JPH0245203Y2 - - Google Patents

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JPH0245203Y2
JPH0245203Y2 JP19079085U JP19079085U JPH0245203Y2 JP H0245203 Y2 JPH0245203 Y2 JP H0245203Y2 JP 19079085 U JP19079085 U JP 19079085U JP 19079085 U JP19079085 U JP 19079085U JP H0245203 Y2 JPH0245203 Y2 JP H0245203Y2
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column
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rail
belt
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、物品自動検索装置におけるコラムの
水平駆動を行なうコラム駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
収納棚の物品を検索して入出庫を行なう物品自
動検索装置において、所定棚位置間を移動し物品
を取り出し搬送し収納するスタツカーを構成する
長尺のコラム100は、従来第3図に示すような
駆動装置によつて床面に敷設されたレール101
を車輪102の駆動で走行するものであつた。
この車輪の駆動力はコラム100に配設された
モータ103で与えられ、コラムの走行時の走行
方向への振れや傾斜は、コラム100の上部と下
部に配設されたアイドラー104,104′に係
関され、両端をコラム走行方向の両端の不動側に
固定されたワイヤ105によつて第3図における
時計方向の傾斜が支えられ、同様にアイドラー1
06,106′に係関されワイヤ105と略上下
対称に配設されたワイヤ107によつて反時計方
向の傾斜が支えられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来装置においてはコラムの駆動手段即ち
モータ103をコラム上に載置するため、コラム
の重量が増えて、慣性を大きくし、スピードアツ
プできないという欠点があつた。またワイヤ10
5,107により走行時の傾斜を支えているもの
の、コラムのわずかの傾斜によつて片方の車輪1
02がレールから浮き上るので、走行不能となる
ことがあつた。このため両輪駆動としたり、レー
ルと車輪を特殊な係合構造としたり、必要以上に
構造が複雑化するという問題点があつた。
また車輪とレール間にはすでりがあり、モータ
103の回転数とコラム100の移動距離とは比
例しない欠点があつて、コラム100位置決めの
ためには別に移動距離の計測手段たとえばレール
沿いにラツクを設け、コラム100側にピニオン
で回転するエンコーダーを設けてその回転量で位
置検出するなどの装置を必要とし、さらに構造が
複雑化してコストアツプの要因となつていた。
本考案は上述の従来の欠点や問題点を解決する
ために為されたもので、コラムの軽量化を図つて
移動のスピードアツプを図ると共に、コラムの移
動距離と駆動手段の駆動量(たとえばモータの回
転数)が比例するようにして、位置決めのための
機構や制御を簡単にすることができ、さらにはコ
ストダウンが可能となる物品自動検索装置のコラ
ム駆動装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案において上記問題点を解決するために講
じられた手段は、物品自動検索装置のコラムを水
平駆動するコラム駆動装置において、一端が上記
コラムの上部へ固着され該コラムを水平方向の一
方へ引張駆動すると共に他端がコラムの下部へ固
着され上記上部と逆の水平方向へ引張駆動する引
張手段と、一端が上記水平方向の一方端の不動側
に他端が他方端の不動側に固定され上記コラムの
上部と下部のアイドラーに係関されて上記コラム
が引張駆動されるときに該コラムが傾斜するのを
支える緊張手段と、上記引張手段に引張駆動力を
与える不動側の駆動手段とを備えたことである。
引張手段には伸縮の少ないベルトやチエーンな
どがあり特にタイミングベルトが好適である。緊
張手段にはワイヤーなどの伸縮の少ないロープ類
が適当であるがベルトやチエーンなどでも良い。
また駆動手段としては回転測定機付きのモータな
どがある。
〔作用〕
本考案では引張手段がコラムの水平走行に際し
垂直姿勢を保持する手段となると共に、その移動
の駆動を兼ねているので、従来のように駆動手段
をコラム上に設ける必要がなく、コラムを軽量化
することができる。このため水平走行時の慣性が
小さくなりスピードアツプが図れる。またモータ
などの駆動手段とベルトなどの引張手段とは容易
にすべりのないように係関させることができるか
ら、コラムの走行距離が駆動手段の駆動量たとえ
ばモータの回転数と比例することになり、位置決
めの機構や制御が簡単になる。
〔実施例〕
以下に、本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず本考案の構成を説明する。第1図は本考案
の好適な実施例の斜視図である。収納棚1は各区
画毎にフオルダー2を収納し一部に入出庫用のカ
ートリツジ1aを有している。このフオルダー2
を入出庫するために検索テーブル3を上下動可能
に配設したコラム4がレール上を水平走行可能に
収納棚1の前面に配設されている。
すなわち、収納棚1の棚枠1bの上方にはレー
ル用ブラケツ5,5′が左右にボルト固定され、
このレール用ブラケツト5,5′に上部レール6
がボルト固定されている。この上部レール6上を
車輪7aで走行可能な上部ブラケツト7が配設さ
れ、このブラケツト7にコラム4がボルト固定さ
れている。コラム4の下部には下部ブラケツト8
がボルト固定されていて、床面に固定された下部
レール9の両側面に当接して走行時の振れを防止
するローラー10が備えられている。コラム4の
上部ブラケツト7には引張手段であるタイミング
ベルト11の一端が水平方向の一方へ引張り駆動
可能にベルト固定金具12で固定されている。こ
のタイミングベルト11は、一方のレール用ブラ
ケツト5に軸されたアイドラー13で180度方向
転換され、他方のレール用ブラケツト5′に軸支
されたアイドラー13′で90度下方へ方向転換さ
れて、下部レール9上の駆動手段14のベルトプ
ーリー14aに巻き掛けられ、ここで90度方向転
換してコラム4の下部ブラケツト8に上部ブラケ
ツトの引張り駆動される方向とは逆方向に引張り
駆動可能にベルト固定金具12で固定されてい
る。駆動手段14はモータ14b、減速機14
c、回転検出機14dなどから成り、モーター1
4bの回動が減速機14cで減速されタイミング
ベルト11に両方向の駆動力を与える。タイミン
グベルト11はベルトプーリー14aと凹凸部を
介して係合するので、すべりがなく、モーター1
4bの回転数とベルトの移動距離すなわちコラム
の走行距離とは比例することになり、このモータ
ー14bの回転数を回転検出機14dで検出すれ
ばコラムの走行距離が演算で求められ、減速停止
などの制御が容易に行なえる。これら演算、制御
は図示しない制御手段で行なわれる。回転検出機
14dの例としてはレゾルバやエンコーダーなど
がある。下部レール9の駆動手段14が設けられ
た端と反対の端部には、ワイヤー15の一端がそ
の下部レール9上に固着されたワイヤーグリツプ
16に固定され、コラム下部ブラケツト8に軸支
されたワイヤーアイドラー17で上方に方向転換
され、続いて上部ブラケツト7に軸支されたワイ
ヤーアイドラー17′で再び水平方向へ転換され
右側のレール用ブラケツト5′に固着されたワイ
ヤーグリツプ16′にワイヤー15の他の一端が
固着されている。このワイヤー15は本考案のコ
ラム4の走行方向の振れを防止する緊張手段であ
る。
なおコラム4上に配設された検索テーブル3の
上下動は下部ブラケツト8上に載置された昇降機
18により回動するベルトプーリー18aとこれ
に巻き掛けられたタイミングベルト19、ベルト
アイドラー20,20′などで上下動される。昇
降手段18は前記駆動と同様にモーター18b、
減速機18c、回転検出機18dなどで構成され
図示しない制御手段で位置決めされる。
以上の様に構成された実施例の作用を述べる。
第2図は本実施例の要部の説明図である。まずコ
ラム4が左方へ走行する場合を述べる。駆動手段
14のベルトプーリー14aは時計方向へ回動
し、タイミングベルト11は上側から下側へ引張
られるので、該タイミングベルト11は自在に回
動するベルトアイドラー13,13′を介してコ
ラム4の上部を左方へ引張駆動する。コラム4は
上部レール6に車輪7aで転動自在へ走行するこ
とになる。このときワイヤー15は緊張していて
コラム下部のワイヤアイドラー17に係関され、
コラム下方を左方へ付勢し、コラム4の反時計回
りの傾斜を防止する。コラム4の停止時はワイヤ
ー15による時計回りの付勢力と、タイミングベ
ルト11による反時計回りの付勢力とがバランス
しており、左方への走行時には上側のタイミング
ベルト11のコラムの引張量だけ下側のタイミン
グベルトが同量繰り出され、ワイヤーもワイヤア
イドラー17,17′で上下とも同量移動するか
らバランス状態が保たれ、コラム4は直立姿勢を
保持して走行する。走行時の走行方向の横方向の
振れは下部レール9を挟持しているローラー10
によつて防止される。
つぎにコラム4が右方へ走行する場合を述べ
る。ベルトプーリー14aは反時計方向に回動
し、タイミングベルト11は下側から上側へ引張
られるので、該タイミングベルト11はコラム4
の下部を右方へ引張駆動し、コラム4は右方へ走
行することになる。タイミングベルト11、ワイ
ヤー15の作用は前述と同様なので省略する。
コラム4の走行時の位置決めの制御は、タイミ
ングベルト11とベルトプーリー14aの間にす
べりがなく、タイミングベルト11の移動量とベ
ルトプーリー14aの回動量すなわちモーターの
回転数とは比例するので、回転検出機14dによ
り回転数を検出して走行距離を遂次演算し、停止
位置近傍では減速して停止位置に停止させるよう
に図示しない制御手段でモータ14bを制御して
行なう。
同様にしてコラム4上の検索テーブル3も制御
手段と昇降手段18により上下動方向に位置決め
され、コラム4は制御手段と駆動手段14で水平
方向に位置決めされて入出庫用のカートリツジ1
aと所定の収納棚1の間でフオルダー2の入出庫
が行なわれる。
なお、本実施例は上部レールでコラム4を支持
したが、逆に下部レールを車輪で走行し上部レー
ルでガイドされる構成などであつても良い。また
上記ワイヤーやタイミングベルトはそれに限定さ
れるものではなくチエーンや他のベルトなどであ
つても良い。また収納棚の収納物はフオルダーに
限らないことは言うまでもない。
〔効果〕
本考案は以上述べたように、コラム上に走行用
の駆動手段を載置しないので、コラムを小形、軽
量化することができスピードアツプを図ることが
できると共に、慣性が小さいので停止精度に好影
響を与える効果がある。また駆動手段とコラムを
駆動するタイミングベルト間にはすべりがないの
で、駆動手段の駆動量(モーターの回転数など)
とコラムの走行距離が比例することになり、上記
駆動量のみで位置決めの制御ができるから、位置
決めの機構や制御が簡単になる。さらにコラムが
小形軽量なので駆動手段も駆動力が小さくて済
み、上記位置決め機構が簡単なことと相俟つてコ
ストダウンが可能となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例の斜視図、第2
図はその要部の説明図、第3図は従来のコラム駆
動装置の説明図である。 4…コラム、5,5′…レール用ブラケツト、
6…上部レール、7…上部ブラケツト、8…下部
ブラケツト、9…下部レール、10…ローラー、
11…タイミングベルト、12…固定金具、13
…ベルトアイドラー…14…駆動手段、14a…
ベルトプーリー、14b…モーター、15…ワイ
ヤー、16,16′…ワイヤーグリツプ、17,
17′…ワイヤーアイドラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 物品自動検索装置のコラムを水平駆動する装
    置であつて、一端が上記コラムの上部へ固着さ
    れ該コラムを水平方向の一方へ引張駆動すると
    共に他端がコラムの下部へ固着され上記上部と
    逆の水平方向へ引張駆動する引張手段と、一端
    が上記水平方向の一方端の不動側に他端が他方
    端の不動側に固定され上記コラムの上部と下部
    のアイドラーに係関されて上記コラムが引張駆
    動されるときに該コラムが傾斜するのを支える
    緊張手段と、上記引張手段に引張駆動力を与え
    る不動側の駆動手段とを備えたことを特徴とす
    る物品自動検索装置のコラム駆動装置。 (2) 引張手段がタイミングベルトであることを特
    徴とする前記実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の物品自動検索装置のコラム駆動装置。 (3) 緊張手段がワイヤーであることを特徴とする
    前記実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項に記載の物品自動検索装置のコラム駆動装
    置。
JP19079085U 1985-12-11 1985-12-11 Expired JPH0245203Y2 (ja)

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JPS6298606U JPS6298606U (ja) 1987-06-23
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