JP3361634B2 - 自動車用ガードネット装置 - Google Patents
自動車用ガードネット装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の後部荷室と客室
とを仕切る形で張設されて、後部荷室に荷積みされた物
品が車両の制動時等に客室側へ崩れ落ちるのを防止する
自動車用ガードネット装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用ガードネット装置として
は、例えば特開平4−121239号公報に示されてい
るように、後部荷室に車幅方向に配設した巻取り装置に
巻取られたネットを手動により上方へ引き出し、ネット
の引き出し端をルーフサイドに設けたフック部材に係着
して、該ネットを後部荷室と客室とを仕切って張設する
ようにしたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ネットを手動により巻
取り装置から引き出して張設し、又はネットを手でフッ
ク部材から外して巻取り装置に巻取らせるため操作に煩
しさがあることは否めない。 【0004】また、後部荷室から積荷を降してネットが
不要となっても、ネットを取り外すのを忘れて張設した
ままにしてあると、該ネットが後方視界の邪魔になって
しまうため、このような場合には一旦車両を停止してネ
ットをフック部材から外して巻取らせる必要があって、
ドライバーにより一層煩しさを感じさせてしまう。 【0005】そこで、本発明はネットを自動的に張設,
巻取りすることができて、後部荷室から離れた運転席側
からでも容易に操作することができる自動車用ガードネ
ット装置を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、後
部荷室に車幅方向に配設したフレームと、該フレーム内
に回転自在に軸支したスプールシャフトに巻取られて、
上方へ引き出されることにより後部荷室及び客室を仕切
るネットと、前記スプールシャフトをネットの巻取り方
向に付勢する付勢手段と、ネットの引き出し端の両端部
に連結されて該ネットをルーフ側に吊持する一対のワイ
ヤと、これらワイヤを同時に巻取りおよび繰り出す駆動
モーターとを備え、該駆動モーターと、該駆動モーター
により作動される多段に形成したワイヤボビンとを前記
フレームに装着する一方、一対のワイヤをそれぞれルー
フ側に設けたガイドローラーと、フレームに設けたガイ
ドローラーとに掛架して、前記ワイヤボビンの各段に区
分して巻装し、かつ、前記駆動モーターの作動シャフト
を該駆動モーターのシャフトケーシングに軸支された駆
動側シャフトと従動側シャフトとに分割して、該従動側
シャフトにワイヤボビンを設け、シャフトケーシング内
には縮径して配設されてシャフトケーシングの内周面に
膠着するロックコイルスプリングを装着し、駆動側シャ
フト端には駆動モーターの回転によりロックコイルスプ
リングの巻き終端にロックコイルスプリングが縮径する
方向に係合する駆動側係合突起を設ける一方、従動側シ
ャフト端には駆動側係合突起と係合可能で、かつ、従動
側シャフトにワイヤを介して回転方向の外力が作用する
とロックコイルスプリングの巻き終端にロックコイルス
プリングが拡径する方向に係合してロックされる従動側
係合突起を設けたことを特徴としている。 【0007】 【0008】 【0009】 【作用】請求項1によれば、駆動モーターをワイヤの巻
取り方向へ駆動すると、ワイヤがスプールシャフトの付
勢手段よりも強い力で巻取られてネットが上方へ引き出
され、該ネットが所要の高さ位置まで引き出されたとこ
ろで駆動モーターを停止すれば、スプールシャフトがネ
ットの巻取り方向に付勢されているため、該ネットを緊
張状態を保って後部荷室及び客室を仕切った状態に張設
することができる。 【0010】ネット不要時には駆動モーターをワイヤ繰
り出し方向へ駆動すると、スプールシャフトが付勢手段
によってネット巻取り方向に付勢されているため該駆動
モーターは小さな負荷で駆動してワイヤを繰り出し、ネ
ットは該付勢手段によってネット巻取り方向に付勢され
たスプールシャフトの回転により、フレーム内に完全に
巻取られる。 【0011】このように、ネットの引き出しおよび巻取
りを駆動モーターと付勢手段の付勢力とによって自動的
に行うため、駆動モーターの作動スイッチの操作で簡単
に操作を行え、該作動スイッチは運転席の操作性の良い
適宜の位置に設けることができるから、ドライバーは運
転席に居ながらにして離れた位置に配されたネットの張
設および巻取り操作を随時容易に行うことができる。 【0012】また、駆動モーターとワイヤボビンとをフ
レームに配設し、しかも、単一の駆動モーターとワイヤ
ボビンとによって一対のワイヤを同時に巻取り又は繰り
出し作動できるようにしてあるため装置全体をコンパク
トに構成でき、後部荷室へのレイアウトを容易に行える
と共に、後部荷室の設計を容易に行うことができる。 【0013】更に、駆動モーターのシャフトケーシング
内に配設したロックコイルスプリングにより、駆動モー
ターの駆動によるネットの引き出しおよび駆動モーター
の駆動と付勢手段の付勢力とによるネットの巻取りは自
由に行え、そして、ネット張設状態でネットに積荷が崩
れ当ってワイヤが繰り出されようとした場合、ロックコ
イルスプリングによって駆動モーターの従動側シャフト
をロックできるため該ワイヤの繰り出しが拘束され、以
て、荷崩れを未然に防止することができる。 【0014】また、駆動モーターを停止すれば付勢手段
の付勢力によりネットおよびワイヤを介して駆動モータ
ーの従動シャフトがワイヤ繰り出し方向に回転力を受け
ても、ロックコイルスプリングによって該従動側シャフ
トの回転がロックされるため、ネットの張設高さ位置を
任意に調節することができる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。 【0016】図1〜5において、1は客室C・Rの後部
座席Sの後方で後部荷室L・Rの両側部のサイドトリム
20,20のウエスト部に跨って車幅方向に装着したフ
レームで、断面4角形の角筒形に形成してある。 【0017】フレーム1の内部には両側端部に設けた軸
受2,2に回転自在に軸支されたパイプ状のスプールシ
ャフト3を配設してある。 【0018】このスプールシャフト3の中心部内には前
記軸受2,2に固定したインナシャフト4を設けてあ
り、これらインナシャフト4とスプールシャフト3との
間に、一端がインナシャフト4に固定されると共に、他
端がスプールシャフト3に固定され該スプールシャフト
3を後述するネット6の巻取り方向に付勢する付勢手段
としてのねじりコイルバネ5を設けてある。 【0019】6はスプールシャフト3に巻装され、フレ
ーム1の上壁に形成した開口1aから上方へ引き出され
て客室C・Rと後部荷室L・Rとを仕切るネットで、そ
の引き出し端(ネット上端)には引き出しバー7を設け
てある。 【0020】引き出しバー7の両側端部には、ネット6
をルーフ側に吊持する一対のワイヤ8,8を連結してあ
る。 【0021】本実施例ではこれらワイヤ8,8は、ルー
フサイドに固定されてルーフトリム19より後部荷室L
・R内に若干突出したブラケット10,10に回転自在
に軸支したガイドローラー9,9と、フレーム1の両側
端部の前壁にブラケット11a,11aを介して回転自
在に軸支したガイドローラー11,11とにそれぞれ掛
架して、後述するワイヤボビン14に巻取るようにして
ある。 【0022】12はフレーム1の前壁に固設した駆動モ
ーターを示し、この駆動モーター12の作動シャフト1
3にワイヤボビン14を上下2段に設け、一方のワイヤ
8をワイヤボビン14の上段に、他方のワイヤ8をワイ
ヤボビン14下段にそれぞれ同一方向に巻装し、駆動モ
ーター12の駆動によってワイヤ8,8をワイヤボビン
14に同時に巻取り、又は繰り出しするようにしてあ
る。 【0023】本実施例は駆動モーター12の作動シャフ
ト13を、該駆動モーター12のシャフトケーシング1
5に軸支した駆動側シャフト13aと従動側シャフト1
3bとに分割してあり、この従動側シャフト13bに前
述のワイヤボビン14を設けてある。 【0024】シャフトケーシング15のこれら駆動側シ
ャフト13aと従動側シャフト13bとの分割部分に位
置するベース部15aの内周面は円形に形成してあっ
て、該ベース部15a内にロックコイルスプリング16
を縮径して装着して、該ロックコイルスプリング16の
外周面をベース部15aの内周面15bに膠着させて配
置してある。 【0025】駆動側シャフト13aおよび従動側シャフ
ト13bの各端部には、円筒形を略1/4に分割した形
で各一対の係合突起17,17および18,18をそれ
ぞれ対向的に突設して、これら係合突起17,17と1
8,18とを周方向に係合可能に互い違いに組付け配置
してある。 【0026】前記ロックコイルスプリング16の巻き終
端16a,16aは、従動側係合突起18,18の各一
側縁と、1つの駆動側係合突起17の両側縁との間に配
置してあって、駆動モーター12の正,逆何れの方向の
回転に対しても該駆動側係合突起17が巻き終端16
a,16aの一方に、ロックコイルスプリング16が縮
径する方向に係合し、また、駆動モーター12が停止状
態にある時に従動側シャフト13bの回転方向に外力が
作用すると、従動側係合突起18,18の何れか一方の
側縁が前記巻き終端16a,16aの何れか一方に、ロ
ックコイルスプリング16が拡径する方向に係合してロ
ックされるようにしてある。 【0027】以上の実施例構造によれば、駆動モーター
12をワイヤ8,8の巻取り方向へ駆動すると、駆動側
シャフト13a端の駆動側係合突起17がロックコイル
スプリング16の巻き終端16aに、該ロックコイルス
プリング16が縮径する方向に係合するから、ロックコ
イルスプリング16とシャフトケーシング15のベース
部15aの内周面15bとの膠着が解除され、該駆動側
係合突起17が従動側係合突起18と係合して駆動力を
従動側シャフト13bに伝達する。 【0028】これにより、ワイヤ8,8がスプールシャ
フト3のねじりコイルばね5の付勢力よりも強い力でボ
ビン14に同時に巻取られてネット6が上方へ引き出さ
れる。 【0029】ネット6が所要の高さ位置まで引き出され
たところで駆動モーター12を停止すれば、スプールシ
ャフト3がねじりコイルばね5によってネット6の巻取
り方向に付勢されているため、該ネット6を緊張状態を
保って後部荷室L・Rと客室C・Rとを仕切った状態に
張設することができる。 【0030】ネット6の不要時には駆動モーター12を
ワイヤ8,8の繰り出し方向へ駆動すれば、前述と同様
に駆動側シャフト13a端の駆動側係合突起17がロッ
クコイルスプリング16の巻き終端16aにロックコイ
ルスプリング16が縮径する方向に係合して、該ロック
コイルスプリング16とシャフトケーシング15のベー
ス部15aとの膠着が解除され、駆動側係合突起17が
従動側係合突起18と係合して駆動力を従動側シャフト
13bに伝達する。 【0031】この時、スプールシャフト3はねじりコイ
ルばね5によってネット巻取り方向に付勢されているた
め、駆動モーター12は小さな負荷で駆動してワイヤ
8,8を同時に繰り出し、ネット6はねじりコイルばね
5によってネット巻取り方向に付勢されたスプールシャ
フト3の回転により、フレーム1内に完全に巻取られ
る。 【0032】ここで、前述の駆動モーター12は図外の
リミットスイッチ等によって、ワイヤ8,8の所定の巻
取り位置と繰り出し位置、もしくはネット6の所定の引
き出し位置と巻取り位置とで自動的に停止するようにす
ればよい。 【0033】このように、ネット6の引き出しおよび巻
取りを駆動モーター12とねじりコイルばね5の付勢力
とによって自動的に行うため、モーター12の作動スイ
ッチ(図示省略)の操作で簡単に操作を行え、該作動ス
イッチは運転席の操作性の良い適宜の位置に設けること
ができるから、ドライバーは運転席に居ながらにしてネ
ット6の張設および巻取り操作を随時容易に行うことが
できる。 【0034】特に本実施例にあっては、前述のように駆
動モーター12が停止している状態ではロックコイルス
プリング16がシャフトケーシング15のベース部15
aの内周面15bに膠着し、この状態で従動側シャフト
13bに回転方向の外力が作用すると、従動側係合突起
18,18の何れか一方の側縁がロックコイルスプリン
グ16の巻き取り終端16a,16aの何れか一方にロ
ックコイルスプリング16が拡径する方向に係合してロ
ックされるようにしてあるから、ネット6を張設してあ
る状態で該ネット6に積荷が崩れ当ってワイヤ8,8が
ワイヤボビン14から繰り出されようとした場合、前記
ロックコイルスプリング16によって従動側シャフト1
3bの回転をロックするため該ワイヤ8,8の繰り出し
が拘束され、以て、荷崩れを未然に防止することができ
る。 【0035】また、駆動モーター12を停止すれば前述
のようにねじりコイルばね5の付勢力によりネット6お
よびワイヤ8,8を介して駆動モーター12の従動側シ
ャフト13bを介して駆動モーター12の駆動側シャフ
ト13aがワイヤ繰り出し方向に回転力を受けても、該
従動側シャフト13bの回転がロックされるため、ネッ
ト6の張設高さ位置を任意に調節することができる。 【0036】更に、本実施例によれば駆動モーター12
とワイヤボビン14とをフレーム1に配設し、しかも、
単一のこれら駆動モーター12とワイヤボビン14とに
より一対のワイヤ8,8を同時に巻取り又は繰り出し作
動できるようにしてあるため装置全体をコンパクトに構
成でき、後部荷室L・Rへのレイアウトを容易に行える
と共に、後部荷室L・Rの設計を容易に行うことができ
る。 【0037】なお、前記実施例ではスプールシャフト3
の付勢手段5としてねじりコイルばねを用いているが、
この他、渦巻きばねを用いて該渦巻きばねをスプールシ
ャフト3の両端部もしくは一端部に設けるようにするこ
ともでき、この場合、スプールシャフト3のインナシャ
フト4を不要とすることができる。 【0038】また、駆動モーター12およびワイヤボビ
ン14は場合にによってルーフ側に設けて、ワイヤ8,
8をルーフ側で巻取り、繰り出しするようにしてもよ
い。 【0039】更に、前記実施例において後部荷室L・R
の両側部のサイドトリム20のウエスト部にフレーム定
置部(図示省略)を前後方向に適宜間隔をおいて形成す
ると共に、ルーフサイドのガイドローラ9,9もこれら
フレーム定置部に合わせて前後方向に複数個設け、フレ
ーム1をこれらフレーム定置部に選択的に着脱自在に装
着できるようにすれば、フレーム1の装着位置を変更し
て積荷状態に応じてネット10を最適位置に張設するこ
とができ、また、ガードネット装置が不要な場合には後
部荷室L・Rから取外して保管しておくこともできる
し、フレーム1の各種部品のメンテナンス作業を容易に
行うこともできる。 【0040】 【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。 【0041】請求項1によれば、ネットの引き出しおよ
び巻取りをワイヤの巻取り,繰り出しを行う駆動モータ
ーと、ネットを巻取るスプールシャフトの付勢手段の付
勢力とによって自動的に行うため、駆動モーターの作動
スイッチの操作で簡単に操作を行え、該作動スイッチは
運転席の操作性の良い適宜の位置に設けることができる
から、ドライバーは運転席に居ながらにしてネットの張
設および巻取り操作を随時容易に行うことができる。 【0042】また、駆動モーターとワイヤボビンとをフ
レームに配設し、しかも、単一の駆動モーターとワイヤ
ボビンとによって一対のワイヤを同時に巻取り又は繰り
出し作動できるようにしてあるため装置全体をコンパク
トに構成でき、後部荷室へのレイアウトを容易に行える
とと共に、後部荷室の設計を容易に行うことができる。 【0043】更に、駆動モーターのシャフトケーシング
内に配設したロックコイルスプリングにより、駆動モー
ターの駆動によるネット引き出しおよび駆動モーターの
駆動と付勢手段の付勢力とによるネットの巻取りは自由
に行え、そして、ネット張設状態でネットに積荷が崩れ
当ってワイヤが繰り出されようとした場合には、ロック
コイルスプリングによって駆動モーターの従動側シャフ
トをロックするため該ワイヤの繰り出しが拘束され、以
て、荷崩れを未然に防止することができる。 【0044】また、駆動モーターを停止すれば付勢手段
の付勢力によりネットおよびワイヤを介して駆動モータ
ーの従動シャフトがワイヤ繰り出し方向に回転力を受け
ても、ロックコイルスプリングによって該従動側シャフ
トの回転がロックされるため、ネットの張設高さ位置を
任意に調節することができる。
とを仕切る形で張設されて、後部荷室に荷積みされた物
品が車両の制動時等に客室側へ崩れ落ちるのを防止する
自動車用ガードネット装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の自動車用ガードネット装置として
は、例えば特開平4−121239号公報に示されてい
るように、後部荷室に車幅方向に配設した巻取り装置に
巻取られたネットを手動により上方へ引き出し、ネット
の引き出し端をルーフサイドに設けたフック部材に係着
して、該ネットを後部荷室と客室とを仕切って張設する
ようにしたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ネットを手動により巻
取り装置から引き出して張設し、又はネットを手でフッ
ク部材から外して巻取り装置に巻取らせるため操作に煩
しさがあることは否めない。 【0004】また、後部荷室から積荷を降してネットが
不要となっても、ネットを取り外すのを忘れて張設した
ままにしてあると、該ネットが後方視界の邪魔になって
しまうため、このような場合には一旦車両を停止してネ
ットをフック部材から外して巻取らせる必要があって、
ドライバーにより一層煩しさを感じさせてしまう。 【0005】そこで、本発明はネットを自動的に張設,
巻取りすることができて、後部荷室から離れた運転席側
からでも容易に操作することができる自動車用ガードネ
ット装置を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1にあっては、後
部荷室に車幅方向に配設したフレームと、該フレーム内
に回転自在に軸支したスプールシャフトに巻取られて、
上方へ引き出されることにより後部荷室及び客室を仕切
るネットと、前記スプールシャフトをネットの巻取り方
向に付勢する付勢手段と、ネットの引き出し端の両端部
に連結されて該ネットをルーフ側に吊持する一対のワイ
ヤと、これらワイヤを同時に巻取りおよび繰り出す駆動
モーターとを備え、該駆動モーターと、該駆動モーター
により作動される多段に形成したワイヤボビンとを前記
フレームに装着する一方、一対のワイヤをそれぞれルー
フ側に設けたガイドローラーと、フレームに設けたガイ
ドローラーとに掛架して、前記ワイヤボビンの各段に区
分して巻装し、かつ、前記駆動モーターの作動シャフト
を該駆動モーターのシャフトケーシングに軸支された駆
動側シャフトと従動側シャフトとに分割して、該従動側
シャフトにワイヤボビンを設け、シャフトケーシング内
には縮径して配設されてシャフトケーシングの内周面に
膠着するロックコイルスプリングを装着し、駆動側シャ
フト端には駆動モーターの回転によりロックコイルスプ
リングの巻き終端にロックコイルスプリングが縮径する
方向に係合する駆動側係合突起を設ける一方、従動側シ
ャフト端には駆動側係合突起と係合可能で、かつ、従動
側シャフトにワイヤを介して回転方向の外力が作用する
とロックコイルスプリングの巻き終端にロックコイルス
プリングが拡径する方向に係合してロックされる従動側
係合突起を設けたことを特徴としている。 【0007】 【0008】 【0009】 【作用】請求項1によれば、駆動モーターをワイヤの巻
取り方向へ駆動すると、ワイヤがスプールシャフトの付
勢手段よりも強い力で巻取られてネットが上方へ引き出
され、該ネットが所要の高さ位置まで引き出されたとこ
ろで駆動モーターを停止すれば、スプールシャフトがネ
ットの巻取り方向に付勢されているため、該ネットを緊
張状態を保って後部荷室及び客室を仕切った状態に張設
することができる。 【0010】ネット不要時には駆動モーターをワイヤ繰
り出し方向へ駆動すると、スプールシャフトが付勢手段
によってネット巻取り方向に付勢されているため該駆動
モーターは小さな負荷で駆動してワイヤを繰り出し、ネ
ットは該付勢手段によってネット巻取り方向に付勢され
たスプールシャフトの回転により、フレーム内に完全に
巻取られる。 【0011】このように、ネットの引き出しおよび巻取
りを駆動モーターと付勢手段の付勢力とによって自動的
に行うため、駆動モーターの作動スイッチの操作で簡単
に操作を行え、該作動スイッチは運転席の操作性の良い
適宜の位置に設けることができるから、ドライバーは運
転席に居ながらにして離れた位置に配されたネットの張
設および巻取り操作を随時容易に行うことができる。 【0012】また、駆動モーターとワイヤボビンとをフ
レームに配設し、しかも、単一の駆動モーターとワイヤ
ボビンとによって一対のワイヤを同時に巻取り又は繰り
出し作動できるようにしてあるため装置全体をコンパク
トに構成でき、後部荷室へのレイアウトを容易に行える
と共に、後部荷室の設計を容易に行うことができる。 【0013】更に、駆動モーターのシャフトケーシング
内に配設したロックコイルスプリングにより、駆動モー
ターの駆動によるネットの引き出しおよび駆動モーター
の駆動と付勢手段の付勢力とによるネットの巻取りは自
由に行え、そして、ネット張設状態でネットに積荷が崩
れ当ってワイヤが繰り出されようとした場合、ロックコ
イルスプリングによって駆動モーターの従動側シャフト
をロックできるため該ワイヤの繰り出しが拘束され、以
て、荷崩れを未然に防止することができる。 【0014】また、駆動モーターを停止すれば付勢手段
の付勢力によりネットおよびワイヤを介して駆動モータ
ーの従動シャフトがワイヤ繰り出し方向に回転力を受け
ても、ロックコイルスプリングによって該従動側シャフ
トの回転がロックされるため、ネットの張設高さ位置を
任意に調節することができる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。 【0016】図1〜5において、1は客室C・Rの後部
座席Sの後方で後部荷室L・Rの両側部のサイドトリム
20,20のウエスト部に跨って車幅方向に装着したフ
レームで、断面4角形の角筒形に形成してある。 【0017】フレーム1の内部には両側端部に設けた軸
受2,2に回転自在に軸支されたパイプ状のスプールシ
ャフト3を配設してある。 【0018】このスプールシャフト3の中心部内には前
記軸受2,2に固定したインナシャフト4を設けてあ
り、これらインナシャフト4とスプールシャフト3との
間に、一端がインナシャフト4に固定されると共に、他
端がスプールシャフト3に固定され該スプールシャフト
3を後述するネット6の巻取り方向に付勢する付勢手段
としてのねじりコイルバネ5を設けてある。 【0019】6はスプールシャフト3に巻装され、フレ
ーム1の上壁に形成した開口1aから上方へ引き出され
て客室C・Rと後部荷室L・Rとを仕切るネットで、そ
の引き出し端(ネット上端)には引き出しバー7を設け
てある。 【0020】引き出しバー7の両側端部には、ネット6
をルーフ側に吊持する一対のワイヤ8,8を連結してあ
る。 【0021】本実施例ではこれらワイヤ8,8は、ルー
フサイドに固定されてルーフトリム19より後部荷室L
・R内に若干突出したブラケット10,10に回転自在
に軸支したガイドローラー9,9と、フレーム1の両側
端部の前壁にブラケット11a,11aを介して回転自
在に軸支したガイドローラー11,11とにそれぞれ掛
架して、後述するワイヤボビン14に巻取るようにして
ある。 【0022】12はフレーム1の前壁に固設した駆動モ
ーターを示し、この駆動モーター12の作動シャフト1
3にワイヤボビン14を上下2段に設け、一方のワイヤ
8をワイヤボビン14の上段に、他方のワイヤ8をワイ
ヤボビン14下段にそれぞれ同一方向に巻装し、駆動モ
ーター12の駆動によってワイヤ8,8をワイヤボビン
14に同時に巻取り、又は繰り出しするようにしてあ
る。 【0023】本実施例は駆動モーター12の作動シャフ
ト13を、該駆動モーター12のシャフトケーシング1
5に軸支した駆動側シャフト13aと従動側シャフト1
3bとに分割してあり、この従動側シャフト13bに前
述のワイヤボビン14を設けてある。 【0024】シャフトケーシング15のこれら駆動側シ
ャフト13aと従動側シャフト13bとの分割部分に位
置するベース部15aの内周面は円形に形成してあっ
て、該ベース部15a内にロックコイルスプリング16
を縮径して装着して、該ロックコイルスプリング16の
外周面をベース部15aの内周面15bに膠着させて配
置してある。 【0025】駆動側シャフト13aおよび従動側シャフ
ト13bの各端部には、円筒形を略1/4に分割した形
で各一対の係合突起17,17および18,18をそれ
ぞれ対向的に突設して、これら係合突起17,17と1
8,18とを周方向に係合可能に互い違いに組付け配置
してある。 【0026】前記ロックコイルスプリング16の巻き終
端16a,16aは、従動側係合突起18,18の各一
側縁と、1つの駆動側係合突起17の両側縁との間に配
置してあって、駆動モーター12の正,逆何れの方向の
回転に対しても該駆動側係合突起17が巻き終端16
a,16aの一方に、ロックコイルスプリング16が縮
径する方向に係合し、また、駆動モーター12が停止状
態にある時に従動側シャフト13bの回転方向に外力が
作用すると、従動側係合突起18,18の何れか一方の
側縁が前記巻き終端16a,16aの何れか一方に、ロ
ックコイルスプリング16が拡径する方向に係合してロ
ックされるようにしてある。 【0027】以上の実施例構造によれば、駆動モーター
12をワイヤ8,8の巻取り方向へ駆動すると、駆動側
シャフト13a端の駆動側係合突起17がロックコイル
スプリング16の巻き終端16aに、該ロックコイルス
プリング16が縮径する方向に係合するから、ロックコ
イルスプリング16とシャフトケーシング15のベース
部15aの内周面15bとの膠着が解除され、該駆動側
係合突起17が従動側係合突起18と係合して駆動力を
従動側シャフト13bに伝達する。 【0028】これにより、ワイヤ8,8がスプールシャ
フト3のねじりコイルばね5の付勢力よりも強い力でボ
ビン14に同時に巻取られてネット6が上方へ引き出さ
れる。 【0029】ネット6が所要の高さ位置まで引き出され
たところで駆動モーター12を停止すれば、スプールシ
ャフト3がねじりコイルばね5によってネット6の巻取
り方向に付勢されているため、該ネット6を緊張状態を
保って後部荷室L・Rと客室C・Rとを仕切った状態に
張設することができる。 【0030】ネット6の不要時には駆動モーター12を
ワイヤ8,8の繰り出し方向へ駆動すれば、前述と同様
に駆動側シャフト13a端の駆動側係合突起17がロッ
クコイルスプリング16の巻き終端16aにロックコイ
ルスプリング16が縮径する方向に係合して、該ロック
コイルスプリング16とシャフトケーシング15のベー
ス部15aとの膠着が解除され、駆動側係合突起17が
従動側係合突起18と係合して駆動力を従動側シャフト
13bに伝達する。 【0031】この時、スプールシャフト3はねじりコイ
ルばね5によってネット巻取り方向に付勢されているた
め、駆動モーター12は小さな負荷で駆動してワイヤ
8,8を同時に繰り出し、ネット6はねじりコイルばね
5によってネット巻取り方向に付勢されたスプールシャ
フト3の回転により、フレーム1内に完全に巻取られ
る。 【0032】ここで、前述の駆動モーター12は図外の
リミットスイッチ等によって、ワイヤ8,8の所定の巻
取り位置と繰り出し位置、もしくはネット6の所定の引
き出し位置と巻取り位置とで自動的に停止するようにす
ればよい。 【0033】このように、ネット6の引き出しおよび巻
取りを駆動モーター12とねじりコイルばね5の付勢力
とによって自動的に行うため、モーター12の作動スイ
ッチ(図示省略)の操作で簡単に操作を行え、該作動ス
イッチは運転席の操作性の良い適宜の位置に設けること
ができるから、ドライバーは運転席に居ながらにしてネ
ット6の張設および巻取り操作を随時容易に行うことが
できる。 【0034】特に本実施例にあっては、前述のように駆
動モーター12が停止している状態ではロックコイルス
プリング16がシャフトケーシング15のベース部15
aの内周面15bに膠着し、この状態で従動側シャフト
13bに回転方向の外力が作用すると、従動側係合突起
18,18の何れか一方の側縁がロックコイルスプリン
グ16の巻き取り終端16a,16aの何れか一方にロ
ックコイルスプリング16が拡径する方向に係合してロ
ックされるようにしてあるから、ネット6を張設してあ
る状態で該ネット6に積荷が崩れ当ってワイヤ8,8が
ワイヤボビン14から繰り出されようとした場合、前記
ロックコイルスプリング16によって従動側シャフト1
3bの回転をロックするため該ワイヤ8,8の繰り出し
が拘束され、以て、荷崩れを未然に防止することができ
る。 【0035】また、駆動モーター12を停止すれば前述
のようにねじりコイルばね5の付勢力によりネット6お
よびワイヤ8,8を介して駆動モーター12の従動側シ
ャフト13bを介して駆動モーター12の駆動側シャフ
ト13aがワイヤ繰り出し方向に回転力を受けても、該
従動側シャフト13bの回転がロックされるため、ネッ
ト6の張設高さ位置を任意に調節することができる。 【0036】更に、本実施例によれば駆動モーター12
とワイヤボビン14とをフレーム1に配設し、しかも、
単一のこれら駆動モーター12とワイヤボビン14とに
より一対のワイヤ8,8を同時に巻取り又は繰り出し作
動できるようにしてあるため装置全体をコンパクトに構
成でき、後部荷室L・Rへのレイアウトを容易に行える
と共に、後部荷室L・Rの設計を容易に行うことができ
る。 【0037】なお、前記実施例ではスプールシャフト3
の付勢手段5としてねじりコイルばねを用いているが、
この他、渦巻きばねを用いて該渦巻きばねをスプールシ
ャフト3の両端部もしくは一端部に設けるようにするこ
ともでき、この場合、スプールシャフト3のインナシャ
フト4を不要とすることができる。 【0038】また、駆動モーター12およびワイヤボビ
ン14は場合にによってルーフ側に設けて、ワイヤ8,
8をルーフ側で巻取り、繰り出しするようにしてもよ
い。 【0039】更に、前記実施例において後部荷室L・R
の両側部のサイドトリム20のウエスト部にフレーム定
置部(図示省略)を前後方向に適宜間隔をおいて形成す
ると共に、ルーフサイドのガイドローラ9,9もこれら
フレーム定置部に合わせて前後方向に複数個設け、フレ
ーム1をこれらフレーム定置部に選択的に着脱自在に装
着できるようにすれば、フレーム1の装着位置を変更し
て積荷状態に応じてネット10を最適位置に張設するこ
とができ、また、ガードネット装置が不要な場合には後
部荷室L・Rから取外して保管しておくこともできる
し、フレーム1の各種部品のメンテナンス作業を容易に
行うこともできる。 【0040】 【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。 【0041】請求項1によれば、ネットの引き出しおよ
び巻取りをワイヤの巻取り,繰り出しを行う駆動モータ
ーと、ネットを巻取るスプールシャフトの付勢手段の付
勢力とによって自動的に行うため、駆動モーターの作動
スイッチの操作で簡単に操作を行え、該作動スイッチは
運転席の操作性の良い適宜の位置に設けることができる
から、ドライバーは運転席に居ながらにしてネットの張
設および巻取り操作を随時容易に行うことができる。 【0042】また、駆動モーターとワイヤボビンとをフ
レームに配設し、しかも、単一の駆動モーターとワイヤ
ボビンとによって一対のワイヤを同時に巻取り又は繰り
出し作動できるようにしてあるため装置全体をコンパク
トに構成でき、後部荷室へのレイアウトを容易に行える
とと共に、後部荷室の設計を容易に行うことができる。 【0043】更に、駆動モーターのシャフトケーシング
内に配設したロックコイルスプリングにより、駆動モー
ターの駆動によるネット引き出しおよび駆動モーターの
駆動と付勢手段の付勢力とによるネットの巻取りは自由
に行え、そして、ネット張設状態でネットに積荷が崩れ
当ってワイヤが繰り出されようとした場合には、ロック
コイルスプリングによって駆動モーターの従動側シャフ
トをロックするため該ワイヤの繰り出しが拘束され、以
て、荷崩れを未然に防止することができる。 【0044】また、駆動モーターを停止すれば付勢手段
の付勢力によりネットおよびワイヤを介して駆動モータ
ーの従動シャフトがワイヤ繰り出し方向に回転力を受け
ても、ロックコイルスプリングによって該従動側シャフ
トの回転がロックされるため、ネットの張設高さ位置を
任意に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】図3のC−C線に沿う断面図。
【図5】駆動モーターの作動シャフトとロックコイルス
プリングとの関係を示す分解斜視図。 【符号の説明】 1 フレーム 3 スプールシャフト 5 付勢手段 6 ネット 8 ワイヤ 12 駆動モータ 20 サイドトリム C・R 客室 L・R 後部荷室
プリングとの関係を示す分解斜視図。 【符号の説明】 1 フレーム 3 スプールシャフト 5 付勢手段 6 ネット 8 ワイヤ 12 駆動モータ 20 サイドトリム C・R 客室 L・R 後部荷室
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フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平4−121239(JP,A)
実公 昭46−8963(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60R 21/08
B60R 22/14
B60P 7/04
B60P 7/06
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 後部荷室に車幅方向に配設したフレーム
と、該フレーム内に回転自在に軸支したスプールシャフ
トに巻取られて、上方へ引き出されることにより後部荷
室及び客室を仕切るネットと、前記スプールシャフトを
ネットの巻取り方向に付勢する付勢手段と、ネットの引
き出し端の両端部に連結されて該ネットをルーフ側に吊
持する一対のワイヤと、これらワイヤを同時に巻取りお
よび繰り出す駆動モーターとを備え、該駆動モーター
と、該駆動モーターにより作動される多段に形成したワ
イヤボビンとを前記フレームに装着する一方、一対のワ
イヤをそれぞれルーフ側に設けたガイドローラーと、フ
レームに設けたガイドローラーとに掛架して、前記ワイ
ヤボビンの各段に区分して巻装し、かつ、前記駆動モー
ターの作動シャフトを該駆動モーターのシャフトケーシ
ングに軸支された駆動側シャフトと従動側シャフトとに
分割して、該従動側シャフトにワイヤボビンを設け、シ
ャフトケーシング内には縮径して配設されてシャフトケ
ーシングの内周面に膠着するロックコイルスプリングを
装着し、駆動側シャフト端には駆動モーターの回転によ
りロックコイルスプリングの巻き終端にロックコイルス
プリングが縮径する方向に係合する駆動側係合突起を設
ける一方、従動側シャフト端には駆動側係合突起と係合
可能で、かつ、従動側シャフトにワイヤを介して回転方
向に外力が作用するとロックコイルスプリングの巻き終
端にロックコイルスプリングが拡径する方向に係合して
ロックされる従動側係合突起を設けたことを特徴とする
自動車用ガードネット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29929894A JP3361634B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 自動車用ガードネット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29929894A JP3361634B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 自動車用ガードネット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156726A JPH08156726A (ja) | 1996-06-18 |
JP3361634B2 true JP3361634B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17870727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29929894A Expired - Fee Related JP3361634B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | 自動車用ガードネット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361634B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100508264B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2005-08-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 러기지 네트 장착구조 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29929894A patent/JP3361634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08156726A (ja) | 1996-06-18 |
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