JP2562095B2 - ベルト伸縮式縫製材搬送装置 - Google Patents
ベルト伸縮式縫製材搬送装置Info
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- JP2562095B2 JP2562095B2 JP4146643A JP14664392A JP2562095B2 JP 2562095 B2 JP2562095 B2 JP 2562095B2 JP 4146643 A JP4146643 A JP 4146643A JP 14664392 A JP14664392 A JP 14664392A JP 2562095 B2 JP2562095 B2 JP 2562095B2
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- belt pulley
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G9/00—Apparatus for assisting manual handling having suspended load-carriers movable by hand or gravity
- B65G9/002—Load-carriers, rollers therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65G9/00—Apparatus for assisting manual handling having suspended load-carriers movable by hand or gravity
- B65G9/006—Arresting, braking or escapement means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/34—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables
- B65H75/38—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks specially adapted or mounted for storing and repeatedly paying-out and re-storing lengths of material provided for particular purposes, e.g. anchored hoses, power cables involving the use of a core or former internal to, and supporting, a stored package of material
- B65H75/44—Constructional details
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- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B33/00—Devices incorporated in sewing machines for supplying or removing the work
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製工場などにおいて
縫製材を搬送するための搬送装置における搬送装置改良
に関するものである。
縫製材を搬送するための搬送装置における搬送装置改良
に関するものである。
【０００２】
【従来技術】従来のこの種の搬送システムとしては、パ
イプ又はレール等の軌道上に滑車、車輪等の搬送手段を
装着し、該搬送手段から吊り下げた線材に様々なフック
とかハンガーを装着したものが知られている。かかる搬
送手段では、縫製を行うためのパーツをハンガーとかフ
ックにひっかけ、各作業を行うステーションに搬送手段
のストッパーを設置し、作業終了後にストッパーを解除
して手作業または機械的に次のステーションまで搬送さ
せている。
イプ又はレール等の軌道上に滑車、車輪等の搬送手段を
装着し、該搬送手段から吊り下げた線材に様々なフック
とかハンガーを装着したものが知られている。かかる搬
送手段では、縫製を行うためのパーツをハンガーとかフ
ックにひっかけ、各作業を行うステーションに搬送手段
のストッパーを設置し、作業終了後にストッパーを解除
して手作業または機械的に次のステーションまで搬送さ
せている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の搬送手段の場合は、ずぼん等の布丈の長いものの
場合は、ハンガーに吊ったまま作業することができる
が、背広、ブレザー、ジャケット、子供服等のように布
丈の短い製品を縫製する時にはハンガーにバスケットや
乗せ台を取付けて搬送し、加工パーツをその都度降ろし
て作業し、作業終了後にバスケット等に戻して次のステ
ーションに搬送しなければならず、縫製パーツの出し入
れに時間がかかるという不都合がある。そこで本発明は
かかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、布丈の短
い縫製パーツでもハンガーに装着した状態で作業するこ
とが可能な搬送装置を提供することを目的とする。
従来の搬送手段の場合は、ずぼん等の布丈の長いものの
場合は、ハンガーに吊ったまま作業することができる
が、背広、ブレザー、ジャケット、子供服等のように布
丈の短い製品を縫製する時にはハンガーにバスケットや
乗せ台を取付けて搬送し、加工パーツをその都度降ろし
て作業し、作業終了後にバスケット等に戻して次のステ
ーションに搬送しなければならず、縫製パーツの出し入
れに時間がかかるという不都合がある。そこで本発明は
かかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、布丈の短
い縫製パーツでもハンガーに装着した状態で作業するこ
とが可能な搬送装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、軌道
上を走行する搬送手段に支持された縫製材搬送装置にお
いて、平行な板材間に軸支されたフランジ付きのベルト
プーリーと、前記プーリーに懸装されたベルトと、前記
ベルトプーリーに内装されたコイルバネ又は渦巻バネ等
の巻きばねとからなり、前記ベルトプーリーの一方のフ
ランジがつめ車であり、前記板材に前記つめ車の回転を
係止する揺動つめがそのつめ本体の中間部で軸支され、
該つめの端部と当接する位置に揺動する解除手段が設置
され、該解除手段が所定の方向に回転させられた時に揺
動つめの噛みあわせを解除するように構成されたベルト
伸縮式縫製材搬送装置により本目的を達成する。また請
求項３の発明はベルトプーリーの下方の板材間に所定の
距離を隔てて２本の遊動プーリーがベルトを挾むように
軸支され、前記ベルトの中途に折り返し部を設け、該折
り返し部が２本の遊動プーリー係止されるように構成し
たものである。
上を走行する搬送手段に支持された縫製材搬送装置にお
いて、平行な板材間に軸支されたフランジ付きのベルト
プーリーと、前記プーリーに懸装されたベルトと、前記
ベルトプーリーに内装されたコイルバネ又は渦巻バネ等
の巻きばねとからなり、前記ベルトプーリーの一方のフ
ランジがつめ車であり、前記板材に前記つめ車の回転を
係止する揺動つめがそのつめ本体の中間部で軸支され、
該つめの端部と当接する位置に揺動する解除手段が設置
され、該解除手段が所定の方向に回転させられた時に揺
動つめの噛みあわせを解除するように構成されたベルト
伸縮式縫製材搬送装置により本目的を達成する。また請
求項３の発明はベルトプーリーの下方の板材間に所定の
距離を隔てて２本の遊動プーリーがベルトを挾むように
軸支され、前記ベルトの中途に折り返し部を設け、該折
り返し部が２本の遊動プーリー係止されるように構成し
たものである。
【０００５】
【作用】本発明にかかる装置は、従来の搬送装置と同じ
でレール又はパイプ等の軌道上を車輪が滑走するために
縫製材を運搬することができる。しかしながら、ベルト
に保持された縫製パーツはベルトプーリー内装の巻きば
ねによりベルトが巻かれた状態にあるために軌道付近の
比較的高い位置にある。搬送されて作業ステーションに
きた時に作業者が、ベルトに保持された縫製パーツをベ
ルトプーリーに内装された巻きばねに抗して引くと、つ
めがつめ車の歯上を滑るためベルトは伸び続け、作業者
がベルトを引くのを止めると揺動つめがつめ車の歯に掛
かり係止される。従って作業者は、ミシン等の装置で作
業を行うことができる。作業終了後は、自動又は手動に
より揺動する解除手段が回転され、揺動つめによるつめ
車の係止を解くので、内装巻きばねの戻り作用によって
ベルトプーリーが回転し、ベルトが巻き上げられ、縫製
パーツは上昇して搬送位置に戻る。また、２本の遊動プ
ーリーを軸支し、ベルトの中途に折り返し部を形成した
ものでは、装置の内装巻きばねの作用が強すぎてベルト
が巻き上げられ過ぎるのを防ぐことになる。
でレール又はパイプ等の軌道上を車輪が滑走するために
縫製材を運搬することができる。しかしながら、ベルト
に保持された縫製パーツはベルトプーリー内装の巻きば
ねによりベルトが巻かれた状態にあるために軌道付近の
比較的高い位置にある。搬送されて作業ステーションに
きた時に作業者が、ベルトに保持された縫製パーツをベ
ルトプーリーに内装された巻きばねに抗して引くと、つ
めがつめ車の歯上を滑るためベルトは伸び続け、作業者
がベルトを引くのを止めると揺動つめがつめ車の歯に掛
かり係止される。従って作業者は、ミシン等の装置で作
業を行うことができる。作業終了後は、自動又は手動に
より揺動する解除手段が回転され、揺動つめによるつめ
車の係止を解くので、内装巻きばねの戻り作用によって
ベルトプーリーが回転し、ベルトが巻き上げられ、縫製
パーツは上昇して搬送位置に戻る。また、２本の遊動プ
ーリーを軸支し、ベルトの中途に折り返し部を形成した
ものでは、装置の内装巻きばねの作用が強すぎてベルト
が巻き上げられ過ぎるのを防ぐことになる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。図において１は、パイプ又はレール
からなる軌道であり、該軌道１上には線材２を介してハ
ンガー、フックの保持手段が下方に装着された滑車等の
車輪４が軌道上を滑走する搬送装置３が載置されてお
り、該搬送手段は軌道１の傾斜やベルトコンベアにより
移動する。Ａは、作業ステーションであり該ステーショ
ンＡには移動してくる搬送装置３を待機させるためのス
トッパー５と、作業のために使用する搬送装置３を係止
するためのストッパー６とを有する。ステーションＡに
は、この他に下方のストッパー６の位置にリミットスイ
ッチ13が設置されており、該リミットスイッチ13の検知
により所定の位置に搬送装置３が来たことを確認して図
示しないミシンが作動するようになっている。
て詳細に説明する。図において１は、パイプ又はレール
からなる軌道であり、該軌道１上には線材２を介してハ
ンガー、フックの保持手段が下方に装着された滑車等の
車輪４が軌道上を滑走する搬送装置３が載置されてお
り、該搬送手段は軌道１の傾斜やベルトコンベアにより
移動する。Ａは、作業ステーションであり該ステーショ
ンＡには移動してくる搬送装置３を待機させるためのス
トッパー５と、作業のために使用する搬送装置３を係止
するためのストッパー６とを有する。ステーションＡに
は、この他に下方のストッパー６の位置にリミットスイ
ッチ13が設置されており、該リミットスイッチ13の検知
により所定の位置に搬送装置３が来たことを確認して図
示しないミシンが作動するようになっている。
【０００７】Ｂは、作業終了後の搬送装置を次の作業ス
テーションＡ’に導くための持ち上げステーションであ
り、該持ち上げステーションＢには高所と低所に装着さ
れた一対のギヤ７，８とこれらに装着されたチェーン10
と、該チェーン10の所定箇所に装着されたフック12，12
とからなる。また該ステーションＢの高所及び低所には
それぞれリミットスイッチ14，14が設置されており、該
リミットスイッチ14，14の検知により搬送ステーション
のギヤ７，８を回転させたり、停止させたりする。
テーションＡ’に導くための持ち上げステーションであ
り、該持ち上げステーションＢには高所と低所に装着さ
れた一対のギヤ７，８とこれらに装着されたチェーン10
と、該チェーン10の所定箇所に装着されたフック12，12
とからなる。また該ステーションＢの高所及び低所には
それぞれリミットスイッチ14，14が設置されており、該
リミットスイッチ14，14の検知により搬送ステーション
のギヤ７，８を回転させたり、停止させたりする。
【０００８】次に図２乃至図４に示すものは、本発明に
かかる搬送装置に関するもので、該装置は、所定の距離
を隔てて平行に支持された２枚の板材16，16と、該板材
16，16間に渡した軸18に装着されたフランジ付きのベル
トプーリー20と、該ベルトプーリー20に巻かれたベルト
24とからなり、ベルトプーリー20の一方のフランジにつ
め車22が形成されている。ベルトプーリー20内にはコイ
ルばね、渦巻ばね等の巻きばね26が内装され、一端が軸
18に他端がベルトプーリー20の内周壁と接続されてい
る。つめ車22が揺動つめ28と当接することにより係止さ
れ、ベルトプーリー20は停止状態となる。つめ28は、装
置の上方で先端が鋭角で自重でつめ車22の歯元に係止さ
れるように揺動自在に板材16に軸支され、他端30は軸部
より先まで伸びている。つめ28の他端30は、揺動解除手
段31と当接しており、該解除手段31は板材16に一端が揺
動自在に軸支されたレの字状に折り曲げた線材32と該線
材32の他端に接続された円板状の受け板34とからなる。
かかる搬送装置に関するもので、該装置は、所定の距離
を隔てて平行に支持された２枚の板材16，16と、該板材
16，16間に渡した軸18に装着されたフランジ付きのベル
トプーリー20と、該ベルトプーリー20に巻かれたベルト
24とからなり、ベルトプーリー20の一方のフランジにつ
め車22が形成されている。ベルトプーリー20内にはコイ
ルばね、渦巻ばね等の巻きばね26が内装され、一端が軸
18に他端がベルトプーリー20の内周壁と接続されてい
る。つめ車22が揺動つめ28と当接することにより係止さ
れ、ベルトプーリー20は停止状態となる。つめ28は、装
置の上方で先端が鋭角で自重でつめ車22の歯元に係止さ
れるように揺動自在に板材16に軸支され、他端30は軸部
より先まで伸びている。つめ28の他端30は、揺動解除手
段31と当接しており、該解除手段31は板材16に一端が揺
動自在に軸支されたレの字状に折り曲げた線材32と該線
材32の他端に接続された円板状の受け板34とからなる。
【０００９】また板材16，16間の上部を渡したプレート
36の中央に上方に伸びる線材38がナット等により接続さ
れている。線材38は途中で外側へ折り曲げられ、さらに
垂直に伸ばした後に水平に折り曲げられており、該水平
部分に滑車40が遊着されている。さらにベルト24の先端
には縫製パーツを保持するためにハンガー又はフック等
の保持手段41が接続されている。またベルトプーリー20
の下方には、所定の距離を隔てて板材16，16間に２本の
遊動プーリー43，44が軸支されており、そのプーリー4
3，44間にベルト24が挿入されている。ベルト24の中途
には折り返し部24ａを設けその厚みがプーリー43，44間
の間隔よりも厚く設定してある。
36の中央に上方に伸びる線材38がナット等により接続さ
れている。線材38は途中で外側へ折り曲げられ、さらに
垂直に伸ばした後に水平に折り曲げられており、該水平
部分に滑車40が遊着されている。さらにベルト24の先端
には縫製パーツを保持するためにハンガー又はフック等
の保持手段41が接続されている。またベルトプーリー20
の下方には、所定の距離を隔てて板材16，16間に２本の
遊動プーリー43，44が軸支されており、そのプーリー4
3，44間にベルト24が挿入されている。ベルト24の中途
には折り返し部24ａを設けその厚みがプーリー43，44間
の間隔よりも厚く設定してある。
【００１０】次に図５乃至図７に示すものは、本発明に
かかる搬送装置の第２実施例を示すもので、ベルトプー
リー20に巻かれたベルト24の上にはベルト24が巻かれて
所定の厚さ（径）になった時に当接する遊動ローラ46が
固定されている。これは勢いよくベルト24が巻かれた時
に縫製パーツが振り上げられるのを防ぐためのブレーキ
機能のためである。またつめ28を軸支する軸29に長手方
向に伸びる板材からなる解除手段31が軸支されている。
つめ28と解除手段31の係合は図６に示されるように夫々
同じ軸に接続されているが、つめ28の一部に切欠き28ａ
を設け、該切欠き28ａに解除手段31が嵌合されており、
この解除手段31は、板材16に接続されたスプリング42に
より図５では半時計回り方向に付勢されている。
かかる搬送装置の第２実施例を示すもので、ベルトプー
リー20に巻かれたベルト24の上にはベルト24が巻かれて
所定の厚さ（径）になった時に当接する遊動ローラ46が
固定されている。これは勢いよくベルト24が巻かれた時
に縫製パーツが振り上げられるのを防ぐためのブレーキ
機能のためである。またつめ28を軸支する軸29に長手方
向に伸びる板材からなる解除手段31が軸支されている。
つめ28と解除手段31の係合は図６に示されるように夫々
同じ軸に接続されているが、つめ28の一部に切欠き28ａ
を設け、該切欠き28ａに解除手段31が嵌合されており、
この解除手段31は、板材16に接続されたスプリング42に
より図５では半時計回り方向に付勢されている。
【００１１】図８及び図９に示すものは、本実施例にか
かる搬送装置の持ち上げステーションＢの他の実施例を
示すものであり２本の平行な軌道１に平行にパイプ状の
ロッドレスシリンダ48を設置し、該シリンダ48にカーソ
ル50を嵌合すると共に該カーソル50とブラケットを介し
て直角三角形状のフック52を平行な２本の軌道１間に突
出させ、該シリンダ48の両端部に圧縮空気を送り込むこ
とによりカーソル50を往復動させる方式のものからな
る。
かる搬送装置の持ち上げステーションＢの他の実施例を
示すものであり２本の平行な軌道１に平行にパイプ状の
ロッドレスシリンダ48を設置し、該シリンダ48にカーソ
ル50を嵌合すると共に該カーソル50とブラケットを介し
て直角三角形状のフック52を平行な２本の軌道１間に突
出させ、該シリンダ48の両端部に圧縮空気を送り込むこ
とによりカーソル50を往復動させる方式のものからな
る。
【００１２】以上述べた構成において、軌道１上を滑走
する本実施例にかかる搬送装置３は、作業ステーション
Ａのストッパー５により一旦係止され、作業中の搬送手
段３がないことが確認された後にストッパー６と共に解
除され、搬送装置３が一つ送られる。搬送装置３が所定
の場所に位置したことがリミットスイッチ13により確認
され、作業者はミシンの駆動が可能となる。そして作業
者は、縫製パーツ、搬送装置３の巻きばねの力に抗して
保持手段又はベルト24を持って引き下げるとベルトは伸
び続け、作業者が引くのを止めるとベルト24は元に戻ろ
うとする。しかし、ベルトプーリー20に設けたつめ車24
とつめ28による係止め作用によりベルトプーリー20の回
転は係止される。しかる後に作業者は、縫製パーツをミ
シンまで引き寄せ、所定の作業を済ませる。
する本実施例にかかる搬送装置３は、作業ステーション
Ａのストッパー５により一旦係止され、作業中の搬送手
段３がないことが確認された後にストッパー６と共に解
除され、搬送装置３が一つ送られる。搬送装置３が所定
の場所に位置したことがリミットスイッチ13により確認
され、作業者はミシンの駆動が可能となる。そして作業
者は、縫製パーツ、搬送装置３の巻きばねの力に抗して
保持手段又はベルト24を持って引き下げるとベルトは伸
び続け、作業者が引くのを止めるとベルト24は元に戻ろ
うとする。しかし、ベルトプーリー20に設けたつめ車24
とつめ28による係止め作用によりベルトプーリー20の回
転は係止される。しかる後に作業者は、縫製パーツをミ
シンまで引き寄せ、所定の作業を済ませる。
【００１３】作業終了後に、手動又は機械的にストッパ
ー６の係止を外すと、軌道１に沿って搬送装置３は滑走
し、次の搬送装置が作業ステーションＡに導かれる。作
業ステーションＡから滑走した搬送装置３、持ち上げス
テーションＢに近づき、その状態をリミットスイッチ14
が検知し、ギヤ７，８又はカーソル50を駆動させる。す
るとフック12が搬送装置３の滑車４を係止しながら急傾
斜の軌道１を上昇させる。搬送装置３が持ち上げられ、
所定の位置（本実施例では、最高点）まで持ち上がった
状態がリミットスイッチ14により確認され、ギヤ７，８
の駆動は停止する。その際、搬送装置３の解除手段31が
自動的又は手動的に解除され、ベルトプーリー20に内装
された巻きばねの戻り作用によりベルトプーリー20が回
転子、ベルト24が巻き上げられる。
ー６の係止を外すと、軌道１に沿って搬送装置３は滑走
し、次の搬送装置が作業ステーションＡに導かれる。作
業ステーションＡから滑走した搬送装置３、持ち上げス
テーションＢに近づき、その状態をリミットスイッチ14
が検知し、ギヤ７，８又はカーソル50を駆動させる。す
るとフック12が搬送装置３の滑車４を係止しながら急傾
斜の軌道１を上昇させる。搬送装置３が持ち上げられ、
所定の位置（本実施例では、最高点）まで持ち上がった
状態がリミットスイッチ14により確認され、ギヤ７，８
の駆動は停止する。その際、搬送装置３の解除手段31が
自動的又は手動的に解除され、ベルトプーリー20に内装
された巻きばねの戻り作用によりベルトプーリー20が回
転子、ベルト24が巻き上げられる。
【００１４】尚、実施例１，２にかかる搬送装置３で
は、ベルト24の中途に折り返し部24ａを設けると共に、
搬送装置３の板材16，16間に所定の間隔でプーリー43，
44を設けている関係から、ベルト24が極端に巻き上げら
れそうな時に、前記折り返し部24ａが、プーリー43，44
間に挾まる。さらに、実施例２にかかる搬送装置３で
は、ベルトプーリー20上の巻き上げられるベルト24の上
にはベルト24が所定の高さ又は厚さになった時にベルト
24の外周と当接するように遊動ローラ46が設置されてい
るので、ベルト24の回転にブレーキがかかる。
は、ベルト24の中途に折り返し部24ａを設けると共に、
搬送装置３の板材16，16間に所定の間隔でプーリー43，
44を設けている関係から、ベルト24が極端に巻き上げら
れそうな時に、前記折り返し部24ａが、プーリー43，44
間に挾まる。さらに、実施例２にかかる搬送装置３で
は、ベルトプーリー20上の巻き上げられるベルト24の上
にはベルト24が所定の高さ又は厚さになった時にベルト
24の外周と当接するように遊動ローラ46が設置されてい
るので、ベルト24の回転にブレーキがかかる。
【００１５】
【効果】以上述べたように本発明にかかる装置は、従来
のように比較的丈の短い縫製パーツを搬送装置のハンガ
ー又はフックから取り外すことなく、ベルトを伸長させ
るだけでミシン等の縫製作業を行うことができ、また縫
製作業終了後は自動又は手動により解除手段が回転され
た時にベルトを自動的に巻き取ることができるので、搬
送中は従来のものと変わりなく縫製パーツを持ち上げた
状態で搬送することができる。
のように比較的丈の短い縫製パーツを搬送装置のハンガ
ー又はフックから取り外すことなく、ベルトを伸長させ
るだけでミシン等の縫製作業を行うことができ、また縫
製作業終了後は自動又は手動により解除手段が回転され
た時にベルトを自動的に巻き取ることができるので、搬
送中は従来のものと変わりなく縫製パーツを持ち上げた
状態で搬送することができる。
【図１】 搬送装置を軌道に載置した状態を示す本発明
の概略図である。
の概略図である。
【図２】 本発明の第１実施例にかかる搬送装置の斜視
図である。
図である。
【図３】 第１実施例にかかる搬送装置の側面縦断面図
である。
である。
【図４】 第１実施例にかかる搬送装置の正面縦断面図
である。
である。
【図５】 第２実施例にかかる搬送装置の側面縦断面図
である。
である。
【図６】 図５のVI−VI断面図である。
【図７】 第２実施例にかかる搬送装置の正面縦断面図
である。
である。
【図８】 搬送装置をリフトする持ち上げステーション
の他の実施例を示す一部省略正面図である。
の他の実施例を示す一部省略正面図である。
【図９】 持ち上げステーションの平面図である。
１ 軌道 ２ 線材 ３ 搬送装置 ４ 滑車 ５，６ ストッパー ７，８ ギヤ 10 チェーン 12 フック 13，14 リミットスイッチ 16 板材 18 軸 20 ベルトプーリー 22 つめ車 24 ベルト 24ａ 折り返し 26 巻きばね 28 つめ 30 端部 31 解除手段 32 線材 34 受け板 36 プレート 38 線材 40 滑車 41 フック 42 スプリング 43，44 プーリー 46 遊動ローラ 48 シリンダ 50 カーソル 52 フック
Claims (3)
- 【請求項１】 軌道上を走行する搬送手段に支持された
縫製材搬送装置において、平行な板材間に軸１８を介し
て軸支されたフランジ付きのベルトプーリー２０と、前
記プーリーに懸装されたベルトと、前記ベルトプーリー
２０に内装されたコイルバネ又は渦巻バネ等の巻きばね
２６とからなり、前記ベルトプーリーの一方のフランジ
がつめ車であり、前記板材に前記つめ車の回転を係止す
る揺動つめがそのつめ本体の中間部で軸支され、該つめ
の端部と当接する位置に揺動する解除手段が設置され、
該解除手段が所定の方向に回転させられた時に揺動つめ
の噛みあわせを解除するように構成され、前記コイルバ
ネ又は渦巻バネ等の巻きばね２６の一端が前記軸１８に
接続され、その他端がベルトプーリー２０の内周壁に接
続されていることを特徴とするベルト伸縮式縫製材搬送
装置。 - 【請求項２】 ベルトプーリー上の巻き上げられるベル
トの上にはベルトが所定の高さ又は厚さになった時にベ
ルトの外周面と当接するように遊動ローラが設置されて
いる請求項１記載のベルト伸縮式縫製材搬送装置。 - 【請求項３】 ベルトプーリーの下方の板材間に所定の
距離を隔てて２本の遊動プーリーがベルトを挾むように
軸支され、前記ベルトの中途に折り返し部を設け、該折
り返し部が２本の遊動プーリー係止されるように構成さ
れていることを特徴とする請求項１記載のベルト伸縮式
縫製材搬送装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP4146643A JP2562095B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ベルト伸縮式縫製材搬送装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4146643A JP2562095B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ベルト伸縮式縫製材搬送装置 |
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| JP2562095B2 true JP2562095B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
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|---|---|---|---|
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- 1993-04-05 EP EP93302656A patent/EP0570105B1/en not_active Expired - Lifetime
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