JP2535865B2 - 価値徴収システム - Google Patents
価値徴収システムInfo
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- JP2535865B2 JP2535865B2 JP2700587A JP2700587A JP2535865B2 JP 2535865 B2 JP2535865 B2 JP 2535865B2 JP 2700587 A JP2700587 A JP 2700587A JP 2700587 A JP2700587 A JP 2700587A JP 2535865 B2 JP2535865 B2 JP 2535865B2
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- JP
- Japan
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- value
- recording medium
- bus
- card
- collection system
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、価値徴収システムに関し、特に乗物や高
速道路などの料金を、予め所定の金額が記録されたプリ
ペードカード(以下単にカードともいう)を利用して徴
収するシステムに関する。
速道路などの料金を、予め所定の金額が記録されたプリ
ペードカード(以下単にカードともいう)を利用して徴
収するシステムに関する。
[従来の技術] 従来技術の一例として、ここではバス料金の徴収シス
テムについて述べる。
テムについて述べる。
従来、バス料金には、乗車した区間長に応じて料金
を増減して徴収するもの(不定額料金徴収タイプ)と、
乗車した区間長にかかわらず常に一定の料金を徴収す
るもの(一定額料金徴収タイプ)とがあった。
を増減して徴収するもの(不定額料金徴収タイプ)と、
乗車した区間長にかかわらず常に一定の料金を徴収す
るもの(一定額料金徴収タイプ)とがあった。
従来、上記の方式で料金を徴収する場合、乗車時に
顧客に整理券(乗車した停留所の区間番号が記載されて
いる)を発行する。車内には、整理券番号別に現在の料
金が電光表示されており、顧客はこの電光表示を見て料
金を知ることができる。したがって、顧客は降車時にそ
の表示された料金と整理券を料金箱に入れて決済する。
このとき運転手は、支払い金額に不正がないかを整理券
番号から判断する。なお、この方式では、顧客はバスの
後部に設けられた入口から乗車して、バスの前部(運転
席の横)に設けられた出口から降車することになる。
顧客に整理券(乗車した停留所の区間番号が記載されて
いる)を発行する。車内には、整理券番号別に現在の料
金が電光表示されており、顧客はこの電光表示を見て料
金を知ることができる。したがって、顧客は降車時にそ
の表示された料金と整理券を料金箱に入れて決済する。
このとき運転手は、支払い金額に不正がないかを整理券
番号から判断する。なお、この方式では、顧客はバスの
後部に設けられた入口から乗車して、バスの前部(運転
席の横)に設けられた出口から降車することになる。
一方、上記の方式で料金を徴収する場合、乗車時も
しくは降車時に料金箱に一定の金額を入れることで決済
する。なお、乗車時に決済する場合は入口がバスの前部
に設けられ、降車時に決済する場合は出口がバスの前部
に設けられる。
しくは降車時に料金箱に一定の金額を入れることで決済
する。なお、乗車時に決済する場合は入口がバスの前部
に設けられ、降車時に決済する場合は出口がバスの前部
に設けられる。
また、予め所定のデータが入力されたいわゆるストア
カードを用いて複数の人数の料金を徴収することも考え
られる。
カードを用いて複数の人数の料金を徴収することも考え
られる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような料金徴収システムにおいては、現行金や
回数券が一般的な決済手段として使用されている。しか
し、現金の場合は小銭を持たずに乗ってしまって1万円
札や5千円札、時には千円札で運転手に両替や釣銭を要
求して断わられるケースが多い。また、回数券の場合は
一般的に120円券や140円券といった券の綴りに、+α分
の20円券や40円券を付けて販売している。これらの回数
券は他の運転区間を乗車するときは使いにくい欠点を持
つ。たとえば、160円区間の回数券で140円区間を乗車し
ても、20円のお釣りは運転手は返さないので、改めて14
0円分の現金を払わないといけないという乗客側に不利
な点が多かった。
回数券が一般的な決済手段として使用されている。しか
し、現金の場合は小銭を持たずに乗ってしまって1万円
札や5千円札、時には千円札で運転手に両替や釣銭を要
求して断わられるケースが多い。また、回数券の場合は
一般的に120円券や140円券といった券の綴りに、+α分
の20円券や40円券を付けて販売している。これらの回数
券は他の運転区間を乗車するときは使いにくい欠点を持
つ。たとえば、160円区間の回数券で140円区間を乗車し
ても、20円のお釣りは運転手は返さないので、改めて14
0円分の現金を払わないといけないという乗客側に不利
な点が多かった。
さらに、整理券発行方式による料金徴収システム(前
述ののタイプ)では運転手が整理券の発行機をコント
ロールしたり、降車時には投入された運賃と整理券区間
に不正がないかどうか大変神経を使うため、本来の運転
以外の疲労が大きくなるという欠点があった。
述ののタイプ)では運転手が整理券の発行機をコント
ロールしたり、降車時には投入された運賃と整理券区間
に不正がないかどうか大変神経を使うため、本来の運転
以外の疲労が大きくなるという欠点があった。
さらに、前述のおよびのいずれの方式で料金を徴
収する場合も、各顧客ごとに決済を行なわなければなら
ず、面倒でありかつ時間がかかるという欠点もあった。
収する場合も、各顧客ごとに決済を行なわなければなら
ず、面倒でありかつ時間がかかるという欠点もあった。
また、ストアカードを用いて複数の乗車人数の料金を
徴収する場合において、ストアカードを投入した後に乗
車人数を入力し、料金を徴収する場合においては(以
下、後押し方式という)、人数を押し間違えると不要な
価値まで減算されてしまうという問題や、先客のストア
カードの処理後直ぐに人数ボタンを押すと次客が無料で
通過できてしまい、不正に利用されやすいという問題点
があった。
徴収する場合において、ストアカードを投入した後に乗
車人数を入力し、料金を徴収する場合においては(以
下、後押し方式という)、人数を押し間違えると不要な
価値まで減算されてしまうという問題や、先客のストア
カードの処理後直ぐに人数ボタンを押すと次客が無料で
通過できてしまい、不正に利用されやすいという問題点
があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、後押し方式の問題点が解消できる価値徴収
システムを提供することを目的とする。
れたもので、後押し方式の問題点が解消できる価値徴収
システムを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る、予め所定の価値が記録された記録媒
体を利用して価値の徴収を行なう価値徴収システムは、
記録媒体の有する価値を読取る手段と、価値を徴収すべ
き人数を入力する手段と、読取手段が記録媒体に記録さ
れた情報を最初に読取る前に、前記入力手段への複数人
の入力があるか否かを判断する判断手段と、判断手段
が、複数人の人数入力があることを判断し、かつ読取手
段によって記録媒体の情報が読取られた場合に、入力手
段により入力された人数に対応する価値を記録媒体から
徴収する徴収手段とを含む。
体を利用して価値の徴収を行なう価値徴収システムは、
記録媒体の有する価値を読取る手段と、価値を徴収すべ
き人数を入力する手段と、読取手段が記録媒体に記録さ
れた情報を最初に読取る前に、前記入力手段への複数人
の入力があるか否かを判断する判断手段と、判断手段
が、複数人の人数入力があることを判断し、かつ読取手
段によって記録媒体の情報が読取られた場合に、入力手
段により入力された人数に対応する価値を記録媒体から
徴収する徴収手段とを含む。
[作用] この発明においては、記録媒体の価値を使用する人数
の入力が記録媒体を最初に読取る前に行なわれるため、
後押し方式における人数の押し間違えなどの問題が生じ
ない。
の入力が記録媒体を最初に読取る前に行なわれるため、
後押し方式における人数の押し間違えなどの問題が生じ
ない。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例のバス料金徴収システム
を示す概略ブロック図である。なお、この実施例は、前
述の従来技術におけるの方式(不定額料金徴収タイ
プ)のバス料金徴収に適用されるシステムを示してい
る。図において、この実施例は、バスの後部入口に設け
られる入口側ユニット1と、前部(運転席の横)出口に
設けられる出口側ユニット2とを備える。入口側ユニッ
ト1は、第2図にその外観が示されるごとく、本体カバ
ー10の前面にカード挿入ランプ11と、カード挿入口12と
が設けられる。カード挿入ランプ11は、後部入口の扉が
開くと点滅して顧客にカードの挿入を促す役目をする。
また、本体カバー10の内部には、カード挿入口12から挿
入されたカード3に対してデータの読取/書込を行なう
ためのカードリーダ/ライタ13が設けられる。
を示す概略ブロック図である。なお、この実施例は、前
述の従来技術におけるの方式(不定額料金徴収タイ
プ)のバス料金徴収に適用されるシステムを示してい
る。図において、この実施例は、バスの後部入口に設け
られる入口側ユニット1と、前部(運転席の横)出口に
設けられる出口側ユニット2とを備える。入口側ユニッ
ト1は、第2図にその外観が示されるごとく、本体カバ
ー10の前面にカード挿入ランプ11と、カード挿入口12と
が設けられる。カード挿入ランプ11は、後部入口の扉が
開くと点滅して顧客にカードの挿入を促す役目をする。
また、本体カバー10の内部には、カード挿入口12から挿
入されたカード3に対してデータの読取/書込を行なう
ためのカードリーダ/ライタ13が設けられる。
一方、出口側ユニット2は、第3図にその外観が示さ
れるごとく、本体カバー20の前面にカード挿入ランプ21
と、カード挿入口22とが設けられ、その上面にキーボー
ド23が設けられる。また、本体カバー20の内部には、制
御部24と、カードリーダ/ライタ25と、料金テーブル26
と、売上げデータ用メモリボックス27と、プリンタ28と
が設けられる。制御部24は、たとえばマイクロコンピュ
ータによって構成され、各ブロック21,23,25〜28の動作
の制御ないしは読出/書込動作の制御を行なう。さら
に、制御部24は、伝送線4a〜4bを介して入口側ユニット
1のカード挿入ランプ11,カードリーダ/ライタ13と接
続され、これらの動作も制御する。ここで、カード挿入
ランプ21はバスの前部出口の扉が開くと点滅して顧客に
カードの挿入を促す役目をする。キーボード23は種々の
データないしは指令を制御部24に入力するために用いら
れる。カードリーダ/ライタ25は、カード挿入口22に挿
入されたカード3に対してデータの読取/書込を行なう
ために用いられる。料金テーブル26は、各停留所から停
留所への組合わせ別に料金を記憶するデータテーブルで
ある。なお、乗車停留所および降車停留所の特定は、予
め各停留所ごとに定められたロケーションコードを用い
て行なわれる。売上げデータ用メモリボックス27は、料
金の支払いが行なわれるごとに売上げ額を累積的に記憶
するものである。プリンタ28は、売上げデータ用メモリ
ボックス27に記憶された売上げ額を日報として印字出力
するものである。なお、制御部24,料金テーブル26,売上
げデータ用メモリボックス27,プリンタ28はその一部ま
たは全部が本体カバー20の外部に設けられてもよい。
れるごとく、本体カバー20の前面にカード挿入ランプ21
と、カード挿入口22とが設けられ、その上面にキーボー
ド23が設けられる。また、本体カバー20の内部には、制
御部24と、カードリーダ/ライタ25と、料金テーブル26
と、売上げデータ用メモリボックス27と、プリンタ28と
が設けられる。制御部24は、たとえばマイクロコンピュ
ータによって構成され、各ブロック21,23,25〜28の動作
の制御ないしは読出/書込動作の制御を行なう。さら
に、制御部24は、伝送線4a〜4bを介して入口側ユニット
1のカード挿入ランプ11,カードリーダ/ライタ13と接
続され、これらの動作も制御する。ここで、カード挿入
ランプ21はバスの前部出口の扉が開くと点滅して顧客に
カードの挿入を促す役目をする。キーボード23は種々の
データないしは指令を制御部24に入力するために用いら
れる。カードリーダ/ライタ25は、カード挿入口22に挿
入されたカード3に対してデータの読取/書込を行なう
ために用いられる。料金テーブル26は、各停留所から停
留所への組合わせ別に料金を記憶するデータテーブルで
ある。なお、乗車停留所および降車停留所の特定は、予
め各停留所ごとに定められたロケーションコードを用い
て行なわれる。売上げデータ用メモリボックス27は、料
金の支払いが行なわれるごとに売上げ額を累積的に記憶
するものである。プリンタ28は、売上げデータ用メモリ
ボックス27に記憶された売上げ額を日報として印字出力
するものである。なお、制御部24,料金テーブル26,売上
げデータ用メモリボックス27,プリンタ28はその一部ま
たは全部が本体カバー20の外部に設けられてもよい。
第4図は第1図および第2図に示されるキーボード23
のキー配置の一例を示す図である。図において、テンキ
ー230は、各種数値情報を入力するために用いられるも
のである。クリアキー231は、置数入力ミスの修正に用
いられるものである。取消キー232は、入力が済んでし
まったデータのキャンセルに用いられるものである。ル
ート番号キー233は、運行ルートの番号設定のために用
いられるものであり、今回はどのルートを通るかをこれ
で設定する。日報キー234は、売上げ日報の出力を指令
するために用いられるものである。降車停留所コードキ
ー235は、降車停留所のコードを入力するために用いら
れるもので、トラブル発生時などにマニュアルで対応す
るために設けられている。同様に、乗車停留所コードキ
ー236は、乗車停留所のコードを入力するために用いら
れるもので、トラブル発生時などにマニュアルで対応す
るために設けられている。小児キー237および大人キー2
38は、それぞれ、子供料金の請求時および大人料金の請
求時に用いられるものである。表示器239は、残額など
を表示するためのものである。
のキー配置の一例を示す図である。図において、テンキ
ー230は、各種数値情報を入力するために用いられるも
のである。クリアキー231は、置数入力ミスの修正に用
いられるものである。取消キー232は、入力が済んでし
まったデータのキャンセルに用いられるものである。ル
ート番号キー233は、運行ルートの番号設定のために用
いられるものであり、今回はどのルートを通るかをこれ
で設定する。日報キー234は、売上げ日報の出力を指令
するために用いられるものである。降車停留所コードキ
ー235は、降車停留所のコードを入力するために用いら
れるもので、トラブル発生時などにマニュアルで対応す
るために設けられている。同様に、乗車停留所コードキ
ー236は、乗車停留所のコードを入力するために用いら
れるもので、トラブル発生時などにマニュアルで対応す
るために設けられている。小児キー237および大人キー2
38は、それぞれ、子供料金の請求時および大人料金の請
求時に用いられるものである。表示器239は、残額など
を表示するためのものである。
第5図は上記実施例で用いられるカード(プリペイド
カード)の一例を示す図であり、ここでは磁気カードと
して構成されている。すなわち、樹脂製のカードの表面
に形成された磁気ストライプ31には、予め発行所コード
や発行日や金額等が記録されている。また、乗車時に
は、この磁気ストライプ31に乗車停留所コードがカード
リーダ/ライタ13によって記録される。このようなカー
ド3は、予め顧客がバス会社から購入するものである。
なお、本発明は、データを書換え可能なカードであれば
どのようなものでも採用可能であり、たとえばICカード
や光カードを用いてもよい。
カード)の一例を示す図であり、ここでは磁気カードと
して構成されている。すなわち、樹脂製のカードの表面
に形成された磁気ストライプ31には、予め発行所コード
や発行日や金額等が記録されている。また、乗車時に
は、この磁気ストライプ31に乗車停留所コードがカード
リーダ/ライタ13によって記録される。このようなカー
ド3は、予め顧客がバス会社から購入するものである。
なお、本発明は、データを書換え可能なカードであれば
どのようなものでも採用可能であり、たとえばICカード
や光カードを用いてもよい。
第6A図〜第6C図は上記実施例の動作を説明するための
フローチャートである。以下、これら第6A図〜第6C図を
参照して上記実施例の動作を説明する。
フローチャートである。以下、これら第6A図〜第6C図を
参照して上記実施例の動作を説明する。
バスが車庫から出て目的のルートの始発停留所に入る
と、運転手はテンキー230,ルート番号キー233を用いて
これから走る予定のルート番号を入力する(ステップS
1)。これによって、そのルートの料金表および各停留
所のロケーションコードが制御部24によって準備され
る。
と、運転手はテンキー230,ルート番号キー233を用いて
これから走る予定のルート番号を入力する(ステップS
1)。これによって、そのルートの料金表および各停留
所のロケーションコードが制御部24によって準備され
る。
その後、バス後部の入口の扉が開くと(ステップS
2)、入口側ユニット1に組込まれたカード挿入ランプ1
1が点滅し、顧客にカードの挿入を促す(ステップS
3)。顧客がカード挿入口12にカード3を購入すると
(ステップS4)、カードリーダ/ライタ13がカード3の
磁気ストライプ31に乗車停留所コードを書込む(ステッ
プS5)。書込が終了すると、カードリーダ/ライタ13は
カード3を返却し(ステップS6)、顧客がこれを抜き取
る。上記ステップS3〜S6の動作は、最後の顧客が乗車し
終わるまで繰返され、運転手が乗車完了を判断すると
(ステップS7)、入口の扉を閉める(ステップS8)。こ
れに応答して、カード挿入ランプ11が消灯する(ステッ
プS9)。
2)、入口側ユニット1に組込まれたカード挿入ランプ1
1が点滅し、顧客にカードの挿入を促す(ステップS
3)。顧客がカード挿入口12にカード3を購入すると
(ステップS4)、カードリーダ/ライタ13がカード3の
磁気ストライプ31に乗車停留所コードを書込む(ステッ
プS5)。書込が終了すると、カードリーダ/ライタ13は
カード3を返却し(ステップS6)、顧客がこれを抜き取
る。上記ステップS3〜S6の動作は、最後の顧客が乗車し
終わるまで繰返され、運転手が乗車完了を判断すると
(ステップS7)、入口の扉を閉める(ステップS8)。こ
れに応答して、カード挿入ランプ11が消灯する(ステッ
プS9)。
次に、運転手はバスを発車させ(ステップS10)、次
の停留所の案内の表示とアナウンスが行なわれる(ステ
ップS11)。その後、運転手は次の停留所での乗降客の
有無を判断し(ステップS12)、乗降客がない場合は次
の停留所を通過する旨のアナウンスをして停留所コード
を+1する(ステップS13,S14)。一方、次の停留所で
乗降客がある場合は停留所コードを+1してバスを停止
させる(ステップS15,S16)。
の停留所の案内の表示とアナウンスが行なわれる(ステ
ップS11)。その後、運転手は次の停留所での乗降客の
有無を判断し(ステップS12)、乗降客がない場合は次
の停留所を通過する旨のアナウンスをして停留所コード
を+1する(ステップS13,S14)。一方、次の停留所で
乗降客がある場合は停留所コードを+1してバスを停止
させる(ステップS15,S16)。
バスが停止すると、バス前部の出口の扉を開き(第6B
図のステップS17)、これに応答して出口側ユニット2
のカード挿入ランプ21が点滅する(ステップS18)。こ
れによってカード挿入口22へのカードの挿入が促される
が、カードが挿入される前に料金の種別の選択と人数の
入力とが行なわれる。すなわち、運転手は降車客が大人
か子供かを判断し(ステップS19)、その後、一人か複
数人かを判断する(ステップS20,S23)。そして、子供
で複数人の場合は、テンキー230で人数を置数した後
(ステップS21)、小児キー237を押下する(ステップS2
2)。また、子供で一人の場合は、人数を入力すること
なく小児キー237を押下する(ステップS22)。
図のステップS17)、これに応答して出口側ユニット2
のカード挿入ランプ21が点滅する(ステップS18)。こ
れによってカード挿入口22へのカードの挿入が促される
が、カードが挿入される前に料金の種別の選択と人数の
入力とが行なわれる。すなわち、運転手は降車客が大人
か子供かを判断し(ステップS19)、その後、一人か複
数人かを判断する(ステップS20,S23)。そして、子供
で複数人の場合は、テンキー230で人数を置数した後
(ステップS21)、小児キー237を押下する(ステップS2
2)。また、子供で一人の場合は、人数を入力すること
なく小児キー237を押下する(ステップS22)。
一方、大人で複数人の場合は、人数を置数した後(ス
テップS24)、大人キー238を押下する(ステップS2
5)。なお、大人で一人というケースは最も多いケース
なので、何のキー操作も行なわずに単にカードを挿入す
ればよい構成となっており、これによってキー操作の簡
略化を図っている。
テップS24)、大人キー238を押下する(ステップS2
5)。なお、大人で一人というケースは最も多いケース
なので、何のキー操作も行なわずに単にカードを挿入す
ればよい構成となっており、これによってキー操作の簡
略化を図っている。
次に、降車客がカード3をカード挿入口12に挿入する
と(第6C図のステップS26)、カードリーダ/ライタ25
はカード3の磁気ストライプ31から乗車時に記録された
乗車停留所のコードを読取る(ステップS27)。続い
て、制御部24は今停止している停留所のコードを発生
し、上記カード3から読取られた乗車停留所のコードと
ともに料金テーブル26を参照して該当の料金を読出す
(ステップS28)。次に、制御部24は料金テーブル26か
ら読出した料金とキー操作によって指定された人数とを
乗算し(ステップS29)、カード3から決済すべき料金
を演算する。
と(第6C図のステップS26)、カードリーダ/ライタ25
はカード3の磁気ストライプ31から乗車時に記録された
乗車停留所のコードを読取る(ステップS27)。続い
て、制御部24は今停止している停留所のコードを発生
し、上記カード3から読取られた乗車停留所のコードと
ともに料金テーブル26を参照して該当の料金を読出す
(ステップS28)。次に、制御部24は料金テーブル26か
ら読出した料金とキー操作によって指定された人数とを
乗算し(ステップS29)、カード3から決済すべき料金
を演算する。
上記のようにこの発明においては、複数の乗客の処理
をする場合においては、人数を置数した後に(S21,S2
4)、カードの挿入が行なわれる(S26)ため、カード投
入前に通過人数が入力されるという、先押し方式になっ
ている。その後、この演算された料金を減算するように
カード3の磁気ストライプ31に記録された金額を書換え
(ステップS30)、売上げデータ用メモリ27に上記料金
を加算して更新する(ステップS31)。続いて、カード
3の残高を表示器239に表示して(ステップS32)、カー
ド3を返却する(ステップS33)。
をする場合においては、人数を置数した後に(S21,S2
4)、カードの挿入が行なわれる(S26)ため、カード投
入前に通過人数が入力されるという、先押し方式になっ
ている。その後、この演算された料金を減算するように
カード3の磁気ストライプ31に記録された金額を書換え
(ステップS30)、売上げデータ用メモリ27に上記料金
を加算して更新する(ステップS31)。続いて、カード
3の残高を表示器239に表示して(ステップS32)、カー
ド3を返却する(ステップS33)。
以後、ステップS18〜S34の動作が、最後の降車客の降
車が終了するまで繰返され、運転手が降車完了を判断す
ると(ステップS34)、出口の扉を閉める(ステップS3
5)。これに応答して、カード挿入ランプ21が消灯する
(ステップS36)。なお、ステップS17〜S36の動作中、
入口側ユニット1では、前述のステップS2〜S9の動作が
並列して行なわれている。
車が終了するまで繰返され、運転手が降車完了を判断す
ると(ステップS34)、出口の扉を閉める(ステップS3
5)。これに応答して、カード挿入ランプ21が消灯する
(ステップS36)。なお、ステップS17〜S36の動作中、
入口側ユニット1では、前述のステップS2〜S9の動作が
並列して行なわれている。
以上の動作(ステップS10〜S36の動作およびステップ
S17〜S36と並列的に行なわれるステップS2〜S9の動作)
が終点に到着するまで繰返して行なわれる。終点に来る
と(ステップS37)、日報キー234を押下し(ステップS3
8)、これに応答して売上げデータ用メモリ27から売上
げデータが読出されてプリンタ28によってそのルートの
運転営業日報が印字出力される(ステップS30)。日報
が出力されると、売上げデータ用メモリ27はリセットさ
れ(ステップS40)、動作が終了する。
S17〜S36と並列的に行なわれるステップS2〜S9の動作)
が終点に到着するまで繰返して行なわれる。終点に来る
と(ステップS37)、日報キー234を押下し(ステップS3
8)、これに応答して売上げデータ用メモリ27から売上
げデータが読出されてプリンタ28によってそのルートの
運転営業日報が印字出力される(ステップS30)。日報
が出力されると、売上げデータ用メモリ27はリセットさ
れ(ステップS40)、動作が終了する。
なお、前述したごとく、上記実施例は従来技術のの
タイプ(不定額料金徴収タイプ)に適用されるものであ
るが、極めて簡単な変更により従来技術ののタイプ
(一定額料金徴収タイプ)にも適用できることは明白で
ある。すなわち、入口側ユニット1を省略し、料金テー
ブル26に代えて一定額の料金(大人用料金および子供用
料金)を設定記憶する設定記憶手段(たとえばレジス
タ)を設ければよい。この場合、キーボード23からキー
入力された大人,小児の別および人数に応じて対応の料
金と人数から決済額が演算される。
タイプ(不定額料金徴収タイプ)に適用されるものであ
るが、極めて簡単な変更により従来技術ののタイプ
(一定額料金徴収タイプ)にも適用できることは明白で
ある。すなわち、入口側ユニット1を省略し、料金テー
ブル26に代えて一定額の料金(大人用料金および子供用
料金)を設定記憶する設定記憶手段(たとえばレジス
タ)を設ければよい。この場合、キーボード23からキー
入力された大人,小児の別および人数に応じて対応の料
金と人数から決済額が演算される。
また、上記実施例は、バスの料金を徴収するシステム
について説明したが、この発明はこれに限定されること
はなく、たとえば船や航空機の料金徴収システム,レジ
ャーランドの乗物の料金徴収システム,高速道路の料金
徴収システムにも適用することができる。
について説明したが、この発明はこれに限定されること
はなく、たとえば船や航空機の料金徴収システム,レジ
ャーランドの乗物の料金徴収システム,高速道路の料金
徴収システムにも適用することができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、釣銭のやりとりが
全く不要となるため、顧客にとっては釣銭を気にするこ
となく乗車もしくは入場することができ、料金を徴収す
る者にとっては釣銭処理に伴なう負担を軽減することが
できる。また、この発明では、複数人数の決済を一括し
て行なえるので、従来のように顧客ごとに決済を行なう
ものに比べて、迅速な料金徴収が行なえる。さらに、カ
ード投入前に通過人数を入力するため、従来の後押し方
式の問題点が解消される。
全く不要となるため、顧客にとっては釣銭を気にするこ
となく乗車もしくは入場することができ、料金を徴収す
る者にとっては釣銭処理に伴なう負担を軽減することが
できる。また、この発明では、複数人数の決済を一括し
て行なえるので、従来のように顧客ごとに決済を行なう
ものに比べて、迅速な料金徴収が行なえる。さらに、カ
ード投入前に通過人数を入力するため、従来の後押し方
式の問題点が解消される。
第1図はこの発明の一実施例のバス料金徴収システムを
示す概略ブロック図である。第2図は第1図に示す入口
側ユニット1の外観斜視図である。第3図は第1図に示
す出口側ユニット2の外観斜視図である。第4図は第1
図および第3図に示すキーボード23のキー配置の一例を
示す図である。第5図はこの発明で用いるプリペイドカ
ードの一例を示す図である。第6A図〜第6C図は第1図の
実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 図において、1は入口側ユニット、11はカード挿入ラン
プ、13はカードリーダ/ライタ、2は出口側ユニット、
21はカード挿入ランプ、23はキーボード、24は制御部、
25はカードリーダ/ライタ、26は料金テーブル、27は売
上げデータ用メモリボックス、28はプリンタ、230はテ
ンキー、233はルート番号キー、234は日報キー、235は
降車停留所コードキー、236は乗車停留所コードキー、2
37は小児キー、238は大人キー、239は表示器を示す。
示す概略ブロック図である。第2図は第1図に示す入口
側ユニット1の外観斜視図である。第3図は第1図に示
す出口側ユニット2の外観斜視図である。第4図は第1
図および第3図に示すキーボード23のキー配置の一例を
示す図である。第5図はこの発明で用いるプリペイドカ
ードの一例を示す図である。第6A図〜第6C図は第1図の
実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 図において、1は入口側ユニット、11はカード挿入ラン
プ、13はカードリーダ/ライタ、2は出口側ユニット、
21はカード挿入ランプ、23はキーボード、24は制御部、
25はカードリーダ/ライタ、26は料金テーブル、27は売
上げデータ用メモリボックス、28はプリンタ、230はテ
ンキー、233はルート番号キー、234は日報キー、235は
降車停留所コードキー、236は乗車停留所コードキー、2
37は小児キー、238は大人キー、239は表示器を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】予め所定の価値が記録された記録媒体を利
用して価値の徴収を行なう価値徴収システムであって、 前記記録媒体の有する価値を読取る手段と、 前記価値を徴収すべき人数を入力する手段と、 前記読取手段が前記記録媒体に記録された価値情報を最
初に読取る前に、前記入力手段への複数人の人数入力が
あるか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段が複数人の入力があることを判断し、かつ
前記読取手段が前記記録媒体の価値情報を読取った場合
に、前記入力手段により入力された人数に対応する価値
を前記記録媒体から徴収する徴収手段とを含む、価値徴
収システム。 - 【請求項2】前記価値徴収システムは、乗車区間長に応
じて増減するバス料金を徴収するシステムを含み、 前記価値徴収システムは、バスの入口側に設けられた入
口側読出/書込手段と、バスの出口側に設けられた出口
側読出/書込手段とを含み、当該入口側読出/書込手段
は顧客の乗車時に乗車停留所のコードを前記記録媒体に
記録し、当該出口側読出/書込手段は顧客の降車時に前
記記録媒体から前記乗車停留所のコードを読取り、 前記演算手段は、前記出口側読出手段によって読取られ
た乗車停留所コードと現在停車中の停留所のコードとに
基づいて、前記記録媒体から対応の区間長の人数に応じ
た料金に対応する利用価値を演算する、特許請求の範囲
第1項記載の価値徴収システム。 - 【請求項3】前記価値徴収システムは乗車区間にかかわ
らず一定のバス料金を徴収するシステムを含み、 前記読出/書込手段は、料金の支払いを行なうバスの入
口もしくは出口に設けられており、 前記記録媒体は、前記一定のバス料金を記憶している、
特許請求の範囲第1項記載の価値徴収システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700587A JP2535865B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 価値徴収システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2700587A JP2535865B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 価値徴収システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63195787A JPS63195787A (ja) | 1988-08-12 |
JP2535865B2 true JP2535865B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=12209005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2700587A Expired - Lifetime JP2535865B2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | 価値徴収システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2535865B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01116868U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-07 | ||
JP2566333B2 (ja) * | 1990-04-19 | 1996-12-25 | 株式会社テック | 商品販売データ処理装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5062498A (ja) * | 1973-10-03 | 1975-05-28 | ||
JPS5461998A (en) * | 1977-10-27 | 1979-05-18 | Takamisawa Cybernetics | Automatic ticket vending machine |
JPH0668786B2 (ja) * | 1985-03-12 | 1994-08-31 | オムロン株式会社 | 自動改札機 |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP2700587A patent/JP2535865B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63195787A (ja) | 1988-08-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |