JP2533521Y2 - 屋根パネル - Google Patents

屋根パネル

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JP2533521Y2
JP2533521Y2 JP1991058200U JP5820091U JP2533521Y2 JP 2533521 Y2 JP2533521 Y2 JP 2533521Y2 JP 1991058200 U JP1991058200 U JP 1991058200U JP 5820091 U JP5820091 U JP 5820091U JP 2533521 Y2 JP2533521 Y2 JP 2533521Y2
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tile
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章洋 藤原
健也 近藤
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、屋根パネルに関し、詳
しくは屋根面からの採光をおこなう構成の施工性を大幅
に高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根面からの採光をおこなうの
に、屋根面に形成した天窓からおこなうのであり、その
天窓の施工をおこなうのに、垂木や母屋の上に野地板を
敷設し、野地板に開口を形成し、この開口において強度
を備えた枠体の施工を補強枠にて支持しながらおこな
い、そしてこのような天窓枠体にガラス窓のような透光
窓を施工するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のものにおいては、屋根下地において開口を形成す
るとともにその開口を補強枠にて補強し、開口枠にガラ
ス窓を施工する施工性がきわめて悪いという問題があっ
た。本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、屋根面において採光をお
こなう構成の施工性を大幅に向上させることができる屋
根パネルを提供しようとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、基材1の略全
表面に設けられた下地板4に複数枚の瓦材2が葺設され
た屋根パネルであって、軒側の瓦材2の棟側部に、棟
側の瓦材2の軒側を重ねて複数枚の瓦材2,2,2を順
次葺設し、各々の瓦材2,2,2の横幅(妻方向の長
さ)を下地板4の横幅(妻方向の長さ)に略等しくし
て、瓦材2の一側部を下地板4より突出して形成された
重ね部6を設けるとともに、瓦材2が葺設されない下地
板4の他端部を露出し、かつ下地板4に形成された開口
3には、透光性材料製の瓦材2a,2a,2aを葺設し
て成るものである。
【0005】
【作用】このように、基材1の略全表面に設けられた下
地板4に複数枚の瓦材2が葺設された屋根パネルであ
って、軒側の瓦材2の棟側部に、棟側の瓦材2の軒側を
重ねて複数枚の瓦材2,2,2を順次葺設し、各々の瓦
材2,2,2の横幅(妻方向の長さ)を下地板4の横幅
(妻方向の長さ)に略等しくして、瓦材2の一側部を下
地板4より突出して形成された重ね部6を設けるととも
に、瓦材2が葺設されない下地板4の他端部を露出し、
かつ下地板4に形成された開口3には、透光性材料製の
瓦材2a,2a,2aを葺設することによって、下地板
4に形成された採光部となる開口3に葺設される瓦材2
aも、他の瓦材2と同様の要領で葺設できる。そのため
に採光部の端部の納めの作業を、屋根パネルAの設置作
業と同時におこなうことができてその施工性を大幅に高
め、しかも屋根パネルA全体の外観的体裁を良好に仕上
げることかできる。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。屋根パネルAは棟から軒に至る長さにしてあるが、
その長さは短くしてもよいものである。そして屋根パネ
ルAは枠材が枠組みされた基材1としてのパネル枠14
の上面に下地板4としての面板4aを貼着し、面板4a
の上に瓦材2を葺設したものである。瓦材2の葺設は、
軒側の瓦材2の棟側部に棟側の瓦材2の軒側を重ねて葺
設する通常の葺設形態のものである。そして瓦材2の横
幅(妻方向の長さ)は面板4aの横幅に略等しくて、瓦
材2の一側部を面板4aよりも突出させて、重ね部6が
形成され、そして瓦材2が葺設されない面板4aの他端
部は露出し、この箇所に水切りシート5が敷設されてい
る。開口3の周部には枠材7が嵌められて仕舞いがなさ
れている。しかして、屋根パネルAの重ね部6が隣接の
屋根パネルAの水切りシート5の上に重ねられて、屋根
パネルA、Aが妻方向に一部が重ねられて屋根パネルA
が垂木や母屋の構造材となって屋根面に施工されるもの
である。
【0007】そして、下地板4に透光用の開口3を形成
してある。この開口3の上に葺設される瓦材2aを透光
性材料にて形成してある。開口3の下部にはロールブラ
インドなどの開閉手段8を設けて、開口3からの日光の
照射を遮るようにしてある。このように、下地板4に透
光用の開口3を形成するとともにこの開口3に葺設され
る瓦材2aを透光性材料にて形成することで、屋根パネ
ルAを施工する下地板4の開口3を形成しておき、この
開口3に透光性材料の瓦材2aを葺設することで、屋根
面から透光をおこなうための構成の施工がおこなえ、屋
根面から透光をおこなうための構成の施工性を大幅に向
上させるものである。
【0008】
【考案の効果】考案は、軒側の瓦材の棟側部に、棟側
の瓦材の軒側を重ねて複数枚の瓦材を順次葺設し、各々
の瓦材の横幅を下地板の横幅に略等しくして、瓦材の一
側部を下地板より突出して形成された重ね部を設けると
ともに、瓦材が葺設されない下地板の他端部を露出し、
かつ下地板に形成された開口には、透光性材料製の瓦材
を葺設して成るものであるから、採光部の端部の納めの
作業を、屋根パネルの設置作業と同時におこなうことが
できてその施工性を大幅に高め、しかも屋根パネル全体
の外観的体裁を良好に仕上げることかできるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本考案の一実施例の平面図、断
面図、(c)は下地板の平面図である。
【図2】(a)(b)は同上の全体斜視図、接続状態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 基材 2 瓦材2a 透光性材料製の瓦材 3 開口 4 下地板 重ね部 屋根パネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の略全表面に設けられた下地板に複
    数枚の瓦材が葺設された屋根パネルであって、軒側の瓦
    材の棟側部に、棟側の瓦材の軒側を重ねて複数枚の瓦材
    を順次葺設し、各々の瓦材の横幅を下地板の横幅に略等
    しくして、瓦材の一側部を下地板より突出して形成され
    た重ね部を設けるとともに、瓦材が葺設されない下地板
    の他端部を露出し、かつ下地板に形成された開口には、
    透光性材料製の瓦材を葺設して成る屋根パネル。
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JPS6040462A (ja) * 1983-08-16 1985-03-02 三晃金属工業株式会社 採光外囲体

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