JP2531283B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2531283B2
JP2531283B2 JP2009077A JP907790A JP2531283B2 JP 2531283 B2 JP2531283 B2 JP 2531283B2 JP 2009077 A JP2009077 A JP 2009077A JP 907790 A JP907790 A JP 907790A JP 2531283 B2 JP2531283 B2 JP 2531283B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only
    • G10H1/055Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only by switches with variable impedance elements
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/002Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs using a common processing for different operations or calculations, and a set of microinstructions (programme) to control the sequence thereof
    • GPHYSICS
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    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2220/00Input/output interfacing specifically adapted for electrophonic musical tools or instruments
    • G10H2220/155User input interfaces for electrophonic musical instruments
    • G10H2220/315User input interfaces for electrophonic musical instruments for joystick-like proportional control of musical input; Videogame input devices used for musical input or control, e.g. gamepad, joysticks

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Description

【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」 この発明は、音量あるいは音色等が時間的に変化する
楽音を発生することができる電子楽器に関する。 「従来の技術」 各種操作子を備え、これらの操作子を操作することに
より、ボリューム、音色、残響効果、ピッチベンド、さ
らに音像定位等を所望の状態に設定することができ、多
彩な演奏を行うことが可能な電子楽器が知られている。 「発明が解決しようとする課題」 ところで、従来の電子楽器は、演奏前あるいは演奏
中、必要に応じて音色等のパラメータを変更することが
できるが、頻繁にパラメータを変更することが難しい。
このため、例えば鍵盤楽器の場合、押鍵したキーの楽音
に変化を与えるといった操作が難しく、時間的変化に富
んだ楽音を発生することが困難であるという問題があっ
た。 この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであ
り、鍵盤操作等によって発音する楽音に対し、所望の時
間的変化を与えることができる電子楽器を提供すること
を目的としている。 「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明は、所望の楽音の発音を指示する
発音操作子と、前記発音操作子の操作に応答して楽音信
号を発生する楽音発生手段と、楽音パラメータを入力す
るパラメータ操作子と、記憶手段と、動作モードを設定
するモード設定手段と、前記動作モードが記録モードで
ある場合、前記パラメータ操作子の操作に応じた楽音パ
ラメータおよび前記パラメータ操作子の操作タイミング
を示す時間情報を順次前記記憶手段に書き込む書込手段
と、前記動作モードが再生モードである場合、前記発音
操作子が操作される毎に、前記記憶手段に記憶された楽
音パラメータを前記記憶手段の先頭に記憶された楽音パ
ラメータから前記時間情報に基づき順次読み出す読出手
段と、この読出手段で読み出された楽音パラメータに基
づき前記楽音発生手段で発生される楽音信号の特性を制
御する制御手段とを具備することを特徴としている。 また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子楽
器において、前記書込手段は、前記発音操作子が操作さ
れたことを以て、前記記録モードにおける前記楽音パラ
メータおよび前記時間情報の書込を開始するものである
ことを特徴としている。 また、請求項3記載の発明は、請求項1乃至2のいず
れか1項に記載の電子楽器において、前記書込手段で前
記時間情報を生成する際のサンプリング周期と前記読出
手段で前記時間情報に基づき前記パラメータ情報を読み
出す際のサンプリング周期とを異ならせることを可能に
したことを特徴としている。 また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいず
れか1項に記載の電子楽器において、前記モード設定手
段は、記録モードおよび再生モードに加えてマニュアル
モードを設定可能であり、前記制御手段は、再生モード
の場合、前記読出手段で設定された楽音パラメータに基
づき前記楽音発生手段で発生される楽音信号の特性を制
御し、前記動作モードがマニュアルモードである場合、
前記楽音発生手段で発生される楽音信号の特性を前記パ
ラメータ操作子の操作に応じて制御するものであること
を特徴としている。 また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいず
れか1項に記載の電子楽器において、さらに、前記記憶
手段に記憶された楽音パラメータおよび時間情報を任意
に修正するエディット手段を具備することを特徴として
いる。 また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいず
れか1項に記載の電子楽器において、前記制御手段は、
前記読出手段で順次読み出される楽音パラメータを補間
し、該補間された楽音パラメータに基づき前記楽音発生
手段で発生される楽音信号の特性を制御するものである
ことを特徴としている。 「作用」 上記各請求項記載の発明によれば、記録モード時に、
書込手段によってパラメータ操作子の操作に応じた楽音
パラメータおよびパラメータ操作子の操作タイミングを
示す時間情報が順次前記記憶手段に書き込まれる。そし
て、再生モード時に、読出手段によって発音操作子が操
作される毎に記憶手段に記憶された楽音パラメータが記
憶手段の先頭に記憶された楽音パラメータから時間情報
に基づき順次読み出され、この読出手段で読み出された
楽音パラメータに基づき制御手段によって楽音発生手段
で発生される楽音信号の特性が制御される。 「実施例」 以下、図面を参照し、本発明の一実施例を説明する。 《実施例の構成》 第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の構成を
示すブロック図である。同図において、1はこの電子楽
器全体を制御するCPU(中央処理ユニット)である。2
はCPU1によって実行される各種プログラムを記憶したプ
ログラムメモリであり、ROM(リードオンリメモリ)に
よって実現されている。また、WMはRAM(ランダムアク
セスメモリ)によるワークメモリであり、CPU1によって
制御用の各種レジスタ群あるいはフラグ群として使用さ
れる。3は操作パネルである。第2図は操作パネル3に
配備された各種スイッチおよび表示器を示したものであ
る。 4は操作情報を記憶する演奏メモリであり、RAMによ
って実現されている。5は図示しない鍵盤に接続される
鍵盤回路であり、鍵盤における押鍵および離鍵を検出す
る検出部を有する。6はジョイスティック操作部であ
り、図示しないジョイスティックのX,Y各方向の操作量
に応じたアナログ信号を発生するジョイスティック回
路、および各アナログ信号を6ビット(00H〜3FH)のデ
ジタルの操作情報に変換するA/D(アナログ/デジタ
ル)変換器を有する。 7は第4図に例示する変換テーブルを記憶したROMで
ある。この電子楽器は4系列の音源を同時に駆動して幅
のある楽音を発生することができ、ジョイスティックの
操作により、各系列のボリュームを各々設定することが
できる。例えば、第3図において、XY座標中に斜線で示
した領域は、ジョイスティックの操作可能位置の範囲を
示しており、中央の“×”印は全く操作していない場合
におけるジョイスティックの位置を示している。この電
子楽器によれば、第3図において、ジョイスティックを
上方に倒した場合は第1系列の楽音が強調され、右側に
倒した場合は第2系列の楽音が強調され、下方に倒した
場合は第3系列の楽音が強調され、左側に倒した場合は
第4系列の楽音が強調される。第4図に例示する変換テ
ーブルは、ジョイスティックの操作量に応じた操作情報
をdBを単位とするボリューム情報に変換する際に用いら
れる。 8はトーンジェネレータであり、各々が前述の4系列
の音源を有してなる発音チャネルを16個備えている。ト
ーンジェネレータ8よって形成される楽音信号はサウン
ドシステムに送られ、楽音として出力される。これらの
各要素はバスBを介し、相互に接続されている。9は所
定時間(本実施例の場合、10ms)毎にCPU1に割り込み信
号を供給するタイマ発生器である。 次に第2図を参照し、操作パネル2に配備された各種
スイッチおよび表示器を説明する。 この電子楽器は、ジョイスティックの操作情報をイベ
ントとして演奏メモリ4へ記録する記録モード、演奏メ
モリ4へ記録されたイベントを自動的に読み出し、該読
み出しイベントに従ってトーンジェネレータの各系列の
ボリューム制御を行う再生モード、ジョイスティックの
操作情報の記録および再生を全く行わず、通常の電子楽
器として動作するマニュアルスティックモード、演奏メ
モリ4に記憶されたイベントの変更を行うエディットモ
ードの4種の動作モードで動作する。 SW1〜SW3はこれらのモード切換を指示するために用い
られるスイッチであり、SW1は再生モードへの切換を指
示するプレイスイッチ、SW2は記録モードへの切換を指
示するレコードスイッチ、SW3はエディットモードへの
切換を指示するエディットスイッチである。また、SW4
は、エディットモード時、所望のパラメータの所定のレ
ジスタおよび演奏メモリ4への書込を指示するセットス
イッチである。SW5はエディットモード中に処理対象た
る時間情報の種類の切換を指示するタイムモードスイッ
チである。SW6は移調の際のキーコードのシフト量の設
定を行う場合に用いられる移調スイッチ、SW7は音色番
号を変更する際に用いられる音色スイッチである。ま
た、#Uはエディットモードにおいて処理対象たるイベ
ントのアドレスを先頭アドレス側に進めることを指示す
るためのアップスイッチ、#Dは処理対象のアドレスを
後退させることを指示するダウンスイッチである。さら
に操作パネル3には音色番号等の数値入力用のテンキー
#0〜#9、および加算キー#A、減算キー#Sが設け
られている。 DISP1はLCD(液晶表示素子)による表示部である。こ
の表示部DISP1の表示領域AR1にはサンプリング周期(後
述)がms単位で表示され、表示領域AR2には現在処理中
のイベントが演奏メモリにおける先頭から第何番目のイ
ベントであるか示すイベントアドレスが表示され、表示
領域AR3およびAR4にはジョイスティックのX方向および
Y方向の操作情報が表示される。また、表示領域AR5に
はデューレーション(後述)が表示される。DISP2は7
セグメントLED(発光ダイオード)による表示部であ
り、音色番号等のパラメータを表示する。LE1〜LE3はモ
ード表示等に用いられるLEDランプである。 次に第5図を参照し、演奏メモリ4におけるイベント
の記憶態様について説明する。演奏メモリ4は1記憶番
地当たり1バイトの容量を有しており、1バイト単位で
のアクセスが可能である。演奏メモリ4の第0番地の下
位4ビットには、記録モード時にジョイスティックの操
作情報を取り込む周期、すなわち、前述のサンプリング
周期を指定する情報が記憶される。この電子楽器ではタ
イマ発生器9から10ms周期で発生される割り込み信号に
基づいて時間管理を行っている。従って、サンプリング
周期等、時間を指定するすべての情報は、10msを単位と
する整数で表現される。サンプリング周期は10ms〜160m
sの範囲内で10ms精度で設定することができ、サンプリ
ング時間10ms〜160msに対応した数値情報「0」〜「1
5」が演奏メモリ4の第0番地に記憶される。 第1番地以降はイベントの記憶領域であり、連続した
3バイト(3物理アドレス)の記憶領域に、1個のイベ
ントに対応する各情報が記憶される。すなわち、第1バ
イトには当該イベントから後続のイベントまでのインタ
ーバル時間を指定するデュレーション情報、第2バイト
にはジョイスティックのX方向の操作情報、第3バイト
にはジョイスティックのY方向の操作情報が各々記憶さ
れる。そして、演奏メモリ4の第1番地以降は、3バイ
ト毎にイベントアドレスが設定されており、このイベン
トアドレスを指定することによってイベントの記録/再
生が行われる。 デュレーション情報としては、インターバル時間がサ
ンプリング周期の何倍であるかを示す整数情報が記憶さ
れる。すなわち、デュレーション情報として「1」〜
「253」が設定されていることは、各々、インターバル
時間として1サンプリング周期〜253サンプリング周期
が設定されていることを意味する。ただし、デュレーシ
ョンとして整数情報「254」が設定されている場合、こ
の情報「254」はインターバル時間を意味せず、当該イ
ベントから先頭イベントに戻って、先頭イベントから当
該イベントまでを繰り返し再生を行うリピート再生の実
行指示を意味する。また、デユレーション情報として整
数情報「255」が設定されている場合、当該イベントが
最終イベントであることを意味する。なお、整数情報
「0」は意味がなく、デュレーション情報として使用さ
れない。 この電子楽器では、再生モード時、デュレーション情
報相当のインターバル時間が経過する毎に演奏メモリ4
から新たなイベントが読み出され、該読出イベントにお
けるジョイスティックの操作情報に応じてトーンジェネ
レータ8における各系列のボリューム制御が行われる。
しかし、インターバル時間が経過した時点でのみボリュ
ームを切り換える方式だと、インターバル時間が長い場
合に、ボリュームの時間的変化が階段状となって楽音に
違和感を生じる。そこで、1個のイベントを再生してか
ら次のイベントを再生するまでの期間、これら連続する
2個のイベントを用いて、各時点において適用すべきジ
ョイスティックの操作情報の補間処理を行い、該補間処
理結果に基づいてボリューム制御を行うようにしてい
る。例えば、サンプリング周期が60ms、デュレーション
が「4」の場合、第6図に示すように、連続した2個の
イベントに対応した操作情報(TC=4および0の位置の
実線矢印)を用いて直線補間が行われ、サンプリング周
期毎に当該時点において適用すべき操作情報(破線矢
印)が求められる。なお、この補間処理については後述
する。 次にワークメモリWMに設定される各種レジスタ、フラ
グ類を列挙して説明する。 ◇ジョイスティック操作量レジスタADx,ADyレジスタADx
にはジョイスティック操作部6のA/D変換器から出力さ
れるジョイスティックのX方向の操作情報が取り込ま
れ、レジスタADyにはY方向の操作情報が取り込まれ
る。 ◇イベントアドレスレジスタADRS このレジスタADRSには、各動作モードにおいて処理され
るイベントのイベントアドレスが記憶される。 ◇再生イベントアドレスレジスタADRSB(ch)(ch=1
〜16) これらの各レジスタADRSB(ch)(ch=1〜16)に
は、再生モード時、次回、各発音チャネル(チャネル番
号ch=1〜16)に割り当てようとするイベントのイベン
トアドレスが記憶される。 ◇発音割当レジスタASS このレジスタASSには、当該時点において発音を割り
当てる発音チャネルのチャネル番号が記憶される。 ◇デュレーションレジスタDUR このレジスタDURには、演奏メモリ7から読み出され
たデユレーション情報が記憶される。 ◇アドレスポインタレジスタEDPNT このレジスタは演奏メモリ7の記憶情報を1バイト単
位でアクセスする場合のアドレスを記憶するレジスタと
して使用される。 ◇数値入力レジスタIN このレジスタINには、テンキー操作によって入力され
る数値情報が記憶される。 ◇キーコードレジスタKCB(ch)(ch=1〜16) これらのレジスタKCB(ch)(ch=1〜16)には、各
発音チャネル(チャネル番号ch=1〜16)において発音
するキーコードが記憶される。 ◇キーオンレジスタKONB(ch)(ch=1〜16) これらのレジスタKONB(ch)(ch=1〜16)には、各
発音チャネルが発音中(=“1")か否(=“0")かを示
す符号が記憶される。 ◇系列指定レジスタLEDFLG このレジスタLEDFLGには、ジョイスティックを倒し込
むことによって指定される音源系列の番号(1〜4)が
設定される。 ◇モードレジスタMD このレジスタMDには下記に示すように動作モードを示
す情報が設定される。 MD=0 マニュアルスティックモード MD=1 再生モード MD=2 記録モード MD=3 エディットモード ◇テンキー利用目的フラグMD10、MDTM テンキー操作によって入力される数値は、下記に示す
ように、フラグMD10によって指定される用途に使用され
る。 MD10=“0" 音色番号として使用 MD10=“1" 移調の際のシフト量として使用 また、エディットモードの場合は、テンキー入力され
た数値は、下記に示すように、フラグMDTMによって用途
が決定される。 MDTM=“0" デュレーション設定 MTDM=“1" サンプリング周期設定 ◇割当解除レジスタOFF このレジスタOFFには、発音を停止する発音チャネル
の番号が設定される。 ◇シフト量レジスタSFT(i)(i=1〜4) これらのレジスタSFT(i)(i=1〜4)には第1
系列から第4系列までの各系列におけるシフト量(移調
の際にシフトすべきキーコードであり、−24〜24の範囲
の整数)が設定される。 ◇サンプリング周期レジスタSMP このレジスタSMPには、サンプリング周期を指定する
「1」〜「16」の範囲の整数情報が設定される。この場
合、整数情報「1」は10msに対応している。 ◇サンプリング周期カウントレジスタSMPCNT このレジスタSMPCNTは、タイマ発生器9から割り込み
信号が供給される毎に減算され、サンプリング周期を検
出するために使用される。 ◇チャネルタイマレジスタTCB(ch)(ch=1〜16) これらのレジスタTCB(ch)(ch=1〜16)には、各
々対応する発音チャネルに、次回のイベントを適用する
までの残り時間に相当する情報が記憶される。 ◇カレントタイマレジスタTC このレジスタTCは、デュレーション情報に相当する時
間を計時するために使用される。 ◇各イベント用カレントタイマレジスタTS(ch)(ch=
1〜16) このレジスタTS(ch)には、各発音チャネルに適用中
のイベントのデュレーション情報が記憶される。 ◇デュレーション仮レジスタTDUR このレジスタTDURには、レジスタDURの内容がセット
される。 ◇サンプリング周期仮レジスタTSMP このレジスタTSMPには、レジスタSMPの内容がセット
される。 ◇音色番号レジスタTONE(i)(i=1〜4) このレジスタTONE(i)(i=1〜4)には各々対応
する系列の音色を指定する音色番号(0〜99)が設定さ
れる。 ◇再生操作情報レジスタVCx、VCy これらのレジスタVCxおよびVCyには、ジョイスティッ
クのX方向およびY方向の操作情報がセットされ、これ
らセットされた各情報に従って各系列のボリューム制御
が行われる。 ◇再生済操作情報レジスタVOx(ch)(ch=1〜16)、V
Oy(ch)(ch=1〜16)} レジスタVOx(ch)およびVOy(ch)には、発音チャネ
ルchの第1系列〜第4系列のボリューム設定に現在使用
中のX方向およびY方向の操作情報が記憶される。 ◇次回再生操作情報レジスタVNx(ch)(ch=1〜1
6)、VNy(ch)(ch=1〜16)} レジスタVNx(ch)およびVNy(ch)には、次回発音チ
ャネルchの第1系列〜第4系列のボリューム設定に使用
するX方向およびY方向の操作情報が記憶される。 ◇ボリューム制御情報レジスタV1〜V4 これらのレジスタV1〜V4には、第1系列〜第4系列の
ボリュームを制御する情報が記憶される。 《実施例の動作》 以下、第7図〜第24図のフローチャートを参照し、こ
の電子楽器の動作を説明する。この電子楽器の電源が投
入されると、CPU1は第7図に示すメインルーチンを起動
し、ステップS1に進んで初期化処理を行う。この初期化
処理によって、サンプリング周期レジスタSMPおよびサ
ンプリング周期仮レジスタTSMPには「1」が設定され、
演奏メモリ7の第0番地にはサンプリング周期20msに対
応した情報「1」が書き込まれる。また、他のレジス
タ、フラグ類はすべてクリアされる。 次にステップS2に進むと、第8図に示すプレイスイッ
チ処理ルーチンに進み、そのステップS101においてスイ
ッチSW1のオンイベントが検出されたか否かを判断し、
「NO」の場合はメインルーチンに戻り、ステップS3に進
む。ステップ3以降の各ステップにおいても、ステップ
S2の場合と同様、各種操作子の処理に対応したサブルー
チンが起動され、各サブルーチンの最初のステップにお
いて、対応する操作子の操作の有無が判断される。そし
て、操作がないと判断された場合にはメインリーチンに
戻って次のステップに進むという処理が行われる。この
ようにして、ステップS2〜S12が繰り返される。
【モード設定】
この電子楽器の各動作モードを説明する前に、モード
設定操作およびその際にCPU1によって実行される処理に
ついて説明する。 演奏者がプレイスイッチSW1を押圧すると、プレイス
イッチオンイベントが検出される。このため、メインル
ーチンのステップS2を介して第8図のプレイスイッチ処
理ルーチンのステップS101に進んだ時、その判断結果が
「YES」となり、ステップS102に進む。そして、モード
レジスタMDの内容が「1」か否かを判断する。この判断
結果が「NO」の場合はステップS103に進む、モードレジ
スタMDに「1」を設定する。次いでステップS104に進
み、LEDランプLE1を緑色に点灯させる。次にステップS1
05に進み表示部DISP1における表示領域AR2の表示を消去
し、表示領域AR1の右横のカーソル表示を消去する。
そして、メインルーチンに戻る。 一方、ステップS102の判断結果が「YES」の場合、す
なわち、現時点の動作モードが再生モードである場合は
ステップS111に進み、モードレジスタMDに「0」を設定
し、次いでステップS112に進んでLEDランプLE1を消灯
し、メインルーチンに戻る。 このように、動作モードが再生モードでない時にプレ
イスイッチSW1を押圧すると、再生モードに切り換えら
れ、LEDランプLE1が緑色に点灯する。また、再生モード
の時にプレイスイッチSW1を押圧すると、再生モードが
解除されてマニュアルスティックモードとなり、LEDラ
ンプLE1が消灯する。 次に、演奏者がレコードスイッチSW2を押圧すると、
レコードスイッチオンイベントが検出される。このた
め、メインルーチンのステップS3を介して第9図のレコ
ードスイッチ処理ルーチンのステップS121に進んだ時、
その判断結果が「YES」となり、ステップS122に進む。
そして、モードレジスタMDの内容が「2」か否かを判断
する。この判断結果が「NO」の場合はステップS123に進
む、モードレジスタMDに「2」を設定する。次いでステ
ップS124に進み、LEDランプLE1を赤色に点灯させ、メイ
ンルーチンに戻る。 一方、ステップS122の判断結果が「YES」の場合、す
なわち、現時点の動作モードが記録モードである場合は
ステップS131に進み、モードレジスタMDに「1」を設定
し、次いでステップS132に進んでLEDランプLE1を緑色に
点灯させる。次にステップS133に進み、表示部DISP1に
おける表示領域AR2の表示を消去し、表示領域AR1の右横
のカーソル表示を消去する。そして、メインルーチン
に戻る。 このように、動作モードが記録モードでない時にレコ
ードスイッチSW2を押圧すると、記録モードに設定さ
れ、LEDランプLE1が赤色に点灯する。また、記録モード
の時にレコードスイッチSW2を押圧すると、再生モード
となり、LEDランプLE1が緑色になる。 また、演奏者がエディットスイッチSW3を押圧した場
合は、ステップS4から第10図のエディットスイッチ処理
ルーチンのステップS141に進んだ時、その判断結果が
「YES」となって、ステップS142に進む。そして、モー
ドレジスタMDの内容が「3」か否かを判断する。この判
断結果が「YES」、すなわち、現時点における動作モー
ドがエディットモードの場合はステップS143に進み、モ
ードレジスタMDに「1」を設定する。次いでステップS1
44に進み、LEDランプLE1を緑色に点灯させる。次にステ
ップS145に進み、表示部DISP1における表示領域AR2の表
示を消去し、表示領域AR1の右横のカーソル表示を消
去する。そして、メインルーチンに戻る。 一方、ステップS142の判断結果が「NO」の場合はステ
ップS161に進み、モードレジスタMDに「3」を設定す
る。次いでステップS162に進み、レジスタEDPNTに
「1」を設定する。次にステップS163に進み、演奏メモ
リ7の第0番地の記憶情報PAT(0)を読み出し、それ
に1を加え、レジスタSMPにセットする。また、演奏メ
モリ7における第EDPNT番地(この場合、第1番地)か
ら第1番目のイベントのデュレーション情報を読み出
し、デュレーションレジスタDURに設定する。また、第
(EDPNT+1)番地(この場合、第2番地)からジョイ
スティックのX方向の操作情報を読み出し、レジスタVC
xに設定し、その後の第(EDPNT+2)番地(この場合、
第3番地)からY方向の操作情報を読み出し、レジスタ
VCyに設定する。次にステップS164に進み、レジスタSMP
の内容をレジスタTSMPにセットすると共に、レジスタDU
Rの内容をレジスタTDURにセットする。次にステップS16
5に進み、レジスタEDPNTに「2」を加算した結果を
「3」で除算し、その除算結果、すなわち、レジスタED
PNTによって指定される番地が属するイベントアドレス
をイベントアドレスレジスタADRSに設定する。次にステ
ップS166に進み、レジスタTSMPの内容に10を乗じて得ら
れるンプリング周期を表示部DISP1の表示領域AR1に表示
し、表示領域AR2にレジスタADRSに記憶されたイベント
アドレスを表示する。さらに、表示領域AR3およびAR4に
レジスタVCxおよびVCyの内容を表示し、表示領域AR5に
レジスタTDURの内容を表示する。次にステップS167に進
み、LEDランプLE1を赤色に点滅させる。そして、メイン
ルーチンに戻る。 このように、動作モードがエディットモードでない時
にエディットスイッチSW3を押圧すると、エディットモ
ードに切り換えられ、LEDランプLE1が赤色で点滅する。
また、エディットモード時にエディットスイッチSW3を
押圧すると、再生モードとなり、LEDランプLE1が緑色に
なる。 以下、各動作モードにおける動作を説明する。
【マニュアルスティックモード】
マニュアルスティックモードにおいて、演奏者が鍵盤
におけるいずれかのキーを押鍵したとする。この結果、
当該鍵のキーオンイベントが鍵盤回路5を介してCPU1に
取り込まれる。そして、メインルーチンのステップS10
から第16図に示すキーオン処理ルーチンのステップS251
に進んだ時、その判断結果が「YES」となってステップS
252に進む。そして、トーンジェネレータ8における16
個の発音チャネルの中から使用可能な発音チャネルを選
択し、そのチャネル番号をレジスタASSに設定する。次
にステップS253に進み、レジスタKONB(ASS)に“1"を
セットすると共に、取り込んだキーオンイベントのキー
コードをレジスタKCB(ASS)に設定する。次にステップ
S254に進み、トーンジェネレータ8におけるレジスタAS
Sによって指定される発音チャネルの第1系列〜第4系
列の各音源に、キーコードとして、KCB(ASS)+SFT
(1)、KCB(ASS)+SFT(2)、KCB(ASS)+SFT
(3)およびKCB(ASS)+SFT(4)を各々送る。初期
設定状態の場合、シフト量レジスタSFT(1)〜SFT
(4)には「0」が設定されており、全系列ともキーコ
ードとしてKCB(ASS)が設定される。これにより、発音
チャネルASSにおいて設定されたキーコードの楽音が発
生される。また、この時、レジスタSMPに記憶されたサ
ンプリング周期の指定情報をレジスタSMPCNTにセットす
る。なお、レジスタSFT(1)〜SFT(4)にシフト量を
書き込む処理については後述する。 次にステップS255に進むと、モードレジスタMDが
「1」か否かを判断し、この場合、判断結果が「NO」と
なってステップS256に進む。そして、モードレジスタMD
が「2」か否かを判断し、この判断結果も「NO」となっ
てメインルーチンに戻る。 さて、割り込み信号がタイマ発生器9からCPU1に入力
されると、CPU1は第24図に示すタイマ割込処理ルーチン
を実行する。まず、ステップS401に進み、ジョイスティ
ック操作部6のA/D変換器から出力されるジョイスティ
ックのX方向操作情報およびY方向操作情報をレジスタ
ADxおよびADyに各々取り込む。次いでステップS402に進
み、レジスタADxおよびADyの内容を表示部DISP1の表示
領域AR3およびAR4に各々表示する。次にステップS403に
進み、モードレジスタMDが「0」あるいは「3」か否か
を判断する。この場合、判断結果が「YES」となり、ス
テップS404に進む、レジスタADxおよびADyの内容を各々
レジスタVCxおよびVCyに格納する。そして、ステップS4
05に進んで、第20図に示す変換ルーチンを実行する。 まず、ステップS301に進み、レジスタVCxの内容が20H
以上か否かを判断する。そして、判断結果が「YES」の
場合はレジスタVCxの内容から「1」を減じたものをレ
ジスタVxに格納し、「NO」の場合はレジスタVCxの内容
をそのままレジスタVxに格納する。同様の処理をレジス
タVCyに対しても行い、レジスタVCyの内容が20H以上の
場合にはVCy−1を、レジスタVCyの内容が20H未満の場
合にはVCyをレジスタVyへセットする(ステップS304〜S
306)。 そして、ステップS307〜S310を実行し、下記式(1)
〜(4)に示す演算を行い、各演算結果をレジスタVj
(j=1〜4)に格納する。 V1=(3EH−Vy)+|Vy−1FH) ……(1) V2=(3EH−Vx)+|Vy−1FH) ……(2) V3=Vy+|Vx−1FH) ……(3) V4=Vx+|Vy−1FH) ……(4) このようにして算出される値V1〜V4の意味について説
明する。第25図に示す座標系において、P(Vx、Vy)は
ジョイスティックの操作位置に対応している。ジョイス
ティックが全く操作されない場合、VxおよびVyは共に1F
Hとなる。また、PA(1FH、3EH)は第1系列の音が最も
強調されるジョイスティックの操作位置、PB(3EH、1F
H)は第2系列の音が最も強調されるジョイスティック
の操作位置、PC(1FH、00H)は第3系列の音が最も強調
されるジョイスティックの操作位置、PD(00H、1FH)は
第4系列の音が最も強調されるジョイスティックの操作
位置を各々示す。この場合、上記V1〜V4の値は、 V1=lax+lay ……(5) V2=lax+lby ……(6) V3=lcx+lcy ……(7) V4=lcx+ldy ……(8) と表すことができる。すなわち、上記式(1)〜(4)
を演算することにより、ジョイスティックの操作位置P
と、第1系列〜第4系列に対応して設定された各操作位
置PA〜PDとの距離に応じた値Vj(j=1〜4)が得られ
る。これらの値Vj(j=1〜4)は、各系列j(=1〜
4)の音の強調の度合を制御するパラメータとして使用
される(後述)。 次にステップS311に進み、上記Vj(j=1〜4)の中
で値が3EHを越えるものがないか否かを判定し、越える
場合には3EHに制限する。次いでステップS312に進み、
レジスタVj(j=1〜4)の中で内容が10H未満のもの
があるか否か、すなわち、第1系列〜第4系列内、特定
の系列の音をことさら強調するようなジョイスティック
操作がなされたか否かを判断する。そして、判断結果が
「NO」の場合はステップS313に進んでレジスタLEDFLGに
「0」を設定し、次いでステップS314に進んでLEDラン
プLE2およびLE3を消灯すると共に表示部DISP2を消灯
し、ステップS319に進む。 一方、ステップS312の判断結果が「YES」の場合はス
テップS315に進む。そして、Vj<10Hの条件を満たす系
列番号jをレジスタLEDFLGに格納する。次にステップS3
16に進み、レジスタMD10が「0」か否かを判断する。そ
して、判断結果が「YES」の場合はステップS317に進
み、LEDランプLE3を点灯し、その時点でレジスタTONE
(j)に設定された第j系列の音色番号を表示部DISP2
に表示し、ステップS319に進む。そして、ステップS319
に進むと、レジスタVj(j=1〜4)の各々の内容をRO
M7に記憶された変換テーブル(第4図参照)を用いてボ
リューム情報に変換し、変換結果を元のレジスタVj(j
=1〜4)に格納する。この場合、第4図を見れば分か
るように、テーブル変換の前のVjの値が小さければ小さ
い程、大きな値のボリューム情報が得られる。このよう
に、ジョイスティックを倒した方向の系列の音が強調さ
れるようにボリューム情報が作成される。そして、第24
図のタイマ割込処理ルーチンに戻る。 そして、ステップS406に進み、制御変数iを「0」に
設定する。次にステップS407に進んで、第21図に示す出
力ルーチンを実行し、トーンジェネレータ8の第i発音
チャネルの第1系列〜第4系列の各音源にレジスタVj
(j=1〜4)に格納された各系列対応のボリューム情
報を送出し、ボリューム制御を行う。次いでステップS4
08に進んで制御変数iをインクリメントし、次いでステ
ップS409に進んでi>15か否かを判断し、判断結果が
「NO」の場合はステップS407に戻る。そして、第0発音
チャネル〜第15発音チャネルについて、ステップS407,S
408を実行すると、ステップS409の判断結果が「YES」と
なってメインルーチンに戻る。以後、再びタイマ割込処
理ルーチンが起動されると、同様の処理が行われ、ジョ
イスティックの操作に応じた第1系列〜第4系列のボリ
ューム制御が行われる。 演奏者が押鍵中の鍵を離鍵すると、そのキーオフイベ
ントがCPU1に取り込まれる。この結果、メインルーチン
のステップS11から第17図に示すキーオフ処理ルーチン
のステップS271に進んだ時、その判断結果が「YES」と
なってステップS272に進む。そして、キーオフイベント
におけるキーコードの音を発音中の発音チャネルを選択
し、そのチャネル番号chをレジスタOFFにセットする。
次にステップS273に進み、キーオンレジスタKONB(OF
F)をクリアする。そして、ステップS274に進み、トー
ンジェネレータ8のレジスタOFFによって指定される発
音チャネルにおける第1系列〜第4系列の音源の楽音を
減衰させる。次にステップS275に進み、モードレジスタ
MDが「2」か否かを判断し、この場合、判断結果が「N
O」となってステップS276に進む。そして、モードレジ
スタMDが「1」か否かを判断し、この判断結果の「NO」
となってメインルーチンに戻る。 次に音色番号を設定する場合の操作、およびその場合
に行われる処理について説明する。この場合、演奏者は
音色スイッチSW7を押圧する。この結果、音色スイッチ
オンイベントがCPU1に取り込まれる。そして、メインル
ーチンのステップS8から第14図のトーンスイッチ処理ル
ーチンのステップS211に進んだ時、その判断結果が「YE
S」となってステップS212に進む。そして、フラグMD10
に“0"をセットする。次にステップS213に進み、レジス
タLEDFLGの内容が「0」より大きいか否かを判断する。
この時、演奏者がジョイスティックを第1系列〜第4系
列のいすれかを指定する方法に倒し込んでいたとする
と、タイマ割込処理ルーチン(第24図)を介して変換処
理ルーチン(第20図)が起動される際に、該当する系列
の番号jがレジスタLEDFLGにセットされる(前述したス
テップS315)。この場合はステップS213の判断結果が
「YES」となってステップS214に進む。そして、LEDラン
プLE2を消灯し、その時点においてレジスタTONE(LEDFL
G)に記憶された第LEDFLG系列に対応した音色番号を表
示部DISP2に表示し、メインルーチンに戻る。一方、ス
テップS213の判断結果が「NO」の場合はステップS214を
実行しないでメインルーチンに戻る。 この状態において、演奏者はテンキー#0〜#9を操
作して数値を入力する。この結果、押圧されたキーのオ
ンイベントがCPU1に取り込まれる。このため、メインル
ーチンのステップS9を介して第15図に示すテンキー処理
ルーチンのステップS231に進んだ時、その判断結果が
「YES」となってステップS232に進む。そして、レジス
タLEDFLGの内容が「0」より大きいか否かを判断する。
ジョイスティックが特定系列を指定するように倒し込ま
れている場合はステップS232の判断結果が「YES」とな
ってステップS233に進む。そして、オンされたキーがテ
ンキー#0〜#9のいずれかであるか、それとも加算キ
ー#A、減算キー#Sのいずれかであるかを判断する。
この場合、テンキーが操作されたので、ステップS234に
進み、テンキー入力された数値をレジスタINに取り込
み、レジスタINの内容を表示部DISP2に表示する。次に
ステップS235に進み、フラグMD10が“1"か否かを判断
し、この場合、判断結果が「NO」となってステップS237
に進む。そして、レジスタINに格納された音色番号をレ
ジスタTONE(LEDFLG)に格納する。次いでステップS238
に進み、レジスタTONE(LEDFLG)に格納された音色番号
に対応した音色パラメータをトーンジェネレータ8にお
ける第LEDLFLG系列の各音源に送る。なお、ステップS23
2の判断結果が「NO」の場合はステップS243を介してメ
インルーチンに戻る。 このようにして、ジョイスティック操作によって指定
された第LEDFLG系列に対し、テンキー入力による音色番
号に対応して音色パラメータが設定される。 この電子楽器では、テンキー操作によって音色番号を
新たに入力する他、既に設定済みの音色番号を増加ある
いは減少させる操作が可能である。この場合、演奏者は
ジョイスティックを所望の系列を指定する向きに倒し込
んだ状態で、加算キー#Aあるいは減算キー#Sを押圧
する。このようにすると、テンキー処理ルーチンが起動
された時、ステップS233からステップS239に進む。そし
て、フラグMD10が“1"か否かを判断し、この場合、判断
結果が「NO」となってステップS240に進む。そして、押
圧されたのが加算キー#Aの場合はレジスタTONE(LEDF
LG)の内容を「1」だけインクリメントし、押圧された
のが減算キー#Sの場合はレジスタTONE(LEDFLG)の内
容を「1」だけデクリメントする。そして、変更済みの
レジスタTONE(LEDFLG)の内容を表示部DISP2に表示
し、さらにステップS238に進み、上述と同様、レジスタ
TONE(LEDFLG)に記憶された音色番号に従って音色設定
を行う。 次に移調の際のシフト量を設定する場合の操作、およ
びその場合に行われる処理について説明する。この場
合、演奏者はシフトスイッチSW6を押圧する。この結
果、シフトスイッチオンイベントがCPU1に取り込まれ
る。そして、メインルーチンのステップS7から第13図の
シフトスイッチ処理ルーチンのステップS201に進んだ
時、その判断結果が「YES」となってステップS212に進
む。そして、フラグMD10に“1"をセットする。次にステ
ップS203に進み、レジスタLEDFLGの内容が「0」より大
きいか否かを判断する。この時、演奏者がジョイスティ
ックを第1系列〜第4系列のいすれかを指定する方向に
倒し込んでいたとすると、該当する系列の番号jがレジ
スタLEDFLGにセットされているので、ステップS203の判
断結果が「YES」となってステップS204に進む。そし
て、LEDランプLE3を消灯し、その時点においてレジスタ
SFT(LEDFLG)に記憶された第LEDFLG系列に対応したシ
フト量を表示部DISP2に表示し、メインルーチンに戻
る。一方、ステップS203の判断結果が「NO」の場合はス
テップS204を実行しないでメインルーチンに戻る。 この状態において、音色設定の場合と同様、演奏者は
テンキー#0〜#9あるいは加算キー#A、減算キー#
Sを操作する。そして、メインルーチンのステップS9を
介してテンキー処理ルーチンに進み、そのステップS23
1、S232を介してステップS233に進む。そして、テンキ
ー#0〜#9が操作された場合はステップS234に進み、
テンキー入力された数値をレジスタINに取り込む。そし
て、レジスタINの内容がシフト量の設定可能範囲−24〜
+24を満足するか否かを判断し、満足しない場合は設定
可能範囲内の値に補正する。そして、レジスタINの内容
を表示部DISP2に表示する。次いでステップS235を介し
てステップS236に進み、レジスタINにセットされたシフ
ト量を第LEDFLG系列に対応したレジスタSFT(LEDFLG)
に格納する。一方、加算キー#Aあるいは減算キー#S
が操作された場合は、ステップS233からステップS239を
介してステップS241に進む。そして押圧されたのが加算
キー#Aの場合はレジスタSET(LEDFLG)の内容を読み
出し、その絶対値を求めてレジスタSFT(LEDFLG)に戻
す。また、押圧されたのが減算キー#Sの場合はレジス
タSFT(LEDFLG)の内容の絶対値を求め、それに負の数
に変換してレジスタSFT(LEDFLG)に戻す。そして、音
色指定の場合と同様、ステップS242、S238を介してメイ
ンルーチンに戻る。
【記録モード】
記録モード(MD=2)において、タイマ割込処理ルー
チン(第24図)が起動されると、ステップS401〜S403お
よびステップS410を介し、ステップS411に進む。そし
て、キーオンレジスタKONB(i)(i=0〜15)のいず
れかが“1"であるか否かを判断する。そして、判断結果
が「NO」の場合、すなわち、いずれの発音チャネルにお
いても楽音が発音されていない場合はメインルーチンに
戻る。 さて、演奏者が鍵盤におけるいずれかのキーを押鍵し
たとする。この場合、キーオン処理ルーチン(第16図)
のステップS251〜S254を介すことによって、押鍵された
キーの発音処理を行うと共にレジスタSMPCNTにレジスタ
SMPの内容をセットした後、ステップS255およびステッ
プS256を介してステップS257に進む。そして、今回押鍵
されたキー以外の他のキーが押鍵状態であるか否かを判
断する。そして、判断結果が「YES」の場合はメインル
ーチンに戻り、「NO」の場合はステップS258に進んでレ
ジスタEDPNTに「1」をセットすると共にレジスタTCに
「0」をセットしてメインルーチンに戻る。 この状態において、タイマ割込処理ルーチンが起動さ
れると、ステップS401〜S403およびステップS410を介し
てステップS411に進み、ステップS411の判断結果が「YE
S」になってステップS412に進み、レジスタSMPCNTをデ
クリメントする。次にステップS413に進み、レジスタSM
PCNTの内容が「0」になったか否かを判断する。この判
断結果が「NO」の場合はメインルーチンに戻る。 10ms経過後、再び、タイマ割込処理ルーチンが起動さ
れた場合、同様にステップS412まで進んでレジスタSMPC
NTをデクリメントする。そして、ステップS413に進み、
レジスタSMPCNTが「0」になったか否かを判断する。こ
の判断結果が「NO」の場合は再びメインルーチンに戻
り、10ms経過後に同様の処理が繰り返す。 そして、ステップS413の判断結果が「YES」になる
と、ステップS414に進み、レジスタTCをインクリメント
する。次いでステップS415に進み、サンプリング周期レ
ジスタSMPの内容をレジスタSMPCNTにセットする。すな
わち、サンプリング周期レジスタSMPによって指定され
た時間が経過する毎にステップS413の判断結果が「YE
S」になってステップS414以降の処理に進むこととな
る。 次にステップS416に進むと、レジスタADxの内容とレ
ジスタVCxの内容が一致し、かつ、レジスタADyの内容と
レジスタVCyとが一致しているか否か、すなわち、ジョ
イスティックの操作位置に変化がないか否かを判断す
る。そして、ステップS416の判断結果が例えば「YES」
であったとすると、メインルーチンに戻る。 そして、以後、再び、10ms経過毎に、タイマ割込処理
ルーチンが繰り返し起動され、ある時点において、ステ
ップ416の判断結果が「NO」になったとする。この場
合、ステップS417に進み、レジスタADxおよびADyに記憶
された新たなジョイスティックの操作情報をレジスタVC
xおよびVCyにセットする。 この時、レジスタTCには、前回ステップS416の判断結
果が「NO」となってから今回ステップS416の判断結果が
「NO」となるまでの期間に繰り返されたサンプリング周
期の回数のカウント値が格納されている。ステップS418
に進むと、このレジスタTCのカウント値をデュレーショ
ン情報として演奏メモリ4の第EDPNT番地(この場合、E
DPNT=「1」)に書き込む。また、レジスタVCxおよびV
Cyの内容を第(EDPNT+1)番地および第(EDPNT+2)
番地に各々書き込む。そして、このようにイベント書込
を行った後、レジスタEDPNTの内容を「3」だけインク
リメントする。この場合、EDPNT=「4」となり、第2
番目のイベントの書込アドレスが設定される。 次にステップS419に進んで変換ルーチンを実行し、上
述と同様、ジョイスティック操作に応じたボリューム情
報Vj(j=1〜4)を作成する。次いでステップS420に
進んで制御変数iを「0」にセットする。そして、出力
ルーチンを実行し、ボリューム情報Vj(j=1〜4)に
従ってトーンジェネレータ8の第i発音チャネルの各系
列のボリューム制御を行い(ステップS422)、制御変数
iが「15」を越えたか否かを判断する(ステップS423)
制御を行う。そして、i≦15の期間はステップS421に戻
り、i>15となった時、ステップS424に進んでレジスタ
TCに「0」をセットし、メインルーチンに戻る。 以後、同様に、ジョイスティックの操作位置の変化が
検出される毎に、前回のイベント書込時刻からのサンプ
リング周期の繰り返し回数をデュレーション情報、およ
び新たなジョイスティックの操作情報からなるイベント
を演奏メモリ4に書き込む。 記録モードにおいて、演奏者が押鍵中のキーを離鍵し
たとする。この場合、キーオフ処理ルーチンに進み、ス
テップS271〜S274を実行して当該キーの消音処理を行っ
た後、ステップS275を介してステップS278に進む。そし
て、すべてのキーがオフ状態であるか否かを判断し、こ
の時点でオン状態のキーが1個でもあれば、ステップS2
78の判断結果が「NO」となってメインルーチンに戻る。
そして、すべてのキーがオフ状態になると、ステップS2
78に進んだ時、その判断結果が「YES」となってステッ
プS279に進む。そして、その時点におけるレジスタTCの
カウント値をデュレーション情報として演奏メモリ4の
第EDPNT番地に書き込み、レジスタVCxおよびVCyの内容
を第(EDPNT+1)番地および第(EDPNT+2)番地に各
々書き込む。さらに第(EDPNT+3)番地にイベント終
了を意味する情報「255」を書き込む。
【エディットモード】
演奏メモリ4に書き込まれた情報を変更する場合、演
奏者はエディットスイッチSW3を操作して動作モードを
エディットモード(MD=3)に切り換える。この場合、
上述したようにエディットスイッチ処理ルーチン(第10
図)のステップS161〜S167が実行される。この結果、演
奏メモリ4の記憶情報に基づき、表示部DISP1の表示領
域AR1にサンプリング周期が表示されると共に、第1番
目のイベントのデュレーションが表示領域AR5に、第1
番目のイベントにおけるジョイスティックのX方向およ
びY方向の操作情報が表示領域AR3およびAR4に各々表示
される。また、この時、フラグMTDMが“0"であれば表示
領域AR5の右にカーソルが表示され、“1"であれば表
示領域AR1の右にカーソルが表示される。 次に演奏者はダウンキー#Dあるいはアップキー#U
を操作する。この結果、メインルーチンのステップS5か
ら第11図に示すアップダウンスイッチ処理変更ルーチに
進んだ時、ステップS171およびS172を介してステップS1
73に進む。そして、アップキー#Uがオンであるのか否
かを判断する。この判断結果が「NO」の場合、すなわ
ち、オンされたのがダウンキー#Dである場合はステッ
プS174に進む。 ステップS174に進むと、その時点におけるレジスタED
PNTによって指定される演奏メモリ4の番地の内容PAT
(EDPNT)が253以下であるか否かを判断する。そして、
判断結果が「YES」の場合はステップS175に進み、レジ
スタADRSに記憶されたイベントアドレスをインクリメン
トしてステップS178に進む。また、ステップS174の判断
結果が「NO」の場合、すなわち、PAT(EDPNT)がリピー
ト指示を意味する情報「254」あるいはイベント終了を
意味する情報「255」である場合はメインルーチンに戻
る。 ステップS173の判断結果が「YES」の場合はステップS
176に進み、レジスタADRSに記憶されたイベントアドレ
スが1より大きいか否かを判断する。そして、判断結果
が「NO」の場合はメインルーチンに戻り、「YES」の場
合はステップS177に進む。次にステップS177に進むと、
レジスタADRSをデクリメントし、ステップS178に進む。 ステップS178に進むと、レジスタADRSに記憶されたイ
ベントアドレスに「3」を乗算し、乗算結果から「2」
を減算して当該イベントの第1バイトのアドレスを求
め、レジスタEDPNTにセットする。次にステップS179に
進み、演奏メモリ4の第EDPNT番地に記憶されたデュレ
ーション情報をレジスタDURに取り込み、第(EDPNT+
1)番地および第(EDPNT+2)番地に記憶されたX方
向およびY方向の操作情報をレジスタVCxおよびVCyに各
々取り込む。次いでステップS180に進んでレジスタDUR
の内容をレジスタTDURにセットした後、ステップS181に
進み、表示部DISP1の所定の表示領域にレジスタADRS、V
Cx、VCy、TDURの内容を表示する。そして、メインルー
チンに戻る。このように、演奏者がダウンキー#Dある
いはアップキー#Uを操作することにより、所望の変更
対象イベントに対応し、レジスタADRS、EDPNT等の設定
を行うことができる。 さて、エディットモードにおいて、フラグMTDMが“1"
の場合はサンプリング周期の変更が可能であり、“0"の
場合は各イベントのデュレーション情報の変更が可能で
ある。エディットモードにおける変更対象を現状から切
り換えたい場合、演奏者はタイムモードスイッチSW5を
押圧する。この結果、メインルーチンのステップS12か
ら第18図のタイムモードスチッチ処理ルーチンに進んだ
時、ステップS281を介してステップS282に進み、その判
断結果が「YES」となってステップS283に進む。そし
て、フラグMTDMの内容の“0"/“1"反転する。次いでス
テップS284に進み、MTDM=“1"の場合には表示領域AR1
の右にカーソルを表示し、MTDM=“0"の場合には表示
領域AR5の右にカーソルを表示する。そして、メイン
ルーチンに戻る。なお、動作モードがエディットモード
でない場合にはステップS281が「NO」となってメインル
ーチンに戻り、タイムモードスイッチSW5の操作は無視
される。 そして、サンプリング周期あるいはイベントにおける
デュレーション情報を変更する場合、演奏者はテンキー
#0〜#9、加算キー#Aあるいは減算キー#Sを操作
する。この結果、テンキー処理ルーチンが起動された
時、ステップS231からステップS232に進む。そして、ジ
ョイスティックが倒し込まれておらず、レジスタLEDFLG
が「0」の場合にはステップS243に進む。この場合、モ
ードレジスタMDが「3」であるため、ステップS243の判
断結果が「YES」となってステップS244に進み、第19図
に示す時間変更処理ルーチンに進む。 まず、ステップS291に進み、オンされたのが、テンキ
ー#0〜#9のいずれかであるか、それとも加算キー#
Aあるいは減算キー#Sのいずれかであるかを判断す
る。そして、オンされたのがテンキーである場合、ステ
ップS292に進み、フラグMTDMが“1"であるか否かを判断
する。この判断結果が「YES」の場合、ステップS293に
進み、テンキー操作によって2桁の数値が入力されるの
を待つ。そして、2桁の数値が入力されると、その数値
をレジスタINにセットし、レジスタINの内容が「1」〜
「16」の範囲を越える場合には、範囲内に制限する。そ
して、レジスタINの内容を10倍した数値を表示部DISP1
の表示領域AR1に表示する。次いでステップS294に進
み、レジスタTSMPにレジスタINの内容をセットする。そ
して、テンキー処理ルーチンを介してメインルーチンに
戻る。 また、ステップS292の判断結果が「NO」の場合はステ
ップS295に進み、テンキー操作によって3桁の数値が入
力されるのを待つ。そして、3桁の数値が入力される
と、その数値をレジスタINにセットし、レジスタINの内
容が「1」〜「255」の範囲を越える場合には、範囲内
に制限する。そして、レジスタINの内容を表示部DISP1
の表示領域AR5に表示する。ここで、IN=「254」である
場合は表示領域AR5の右に“Repeat"と表示する。また、
IN=「255」である場合は表示領域AR5の右に“End"と表
示する。次いでステップS296に進み、レジスタTDURにレ
ジスタINの内容をセットする。そして、テンキー処理ル
ーチンを介してメインルーチンに戻る。 演奏者が加算キー#Aあるいは減算キー#Sを操作し
た場合、ステップS291からステップS297に進む。そし
て、フラグMTDMが“1"の場合にはステップS298に進む。
そして、オンされたのが加算キー#Aである場合にはレ
ジスタTSMPの内容を「1」だけインクリメントし、オン
されたのが減算キー#Sである場合にはレジスタTSMPの
内容を「1」だけデクリメントする。そして、レジスタ
TSMPの内容が「1」〜「16」の範囲を越えた場合には範
囲内に収める。そして、レジスタTSMPの内容を10倍して
得られるサンプリング周期を表示部DISP1の表示領域AR1
に表示し、テンキー処理ルーチンを介してメインルーチ
ンに戻る。 また、ステップS297の判断結果が「NO」の場合にはス
テップS299に進む。そして、オンされたのが加算キー#
Aである場合にはレジスタTDURの内容を「1」だけイン
クリメントし、オンされたのが減算キー#Sである場合
にはレジスタTDURの内容を「1」だけデクリメントす
る。そして、レジスタTDURの内容が「1」〜「255」の
範囲を越えた場合には範囲内に収める。そして、レジス
タTDURの内容を表示部DISP1の表示領域AR5に表示する。
この場合も、TDUR=「254」である場合は表示領域AR5の
右に“Repeat"と表示し、TDUR=「255」である場合は
“End"と表示する。そして、テンキー処理ルーチンを介
してメインルーチンに戻る。 また、エディットモードでは、サンプリング周期ある
いはデュレーション情報といった時間情報の他、各イベ
ントにおけるジョイスティックのX方向およびY方向の
操作情報を書き替えることができる。この場合、演奏者
はジョイスティックを所望の操作位置に操作する。 ジョイスティックの操作情報は、タイマ割込処理ルー
チン(第24図)が起動された時、レジスタADxおよびADy
に取り込まれ(ステップS401)、表示領域AR3およびAR4
に取り込んだ情報の表示がなされる(ステップS402)。
そして、ステップS403の判断結果が「YES」となるの
で、マニュアルスティックモードの場合と同様、ステッ
プS404〜S409が実行される。この結果、ジョイスティッ
ク操作に応じ、トーンジェネレータ8における第1系列
〜第4系列のボリューム制御が行われる。そして、演奏
者は鍵盤におれるいずれかのキーを押鍵してトーンジェ
ネレータ8から楽音を発生し、第1系列〜第4系列のボ
リュームの制御状態を確認する。 以上のようにして、各種レジスタ類の書き替えが行わ
れ、演奏者の所望のサンプリング周期あるいは所望のデ
ュレーションおよび操作情報が表示部DISP1に表示され
る。これらの表示が希望する値である場合、演奏者はセ
ットスイッチSW4を押圧する。この結果、メインルーチ
ンのステップS6から第12図のセットスイッチ処理ルーチ
ンに進んだ時、ステップS191およびS192の判断結果が共
に「YES」となってステップS193に進む。そして、レジ
スタTDURに記憶されたデュレーション情報を演奏メモリ
4の第EDPNT番地に書き込むと共に、レジスタVCxおよび
VCyの記憶情報を第(EDPNT+1)番地および第(EDPNT
+2)番地に各々開き込む。次いでステップS194に進
み、レジスタTSMPの内容から「1」を減算した値を演奏
メモリ4の第0番地に書き込む。そして、メインルーチ
ンに戻る。なお、動作モードがエディットモードでない
場合はステップS191からメインルーチンに戻り、セット
スイッチSW4の操作は無視される。
【再生モード】
再生モード(MD=1)において、タイマ割込処理ルー
チン(第24図)が起動されると、ステップS401〜S403お
よびステップS410を介してステップS425に進み、第22図
に示す再生ルーチンを実行する。まず、ステップS331に
進んでレジスタSMPCNTをデクリメントする。次いでステ
ップS332に進み、SMPCNT=「0」になったか否かを判断
し、判断結果が「NO」の場合はタイマ割込処理ルーチン
を介してメインルーチンに戻る。そして、再びタイマ割
込処理ルーチンを介して再生ルーチンが起動され、ステ
ップS332の判断結果が「YES」になると、ステップS333
に進み、レジスタSMPCNTにレジスタSMPに記憶されたサ
ンプリング周期に対応した情報をセットする。すなわ
ち、レジスタSMPによって指定されるサンプリング周期
相当の時間が経過することを以てステップS333以降の処
理が実行される。 ステップS334に進むと、制御変数iを「0」にする。
次いでステップS335に進み、キーオンバッファKONB
(i)が“1"であるか否かを判断する。そして、ステッ
プS335の判断結果が「NO」の場合はステップS344に進
む。そして、制御変数iをインクリメントする。次いで
ステップS345に進んで、i>15となったか否かを判断
し、判断結果が「NO」の場合はステップS335に戻る。演
奏者がいずれのキーも押鍵しない場合、ステップS335の
判断結果は常に「NO」となり、i=15となり、タイマ割
込処理ルーチンを介してメインルーチンに戻る。 演奏者がいずれかのキーを押鍵したとする。この結
果、キーオン処理ルーチン(第16図)のステップS251〜
S254を実行して押鍵されたキーの発音処理を行うと共に
レジスタSMPCNTにレジスタSMPの内容をセットした後、
ステップS255を介してステップS261に進む。そして、レ
ジスタASSに格納されたチャネル番号(ステップS252に
おいて押鍵されたキーの発音に割り当てた発音チャネル
の番号)を制御変数iにセットする。 次にステップS262に進み、演奏メモリ4の第1番地か
ら、第1番目のイベントのデュレーション情報を読み出
し、レジスタTCB(i)およびレジスタTS(i)に取り
込む。また、第2番地および第3番地から第1番目のイ
ベントのジョイスティックのX方向およびY方向の操作
情報を読み出し、レジスタVOx(i)およびVOy(i)に
各々取り込む。また、レジスタADRSB(i)に「2」を
セットする。さらに、演奏メモリ4の第5番地および第
6番地から、第2番目のイベントのジョイスティックの
X方向およびY方向の操作情報を読み出し、レジスタVN
x(i)およびVNy(i)に各々取り込む。次いでステッ
プS263に進み、レジスタVCxおよびVCyにレジスタVOx
(i)およびVOy(i)の内容をセットする。そして、
ステップS264に進んで変換ルーチン(第20図)を実行
し、ステップS265に進んで出力ルーチン(第21図)を実
行し、レジスタVCxおよびVCyの設定に従ったトーンジェ
ネレータ8の各系列のボリューム制御を行う。そして、
メインルーチンに戻る。 その後、タイマ割込処理ルーチン(第24図)を介して
再生処理ルーチン(第22図)が10ms間隔で繰り返し起動
されると、レジスタSMPCNTが「0」になる毎、すなわ
ち、レジスタSMPによって指定されるサンプリング周期
毎にステップS332の判断結果が「YES」となり、ステッ
プS333およびステップS334を介し、ステップS335に進
む。そして、KONB(i)=“1"か否かを判断し、判断結
果が「NO」の場合は制御変数iをインクリメントする
(ステップS344)。第i発音チャネルが発音中の場合、
ステップS335の判断結果が「YES」となってステップS33
6に進む。そして、レジスタTCB(i)の内容が「0」か
否かを判断し、判断結果が「YES」の場合はステップS33
7に進み、「NO」の場合はステップS344に進む。次にス
テップS337に進むと、レジスタTCB(i)の内容を
「1」だけデクリメントする。そして、ステップS338お
よびS339を実行し、下記式(9)および(10)に示す演
算を行う。 VCx=VNx(i)〔1−{TCB(i)/TS(i)}〕 +VOx(i){TCB(i)/TS(i)} ……(9) VCy=VNy(i)〔1−{TCB(i)/TS(i)}〕 +VOy(i){TCB(i)/TS(i)} ……(10) 上記式(9)におけるVOx(i)は現時点で再生中の
イベントのX方向操作情報、VNx(i)は次回再生する
イベントのX方向操作情報、TS(i)は現時点で再生中
のイベントのデュレーション、TCB(i)は現時点から
次回のイベントの再生開始時刻までの残りの期間に相当
する。従って、式(9)の演算の結果、第26図に示すVC
xが、現時点において適用すべきX方向操作情報として
求められ、レジスタVCxにセットされる。同様に、式(1
0)の演算を行うことにより、現時点において適用すべ
きY方向操作情報が求められ、レジスタVCyにセットさ
れる。そして、ステップS340に進んで変換ルーチン(第
20図)を実行し、ステップS341に進んで出力ルーチン
(第21図)を実行し、レジスタVCxおよびVCyの設定に従
い、トーンジェネレータ8の第i発音チャネルの各系列
のボリューム制御を行う。 次にステップS342に進んで、TCB(i)=“0"か否か
の判断し、判断結果が「NO」の場合はステップS344に進
んで制御変数iをインクリメントし、i≦15の場合はス
テップS335に戻る。 タイマ割込処理ルーチンを介して再生ルーチンが繰り
返し起動され、第i発音チャネルに対応したレジスタTC
B(i)の内容がデクリメントされてついに「0」にな
ったとする。この場合、ステップS342の判断結果が「YE
S」となってステップS343に進み、第23図に示す次イベ
ント処理ルーチンを実行する。 まず、ステップS361に進み、レジスタADRSB(i)か
ら現在再生したイベントの次のイベントのイベントアド
レスを読み出し、それを3倍して「2」を減算し、その
結果をレジスタEDPNTにセットする。次いでステップS36
2に進み、レジスタVNx(i)の内容をレジスタVOx
(i)にセットし、レジスタVNy(i)の内容をレジス
タVOy(i)にセットする。次にステップS363に進み、
演奏メモリ4の第EDPNT番地からデュレーション情報を
読み出し、レジスタTS(i)にセットする。 次にステップS364に進み、演奏メモリ4の第(EDPNT
+3)番地から情報を読み出し、その情報PAT(EDPNT+
3)が「254」か否かを判断する。そして、判断結果が
「NO」の場合はステップS365に進み、情報PAT(EDPNT+
3)が「255」か否かを判断する。この判断結果が「N
O」の場合はレジスタADRSB(i)をインクリメントし
(ステップS366)、レジスタADRSB(i)に記憶された
イベントアドレスを3倍して「2」を減算した結果をレ
ジスタEDRNTにセットする(ステップS367)。次いで、
演奏メモリ4の第(EDPNT+1)番地および第(EDPNT+
2)番地からX方向およびY方向の操作情報を読み出
し、レジスタVNx(i)およびVNy(i)に各々取り込む
(ステップS368)。そして、レジスタTS(i)の内容を
レジスタTCB(i)にセットし(ステップS369)、再生
ルーチンに戻る。 ステップS365の判断結果が「YES」の場合、すなわ
ち、今度再生するイベントの最後のイベントである場合
は、レジスタTCB(i)に「0」をセットし(ステップS
371)、再生ルーチンに戻る。また、ステップS364が「Y
ES」の場合、すなわち、PAT(EDPAN+3)がリピート指
示を意味する「254」である場合は、今後再生すべきイ
ベントが演奏メモリ4における第1番目のイベントであ
るので、レジスタADRSB(i)およびEDPNTに「1」をセ
ットし(ステップS370)、ステップS368およびS369を実
行する。 以上のようにして、発音中の各発音チャネル毎に演奏
メモリ4からのイベントの読み出し、および読み出しイ
ベントに従って各系列のボリューム制御が行われる。 演奏者が押鍵中のキーを離鍵したとすると、キーオフ
処理ルーチンに進み、ステップS271〜S274を実行して当
該キーの消音処理を行った後、ステップS275およびステ
ップS276を介してステップS277に進む。そして、消音処
理を行った発音チャネルに対応したレジスタTCB(OFF)
に「0」をセットし、メインルーチンに戻る。このよう
にして離鍵によって当該キーの発音が停止するが、押鍵
中のキーがある場合にはタイマ割込処理ルーチンを介し
て再生ルーチンが実行されることにより、演奏メモリ4
に記憶されたイベントに従った押鍵中のキーの楽音のボ
リューム制御が行われる。そして、新たなキーが押鍵さ
れた場合、上述と同様に、そのキーの楽音の発音が開始
され、演奏メモリ4から順次イベントが読み出され、読
み出しイベントに従って各系列のボリューム制御が行わ
れる。 なお、上記実施例では、ジョイスティックの操作によ
って、トーンジェネレータ8の各系列のボリューム制御
を行うようにしたが、音像定位、残響効果、ピッチ等、
各種楽音パラメータを制御するようにしてもよい。この
場合、複数の楽音パラメータをジョイスティック操作に
よって同時に制御するようにしてもよく、各パラメータ
を選択し独立に制御するようにしてもよい。また、上記
実施例では系列毎にシフト量を独立に設定できるように
したが、各系列の音の音像定位、効果等を独立に設定す
るようにしてもよい。また、各パラメータを制御する時
のダイナミックレンジを任意設定し得るようにすると、
さらに演奏の幅を広くすることができる。 また、上記実施例ではデュレーションの表示をサンプ
リング周期の繰り返し回数で表示するようにしたが、デ
ュレーションにサンプリング周期を乗算し、乗算結果、
すなわち、実際のインターバル時間を表示するようにし
てもよい。また、上記実施例では、1つのパターンのイ
ベント列を演奏メモリ4に記憶するようにしたが、複数
のパターンを記憶するようにすると、さらに操作性が向
上する。 また、上記実施例では発音チャネルの音源が4系列で
ある場合を説明したが、この系列数は任意に決定し得
る。 また、上記実施例では、イベントのリピート再生およ
び最終イベントの継続再生を行う場合について説明した
が、これらの他、イベント列のパターンの途中の区間を
リピート再生する等、様々なバリエーションが可能であ
る。 また、楽音パラメータが制御するための操作子はジョ
イスティックに限ったことはなく、通常のボリュームタ
イプの操作子を含め、任意の操作子を適用し得る。 また、上記実施例では新規イベントを読み出すまでの
期間における操作情報の補間を直線補間によって実行し
たが、直線補間に限らず、要求精度等に見合った適当な
補間公式を適用すればよい。 「発明の効果」 以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、
発音操作子が操作されてからの時間経過に従って楽音の
特性を変更制御することができ、変化に富んだ楽音を発
生することが可能になる。さらに、パラメータ操作子の
操作に応じた楽音パラメータおよびパラメータ操作子の
操作タイミングを示す時間情報を順次記憶手段に書き込
み、この楽音パラメータを時間情報に基づき読み出すよ
うにしたので、楽音特性の変化の態様を演奏者が任意に
設定できるとともに、記録モードのパラメータ操作子の
操作タイミングを再生モード時に忠実に再現することが
できる。 また、請求項2記載の発明によれば、発音操作子の操
作に応答して書き込みが開始されて、その後のパラメー
タ操作子の操作が記録されるので、再生モード時に発音
操作子を操作した際の楽音特性の変化を記録モード時の
楽音特性の変化に一致させることができる。 また、請求項3記載の発明によれば、記録モード時の
サンプリング周期と再生モード時のサンプリング周期と
を異ならせることができるので、記録モード時の楽音特
性の変化時間と再生モード時の楽音特性の変化時間とを
異ならせることができる。 また、請求項4記載の発明によれば、楽音の特性をパ
ラメータ操作子の操作に応じて直接的に変更することが
可能になる。 また、請求項5記載の発明によれば、パラメータ操作
子の操作に応じて記憶された楽音パラメータおよび時間
情報を修正することかできる。 また、請求項6記載の発明によれば、再生モード時に
おける楽音特性の変化を滑らかにすることができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電子楽器の構成を示
すブロック図、第2図は同実施例における操作パネル3
を示す図、第3図は同実施例におけるジョイスティック
の操作情報の意味を説明する図、第4図は同実施例にお
けるROM7に記憶された変換テーブルを説明する図、第5
図は同実施例における演奏メモリ4の記憶情報を説明す
る図、第6図は同実施例において行われるジョイスティ
ックの操作情報の補間を説明する図、第7図〜第24図は
同実施例の動作を説明するフローチャート、第25図は同
実施例において行われるジョイスティックの操作量の処
理を説明する図、第26図は同実施例における補間式の意
味を説明する図である。 5……鍵盤回路、6……ジョイスティック操作部、 8……トーンジェネレータ、4……演奏メモリ、 1……CPU、9……タイマ発生器。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の楽音の発音を指示する発音操作子
    と、 前記発音操作子の操作に応答して楽音信号を発生する楽
    音発生手段と、 楽音パラメータを入力するパラメータ操作子と、 記憶手段と、 動作モードを設定するモード設定手段と、 前記動作モードが記録モードである場合、前記パラメー
    タ操作子の操作に応じた楽音パラメータおよび前記パラ
    メータ操作子の操作タイミングを示す時間情報を順次前
    記記憶手段に書き込む書込手段と、 前記動作モードが再生モードである場合、前記発音操作
    子が操作される毎に、前記記憶手段に記憶された楽音パ
    ラメータを前記記憶手段の先頭に記憶された楽音パラメ
    ータから前記時間情報に基づき順次読み出す読出手段
    と、 この読出手段で読み出された楽音パラメータに基づき前
    記楽音発生手段で発生される楽音信号の特性を制御する
    制御手段と を具備することを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電子楽器において、前記書
    込手段は、前記発音操作子が操作されたことを以て、前
    記記録モードにおける前記楽音パラメータおよび前記時
    間情報の書込を開始するものであることを特徴とする電
    子楽器。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2のいずれか1項に記載の電
    子楽器において、前記書込手段で前記時間情報を生成す
    る際のサンプリング周期と前記読出手段で前記時間情報
    に基づき前記パラメータ情報を読み出す際のサンプリン
    グ周期とを異ならせることを可能にしたことを特徴とす
    る電子楽器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電
    子楽器において、 前記モード設定手段は、記録モードおよび再生モードに
    加えてマニュアルモードを設定可能であり、 前記制御手段は、再生モードの場合、前記読出手段で設
    定された楽音パラメータに基づき前記楽音発生手段で発
    生される楽音信号の特性を制御し、 前記動作モードがマニュアルモードである場合、前記楽
    音発生手段で発生される楽音信号の特性を前記パラメー
    タ操作子の操作に応じて制御するものであること を特徴とする電子楽器。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電
    子楽器において、さらに、前記記憶手段に記憶された楽
    音パラメータおよび時間情報を任意に修正するエディッ
    ト手段を具備することを特徴とする電子楽器。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電
    子楽器において、前記制御手段は、前記読出手段で順次
    読み出される楽音パラメータを補間し、該補間された楽
    音パラメータに基づき前記楽音発生手段で発生される楽
    音信号の特性を制御するものであることを特徴とする電
    子楽器。
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