JP2000312533A - 育苗箱集積装置 - Google Patents

育苗箱集積装置

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JP2000312533A JP2000118302A JP2000118302A JP2000312533A JP 2000312533 A JP2000312533 A JP 2000312533A JP 2000118302 A JP2000118302 A JP 2000118302A JP 2000118302 A JP2000118302 A JP 2000118302A JP 2000312533 A JP2000312533 A JP 2000312533A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトコンベア上を次々に搬送されてくる育
苗箱を自動的に塞ぎ止め、一定数集積した後に次行程の
梱包装置に送り出す自動集積装置を提供する。 【解決手段】 ベルトコンベア1上を搬送する育苗箱2
をゲート4で塞ぎ止め、集積用リフト5により集積し、
集積完了後に前記ゲート4を開いて、次行程に搬送する
育苗箱集積装置において、ゲート4は垂直方向に立設し
たゲート軸4aを回動支点として回動自在に構成し、ゲ
ート開閉用エアソレノイドシリンダSV1は搬送方向と
平行に配置し、左右ゲート4の上部にゲート開閉用エア
ソレノイドシリンダSV1のピストンロッド先端を連結
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的に育苗箱の
洗浄、消毒等の処理を施して集積、梱包するための搬送
システムの中の集積装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】発明者は、既に苗を植え込んだ育苗箱を
複数個搭載した育苗棚を吊持し、回転し、内外の棚位置
を変更したりして、吊持した全育苗棚を同一条件にして
育苗する回転育苗機について、特許出願済みである。し
かるに、該回転育苗機の育苗棚に搭載すべき育苗箱は、
洗浄、消毒等の処理を施し、該育苗棚への搭載に適する
如く梱包し、管理しておく必要がある。そのために、育
苗箱をベルトコンベアにて搬送し、自動的に洗浄、消毒
等の処理を施して集積、梱包する如き搬送システムが存
在していることが望ましいが、このような搬送システム
は未公知であり、その中の集積装置についても公知とは
なっていないのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き自動制御に
よる搬送システムを得るためには、ベルトコンベア上を
次々に搬送されてくる育苗箱を自動的に塞ぎ止め、一定
数集積した後に次行程の梱包装置に送り出す自動集積装
置が必要なのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を果たす為に、次のような手段を用いるものであ
る。請求項1においては、ベルトコンベア1上を搬送す
る育苗箱2をゲート4で塞ぎ止め、集積用リフト5によ
り集積し、集積完了後に前記ゲート4を開いて、次行程
に搬送する育苗箱集積装置において、ゲート4は垂直方
向に立設したゲート軸4aを回動支点として回動自在に
構成し、ゲート開閉用エアソレノイドシリンダSV1は
搬送方向と平行に配置し、左右ゲート4の上部にゲート
開閉用エアソレノイドシリンダSV1のピストンロッド
先端を連結構成したものである。
【0005】請求項2においては、請求項1記載の育苗
箱集積装置において、育苗箱2の集積完了を検知する箱
集積完了検出スイッチLS1と、育苗箱の定位置での有
無を検知する箱定位置検出スイッチLS2を設け、該箱
集積完了検出スイッチLS1によりゲート4を開閉する
ゲート開閉用エアソレノイドシリンダSV1を制御し、
箱定位置検出スイッチLS2により、集積用リフト5を
操作するリフト昇降用エアソレノイドシリンダSV2を
制御するものである。
【0006】請求項3においては、請求項1記載の育苗
箱集積装置にいて、前記集積用リフト5はリフト昇降用
エアソレノイドシリンダSV2と、該リフト昇降用エア
ソレノイドシリンダSV2に連結されたロッド5aと、
該ロッド5aの上端で育苗箱2の側面と平行に横架した
枢支軸7に枢結された集積爪6により構成したものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び構成
は以上の如くであり、次に、添付の図面に示した本発明
の実施例を説明する。図1は育苗箱の搬送システム全体
の行程を示すブロック図、図2は集積装置Dの構成を示
す平面図、図3は同じく側面図、図4は同じく正面図、
図5は集積用リフト5における集積爪6の構成を示す一
部平面図、図6は同じく一部正面図、図7は集積装置D
における自動制御機構のフローチャート図、図8は遅延
時間の設定を示す平面図である。
【0008】図1により、育苗箱の搬送システム全体の
構成について説明する。該搬送システムは、育苗箱を一
定間隔にて順次ベルトコンベア上にて搬送するのである
が、先ず、育苗箱供給装置Aにより駆動するベルトコン
ベア上に育苗箱を降ろし、洗浄装置Bにより洗浄し、次
いで、水切り・消毒装置Cにて全行程にて箱内に残る洗
浄液の水滴を除去し、消毒剤を散布する。そして、この
ような処理を施した育苗箱を、集積装置Dにて一定個数
集積し、次行程の梱包装置Eに搬送するのである。
【0009】集積装置Dの構成について図2乃至図4に
て説明する。育苗箱2は、ベルトコンベア1上を搬送さ
れる。集積装置Dは、該ベルトコンベア1の途中に設置
されており、該集積装置Dを支持形成する機枠3、搬送
されてくる育苗箱2を塞ぎ止め、集積完了後に開いて次
行程に送り出すためのゲート4、及び、塞ぎ止めた育苗
箱2を一定数積み重ねる集積用リフト5等より構成され
ている。ゲート4の開閉を行うアクチュエーターはゲー
ト開閉用エアソレノイドシリンダSV1の駆動にて行わ
れ、集積用リフト5の昇降を行うアクチュエーターはリ
フト昇降用エアソレノイドシリンダSV2の駆動にて行
われる。また、両ソレノイドは、ベルトコンベア1上を
搬送されてきた育苗箱2が一定個数集積されることによ
りONするセンサーである箱集積完了検出スイッチLS
1、及び、箱が定位置に到達することによりONされる
センサーである箱定位置検出スイッチLS2の信号にて
駆動されるものである。
【0010】機枠3は、四隅に柱部材3aを立設し、上
部にて左右柱部材3aを上部横架部材3bを架設し、ベ
ルトコンベア1より下部にて、各柱部材3aを下部支持
部材3cにて連結支持している。また、後部の柱部材3
aより後方に、ベルトコンベア1上にて搬送ガイド3d
を取り付け、搬送されてくる育苗箱2が、集積装置D内
にて左右位置が一定となるようにしているのである。ゲ
ート4は、柱部材3aのなかで、搬送方向の前方に立設
する左右2本の柱部材3aの外側に該柱部材3aと平行
状に付設したゲート軸4aを回動支点として回動自在に
取り付けている。
【0011】そして、機枠3の上部横架部材3bの搬送
方向の前方側の中央部に、ゲート開閉用エアソレノイド
シリンダSV1を搬送方向と平行に配置し、左右ゲート
4・4の上部よりゲートリンク4b・4bを該ゲート開
閉用エアソレノイドシリンダSV1のピストンロッド先
端に連結する。そして、ゲート開閉用エアソレノイドシ
リンダSV1はノーマル時にはゲート4が閉じ、通電時
にロッドが引込方向に駆動して、図2の一点鎖線の如
く、該ゲート4が開くのである。
【0012】集積用リフト5は機枠3の下部支持部材3
cの中央部に垂直状に固設したリフト昇降用エアソレノ
イドシリンダSV2に連結されており、該リフト昇降用
エアソレノイドシリンダSV2のピストンロッド先端が
底リフト支持部材5bに連結され、その両側にロッド5
aを立設し、該ロッド5aはベルトコンベア1の支持部
材に固設されたパイプ状のガイド10に挿入され、リフ
ト昇降用エアソレノイドシリンダSV2のノーマル時に
はピストンロッドが下降した位置となり、通電時にはピ
ストンロッドが上昇して、図3の如く集積用リフト5を
昇降させるものである。
【0013】各ロッド5aの上端には、図5、図6に示
すように枢支軸7を横架して育苗箱2の側面と平行に配
置し、該枢支軸7に集積爪6を枢結して搬送方向の正前
後方向に当たる2つの集積爪6にて育苗箱2の縁下部を
支持するようにし、更に、両集積爪6同士を連結棒8に
て連結固定し、両集積爪6が同時に水平より上方に回動
自在に枢支している。こうして、ベルトコンベア1を搬
送される育苗箱2の左右両側において、前後2個を連結
した集積爪6を配設するのであるが、図6の如く、ロッ
ド5aが下降するとともに、該集積爪6がベルトコンベ
ア1上の育苗箱2の縁部に押当して上方に回動し、さら
に下降することによって水平状に戻って、該育苗箱2の
縁を支持する形となり、一方、該ロッド5aが上昇する
場合には、該集積爪6は下方に回動しないので、該育苗
箱2を支持したまま上昇することとなるのである。
【0014】集積用リフト5の昇降による育苗箱2の集
積方法について説明する。集積装置Dの箱定位置に育苗
箱2が到達し、閉じたゲート4に押当して停止すると、
上部より集積用リフト5を下降させて集積爪6を該育苗
箱2の下部に降ろし、再び上昇させて、該集積用爪6に
て該育苗箱2の縁を支持しつつ、該育苗箱2を定位置の
上方に引き上げる。次に、ベルトコンベア1上を搬送
し、定位置に達した次の育苗箱2の上に、先に引き上げ
ておいた育苗箱2を、集積用リフト5を下降させること
によって載置する。
【0015】さらに集積用リフト5を下降させた後,再
び上昇させて、集積爪6にて、集積した育苗箱2の最下
段に当たる育苗箱2の縁を支持し、更に上昇させて、定
位置にて集積した全育苗箱2を定位置の上方に引き上げ
る。この操作を、該定位置にて育苗箱2を集積規定数よ
り1枚少ない数だけ集積するまで繰り返し、集積規定数
の最後の一枚に当たる育苗箱2が定位置に到達した時に
集積用リフト5を下降して、集積して上昇させておいた
育苗箱2を定位置の育苗箱2上に降ろして、ゲート4を
開き、次行程に搬出するのである。
【0016】次に、箱集積完了検出スイッチLS1及び
箱定位置検出スイッチLS2の配置について説明する。
先ず、箱集積完了検出スイッチLS1は、搬出方向の前
方に当たる機枠3の柱部材3aの、集積した育苗箱2が
定数個に達した場合の最上部に当たる育苗箱2の縁の側
部に押当する位置に取り付ける。また、箱定位置検出ス
イッチLS2は、集積装置D内において、育苗箱2を集
積する定位置の最前端に当たる機枠3の柱部材3aの、
搬送されてきた育苗箱2の縁の側部が押当する如き位置
に付設するのである。
【0017】以上の如き構成の集積装置Dの自動制御構
造を、図7及び図8にて説明する。集積装置Dの電源を
ONして、先ず、育苗箱2が定位置において、集積完了
状態であるか否かが、箱集積完了検出スイッチLS1に
て確認され、箱集積完了検出スイッチLS1がOFFで
あると集積済みの育苗箱2が搬送された後、または該育
苗箱2を集積途中である場合(01)であって、ゲート
開閉用エアソレノイドシリンダSV1は駆動せず、ゲー
ト4は閉鎖されている(02)。
【0018】この状態において、育苗箱2がベルトコン
ベア1上を搬送されてきて集積装置D内の定位置に到達
すると、箱定位置検出スイッチLS2がONし(0
3)、該育苗箱2が該スイッチを押当した後も、遅延時
間T1だけベルトコンベア1にて搬送されて、なおも前
進し、ゲート4に当たって確実に停止する。そして、遅
延時間T1を経た後(04)リフト昇降用エアソレノイ
ドシリンダSV2の通電が切れ、集積用リフト5が下降
し(05)、該既集積育苗箱2を支持していた場合に
は、ベルトコンベア1の定位置にある育苗箱2の上に確
実に載置し、遅延時間T2を経過した後(06)、リフ
ト昇降用エアソレノイドシリンダSV2が通電、駆動さ
れ、集積用リフト5を上昇させ(07)、該集積爪6に
て集積した育苗箱2を支持し、引き上げるのである。
【0019】次の育苗箱2が定位置に達していない状態
にあっては箱定位置検出スイッチLS2がOFF状態に
あり(08)、この場合には、リフト昇降用エアソレノ
イドシリンダSV2が通電状態で維持され、集積用リフ
ト5が上昇したままで(09)、集積した育苗箱2を定
位置上方にて集積爪6により支持しておく。そして、次
の育苗箱2が定位置に到達すると(03)、引き上げて
おいた育苗箱2をベルトコンベア1上の定位置の育苗箱
2の上に降ろし(04〜05)、再び昇降用リフト5を
上昇させて、集積した育苗箱2を引き上げ(06〜0
7)、次の育苗箱2が到着するまで支持しておくのであ
る(08)。
【0020】集積して上昇させるべき育苗箱2を全て集
積、上昇させると、箱集積完了スイッチLS1がONし
(10)、それに連動して、リフト昇降用エアソレノイ
ドシリンダSV2の通電が切れ、集積用リフト5が下降
する(11)。そして、集積済みの育苗箱2を、定位置
に搬送されてきた集積規定数の最後の一枚に当たる育苗
箱2上に降ろし、下降した集積済み育苗箱2が定位置の
育苗箱2上に確実に載置されるように、遅延時間T2を
経た後(12)、ゲート開閉用エアソレノイドシリンダ
SV1が駆動してゲート4を開き(13)、ベルトコン
ベア1にて集積済み育苗箱2が確実に集積装置Dから次
行程へ搬出され、遅延時間T3を経た後(14)、再び
ゲート開閉用エアソレノイドシリンダSV2への通電が
切れ、ゲート4が閉じて(15)、次の育苗箱2の集積
に備えるのである。
【0021】最後に、上記の自動制御機構における遅延
時間T1〜T3の設定について、図8にて説明する。ベ
ルトコンベア1は常時一定速度のVmm/秒にて移動す
るものとし、育苗箱2の搬送方向の長さをXmm、ゲー
ト4位置より箱定位置検出スイッチLS2の育苗箱2へ
の押当位置までの距離をYmm、通常時のベルトコンベ
ア搬送中の前後の育苗箱2の間隔をZmm、及び、ゲー
ト4より搬出した集積済み育苗箱2と定位置に達した次
の育苗箱2との間隔をZ’mmとする。
【0022】先ず、遅延時間T1の設定においては、箱
定位置検出スイッチLS2がONしてから、育苗箱2が
ゲート4に押当して確実に定位置に停止する時間Y/V
秒を前提条件とする。次に、集積用リフト5を下降し
て、上部に引き上げておいた既集積育苗箱2を、定位置
に停止している育苗箱2の上に確実に載せるため、及
び、集積完了した育苗箱2を確実にベルトコンベア1上
に下ろすため、遅延時間T2を設定するものである。
【0023】しかし、該集積用リフト5を下降し、再び
上昇して育苗箱2を引き上げる操作は、次の育苗箱2が
定位置に達するまでの時間(X+Z)/V秒の中で完了
しなければならず、遅延時間T2も、該所要時間を前提
として設定するものである。そして、集積完了した育苗
箱2を次行程に送り出すためゲート4を開いておく時間
として、遅延時間T3を設定するものであるが、ゲート
4を開いてから、集積済み育苗箱2が、最後端がゲート
4位置よりZ’mm前方に離れた時点で、次の育苗箱2
が定位置に達するので、遅延時間T3は、X/V秒より
(X+Z’)/V秒までの間に設定しなければならない
のである。
【0024】以上のように育苗箱集積装置を構成したこ
とによって、ベルトコンベア上を搬送されてきた育苗箱
は、ゲートによって確実に定位置にて停止し、該定位置
の育苗箱を集積爪によって持ち上げ、支持し、次の育苗
箱が定位置に達すると、集積爪を降ろして支持していた
育苗箱を定位置の育苗箱に載せて、該定位置の育苗箱ご
と再び集積爪にて持ち上げることによって、育苗箱を集
積するものである。集積して上昇した育苗箱を、集積規
定数の最後の一個である育苗箱が該定位置に運ばれてき
た時に、該育苗箱上に降ろすと、ゲートが開いて該集積
済み育苗箱を次行程に搬出し、再び次の育苗箱集積に備
えてゲートが閉じる。これら一連のゲート開閉及び集積
爪昇降が、リミットスイッチによるソレノイドバルブの
作動により自動的に行われ、確実に育苗箱の集積が成さ
れるのである。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成することに
より、次のような効果を奏するものである。請求項1の
如く、ベルトコンベア1上を搬送する育苗箱2をゲート
4で塞ぎ止め、集積用リフト5により集積し、集積完了
後に前記ゲート4を開いて、次行程に搬送する育苗箱集
積装置において、ゲート4は垂直方向に立設したゲート
軸4aを回動支点として回動自在に構成し、ゲート開閉
用エアソレノイドシリンダSV1は搬送方向と平行に配
置し、左右ゲート4の上部にゲート開閉用エアソレノイ
ドシリンダSV1のピストンロッド先端を連結構成した
ので、垂直方向で縦方向に長いゲート4に構成すること
が出来るので、上下に重複された状態で貯留された複数
の育苗箱2の全てに、ゲート4を接当させることができ
て、該上下に重ねられて貯留されている複数枚の育苗箱
2が揺動されたり振動させられた場合にも倒れることが
無くなったのである。また、ゲート開閉用エアソレノイ
ドシリンダSV1は搬送方向と平行に配置したので、ゲ
ート開閉用エアソレノイドシリンダSV1がベルトコン
ベア1の側方に突出することなく、ベルトコンベア1の
方向に配置して、育苗箱集積装置の据え付けにおいてス
ペースを広く取る必要がなくなったのである。また、ゲ
ート開閉用エアソレノイドシリンダSV1が上方向へ突
出することが無いので、上方の据え付けスペースも必要
が無くなったのである。また、左右ゲート4の上部にゲ
ート開閉用エアソレノイドシリンダSV1のピストンロ
ッド先端を連結構成したにより、ゲート4の下方は、ベ
ルトコンベア1の近傍に位置するので、この下方の位置
にゲート開閉用エアソレノイドシリンダSV1が連結し
た場合には、他の部材との干渉が問題となるのである
が、ゲート開閉用エアソレノイドシリンダSV1とゲー
ト4とを、上方で連結することにより、育苗箱集積装置
の全体の配置バランスを最良にすることが出来たもので
ある。
【0026】請求項2の如く、請求項1記載の育苗箱集
積装置において、育苗箱2の集積完了を検知する箱集積
完了検出スイッチLS1と、育苗箱の定位置での有無を
検知する箱定位置検出スイッチLS2を設け、該箱集積
完了検出スイッチLS1によりゲート4を開閉するゲー
ト開閉用エアソレノイドシリンダSV1を制御し、箱定
位置検出スイッチLS2により、集積用リフト5を操作
するリフト昇降用エアソレノイドシリンダSV2を制御
するので、ゲートによって、育苗箱を確実に集積用の定
位置に停止させることにより、育苗箱を重ねても、位置
のずれがないので崩れることがなく、確実に集積される
のである。
【0027】請求項3の如く、請求項1記載の育苗箱集
積装置にいて、前記集積用リフト5はリフト昇降用エア
ソレノイドシリンダSV2と、該リフト昇降用エアソレ
ノイドシリンダSV2に連結されたロッド5aと、該ロ
ッド5aの上端で育苗箱2の側面と平行に横架した枢支
軸7に枢結された集積爪6により構成したので、育苗箱
を自動的に洗浄,消毒して集積、梱包する搬送システム
において、次々にベルトコンベア上を搬送される洗浄,
消毒済みの育苗箱が自動的に集積されるのであり、人手
による集積作業を必要とせず、また、搬送速度等を考慮
して適切にゲート開閉、集積爪の昇降が行われるので、
育苗箱の集積が省力化、確実化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】育苗箱の搬送システム全体の行程を示すブロッ
ク図である。
【図2】集積装置Dの構成を示す平面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】同じく正面図である。
【図5】集積用リフト5における集積爪6の構成を示す
一部平面図である。
【図6】同じく一部正面図である。
【図7】集積装置Dにおける自動制御機構のフローチャ
ート図である。
【図8】遅延時間の設定を示す平面図である。
【符号の説明】
D 集積装置 1 ベルトコンベア 2 育苗箱 4 ゲート 5 集積用リフト 6 集積爪 SV1 ゲート開閉用エアソレノイドシリンダ SV2 リフト昇降用エアソレノイドシリンダ LS1 箱集積完了検出スイッチ LS2 箱定位置検出スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコンベア1上を搬送する育苗箱2
    をゲート4で塞ぎ止め、集積用リフト5により集積し、
    集積完了後に前記ゲート4を開いて、次行程に搬送する
    育苗箱集積装置において、ゲート4は垂直方向に立設し
    たゲート軸4aを回動支点として回動自在に構成し、ゲ
    ート開閉用エアソレノイドシリンダSV1は搬送方向と
    平行に配置し、左右ゲート4の上部にゲート開閉用エア
    ソレノイドシリンダSV1のピストンロッド先端を連結
    構成したことを特徴とする育苗箱集積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の育苗箱集積装置におい
    て、育苗箱2の集積完了を検知する箱集積完了検出スイ
    ッチLS1と、育苗箱の定位置での有無を検知する箱定
    位置検出スイッチLS2を設け、該箱集積完了検出スイ
    ッチLS1によりゲート4を開閉するゲート開閉用エア
    ソレノイドシリンダSV1を制御し、箱定位置検出スイ
    ッチLS2により、集積用リフト5を操作するリフト昇
    降用エアソレノイドシリンダSV2を制御することを特
    徴とする育苗箱集積装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の育苗箱集積装置にいて、
    前記集積用リフト5はリフト昇降用エアソレノイドシリ
    ンダSV2と、該リフト昇降用エアソレノイドシリンダ
    SV2に連結されたロッド5aと、該ロッド5aの上端
    で育苗箱2の側面と平行に横架した枢支軸7に枢結され
    た集積爪6により構成したことを特徴とする育苗箱集積
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013208073A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Suzutec Co Ltd 育苗容器重ね方法および育苗容器重ね装置
KR200472722Y1 (ko) 2013-11-18 2014-05-19 주식회사 광풍 육묘상자 적층 및 적출기

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