JPH07125813A - 苗箱供給装置 - Google Patents

苗箱供給装置

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JPH07125813A
JPH07125813A JP5300958A JP30095893A JPH07125813A JP H07125813 A JPH07125813 A JP H07125813A JP 5300958 A JP5300958 A JP 5300958A JP 30095893 A JP30095893 A JP 30095893A JP H07125813 A JPH07125813 A JP H07125813A
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JP
Japan
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box
support
seedling
seedling box
seedling raising
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Pending
Application number
JP5300958A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Mishiro
満 三代
Koichi Yamamoto
浩一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】自動的に搬送コンベア上に育苗箱を搬送するコ
ンパクトな育苗箱供給装置を提供する。 【構成】チェ−ン55,56に所定間隔を以て釣支され
ているハンガ−57,57には育苗箱58を下方から掛
止する掛止部が設けられている。搬送コンベア6bにお
ける供給フレ−ム66には育苗箱通過検知センサ74が
配設されていると共に、一対の搬送チェン回転用軸6
7,69が支持されており、スプロケット67a,67
bとスプロケット69a,69bには搬送チェン70,
71が巻き掛けられている。供給フレ−ム66の下方部
位には搬送チェン駆動用モ−タ73、カップリング7
5、減速機76等が配設されており、該減速機76の出
力軸に固定されたスプロケット77と、スプロケット6
9cとには、チェン79が巻き掛けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜、花卉及び果樹等
の植物苗を接木する接木処理装置に係り、詳しくは、育
苗箱ストックに収納されている複数の育苗箱から搬送コ
ンベアの搬送チェ−ン上に一箱ずつ自動的に移送される
ようにした育苗箱供給装置に関する。
【0002】
【関連する技術】育苗箱ストックから搬送コンベアに育
苗箱を搬送する装置として、本発明の出願人により、育
苗箱供給装置が提案されている(特願平4−35958
1号)。この育苗箱供給装置は、搬送コンベアの搬送方
向上流側の先端部に、フリ−ロ−ラコンベアを搬送方向
下流側が上流側に対して下降傾斜するように連接して、
該フリ−ロ−ラコンベアのロ−ラ上に育苗箱を並べ、フ
リ−ロ−ラコンベアの傾斜を利用して搬送コンベアの搬
送チェン上に移送されるようにして搬送するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、前記搬送コンベアとフリ−ロ−ラコンベアとは
長手方向に平面的に配置され、接続されており、作業者
の手作業を必要としていると共に、育苗箱接木処理装置
でのスペ−スを可なり占めることになり、作業者の作業
中の往来等に不便を来す虞があった。
【0004】そこで、本発明は、搬送手段の搬送方向上
流側に、上下方向に移動可能な一対の移送手段を配設し
て、該移送手段に釣支されたハンガ−の掛止部に、苗箱
の低板の左右幅両側端部が掛止された状態で苗箱をスト
ックするようにすると共に、搬送手段上を搬送される苗
箱が所定位置の通過終了した際、検知手段の通過終了検
知に基づき、第2駆動手段を作動して、移送手段を下方
向に移動させて育苗箱を搬送手段上に載せると共に、ハ
ンガの掛止部が育苗箱から外れて該育苗箱が搬送手段上
を搬送されるようにした育苗箱供給装置を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の如き事
情に鑑みてなされたもので、苗箱(58)を水平方向に
搬送する搬送手段(70,71)と、該搬送手段(7
0,71)を駆動する第1駆動手段(73)と、を有す
る苗箱搬送コンベア部(6b)と、前記搬送手段(7
0,71)の搬送方向上流側の両外側に、該搬送手段
(70,71)と直交する上下方向に移動可能な一対の
移送手段(55,56)と、該移送手段(56)を同期
駆動する第2駆動手段(47)と、前記移送手段(5
5,56)に釣支された、苗箱(58)の底板の左右幅
両側端部を掛止する一対の掛止部(57d)を有する複
数のハンガ(57,57)と、を有する苗箱ストック部
(6a)と、前記搬送手段(70,71)上の苗箱(5
8)が所定位置を通過していることを検知する検知手段
(74)と、を備え、該検知手段(74)の苗箱の通過
終了検知に基づき、前記第2駆動手段(47)を作動し
て前記移送手段(55,56)が下方向に移動すること
により、前記ハンガ(57,57)の掛止部(57d,
57d)に掛止されている苗箱(58)が前記搬送手段
(70,71)上の所定位置に載せられると共に、前記
ハンガ(57,57)の掛止部(57d,57d)が苗
箱(58)から外れるように構成されてなることを特徴
とする.
【0006】
【作用】以上構成に基づき、苗箱ストック部(6a)の
ハンガ(57,57)の掛止部(57d,57d)に苗
箱(58)が掛止されている状態で、第1駆動手段(7
3)が作動されて、搬送手段(70,71)が搬送方向
に移動している際、該搬送手段(70,71)上に載せ
られている苗箱(58)が搬送手段(70,71)の所
定位置を通過してしまうと、検知手段(74)の苗箱
(58)の通過終了検知に基づき、第2駆動手段(4
7)が作動されて、移送手段(55,56)が下方向に
移動することにより、ハンガ(57,57)の掛止部
(57d,57d)に掛止されている苗箱(58)が搬
送手段(70,71)上の所定位置に載せられると共
に、前記ハンガ(57,57)の掛止部(57d,57
d)が苗箱から外れて、搬送手段(70,71)上の所
定位置に載せられた苗箱(58)は搬送方向に搬送され
る。
【0007】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明を限定するもので
はない。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0009】接木処理装置1には、図1及び図2に示す
ように、台木処理部2、穂木処理部3及び加湿部5等が
配設されており、前記台木処理部2は、育苗箱供給装置
6、搬送装置7、切断装置9、空箱供給装置10及び空
箱収納装置11からなり、また、穂木処理部3は育苗箱
供給装置12、搬送装置13、切断装置15及び空箱収
納装置16等からなっている。加湿部5は加湿装置17
及び加湿器等19からなっている。台木処理部2から加
湿部5に向けてコンベア20が配設されている。なお、
21はトレイ回収部、22は培土回収部、23は穂木処
理部用制御盤、25は台木処理部用制御盤である。前記
育苗箱供給装置6の育苗箱ストック6aは、図3乃至図
5に示すように、左右前支柱26,27及び左右後支柱
29,30を有しており、左前支柱26の下部には下支
持具26a、中間部には中支持具26b、上部には上支
持具26c及び上端部には上端支持具26dが配設され
ていると共に、左後支柱29の下部には下支持具29
a、上部には上支持具26b及び上端部には上端支持具
26cが配設されている。前記下支持具26aと下支持
具29aには下横支持部材31aが横架されていると共
に、上支持具26cと上支持具29bには上横支持部材
31bが横架されている。下横支持部材31aには支持
具31c及び支持具31dが配設されていると共に、上
横支持部材31bには支持具31e及び支持具31fが
配設されており、支持具31cと支持具31eとには支
柱37が懸架されていると共に、支持具31dと支持具
31fとには支柱39が懸架されている。同様にして、
右前支柱27の下部には下支持具27a、中間部には中
支持具27b、上部には上支持具27c及び上端部には
上端支持具27dが配設されている。また、右後支柱3
0の下部には下支持具30a、上部には上支持具30b
及び上端部には上端支持具30cが配設されている。前
記下支持具27aと下支持具30aに下横支持部材32
aが横架されると共に、上支持具27cと上支持具30
bに上横支持部材32bが横架されている。下横支持部
材32aには支持具32c及び支持具32dが配設され
ていると共に、上横支持部材32bには支持具32e及
び支持具32fとが配設されており、支持具32cと支
持具32eとには支柱40が懸架されていると共に、支
持具32dと支持具32fとには支柱41が懸架されて
いる。
【0010】また、前記左前支柱26の下支持具26a
と、右前支柱27の下支持具27aとには下横支持部材
33aが横架され、中支持具26bと中支持具27bと
には中横支持部材33bが横架され、上端支持具26d
と上端支持具27dとには上横支持部材33cが横架さ
れ、前記中横支持部材33bの略中央部に固設された支
持具33eと、上横支持部材33cの略中央部に固設さ
れた支持具33fと、には縦支持部材36が懸架されて
いる。同様にして、前記左後支柱29の下支持具29a
と右後支柱30の下支持具30aとには下横支持部材3
5aが横架され、上端支持具29cと上端支持具30c
とには上横支持部材35bが横架されている。
【0011】そして、左前支柱26の上端支持具26d
に支持された上支持部材26eと、左後支柱29の上端
支持具29cに支持された上支持部材29dとは、接続
具28aを介して連接されており、一方、右前支柱27
の上端支持具27dに支持された上支持部材27eと、
右後支柱30の上端支持具30cに支持された上支持部
材30dとは、接続具28bを介して連接されており、
前記接続具28aと接続具28bとには上支持部材33
が横架されている。
【0012】前記左右前支柱26,27、左右後支柱2
9,30、上下横支持部材31a,31b、上下横支持
部材32a,32b及び上支持部材33等が支持フレ−
ム34を構成している。
【0013】前記下横支持部材31aの中間部には、左
支持板43の前後側端部が固定具を介して固定されてい
ると共に、支柱37と支柱39との下部には支持板43
の上端部が固定具を介して固定されている。同様にし
て、前記下横支持部材32aの中間部には、右支持板4
5の前後側端部が固定具を介して固定されていると共
に、支柱40と支柱41との下部には該支持板45の上
端部が固定具を介して固定されている。前記左右支持板
43,45の前部には駆動軸46が回動自在に支持され
ており、該駆動軸46の左右両端部にはスプロケット4
9a,49bが固設されていると共に、その一側軸端に
は、支持板45に固定されたモ−タ47の出力軸が接続
されている。前記左支持板43の前部には支軸44aが
回動自在に支持されており、該支軸44aには前スプロ
ケット43a,43bが固定されていると共に、後部に
は支軸44bが回動自在に支持されており、該支軸44
bには後スプロケット48aが固定されている。前記右
支持板45の前部には支軸44cが回動自在に支持され
ており、該支軸44cには前スプロケット43c,43
dが固定されていると共に、後部には支軸44dが回動
自在に支持されており、該支軸44dには後スプロケッ
ト48bが固定されている。
【0014】また、前記スプロケット49aとスプロケ
ット43aとにはチェ−ン50が巻掛けられていると共
に、スプロケット49bとスプロケット43dとにはチ
ェ−ン53が巻掛けられている。
【0015】前記上横支持部材31bの中間部には、左
支持板51の前後側端部が固定具を介して固定されてい
ると共に、支柱37及び支柱39の上部には左支持板5
1の下端部が固定具を介して固定されている。前記左支
持板51の前部には支軸44eが回動自在に支持されて
おり、該支軸44eに前スプロケット51aが回転自在
に支持されていると共に、後部には支軸44fが回動自
在に支持されており、該支軸44fに後スプロケット5
1bが回転自在に支持されている。同様にして、上横支
持部材32bの中間部には、右支持板52の前後側端部
が固定具を介して固定されていると共に、支柱40及び
支柱41の上部には右支持板52の下端部が固定具を介
して固定されている。右支持板52の前部には支軸44
gが回動自在に支持されており、該支軸44gに前スプ
ロケット52aが回転自在に支持されていると共に、後
部には支軸44hが回動自在に支持されており、該支軸
44hに後スプロケット52bが回転自在に支持されて
いる。
【0016】前記スプロケット43b、スプロケット5
1a、スプロケット51b及びスプロケット48aには
左ハンガ−取付け用チェ−ン55が巻掛けられている.
同様にして、前記スプロケット43c、スプロケット5
2a、スプロケット52b及びスプロケット48bには
右ハンガ−取付け用チェ−ン56が巻掛けられている。
これらチェ−ン55,56には所定間隔を以てハンガ−
57,57の上端部が釣支されている。該ハンガ−5
7,57は側面視において、略三角形状をなしており、
正面視において、ほぼ垂直な垂直部57a、傾斜してい
る傾斜部57b、ほぼ垂直な垂直部57c及び垂直部5
7cと直交するよう折曲している掛止部57dからなっ
ており、該掛止部57dが育苗箱58の底面の左右側端
部を下方から掛止するようになっている。
【0017】前記下横支持部材31aの略中央部と下横
支持部材32aの略中央部とに接続されている支持部材
には育苗箱検知センサ59が配設されており、該検知セ
ンサ59はハンガ57,57に育苗箱58が掛止されて
いることを検知するようになっている。前記左前支柱2
9の上下方向略中間部には操作盤60が配設されてお
り、該操作盤60にはモ−タ47の正逆回転用操作ボタ
ン61が設けられており、該操作ボタン61の正回転操
作に基づき、モ−タ47が正回転作動して、チェ−ン5
5,56が矢印方向A(図3参照)に移動するようにな
っていると共に、該操作ボタン61の逆回転操作に基づ
き、モ−タ47が逆回転作動して、チェ−ン55,56
が矢印方向Bに移動するようになっている。また、モ−
タ47が逆転作動する際、ハンガ57,57に育苗箱5
8が掛止されて、該育苗箱58がセンサ59に検知され
る場合、センサ59の育苗箱検知に基づき、モ−タ47
の作動が停止されて、チェ−ン55,56の移動が停止
されることにより、該育苗箱58が駆動軸46に当接し
ないようになっている。
【0018】前記育苗箱供給装置6の搬送コンベア6b
には、図3乃至図5に示すように、支柱63及び支柱6
5に供給フレ−ム66が支持されており、該供給フレ−
ム66には一対の搬送チェン回転用軸67,69がベア
リングを介して支持されており、これらの軸67,69
の両端部にはスプロケット67a,67b,69a,6
9b,69cが取り付けられている。前記スプロケット
67a,67bとスプロケット69a,69bには左右
搬送チェン70,71が巻き掛けられており、これら搬
送チェン70,71には、その搬送方向に所定間隔をも
って受金が配設されている。供給フレ−ム66の一側に
は搬送チェン駆動用モ−タ73、カップリング75、減
速機76等が配設されており、該減速機76の出力軸に
固定されたスプロケット77と、スプロケット69cと
には、チェン79が巻き掛けられている。供給方向下流
側の軸69は、モ−タ73、カップリング75、減速機
76及びチェン79等を介して駆動されるようになって
いる。前記供給フレ−ム66に一体的に固定された横桟
80には、ストッパ−ピン移動用油圧シリンダ81が取
り付けられ、該シリンダ81に近接して育苗箱検知セン
サ82が配設されており、該油圧シリンダ81のロッド
には板部材を介して一対のストッパ−ピン83,83が
装着されている。そして、前記検知センサ82,82が
育苗箱58の通過を検知していない場合、ストッパ−ピ
ン83,83が搬送チェン70,71上から上方に突出
して、搬送されてくる育苗箱58を係止するようになっ
ている。また、前記供給フレ−ム66の略中央部には育
苗箱通過検知センサ74が配設されており、該センサ7
4は搬送チェン70,71上を搬送されてくる育苗箱5
8を検知すると、モ−タ47の作動を停止してチェ−ン
55,56の下方向への移動を停止すると共に、検知セ
ンサ74は搬送チェン70,71上の育苗箱58が搬送
されて行き該育苗箱58を非検知状態になると、モ−タ
47を作動してチェ−ン55,56を下方向に再び移動
するようになっている。なお、84は外フレ−ムであ
る。
【0019】前記育苗箱58内には列状トレイ89が並
列して収納されるようになっており、該列状トレイ89
には多数の苗木ポット90・・・が連結して構成されて
いる。苗木ポット90は、略正方形状の底板に側板が連
接され、側板の上端部が略正方形状に開口している共
に、その周縁には略正方形状の縁部を有している。そし
て、複数の苗木ポット90が、その縁部の側端部におい
て連接されて列状トレイ89を構成している。また、前
記育苗箱58内に収納された列状トレイ89の側板は育
苗箱58の側板より上方にやや突出するようになってい
る。
【0020】そして、検知センサ82,82が育苗箱5
8を検知していない状態で、ストッパピン83,83が
搬送チェン70,71から上方に突出している際、モ−
タ73の駆動により搬送チェン70,71を介して育苗
箱58が搬送され、該育苗箱58の先端がストッパ−ピ
ン83,83に当接して位置決めされると共に、検知セ
ンサ82,82が該育苗箱58を検知すると、検知セン
サ82,82の検知結果の基づき、モ−タ73の作動が
停止され、搬送チェン70,71の移動が停止して、さ
らに、前記シリンダ81が引戻し作動して、ストッパピ
ン83,83は搬送チェン70,71の上方突出位置か
ら下方向の退避位置に移動されるようになっている。ま
た、育苗箱58内の先頭の列状トレイ89を搬送装置7
が搬送爪を列状トレイ89のポット90とポット90の
間に掛止して搬送方向に牽引するようにして育苗箱58
から取り出し終わると、それに連動してモ−タ73が作
動されて、育苗箱58は、その搬送方向に収納された列
状トレイ89の前後幅だけ搬送方向下流に搬送されるよ
うになっている。
【0021】以降、同様にして、前記育苗箱58内から
列状トレイ89が搬送装置7に、次々と取り出されるに
つれて、モ−タ73は間欠的に駆動される。そして、前
記育苗箱58内に残った最後の列状トレイ89が取り出
されて、モ−タ73が駆動された場合、検知センサ82
が育苗箱58の不検知状態となり、シリンダ81が作動
されてストッパ−ピン83,83が搬送チェン70,7
1の退避位置から上方に突出されると共に、モ−タ73
の駆動による搬送チェン70,71の回転で、次の育苗
箱58が搬送されてくるようになっている。
【0022】次に、本実施例の作用について説明する。
【0023】育苗箱供給装置6の育苗箱ストック6a内
のハンガ57,57に作業者が育苗箱58をスイッチ6
1を操作してチェ−ン55,56を随時移動しながら、
ハンガ57,57に育苗箱58を掛止していき、すべて
のハンガ57,57に育苗箱58が掛止された状態とす
る。ついで、育苗箱ストック6aから搬送コンベア6b
へ育苗箱58の搬送作業が開始されると、搬送コンベア
6bにおいて検知センサ82,82が育苗箱58を非検
知のため、搬送チェ−ン70,71上にストッパ−ピン
83,83が上方に突出した状態で、モ−タ73の作動
により搬送チェン70,71は回動していると共に、育
苗箱通過検知センサ74が育苗箱58を非検知のため、
モ−タ47のが正回転作動によりチェ−ン55,56が
下方向に移動する。この際、前記チェ−ン55,56に
釣支されたハンガ57,57に掛止されている育苗箱5
8が搬送チェン70,71上に載せられると、前記チェ
−ン55,56が下方向へ移動するに伴い、前記ハンガ
57,57の掛止部57d,57dが該育苗箱58から
外れて、前記搬送チェン70,71上に移送された育苗
箱58はモ−タ73の作動に基づく搬送チェン70,7
1の回動により搬送方向下流に搬送される。そして、前
記育苗箱58の先端が通過検知センサ74上を通過する
際、該通過検知センサ74の育苗箱58の通過検知に基
づき、モ−タ47の作動が停止されて、チェ−ン55,
56の下方向への移動が停止されてハンガ57,57に
掛止されている育苗箱58は搬送チェン70,71の所
定の上方部位で一旦停止され待機状態となる。一方、前
記搬送チェ−ン70,71上に搬送されている育苗箱5
8の先端がストッパ−ピン83,83に当接して位置決
めされると共に、検知センサ82,82が該育苗箱58
を検知して、モ−タ73の作動を停止して、搬送チェン
70,71の移動が止められ、さらに、前記シリンダ8
1が引戻し作動して、ストッパピン83,83は搬送チ
ェン70,71の上方突出位置から下方向の退避位置に
移動される。そして、育苗箱58内の先端から一番目の
列状トレイ89を搬送装置7が搬送爪を列状トレイ89
のポット90とポット90の間に掛止して搬送方向に牽
引するようにして育苗箱58から取り出し終わると、そ
れに連動してモ−タ73が間欠作動されて、育苗箱58
が、その搬送方向に、収納された列状トレイ89の前後
幅だけ搬送方向下流に搬送される。
【0024】以降、同様にして、前記育苗箱58内から
列状トレイ89が搬送装置7に、次々と取り出されるに
つれて、モ−タ73は間欠的に作動されて、搬送チェン
70,71上の育苗箱58が搬送方向に搬送されて、該
育苗箱58の後端部が通過検知センサ74を通過終了す
ると、該通過検知センサ74の育苗箱の通過検知に基づ
き、モ−タ47を作動してチェ−ン55,56を下方向
に移動して、ハンガ57,57に掛止されている育苗箱
58が搬送チェン70,71上に載せられる。一方、前
記育苗箱58内の列状トレイ89の取出しが続けられ
て、残った最後の列状トレイ89が取り出されて、モ−
タ73が作動された場合、検知センサ82,82が育苗
箱58の非検知状態となり、シリンダ81が作動されて
ストッパ−ピン83,83が搬送チェン70,71の退
避位置から上方に突出すると共に、モ−タ73の作動に
より、搬送チェン70,71が回動されて、該搬送チェ
ン70,71上に載せられている次の育苗箱58が搬送
されてくる。
【0025】上述したように、本実施例では、駆動軸4
6は搬送チェ−ン70,71の搬送方向上流側の下方部
位で支軸44a,44cに近接して設けられ、前記駆動
軸46の両側端部にはスプロケット49a,49bが固
設されると共に、一軸端にモ−タ47の出力軸に直接的
に連結されているので、スプロケット49a,49bと
スプロケット43a,43dとの距離を短くすることが
可能となると共に、育苗箱ストック6aに収納される育
苗箱58の個数を大きくとることができる。また、該駆
動軸46の近傍に検知センサ59が配設され、操作ボタ
ン61の逆回転操作に基づき、モ−タ47が逆回転して
搬送方向の反対方向にチェ−ン55,56が移動され、
前記検知センサ59がハンガ57,57に掛止された育
苗箱58を検知すると、該センサ59の育苗箱検知結果
に基づき、モ−タ47の作動が停止され、チェ−ン5
5,56の回動が停止するようにしたので、作業者がハ
ンガ57,57に育苗箱58を掛止している際、スイッ
チ61を操作してモ−タ47を逆回転してチェ−ン5
5,56を移動する場合でも、育苗箱58が駆動軸46
に衝突することが回避できる。
【0026】つぎに、図6乃至図9に沿って一部変更し
た実施例について説明する。
【0027】上述した実施例では、育苗箱供給装置6の
育苗箱ストック6a内にストックされた育苗箱58の苗
木は所定時間、該装置6a内に滞留される。この間、育
苗箱58の苗木は接木処理装置1の作業場内での温度変
化及び空気の乾燥等の影響を受けることにより苗木の損
傷等が発生する虞がある。そこで、育苗箱ストック6a
の支持フレ−ム34の外側をシ−ト状の断熱材からなる
カバ−91で覆うようにする。該カバ−91は上部が山
形をなしている左右側部91a,91b、長方形状の前
後上部91c,91d、前側部91e及び後側部91f
からなり、前側部91eの上下方向略中央部には搬送チ
ェ−ン70,71上で育苗箱58を搬送できるように長
方形状の開口部91gが開設されており、一方、後側部
91fの上部一端から一側部を経て下部一端かけてコの
字状にジッパ−等の開閉装置92が取付けられており、
該開閉装置92を開いて、作業者がハンガ57に育苗箱
58を掛止できるようになっている。
【0028】本実施例は、以上のような構成よりなるの
で、育苗箱ストック6aの支持フレ−ム34の外側をカ
バ−91で覆うと共に、該カバ−91の後側部91fの
一部を開閉装置92を簡単に開閉できるので、育苗箱5
8を育苗箱ストック6a内に搬入することが簡単にでき
ると共に、育苗箱ストック6a内の温度変化及び空気の
乾燥等を防止することができ、苗損傷等の発生を防ぐこ
とができる。
【0029】なお、前記カバ−91で育苗箱供給装置6
の支持フレ−ム34の外側をカバ−91で覆うと共に、
該カバ−91内部に加湿器を設けるようにしてもよい。
また、上述の実施例では、本発明を台木用育苗箱供給装
置6に採用したものについて説明したが、本発明は穂木
用育苗箱供給装置12についても採用し得る。
【0030】
【発明の効果】苗箱搬送コンベア部の搬送手段の搬送方
向の上流側に、育苗箱ストック部が重合するように配設
されると共に、移送手段が回動してハンガ−に掛止され
た苗箱を循環するようにして収納するので、苗箱搬送コ
ンベア部と育苗箱ストック部の平面での設置スぺ−スを
節約できると共に、接木処理装置室の部屋全体の温度及
び湿度調節などの空調にとって有利であり、さらに、育
苗箱ストック部内に苗箱が重層的に収納することができ
る。また、検知手段の苗箱の通過終了検知に基づき、第
2駆動手段を作動して移送手段が下方向に移動するの
で、ハンガの掛止部に掛止された苗箱は搬送手段上に載
せれると共に、ハンガの掛止部が苗箱から外れて、搬送
手段上に載せられた苗箱は該搬送手段上を搬送されるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における接木処理装置を示す平
面図。
【図2】同接木処理装置を示す正面図。
【図3】育苗箱供給装置を示す側面図。
【図4】同育苗箱供給装置を示す正面図。
【図5】同育苗箱供給装置を示す平面図。
【図6】他の実施例を示す側面図。
【図7】他の実施例を示す正面図。
【図8】他の実施例を示す平面図。
【図9】他の実施例を示す斜視図。
【符号の説明】
6 苗箱供給装置(育苗箱供給装置) 6a 苗箱ストック部(育苗箱ストック) 6b 苗箱搬送コンベア部(搬送コンベア) 47 第2駆動手段(モ−タ) 55,56 移送手段(チェ−ン) 57,57 ハンガ 57d 掛止部 58 苗箱(育苗箱) 73 第1駆動手段(モ−タ) 70,71 搬送手段(搬送チェン) 74 検知手段(検知センサ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗箱を水平方向に搬送する搬送手段と、
    該搬送手段を駆動する第1駆動手段と、を有する苗箱搬
    送コンベア部と、 前記搬送手段の搬送方向上流側の両外側に、該搬送手段
    と直交する上下方向に移動可能な一対の移送手段と、該
    移送手段を同期駆動する第2駆動手段と、前記移送手段
    に釣支された、苗箱の底板の左右幅両側端部を掛止する
    一対の掛止部を有する複数のハンガと、を有する苗箱ス
    トック部と、 前記搬送手段上の苗箱が所定位置を通過していることを
    検知する検知手段と、を備え、 該検知手段の苗箱の通過終了検知に基づき、前記第2駆
    動手段を作動して前記移送手段が下方向に移動すること
    により、前記ハンガの掛止部に掛止されている苗箱が前
    記搬送手段上の所定位置に載せられると共に、前記ハン
    ガの掛止部が苗箱から外れるように構成されてなる、 ことを特徴とする苗箱供給装置。
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