JP2591465B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2591465B2
JP2591465B2 JP6070473A JP7047394A JP2591465B2 JP 2591465 B2 JP2591465 B2 JP 2591465B2 JP 6070473 A JP6070473 A JP 6070473A JP 7047394 A JP7047394 A JP 7047394A JP 2591465 B2 JP2591465 B2 JP 2591465B2
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芳政 若林
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポーリング送信機能を
有するファクシミリ装置に関し、特に、内部管理情報
(送信管理レポート、受信管理レポート、ワンタッチ登
録リストなど)のポーリング送信機能に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置では、
異なるファクシミリ装置側において前記ファクシミリ装
置の内部管理情報を知りたい場合には、前記ファクシミ
リ装置側で人手を介して必要な内部管理情報を一度出力
した後に再度蓄積させ、異なるファクシミリ装置側に送
信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファクシミリ装置では、自動で他のファクシミ
リ装置へ内部管理情報を送信することが困難なために、
人手を介する必要が生じる欠点があった。
【0004】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記欠点を解消することを可能とした新規なファク
シミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るファクシミリ装置は、内部管理情報の
送信管理レポート、受信管理レポート、ワンタッチ登録
リストなどの中からいずれか1つまたは複数を選択して
ポーリング送信文書として登録する手段と、前記ポーリ
ング送信文書に前記内部管理情報を登録したときに前記
内部管理情報をポーリング送信する手段とを備えて構成
される。
【0006】
【実施例】次に、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照しながら具体的に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示すブロック構
成図である。
【0008】図1を参照するに、本発明に係るファクシ
ミリ装置は、通信制御部21と、変換部22と、内部管
理情報メモリ23と、ポーリング送信情報登録部24と
を備えて構成されている。また、通信制御部21は、コ
ントローラ部31と、ポーリング文書メモリ32と、通
信部33とから構成されている。
【0009】次に本発明の動作の流れを図1を参照して
説明する。
【0010】まず、ポーリング送信側ファクシミリ11
において、ポーリング送信の登録をおこなう。このと
き、ポーリング送信文書を新たに蓄積させるのではな
く、内部管理情報(送信管理レポート、受信管理レポー
ト、ワンタッチ登録リストなど)のいずれか1つまたは
複数を選択してポーリング送信するように、ポーリング
送信情報登録部24に登録する。さらに、ポーリングパ
スワードの登録もおこなう。
【0011】ポーリング受信側ファクシミリ12は、ポ
ーリング送信側ファクシミリ11の内部管理情報を知る
ために、ポーリング送信側ファクシミリ11へポーリン
グ送信を要求する。
【0012】ポーリング送信を要求されたポーリング送
信側ファクシミリ11の通信制御部21は、ポーリング
パスワードの確認と、ポーリング送信文書として登録さ
れている文書が何であるかの確認要求をポーリング送信
情報登録部24へ送る。該当するポーリング送信文書が
内部管理情報のときには、通信制御部21のコントロー
ラ部31は、該当する内部管理情報をポーリング送信文
書に変換する要求を変換部22に送る。変換部22は、
コントローラ部31から要求を受けて、内部管理情報メ
モリ23から該当する文書をポーリング文書メモリ32
に複写する。コントローラ部31は、ポーリング文書メ
モリ32内の文書の送信指示を通信部33に送る。通信
部33は、ポーリング受信側ファクシミリ12へポーリ
ング送信を行う。
【0013】次に、図2の動作フローチャートを参照し
ながら本発明の動作を詳細に説明する。
【0014】図2を参照するに、先ずステップS1にて
ポーリング送信情報登録部24にポーリングパスワード
を登録する。次にステップS2によりコントローラ部3
1がポーリング文書の選択をおこない、それによってス
テップS3の内部管理情報が選択される。
【0015】次に、ステップS4で、コントローラ部3
1によるポーリング送信文書の選択がおこなわれる。こ
のポーリング送信文書の選択は、 .送信管理レポート .受信管理レポート .ワンタッチ登録リスト ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・ の中から1つまたは複数個の選択により実行される。こ
のポーリング送信文書の選択は、例えばキーボード等の
入力装置により所望の内部管理情報を入力することによ
って実行することができる。
【0016】このポーリング送信文書の選択は、本発明
の最大の特徴である。
【0017】この内部管理情報の選択は、次のようなも
のである。
【0018】1.時刻指定送信あるいは再発呼待ち文書
など即時に送信されない送信文書を残している場合→送
信管理レポート 外出などのために実際に送信を行ったファクシミリが離
れた場所に存在する時でも、他のファクシミリから送信
管理レポートを出力して送信結果の確認が可能になる。
【0019】2.代替ファクシミリとして使用している
場合→受信管理レポート 代替元ファクシミリから、代替ファクシミリの受信履歴
の確認が可能になる。
【0020】3.ワンタッチ登録の内容をネットワーク
内で共通に使用したい場合→ワンタッチ登録リスト ネットワーク内のファクシミリのワンタッチ登録リスト
を参照することができる。
【0021】続いて、ステップS5により外部ファクシ
ミリ(図1に示された本実施例においてはポーリング受
信側ファクシミリ12)によるポーリング送信の要求が
なされる。
【0022】次にステップS6により、選択された内部
管理情報の現在の情報がポーリング文書メモリ32へ展
開される。このステップS6では、コントローラ部31
は、選択した内部管理情報を変換部22によりポーリン
グ送信文書に変換させてポーリング文書メモリ32に格
納する。
【0023】次いで、ステップS7においてポーリング
文書メモリ32に格納されたポーリング送信文書は、通
信部33に出力され、通信部33からポーリング受信側
ファクシミリ12に送信される。
【0024】ステップS2でステップS8のノーマルが
選択された場合には、ステップS9にてセットされたポ
ーリング文書は、ポーリング文書メモリ32に展開さ
れ、ステップS5、S6、S7を介して内部管理情報が
選択された場合と同様にポーリング受信側ファクシミリ
12にポーリング送信がなされる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置を用いることにより、内部管理情報の送信管理
レポート、受信管理レポート、ワンタッチ登録リストな
どの中からいずれか1つまたは複数を選択してポーリン
グ送信文書として登録できるために、異なるファクシミ
リ装置から、必要な内部管理情報だけを、人手を介さず
にポーリング通信で入手できるという効果が得られる。
【0026】一例として、時刻指定送信あるいは再発呼
待ちなどで即時送信されない送信文書が確実に送信され
たかを確認したいときに実際に送信をおこなったファク
シミリ装置が近くにない場合に、異なるファクシミリ装
置から内部管理情報(この場合、送信管理レポート)を
ポーリング受信することで、人手を介さずに容易に送信
確認をおこなうことができるなどの効果が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の動作フローの一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
11…ファクシミリ(ポーリング送信側) 12…ファクシミリ(ポーリング受信側) 21…通信制御部 22…変換部 23…内部管理情報メモリ 24…ポーリング送信情報登録部 31…コントローラ部 32…ポーリング文書メモリ 33…通信部 41…電話回線

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポーリング送信機能を持ち送信文書を蓄
    積可能なファクシミリ装置において、内部管理情報の送
    信管理レポート、受信管理レポート、ワンタッチ登録リ
    ストなどの中からいずれか1つまたは複数を選択してポ
    ーリング送信文書として登録する登録手段と、前記登録
    手段に前記内部管理情報を登録したときに前記内部管理
    情報をポーリング送信する送信手段とを有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記登録手段は、前記内部管理情報の送
    信管理レポート、受信管理レポート、ワンタッチ登録リ
    ストなどの中からいずれか1つまたは複数を選択制御す
    る通信制御部と、該通信制御部により選択されたポーリ
    ング送信情報及びポーリングパスワードを登録する登録
    部とを有することを更に特徴とする請求項1に記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記通信制御部は、前記内部管理情報の
    選択制御及びポーリングパスワードの確認並びにポーリ
    ング送信文書として前記登録部に登録されている文書が
    何であるかの確認制御を行うコントローラ部と、ポーリ
    ング文書を格納するポーリング文書メモリと、通信部と
    を有することを更に特徴とする請求項2に記載のファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、内部管理情報が格納さ
    れた内部管理情報メモリと、前記登録手段に前記内部管
    理情報が登録されたときに前記内部管理メモリから該当
    する文書を引き出して内部管理情報をポーリング送信文
    書に変換し該ポーリング送信文書をポーリング文書メモ
    リに複写する変換部と、前記ポーリング文書メモリから
    出力されるポーリング送信文書をポーリング送信する通
    信部とを有することを更に特徴とする請求項1に記載の
    ファクシミリ装置。
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