JP2607221Y2 - 車両用日除け装置 - Google Patents

車両用日除け装置

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JP2607221Y2
JP2607221Y2 JP1993021350U JP2135093U JP2607221Y2 JP 2607221 Y2 JP2607221 Y2 JP 2607221Y2 JP 1993021350 U JP1993021350 U JP 1993021350U JP 2135093 U JP2135093 U JP 2135093U JP 2607221 Y2 JP2607221 Y2 JP 2607221Y2
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sunshade
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shade
holder
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誠 長▲崎▼
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両室内に内装され
る車両用日除け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用日除け装置として
例えば図7および図8に示すように車両後部ウインドか
らの陽射しを遮蔽するものが知られている。このものは
リヤシート1の後部のパッケージトレイ2上に図示のよ
うにサンシェード4を巻取・繰出し可能に設けられたシ
ェードホルダー3を取付けており、使用時には図8に示
すようにサンシェード4を上方へ引き出してスラット5
に取付けられたリング6をルーフ側に掛け止めするとい
うものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ェードホルダー3はパッケージトレイ2上に突出して取
付けられるものであり、車室内の見栄えを悪くし、同時
に後方視界を妨げる、という問題点がある。また、一般
的にはこのパッケージトレイ2にはカーオーディオ用の
スピーカを取付けるものであるが、このシェードホルダ
ー3を取付けることによりスピーカの取付けに制約を受
ける問題点もある。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、必要に応じて陽射しを遮蔽することが
できるとともに、不要時には後方視界の障害となること
のない車両用日除け装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の車両用日除け装置は、シート状に形成され
たサンシェードを巻き取り及び繰り出し可能とするシェ
ードホルダーを備えた車両用日除け装置であって、前記
シェードホルダーは、車両用シートの一部に格納される
格納位置と、格納位置より起立して前記サンシェードを
繰り出し可能な使用位置との間で変位可能とされるとと
もに、この使用位置においてはその上端部が車両のルー
フ側に掛け止めされる構成となっていることを特徴とす
るものである。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、不要時にはシェー
ドホルダーをシートの格納位置に納めることができて室
内観を良好にすることができ、使用時にはシェードホル
ダーを使用位置に取出すことで陽射しを遮蔽することが
できる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図1ないし図4に
したがって説明すると、図1はリヤシート11を示すも
ので、このリヤシート11は左右の座席12a、12bと
その間に設けられたアームレスト13とより構成されて
いる。そして、この中央のアームレスト13には以下に
説明する日除け装置が付設されている。
【0008】アームレスト13は図2および図3に示す
ように基材14の上部に芯材15が取付けられ、かつそ
の外周を表皮部材18により包着されて構成される。そ
して、基材14の両側にはヒンジピン16が取付けら
れ、これによってアームレスト13全体は左右の座席1
2a、12b側に回転可能に支承されている。また、芯材
15は中央に芯材片15aを有して全体が略T字形状を
なしており、芯材片15aを挟んでその両側にはそれぞ
れシェードホルダー20を適合状態で縦置きできるよう
な取付け凹部19が区画形成されている。そして、両シ
ェードホルダー20の一端部にはそれぞれ取付部材24
が止着されるとともに、この止着部材は芯材片15aの
上部にそれぞれ突出するヒンジピン17に嵌め込まれ、
これによってシェードホルダー全体が垂直面内で回動可
能に支持される。すなわち、両シェードホルダー20は
アームレスト13に対して格納された位置(図2に示す
状態)と起立してリヤウインドに対向する起立位置(図
4に示す状態)との間にわたって個別に回動可能となっ
ている。各シェードホルダー20は円筒状のホルダーケ
ース21を有し、同ホルダーケース21にはサンシェー
ド22の巻き取りおよび繰り出しを行うためのスリット
溝23が開口している。サンシェード22はホルダーケ
ース21内に回転可能に収納された巻取軸(図示しな
い)に対してその一端側が結着されている。また、巻取
軸には図示しないばね部材が巻着されており、サンシェ
ード22を巻き取る方向に付勢している。サンシェード
22の他端縁(引き出し端側)にはスラット5が取り付
けられており、かつスラット5にはリング6が設けられ
てリヤクォータ側に掛け止め可能となっている。
【0009】このように本実施例においてはリヤシート
11の一部であるアームレスト13に形成した取付凹部
19にシェードホルダー20をその凹部に納める位置と
同アームレスト13を座席12a,12b間に位置して
シェードホルダー20を上方へ起立してサンシェード2
2を引出し可能な位置に回動可能に組み付ける構成とし
たものであるから、通常時においてこのシェードホルダ
ー20はアームレスト13の取付凹部19に納められて
見えることがないので室内観を損なうことがなく、ま
た、シェードホルダー20はシートの一部に格納するの
で、従来付設したパッケージトレイ2側はすっきりした
フラット状を維持して後方視界を妨げることがないので
安全性を確保することができる。また、パッケイジトレ
イ2へのスピーカの取付けに制約を与えることなく容易
に取付け位置を選択することができて音響効果を維持す
ることができる。
【0010】次に、図5および図6は他の態様を示すも
ので、この実施例においては図5に示すようにシェード
ホルダー20はリヤシート11の左右に座席12a,1
2bのシートバック25の背面側の上部材に水平方向に
凹設された取付凹部26に取付けられるようにしたもの
である。この取付凹部26のアームレスト13寄りには
回転可能に、かつ後部側へ引出し可能に支持軸27が取
付けられている。また、この支持軸27には略L形状の
ブラケット28が取付けられるとともに、このブラケッ
ト28の片28aにはシェードホルダー20が取付けら
れ、このシェードホルダー20は支持軸27を介して横
倒し状にして取付凹部26に納められている。シェード
ホルダー20を使用する場合には支持軸27を介して後
部へ引出し回転してシェードホルダー20を立設してサ
ンシェード22を引出し端部に取付けたスラット5のリ
ング6をリヤクォータピラ側に掛け止めすることで陽射
しを遮断することができる。したがって、この場合にお
いても上記実施例と同等の作用効果を奏するものであ
る。
【0011】なお、上記実施例においてシェードホルダ
ー20を立設した際、これを安定保持するため、例えば
同ホルダー20の端部をルーフ側に掛け止めする係止部
材29を設ける構成としてもよく、また、取付部材2
4、ブラケット28にロック部材を設ける構成としても
よい。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上記構成としたことにより、
通常時においてこのシェードホルダーはシートの一部に
納められて見えることがないので室内観を損なうことが
なく、また、シェードホルダーはシートの一部に格納す
るので、パッケージトレイ側はすっきりしたフラット状
を維持して後方視界を妨げることがないので安全性を確
保することができる。また、パッケージトレイのスピー
カの取付に制約を与えることなく容易に取付け位置を選
択することができて音響効果を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤシート側の斜視図
【図2】アームレストの斜視図
【図3】アームレストの分解斜視図
【図4】(a)(b)は作用説明図
【図5】他の態様を示すリヤシート側の斜視図
【図6】(a)(b)は作用説明図
【図7】従来のリヤシート側にシェードホルダーを取付
けた斜視図
【図8】サンシェードの使用状態の斜視図
【符号の説明】
11…レヤシート 12a,12b…座席 13…アームレスト 19,26…取付凹部 20…シェードホルダー 22…サンシェード 25…シートバック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状に形成されたサンシェードを巻
    き取り及び繰り出し可能とするシェードホルダーを備え
    た車両用日除け装置であって、 前記シェードホルダーは、車両用シートの一部に格納さ
    れる格納位置と、格納位置より起立して前記サンシェー
    ドを繰り出し可能な使用位置との間で変位可能とされる
    とともに、この使用位置においてはその上端部が車両の
    ルーフ側に掛け止めされる構成となっていることを特徴
    とする車両用日除け装置。
JP1993021350U 1993-03-30 1993-03-30 車両用日除け装置 Expired - Fee Related JP2607221Y2 (ja)

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JPH0674422U JPH0674422U (ja) 1994-10-21
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