JP2529517B2 - ファクシミリ蓄積同報装置 - Google Patents

ファクシミリ蓄積同報装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マークシートによる同
報依頼及びPB(プッシュボタン)簡易手順による同報
依頼を受け付けるファクシミリ蓄積同報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、この種のファクシミリ蓄積同報
装置の従来構成と、これを用いたファクシミリ同報シス
テムの一例を示している。
【0003】図6において、200はファクシミリ蓄積
同報装置であり、これはペレータ操作等のためのコンソ
ール装置301と接続され、また交換回線網302を介
してファクシミリ端末303と接続される(FAX1は
同報依頼ファクシミリ端末を、FAXnは同報宛先ファ
クシミリ端末を、それぞれ代表している)。
【0004】ファクシミリ蓄積同報装置200は、同報
依頼ファクシミリ端末との通信を制御するファクシミリ
受信制御部201、その通信の受信チャネルを制御する
受信チャネル制御部202、その受信電文を管理する受
信電文管理部203、送信電文の管理を行なう送信電文
管理部205、送信電文の送信チャネルを制御する送信
チャネル制御部206、宛先ファクシミリ端末との通信
を制御するファクシミリ送信制御部207、同報依頼フ
ァクシミリ端末から受信したマークシート(宛先指定原
稿)の内容(OMR情報)を認識するマークシート認識
部208、宛先名や発信元名等を登録しておく端末情報
記憶部209、受信した電文を蓄積しておく電文記憶部
210、端末情報記憶部209から引き出された宛先名
や発信元名と受付日付等からなる電文管理情報を蓄積し
ておく電文管理情報記憶部211、前記各制御部及び各
管理部の制御、前記各記憶部の入出力の制御、電文管理
情報の作成、コンソール装置301とのインターフェイ
ス等を行なう主制御部204により概ね構成されてい
る。
【0005】次に、このファクシミリ蓄積同報装置20
0について、マークシートを用いた同報依頼を受け付て
処理する場合の動作を説明する。この場合、同報依頼フ
ァクシミリ端末において、同報配信すべきファクシミリ
原稿に、宛先指示原稿であるマークシートを重ねてセッ
トして起動し、マークシートより順に交換回線網302
を経由しファクシミリ蓄積同報装置200へ送信する。
【0006】ファクシミリ蓄積同報装置200におい
て、ファクシミリ受信制御部201で初めにマークシー
トの情報が受信され、これがマークシート認識部208
に入力する。マークシート認識部208では、入力情報
よりマークシートのマークつまり同報通信に必要な制御
情報の検出を行ない、その存在を確認すると、この制御
情報から送信相手の端末情報を抽出し、この端末情報と
端末情報記憶部209に登録されている情報とを比較す
る。この比較で発信元または宛先が不一致となった場
合、マークシート認識部208はファクシミリ受信制御
部201を通じて未登録である旨の情報を発信元へ返送
し、通信を終了させる。
【0007】他方、この比較で発信元及び宛先が一致し
た場合、マークシート認識部208から同報通信可能情
報がファクシミリ受信制御部201へ送られるので、フ
ァクシミリ受信制御部201はマークシートに続いて受
信したファクシミリ原稿の電部の内容を受信チャネル制
御部202を介して受信電文管理部203へ転送し、受
信電文管理部203はこの受信電文の内容を電文記憶部
210に蓄積する。同時に、主制御部204は、マーク
シート認識部208により認識された情報に基づき、端
末情報記憶部209から当該同報依頼の宛先名及び発信
元名を引き出し、これを受付日時等の情報を付加し電文
管理情報として電文管理情報記憶部211に格納する。
【0008】PB簡易手順による同報依頼の場合、同報
依頼ファクシミリ端末はオフフック状態で発呼し、PB
(プッシュボタン)操作によって発信元情報と宛先情報
を入力し、これをPB信号(DTMF信号)としてファ
クシミリ蓄積同報装置200へ送信する。ファクシミリ
蓄積同報装置200では、ファクシミリ受信制御部20
1で受信したPB信号を受信チャネル制御部202を介
して受信電文管理部203へ転送する。受信電文管理部
203で、PB信号による宛先情報及び発信元情報と、
端末情報記憶部209に登録されている情報とを比較
し、発信元または宛先の不一致を判定した場合にはファ
クシミリ受信制御部201へ未登録の旨を通知し、通信
を終了させる。
【0009】他方、この比較で発信元及び宛先が一致し
た場合、受信電文管理部203は同報通信可能情報をフ
ァクシミリ受信制御部201へ送る。この場合、ファク
シミリ受信制御部201は、同報依頼ファクシミリ端末
へCED信号を送信する。同報依頼ファクシミリ端末側
では、このCED信号を受信するとファクシミリ入力ス
イッチをオンにして同報電文を送信する。ファクシミリ
受信制御部201は、受信した同報電文の内容を受信チ
ャネル制御部202を介して受信電文管理部203へ転
送する。受信電文管理部203は、その受信電文の内容
を電文管理部210に蓄積するが、同時に主制御部20
4は、受信電文管理部203により認識された情報に基
づき端末情報記憶部209から宛先名及び発信元名を引
き出し、これを受付日付等の情報を付加し電文管理情報
として電文管理情報記憶部211に格納する。
【0010】次に同報配信の動作を説明する。電文記憶
部210に蓄積された電文の同報配信の必要が生じた時
に、主制御部204は送信電文管理部205に送信を通
達し、電文記憶部210から電文を引き出し、また電文
管理情報記憶部211から該当する電文管理情報を引き
出し、それぞれ送信電文管理部205へ転送する。送信
電文管理部205は、その電文の内容に電文管理情報を
付加して同報電文とし、これを送信チャネル制御部20
6を介してファクシミリ送信制御部207へ転送する。
ファクシミリ送信制御部207は、同報通信制御の手順
に従い、その同報電文をマークシートまたはPB簡易手
順によって指定された各宛先ファクシミリ端末へ順次ま
たは一斉に送信する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
構成によれば、同報依頼ファクシミリ端末側において、
必要な同報依頼用マークシートがないのでPB簡易手順
で同報依頼を行ないたい場合に、操作者がPB簡易手順
による発信元や宛先の入力方法、同報電文の時刻指定や
優先順位指定の方法を知らないか、その手順に不慣れで
あると、同報依頼が不可能であったり、操作に非常に手
間取るといった問題があった。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、PB簡易手順による同報依頼の方法を知らない者
や、その操作に不慣れな者でも、PB簡易手順による同
報依頼を簡単かつ確実に行なうことができるようにした
ファクシミリ蓄積同報装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、マークシートまたはPB簡易手順による
同報依頼の受付処理を行ない、同報依頼に関する発信
元、宛先、その他の制御情報及び受信電文の内容を記憶
手段に蓄積する受信処理系と、前記記憶手段に蓄積され
た発信元、宛先、その他の制御情報及び受信電文の内容
に基づき、同報電文を作成して同報配信を行なう送信処
理系とを有するファクシミリ蓄積同報装置において、前
記受信処理系が、PB簡易手順の入力案内のための音声
案内を回線に送出する手段と、フックオフ状態の発呼端
末からの着信時にはPB簡易手順による同報依頼の受付
処理を選択し、フックオン状態の発呼端末からの着信時
にはマークシートによる同報依頼の受付処理を選択する
手段と、PB簡易手順による同報依頼の受付処理が選択
された場合に、その受付処理の進行と対応させて必要な
音声案内を前記音声案内を送出する手段より回線へ送出
させる制御を行なう手段とを有する、という構成を備え
たものである。
【0014】
【作用】同報依頼端末で、PB簡易手順による同報依頼
を行ないたい場合、フックオフ状態で発呼するので、本
発明のファクシミリ蓄積同報装置の受信処理系は、上述
の構成によって、自動的にPB簡易手順による同報依頼
の受付処理を選択し、その受付処理の進行と対応させて
必要な音声案内を回線へ送出する。したがって、同報依
頼端末側の操作者は、PB簡易手順による同報依頼の方
法を知らなくとも、あるいは手順に不慣れであっても、
本発明のファクシミリ蓄積同報装置より送られてくる音
声案内に従って、必要な入力操作(発信元、宛先、配信
時刻、優先順位等の指定)を順に行ない、PB簡易手順
で同報依頼をすることができる。
【0015】また、同報依頼端末で、マークシートによ
る同報依頼を行ないたい場合はフックオン状態で発呼す
る。この場合、本発明のファクシミリ蓄積同報装置の受
信処理系は、上述の構成によって、自動的にマークシー
トによる同報依頼の受付処理を選択するので、マークシ
ートを用いて同報依頼をすることができる。
【0016】そして、各方法により依頼された同報電文
の内容は、送信処理系により指定された宛先へ同報配信
される。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるファクシミ
リ蓄積同報装置の内部構成と、これを用いたファクシミ
リ同報システムを示す概略ブロック図である。
【0018】図1において、100はファクシミリ蓄積
同報装置であり、これには図6に示した従来装置と同様
に、コンソール装置301が接続されるとともに交換回
線網302を介しファクシミリ端末303が接続され
る。
【0019】このファクシミリ蓄積同報装置100にお
いて、受信処理系Aは、ファクシミリ受信制御部10
1、受信チャネル制御部102、受信電文管理部10
3、マークシート認識部108、端末情報記憶部109
に、PB簡易手順による同報依頼の入力案内のための音
声案内を回線へ送出するための音声案内制御部112を
追加してなり、各部が主制御部104の制御下で動作す
る構成である。この受信処理系Aの音声案内制御部11
2以外の各部は、図6に示した従来装置の対応部と同等
のものである。ただしファクシミリ受信制御部101
は、PB簡易手順による同報依頼の受付処理を選択した
場合に、その受付処理の進行に対応して音声案内制御部
112より必要な音声案内を送出させる制御を行なう手
段が追加されている。
【0020】音声案内制御部112の内部構成の一例を
図2に示す。図2において、音声データ変換部121は
音声信号のデジタルデータへの変換、またはその逆変換
を行なう。音声データ制御部122は音声案内制御部1
2内のデータフローや各部の動作の制御、ファクシミリ
受信制御部101とのインターフェース等を行なう。音
声案内データ記憶部123は、同報依頼ファクシミリ端
末に対する発信元情報や宛先情報、同報電文の配信時刻
や優先順位の入力案内等のための音声データを記憶して
いる。
【0021】ファクシミリ蓄積同報装置100の送信処
理系Bは、従来装置の送信処理系の構成と変わらず、主
制御部104の制御下で動作する送信電文管理部10
5、送信チャネル制御部106及びファクシミリ送信制
御部107からなる構成であり、これら各部は図6に示
された対応部と同等である。受信処理系A及び送信処理
系Bに関連して主制御部104、電文記憶部110、電
文管理情報記憶部111があるが、これら各部も図6に
示した対応部と同等のものである。
【0022】以上のように構成されたファクシミリ蓄積
同報装置100について、受信時の動作を説明する。図
3は受信時の動作の概略フローを示す。受信時の動作の
流れは同報依頼の方法によって2種類あり、図4及び図
5はそれぞれの場合の信号シーケンスの例を示す。
【0023】ある同報依頼ファクシミリ端末から着信し
た時に、ファクシミリ受信制御部101は一定時間、C
NG信号の受信をチェックする(図3のS1)。同報依
頼ファクシミリ端末(発呼端末)は、PB簡易手順によ
り同報依頼をしたい場合には、フックオフした状態で発
呼するので、CNG信号を受信しない。他方、マークシ
ートによって同報依頼をしたい場合にはフックオン状態
で発呼するので、CNG信号を受信する。CNG信号を
受信しない場合、ファクシミリ受信制御部101は同報
依頼ファクシミリ端末がフックオフした状態であると判
断し、PB簡易手順による同報依頼の受付処理を選択す
る。他方、CNG信号を受信しない場合にはマークシー
トによる同報依頼の受付処理を選択する。
【0024】まず、PB簡易手順による同報依頼の受付
処理を選択した場合の動作を説明する。ファクシミリ受
信制御部101は、音声案内制御部112に対し、発信
元名入力の音声案内の送出を要求する。この要求を受け
た音声データ制御部122は、音声案内データ記憶部1
23より同報依頼側に発信元名の入力を案内するための
音声データを取り出し、これを音声データ変換部121
により音声信号に変換してからファクシミリ受信制御部
101を介し回線へ送出する(S2)。そして、ファク
シミリ受信制御部101は発信元データの受信を行なう
(S3)。
【0025】この音声案内を受信した同報依頼ファクシ
ミリ端末では、プッシュボタン操作により発信元名を入
力し、この入力情報がPB信号すなわちDTMF信号と
してファクシミリ蓄積同報装置100へ送信される。
【0026】ファクシミリ受信制御部101は、受信し
た発信元情報を受信チャネル制御部102を介して受信
電文管理部103へ転送する。受信電文管理部103で
は、転送された発信元情報と端末情報記憶部109に登
録されている端末情報とを比較し、当該発信元の登録の
有無をチェックし、登録/未登録の別をファクシミリ受
信制御部101へ通知する(S4)。
【0027】ファクシミリ受信制御部101は、未登録
の通知を受けた場合、未登録の旨を案内する音声案内を
音声案内制御部112より送出させ(S5)、内部の未
登録受信数のカウンタn1(初めは0にクリアされてい
る)をインクリメントし(S6)、同カウンタn1の値
が予め登録してある最大値N1に達したか調べる(S
7)。n1<N1ならば再び発信元名入力の音声案内を
送出させ発信元データの受信を行なう(S2,S3)。
このような発信元名受信の繰り返しによりn1=N1と
なった場合には、エラーの旨の音声案内を音声案内制御
部112より回線へ送出させてから回線を切断する(S
8)。
【0028】ファクシミリ受信制御部101は、発信元
が登録済みの旨を通知された場合、宛先名の入力案内の
ための音声案内を音声案内制御部112より回線へ送出
させ(S9)、宛先データの受信を行なう(S10)。
同報依頼ファクシミリ端末では、プッシュボタン操作に
よって宛先名の入力を行なう。入力された宛先情報はフ
ァクシミリ受信制御部101より受信チャネル制御部1
02を介し受信電文管理部103へ転送され、受信電文
管理部103では、この宛先情報と端末情報記憶部10
9に登録されている端末情報とを比較し、一致した場合
には登録済みの通知を、一致しない場合には未登録の通
知を、ファクシミリ受信制御部101へ送る(S1
1)。
【0029】ファクシミリ受信制御部101は、未登録
通知を受けた場合は、未登録の旨の音声案内を音声案内
制御部112より回線へ送出させ(S12)、内部の未
登録受信数のカウンタn2(初めは0にクリアされてい
る)をインクリメントし(S13)、同カウンタn2の
値が予め登録してある最大値N2に達したか調べる(S
14)。n2<N2ならば再び宛先名入力の音声案内を
送出させ宛先データの受信を行なう(S9,S10)。
このような発信元名受信の繰り返しによりn2=N2と
なった場合には、エラーの旨の音声案内を音声案内制御
部112より回線へ送出させてから回線を切断する(S
15)。
【0030】他方、ファクシミリ受信制御部101は、
宛先名の登録済みの通知を受けた場合には、同報電文の
配信時刻指定の音声案内を音声案内制御部112より回
線へ送出させ(S16)、時刻情報の受信を行ない(S
17)、同報依頼ファクシミリ端末より受信したPB信
号(DTMF)信号が時刻情報であるか否かを判定する
(S18)。
【0031】時刻情報を受信した場合、ファクシミリ受
信制御部101は、この情報を受信チャネル制御部10
2を介して受信電文管理部103へ転送し(S19)、
次に同報すべきファクシミリ電文の入力を要求する音声
案内を音声案内制御部112より回線へ送出させる(S
25)。これに続いてCED信号を回線へ送出し(S2
6)、ファクシミリ受信を開始し、受信されたファクシ
ミリ電文の内容を受信チャネル制御部102を介して受
信電文管理部103へ転送する(S27)。受信電文管
理部103は転送された電文の内容を電文記憶部210
に蓄積する(S27)。また主制御部104は、受信電
文管理部103によって認識された情報に基づき端末情
報記憶部109から発信元名及び宛先名を引き出し、こ
れに指定された配信時刻の情報と同報依頼の受付日時等
の情報を付加して電文管理情報を作成し、これを電文管
理情報記憶部111に格納する(S28)。
【0032】他方、S18で受信したPB信号(DTM
F信号)が時刻指定無の情報であると判定した場合、フ
ァクシミリ受信制御部101は、同報電文の優先順位の
入力案内のための音声案内を音声案内制御部112より
回線へ送出させ(S21)、PB信号による優先順位情
報の受信を行ない(S22)、受信した情報が優先順位
情報であるか優先順位指定無の情報であるかを判定する
(S23)。優先順位情報を受信した場合にはその情報
を受信電文管理部103へ転送し(S24)、ファクシ
ミリ電文の入力を要求する音声案内を送出させ(S2
5)、CED信号を送出し(S26)、ファクシミリ受
信を行なう(S27)。優先順位情報を受信した場合、
S28で主制御部104により作成される電文管理情報
に、その優先順位情報が含まれることになる。
【0033】なお、着信時にCNG信号を受信せずマー
クシートによる同報依頼の受付処理を選択した場合は、
従来と全く同じ動作となる。すなわち、ファクシミリ受
信制御部101はCED信号を送出し(S26)、ファ
クシミリ受信を開始する(S27)。最初に受信するマ
ークシートの電文内容の認識処理をマークシート認識部
108で行ない、発信元名及び宛先名が登録済みである
ならば、続いて受信する同報電文の内容を受信電文管理
部103によって電文記憶部110に蓄積し、また主制
御部104で電文管理情報を作成して電文管理情報記憶
部111に格納する(S27,S28)。
【0034】このようにして同報電文の受信、蓄積が終
了すると回線が切断される。その後、電文記憶部110
に蓄積された電文内容の同報配信が主制御部104の制
御下で送信処理系Bによって実行されるが、この動作は
従来装置と全く同じであるので、その説明を省略する。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明
は、着信時にマークシートまたはPB簡易手順による同
報依頼の受付処理を自動的に選択し、PB簡易手順によ
る同報依頼の受付処理を選択した場合には、その受付処
理の進行に対応して音声案内を回線に送出する構成であ
るため、同報依頼端末側でマークシートによる同報依頼
とPB簡易手順による同報依頼とを任意に使い分けるこ
とができるとともに、操作者がPB簡易手順による同報
依頼の方法を知らなくとも、あるいは手順に不慣れであ
っても、音声案内に従い入力操作をすることによって、
PB簡易手順で同報依頼を簡単かつ確実に行なうことが
でき、ファクシミリ同報システムの使い勝手が向上する
という効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ蓄積同報
装置のブロック図
【図2】音声案内制御部の内部構成の一例を示すブロッ
ク図
【図3】ファクシミリ蓄積同報装置の受信動作の概略フ
ローチャート
【図4】PB簡易手順による同報依頼の場合の信号シー
ケンスの一例を示す図
【図5】マークシートによる同報依頼の場合の信号シー
ケンスの一例を示す図
【図6】従来のファクシミリ蓄積同報装置の概略ブロッ
ク図
【符号の説明】
101 ファクシミリ受信制御部 102 受信チャネル制御部 103 受信電文管理部 104 主制御部 105 送信電文管理部 106 送信チャネル制御部 107 ファクシミリ送信制御部 108 マークシート認識部 110 端末情報記憶部 111 電文記憶部 112 音声案内制御部 121 音声データ変換部 122 音声データ制御部 123 音声案内データ記憶部 100 ファクシミリ蓄積同報装置 301 コンソール装置 302 交換回線網 303 ファクシミリ端末

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マークシートまたはPB簡易手順による
    同報依頼の受付処理を行ない、同報依頼の発信元、宛
    先、その他の制御情報及び受信電文の内容を記憶手段に
    蓄積する受信処理系と、前記記憶手段に蓄積された発信
    元、宛先、その他の制御情報及び受信電文の内容に基づ
    き、同報電文を作成して同報配信を行なう送信処理系と
    を有し、前記受信処理系は、PB簡易手順の入力案内の
    ための音声案内を回線に送出する手段と、フックオフ状
    態の発呼端末からの着信時にはPB簡易手順による同報
    依頼の受付処理を選択し、フックオン状態の発呼端末か
    らの着信時にはマークシートによる同報依頼の受付処理
    を選択する手段と、PB簡易手順による同報依頼の受付
    処理が選択された場合に、その受付処理の進行と対応さ
    せて必要な音声案内を前記音声案内を送出する手段より
    回線へ送出させる制御を行なう手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ蓄積同報装置。
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