JPH019345Y2 - - Google Patents

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JPH019345Y2
JPH019345Y2 JP1983003179U JP317983U JPH019345Y2 JP H019345 Y2 JPH019345 Y2 JP H019345Y2 JP 1983003179 U JP1983003179 U JP 1983003179U JP 317983 U JP317983 U JP 317983U JP H019345 Y2 JPH019345 Y2 JP H019345Y2
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JP
Japan
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movable contact
plug insertion
contact piece
plug
side wall
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JP1983003179U
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JPS59109082U (ja
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小型化を考慮し、特にプラグ挿脱方
向の長さを減少することを可能としたジヤツクに
関する。
従来の小型ジヤツクにおいては、内部に挿入さ
れた可動接片は一般にU字状に折り曲げられてい
るが、そのU字の両脚部はプラグ挿脱方向に延長
されており、挿入されたプラグとの弾性接触や固
定接片との弾性接触が良好に行われる点から可動
接片の長さを比較的長くする必要があり、このた
めジヤツクのプラグ挿脱方向の長さを小さくする
ことは困難であり、従つて薄型に構成することは
できなかつた。
この考案はこのような点よりジヤツクの可動接
片の折り曲げ脚部の延長方向がプラグ挿脱方向を
直角な方向になるように可動接片を設けることに
より、プラグ挿脱方向の長さを非常に短かくする
ことができ、しかも構成が頗る簡単で安価に作る
ことが可能なジヤツクを提供することにある。
以下、この考案によるジヤツクの実施例を図面
を参照して説明しよう。第1図はこの考案による
ジヤツクの一例を示す分解斜視図であつて、絶縁
部材11は方形の合成樹脂材の成形品として構成
される。絶縁部材11の中央部にプラグ挿脱孔1
2が形成される。この例ではプラグ挿脱孔12は
方形絶縁部材11の各辺をほゞ平行した辺をもつ
方形孔として構成されており、その孔の一部にプ
ラグ挿入時の位置決め用切欠13が形成されてい
る。
絶縁部材11の背面においてプラグ挿脱孔12
の近くに係合突部14が絶縁部材11と一体に形
成されている。係合突部14とプラグ挿脱孔12
との配列方向とほゞ平行した側壁15がこれらと
離れて絶縁部材11の背面に一体に形成される。
この例においては方形絶縁部材11の各辺に四つ
の側壁15,16,17,18が形成されて全体
として枠状の側壁とされた場合である。この側壁
15乃至18は同一高さとされ、これに対して裏
蓋19が対接される。この側壁の突出端面に適当
数のボス21が一体に突出形成され、これらボス
21と対応して裏蓋19に孔22が形成され、孔
22内にボス21が挿入突出され、その突出端部
を溶着することによつて裏蓋19と絶縁部材11
とを互に固定させることができる。
係合突部14と側壁15との間に可動接片23
が弾性的に係合保持される。可動接片23はプラ
グ挿脱方向から見てプラグ挿脱孔12の一側部内
を通るように延長されている。即ち図において可
動接片23の一端部は係合突部14と係合し、こ
れより側壁15とほゞ平行し、プラグ挿脱孔12
上を通つて延長され、側壁16の近くで折り返さ
れて側壁18、即ち係合突部14側に延長され、
側壁18の近くにおいて再び折り返されて側壁1
5に沿つて延長されている。その延長端、即ち可
動接片23の他端は側壁15の壁面に沿つて絶縁
部材11と直角方向に後方に折り曲げ延長されて
端子24とされる。このようにして可動接片23
は係合突部14と側壁15との間において弾性的
に保持されて絶縁部材11にほゞ対接して固定さ
れる。
この例においては端子24の折り曲げ部が、側
壁15に沿つて側壁16に形成された溝25内に
挿入されてその保持が一層安定化されている。端
子24は裏蓋19に形成された小孔26を通じて
外部に突出される。可動接片23の保持を安定に
するため係合突部14との係合面は側壁15とほ
ぼ平行な面とされている。
この実施例ではプラグ挿脱孔12の両側に可動
接片が設けられた場合である。即ち可動接片23
に対してプラグ挿脱孔12を中心に対称的に可動
接片27が設けられる。可動接片27は係合突部
14と一端部が係合され、他端部は側壁17に沿
つて延長されて側壁16側において直角に折り曲
げ延長されて端子28とされる。その端子折り曲
げ部は側壁17に沿つて側壁16に形成された溝
29内に配される。端子28は裏蓋19に対応し
て形成された小孔31内を通じて外部に突出され
る。係合突部14の可動接片27との係合面も側
壁17と平行とされる。
係合突部14は係合孔12に対してその一辺の
ほゞ中央と対向して設けられ、可動接片23,2
7は係合突部14との係合によつてプラグ挿脱孔
12に対する位置が決められ、プラグ挿脱方向か
ら見てこれら可動接片23,27の接触部23
a,27aがプラグ挿脱孔12内に位置し、図に
おいては互に平行している。従つてプラグ挿脱孔
12の幅W1に対して接片の接触部23a,27
a間の間隔W2は小とされている。
この実施例では更に係合突部14に固定接片3
2が保持された場合である。即ち係合突部14の
可動接片27が係合される係合面に沿つて可動接
片27の延長方向とほゞ直角に係合溝33が形成
され、更にこの溝33と連通して係合突部14の
突出面、つまり裏蓋19との対接面に溝34が延
長形成されている。固定接片32が係合溝33に
嵌合されて、その時溝33から一部周面が突出し
て可動接片27の係合端部が弾性的に固定接片3
2と接触するようにされる。この固定接片32は
保持溝34に沿つて折り曲げ延長され、その折り
曲げ部32aは保持溝34に挿入されると共に、
更にこれよりほゞ直角に後方に折曲げ延長されて
端子35とされる。端子35は裏蓋19に形成さ
れた小孔36を通じて外部に突出される。裏蓋1
9により固定接片の折り曲げ部32aを保持溝3
5内に抑え保持する。
次に第1図に示したジヤツクに対し使用される
プラグの例を第2図を参照して説明する。絶縁材
のボデイ37の一端面より挿入部38が一体に突
出形成されている。挿入部38のその突出方向と
直角の断面は第1図に示したプラグ挿脱孔12の
形状とほゞ同一形状でかつ僅か小とされる。挿入
姿勢を決めるための切穴13と対応した位置決め
突起39が挿入部38の一側面に一体に突出して
形成されている。挿入部38の位置決め突起39
の形成面の両側における側面に接片41,42が
取付けられる。接片41,42は互に外側に中間
部が膨出するように彎曲されており、その一端は
ボデイ37内に挿入延長され、ボデイ内部におい
てコード43のリード線44,45にそれぞれ接
続されている。接片41,42は板状片により構
成されてほゞ互に平行とされている。挿入部38
は第1図に示したジヤツクの前面側、即ち絶縁部
材11の可動接片23などが配されている側と反
対側からプラグ挿入孔12内に挿入され、その挿
入端部は裏蓋19に形成された孔46内に挿入さ
れて挿入部が安定に保持される。
以上述べたこの考案によるジヤツクにおいて、
第2図に示したようなプラグを用いてプラグ挿脱
孔12にプラグの挿入部38を挿入すると、可動
接片の接触部23a,27aが接片41,42と
弾性的に接触し、かつ可動接片27が側壁17側
に変位して固定接片32から離れて端子35,2
8間の電気的導通が遮断される。プラグを抜き去
ると可動接片の接触部27aが係合突部14と係
合して固定接片32と接触し、端子28,35間
が導通する。
このようにこの考案によるジヤツクにおいては
可動接片23,27は折り曲げられた脚部がプラ
グ挿脱方向と直角な面内において延長されてお
り、従つてプラグ挿脱方向における長さを短かく
薄型にジヤツクを構成することができる。しかも
この例においては係合突部14と側壁15,17
との間に折り返すように折り曲げられた可動接片
23,27を弾性的に圧縮した状態で絶縁部材1
1側に押付ければ、そのまゝ可動接片は絶縁部材
11に保持され、その組立てが頗る簡単である。
裏蓋19を設け、かつ側壁15,17の高さを小
さくすることによつて全体としてプラグ挿脱方向
における厚さを薄くでき、しかも可動接片23,
27がなす平面が彎曲して圧接力が低下するのを
押えることができ、かつ可動接片の脱落を防止す
ることができ、更にプラグの挿脱によつて接触部
が外れるのを防止することもできる。また可動接
片23,27としては断面が円形或は角形の線状
体の折り曲げ、或はリボン状のものを折り曲げて
簡単に作ることもできる。
第1図に示した実施例においては、これに用い
られるプラグとして接片41,42が可動接片2
3,27とそれぞれ接してこれら間が逆に接触さ
れないように、そのプラグの挿入姿勢を切欠13
によつて位置決めする必要がある。このようなこ
とをすることなくプラグを自由に、任意の角度で
挿入しても必ずよいようにすることもできる。そ
の例を第3図に第1図と対応する部分に同一符号
を付けて示す。即ちこの例においてはプラグ挿脱
孔12を円形孔とし、かつその孔内の両側部に配
される可動接片23,27をプラグ挿脱方向にお
いてずらして構成する。このずれを保持するた
め、例えば可動接片23側と可動接片27側との
絶縁部材11の対接面をプラグ挿脱方向において
ずれた面とし、図においては可動接片27側の面
51を可動接片23側の面52よりも裏蓋19側
に近づけて構成し、また裏蓋19には図に示して
ないが凸部を設けて可動接片23,27をそれぞ
れの面52,51に対接させる。このジヤツクに
挿入されるプラグの挿入部38は円柱状とし、そ
の軸方向にずらしてリング状接片41,42が周
面に設けられ、これら接片41,42は互に絶縁
されて、かつその内部において図に示してない
が、コード43の各リード線と電気的に接続され
ている。このリング状接片41,42の間隔はジ
ヤツクの可動接片23,27のプラグ挿脱方向の
間隔と同一に選定されており、従つてプラグの挿
入部38を挿脱孔12に挿入するとその接片41
は可動接片23に接触し、接片42は可動接片2
7と接触する。
以上述べたようにこの考案によるジヤツクによ
れば、プラグ挿脱方向の長さを著しく小さくし、
薄型に構成でき、しかもその可動接片は係合突部
14と側壁15,17との間に弾性的に保持させ
て構成することができ、組立てが頗る簡単で構造
も簡単であり安価に作ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるジヤツクの分解斜視
図、第2図は第1図に示したジヤツクに用いられ
るプラグの例を示す斜視図、第3図はこの考案に
よる他のジヤツクの例を示す分解斜視図である。 11:絶縁部材、12:プラグ挿脱孔、15乃
至18:側壁、14:係合突部、23,27:可
動接片、32:固定接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ挿脱孔を持つ絶縁部材と、そのプラグ挿
    脱孔の近くにおいて背面側に突出して上記絶縁部
    材と一体に形成された係合突部と、その係合突部
    及びプラグ挿脱孔の配列方向とほゞ平行し、かつ
    これらから離れて背面側において突出して上記絶
    縁部材と一体に形成された側壁と、上記係合突部
    と一端部が弾性的に係合し、上記プラグ挿脱方向
    から見て上記プラグ挿脱孔の一側部においてその
    プラグ挿脱孔を通つて延長し、少くとも1回折り
    返されて他端部が上記側壁に沿つて、かつこれに
    弾性的に接触して上記係合突部及び側壁間に保持
    された線状可動接片と、その可動接片と一体に形
    成された端子とを具備するジヤツク。
JP1983003179U 1983-01-12 1983-01-12 ジヤツク Granted JPS59109082U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983003179U JPS59109082U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ジヤツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983003179U JPS59109082U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ジヤツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59109082U JPS59109082U (ja) 1984-07-23
JPH019345Y2 true JPH019345Y2 (ja) 1989-03-14

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ID=30134807

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983003179U Granted JPS59109082U (ja) 1983-01-12 1983-01-12 ジヤツク

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JPS59109082U (ja) 1984-07-23

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