JP2575891Y2 - 直動転がり案内ユニット - Google Patents
直動転がり案内ユニットInfo
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- JP2575891Y2 JP2575891Y2 JP1992063565U JP6356592U JP2575891Y2 JP 2575891 Y2 JP2575891 Y2 JP 2575891Y2 JP 1992063565 U JP1992063565 U JP 1992063565U JP 6356592 U JP6356592 U JP 6356592U JP 2575891 Y2 JP2575891 Y2 JP 2575891Y2
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- JP
- Japan
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- end cap
- seal
- linear motion
- guide unit
- rolling guide
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/08—Arrangements for covering or protecting the ways
- F16C29/084—Arrangements for covering or protecting the ways fixed to the carriage or bearing body movable along the guide rail or track
- F16C29/088—Seals extending in the longitudinal direction of the carriage or bearing body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/064—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with two rows of balls, one on each side of the rail
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スライダを軌道レー
ル上で多数の転動体を介在させて摺動可能に構成した直
動転がり案内ユニットに関する。
ル上で多数の転動体を介在させて摺動可能に構成した直
動転がり案内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直動転がり案内ユニットにおい
て、スライダが軌道レール上を摺動する場合に、スライ
ダと軌道レールとの間のシールは、スライダの両端に取
り付けた側面シールとスライダの下面に取り付けた下面
シールによって行われている。
て、スライダが軌道レール上を摺動する場合に、スライ
ダと軌道レールとの間のシールは、スライダの両端に取
り付けた側面シールとスライダの下面に取り付けた下面
シールによって行われている。
【0003】図9に示すような直動転がり案内ユニット
が開示されている。図9は従来の直動転がり案内ユニッ
トの一例を示す斜視図である。図9に示すように、直動
転がり案内ユニットは、主として、長手方向両側壁面1
1に軌道溝9を形成した軌道レール1と該軌道レール1
上を跨がって摺動可能に取り付けられたスライダ20か
ら構成されている。スライダ20は、レール1に対して
相対摺動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌
道溝8を形成したケーシング2、対向する軌道溝8,9
間に嵌合して相対移動可能な多数の転動体であるボール
4、及びケーシング2の摺動方向即ち長手方向両端にそ
れぞれ取り付けたエンドキャップ5を有している。エン
ドキャップ5には、軌道レール1とスライダ20との間
のシールを達成する側面シール19が取り付けられてい
る。また、ケーシング2と軌道レール1の長手方向両側
壁面11及びケーシング2の下面をシールするため、ケ
ーシング2に下面シール3が取り付けられている。この
スライダ20は、軌道レール1に跨がった状態に載置さ
れ、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環する複数のボ
ールから成る転動体4の介在で自在に摺動するものであ
る。
が開示されている。図9は従来の直動転がり案内ユニッ
トの一例を示す斜視図である。図9に示すように、直動
転がり案内ユニットは、主として、長手方向両側壁面1
1に軌道溝9を形成した軌道レール1と該軌道レール1
上を跨がって摺動可能に取り付けられたスライダ20か
ら構成されている。スライダ20は、レール1に対して
相対摺動可能であり且つ各軌道溝9に対向する位置に軌
道溝8を形成したケーシング2、対向する軌道溝8,9
間に嵌合して相対移動可能な多数の転動体であるボール
4、及びケーシング2の摺動方向即ち長手方向両端にそ
れぞれ取り付けたエンドキャップ5を有している。エン
ドキャップ5には、軌道レール1とスライダ20との間
のシールを達成する側面シール19が取り付けられてい
る。また、ケーシング2と軌道レール1の長手方向両側
壁面11及びケーシング2の下面をシールするため、ケ
ーシング2に下面シール3が取り付けられている。この
スライダ20は、軌道レール1に跨がった状態に載置さ
れ、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環する複数のボ
ールから成る転動体4の介在で自在に摺動するものであ
る。
【0004】ところで、下面シール3は、単純な形状で
あり、容易に製作できるという効果を有していたが、軌
道溝8,9を形成しているケーシング2及び軌道レール
1との位置決め誤差や、該下面シール3が薄肉であるた
め外力等により下面シール3が変形し易い等の問題があ
る。そのため、軌道レール1上をスライダ20が摺動す
る時に、下面シール3の温度変化、潤滑剤による膨潤等
によって変形してシール性能を低下させるという問題が
あった。
あり、容易に製作できるという効果を有していたが、軌
道溝8,9を形成しているケーシング2及び軌道レール
1との位置決め誤差や、該下面シール3が薄肉であるた
め外力等により下面シール3が変形し易い等の問題があ
る。そのため、軌道レール1上をスライダ20が摺動す
る時に、下面シール3の温度変化、潤滑剤による膨潤等
によって変形してシール性能を低下させるという問題が
あった。
【0005】上記の問題を解決するため、例えば、リニ
アガイド装置の防塵装置として、実開平3−11831
7号公報、実開平3−121220号公報、実開平4−
19918号公報、実開平4−23818号公報、実開
平4−25028号公報等に開示されたものがある。
アガイド装置の防塵装置として、実開平3−11831
7号公報、実開平3−121220号公報、実開平4−
19918号公報、実開平4−23818号公報、実開
平4−25028号公報等に開示されたものがある。
【0006】上記実開平3−118317号公報に開示
された直動案内軸受のアンダシール装置は、アンダシー
ルの軸方向の両端部に軸方向に延びる突部を形成し、サ
イドシールの下端面にアンダシールの突部が嵌合する嵌
合孔を形成したものであり、アンダシールを強度の大き
いサイドシールに嵌め込んで装着・脱着を容易にし、強
度を確保したものである。
された直動案内軸受のアンダシール装置は、アンダシー
ルの軸方向の両端部に軸方向に延びる突部を形成し、サ
イドシールの下端面にアンダシールの突部が嵌合する嵌
合孔を形成したものであり、アンダシールを強度の大き
いサイドシールに嵌め込んで装着・脱着を容易にし、強
度を確保したものである。
【0007】また、上記実開平3−121220号公報
に開示された直動案内軸受のアンダシール装置は、アン
ダシールの軸方向の両端部に、ハ字状に開くとともに相
互に接近する方向に弾性変形可能な2叉突起をスライダ
の下端面に向けて突設し、スライダの下端面の軸方向の
両端部にはアンダシールの2叉突起が嵌合する縦穴とこ
の縦穴に直交すると共にスライダの袖部を貫通する貫通
孔とを設け、縦穴に嵌合した2叉突起の一方の突起が縦
穴内で弾性変形してアンダシールを案内レールの側面に
向かって付勢し、アンダシールの側縁が案内レールに摺
接されているものである。
に開示された直動案内軸受のアンダシール装置は、アン
ダシールの軸方向の両端部に、ハ字状に開くとともに相
互に接近する方向に弾性変形可能な2叉突起をスライダ
の下端面に向けて突設し、スライダの下端面の軸方向の
両端部にはアンダシールの2叉突起が嵌合する縦穴とこ
の縦穴に直交すると共にスライダの袖部を貫通する貫通
孔とを設け、縦穴に嵌合した2叉突起の一方の突起が縦
穴内で弾性変形してアンダシールを案内レールの側面に
向かって付勢し、アンダシールの側縁が案内レールに摺
接されているものである。
【0008】更に、上記実開平4−19918号公報に
開示されたリニアガイド装置の防塵装置は、スライダと
案内レールとの間のすきまの下方の開口を封じるアンダ
シールの端部をサイドシールの折曲面とエンドキャップ
の下面との間に差し込んで装着し、該アンダシールの装
着・脱着がワンタッチで可能になるものである。特に、
アンダシールはスライダの長さとほぼ同等の長さを有す
る短冊状に形成し、該アンダシールの端部をサイドシー
ルの折曲面とエンドキャップの下面との間に差し込んで
装着している。
開示されたリニアガイド装置の防塵装置は、スライダと
案内レールとの間のすきまの下方の開口を封じるアンダ
シールの端部をサイドシールの折曲面とエンドキャップ
の下面との間に差し込んで装着し、該アンダシールの装
着・脱着がワンタッチで可能になるものである。特に、
アンダシールはスライダの長さとほぼ同等の長さを有す
る短冊状に形成し、該アンダシールの端部をサイドシー
ルの折曲面とエンドキャップの下面との間に差し込んで
装着している。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記直
動転がり案内ユニットでは、下面シール3を合成樹脂等
のプラスチックで製作した場合に、該下面シール3を長
期に使用していると、下面シール3の両端が金属材料か
ら製作したケーシング2にねじ等で固定されているた
め、該プラスチックの下面シール3が潤滑油によって膨
潤した時に、ケーシング2に対して相対移動ができず、
下面シール3が変形する。下面シール3が変形すると、
ケーシング2の下面と下面シール3の上面との間の接触
状態即ち密着状態が不良になり、或いはシール部が変形
し、該シール部と軌道レール1の側面11との当接状態
が悪化し、直動転がり案内ユニットに対するシール性
能、特に防塵効果が低下するという問題があった。
動転がり案内ユニットでは、下面シール3を合成樹脂等
のプラスチックで製作した場合に、該下面シール3を長
期に使用していると、下面シール3の両端が金属材料か
ら製作したケーシング2にねじ等で固定されているた
め、該プラスチックの下面シール3が潤滑油によって膨
潤した時に、ケーシング2に対して相対移動ができず、
下面シール3が変形する。下面シール3が変形すると、
ケーシング2の下面と下面シール3の上面との間の接触
状態即ち密着状態が不良になり、或いはシール部が変形
し、該シール部と軌道レール1の側面11との当接状態
が悪化し、直動転がり案内ユニットに対するシール性
能、特に防塵効果が低下するという問題があった。
【0010】また、上記各公報に開示された直動案内軸
受のアンダシール装置或いはリニアガイド装置の防塵装
置は、上記と同様に、アンダシールの軸方向の変形を許
容できる構造を有していないものであり、上記のような
問題を有している。即ち、防塵部材とエンドキャップと
は材質が異なるもので製作されているものであり、温度
変化に伴う熱膨張が異なるのが一般的である。そのた
め、防塵部材の熱膨張がエンドキャップの熱膨張より大
きくなると、防塵部材に撓みが発生し、レールとの間或
いは袖部の下面との間に隙間が発生し、シール効果が低
下してダストの侵入を防止できなくなるという問題が生
じるものである。
受のアンダシール装置或いはリニアガイド装置の防塵装
置は、上記と同様に、アンダシールの軸方向の変形を許
容できる構造を有していないものであり、上記のような
問題を有している。即ち、防塵部材とエンドキャップと
は材質が異なるもので製作されているものであり、温度
変化に伴う熱膨張が異なるのが一般的である。そのた
め、防塵部材の熱膨張がエンドキャップの熱膨張より大
きくなると、防塵部材に撓みが発生し、レールとの間或
いは袖部の下面との間に隙間が発生し、シール効果が低
下してダストの侵入を防止できなくなるという問題が生
じるものである。
【0011】そこで、この考案の目的は、上記の課題を
解決することであり、軌道レールの側面、ケーシングの
下面及びエンドキャップの下面をシールするための下面
シールをエンドキャップに嵌め込み式に構成し、下面シ
ールの長手方向及び幅方向の長さの変化即ち潤滑剤等で
膨潤する或いは熱膨張差を吸収できる構造に取り付け、
潤滑剤等による膨潤或いは温度変化に伴う熱膨張差によ
って前記下面シールに歪み、座屈等の変形が発生するの
を防止し、常に良好なシールを確保できると共に、前記
下面シールの取付け・取外しが容易にできる直動転がり
案内ユニットを提供することである。
解決することであり、軌道レールの側面、ケーシングの
下面及びエンドキャップの下面をシールするための下面
シールをエンドキャップに嵌め込み式に構成し、下面シ
ールの長手方向及び幅方向の長さの変化即ち潤滑剤等で
膨潤する或いは熱膨張差を吸収できる構造に取り付け、
潤滑剤等による膨潤或いは温度変化に伴う熱膨張差によ
って前記下面シールに歪み、座屈等の変形が発生するの
を防止し、常に良好なシールを確保できると共に、前記
下面シールの取付け・取外しが容易にできる直動転がり
案内ユニットを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この考案は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道
レール、前記軌道レールに対して相対摺動可能であり且
つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケー
シング、該ケーシングの長手方向両端に取り付けたエン
ドキャップ、対向する前記軌道溝間に嵌合して循環移動
可能な多数の転動体、及び前記ケーシングと前記エンド
キャップとの下面に密封状態に当接可能なリップ部と前
記軌道レールの側壁面に沿って密封状態に当接可能な別
のリップ部を備えた下面シールを有する直動転がり案内
ユニットにおいて、前記下面シールは金属から成る芯金
部材と該芯金部材に固着した前記各リップ部を備えた弾
性を有するシール部材から構成され、前記エンドキャッ
プの下面から下方へ伸び且つ長手方向に伸びる係止部を
備えた一対の突出部を幅方向に隔置して前記エンドキャ
ップの下面に設け、前記エンドキャップの前記一対の突
出部に対向して前記芯金部材に長手方向に延びる嵌合孔
を形成し,前記嵌合孔の長手方向縁部で係止爪を形成
し、前記各係止部を弾性変形させて前記係止爪に係合さ
せて前記下面シールを前記エンドキャップに取り付けた
ことを特徴とする直動転がり案内ユニットに関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この考案は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道
レール、前記軌道レールに対して相対摺動可能であり且
つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケー
シング、該ケーシングの長手方向両端に取り付けたエン
ドキャップ、対向する前記軌道溝間に嵌合して循環移動
可能な多数の転動体、及び前記ケーシングと前記エンド
キャップとの下面に密封状態に当接可能なリップ部と前
記軌道レールの側壁面に沿って密封状態に当接可能な別
のリップ部を備えた下面シールを有する直動転がり案内
ユニットにおいて、前記下面シールは金属から成る芯金
部材と該芯金部材に固着した前記各リップ部を備えた弾
性を有するシール部材から構成され、前記エンドキャッ
プの下面から下方へ伸び且つ長手方向に伸びる係止部を
備えた一対の突出部を幅方向に隔置して前記エンドキャ
ップの下面に設け、前記エンドキャップの前記一対の突
出部に対向して前記芯金部材に長手方向に延びる嵌合孔
を形成し,前記嵌合孔の長手方向縁部で係止爪を形成
し、前記各係止部を弾性変形させて前記係止爪に係合さ
せて前記下面シールを前記エンドキャップに取り付けた
ことを特徴とする直動転がり案内ユニットに関する。
【0013】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記芯金部材の前記嵌合孔は前記各突出部の長手方
向長さより長く穿孔され且つ両者の長さの差による長手
方向隙間は前記シール部材で埋められている。
て、前記芯金部材の前記嵌合孔は前記各突出部の長手方
向長さより長く穿孔され且つ両者の長さの差による長手
方向隙間は前記シール部材で埋められている。
【0014】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記各突出部は前記エンドキャップの下面と一体構
造に形成されている。
て、前記各突出部は前記エンドキャップの下面と一体構
造に形成されている。
【0015】又は、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記各突出部は1つの構造体に形成され、該構造体
を前記エンドキャップの下面に形成した嵌合孔に嵌入し
て固定されている。
て、前記各突出部は1つの構造体に形成され、該構造体
を前記エンドキャップの下面に形成した嵌合孔に嵌入し
て固定されている。
【0016】
【作用】この考案による直動転がり案内ユニットは、上
記のように構成されており、次のような作用をする。即
ち、この直動転がり案内ユニットは、下面シールを金属
材から成る芯金部材と該芯金部材に固着した各リップ部
を備えた弾性を有するシール部材から構成し、前記エン
ドキャップの下面から長手方向に伸び且つ幅方向に隔置
して伸びる一対の係止部を備えた突出部を前記エンドキ
ャップに設け、前記芯金部材の長手方向に形成した嵌合
孔の長手方向縁部で係止爪を形成したので、前記エンド
キャップへの前記下面シールの着脱が極めて容易であ
る。また、前記下面シールに形成した前記嵌合孔の位置
を最初に設定しておけば、前記嵌合孔に前記エンドキャ
ップの前記突出部を嵌め込むだけで、前記下面シールを
前記エンドキャップに対する位置決めをする必要が無
く、極めて位置決め、取付け等の作業が簡単である。
記のように構成されており、次のような作用をする。即
ち、この直動転がり案内ユニットは、下面シールを金属
材から成る芯金部材と該芯金部材に固着した各リップ部
を備えた弾性を有するシール部材から構成し、前記エン
ドキャップの下面から長手方向に伸び且つ幅方向に隔置
して伸びる一対の係止部を備えた突出部を前記エンドキ
ャップに設け、前記芯金部材の長手方向に形成した嵌合
孔の長手方向縁部で係止爪を形成したので、前記エンド
キャップへの前記下面シールの着脱が極めて容易であ
る。また、前記下面シールに形成した前記嵌合孔の位置
を最初に設定しておけば、前記嵌合孔に前記エンドキャ
ップの前記突出部を嵌め込むだけで、前記下面シールを
前記エンドキャップに対する位置決めをする必要が無
く、極めて位置決め、取付け等の作業が簡単である。
【0017】また、前記下面シールの前記エンドキャッ
プへの取付状態では、前記下面シールの前記シール部材
を前記突出部の回りを覆う構造に容易に形成できるの
で、前記突出部と前記嵌合孔との境界領域での隙間は容
易に密封状態にできる。従って、前記下面シールは、軌
道レール、ケーシング及び前記エンドキャップとの間の
隙間を常に良好にシールし、ダスト等の異物が摺動面に
侵入するのを防止することができる。
プへの取付状態では、前記下面シールの前記シール部材
を前記突出部の回りを覆う構造に容易に形成できるの
で、前記突出部と前記嵌合孔との境界領域での隙間は容
易に密封状態にできる。従って、前記下面シールは、軌
道レール、ケーシング及び前記エンドキャップとの間の
隙間を常に良好にシールし、ダスト等の異物が摺動面に
侵入するのを防止することができる。
【0018】また、前記芯金部材の前記嵌合孔は前記突
出部の長手方向長さより長く穿孔され、前記突出部の一
対の前記係止部を、前記芯金部材の前記係止爪に係止さ
せたので、前記下面シールが潤滑剤等による膨潤或いは
温度変化による熱膨張で伸縮することがあっても、前記
下面シールは前記突出部で嵌め込み式によって前記下面
シールの長手方向変形及び幅方向変形に順応して許容さ
れ、前記下面シールが座屈、歪み等の変形を起こして曲
がることがない。しかも、前記下面シールに形成した前
記嵌合孔の長手方向長さは前記エンドキャップに設けた
前記突出部の長手方向長さより小さく形成されているの
で、前記嵌合孔と前記係止部との位置が加工誤差でずれ
た状態であっても、両者間の隙間を埋めた前記下面シー
ルの一部である弾性部材で長手方向のずれ即ち誤差を吸
収でき、両者の加工に高精度の加工精度を要求されるこ
とがない。
出部の長手方向長さより長く穿孔され、前記突出部の一
対の前記係止部を、前記芯金部材の前記係止爪に係止さ
せたので、前記下面シールが潤滑剤等による膨潤或いは
温度変化による熱膨張で伸縮することがあっても、前記
下面シールは前記突出部で嵌め込み式によって前記下面
シールの長手方向変形及び幅方向変形に順応して許容さ
れ、前記下面シールが座屈、歪み等の変形を起こして曲
がることがない。しかも、前記下面シールに形成した前
記嵌合孔の長手方向長さは前記エンドキャップに設けた
前記突出部の長手方向長さより小さく形成されているの
で、前記嵌合孔と前記係止部との位置が加工誤差でずれ
た状態であっても、両者間の隙間を埋めた前記下面シー
ルの一部である弾性部材で長手方向のずれ即ち誤差を吸
収でき、両者の加工に高精度の加工精度を要求されるこ
とがない。
【0019】また、前記下面シールの前記芯金部材の上
面には前記シール部材と同一材料から成る凸部が設けら
れ、該凸部は前記エンドキャップの下面に弾性的に当接
しているので、前記凸部の反力によって前記下面シール
は前記エンドキャップから押し戻し、前記エンドキャッ
プに設けた前記突出部の前記係止部を前記芯金部材の前
記係止爪に弾性的に係合させ、前記エンドキャップに対
して前記下面シールを上下方向に確実に且つ強固に位置
決めすることができる。
面には前記シール部材と同一材料から成る凸部が設けら
れ、該凸部は前記エンドキャップの下面に弾性的に当接
しているので、前記凸部の反力によって前記下面シール
は前記エンドキャップから押し戻し、前記エンドキャッ
プに設けた前記突出部の前記係止部を前記芯金部材の前
記係止爪に弾性的に係合させ、前記エンドキャップに対
して前記下面シールを上下方向に確実に且つ強固に位置
決めすることができる。
【0020】また、前記エンドキャップに設けた前記突
出部は前記エンドキャップと同等の材料で作製できるの
で、前記突出部を前記エンドキャップの下面と一体構造
に形成すると、成形加工等で同時加工でき、部品点数を
低減できると共に、製造コストを低減できる。
出部は前記エンドキャップと同等の材料で作製できるの
で、前記突出部を前記エンドキャップの下面と一体構造
に形成すると、成形加工等で同時加工でき、部品点数を
低減できると共に、製造コストを低減できる。
【0021】或いは、前記突出部を1つの構造体に形成
し、該構造体を前記エンドキャップの下面に形成した嵌
合孔に嵌入して固定すると、前記突出部は前記エンドキ
ャップから取り換えできるので、前記構造体の損傷を理
由に前記エンドキャップを取り換える必要がなく、メイ
ンテナンスを容易にすることができる。
し、該構造体を前記エンドキャップの下面に形成した嵌
合孔に嵌入して固定すると、前記突出部は前記エンドキ
ャップから取り換えできるので、前記構造体の損傷を理
由に前記エンドキャップを取り換える必要がなく、メイ
ンテナンスを容易にすることができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、この考案による直動
転がり案内ユニットの実施例を説明する。図1はこの考
案による直動転がり案内ユニットの一実施例を示す断面
図、図2は図1の線A−Aにおける断面図、図3はエン
ドキャップの端面の一部を示す概略端面図、図4はエン
ドキャップの下面の一部を示す下面図、図5はエンドキ
ャップの下面に設けた突出部の例を示す断面図、図6は
下面シールを示す概略上面図、図7は図6の要部の拡大
上面図、図8はエンドキャップと下面シールとの分解状
態を示す斜視図である。各図面において、図9に示す部
品に付した符号と同一の作用を有する部品には同一の符
号を付している。
転がり案内ユニットの実施例を説明する。図1はこの考
案による直動転がり案内ユニットの一実施例を示す断面
図、図2は図1の線A−Aにおける断面図、図3はエン
ドキャップの端面の一部を示す概略端面図、図4はエン
ドキャップの下面の一部を示す下面図、図5はエンドキ
ャップの下面に設けた突出部の例を示す断面図、図6は
下面シールを示す概略上面図、図7は図6の要部の拡大
上面図、図8はエンドキャップと下面シールとの分解状
態を示す斜視図である。各図面において、図9に示す部
品に付した符号と同一の作用を有する部品には同一の符
号を付している。
【0023】この考案による直動転がり案内ユニット
は、例えば、図9に示す直動転がり案内ユニットと基本
的には同一の構成を有するものであり、該構成において
下面シール13の取付けに特徴を有するものである。即
ち、この直動転がり案内ユニットは、図9に示すものと
同様な長手方向両側壁面11に軌道溝9を形成した軌道
レール1、及び該軌道レール1に対して相対摺動可能な
スライダ20から構成されている。このスライダ20
は、軌道レール1に対して相対摺動可能であり且つ各軌
道溝9に対向する位置に軌道溝8を形成したケーシング
2、対向する軌道溝8,9間に嵌合して相対移動して循
環可能な多数の転動体4、ケーシング2の長手方向両端
に取り付けたエンドキャップ5、エンドキャップ5の端
面に取り付けられた側面シール19及びエンドキャップ
5に取り付けられた下面シール13を有するものであ
る。
は、例えば、図9に示す直動転がり案内ユニットと基本
的には同一の構成を有するものであり、該構成において
下面シール13の取付けに特徴を有するものである。即
ち、この直動転がり案内ユニットは、図9に示すものと
同様な長手方向両側壁面11に軌道溝9を形成した軌道
レール1、及び該軌道レール1に対して相対摺動可能な
スライダ20から構成されている。このスライダ20
は、軌道レール1に対して相対摺動可能であり且つ各軌
道溝9に対向する位置に軌道溝8を形成したケーシング
2、対向する軌道溝8,9間に嵌合して相対移動して循
環可能な多数の転動体4、ケーシング2の長手方向両端
に取り付けたエンドキャップ5、エンドキャップ5の端
面に取り付けられた側面シール19及びエンドキャップ
5に取り付けられた下面シール13を有するものであ
る。
【0024】また、エンドキャップ5はケーシング2の
両端面に複数の取付孔にねじ等を貫通させて取り付けら
れ、また、エンドキャップ5の内側にはボール4がケー
シング2と軌道レール1間の摺動面を循環する方向を転
換する方向変換路が両側に形成されている。エンドキャ
ップ5には、軌道レール1を跨ぐためレール挿通凹部が
形成されている。
両端面に複数の取付孔にねじ等を貫通させて取り付けら
れ、また、エンドキャップ5の内側にはボール4がケー
シング2と軌道レール1間の摺動面を循環する方向を転
換する方向変換路が両側に形成されている。エンドキャ
ップ5には、軌道レール1を跨ぐためレール挿通凹部が
形成されている。
【0025】下面シール13は、スチール等の金属材料
から成る芯金部材7と該芯金部材7に固着したゴム、プ
ラスチック等の材料から成る弾性を有するシール部材6
から構成されている。シール部材6は、ケーシング2と
エンドキャップ5との下面に密封状態に当接可能なリッ
プ部14及び軌道レール1の側壁面11に沿って密封状
態に当接可能な別のリップ部15を備えている。また、
下面シール13の芯金部材7の上面には、シール部材6
と同一材料から成る凸部21が設けられ、該凸部21は
エンドキャップ5の下面に弾性的に当接している。従っ
て、下面シール13は、凸部21の反力によってエンド
キャップ5から押し戻され、エンドキャップ5に設けた
突出部10の係止部17を芯金部材7の係止爪16に弾
性的に係合させられ、エンドキャップ5に対して下面シ
ール13を上下方向に確実に且つ強固に位置決めするこ
とができる。
から成る芯金部材7と該芯金部材7に固着したゴム、プ
ラスチック等の材料から成る弾性を有するシール部材6
から構成されている。シール部材6は、ケーシング2と
エンドキャップ5との下面に密封状態に当接可能なリッ
プ部14及び軌道レール1の側壁面11に沿って密封状
態に当接可能な別のリップ部15を備えている。また、
下面シール13の芯金部材7の上面には、シール部材6
と同一材料から成る凸部21が設けられ、該凸部21は
エンドキャップ5の下面に弾性的に当接している。従っ
て、下面シール13は、凸部21の反力によってエンド
キャップ5から押し戻され、エンドキャップ5に設けた
突出部10の係止部17を芯金部材7の係止爪16に弾
性的に係合させられ、エンドキャップ5に対して下面シ
ール13を上下方向に確実に且つ強固に位置決めするこ
とができる。
【0026】特に、下面シール13は、該下面シール1
3をエンドキャップ5の下面に取り付けるため、エンド
キャップ5の下面から幅方向に隔置して設け且つ長手方
向に伸びる一対の突出部10を芯金部材7に形成した嵌
合孔12に係合させたことである。一対の突出部10
は、言い換えれば、エンドキャップ5の下面に突出する
突出部の長手方向中央にスリット22を形成して構成す
ることができる。また、芯金部材7に形成した嵌合孔1
2は、各突出部10の長手方向の長さより長手方向に長
く形成されている。そして、各突出部10と嵌合孔12
との長手方向の隙間には、該隙間を埋めるように下面シ
ール13のシール部材6で埋めるように構成されてい
る。従って、エンドキャップ5に対して下面シール13
は、隙間を埋めたシール部材6の弾性力に逆らって長手
方向に相対移動できるように構成されている。
3をエンドキャップ5の下面に取り付けるため、エンド
キャップ5の下面から幅方向に隔置して設け且つ長手方
向に伸びる一対の突出部10を芯金部材7に形成した嵌
合孔12に係合させたことである。一対の突出部10
は、言い換えれば、エンドキャップ5の下面に突出する
突出部の長手方向中央にスリット22を形成して構成す
ることができる。また、芯金部材7に形成した嵌合孔1
2は、各突出部10の長手方向の長さより長手方向に長
く形成されている。そして、各突出部10と嵌合孔12
との長手方向の隙間には、該隙間を埋めるように下面シ
ール13のシール部材6で埋めるように構成されてい
る。従って、エンドキャップ5に対して下面シール13
は、隙間を埋めたシール部材6の弾性力に逆らって長手
方向に相対移動できるように構成されている。
【0027】また、一対の突出部10は、エンドキャッ
プ5に対して弾性によって相対的に変形可能であり、各
突出部10はエンドキャップ幅方向に突出した係止部1
7を備えている。また、芯金部材7の長手方向に形成し
た嵌合孔12は、その長手方向縁部で係止爪16を形成
している。従って、各突出部10の各係止部17が芯金
部材7の各係止爪16に係止することによって、下面シ
ール13がエンドキャップ5に静止状態に取り付けられ
ることになる。
プ5に対して弾性によって相対的に変形可能であり、各
突出部10はエンドキャップ幅方向に突出した係止部1
7を備えている。また、芯金部材7の長手方向に形成し
た嵌合孔12は、その長手方向縁部で係止爪16を形成
している。従って、各突出部10の各係止部17が芯金
部材7の各係止爪16に係止することによって、下面シ
ール13がエンドキャップ5に静止状態に取り付けられ
ることになる。
【0028】この直動転がり案内ユニットにおいて、エ
ンドキャップ5に設けた各突出部10は、エンドキャッ
プ5の下部と一体構造に成形して構成することができ
る。突出部10は、その係止部17を芯金部材7の係止
爪16に係止して一時的に固定でき、しかも下面シール
13の長手方向及び幅方向への熱変形等での下面シール
13のエンドキャップ5に対する相対移動を許容できる
程度の突出部10の硬さであれば十分である。従って、
突出部10は、エンドキャップ5の材料と同一材料で作
製でき、突出部10をエンドキャップ5の下部と一体構
造に形成すると、エンドキャップ5の成形加工等で同時
加工でき、部品点数を低減できると共に、製造コストを
低減できる。
ンドキャップ5に設けた各突出部10は、エンドキャッ
プ5の下部と一体構造に成形して構成することができ
る。突出部10は、その係止部17を芯金部材7の係止
爪16に係止して一時的に固定でき、しかも下面シール
13の長手方向及び幅方向への熱変形等での下面シール
13のエンドキャップ5に対する相対移動を許容できる
程度の突出部10の硬さであれば十分である。従って、
突出部10は、エンドキャップ5の材料と同一材料で作
製でき、突出部10をエンドキャップ5の下部と一体構
造に形成すると、エンドキャップ5の成形加工等で同時
加工でき、部品点数を低減できると共に、製造コストを
低減できる。
【0029】或いは、この直動転がり案内ユニットにお
いて、エンドキャップ5に設けた各突出部10は、図5
に示すように、1つの構造体10Tにスリット22を形
成することで構成でき、該構造体10Tの各突出部10
をエンドキャップ5の下部に形成した嵌合孔18に嵌入
して固定するように、エンドキャップ5とは別体に作製
することもできる。構造体10Tをエンドキャップ5と
は別体に作製すると、構造体10Tとエンドキャップ5
とを同種の材料のみでなく、異なった材料で作製するこ
とができ、特に、構造体10Tはエンドキャップ5から
取り外し可能に構成できるので、突出部10の損傷を理
由にエンドキャップ5を取り換える必要がなく、メイン
テナンスを容易にすることができる。
いて、エンドキャップ5に設けた各突出部10は、図5
に示すように、1つの構造体10Tにスリット22を形
成することで構成でき、該構造体10Tの各突出部10
をエンドキャップ5の下部に形成した嵌合孔18に嵌入
して固定するように、エンドキャップ5とは別体に作製
することもできる。構造体10Tをエンドキャップ5と
は別体に作製すると、構造体10Tとエンドキャップ5
とを同種の材料のみでなく、異なった材料で作製するこ
とができ、特に、構造体10Tはエンドキャップ5から
取り外し可能に構成できるので、突出部10の損傷を理
由にエンドキャップ5を取り換える必要がなく、メイン
テナンスを容易にすることができる。
【0030】また、エンドキャップ5と突出部10とを
別体に作製する場合には、エンドキャップ5と突出部1
0とを作製しておき、エンドキャップ5をケーシング2
の両端に取り付け、次いで、下面シール13の芯金部材
7に形成した嵌合孔12に対応する位置にエンドキャッ
プ5の嵌合孔18を形成し、該嵌合孔18に突出部10
を嵌入してエンドキャップ5に突出部10を固定するこ
ともできる。この場合、ケーシング2の種々の長さのも
のに対応させて適合させることができる。
別体に作製する場合には、エンドキャップ5と突出部1
0とを作製しておき、エンドキャップ5をケーシング2
の両端に取り付け、次いで、下面シール13の芯金部材
7に形成した嵌合孔12に対応する位置にエンドキャッ
プ5の嵌合孔18を形成し、該嵌合孔18に突出部10
を嵌入してエンドキャップ5に突出部10を固定するこ
ともできる。この場合、ケーシング2の種々の長さのも
のに対応させて適合させることができる。
【0031】又は、突出部10は、最初はエンドキャッ
プ5と一体構造に構成しておき、突出部10のみが損傷
した場合には、突出部10の部分を取り除き、該突出部
10の部分に嵌合孔18を穿孔加工し、該嵌合孔18に
突出部10と嵌入してエンドキャップ5に突出部10を
固定することもできる。
プ5と一体構造に構成しておき、突出部10のみが損傷
した場合には、突出部10の部分を取り除き、該突出部
10の部分に嵌合孔18を穿孔加工し、該嵌合孔18に
突出部10と嵌入してエンドキャップ5に突出部10を
固定することもできる。
【0032】また、下面シール13はエンドキャップ5
に嵌め込み式に取り付けられ、ケーシング2に対して固
定されていないので、部品間で温度変化による熱膨張差
が発生したとしても、下面シール13はケーシング2及
びエンドキャップ5に対して温度変化による熱膨張差に
より歪み、座屈等の変形を起こすことがない。それ故
に、下面シール13は、常にケーシング2及びエンドキ
ャップ5の下面に対してリップ部14が密着状態に設置
され、軌道レール1の壁面11に対してリップ部15が
密着状態に当接され、良好なシール性能を発揮すること
ができる。
に嵌め込み式に取り付けられ、ケーシング2に対して固
定されていないので、部品間で温度変化による熱膨張差
が発生したとしても、下面シール13はケーシング2及
びエンドキャップ5に対して温度変化による熱膨張差に
より歪み、座屈等の変形を起こすことがない。それ故
に、下面シール13は、常にケーシング2及びエンドキ
ャップ5の下面に対してリップ部14が密着状態に設置
され、軌道レール1の壁面11に対してリップ部15が
密着状態に当接され、良好なシール性能を発揮すること
ができる。
【0033】
【考案の効果】この考案による直動転がり案内ユニット
は、上記のように構成されており、次のような効果を有
する。即ち、この直動転がり案内ユニットは、下面シー
ルを金属材から成る芯金部材と該芯金部材に固着した各
リップ部を備えた弾性を有するシール部材から構成し、
前記下面シールをエンドキャップの下面から伸びる突出
部を前記下面シールの前記芯金部材に形成した嵌合孔に
係合させたので、前記エンドキャップへの前記下面シー
ルの着脱が極めて容易である。また、前記下面シールに
形成した前記嵌合孔の位置を最初に正確に設定しておけ
ば、前記嵌合孔に前記エンドキャップの前記突出部を嵌
め込むだけで、前記下面シールを前記エンドキャップに
対する位置決めをする必要が無く、位置決め、取外し、
取付け等の作業が極めて簡単である。また、前記下面シ
ールの前記エンドキャップへの取付状態では、前記下面
シールの前記シール部材を前記突出部の回りを覆う構造
に容易に形成できるので、前記突出部と前記嵌合孔との
境界領域での隙間は容易に密封状態にできる。従って、
前記下面シールは、軌道レール、ケーシング及び前記エ
ンドキャップとの間の隙間を常に良好にシールし、ダス
ト等の異物が摺動面に侵入するのを防止することができ
る。
は、上記のように構成されており、次のような効果を有
する。即ち、この直動転がり案内ユニットは、下面シー
ルを金属材から成る芯金部材と該芯金部材に固着した各
リップ部を備えた弾性を有するシール部材から構成し、
前記下面シールをエンドキャップの下面から伸びる突出
部を前記下面シールの前記芯金部材に形成した嵌合孔に
係合させたので、前記エンドキャップへの前記下面シー
ルの着脱が極めて容易である。また、前記下面シールに
形成した前記嵌合孔の位置を最初に正確に設定しておけ
ば、前記嵌合孔に前記エンドキャップの前記突出部を嵌
め込むだけで、前記下面シールを前記エンドキャップに
対する位置決めをする必要が無く、位置決め、取外し、
取付け等の作業が極めて簡単である。また、前記下面シ
ールの前記エンドキャップへの取付状態では、前記下面
シールの前記シール部材を前記突出部の回りを覆う構造
に容易に形成できるので、前記突出部と前記嵌合孔との
境界領域での隙間は容易に密封状態にできる。従って、
前記下面シールは、軌道レール、ケーシング及び前記エ
ンドキャップとの間の隙間を常に良好にシールし、ダス
ト等の異物が摺動面に侵入するのを防止することができ
る。
【0034】また、前記エンドキャップの下面から長手
方向に伸びる係止部を備えた一対の突出部を幅方向に隔
置して前記エンドキャップに設け、前記芯金部材の長手
方向に形成した嵌合孔の長手方向縁部で係止爪を形成
し、前記芯金部材に形成した前記嵌合孔の長手方向長さ
は前記突出部の長手方向長さより長く形成したので、両
者間での加工誤差が存在しても、該誤差を容易に許容で
き、高精度の加工を要求されず、製造コストを低減でき
る。また、前記下面シールが潤滑剤等で膨潤する或いは
熱膨張差による伸びることがあっても前記エンドキャッ
プの前記突出部と前記下面シールの前記芯金部材に形成
した嵌合孔とは長手方向及び幅方向に相対移動可能に形
成することができる。従って、前記下面シールの長手方
向変形は前記エンドキャップとの嵌め込み式の構造によ
って許容され、前記下面シールが歪み、座屈等で変形を
起こして曲がるようなことがない。また、前記下面シー
ルの各リップ部は、常に前記ケーシング及び前記エンド
キャップの下面と前記軌道レールの側面に密着した状態
を維持でき、良好なシール状態を確保できる。
方向に伸びる係止部を備えた一対の突出部を幅方向に隔
置して前記エンドキャップに設け、前記芯金部材の長手
方向に形成した嵌合孔の長手方向縁部で係止爪を形成
し、前記芯金部材に形成した前記嵌合孔の長手方向長さ
は前記突出部の長手方向長さより長く形成したので、両
者間での加工誤差が存在しても、該誤差を容易に許容で
き、高精度の加工を要求されず、製造コストを低減でき
る。また、前記下面シールが潤滑剤等で膨潤する或いは
熱膨張差による伸びることがあっても前記エンドキャッ
プの前記突出部と前記下面シールの前記芯金部材に形成
した嵌合孔とは長手方向及び幅方向に相対移動可能に形
成することができる。従って、前記下面シールの長手方
向変形は前記エンドキャップとの嵌め込み式の構造によ
って許容され、前記下面シールが歪み、座屈等で変形を
起こして曲がるようなことがない。また、前記下面シー
ルの各リップ部は、常に前記ケーシング及び前記エンド
キャップの下面と前記軌道レールの側面に密着した状態
を維持でき、良好なシール状態を確保できる。
【0035】即ち、前記下面シールの前記リップ部は、
前記エンドキャップ及び前記ケーシングに対して密着し
た状態で相対移動でき、良好なシール性能を確保でき
る。また、前記下面シールの前記別のリップ部は、前記
軌道レールの側面に対して密着した状態で相対移動で
き、良好なシール性能を確保できる。従って、前記軌道
レールとスライダ間の摺動面に常に良好なシール部を提
供でき、該摺動面へのごみ、ちり、水等の異物の侵入を
防止でき、防塵性を向上できる。また、前記下面シール
は前記ケーシングとは別体に構成しているので、前記ケ
ーシングに軌道溝を容易に研削加工することができ、該
軌道溝を高精度の加工でき、直動転がり案内ユニットの
軸受性能を大幅に向上させることができる。
前記エンドキャップ及び前記ケーシングに対して密着し
た状態で相対移動でき、良好なシール性能を確保でき
る。また、前記下面シールの前記別のリップ部は、前記
軌道レールの側面に対して密着した状態で相対移動で
き、良好なシール性能を確保できる。従って、前記軌道
レールとスライダ間の摺動面に常に良好なシール部を提
供でき、該摺動面へのごみ、ちり、水等の異物の侵入を
防止でき、防塵性を向上できる。また、前記下面シール
は前記ケーシングとは別体に構成しているので、前記ケ
ーシングに軌道溝を容易に研削加工することができ、該
軌道溝を高精度の加工でき、直動転がり案内ユニットの
軸受性能を大幅に向上させることができる。
【図1】図1はこの考案による直動転がり案内ユニット
の一実施例を示す断面図である。
の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の線A−Aにおける断面図である。
【図3】エンドキャップの端面の一部を示す概略端面図
である。
である。
【図4】エンドキャップの下面の一部を示す下面図であ
る。
る。
【図5】エンドキャップの下面に設けた突出部の例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】下面シールを示す概略上面図である。
【図7】図6の要部の拡大上面図である。
【図8】エンドキャップと下面シールとの分解状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図9】従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す斜
視図である。
視図である。
1 軌道レール 2 ケーシング 4 ボール(転動体) 5 エンドキャップ 6 シール部材 7 芯金部材 8,9 軌道溝 10 突出部 11 壁面 12 嵌合孔 13 下面シール 14 リップ部 15 リップ部 16 係止爪 17 係止部 20 スライダ 21 凸部
Claims (5)
- 【請求項1】 長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌
道レール、前記軌道レールに対して相対摺動可能であり
且つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケ
ーシング、該ケーシングの長手方向両端に取り付けたエ
ンドキャップ、対向する前記軌道溝間に嵌合して循環移
動可能な多数の転動体、及び前記ケーシングと前記エン
ドキャップとの下面に密封状態に当接可能なリップ部と
前記軌道レールの側壁面に沿って密封状態に当接可能な
別のリップ部を備えた下面シールを有する直動転がり案
内ユニットにおいて、 前記下面シールは金属から成る芯金部材と該芯金部材に
固着した前記各リップ部を備えた弾性を有するシール部
材から構成され、前記エンドキャップの下面から下方へ
伸び且つ長手方向に伸びる係止部を備えた一対の突出部
を幅方向に隔置して前記エンドキャップの下面に設け、
前記エンドキャップの前記一対の突出部に対向して前記
芯金部材に長手方向に延びる嵌合孔を形成し,前記嵌合
孔の長手方向縁部で係止爪を形成し、前記各係止部を弾
性変形させて前記係止爪に係合させて前記下面シールを
前記エンドキャップに取り付けたことを特徴とする直動
転がり案内ユニット。 - 【請求項2】 前記芯金部材の前記嵌合孔は前記各突出
部の長手方向長さより長く穿孔され且つ両者の長さの差
による長手方向隙間は前記シール部材で埋められている
ことを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニ
ット。 - 【請求項3】 前記下面シールの前記芯金部材の上面に
は前記シール部材と同一材料から成る凸部が設けられ、
該凸部は前記エンドキャップの下面に弾性的に当接した
ことを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニ
ット。 - 【請求項4】 前記各突出部は前記エンドキャップの下
面と一体構造に形成されていることを特徴とする請求項
1に記載の直動転がり案内ユニット。 - 【請求項5】 前記各突出部は1つの構造体に形成さ
れ、該構造体を前記エンドキャップの下面に形成した嵌
合孔に嵌入して固定されていることを特徴とする請求項
1に記載の直動転がり案内ユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063565U JP2575891Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 直動転がり案内ユニット |
US08/108,401 US5358336A (en) | 1992-08-20 | 1993-08-19 | Linear motion rolling guide unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992063565U JP2575891Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 直動転がり案内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0620924U JPH0620924U (ja) | 1994-03-18 |
JP2575891Y2 true JP2575891Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13232893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992063565U Expired - Lifetime JP2575891Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 直動転がり案内ユニット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5358336A (ja) |
JP (1) | JP2575891Y2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0769627B1 (de) | 1995-10-17 | 2000-08-02 | Deutsche Star GmbH | Linearführungseinrichtung |
DE19615791A1 (de) * | 1996-04-20 | 1997-10-23 | Schaeffler Waelzlager Kg | Linearwälzlager mit Längsdichtungen |
JP4049878B2 (ja) * | 1998-02-25 | 2008-02-20 | 日本トムソン株式会社 | 直動転がり案内ユニット |
JP2003314547A (ja) * | 2002-04-19 | 2003-11-06 | Nsk Ltd | 直動案内軸受装置 |
US7410301B2 (en) * | 2002-06-21 | 2008-08-12 | Ina-Schaeffler Kg | Linear rolling bearing |
JP2005291341A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Nsk Ltd | 直動案内軸受装置及びアンダーシール |
JP4508935B2 (ja) * | 2005-04-27 | 2010-07-21 | 日本トムソン株式会社 | 直動転がり案内ユニット |
US7380988B1 (en) * | 2005-11-15 | 2008-06-03 | Hiwin Technologies Corp. | Linear motion guide device having dust shield |
JP5159054B2 (ja) * | 2006-07-13 | 2013-03-06 | 日本トムソン株式会社 | 直動転がり案内ユニット |
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