JPS6175034A - 車両のラゲ−ジル−ムカバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

（１）発明の目的 髪棗火匹五１比」 この発明は、車室後部のラゲージルームをシート状のト
ノカバーで覆う様にした車両のラゲージル−ムカバーに
関するものである。 文迷ｌす

【罠 この種のカバーとしては１例えば実開昭５５−１１１８
４１号公報に開示された様なものがある。この公報には
、第１Ｏ図に示した様に、車体１後部のトランクルーム
２を車室３後部のりヤシ−１・４後方に連通させると共
に、このトランクルーム２の前部を遮蔽部材５で覆う様
にしたものが開示されている。そして、リヤシート４の
後面上部近傍には両端部を車体両側部に固定したバー６
が配設され、このバー６には前述の遮蔽部材５の中間部
が支持されている。また、遮蔽部材５の後端は車室３後
部のりャパーセルシェルフ７に取り付けられ、遮蔽部材
５の前側下端部は開閉装置８に装着され。 開閉装置８はリヤフロア９のリヤシート４近傍に固定さ
れている。 この様な遮蔽部材５をカバーとして備える自動車におい
ては、遮蔽部材５の後端をリヤパーセルシェルフ７から
外すことにより、トランクルーム２の前部を車室３内に
開いて、１−ランクルーム２内の荷物を取り出すことが
できる。 発明が解決しようとする問題点 ところで、自動車にはりヤシ−１−をリクライニングで
きる様にしたものがあり、この自動車に」二連のカバー
を適用すると、上述のカバーを支持するバー６は固定さ
れているため、リヤリクライニングシートをリクライニ
ングさせようとしても、リヤリクライニングシートがバ
ー６に当ってリクライニングできないという問題があっ
た。 そこで、この発明は、リクライニング構造を備えるリヤ
シー１−をリクライニングさせても、このリクライニン
グ動作を阻害しないラゲージルームカバーを堤供するこ
とを目的とするものである。 （２）発明の構成 問題点を解決するための手 上述した目的を達成するため、この発明は、車室後部の
ラゲージルーム両側部にサイトフィニッシャ−を設け、
該サイドフィニッシャ−の上部前端間にスルーバーを渡
架し、前記ラゲージルームを覆わせるシー１−状の１−
ツカバーの中間部を前記スルーバー上に支持させると共
に、前記ラゲージルームフロア−の前端と前記ラゲージ
ルーム後端且部との間に前記トノカバーを伸縮調整自在
に張設して、前記ラゲージルームを１−ツカバーで覆う
ようにした車両のラゲージルームカバーにおいて、前記
スルーバーを前記サイドフィニッシャ−に前後移動自在
かつ着脱自在に装着することにより、前記スルーバーが
リヤシー１−のリクライニング操作に連動し得る様にし
たことを特徴とする車両のラゲージルームカバーとした
ことを特徴とするものである。 作　　　用 この様な構成によれば、リヤシートの後方へのリクライ
ニング動作に連動してスルーバーが後方へ移動すると共
に、トノカバーが伸縮する。 実施例 以下、この発明の実施例を第１図〜第９図に基づき説明
する。 第１図〜第５図は、この発明の一実施例を示したもので
ある。 第１図〜第４図において、１０はハツチバック車の車体
、１１は車体１０内の車室、１２は車体１ｏの後部に設
けられた開口、１３は開口１２の開閉をするバックドア
、■４は車体１０の後部のりャパネルである。 また、１５は車体１０のリヤフロア−１Ｉ６はりャフロ
ア−１５に装着されたリヤリクライニングシー１−（以
下単にリヤシートと略称）、１．６ａはりャシート１６
のシートクッション、１６ｂはリヤシー１・１６のシー
トパックである。 リヤシート１６とりャパネル１４との間にはラゲージル
ーム１７が形成され、ラゲージルーム１７の両側部には
サイドフィニッシャ−１８，１９が第２図の如２　く設
けられている。サイドフィニッシャ−１８の前部側には
、前端上部及びラゲージルーム１７に開口する円弧状の
ガイド！ｉ＋ｆｆ２０が形成されている。このガイド溝
２０の底壁には第４図、第５図に示した様に前後に延び
るスリン１−２１が形成され、このスリン１−２１には
支持ロッド２２の上端部が挿通され、この支持ロッド２
２の上端部にはバー保持部２３が一体に設けられている
。このバー保持部２３は、第５図に示した様に一対の挟
持片２３ａ、　２３ｂとこれらの連設部２３ｃから略コ
字状に形成されていて、この挟持片２３ａ、　２３ｂは
弾性力を有している。しかも、挟持片２３ａ　、　２３
ｂの先端部２３ｄ　、　２３ｅの間隔ａは中間の間隔す
よりも小さく形成されている。 また、支持ロッド２２の下端部はサイ１−フィニッシャ
−１８内の前端下部の支軸２４に回動自在に枢支され、
支軸２４は車体１０のサイド１−リム２５とサイドフィ
ニッシャ−１８の狽ｒＩｉ１８ａに固定されている。 しかも、支軸２４にはリターンスプリング２６が保持さ
れている。このリターンスプリング２６は、一端が支持
ロッド２２の後部に係止され、他端がサイド１〜リム２
５に突設した係止ピン２７に係止されている。 このリターンスプリング２６は支持口νト２２を前側に
回動付勢している。尚、カイトｌＲ２Ｏの曲率中心は支
＠２１１の中心となっている。 ２８はバー保持部２３に保持されたスルーバーである。 スルーパー２８は、バ一本体としてのロッド２９と、こ
れの基部に一端が溶接固定された補助ロット３０から構
成されている。しかも、補助ロッド３０はロッド２９と
平行に設けられている。そして、スルーパー２８は、ロ
ッド２９の基部をバー保持部２３の挟持片２３ａ、　２
３ｂ間に挟持させることにより、第５図（ロ）の如＜ノ
ヘー保持部２３に保持されている。尚、口、ソド２９の
径は間隔すよりも若干大きく形成されている。 上述のリヤパネル１４の上端折曲部１．４ａには第１図
に示した如く係止金具３１がビス３２で固定され。 リヤフロア−１５の後部すなわちラゲージルームフロア
−１５ａ前端部にはカバー巻取装置３３が固定されてい
る。このカバー巻取装置３３は第４図に示した如く車ｄ
】方向に延びていて、このカバー巻取装置３３には布製
でシー１〜状の１−ツカバー３４の一端部かをき取られ
ている。しかも、カバー巻取装置３３は図示しないカバ
ー巻取スプリングを有し、このカバー巻取スプリングは
１−ツカバー３４をカバー巻取装置３３内に巻き取る方
向に付勢している。また、１−ツカバー３４は、他端が
カバー巻取装置３３の開１コＡから引き出され、その中
間部がスルーパー２８のロッド２９ど補助ロッド３０と
の間に配設されてい乙。 １−ツカバー３４の引き出し端には係止金具３５が取り
付けられていて、この係止金具３５には係止孔３６が穿
設されている。この係止孔３６は係止金具３１の先端に
係合されている。尚、１−ツカバー３４の巾はサイ１−
フィニッシャ−１８，１９間の巾と略同−に形成されて
いる。図中３３ａはカバー巻取装置の両端部に固着され
たブラケット、３３ｂはブラケット３３ａに設けら九た
車中方向に延びる長孔、３３ｃは取付用のビスである。 次に、この様な構成の車両のラゲージルームカバーの作
用を説明する。 上述の自ａ車においてはラゲージルーム１７の上部及び
前部が１−ツカバー３４で覆われている。従って、通常
、ラゲージルーム１７内は外部から目視できず、見栄え
が損なわれることはない。 この様な状態から１１ヤシート１６のシートバック１６
ｂを後方にリクライニングさせると、スルーパー２８が
シー１−バック１６ｂにより後方に抑圧変位させられる
。これにより、スルーパー２８を保持するバー保持部２
３がガイド溝２０内を後下方に抑圧変位させられると同
時に、支持ロッド２２がリターンスプリング２Ｇのバネ
力に抗して支軸２４を中心に後方に回動変位させられる
６従って、シートバック１６ｂを第１図の二点鎖線の如
く後方にリクライニングさせると、スルーパー２８が支
軸２４を中心に後方に回動変位させられる。しかも、こ
れに伴なってトノカバー３４の一端側がカバー巻取装置
３３内に巻き取られて、１−ツカバー３４の張設状態が
二点鎖線の如く保持される。 一方、リヤシート１６のシートバック＋６ｂを起こすと
、支持ロツＦ２２がリターンスプリング２６のバネ力で
原状に復帰させられると共に、バー保持部２３及びスル
ーパー２８が原状に復帰させられ、１−ツカバー３４の
一部がカバー巻取装置３３から引き出される。 この様なリヤシート１６のリクライニングに際しても、
１−ツカバー３１１はスルーパーー２８とカバー巻取′
！Ａ［３３の作用により常時緊張状態を保持する。従っ
て、」二連のリクライニング操作時でもラゲージルーム
Ｉ７が常に１−ツカバー３４で覆われて、内部が外から
目視できないので、見栄えが損なわれることはない。 また、ラゲージルーム１７内の荷物をリヤシー１−１６
側から取り出そうとする場合には、係止金具３５を係止
金具３Ｉから外して、１−ツカバー３４の一部をカバー
巻取装置３３に巻き取らせることにより、ラゲージルー
ム１７の上部を車室１１内に開放する。これによって、
ラゲージルーム１７内の荷物をリヤシー１〜１６側から
容易に取り出すことができる。 さらに、リヤシー１へ１６をフルフラッ１−にする場合
には、まず、係止金具３５を係止金具３Ｉから外す。 次に、スルーパー２８をバー保持部２３から取り外すと
共に、Ｉ−ツカバー３４をスルーパー２８のロット２９
と補助ロット３０の間から抜き取る。そして、１−ツカ
バー３４をカバー巻取装置３３内に巻き取らせる。 この状態でラゲージルーム１７の前部側に荷物がある１
０合には、荷物をラゲージルーム１７の後部側に移動さ
せる。このような作業の後、最後にリヤシーｈ１６のシ
ートハック１６ｂを後方に略フラットになるまで倒すこ
とにより、リヤシー１〜１６をフルフラットにすること
ができる。 尚５以上説明した実施例では、スルーバー２８をサイト
フィニッシャ−１８側のバー保持部２３及び支持ロッド
２２のみで支持させる様にしたが、必ずしもこれに限定
されるものではなく、同様なバー保持構造をサイドフィ
ニッシャ−１９側に設けて、スルーパー２８の両端をサ
イドフィニッシャ−１８，１９に後方に回動し得る様に
支持させる様にしてもよい。 第６図・〜第９図は、この発明の他の実施例を示したも
のであるにの実施例は、リヤシー１−１６を２つ並設し
、サイドフィニッシャ−１８，１９の対向する側に前後
に延びるガイド段部３７．３８を設け。 このガイド段部３７．３８にスルーパー３９の両端部を
前後スライド自在に支持させたものである。このスルー
パー３９は第８図に示した如くバ一本体としての板状体
４０と、基部折曲端が板状体４０の一端部に溶接固定さ
れた補助ロッド４１から構成されている。そして、この
板状体４０と補助ロッド４１との間にトノカバー３４の
中間部が配設されている。 この実施例によれば、スプリント式のりヤシ−１へ１６
．１６の一方のバックシーｈ１６ｂを第９図の如く後方
にリクライニングさせることにより、スルーパー３９が
抑圧されて後方に平行にスライド変位させられる。この
際、トノカバー３４の一部はカバー巻取装置３３に巻き
取られるので、トノカバー３４は常時緊張された状態が
保持される。従って、ラゲージルームエフ内は、１−ツ
カバー３４で覆われ、見栄えが損なわれることはない。 また、リヤシート１６をフルフラットにする場合には、
係止金具３５を係止金具３１から外すと共に、ｉ−ツカ
バー３４をスルーパー３９の板状体４０と補助ロッド４
１との間から抜き取る。そして、１−ツカバー３４をカ
バー巻取装置３３に巻き取らせると共に、スルーパー３
９を後方側にスライドさせる。この状態でリヤシー１−
１６を後方に水平に倒すことにより。 リヤシート１６がフルフラットになる。 （３）発明の効果 この発明は、以上説明した様に、車室後部のラゲージル
ーム両側部にサイドフィニッシャ−を設け、該サイドフ
ィニッシャ−の上部前端間にスルーパーを渡架し、前記
ラゲージルームを覆わせるシー１−状のトノカバーの中
間部を前記スルーパー１６に支持させるど共に、前記ラ
ゲージルームフロア−の前端と前記ラゲージルーム後端
上部との間に前記１−ツカバーを伸縮調整自在に張設し
て、前記ラゲージルームをトノカバーで覆うようにした
車両のラゲージルームカバーにおいて、前記スルーパー
を前記サイドフィニッシャ−に前後移動自在かつ着脱自
在に装着することにより、前記入ルーバーがリヤシート
のリクライニング操作に連動し得る様にしたことを特徴
とする車両のラゲージルームカバーとしたので、リヤシ
ートのシー１−バックを後方にリクライニングすること
により、スルーパーが後方に移動させられる。しかも、
この操作に伴なって！・ツカバーは緊張されているので
。 ラゲージルーム内部の荷物が外部から見えず、見栄えが
損なわれることはない６また。トノカバーの一端を車体
側から外して、スルーパーを車体から外すか後方に移動
させると共に、１−ツカバーの中間部をスルーパーから
外すことにより、リヤシー１−のシー１−ハックを後方
に略水平に倒して、リヤシートをフルフラットにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るラゲージルームカバーの一実施
例を示すハツチバック車の後部断面図。 第２図は第１図に示したバックドアを開いた状態でハツ
チバック車を後方上部から見た斜視図、第３図及び第４
図は第２図に示したハツチバック車を別の角度から部分
的に見た要部斜視図、ｍＳ図（イ）は第１図に示したサ
イドフィニッシャとトノカバー等の部品の配置を部分的
に示した概略説明斜視図、第５図（ロ）は第１図の■−
■線に沿う断面図、第６図はこの発明に係るラゲージル
ームカバーの他の実施例を示すハツチバック車の後部断
面図、第７図は第６図に示したバンクドアを問いた状態
でハツチバック車を後方上部から見た斜視図、第８図及
び第９図は第６図に示したハツチバンク車を別の角度か
ら見た要部斜視図、第１０図は従来の１−ランクルーム
カバーを備える自動車の後部断面図である。 １０・・車体、１４・・リヤパネル、 １５・・・リヤフロア−１ １５ａ・・ラゲージルームフロア、 １Ｇ・・リヤシー１−、　　１６ａ・・・シーＩ・クッ
ション。 １６ｂ・・・シートバック、　１７・・・ラゲージルー
ム、１８．１９・・・サイドフィニッシャ−１２０・・
・ガイド溝、　　　　２１・・・スリット、２２・・支
持ロッド、２３・・・バー保持部、２４・・支軸、２８
・・・スルーバー。 ２９・・ロット、３０・・・補助ロッド、３１・・係止
金具、　　　３３・・・カバー巻取装置、３４・・・１
−ツカバー、　　３５・・・係止金具、３７．３８・・
・ガイド段部、３９・・スルーバー、４０・・・板状体
、　　　　　４１・・・補助ロット。 第１図 第２図 第３図 第６図 第７図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車室後部のラゲージルーム両側部にサイドフィニッシャ
   ーを設け、該サイドフィニッシャーの上部前端間にスル
   ーバーを渡架し、前記ラゲージルームを覆わせるシート
   状のトノカバーの中間部を前記スルーバー上に支持させ
   ると共に、前記ラゲージルームフロアーの前端と前記ラ
   ゲージルーム後端上部との間に前記トノカバーを伸縮調
   整自在に張設して、前記ラゲージルームをトノカバーで
   覆うようにした車両のラゲージルームカバーにおいて、 前記スルーバーを前記サイドフィニッシャーに前後移動
   自在かつ着脱自在に装着することにより、前記スルーバ
   ーがリヤシートのリクライニング操作に連動し得る様に
   したことを特徴とする車両のラゲージルームカバー。