JP2537909Y2 - 同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ

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JP2537909Y2
JP2537909Y2 JP11772190U JP11772190U JP2537909Y2 JP 2537909 Y2 JP2537909 Y2 JP 2537909Y2 JP 11772190 U JP11772190 U JP 11772190U JP 11772190 U JP11772190 U JP 11772190U JP 2537909 Y2 JP2537909 Y2 JP 2537909Y2
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center conductor
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金三 成毛
正美 酒井
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スイッチ機構を備えた同軸コネクタに関す
るものである。
(従来の技術) 従来の同軸コネクタは、中心貫通孔を有しボディ内に
位置決め嵌着された絶縁体と、前端に相手コネクタの中
心導体が接続される前方接点部を有し前記中心貫通孔に
挿入された中心導体とを備え、スイッチ機構を必要とす
る場合、スイッチを別製品として構成するのが一般的で
あった。
(考案が解決しようとする課題) しかし、同軸コネクタについてもコンパクト化のみな
らず複合化の要請があり、上記従来の同軸コネクタで
は、スイッチ機構が別製品なので、複合化の要請に対応
することができない。
本考案の目的は、スイッチ機構を組み込むことによっ
て複合化の要請に対応できる同軸コネクタを提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の構成は、中心貫
通孔を有しボディ内に位置決め嵌着された絶縁体と、前
端に相手コネクタの中心導体が接続される接点部を有し
前記中心貫通孔に挿入された中心導体とを備えた同軸コ
ネクタにおいて、前記中心導体を前記中心貫通孔内で前
後方向に移動自在とし、前記絶縁体には前後方向に間隔
を置いた2箇所に差込み穴を設け、前記中心導体が貫通
すると共に該中心導体を抜け止めしそれぞれの対応する
前記差込み穴に前後方向に対し交差する方向から差し込
んで位置決めした両接触子と、前記ボディ内に組み込ま
れ前記中心導体を前記相手コネクタの抜出方向に付勢す
るばねとを設け、前記中心導体には前記両接触子の一方
に常時接触する常時接触部と、該両接触子の他方に対し
接離する接離端子部とを備え、前記ばねの付勢力に抗し
て前記相手コネクタを嵌合させたとき前記中心導体が該
相手コネクタの中心導体で押圧されて移動し前記接触子
との間でスイッチング動作を行うことを特徴とする。
(作用) 本考案に係る同軸コネクタでは、絶縁体には前後方向
に間隔を置いた2箇所に設けた差込み穴に両接触子を前
後方向に対し交差する方向から差し込んで位置決めし、
中心導体を絶縁体の中心貫通孔内で前後方向に沿って移
動自在にし且つ両接触子で抜け止めし、ボディ内に組み
込んであるばねで中心導体を相手コネクタの抜出方向に
付勢し、中心導体には両接触子の一方に常時接触する常
時接触部と、該両接触子の他方に対し接離する接離端子
部とを備えている。そして、ばねの付勢力に抗して相手
コネクタを嵌合させると、中心導体が該相手コネクタの
中心導体で押圧されて移動し、本考案に係る中心導体と
両接触子との間でスイッチング動作が行われる。
(実施例) 以下において、本考案の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
第1図(a)は本考案の第1の実施例に係る同軸コネ
クタに相手コネクタが嵌合していない状態を示す側断面
図、同図(b)は相手コネクタが嵌合している状態を示
す側断面図、第2図は同軸コネクタの背面図、第3図は
その底面図である。
本実施例に係る同軸コネクタも、中心貫通孔4a,5aを
有しボディ1内に位置決め嵌着された絶縁体4,5と、前
端に相手コネクタ10の中心導体13が接続される前方接点
部8dを有し中心貫通孔4a,5aに挿入された中心導体8と
を備えている。
そしてこの同軸コネクタは、中心導体8を絶縁体4,5
の中心貫通孔4a,5a内で前後方向に沿って移動自在にし
且つ後方絶縁体4の差込み穴4b,4cに差し込み圧入して
位置決めした両接触子6,7で抜け止めし、ボディ1内に
組み込んであるばね9で中心導体8を相手コネクタ10の
抜出方向に付勢している。中心導体8には両接触子の一
方である後方接触子6に常時接触する常時接触部8aと、
該両接触子の他方である前方接触子7に対し接離する接
離端子部8bとを備え、ばね9の付勢力に抗して相手コネ
クタ10を嵌合させると、中心導体8が該相手コネクタ10
の中心導体13で押圧されて移動し、この状態で相手コネ
クタ10を係止部3aで当該ボディ1に凹凸関係で係止した
とき中心導体8の接離端子部8bと両接触子中の前方接触
子7との間でスイッチング動作が行われる。
ボディ1は、門型断面のボディ本体2と相手コネクタ
10と嵌合する前端側の円筒体3とを一体に有し、ボディ
本体2に4本の下向き脚体2aを備え、円筒体3の中間位
置の外面に環状凹条からなる係止部3aを備え、ボディ本
体2内には後方絶縁体4を位置決め収納し、円筒体3内
には前方絶縁体5を位置決め収納し、ボディ本体2の後
端の突起2b及び円筒体3の前端の内向き端縁3bが形成さ
れている。
後方絶縁体4及び前方絶縁体5は、共通軸線に沿って
同芯配置した中心貫通孔4a,5aを有し、後方絶縁体4の
中心貫通孔4aに前方絶縁体5の後部の細径筒5bが嵌合し
て相互に連結されている。後方絶縁体4は、後端の両側
に対称位置に形成した加締め用溝4dを備え、また、長手
方向に間隔を置いて後方接触子6が差し込まれる底部側
のみ短足T字型で貫通し上部側をスリット形にした差込
み穴4b及び前方接触子7が差し込まれる底部側と上部側
とを共にスリット形にした差込み穴4cと、後端両側に下
向きに突設した姿勢調整突起4eとを有している。そし
て、後方絶縁体4及び前方絶縁体5は、ボディ本体2の
後端を加締めて当該溝4dへ突起2bを突出させるととも
に、ボディ1の円筒体3の端縁3bを加締めて抜け止めさ
れている。
後方接触子6及び前方接触子7は、下向き脚状の端子
6a,7aを有し、第4図に示すように、後方接触子6には
中心導体8の常時接触部8aが摺動自在且つ接触しつつ貫
通する接点穴6bが、前方接触子7には中心導体8の中間
位置にある細径部8cの外径よりも大きく接離端子部8bの
外径よりも小さいU字形の切欠き7bがそれぞれあって、
これらを中心導体8が貫通し、それぞれの対応する差込
み穴4b,4cに前後方向に対し直角をなして交差する方向
から差し込んで位置決めしてある。
中心導体8は、両接触子の一方即ち後方接触子6の接
点穴6bに摺動自在に挿入されその挿入されている部分が
常時該接点穴6bに接触する後端の常時接触部8aと、両接
触子の他方即ち前方接触子7に対し接離するフランジ状
の接離端子部8bと、中間の細径部8cと、中心貫通孔5aに
摺動自在に挿入されている前方接点部8dとを一体に備
え、接離端子部8bが両接触子6,7間に配置されて抜け止
めされており、中心貫通孔5aと接点穴6bとで同芯配置に
支持されている。
ばね9は、導電材製の圧縮型コイル状をなし、ボディ
本体2内の後方絶縁体4の中心貫通孔4a内で後方接触子
6と接離端子部8bとの間に組み込まれ、中心導体8を相
手コネクタ10の抜出方向に付勢するとともに、後方接触
子6と中心導体8とを確実に導通させる役割も兼ねてい
る。
相手コネクタ10は、嵌合円筒体11の内面に環状凸条か
らなる係止部11aを有し、内部に位置決め収納された絶
縁体12の中心貫通孔12aに挿入位置決めした中心導体13
を備えている。そして第1図(b)に示すように、ばね
9の付勢力に抗して嵌合円筒体11の割れ目11bのある部
分を同軸コネクタの円筒体3の外周に嵌合させたとき、
同軸コネクタの中心導体8が当該中心導体13で押圧され
て移動し同軸コネクタの中心導体8と前方接触子7との
間でスイッチング動作を行う。
次に、動作について説明する。
同軸コネクタは、ボディ1の脚体2a及び両接触子6,7
の端子6a,7aをプリント基板30のそれぞれの対応する穴3
0a,30bに挿入して、姿勢調整突起4eを当該プリント基板
30の板面に当接させて取付けられ、相手コネクタ10を嵌
合させてないときには、第1図(a)に示すように、中
心導体8の常時接触部8aに後方接触子6が、接離端子部
8bに前方接触子7が、それぞれ接触していて、当該中心
導体8を介して両接触子6,7が電気的に接続している。
ばね9の付勢力に抗して相手コネクタ10を嵌合させた
とき、第1図(b)に示すように、中心導体8が該相手
コネクタ10の中心導体13の先端で押圧されて移動し、ボ
ディ1の係止部3aに相手コネクタ10の係止部11aが嵌合
係止された状態で、中心導体8の接離端子部8bが前方接
触子7から離れて、スイッチオフとなる。
更に、相手コネクタ10を抜去すると、ばね9の付勢力
で中心導体8が第1図(a)に示すように押し戻され
て、元位置に復帰する。
第4図は本考案の第1の実施例に係る同軸コネクタの
組み立て方法の一例を説明するための分解斜視図であ
る。
後方絶縁体4の差込み穴4bに後方接触子6を差し込み
圧入する。
ばね9を中心導体8に巻装し、この状態で当該中心導
体8を後方絶縁体4の中心貫通孔4aに挿入し常時接触部
8aを後方接触子6の接点穴6bに挿入する。
前端を押圧する押圧力を付与して中心導体8を後方絶
縁体4の奥に変位させた状態で前方接触子7を後方絶縁
体4の差込み穴4cに差し込み圧入し、切欠き7bに細径部
8cを嵌入させた後に押圧力を解除すると、中心導体8は
ばね9の付勢力で押し戻されて接離端子部8bが前方接触
子7に当たって抜け止めされる。
前方絶縁体5の細径筒5bを後方絶縁体4の中心貫通孔
4aの前端部分に嵌入させる。
上述の作業で得られたもの全体をボディ1に組込んだ
後、最後に後方絶縁体4の後端の溝4dの位置でボディ1
の対応する部分を加締めるとともに円筒体3の端縁3bを
加締めて抜け止めする。
第5図は本考案の第2の実施例に係る同軸コネクタを
示す側断面図、第6図はその背面図、第7図は底面図で
ある。
この第2の実施例に係る同軸コネクタは、表面実装タ
イプのものであって、ボディ21のボディ本体22に設けた
各脚体22aの先端部22cが外向きに直角に曲げてあり、ま
た、後方絶縁体24の底部には、第7図において、幅方向
の中央に長手方向に間隔を置いた2箇所に一体に突出さ
せた円形断面の位置決めボス24d,24eを有し、これらの
ボス24d,24eを避けるために、後方接触子26及び前方接
触子27の各端子26a,27aを中心から偏った位置に配置し
それぞれ差込み穴24b及び差込み穴24cから出たところで
直角に曲げてある。
両接触子26,27は、端子26a,27aの先端部26c,27cが外
向きになるように成形されている。
そしてこの同軸コネクタは、両位置決めボス24d,24e
をプリント基板30の対応する位置に設けてあるそれぞれ
の丸穴30d,30eに挿入して位置決めし取付けられてお
り、その他の点については、第1の実施例と同じなの
で、説明を省略する。
なお、本考案は、上記実施例によって限定されるもの
ではなく、要旨から逸脱しない範囲で種々の変形が可能
である。
(考案の効果) 本考案は、上述のごとく構成され、中心導体を中心貫
通孔内で前後方向に移動自在とし且つボディ内に組み込
んだばねで相手コネクタの抜出方向に付勢してあり、前
後方向に間隔を置いて絶縁体の2箇所に設けた差込み穴
に前後方向に対し交差する方向から差し込んで位置決め
した両接触子で当該中心導体を抜け止めし、前記中心導
体には前記両接触子の一方に常時接触する常時接触部
と、該両接触子の他方に対し接離する接離端子部とを備
え、前記ばねの付勢力に抗して相手コネクタを嵌合させ
たとき中心導体が該相手コネクタの中心導体で押圧され
て移動し前記接触子との間でスイッチング動作を行うの
で、スイッチ機構を組込んだ複合化した同軸コネクタを
容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の第1の実施例に係る同軸コネク
タに相手コネクタが嵌合していない状態を示す側断面
図、同図(b)は相手コネクタが嵌合している状態を示
す側断面図、第2図は同軸コネクタを示す背面図、第3
図は同軸コネクタの底面図、第4図は本実施例に係る同
軸コネクタの組み立て方法の一例説明用の分解斜視図、
第5図は本考案の第2の実施例に係る同軸コネクタを示
す側断面図、第6図はその背面図、第7図は底面図であ
る。 1……ボディ、2……ボディ本体、2b……突起、3……
円筒体、3b……端縁、4……後方絶縁体、4a……中心貫
通孔、4b,4c……差込み穴、5……前方絶縁体、5a……
中心貫通孔、6……後方接触子、6a……端子、6b……接
点穴、7……前方接触子、7a……端子、7b……切欠き、
8……中心導体、8a……常時接触部、8b……接離端子
部、8c……細径部、9……ばね、10……相手コネクタ、
11……嵌合円筒体、11a……係止部、12……絶縁体、13
……中心導体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心貫通孔を有しボディ内に位置決め嵌着
    された絶縁体と、前端に相手コネクタの中心導体が接続
    される接点部を有し前記中心貫通孔に挿入された中心導
    体とを備えた同軸コネクタにおいて、前記中心導体を前
    記中心貫通孔内で前後方向に移動自在とし、前記絶縁体
    には前後方向に間隔を置いた2箇所に差込み穴を設け、
    前記中心導体が貫通すると共に該中心導体を抜け止めし
    それぞれの対応する前記差込み穴に前後方向に対し交差
    する方向から差し込んで位置決めした両接触子と、前記
    ボディ内に組み込まれ前記中心導体を前記相手コネクタ
    の抜出方向に付勢するばねとを設け、前記中心導体には
    前記両接触子の一方に常時接触する常時接触部と、該両
    接触子の他方に対し接離する接離端子部とを備え、前記
    ばねの付勢力に抗して前記相手コネクタを嵌合させたと
    き前記中心導体が該相手コネクタの中心導体で押圧され
    て移動し前記接触子との間でスイッチング動作を行うこ
    とを特徴とする同軸コネクタ。
JP11772190U 1990-11-13 1990-11-13 同軸コネクタ Expired - Lifetime JP2537909Y2 (ja)

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