JPH019784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019784Y2 JPH019784Y2 JP1983002987U JP298783U JPH019784Y2 JP H019784 Y2 JPH019784 Y2 JP H019784Y2 JP 1983002987 U JP1983002987 U JP 1983002987U JP 298783 U JP298783 U JP 298783U JP H019784 Y2 JPH019784 Y2 JP H019784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- coil receiver
- frame
- arcuate
- coiled wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は鉄線等を巻装して形成したコイル状
線材を転倒フレームの往復回動にて横倒状態から
縦起状態としてコイル状線材の搬送進行方向を変
えうるようにしたコイル状線材搬送装置に関し、
特に転倒フレームのコイル状線材の側面を受止め
る一対のコイル受けのうち搬出側の可動コイル受
けを反転可能となし、搬送時に可動コイル受けの
円弧面が邪魔となることなく円滑にコイル状線材
を搬出しうるようにした搬送装置を提供するにあ
る。
線材を転倒フレームの往復回動にて横倒状態から
縦起状態としてコイル状線材の搬送進行方向を変
えうるようにしたコイル状線材搬送装置に関し、
特に転倒フレームのコイル状線材の側面を受止め
る一対のコイル受けのうち搬出側の可動コイル受
けを反転可能となし、搬送時に可動コイル受けの
円弧面が邪魔となることなく円滑にコイル状線材
を搬出しうるようにした搬送装置を提供するにあ
る。
従来被搬送物を傾転するものとして本体フレー
ム内に回転可能に回転枠体を備え、その回転枠体
の正逆回転限界を決めるストツパを設け、その回
転枠体内に被搬送物を周囲より保持して移動させ
るコンベヤ装置を備えたものがあるが、コンベヤ
装置の構造が複雑で設備費が嵩み、又被搬送物の
搬出時に邪魔にならないよう周囲の保持部材を引
込める機構も甚だ複雑であつた。
ム内に回転可能に回転枠体を備え、その回転枠体
の正逆回転限界を決めるストツパを設け、その回
転枠体内に被搬送物を周囲より保持して移動させ
るコンベヤ装置を備えたものがあるが、コンベヤ
装置の構造が複雑で設備費が嵩み、又被搬送物の
搬出時に邪魔にならないよう周囲の保持部材を引
込める機構も甚だ複雑であつた。
この考案は従来の欠陥を解消するようにしたも
ので、その構成はコイル状線材Ｓを載せる直角な
受け面２を有する円弧状転倒フレーム１を走行台
車３上に所定角度往復回動可能に載架し、該転倒
フレームの一方の受け面にコイル状線材の端面を
受ける数本の搬送ローラを駆動可能に並設した線
材搬送装置において、転倒フレーム１の他方のコ
イル状線材Ｓの側面を受止める受け面２ｂ側の一
側に円弧面を設けた固定コイル受け５を固設し、
かつ円弧面と平面を表裏に形成した可動コイル受
け６を線材の搬出側に前記固定コイル受け５と平
行に隣接して軸支して適宜駆動装置により反転可
能に備え、常時は該可動コイル受け６の円弧面を
フレーム１の内方に位置せしめて前記固定コイル
受け５の円弧面と相俟つて線材Ｓの円弧状側面を
受止め可能となし、線材搬出時には該可動コイル
受け６を反転して平面側を内方にして線材Ｓを搬
出可能として成るコイル状線材搬送装置に係るも
のである。
ので、その構成はコイル状線材Ｓを載せる直角な
受け面２を有する円弧状転倒フレーム１を走行台
車３上に所定角度往復回動可能に載架し、該転倒
フレームの一方の受け面にコイル状線材の端面を
受ける数本の搬送ローラを駆動可能に並設した線
材搬送装置において、転倒フレーム１の他方のコ
イル状線材Ｓの側面を受止める受け面２ｂ側の一
側に円弧面を設けた固定コイル受け５を固設し、
かつ円弧面と平面を表裏に形成した可動コイル受
け６を線材の搬出側に前記固定コイル受け５と平
行に隣接して軸支して適宜駆動装置により反転可
能に備え、常時は該可動コイル受け６の円弧面を
フレーム１の内方に位置せしめて前記固定コイル
受け５の円弧面と相俟つて線材Ｓの円弧状側面を
受止め可能となし、線材搬出時には該可動コイル
受け６を反転して平面側を内方にして線材Ｓを搬
出可能として成るコイル状線材搬送装置に係るも
のである。
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第１図乃至第５図において、直角な受け面２を
有する一対の円弧状フレーム１ａ，１ａを連結部
材１ｂ等で連結して円弧状転倒フレーム１を構成
し、これをレール７上を走行ホイール８で走行す
る走行台車３上に所定角度往復回動可能に設置す
る。円弧状転倒フレーム１の往復回動機構は円弧
状転倒フレーム１の連結部材１ｂにチエーン９を
固設し、下部中央において走行台車３上に軸支せ
る駆動軸１０の回動ホイール１１を係合し、駆動
装置により転倒フレーム１を正逆回転可能とす
る。転倒フレーム１の中心線両側の走行台車３上
に外周レール１２の底面側を受けて案内する一対
の底面ローラ１３，１３を設けると共に外周レー
ル１２の側面に当接する一対の側面ローラ１４，
１４を設け、更に中心にはレールの上面側に当接
する上面ローラ１５を設けて転倒フレームの円弧
軌道の回動を案内する。その外周レール９の両端
にはストツパー１６，１７を設けて転倒フレーム
の往復回動を制限し、ストツパーが前記底面ロー
ラ１３，１３に当つて転倒フレーム１をコイル状
線材Ｓの横倒状態又は縦起状態の位置に止めるよ
うになす。転倒フレーム１は横倒状態のとき一点
鎖線のようにコイル状線材Ｓが内方へ傾斜する位
置で停止するようになす。
有する一対の円弧状フレーム１ａ，１ａを連結部
材１ｂ等で連結して円弧状転倒フレーム１を構成
し、これをレール７上を走行ホイール８で走行す
る走行台車３上に所定角度往復回動可能に設置す
る。円弧状転倒フレーム１の往復回動機構は円弧
状転倒フレーム１の連結部材１ｂにチエーン９を
固設し、下部中央において走行台車３上に軸支せ
る駆動軸１０の回動ホイール１１を係合し、駆動
装置により転倒フレーム１を正逆回転可能とす
る。転倒フレーム１の中心線両側の走行台車３上
に外周レール１２の底面側を受けて案内する一対
の底面ローラ１３，１３を設けると共に外周レー
ル１２の側面に当接する一対の側面ローラ１４，
１４を設け、更に中心にはレールの上面側に当接
する上面ローラ１５を設けて転倒フレームの円弧
軌道の回動を案内する。その外周レール９の両端
にはストツパー１６，１７を設けて転倒フレーム
の往復回動を制限し、ストツパーが前記底面ロー
ラ１３，１３に当つて転倒フレーム１をコイル状
線材Ｓの横倒状態又は縦起状態の位置に止めるよ
うになす。転倒フレーム１は横倒状態のとき一点
鎖線のようにコイル状線材Ｓが内方へ傾斜する位
置で停止するようになす。
前記転倒フレーム１の両側の円弧フレーム１ａ
の一方の受け面２ａ上に設けた支持台１８に数本
の搬送ローラ４を駆動装置により回転駆動可能に
軸支し、その搬送ローラ４上にトレイ１９を載
せ、クレーン等で運び込まれるコイル状線材Ｓの
底面を受けるようになす。又他方の受け面２ｂに
はそのコイル状線材Ｓの側面を受止める円弧面を
形成した固定コイル受け５と、円弧面と平面を表
裏に形成した可動コイル受け６を隣接して並設す
る。一方の固定コイル受け５は片面に円弧面を形
成して基端を走行台車３上の転倒フレーム１の枠
体２０に固設し、かつ他方の搬出側の可動コイル
受け６は片面を線材Ｓの搬出側を受止める円弧面
としかつ他面は線材Ｓを搬出しうる平面とした半
円形のドラムとし、その平面側の中央部にコイル
受け軸２１を固設して枠体２０に回転可能に支承
し、該軸２１を駆動装置２２によりチエーン、歯
車を介して回転駆動するようになし、可動コイル
受け６の円弧面を線材側に反転して固定コイル受
け５の円弧面とにより線材Ｓを受止め、又線材の
搬出時には可動コイル受け６の線材を受止めてい
た円弧面を外方へ反転して平面側を内方へ廻わし
線材Ｓの搬出路を開放するようになす。
の一方の受け面２ａ上に設けた支持台１８に数本
の搬送ローラ４を駆動装置により回転駆動可能に
軸支し、その搬送ローラ４上にトレイ１９を載
せ、クレーン等で運び込まれるコイル状線材Ｓの
底面を受けるようになす。又他方の受け面２ｂに
はそのコイル状線材Ｓの側面を受止める円弧面を
形成した固定コイル受け５と、円弧面と平面を表
裏に形成した可動コイル受け６を隣接して並設す
る。一方の固定コイル受け５は片面に円弧面を形
成して基端を走行台車３上の転倒フレーム１の枠
体２０に固設し、かつ他方の搬出側の可動コイル
受け６は片面を線材Ｓの搬出側を受止める円弧面
としかつ他面は線材Ｓを搬出しうる平面とした半
円形のドラムとし、その平面側の中央部にコイル
受け軸２１を固設して枠体２０に回転可能に支承
し、該軸２１を駆動装置２２によりチエーン、歯
車を介して回転駆動するようになし、可動コイル
受け６の円弧面を線材側に反転して固定コイル受
け５の円弧面とにより線材Ｓを受止め、又線材の
搬出時には可動コイル受け６の線材を受止めてい
た円弧面を外方へ反転して平面側を内方へ廻わし
線材Ｓの搬出路を開放するようになす。
第６図はコイル状線材の搬送装置の使用例を示
すもので、並記したエレベータE1，E2…の前に
走行台車３のレール７を敷設し、エレベータE1，
E2にはそれぞれ駆動装置で回転可能なローラ２
３を備えてコイル状線材Ｓを搬入可能となし、レ
ール７上の搬送装置の転倒フレーム１を第２図で
一点鎖線で示す状態として、フオークリフト、ク
レーン等を使用してコイル状線材Ｓを横倒状態に
して固定コイル受け５と可動コイル受け６の円弧
面に載せ、この搬送装置を走行ホイール８でＡ方
向へ移動して所定のエレベータE2の位置と合致
させ、搬送装置の転倒フレーム１の回動でコイル
状線材を縦起状態とし、しかる後搬出側の可動コ
イル受け６の円弧面を反転して引込めて搬出路を
開放し、搬送ローラ４の回転駆動によりＢ方向へ
搬出してエレベータE2へコイル状線材Ｓを搬入
し、エレベータで次の工程へ移送するものであ
る。
すもので、並記したエレベータE1，E2…の前に
走行台車３のレール７を敷設し、エレベータE1，
E2にはそれぞれ駆動装置で回転可能なローラ２
３を備えてコイル状線材Ｓを搬入可能となし、レ
ール７上の搬送装置の転倒フレーム１を第２図で
一点鎖線で示す状態として、フオークリフト、ク
レーン等を使用してコイル状線材Ｓを横倒状態に
して固定コイル受け５と可動コイル受け６の円弧
面に載せ、この搬送装置を走行ホイール８でＡ方
向へ移動して所定のエレベータE2の位置と合致
させ、搬送装置の転倒フレーム１の回動でコイル
状線材を縦起状態とし、しかる後搬出側の可動コ
イル受け６の円弧面を反転して引込めて搬出路を
開放し、搬送ローラ４の回転駆動によりＢ方向へ
搬出してエレベータE2へコイル状線材Ｓを搬入
し、エレベータで次の工程へ移送するものであ
る。
前記したこの考案によれば他場所からフオーク
リフト等で運搬されたコイル状線材（横倒状態）
を転倒フレーム上の一対のコイル受けで受けと
め、ここで転倒フレームを回動して縦起状態と
し、しかる後搬出側の突出している可動コイル受
けを反転させて円弧面を引込ませ平面側を露出す
ることにより搬出路を開放してコイル状線材を縦
起状態のまま走行台車進行方向とは直角の方向へ
搬送することができ、従つてコイル状線材の搬送
方向を変えて複数列に搬送移載する場合に搬送設
備、周辺レイアウトを合理的に行うことができ、
かつコイル状線材の搬出入を１ケ所で処理できる
ので管理がやり易い等多くの実益がある。
リフト等で運搬されたコイル状線材（横倒状態）
を転倒フレーム上の一対のコイル受けで受けと
め、ここで転倒フレームを回動して縦起状態と
し、しかる後搬出側の突出している可動コイル受
けを反転させて円弧面を引込ませ平面側を露出す
ることにより搬出路を開放してコイル状線材を縦
起状態のまま走行台車進行方向とは直角の方向へ
搬送することができ、従つてコイル状線材の搬送
方向を変えて複数列に搬送移載する場合に搬送設
備、周辺レイアウトを合理的に行うことができ、
かつコイル状線材の搬出入を１ケ所で処理できる
ので管理がやり易い等多くの実益がある。
第１図はこの考案のコイル状線材搬送装置を示
す平面図、第２図は同正面図、第３図は側断面
図、第４図は搬出側の可動コイル受けの断面図、
第５図は同平面図、第６図は搬送装置の使用例を
示す平面図である。 １……円弧状転倒フレーム、２……受け面、３
……走行台車、４……搬送ローラ、５……固定コ
イル受け、６……可動コイル受け、７……レー
ル、１１……回動ホイール、１９……トレイ、Ｓ
……コイル状線材。
す平面図、第２図は同正面図、第３図は側断面
図、第４図は搬出側の可動コイル受けの断面図、
第５図は同平面図、第６図は搬送装置の使用例を
示す平面図である。 １……円弧状転倒フレーム、２……受け面、３
……走行台車、４……搬送ローラ、５……固定コ
イル受け、６……可動コイル受け、７……レー
ル、１１……回動ホイール、１９……トレイ、Ｓ
……コイル状線材。
Claims (1)
- コイル状線材Ｓを載せる直角な受け面２を有す
る円弧状転倒フレーム１を走行台車３上に所定角
度往復回動可能に載架し、転倒フレーム１の一方
の受け面をコイル状線材Ｓを搬送可能とした線材
搬送装置において、転倒フレーム１の他方のコイ
ル状線材Ｓの側面を受止める受け面２ｂ側の一側
に円弧面を設けた固定コイル受け５を固設し、か
つ円弧面と平面を表裏に形成した可動コイル受け
６を線材の搬出側に前記固定コイル受け５と平行
に隣接して軸支して適宜駆動装置により反転可能
に備え、常時は該可動コイル受け６の円弧面をフ
レーム１の内方に位置せしめて前記固定コイル受
け５の円弧面と相俟つて線材Ｓの円弧状側面を受
止め可能となし、線材搬出時には該可動コイル受
け６を反転して平面側を内方にして線材Ｓを搬出
可能として成るコイル状線材搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP298783U JPS59108730U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | コイル状線材搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP298783U JPS59108730U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | コイル状線材搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59108730U JPS59108730U (ja) | 1984-07-21 |
| JPH019784Y2 true JPH019784Y2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=30134626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP298783U Granted JPS59108730U (ja) | 1983-01-13 | 1983-01-13 | コイル状線材搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59108730U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129880Y2 (ja) * | 1971-11-15 | 1976-07-28 | ||
| JPS5411668Y2 (ja) * | 1975-05-29 | 1979-05-24 |
-
1983
- 1983-01-13 JP JP298783U patent/JPS59108730U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59108730U (ja) | 1984-07-21 |
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