JP2940129B2 - リズム演奏装置 - Google Patents

リズム演奏装置

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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/40Rhythm
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S84/00Music
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、記憶手段に記憶されたリズムパターンデ
ータに基づいてリズム演奏を行なうリズム演奏装置に関
し、特にユーザ等によるリズムパターンのエディット作
業をより容易にしたリズム演奏装置に関する。
[従来の技術] 従来のリズム演奏装置として、リズム音を楽器種類
(楽器ナンバ)と発音タイミングで設定する他に、オプ
ションとして各リズム音のタッチ(強弱および音色)や
ピッチ(音高)やディケイ曲線や定位等、発音すべきリ
ズム楽器の発音態様をも設定することができるものが知
られている。また、このようなリズム演奏装置であっ
て、ユーザ等が任意のリズムパターンを書き込むことが
できるものも知られている。
しかしながら、このようなリズム演奏装置において、
ユーザ等がリズムパターン内の発音すべきリズム楽器の
発音態様を制御するための制御情報(以下、オプション
パラメータという)をエデイットするには、各データ値
をいわゆるステップライトで1つ1つのビートに対して
入力しなければならないため、操作が容易でないという
不都合があった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は、前記従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、リズムパターンデータのエディットをより容易に
したリズム演奏装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成すため、この発明のリズム演奏装置
は、書き込み可能領域に作成したリズムパターンのオプ
ションパラメータとして、所望の楽器種類毎に、同一ま
たは他の楽器種類のオプションパラメータを他のリズム
パターンから読み出してコピーできるようにしている。
[作用および効果] 前記の構成によると、例えば、作成しようとするリズ
ムパターンに近い「のり」を有するリズムパターンを捜
して、そのオプションパラメータをコピーすることによ
りオプションパラメータを1つ1つのビートごとに入力
するという細かい作業の手間を省くことができる。
[実施例] 以下、図面によりこの発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係るリズム演奏装置
のハードウエア構成を示す。
同図の装置は、中央処理装置(CPU)11を用いてその
全体動作を制御するように構成したものである。CPU11
には双方向バスライン13を介してリードオンリメモリ
(ROM)15、ランダムアクセスメモリ(RAM)17、ドラム
パット19、演奏操作子21、パネルスイッチ23、表示器2
5、および音源27が接続されている。さらに、CPU11には
信号ライン29を介してタイマ31が接続され、音源27には
サウンドシステム33が接続されている。
ROM15には、第2〜16図に示すフローチャートに対応
するメインルーチン処理、およびタイマインタラプト処
理等の各種制御プログラムが格納されている。また、メ
ーカ設定のリズムパターンが格納されている。
RAM17には、CPU11が前記制御プログラムを実行する際
に発生する各種のデータを一時記憶するためのレジス
タ、フラグおよびバッファ等(以下、レジスタ等とい
う)、ならびにユーザがリズムパターンを書き込むため
の16個のリズムパターーン記憶領域が設定されている。
RAM17に設定されているレジスタ等の一部を下記に例
示する。なお、以下においては、レジスタ等とその内容
とは同一のラベルで表わすものとする。
PM:モード 0:プレイモード 1:ステップレコーデイングモード 2:リアルタイムレコーデイングモード 3:パターン再生モード TIME:タイムカウンタ タイマ31から出力されるクロックを計数するカウンタ SPA:ソースパターンスタートアドレス コピー元のリズムパターン記憶領域のスタートアドレ
ス KCDS:ソースインスト コピー元パターンにおける楽器ナンバ DPA:ディスティネーションパターンスタートアドレス コピー先のリズムパターン記憶領域のスタートアドレ
ス KCDD:ディスティネーションインスト コピー先パターンにおける楽器ナンバ SP:ソースパターン コピー元のリズムパターン BP:バッファパターン バッファに格納されたリズムパターン BPA:バッファパターンスタートアドレス バッファパターン記憶領域のスタートアドレス NS:ソース側間隔データレジスタ ソースパターンから読み出した間隔データを記憶する
レジスタ NB:バッファ側間隔データレジスタ バッファパターンから読み出した間隔データを記憶す
るレジスタ Ps:ソースポインタ ソースパターン用アドレスポインタ Pb:バッファポインタ バッファパターン用アドレスポインタ Pd:ディスティネーションポインタ ディスティネーションパターン用アドレスポインタ PLS:パターン長 パターン長の上限、拍子数×小節数 PAP:再生パターンスタートアドレス Pp:再生パターン読出用ポインタ 第17図は、ROM15およびRAM17のリズムパターン記憶領
域のフォーマットを示す。リズムパターン記憶領域のス
タートアドレスPAからの数バイトは、拍子数、パターン
各および小節数等のデータが書き込まれるヘッダ領域で
ある。ヘッダ領域の次にパターンデータの本体が、最初
の間隔データD(PA,0)、最初のイベントデータ群D
(PA,1)〜D(PA,4)、2番目の間隔データD(PA,
5)、2番目のイベントデータ群D(PA,6)〜D(PA,
7)、‥‥‥‥‥、最後のイベントデータ群D(PA,n−
3)〜(PA,n−1)、最後の間隔データD(PA,n)の順
に書き込まれている。
第18図は、間隔データのフォーマット図である。この
間隔データは、1バイト(8ビット)のデータで、第3
図に示すように、最上位ビット(MSB)に“1"を立てて
このデータが間隔データであることを示しており、下位
7ビットにイベント間隔を示す間隔データが4分音符の
1/24に相当する周期のテンポクロックの数で表わされて
いる。すなわち、このリズム演奏装置において、4/4拍
子の1小節はクロック数96に相当する。なお、最後のイ
ベントデータ群D(PA,n−3)〜(PA,n−1)の発音タ
イミングを表わす間隔データはD(PA,n−4)である。
最後の間隔データD(PA,n)は、パターンの拍子数と小
節数により算出されるパターン長PLをパターンデータ中
の間隔データの累算値に等しくしてリズムパターンを正
確に1または2小節の繰り返しパターンとするために書
き込まれる。
第19図は、イベントデータのフォーマットを示す。1
つのイベントデータは、インスト(楽器ナンバ)KCD、
ベロシティデータVELおよびオプションパラメータフラ
グOPFからなる3バイトのデータと、必要に応じて付加
される各1バイトのオプションパラメータOP1〜OP5とに
より構成される3〜8バイトのデータである。タイミン
グが同一のイベントが複数個ある場合、イベントデータ
は、1つの間隔データに対して複数個が書き込まれる。
例えば、第17図のフォーマット図において、最初のイベ
ントデータ群は4個のイベントD(PA,1)〜D(PA,4)
が同時に発生する場合を示し、2番目および最後のイベ
ントデータ群はそれぞれ3個のイベントが同時に発生す
る場合を示している。各バイトのMSBはイベントデータ
であることを識別するための“0"が書き込まれる。
第20図は、第19図におけるオプションパラメータフラ
グOPFの詳細を示す。このオプションパラメータフラグO
PFは、5ビットのデータで、各ビットが第19図における
オプションパラメータOP1〜OP5のそれぞれに対応してい
る。イベントデータがオプションパラメータOPx(x=
1,2,……,5)を含む場合、第20図のフラグのオプション
パラメータOPxに対応するビットOPFxに“1"が入る。ま
た、OPFx=“0"の場合、それに対応するオプションパラ
メータOPxの領域は削除され、前詰めされる。
第21図は、各オプションパラメータOP1〜OP5の処理用
バッファを示す。リアルタイムレコーディング時、CPU1
1は、このバッファを通してイベントごとのオプション
パラメータOP1〜OP5の書き込みを行なう。
第1図において、ドラムパッド19は、大きめのキーか
らなり、複数個が設けられている。各ドラムパッド19
は、打鍵操作に応じて打鍵されたパッドを示すキーコー
ドKCDと打鍵の強さを示すベロシティデータVELを発生す
る。
演奏操作子21は、各オプションパラメータOP1〜OP5に
対応して5個設けられている。
このような演奏操作子21としては、ホイール、ブレス
センサ、リップセンサ、ジョイスチック、フットコント
ローラおよびニールレバー等の1種または2種以上を用
いることができる。
これらの演奏操作子21は、プレイ(マニュアル演奏)
時およびリアルタイムレコーディング時のオプションパ
ラメータ入力に用いられる。
第22図は、各演奏操作子(コントロールデバイス)21
とそれにより制御されるオプションパラメータとの対応
関係を示すオプションパラメータコントロールデバイス
テーブルを示す。このテーブルは、第1バイト目にピッ
チ(音高)を制御するためのピッチコントロールデバイ
スPICDが書き込まれ、以下、ディケイコントロールデバ
イスDCD、パンコントロールデバイスPACD、フィルタコ
ントロールデバイスFCDおよび混合バランスコントロー
ルデバイスBCDの順に書き込まれる。このこのテーブル
は、ROM15内にメーカ設定の固定のものを用意してもよ
いが、RAM17内に設定してユーザが変更することも可能
である。
第1図において、表示器25は、このリズム演奏装置の
動作モードに応じた表示を行なう。第23図は、ステップ
レコーディング時の、第24図は、パターン再生時の表示
画面を示す。
第1図のパネルスイッチ23としては、再生スイッチ、
録音(REC)スイッチ、停止(STOP)スイッチ、オプシ
ョンパラメータコピー(OPC)スイッチ、カーソルスイ
ッチ、矢印スイッチおよびデータスライダを備えてい
る。カーソルスイッチは、ステップレコーディング時、
第23図において制御すべきオプションパラメータを指示
するための反転表示位置(斜線部)35を上下左右に動か
すためのものである。矢印スイッチは第23図の小節グラ
フ37における発音タイミング等を指示するための第2カ
ーソル39を左右に動かすためのものである。データスラ
イダは、ステップレコーディング時のオプションパラメ
ータ入力に用いられる。
音源27は、再生または録音中、リズムパターン記録記
憶領域から読み出されたデータまたは鍵盤の操作に応じ
てCPU11から送出される楽音制御データに基づいて楽音
信号を形成する。この楽音信号は、D/A変換器、増幅器
およびスピーカ等からなるサウンドシステム33に供給さ
れる。サウンドシステム33は、前記楽音信号を音響に変
換して放音する。
次に、第2図〜第16図のフローチャートを参照しなが
ら第1図のリズム演奏装置におけるCPU11の動作を説明
する。
第1図のリズム演奏装置において図示しない電源が投
入されると、CPU11はROM15に格納された制御プログラム
に従って動作を開始する。
第2図を参照して、CPU11は、先ず、ステップ201にて
RAM17内に設定されているレジスタ等をクリアしたり、
所定のプリセット値に設定する等の初期設定を行なう。
次に、ステップ202にてドラムパッド19、操作子21およ
びスイッチ23スイッチの状態を取り込む。さらに、ステ
ップ203にてモードレジスタPMを検査し、そのモードPM
に応じたステップに分岐する。つまり、レジスタPMの内
容、すなわち現在の動作モードがプレイモード(PM=
0)であればステップ204に分岐してパッド19の操作通
りにリズム音を発生するパッド処理0を実行し、続くス
テップ205にてパネルSW処理0を実行した後、ステップ2
02に戻る。ステップレコーディングモード(PM=1)で
あればステップ206に分岐してパッド処理1を実行し、
ステップ207にてパネルSW処理1を実行した後、ステッ
プ202に戻る。リアルタイムレコーディングモード(PM
=2)であればステップ208に分岐してパッド処理2を
実行し、さらにステップ209にてパネルSW処理2を、ス
テップ210にてパターン再生録音処理を実行した後、ス
テップ202に戻る。パターン再生モード(PM=3)であ
ればステップ211に分岐して前述のパッド処理0を実行
し、さらにステップ212にてパネルSW処理3を、ステッ
プ213にてパターン再生処理を実行した後、ステップ202
に戻る。
第1図のリスム演奏装置においてプレイモード(PM=
0)またはステップレコーディングモード(PM=1)時
にパネルスイッチ23の内のオプションパラメータコピー
スイッチ([OPC]SW)がオンされると、CPU11はそれを
第2図のパネルSW処理0(ステップ205)またはパネルS
W処理1(ステップ207)を実行する際に検出し、第3図
に示す[OPC]SWオンイベントルーチンを実行する。
第3図を参照して、ステップ301ではテンキーまたは
選択スイッチを用いて指示されたソース側(コピー元)
のパターンナンバおよびインストナンバを読み込んでソ
ースパターンスタートアドレスをレジスタSPAに、ソー
スインストナンバをレジスタKCDSにそれぞれ格納する。
さらに、ステップ302にてコピー先のパターンナンバお
よびインストナンバを読み込んでコピー先(ディスティ
ネーション)パターンのスタートアドレスをレジスタDP
Aに、コピー先インストナンバをレジスタKCDSおよびKCD
Bにそれぞれ格納し、ステップ303にてコピー先パターン
DPをバッファBPに転送する。本実施例では、コピー先の
リズムパターンデータがオプションパラメータを加えた
より長いデータの長いリズムパターンを書き込まれるこ
とによって破壊されるため、パターンDPをバッファBPに
退避させている。続くステップ304にてソースパターンS
PおよびバッファパターンBPのデータ本体の最初にある
間隔データD(SPA,0)およびD(BPA,0)を読み出して
それぞれタイミングレジスタNSおよびNBに格納し、ステ
ップ305にてソースパターンSP、バッファパターンBPお
よびコピー先パターンDPそれぞれ用のアドレスポインタ
Ps、PbおよびPdをクリアした後、ステップ306にてソー
ス側発音タイミングNSとバッファ側発音タイミングNBと
を比較する。
NS>NBであれば、それは、そのタイミングNBにおいて
ソース側にコピーすべきパラメータがない場合である。
この場合、バッファ側のデータをコピー先へ復帰させな
がらバッファ側を次の発音タイミングまで先送りする。
先ず、ステップ311にてバッファパターンBPの間隔デー
タD(BPA,Pb)をコピー先DPの間隔データD(DPA,Pd)
としてコピーするとともに、ポインタPbおよびPdを+1
ずつしながら次の間隔データの直前までのパターンBPの
内容をコピー先DPにコピーする。次に、ステップ312に
てポインタPbおよびPdをさらに+1し、ステップ313に
てそのバッファBPのアドレスPbにおける間隔データD
(BPA,Pb)を読み出して前記発音タイミングNBに加算し
た後、ステップ351へ処理を進める。
NS<NBであれば、それは、そのタイミングNSのオプシ
ョンパラメータを付加すべきイベントデータがコピー先
にない場合である。この場合は、ステップ321にてコピ
ー元のポインタPsを次の間隔データが読み出されるまで
先まで空送りし、ステップ322にて読み出した間隔デー
タD(SPA,Ps)を前記発音タイミングNSに加算した後、
ステップ351へ処理を進める。
ステップ306の判定が「NS=NB」であれば、ステップ3
31に処理を進める。ステップ331ではソースパターンSP
およびバッファパターンBPのそれぞれについて次の間隔
データの直前までにキーコードKCDSおよびKCDDが有るか
否かを判定する。KCDSおよびKCDDの双方とも有れば、ス
テップ333にてバッファパターンBPの間隔データD(BP
A,Pb)をコピー先DPへ間隔データD(DPA,Pd)としてコ
ピーするとともに、ポインタPbとPdを+1ずつしなが
ら、前記パターンBPの間隔データの次のデータからキー
コードKCDDのベロシティVELまでのデータをコピー先DP
にコピーする。さらに、ステップ334にてソースパター
ンSPとバッファパターンBPのオプションパラメータフラ
グOPFの論理和を取ってコピー先パターンDPにオプショ
ンパラメータフラグOPFとして書き込み、ステップ335に
てソースパターンSPとバッファパターンBPのフラグOPFx
を参照し、ソースパターンSPのフラグOPFxが立っている
パラメータOPxはソースパターンSPのものを、バッファ
パターンBPのフラグOPFxのみが立っているパラメータOP
xはバッファパターンBPのものを読み出してコピー先DP
にコピーし、さらにパターンBPにおける次の間隔データ
の直前までにデータがあればそのデータをコピー先にコ
ピーした後、ステップ351へ処理を進める。
一方、前記ステップ331の判定が「NO」、すなわちソ
ースパターンSPにキーコードKCDSが無いかまたはバッフ
ァパターンBPにキーコードKCDDが無い場合には、処理を
ステップ333からステップ336に進める。ステップ336で
はバッファパターンBPの間隔データD(BPA,Pb)をコピ
ー先DPの間隔データD(DPA,Pd)としてコピーし、さら
にポインタPbおよびPdを+1ずつしながら次の間隔デー
タの直前までのパターンBPの内容をコピー先DPにコピー
した後、ステップ351へ処理を進める。
ステップ341ではポインタPbおよびPdを+1し、ポイ
ンタPsを次の間隔データまで進める。続くステップ342
にてソースパターンSPアドレスPSにおける間隔データD
(SPA,Pb)およびバッファパターンBPのアドレスPbにお
ける間隔データD(BPA,Pb)を読み出してそれぞれ前記
発音タイミングNSおよびNBに加算した後、ステップ351
へ処理を進める。
ステップ351ではソースパターンSPおよびバッファパ
ターンBPの発音タイミングNSおよびNBをそれぞれのパタ
ーン長(拍数×小節数)PLSおよびPLBと比較する。発音
タイミング値NSがパターン長PLS以上ならばソースパタ
ーンSPの全データが読み出されたのである。また、発音
タイミング値NBがパターン長PLB以上ならばバッファパ
ターンBPの全データが読み出されたのである。これらの
いずれか場合は、ステップ352へ処理を進め、バッファ
パターンBPから未だコピーされていない残りの部分をコ
ピー先へコピーした後、この[OPC]SWオンイベントル
ーチンを終了してもとの処理(第2図のステップ205ま
たは207)へ戻る。
一方、ステップ351の判定が「NO」、すなわちソース
パターンSPおよびバッファパターンBPのいずれもパター
ンの続出を終了していなければ、ステップ351からステ
ップ306へ戻って、前記スッテプ306〜351の処理を繰り
返す。
第25図A〜Cは、この[OPC]SWオンイベントルーチ
ンにより実現されるオプションパラメータコピーの様子
を示す。第25図Aはコピー元のパターンSP、第25図Bは
コピー先のパターンBP、そして第25図Cはコピー実行後
のパターンDPである。第25図Bに示すようなハイハット
オープン2のパターンBPに第25図Aに示すようなハイハ
ットオープン1のオプションパラメータをコピーする場
合、第25図Cに示すように、イベントタイミング(黒
丸)は変わらずに、アクセント等イベントに附属するパ
ラメータのみが変わる。この場合、前記ステップ333〜3
42に示されるように、コピー先になくてコピー元にある
か、双方にあっても内容が異なるオプションパラメータ
のみが書き加えられ、または書き変えられる。
なお、上述においては、コピー元とコピー先のイベン
トタイミングが完全に一致したときのみオプションパラ
メータのコピーを行なっているが、コピー先のイベント
に一致するコピー元イベントがない場合、そのタイミン
グの前後のコピー元イベントを使って補間によりそのタ
イミングにおけるコピー元イベントを合成し、それを用
いてコピー作業を行なうようにしてもよい。
前記プレイモード(PM=0)時にパネルスイッチ23内
の再生スイッチがオンされると、CPU11はそれを第2図
ステップ205のパネルSW処理0を実行する際に検出し、
第4図に示す再生SWオンイベント処理を実行する。
第4図を参照して、ステップ401ではテンキーまたは
選択スイッチを用いて指示された再生パターンのナンバ
を読み込んでそのスタートアドレスをレジスタPPAに格
納する。ステップ402ではモードレジスタPMをパターン
再生モードを表わす「3」に設定する。ステップ403で
はアドレスPPAから始まる再生パターンのヘッダ領域か
ら拍子数および小節数を読み込んで(拍子数×小節数)
を算出し、これをパターン長レジスタPLPに設定する。
ステップ404では前記再生パターンPPのデータ本体の最
初(アドレスPp=「0」)に書き込まれている間隔デー
タD(PPA,0)を読み出してタイミングレジスタNPに格
納するとともに、タイマカウンタTIMEの計数値を読み出
し、これと前記パターン長PLPとの和を折返しタイミン
グレジスタENDTに格納する。さらに、ステップ405にて
再生パターンPP用のアドレスポインタPpを再生パターン
の最初のイベントデータのアドレスを表わす「1」に設
定し、ステップ406にて表示器25に第24図に示す再生画
面を表示させた後、この再生SWオンイベントルーチンを
終了してもとの処理(第2図のステップ205)へ戻る。
第5図は、第1図のタイマ31から4分音符の1/24周期
で出力させるクロックを割込信号としてCPU11が実行す
るタイマカウンタ計数処理を示す。第5図を参照して、
ステップ501ではタイマカウンタTIMEを歩進する。ステ
ップ502ではタイマカウンタTIMEがオーバーフローした
場合に、これを初期値に戻すオーバーフロー処理を行な
う。タイマカウンタTIMEは、前記第4図のステップ404
等において使用される。
第6図は前記ステップ402にて動作モードPMがパターン
再生モード(PM=3)に変更された後、第2図のステッ
プ213で実行されるパターン再生処理の詳細を示す。
第6図を参照して、ステップ601ではタイマカウンタ
の計数値TIMEと前記繰り返し周期ENDT(第4図ステップ
404参照)とを比較する。計数値TIMEが周期ENDT以上で
あり、かつ最上位ビット同士が一致すればこれはパター
ンPPの1回の再生を終了したのであるから、パターンPP
の再生をさらに繰り返すため処理をステップ602へ進め
る。そして、ステップ602にて前記再生パターンPPのデ
ータ本体の最初にある間隔データD(PPA,0)を読み出
してタイミングレジスタNPに格納するとともに、タイマ
カウンタTIMEの計数値を読み出し、これと前記パターン
長PLPとの和を折返しタイミングレジスタENDTに格納
し、さらに、ステップ603にて再生パターンPP用のアド
レスポインタPpをパターンPPの最初のイベントデータの
アドレスを表わす「1」に設定した後、ステップ604へ
処理を進める。
一方、前記ステップ601の判定が「NO」、すなわちタ
イマカウンタの計数値TIMEが繰り返し周期ENDTより小さ
いか、周期ENDT以上であっても最上位ビット同士が異な
る場合は、ステップ601からステップ602および603の処
理をスキップして直接ステップ604へ処理を進める。
ステップ604ではタイマカウンタの計数値TIMEを発音
タイミングNPと比較する。最上位ビット同士が一致し、
かつ計数値TIMEが発音タイミングNP以後であれば発音タ
イミングが到来しているのであるから、発音および発音
タイミング更新処理を実行するため、ステップ605へ処
理を進める。ステップ605ではポインタPpで示されるイ
ベントから次に来る間隔データの直前までのイベントを
読み出してそれらのイベントによる発音を音源27に指示
する。続くステップ606にて再生パターンPP読出用のア
ドレスポインタPpを前記次に来る間隔データのアドレス
にセットし、ステップ607にてアドレスPpに書き込まれ
ている間隔データD(PPA,Pp)を読み出してタイミング
レジスタNPのデータに加算し、ステップ608にてポイン
タPpを歩進した後、もとの処理(第2図ステップ202)
へ戻る。
一方、前記ステップ604の判定が「NO」、すなわちタ
イマカウンタの計数値TIMEが発音タイミングNPより前で
あるか、発音タイミングNPの値以上であっても最上位ビ
ット同士が異なる場合は、ステップ605〜608の処理を実
行することなくステップ604から直接、もとの処理(第
2図ステップ202)へ戻る。
第1図のリズム演奏装置において、プレイモード(PM
=0)時にパネルスイッチ23内の録音(REC)スイッチ
がオンされると、CPU11はそれをパネルSW処理0(ステ
ップ205)を実行する際に検出し、第7図に示す録音SW
オンイベント処理を実行する。
第7図を参照して、ステップ701では録音するパター
ンのナンバを読み込んでそのスタートアドレスをレジス
タRPAに格納する。録音するパターンのナンバは、パネ
ルSW23におけるテンキーまたは選択スイッチ等を用いて
指示される。ステップ702では録音するパターンが新し
いパターンであるか否かを判定する。新パターンであれ
ばステップ703にてパネルSW23より入力されるパターン
の拍子数、名前(リズム名とタイプ)およびテンポ等を
読み出してパターンデータRPのヘッダ領域に書き込んだ
後、新パターンでなければステップ703をスキップして
ステップ701から直接、ステップ704へ処理を進める。
ステップ704ではパターンのタイプに従ってパターン
長を設定し、ステップ705ではリアルタイム録音モード
フラグRRを検査する。フラグRRが“0"であれば処理をス
テップ711へ進め、“1"であればステップ721へ進める。
ステップ711以下ではステップ録音処理を実行する。
すなわち、ステップ711にて処理モードPMを「1」(ス
テップ録音モード)に設定し、ステップ712にて表示器2
5に第23図に示すステップ録音画面の表示を行なわせる
とともに、前記のスタートアドレスRPAで示されるパタ
ーンの最初の小節のグラフ37を表示し、カーソル39をそ
の先頭に位置させた後、もとの処理(第2図ステップ20
7)へ戻る。
ステップ721以下ではリアルタイム録音処理を実行す
る。すなわち、ステップ721にて処理モードPMを「2」
(リアルタイム録音モード)に設定し、ステップ722に
て表示器25に“Realtime Recording"の表示を行なわ
せ、ステップ723にてスタートアドレスRPAで示されるパ
ターンの再生準備処理を、かつステップ724にてスター
トアドレスBPAで示されるバッファパターンの録音準備
処理を行ない、ステップ725にて変数iをクリアし、ス
テップ726にてタイマカウンタTIMEの計数値を読み出し
てこれと前記パターン長PLRとの和を折返しタイミング
レジスタENDTに格納した後、もとの処理(第2図ステッ
プ207)へ戻る。
前記ステップ録音モード(PM=1)時にパネルスイッ
チ23内の拍移動用の矢印(右向きと左向き)スイッチの
いずれかがオンされると、CPU11はそれを第2図ステッ
プ207のパネルSW処理1を実行する際に検出し、第8図
に示す矢印SWオンイベント処理を実行する。
第8図を参照して、ステップ801では矢印の向きに従
って小節グラフ37上のカーソル39を移動させる。ステッ
プ801では移動後のカーソルが示す位置のイベント情報
と表示中のインストナンバKCDとが一致すればアドレス
ポインタPdをカーソル39が示すタイミングのデータ書込
位置に設定するとともに該イベント情報を書換可能にす
る。表示画面中、小節グラフ37上の菱形マーク41はその
タイミングにイベント情報が書き込まれていることを示
し、小節グラフ37を区切る短線は拍数を示す。また、小
節グラフ37は、カーソル37が表示されているグラフの左
右を超えて移動しようとすると左または右にスクロール
される。ステップ802の処理を実行した後、もとの処理
(第2図ステップ207)へ戻る。
前記ステップ録音モードモード(PM=1)時にパネル
スイッチ23内のカーソルキー(上下左右の各向き用とし
てキーが1個ずつ設けられている)スイッチのいずれか
がオンされると、CPU11はそれを第2図ステップ207のパ
ネルSW処理1を実行する際に検出し、第9図に示すカー
ソルSWオンイベント処理を実行する。
第9図を参照して、ステップ901では各イベントデー
タに応じて表示されたパラメータ上を移動するカーソル
35をカーソルSWの方向に従って移動させる。ステップ90
2では移動後のカーソルが示す位置のオプションパラメ
ータの番号を変数xとして設定する。ステップ802の処
理を実行した後、もとの処理(第2図ステップ207)へ
戻る。
第1図のリズム演奏装置において、CPU11は、前記第
2図ステップ207のパネルSW処理1を実行する度に第10
図に示すデータスライダ処理ルーチンを実行する。
第10図を参照して、ステップ1001ではデータスライダ
の位置DSを検査し、これを前回のデータスライダ位置DS
Oと比較する。DS=DSO、すなわちデータスライダが動い
ていなければ、そのままデータスライダ処理ルーチンを
終了してもとの処理(第2図ステップ207)へ戻る。
一方、データスライダが動いていれば、処理をステッ
プ1002へ進めて、前回スライダ位置DSOを今回のスライ
ダ位置DSに更新した後、ステップ1003にてスライダ位置
DSが0であるか否かを判定する。スライダ位置DSが0で
あればステップ1004にてオプションパラメータフラグOP
Fxを検査する。フラグOPFxが“1"であればステップ1005
にてイベント中よりオプションパラメータOPxの記憶領
域を消去し、ステップ1006にてフラグOPFxをクリアした
後、一方、フラグOPFxが“0"であればステップ1005およ
び1006をスキップしてステップ1004から直接、このデー
タスライダ処理ルーチンを終了してもとのルーチン(第
2図ステップ207)へ戻る。
一方、ステップ1003の判定でスライダ位置DSが0でな
ければ、ステップ1007にてオプションパラメータフラグ
OPFxを検査する。フラグOPFxが“0"であればステップ10
08にてイベントデータ中にオプションパラメータOPxの
記憶領域を確保し、ステップ1009にてフラグOPFxをセッ
トした後、一方、フラグOPFxが“1"であればステップ10
08および1009をスキップしてステップ1007から直接、ス
テップ1010へ処理を進める。ステップ1010ではデータス
ライダ位置DSに基づきオプションパラメータ値OPxを決
定し、前記ステップ1008で確保した記憶領域、またはも
とのパラメータOPxが書き込まれていた記憶領域に書き
込む。ステップ1010の処理を実行すると、このデータス
ライダ処理ルーチンを終了してもとのルーチン(第2図
ステップ207)へ戻る。
前記ステップ録音モード(PM=1)時にドラムパッド
19が操作されると、CPU11はそれを第2図ステップ206の
パッド処理1を実行する際に検出し、第11図に示すパッ
ドオンイベント処理を実行する。
第11図を参照して、ステップ1101では操作されたパッ
ドに割り当てられたインスト番号を読み込んでレジスタ
KCDに書き込む。さらにステップ1102にて前記パッドの
タッチデータを読み込んでレジスタVELに書き込み、オ
プションパラメータフラグOPFを8ビット全部“0"(&0
0H)に設定した後、ステップ1104にて前回のインスト番
号KCDOと今回のインスト番号KCDとを比較する。KCD≠KC
DO、すなわちインスト番号が異なっていればステップ11
05にて表示をインスト番号KCDのパートに切り換え、ス
テップ1106にて前インスト番号KCDOを今回のインスト番
号KCDに更新した後、インスト番号が同じ(KCD=KCDO)
であればステップ1104から直接、処理をステップ1107に
進める。ステップ1107では表示SWがオン中か否かを判定
する。オンしていればそのまま、このパッドオンイベン
ト処理を終了してもとのルーチン(第2図ステップ20
6)へ戻る。すなわち、本実施例においては、表示キー
の同時オンにより、イベントの書き込みはせずに、楽器
種類を切換可能している。
一方、ステップ1107の判定が「NO」、すなわち表示SW
がオン中でなければ処理をステップ1108に進める。ステ
ップ1108では小節グラフ37のカーソル位置に対応するパ
ターンデータ上に新たなイベントを記憶するためのスペ
ースを作る。さらに、ステップ1109にてこのスペースに
前後のイベントの間隔データと今回のイベントデータ
(インスト番号KCD、ベロシティデータVEL、オプション
パラメータOP等)を書き込み、ステップ1110にて今回書
き込んだイベントを書換可能に設定し、ステップ1111に
て表示中に今回のイベントに関するデータを書き込んだ
後、このパッドオンイベント処理を終了してもとのルー
チン(第2図ステップ206)へ戻る。
すなわち、前記ステップ録音モードにおいては、表示
器25に表示された第23図に示すような画面上でカーソル
37により発音タイミングを指示し、表示SWオフの状態で
ドラムパッド19を操作することにより、その発音タイミ
ングで発音すべきリズム音(インスト種類KCD)を書き
込むことができる。書込後、発音タイミングは小節グラ
フ37上に菱形マーク41で表わされ、インスト種類KCDは
ステップ録音モードを示す「STEP REC」の文字の横に括
弧書きで「(HH1)」のように表示され、かつそのオプ
ションパラメータが表示される。また、カーソル37の位
置(発音タイミング)に発音すべきリズム音が書き込ま
れている場合、表示と一致するインスト種類KCDのオプ
ションパラメータが表示される。インスト種類KCDの表
示は、表示SWをオンしながらドラムパッド19を操作する
ことにより切り換えることができる。
また、表示されているオプションパラメータのうちカ
ーソル35で指示されているものは、データスライダを操
作することにより、書込、書換または消去することがで
きる。すなわち、データスライダをある位置から「0」
以外の他の位置へ動かすことによってカーソル35で示さ
れたオプションパラメータを書込または書換(オーバー
ライト)することができ、「0」以外の位置から「0」
位置へ動かすことによって消去することができる。
第1図のリズム演奏装置において、リアルタイム録音
モード(PM=2)時にドラムパッド19が操作されると、
CPU11はそれを第2図ステップ209のパッド処理2を実行
する際に検出し、第12図に示すパッドオンイベント処理
を実行する。
第12図を参照して、ステップ1201では操作されたパッ
ドに割り当てられたインスト番号を読み込んでレジスタ
KCDに書き込む。さらにステップ1202にて前記パッドの
タッチデータを読み込んでレジスタVELに書き込み、ス
テップ1203にて前イベントからの間隔DLを算出して間隔
データレジスタDLに書き込み、ステップ1204にてオプシ
ョンパラメータフラグOPFを8ビット全部“0"(&00H)
に設定する。続いて、ステップ1205にてピッチ変動処理
を、ステップ1206にてディケイレート処理を、ステップ
1207にてパン(定位)処理を、ステップ1208にてフィル
タ制御処理を、ステップ1209にて混合バランス制御処理
をそれぞれ実行し、ステップ1210にてインスト番号KC
D、ベロシティデータVELおよび各オプションパラメータ
OP1〜OP5のフラグOPFが“1"のパラメータOPに基づき音
源27に対して発音指示を行なった後、ステップ1211にて
変数iが「1」があるか否かを判定する。「1」であれ
ばステップ1212にてスタートアドレスRPAの示す領域へ
間隔データDLとイベントデータKCD、VELならびにフラグ
OPFおよびフラグOPFに対応するパラメータOPを書き込ん
だ後、「1」でなけれステップ1213にてスタートアドレ
スBPAの示す領域へ前記の各データDL、KCD、VEL、OPFお
よびOPを書き込んだ後、このパッドオンイベント処理を
終了してもとのルーチン(第2図ステップ206)へ戻
る。
前記ピッチ変動、ディケイレート、パン処理、フィル
タ制御および混合バランス制御の各処理は、公知の方法
を採用することができる。第13図は、第12図ステップ12
05のピッチ変動処理の一具体例を示す。
第13図を参照して、ステップ1301ではオプションパラ
メータコントロールデバイステーブル(第22図参照)の
ピッチコントロールデバイスデータPICDを検査する。デ
ータPICDが0であればピッチコントロールデバイスは設
定されていないのであるから、そのままこのピッチ変動
処理を終了してもとの処理(第12図ステップ1206)に戻
る。一方、データPICDが0でなければステップ1302にて
データPICDで示される操作子(ピッチコントロールデバ
イス)の入力値に基づきピッチデータを作成してこれを
オプションパラメータ処理用バッファOPiBに格納し、ス
テップ1303にてオプションパラメータの第3ビットOPF3
を立てた後、このピッチ変動処理を終了してもとの処理
(第12図ステップ1206)に戻る。
ディケイレート、パン処理、フィルタ制御および混合
バランス制御の各処理も、それぞれ前記ピッチ変動処理
と同様に行なえばよい。
第14図は、前記リアルタイム録音モード(PM=2)
時、第2図のステップ210で実行されるパターン再生録
音処理の詳細を示す。
第14図を参照して、ステップ1401ではタイマカウンタ
の計数値TIMEを前記繰り返し周期ENDT(第7図ステップ
726参照)と比較し、ステップ1421ではタイマカウンタ
の計数値TIMEを発音タイミングNPと比較する。
計数値TIMEが周期ENDTより小さいか、周期ENDT以上で
あっても最上位ビット同士が異なり、かつ計数値TIMEが
発音タイミングNPの値より小さいか、発音タイミングNP
の値以上であっても最上位ビット同士が異なる場合はそ
れ以上の処理を行なうことなくもとの処理(第2図ステ
ップ202)へ戻る。
ステップ1421の判定が「YES」、すなわちタイマカウ
ンタの計数値TIMEが発音タイミング値NP以上であり、か
つ計数値TIMEと発音タイミング値NPの最上位ビット同士
が一致したときは発音タイミングである。この場合はス
テップ1422へ処理を進めて変数iを検査する。変数iが
0であればステップ1423にてスタートアドレスRPAで示
されるパターンRPの順次再生を実行し、ステップ1424に
てスタートアドレスBPAで示されるパターン領域BPへの
順次録音を実行した後、一方、変数iが1であればステ
ップ1425にてスタートアドレスBPAで示されるパターンB
Pの順次再生を実行し、ステップ1426にてスタートアド
レスRPAで示されるパターン領域RPへの順次録音を実行
した後、このパターン再生録音処理を終了してもとの処
理(第2図ステップ202)に戻る。
ステップ1401の判定が「YES」、すなわちタイマカウ
ンタの計数値TIMEが繰り返し周期ENDT以上であり、かつ
最上位ビット同士が一致したときは1小節または2小節
からなる一連のリズムパターンの処理が終了したときで
ある。この場合は、パターンRPとBPの役割を入れ換えて
録音および再生をさらに繰り返すため処理をステップ14
02へ進める。ステップ1402では変数iを検査する。変数
iが1であればステップ1403にて変数iを0に変更し、
ステップ1404にてスタートアドレスRPAで示されるパタ
ーンRPの再生準備処理を実行し、ステップ1405にてスタ
ートアドレスBPAで示されるパターン領域BPの録音準備
処理を実行した後、一方、変数iが0であればステップ
1406にて変数iを1に変更し、ステップ1407にてスター
トアドレスBPAで示されるパターンBPの再生準備処理を
実行し、ステップ1408にてスタートアドレスRPAで示さ
れるパターン領域RPの録音準備処理を実行した後、処理
をステップ1411へ進める。ステップ1411ではタイマカウ
ンタTIMEの計数値を読み出してこれと前記パターン長PL
Rとの和を折返しタイミングレジスタENDTに格納した
後、処理を前記ステップ1421へ進める。このステップ14
02〜1411の役割切換処理によって、最初は、パターンRP
を再生しながらこの再生パターンデータとその時行なわ
れるリズム演奏のパターンとを合成してパターン領域BP
にリアルタイムで録音し、パターン長PLR分の再生およ
び録音を終了すると、次はパターンBPを再生してパター
ン領域RPに録音する。そして、以後はパターン長PLR分
の再生および録音を終了する度に、パターンRPとBPとを
入れ換えて再生および録音を繰り返す。
第1図のリズム演奏装置において、ステップレコーデ
ィングモード(PM=1)またはパターン再生モード(PM
=3)時にパネルスイッチ23内の停止(STOP)スイッチ
がオンされると、CPU12はそれを第2図のパネルSW処理
1(ステップ207)またはパネルSW処理3(ステップ20
7)を実行する際に検出し、第15図に示す停止SWオンイ
ベント(I)ルーチンを実行する。
第15図を参照して、ステップ1501にてモードレジスタ
PMを「0」(ノーマルモード)に設定し、ステップ1502
にて表示器25の表示を第24図のノーマルプレイ画面に切
り換えさせた後、この停止SWオンイベントルーチンを終
了してもとの処理(第2図のステップ202)へ戻る。
第1図のリズム演奏装置において、リアルタイムレコ
ーディングモード(PM=2)時にパネルスイッチ23内の
停止(STOP)スイッチがオンされると、CPU12はそれを
第2図ステップ209のパネルSW処理2を実行する際に検
出し、第16図に示す停止SWオンイベント(II)ルーチン
を実行する。
第16図を参照して、ステップ1601ではモードレジスタ
PMを「0」(ノーマルモード)に設定し、ステップ1602
では変数iを検査する。変数iが1であればステップ16
03にて再生中のパターンBPの残り部分をパターン領域RP
にコピーした後、一方、変数iが0であればステップ16
04にて再生中のパターンRPの残り部分をパターン領域BP
にコピーし、かつステップ1605にてパターンBPをパター
ン領域RPにコピー(オーバーライト)した後、処理をス
テップ1606へ進める。
ステップ1606では表示器25の表示をノーマルプレイ画
面に切り換えた後、この停止SWオンイベントルーチン
(II)を終了してもとの処理(第2図のステップ202)
へ戻る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係るリズム演奏装置の
ハードウエア構成図、 第2図〜第16図は、第1図におけるCPUが実行する処理
を示すフローチャート図、 第17図は、第1図の装置におけるRAM内に記録されるリ
ズムパターンのフォーマット図、 第18図は、第17図のリズムパターンデータにおける間隔
データデータのフォ一マット図、 第19図は、第17図のリズムパターンデータにおけるイベ
ントデータのフォーマット図、 第20図は、第19図のイベントデータにおけるオプション
パラメータフラグのフォーマット図、 第21図は、第1図におけるRAM内に設定されるオプショ
ンパラメータ処理用バッファを示す図、 第22図は、第1図におけるROMまたはRAM内に設定される
オプションパラメータコントロールデバイステーブルを
示す図、 第23図および第24図は、それぞれ第1図における表示器
の表示画面例を示す図、 のおけるディスプレイの表示画像を示す図、そして 第25図は、第1図の装置におけるオプションパラメータ
コピー処理の説明図である。 11:中央処理装置(CPU) 15:ROM 17:RAM 19:ドラムパッド 21:演奏操作子 23:パネルスイッチ 25:表示器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発音すべきリズム楽器種類を表す楽器情報
    および該リズム楽器の発音態様を制御するための制御情
    報を、発音タイミング毎に記憶したリズムパターン記憶
    手段であって、このリズムパターン記憶手段は複数のリ
    ズムパターン記憶領域を有し、その少なくとも1つは書
    き込み可能なものと、 前記リズムパターン記憶手段に記憶されたリズムパター
    ンの内の1つを指定する第1のパターン指定手段と、 前記第1のパターン指定手段によって指定されたリズム
    パターン中のリズム楽器の内の1つを指定する第1の楽
    器指定手段と、 前記リズムパターン記憶手段の内の書き込み可能な記憶
    領域に記憶されたリズムパターンの中の1つを指定する
    第2のパターン指定手段と、 前記第2のパターン指定手段によって指定されたリズム
    パターン中のリズム楽器の内の1つを指定する第2の楽
    器指定手段と、 前記第1のパターン指定手段および第1の楽器指定手段
    によって指定されたリズム楽器における演奏の発生態様
    を制御する制御情報を、前記第2のパターン指定手段お
    よび第2の楽器指定手段によって指定されたリズム楽器
    における制御情報として、前記第2のパターン指定手段
    によって指定されたパターンの記憶領域へとコピーする
    コピー手段と を具備することを特徴とするリズム演奏装置。
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