2の画像形
    成手段と、 前記被画像形成体上に形成された前記画像を熱定着させ
    る定着手段と、 この定着手段の、前記第2の画像形成手段で形成された
    画像に対する熱定着温度が、前記第1の画像形成手段で
    形成された画像に対する熱定着温度よりも低くなるよう
    に制御する制御手段とを具備したことを特徴とする画像
    形成装置。
JP4540492A 1992-03-03 1992-03-03 画像形成装置 Pending JPH05241476A (ja)

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JP4540492A JPH05241476A (ja) 1992-03-03 1992-03-03 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899629A2 (en) * 1997-07-24 1999-03-03 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device in image forming device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899629A2 (en) * 1997-07-24 1999-03-03 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device in image forming device
EP0899629A3 (en) * 1997-07-24 2000-05-24 Sharp Kabushiki Kaisha Fixing device in image forming device

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