JPH0674422U - 車両用日除け装置 - Google Patents
車両用日除け装置Info
- Publication number
- JPH0674422U JPH0674422U JP2135093U JP2135093U JPH0674422U JP H0674422 U JPH0674422 U JP H0674422U JP 2135093 U JP2135093 U JP 2135093U JP 2135093 U JP2135093 U JP 2135093U JP H0674422 U JPH0674422 U JP H0674422U
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- JP
- Japan
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- sunshade
- seat
- shade holder
- shade
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 必要に応じて陽射しを遮蔽することができる
とともに、不要時には後方視界の障害となることがな
い。 【構成】 シート上に形成されたサンシェードを巻き取
りおよび繰出し可能とするシェードホルダー20を、車
両用シートの一部に同シートに対する格納位置と前記サ
ンシェードを繰出すべき使用位置との間にわたって回動
可能に組み付ける。
とともに、不要時には後方視界の障害となることがな
い。 【構成】 シート上に形成されたサンシェードを巻き取
りおよび繰出し可能とするシェードホルダー20を、車
両用シートの一部に同シートに対する格納位置と前記サ
ンシェードを繰出すべき使用位置との間にわたって回動
可能に組み付ける。
Description
【0001】
この考案は、車両室内に内装される車両用日除け装置に関するものである。
【0002】
従来、この種の車両用日除け装置として例えば図7および図8に示すように車 両後部ウインドからの陽射しを遮蔽するものが知られている。このものはリヤシ ート1の後部のパッケージトレイ2上に図示のようにサンシェード4を巻取・繰 出し可能に設けられたシェードホルダー3を取付けており、使用時には図8に示 すようにサンシェード4を上方へ引き出してスラット5に取付けられたリング6 をルーフ側に掛け止めするというものであった。
【0003】
しかしながら、このシェードホルダー3はパッケージトレイ2上に突出して取 付けられるものであり、車室内の見栄えを悪くし、同時に後方視界を妨げる、と いう問題点がある。また、一般的にはこのパッケージトレイ2にはカーオーディ オ用のスピーカを取付けるものであるが、このシェードホルダー3を取付けるこ とによりスピーカの取付けに制約を受ける問題点もある。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点を解決すべくなされたもので、必要に応じて陽射 しを遮蔽することができるとともに、不要時には後方視界の障害となることのな い車両用日除け装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案の構成は、シート状に形成されたサンシェ ードを巻き取りおよび繰出し可能とするシェードホルダーを、車両用シートの一 部に同シートに対する格納位置と前記サンシェードを繰出すべき使用位置との間 にわたって変位可能に組み付けたことを特徴とするものである。
【0006】
上記構成としたことにより、不要時にはシェードホルダーをシートの格納位置 に納めることができて室内観を良好にすることができ、使用時にはシェードホル ダーを使用位置に取出すことで陽射しを遮蔽することができる。
【0007】
次に、本考案の一実施例を図1ないし図4にしたがって説明すると、図1はリ ヤシート11を示すもので、このリヤシート11は左右の座席12a、12bとそ の間に設けられたアームレスト13とより構成されている。そして、この中央の アームレスト13には以下に説明する日除け装置が付設されている。
【0008】 アームレスト13は図2および図3に示すように基材14の上部に芯材15が 取付けられ、かつその外周を表皮部材18により包着されて構成される。そして 、基材14の両側にはヒンジピン16が取付けられ、これによってアームレスト 13全体は左右の座席12a、12b側に回転可能に支承されている。また、芯材 15は中央に芯材片15aを有して全体が略T字形状をなしており、芯材片15 aを挟んでその両側にはそれぞれシェードホルダー20を適合状態で縦置きでき るような取付け凹部19が区画形成されている。そして、両シェードホルダー2 0の一端部にはそれぞれ取付部材24が止着されるとともに、この止着部材は芯 材片15aの上部にそれぞれ突出するヒンジピン17に嵌め込まれ、これによっ てシェードホルダー全体が垂直面内で回動可能に支持される。すなわち、両シェ ードホルダー20はアームレスト13に対して格納された位置(図2に示す状態 )と起立してリヤウインドに対向する起立位置(図4に示す状態)との間にわた って個別に回動可能となっている。 各シェードホルダー20は円筒状のホルダーケース21を有し、同ホルダーケ ース21にはサンシェード22の巻き取りおよび繰り出しを行うためのスリット 溝23が開口している。サンシェード22はホルダーケース21内に回転可能に 収納された巻取軸(図示しない)に対してその一端側が結着されている。また、 巻取軸には図示しないばね部材が巻着されており、サンシェード22を巻き取る 方向に付勢している。サンシェード22の他端縁(引き出し端側)にはスラット 5が取り付けられており、かつスラット5にはリング6が設けられてリヤクォー タ側に掛け止め可能となっている。
【0009】 このように本実施例においてはリヤシート11の一部であるアームレスト13 に形成した取付凹部19にシェードホルダー20をその凹部に納める位置と同ア ームレスト13を座席12a,12b間に位置してシェードホルダー20を上方 へ起立してサンシェード22を引出し可能な位置に回動可能に組み付ける構成と したものであるから、通常時においてこのシェードホルダー20はアームレスト 13の取付凹部19に納められて見えることがないので室内観を損なうことがな く、また、シェードホルダー20はシートの一部に格納するので、従来付設した パッケージトレイ2側はすっきりしたフラット状を維持して後方視界を妨げるこ とがないので安全性を確保することができる。また、パッケイジトレイ2へのス ピーカの取付けに制約を与えることなく容易に取付け位置を選択することができ て音響効果を維持することができる。
【0010】 次に、図5および図6は他の態様を示すもので、この実施例においては図5に 示すようにシェードホルダー20はリヤシート11の左右に座席12a,12b のシートバック25の背面側の上部材に水平方向に凹設された取付凹部26に取 付けられるようにしたものである。この取付凹部26のアームレスト13寄りに は回転可能に、かつ後部側へ引出し可能に支持軸27が取付けられている。また 、この支持軸27には略L形状のブラケット28が取付けられるとともに、この ブラケット28の片28aにはシェードホルダー20が取付けられ、このシェー ドホルダー20は支持軸27を介して横倒し状にして取付凹部26に納められて いる。 シェードホルダー20を使用する場合には支持軸27を介して後部へ引出し回 転してシェードホルダー20を立設してサンシェード22を引出し端部に取付け たスラット5のリング6をリヤクォータピラ側に掛け止めすることで陽射しを遮 断することができる。したがって、この場合においても上記実施例と同等の作用 効果を奏するものである。
【0011】 なお、上記実施例においてシェードホルダー20を立設した際、これを安定保 持するため、例えば同ホルダー20の端部をルーフ側に掛け止めする係止部材2 9を設ける構成としてもよく、また、取付部材24、ブラケット28にロック部 材を設ける構成としてもよい。
【0012】
本考案は、上記構成としたことにより、通常時においてこのシェードホルダー はシートの一部に納められて見えることがないので室内観を損なうことがなく、 また、シェードホルダーはシートの一部に格納するので、パッケージトレイ側は すっきりしたフラット状を維持して後方視界を妨げることがないので安全性を確 保することができる。また、パッケージトレイのスピーカの取付に制約を与える ことなく容易に取付け位置を選択することができて音響効果を維持することがで きる。
【図1】リヤシート側の斜視図
【図2】アームレストの斜視図
【図3】アームレストの分解斜視図
【図4】(a)(b)は作用説明図
【図5】他の態様を示すリヤシート側の斜視図
【図6】(a)(b)は作用説明図
【図7】従来のリヤシート側にシェードホルダーを取付
けた斜視図
けた斜視図
【図8】サンシェードの使用状態の斜視図
11…レヤシート 12a,12b…座席 13…アームレスト 19,26…取付凹部 20…シェードホルダー 22…サンシェード 25…シートバック
Claims (1)
- 【請求項1】 シート状に形成されたサンシェードを巻
き取りおよび繰出し可能とするシェードホルダーを、車
両用シートの一部に同シートに対する格納位置と前記サ
ンシェードを繰出すべき使用位置との間にわたって変位
可能に組み付けたことを特徴とする車両用日除け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993021350U JP2607221Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 車両用日除け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993021350U JP2607221Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 車両用日除け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674422U true JPH0674422U (ja) | 1994-10-21 |
JP2607221Y2 JP2607221Y2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=12052652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993021350U Expired - Fee Related JP2607221Y2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 車両用日除け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607221Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP1993021350U patent/JP2607221Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607221Y2 (ja) | 2001-05-28 |
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