JPH0428606A

JPH0428606A - ユニット式ハンガシステム

Info

Publication number: JPH0428606A
Application number: JP13188490A
Authority: JP
Inventors: Akira Konuki; 小貫　章
Original assignee: Juki Corp
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1990-05-22
Filing date: 1990-05-22
Publication date: 1992-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、ユニット式ハンガシステム、殊に、循環式
搬送路まわりの適所に設けたバンキングステーションで
、当該搬送路を流下するハンガに縫製パーツを掛け、該
ハンガを前記循環式搬送路まわりに適宜間隔を存し配設
した複数のａｌｌステーションへ順次搬送し、各縫製ス
テーションにおける縫製の終了後、次位の縫製ステーシ
ョンへ順次搬送して所要の縫製工程を完了する縫製工場
等に設置されるニット式ハンガシステムに関する。

（従来の技ｖ＃）従来の循環式搬送路まわりの適所に配設されたバンキン
グステーションで、該搬送路を流下するハンガに縫製パ
ーツを掛け、該ハンガを前記循環式搬送路まわりに適宜
間隔を存し配設された複数の縫製ステーションへ順次搬
送し、各縫製ステーションにおける縫製後１次位の縫製
ステーションへ順次搬送する物品搬送装置としては、例
えば、特開昭６２−５３４０６号公報がある。

このハンガシステムは、無端状搬送路に沿って複数の加
工ステージョンを縦列配置した物品搬送装置において、
緩やかな下り傾斜の各導入路を各加工ステージョンの作
業場所近傍まで延長し、前記導入路の下端に、急な上り
傾斜の上昇路の下端を連接すると共に、その上端を次段
の導入路に繋いだ一連の搬送路と、前記上昇路に配備さ
れ、その下端から次段の搬送路上へ物品を持上げ移行す
る吊上げ手段と、前記導入路の途中に配設され、前記持
上げ移行に連続して受は渡し物品を一組ずつ上昇路の下
端へ送るゲート部と、手動及び自動運転の切換えスイッ
チと手動スイッチとを備え。

手動運転時には、作業者による手動スイッチ操作でゲー
ト部及び吊上げ手段を単発動作させて物品を一回送りし
、自動運転時には、ゲート部及び吊上げ手段を連続動作
させて物品を連続送りする制御部により構成したもので
ある。

（発明が解決しようとする課Ｍ）しかしながら、このような従来の循環路式物品搬送装置
にあっては、搬送路全部が一連のものとして構成されて
いたため、縫製工程の変更や、レイアウト変更に手間が
かかる外、手押スイッチの外に自動、手動の切換スイッ
チが縫製ステーション以外の場所に配設された制御ボッ
クスに取付けられていたため、その操作が面倒であり、
また、当該搬送路全体が露出していたため、作業者への
危険性があり、しかも、縫製工場等において多量に発生
する布はこりなどが搬送袋路に付着し、その掃除に時間
が係る等の課題があった。

この発明は、このような従来例における課題に着目して
なされたもので、床上に起立する支柱に支承され、又は
建物等の天井から吊下される循環路状梁の適所に、吊具
を介して吊下されるユニットベースに、始端から終端に
向って緩ゆかに下傾斜する長い導入レールと短い排出ジ
ーとを間隔を存して設けると共に、該両レール間に配し
たハンガ跳ね上げレールの頂部を軸着し、かつ、前記導
入レール前記搬送レールの始端部及び終端部近傍に、当
該搬送レールを流下するハンガの個別送り用第１ゲート
及び第２ゲートを設け、さらに、前記第２ゲート部及び
排出レール部に、間部を流下するハンガ検出用の第１及
び第２センサを設け。

前記第１ゲート及び昇降アームを前記第１及び第２セン
サに連動させ、前記第２ゲートを縫製ステーションの手
動スイッチにより操作可能にすることにより、複数の縫
製ステーションへ被縫製材を吊下するハンガを順次個別
送り可能な、複数のハンガ搬送ユニットを配設及びその
連結を容易にし。

前記のような課題を解決できるユニット式ハンガシステ
ムを提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段）この発明は、前記のような従来例の課題を解決するため
、循環路状水平梁に吊下固定するユニットベースに、始
端から終端に向って緩やかに傾斜する前位の長い導入レ
ールと後位の短い排出し−ルとを間隔を存して設けると
共に、前記導入レール終端と排出レール始端間に、端部
に受部を有し頂部を排出レールの始端下部に軸着したハ
ンガ跳ね上げアーム、又はエレベータ等の前記導入レー
ル終端から受承したハンガを、徘呂レールの始端部に搬
送するハンガ上昇手段を設け、かつ、前記導入レールの
始端近傍及び終端近傍に、該導入レールを流下するハン
ガの個別送り用第１及び第２ゲートとを設け、さらに、
前記第２ゲート部及び排出レール部に、回部を流下する
ハンガの検出用第１及び第２センサを設け、該第１及び
第２センサの検出信号により前記第１ゲート及びハンガ
上昇手段を順次動作させ、かつ、前記導入レールの終端
近傍下位に設置される縫製ステーションまわりの手動ス
イッチにより、前記第２ゲートを操作可能にしたもので
ある。

（作用）この発明は、前記のような構成を有するから、床上に起
立する支柱に支承され、又は建物等の天井から吊下され
る循環路状水梁の適所に、予め、ユニットベースにハン
ガ導入レール、跳ねる上げアーム、排出レール、個別送
りゲート、第１、第２センサ、外装カバー等を装着した
ハンガ搬送ユニットを、そのユニットベースを吊具によ
り吊下固定すると共に、相隣るユニットベースの後側上
部に設けた排出レール終端の継ぎ足レール部と、次位の
ユニットベースの前位に設けた導入レール始端の継ぎ足
レール部とを１両者の間隔をｍｓして連結することによ
り、複数のハンガ搬送ユニットの排出レールの終端部と
導入レール始端部とを連結し、複数の縫製ステーション
へのハンガの個別送りと、各縫製ステーションにおける
１１１！終了後における次位の縫製ステーションへのハ
ンガの個別送りを可能にする。

（実施例）以下、この発明に係るユニット式ハンガシステムの実施
例を、第１図ないし第８図を参照して説明する。

（第１実施例）第１図ないし第８図はこの発明に係るユニット式ハンガ
システムの第１実施例を略示すもので、１は床Ｆ上に起
立する支柱、２は支柱１の上部に支承され、又は１図示
しない建物等の天井から図示しない吊具により吊下固定
される循環路状水平梁で、該水平梁２の断面は長方形状
に形成される。

Ａはバンキングステーションで、該バンキングステーシ
ョンＡはハンガの循環路状搬送路まわりの適所に配設さ
れ、例えば、−着分ずつの被縫製材を後述のハンガ６へ
供給する。

Ｂ１．Ｂ２、Ｂ３・・・は第１、第２、第３・・・ハン
ガ搬送ユニットで、該ハンガ搬送ユニットＢｌ、Ｂ２、
Ｂ３・・・は前記水平梁２まわりの下位に適宜間隔を存
して配設された第１、第２・・・縫製ステーションＣ１
、Ｃ２・・・の上位に配設され、そのユニットベース５
，５・・・を、吊具４．４・・・を介して逆Ｕ状ボルト
３．３・・・により、その高さを調節して吊下固定する
。

６は被縫製材を挟持するハンガ、７は始端から終端に向
って緩やかに下方へ傾斜する導入レール、８はハンガ６
の跳ね上げアームで、該アーム８はその頂部がユニット
ベース５の上部で、後述の排出レール１１の始端下部に
軸８ｃ着される。８ａは跳ね上げアーム８下端のハンガ
受部、８ｄはエアシリンダで、その伸長により跳ね上げ
アーム８を軸８ｃのまわりの時計方向（第１図）へ回動
させ、ハンガ６を排出レール１１の始端部へ、跳ね上げ
、搬送する。

９及び１０はユニットベース５上の導入レール７の始端
及び終端近傍に設けた、ハンガ６の個別送り用の第１ゲ
ート及び第２ゲート、１１はユニットベース５の右側（
第１図）上部に設けた短い排出レールで、該排出レール
１１は前記導入レール７と略々平行し、それより高位置
に設置される。

１２は第１、第２ゲート９．１０及び跳ね上げアーム８
のエアシリンダ８ｄの動作時期を制御する制御回路ボッ
クス、１３ａ及び１３ｂはハンガ６の第２ゲート１０部
及び排出レール１１部の流下を検出する第１及び第２セ
ンサである。

１４は電磁弁で、該電磁弁１４はハンガ６の第２ゲート
１０部通過を検出する第２センサ１３ｂの検出信号によ
り、第１ゲート９を動作させて１個のハンガ６を送出さ
せる。１５は導入レール７、跳ね上げアーム８、排出レ
ール１１、第１、第２ゲート９，１０等を被覆する外側
カバーで、これらの全部材がユニットベース５に装着さ
れ、モジュール状のこのハンガ搬送ユニットＢ１、Ｂ２
、Ｂ３・・・が構成される。

なお、前記各縫製ステーションＣ１，Ｃ２・・・は前記
導入レール７の終端近傍（終端より称々上方へ離間する
位ｉ！りの下位に配設される。

また、前位（例えば、第１）のハンガ搬送ユニットＢ１
の、ユニットベース５の一側（第１図では右側）上部の
排出レール１１終端部には、継ぎ足しレール１７と、同
継ぎ足しレール１７を被覆するハンガガイド１７ａが取
付板１９により設けられ、後位（例えば、第２）のハン
ガ搬送ユニットＢ２の、ユニットベース５の他側（第１
図では左側）の導入レール１１の始端部には、継ぎ足し
レール１８と、同継ぎ足レール１８を被覆するハンガガ
イド１８ａが取付板１９により設けられ、ハンガガイド
１８ａをハンガガイド１７ａ内に挿入することにより１
．両継ぎ足レール１７と１８の間隔、したがって、ハン
ガガイド１７ａに対すると１８ａの挿入度を調節し、前
位（第１）のハンガユニットＢ１の排出レール１１の終
端と、後位（第２）のハンガ搬送ユニットＢ２の導入レ
ール１１の始端とを、両者の間隔に合せてその長手方向
へ調節して連結、固定する。

なお、この継ぎ足レール１７．１８、ローラガイド１７
ａ、１８ａを異なる長さのもに取換えると共に、吊具４
の高さを調整することにより、相隣る縫製ステーション
Ｃ１と０２、したがって、ハンガ搬送ユニットＢ１とＢ
２とを、長さ、間隔の異なる導入レール７と排出レール
を備えるものの接続を容易にする。

また、エア配管及び電圧配線もこのユニットベース５に
配管、配線され、前記水平梁１まわり配設された主エア
配管及び主配電線２０に、コネクタ及びエア継手２１を
介して着脱自在に連結され。

跳ね上げアーム８の駆動用エアシリンダ８ｄ及び第１、
第２ゲート９，１０の駆動用エアシリンダへ、適時エア
を給排する。

２３は導入レール７上に所要間隔を存して設けたハンガ
落下防止バー２２の適所（各縫製ステーションＣ１，Ｃ
２・・・より前方の上位）を欠除した隙間で、この隙間
２３において被縫製椙を把持したハンガ６を導入レール
７から取り外し可能にする。

２４及び２５は外装カバー１５の外側に表示したハンガ
取外し位置マーク及びｍａミスチー２３位置マークで、
ハンガ取外し位置マーク２４はハンガ６の落下部止バー
２２の隙間２３部の外側位置に、また、縫製ステーショ
ンマーク２５はカバー１５の縫製ステーション（例えば
、Ｃ１）の直上部外側に表示され、工程レイアト時にお
ける縫製ステーション（例えば、Ｂｌ）位置決め等を容
易にする。

また、第１縫製ステーシヨンＢ１における縫製終了後、
その作業者が、例えば、手押スイッチ２６を押すと第２
ゲート１ｏが開き、同第２ゲート１０に拘束されたハン
ガ６が解放され、導入レール７に沿って流下して跳ね上
げアーム８のハンガ受部８ａに達し、このハンガ６の間
部流下が第１検出センサ１３ａＬこより検出され、その
検出信号により作動するエアシリンダ８ｄにより跳ね上
げアーム８が時計方向（第１図）に回動して跳ね上げ、
ハンガ６を排出レール１１の始端部へ搬送し。

バンカガイド１７ａ等を介して、第２ハンガ鍛送ユニツ
トＢ２の導入レール７始端部のハンガガイド１８ａ、導
入レール７へ送出する。

なお、２７は手押スイッチ２６と制御ボックス１２とを
連結する信号線で、手押スイッチ２６の押しボタン２８
の抑圧により閉成し、離間により開成するが、ハンガ６
を縫製位置、すなわち、第２ゲート１０により導入レー
ル７の終端近傍に停止させることなく流下させる場合は
、この押ボタンスイッチ２８を押圧したまま右方へ回わ
すと、その回動と同時に作用するカム２８ａによりその
下へ押圧した状態がが確保されることにより、マイクロ
スイッチ２９の開成状態を維持され、ハンガロを第２ゲ
ート１０に拘束することなく次工程へ搬送する。

（第１実施例の作用）第１、第２、第３・・・ハンガ搬送ユニットＢ１、Ｂ２
．Ｂ３・・・の各ユニットベース５．５．５・・・を、
第１、第２、第３縫製ステーシヨンＣ１、Ｃ２、Ｃ３・
・・に対応するように、支杆１上に支承した水平梁２に
所要間隔を存して配設し、吊具４．４・・・を介して逆
Ｕ状ボルト３．３．３・・・により同水平梁１に固定し
、前位（第１）のハンガ搬送ユニットＢ１のユニットベ
ース５の後側（第１図では右側）上部の排出レール１１
終端部に取付具１９により取付けた継ぎ足レール１７上
のハンガガイド１７ａに、後位（第２）のハンガ搬送ユ
ニットＢ２のユニットベース５の前側（第１図では左側
）の導入レール７始端部に取付具１９により取付けた継
ぎ足しレール１８上のハンガガイド１８ａを適度に挿入
することにより１両ハンガガイド］、　７　ａ、１８ａ
を接続され、前位（第１）及び後位（第２）のハンガ搬
送ユニットＢ１及びＢ２、殊に、その緩傾斜の排出レー
ル１１終端部と導入レール７始端部とをハンガガイド１
７ａ、１８ａを介して連結し、以下同様に前位（第２）
、後位（第３）・・・のハンガ搬送ユニットＢ２、Ｂ３
・・・を、順次水平梁１の適所に所要間隔を存して配設
し、逆Ｕ状ボルト３．３・・・、吊具４，４・・・等に
より吊下、固定して、循環路状ハンガ搬送路を構成する
。

次に、バンキングステーションＡから、この循環路状に
構成したハンガ搬送路に吊下したハンガ６へ１例えば、
−着分の被縫製材を掛けて順次送呂すると、まず、ハン
ガ６が継ぎ足レール１７．１８、ローラガイド１７ａ、
１８ａを介して導入レール７へ流下し、その始端近傍の
第１ゲート９に進むと、同第１ゲート９においてハンガ
６が１個ずつ下流へ送られ、導入レール７の終端近傍の
第２ゲート１０部（すなわち、縫製ステーションＣ１部
）に達し、同第２ゲート部１ｏに配設されたストッパの
作動により、ハンガ６がその位置に停止する。

この第１縫製ステーシヨンＣ１にハンガ６が停止する間
に、同ハンガ６に吊下された被縫製材を縫製し、その縫
製完了後、手押スイッチ２６の手押ボタン２８の押圧に
よりリミットスイッチ２９を閉成して第２ゲー１へ１０
を開放し、ハンガ６を降下させ、跳ね上げアーム８のハ
ンガ受部８ａに送る。

各縫製ステーションＣ１、Ｃ２・・・において、ハンガ
６．６・・・に吊下された被縫製材に所要縫製をした後
、それぞれの手押スイッチ２６を押し、電磁弁１４を開
いて第２ゲートｌＯを開放し、ハンガ６を跳ね上げアー
ム８の受部８ａに送り、同アーム８をエアシリンダ８ｄ
により、軸８ｃまわりの時計方向（第１図）へ回動させ
、ハンガ６を排出レール１１、ハンガガイド１７ａへ搬
送し、次位（第２）のハンガ搬送ユニットＢ２のハンガ
ガイド１８ａ、導入レール７へ搬送し、後位ハンガ搬送
ユニットＢ２部における縫製に備える。

以下、同様に第３縫製ステーシヨンＢ３へのハンガ６の
搬送を、ハンガ搬送ユニットＢ３以下の接続、操作等に
より、所要の縫製及び搬送を行なう。

また、各縫製ステーションｃ１、Ｃ２・・・の何れかの
手押スイッチ２６を押下げると共に回動させることによ
り、同スイッチ２６を常時閉成し、信号線２７を介して
対応するハンガ搬送ユニット（例えば、Ｃ２）の第２ゲ
ート１０を常時開放し、ハンガ６を当該ハンガ搬送ユニ
ットＢ２を自由に通過させる。

なお、制御ボックス１２の複数の押ボタンの何れかの操
作により、次位又は次位以下の複数のハンガ搬送ユニッ
トＢ２、Ｂ３・・・等の第２ゲート１０．１０を常時開
放させ、当該後位のハンガ搬送ユニットＢ２、Ｂ３・・
・に対応する縫製ステーションＣ２、Ｃ３・・・におけ
る被縫製材の縫製を休止可能にする。

また、導入レール７を流下するハンガ６を、必要に応じ
て、外側カバー１５のハンガ取外し位置マーク２４部に
おいて、すなわち、ハンガ落下防止バー２２の欠落する
隙間２３部から取り外し、適所において所要の作業をす
る。

なお、この実施例によれば、ハンガ６の循環路搬送路が
、各Ｉｌ製ステーションＣ１、Ｃ２、Ｃ３・・毎に、そ
れぞれに対応するハンガ搬送ユニットＢ１、Ｂ２、Ｂ３
・・・を連結することにより構成されるから１図示しな
いが、当該縫製工程に対応する別の搬送方法、例えば、
バイパスユニットとの交換や、工程間隔の変更に合せた
異なる縫製ステーションに対応するハンガ搬送ユニット
との交換等を容易に行なえる。

（第２ないし第４実施例）次に、この発明の第２ない第４実施例をその要部を斜視
説明図で略伝する第９図ないし第１１図を参照して説明
する。なお、第１図ないし第８図に示した第１実施例と
共通する部分には、同−名称及び同一符号を用いる。

これらの第２ないし第４実施例は、第１実施例における
相隣る（例えば、第１、第２）ハンガユニットＢ１、Ｂ
２のユニットベース５．５・・・に装着した排出レール
１１の終端部と、導入レール７の始端部とに、継ぎ足し
レール（第３図の符号１７．１８参照）を取付具（第４
図の１９，１９）を介して取付けると共に、この取付具
（１９，１９）により、両継ぎ足しレール（１７，１８
）部を被覆する神殿可能なコイルバネ３１（第９図、第
２実施例）、フレキシブルパイプ（３３，第１０図）、
ベローズパイプ３５（第１１図、第４実施例）により連
結したもので、これらのコイルバネ３１、フレキシブル
ジヨイント３３、ベローズパイプ３５に沿ってハンガロ
ーラ６ａが流下する。

なお、その余の構成及び作用は、前記第１実施例と略々
同様である。

（第５実施例）次に５この発明の第５実施例をその要部を斜視説明図で
略伝する第１２図を参照して説明する。

なお、第１図ないし第８図に示した第１実施例と共通す
る部分には、同−名称及び同一符号を用いる。

４１は排出レール１１の端部に取付具１９により取付け
た永久磁石製継ぎ足レール、４１ａは継ぎ足しレール４
１の上部に設けたローラガイド、４２は導入レール７の
始端部に取付具１９により取付けた永久磁石製継ぎ足し
レール、４２ａは継ぎ間レール４２の上部に設けたロー
ラガイドで、ローラガイド４２ａ部をローラガイド４１
ａ部に適度に挿入して固定することにより、相隣るハン
ガ搬送ユニットＢ１．Ｂ２の導入レール７の始端部と排
出レール１１の終端部とが、ローラガイド４１ａ部と４
２ａ部により接続され、しかも、そのローラガイド４１
ａ、４２ａが永久磁石性継ぎ足レール４１．４２に吸着
されるため、その組付は作業を前記実施例より容易に行
なえる。その余の作用は前記第１実施例と略々同様であ
る。

（第６実施例）次に、この発明の第６実施例を、その外装カバーの側面
説明図の第１３図を参照して説明する。

４５はハンガ搬送ユニット（例えば、第１図の符号Ｂ１
参照）のユニットベース（図５）に装着する外装カバー
、４６は外装カバー４５のハンガ落下防止バー（同２２
）の隙間（同２３）対応部に構成した、それらの視認手
段としての摘透明又は半透明部で、必要に応じて、この
透明又は半透明部４６を透して前記ハンガ落下防止バー
（同２２）の隙間部（２３）の位置を視認することによ
り、導入レール（同７）からハンガ（同２６）を取り外
し、又は、取り外したハンガ（同２６）を同導入レール
（同７）上へ前記ハンガ落下防止バー（２２）の隙間部
（２３）を介して装架する。

また、図示しないが、外装カバーの全体を透明材により
構成すれば、第４図に示すハンガ取外しも゛Ｉｖｉ表示
ま−ク２４及び縫製ステーション位置表示マーク２５を
省略し、ハンガ６の取外し位置及び縫製ステーション設
置位を、同透明な外装カバーを介して直接視認できる。

さらに、図示しないが、前記第４図に示す外装カバー１
５の取り外し位置マーク２４に対応する４−’ｉ　ｍ！
、又は第１３図に示す第６実施例の外装カバ−４５の透
明又は半透明部４６に対応する位置にブザーを設け、該
ブザーを図示しないスイッチ操作により発音させるよう
に構成すれば、ハンガ取付位置をブザーの発音で感知で
きる。

（発明の効果）この発明は、前記のような構成を有し作用をするから、
次のような効果が得られる。

（１）　支柱上に支承され又は天井から吊具で吊下され
た循環路状水平梁に、適宜間隔を存してハンガ搬送ユニ
ットのユニットベースを吊下固定すると共に、相隣る前
位のユニットベースの一側上部の排出レールの終端部と
、後位のユニットベースの他側上部の導入レール始端部
とを連結するだけで、複数の縫製ステーションへ被縫製
拐をハンガにより搬送する循環路状搬送路を簡易に構成
できる。

（２）　　バンカ搬送ユニットのハンガベースの一側上
部に設けた排出レールの終端部と、他側に設けた導入レ
ールの始端部とに設けた継ぎ足しレールとローラカバー
とを連結することにより、無端状搬送路を構成できるか
ら、ハンガ搬送ユニットの間隔調節、殊に、異なる縫製
ステーションに対応するハンガ搬送ユニットの前記水平
状梁への装着を容易し、また、各ハンガベースの両側に
配設した排出レールの終端部と、導入レールの始端部に
設けた継ぎ足しレール及びローラカバー等による伸縮可
能な連結部による連結作業を簡易、迅速に行なえる。

（３）　一部又は全部のハンガ搬送ユニットを異なる縫
製ステーションに対応するハンガ搬送ユニットに交換す
ることにより、異なる縫製工程に対応する循環状搬送路
の構築を、簡易迅速に行なえる。

（４）　相隣るハンガ搬送ユニットのユニットベースに
設けたハンガ排出レール終端部と導入レールの始端部と
を、継ぎ足レールとコイルバネ、フレキシブルパイプ、
ベローズ等を介して連結すれば、ハンガローラと同部と
の接触状態を、ローラカバーを用いることなく、同ロー
ラと導入レール部及び排出レール部との節触状態と同様
なスムーズにする。

（５）　ユニットハンガにその全部を被覆する力に−を
設けたから、ａ製工場等において多量に発生する布ぼこ
り等の導入レール、排出レール等の搬送路部に付着する
のを防止できると共に、同部の安全性を確保できる。

（６）　ハンガ搬送ユニットに設けた外装カバーの、同
ハンガ搬送ユニットの搬送レールの上部に設けたハンガ
落下防止バーの隙間部対応位置及び又は縫製ステーショ
ン配設位置対応位置に、それらの位置マーク、透明又は
半透明部等の視認手段を設ければ、ハンガ搬送ユニット
各部を被覆機能を維持しつつ、当該ハンガの取外し位の
視認、又はＭ製ステーションの設置設定を容易を容易に
する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明に係るユニット式ハンガシステムの実施
例を示すもので、第１図はその要部の側面説明図、第２
図は第１図■−■線に沿う断面説明図、第３図はその外
装カバーの側面説明図、第４図はその排出レール終端と
導入レール始端との接続部の分解視斜説明図、第５図は
その組立て状態の側面説明図、第６図はその低面説明図
、第７図はその継ぎ足レールとハンガローラと関係を示
す正面説明図、第８図はその手押スイッチ部の断面説明
図、第９図ないし第１１図はその排出レール終端と導入
レール始端との接続部の第２ないし第４実施例の斜視説
明図、第１２図はその第５実施例の同部の縦断説明図、
第１３図はその第６実施例の外装カバーの側面説明図で
ある。２・・・・・・水平梁。５・・・・・・ユニットベース。７・・・・・導入レール、９・・・・・・第１ゲート、１１・・・・・・排出レール、１３ａ・・・・・・第１センサ、１５．４５・・・・・・外装カバー１６・・・・・・導入レール、１７ａ、１８ａ・・・・・・継ぎ足しレール、４・・・
・・・吊具、６・・・・・・ハンガ、８・・・・・・跳ね上げアーム、１０・・・・・・第２ゲート、１２・・・・・・制御ボックス、１３ｂ・・・・・・第２センサ、１７．１８・・・・・・ハンガガイド、２２・・・・・
・ハンガ落下防止バー、　２３・・・・・・隙間、２４
・・・・・・ハンガ取外し位置マーク。３１・・・・・・コイルバネ、３３・・・・・・ベローズパイプ、３５・・・・・・フレキシブルパイプ、４１・・・・・
・永久磁性製継き足レール、４１ａ・・・・・・ローラ
ガイド、　　４６・・・・・・透明部、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ
３・・・・・・第１、第２、第３ハンガ搬送ユニツト、Ｃ
１、Ｃ２・・・・・・第１、第２縫製ステーシヨン。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）循環路状水平梁に吊下固定するユニットベースに
、始端から終端に向って緩やかに傾斜する前位の長い導
入レールと後位の短い排出レールとを間隔を存して設け
ると共に、前記導入レール終端と排出レール始端間に、
端部に受部を有し頂部を排出レールの始端下部に軸着し
たハンガ跳ね上げアーム、又はエレベータ等の前記導入
レール終端から受承したハンガを、排出レールの始端部
に搬送するハンガ上昇手段を設け、かつ、前記導入レー
ルの始端近傍及び終端近傍に、該導入レールを流下する
ハンガの個別送り用第１及び第２ゲートとを設け、さら
に、前記第２ゲート部及び排出レール部に、同部を流下
するハンガの検出用第１及び第２センサを設け、該第１
及び第２センサの検出信号により前記第１ゲート及びハ
ンガ上昇手段を順次動作させ、かつ、前記導入レールの
終端近傍下位に設置される縫製ステーションまわりの手
動スイッチにより、前記第２ゲートを操作可能にしたこ
とを特徴とするユニット式ハンガシステム。
（２）前記ユニットベースに設けた導入レールの始端部
及び前記排出レールの終端部に、それぞれ継ぎ足しレー
ルを設けると共に、相隣るユニットベースに設けた導入
レール始端部の継ぎ足しレールと、排出レールの終端部
の継ぎ足しレールとの間隔を、調節可能に接続し得るよ
うにしたことを特徴とする請求項（１）記載のユニット
式ハンガシステム。
（３）前記ユニットベースに設けた導入レールの上部に
、適宜間隔を存してハンガの落下防止バーを設けると共
に、該ユニットベースに装着される導入レール、排出レ
ール、跳ね上げアーム等の装着部材を被覆する外装カバ
ーを設け、該外装カバーの前記ハンガ落下防止バーの隙
間部相当位置、及び当該ハンガ搬送ユニットまわりの下
位に設置される縫製ステーションの設置相当位置上位に
、ハンガの取外し位置マーク及び縫製ステーション位置
マーク、透明又は半透明部等、それらの視認手段を設け
たことを特徴とする請求項（１）記載のユニット式ハン
ガシステム。