JPH11112778A - 電子メール機能を備えたファクシミリ装置 - Google Patents
電子メール機能を備えたファクシミリ装置Info
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- JPH11112778A JPH11112778A JP9287919A JP28791997A JPH11112778A JP H11112778 A JPH11112778 A JP H11112778A JP 9287919 A JP9287919 A JP 9287919A JP 28791997 A JP28791997 A JP 28791997A JP H11112778 A JPH11112778 A JP H11112778A
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- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
おいて、回線状況の悪化や相手の受信装置の受信不能等
により、ファクシミリ装置の一方の送信方法では送信で
きない時に自動的に他方の送信方法に切り替えて送信可
能とする。 【解決手段】 送信相手のファクシミリ送信用の送信
情報と電子メール送信用の送信情報を1個の相手先名称
で前記記憶手段に記憶し、その相手先名称を前記操作指
示手段の1操作で指定可能とすることで、1操作で相手
先へのファクシミリ送信と電子メール送信の送信ができ
るので、本発明のファクシミリ装置の操作者が送信の度
に送信方法を設定する必要を無くすことができ、操作者
が希望する最初の送信方法に優先性をもたせつつ、確実
にすばやく画像情報をワンタッチで送信することができ
る。
Description
を送受信可能なファクシミリ装置に関し、更に詳しく
は、入力した画像情報を通常のファクシミリと電子メー
ルの双方で送受信が可能なファクシミリ装置に関する。
庭に急速に普及しており、その基本的な装置の送信手順
としては、相手先の電話(ファックシミリ)番号の指定
をして通信手順に従って通信を開始し、原稿をスキャナ
で順次読みとりながらその読みとった画像情報を規格に
合わせて信号の符号化を行い送信するものであり、受信
時には逆に受け取った信号を復号してプリンタで出力す
るものである。企業等で用いられる高機能のファクシミ
リ装置では、記憶容量を大きくして送受信する原稿の内
容を記憶させ、送信内容をまとめて指定時刻に送信した
り、紙切れの時等に受信内容を後でまとめてプリントア
ウトできるものや、企業内のネットワークに接続してパ
ーソナルコンピュータ等で作成した原稿の送信や受信が
オンラインで実施可能なものが知られている。何れにし
ても、ファクシミリ装置の送受信では、通常は相手方の
企業や家庭の端末装置に紙で出力されるので、目的であ
る送信相手の個人に原稿が届いたかどうかまでは確認で
きず、逆に、原稿内容は他人にも読むことができ秘匿性
が低い。又、相手の装置が使用中である等の話中信号を
受信した場合には、送信できないので再送信を何度も試
みることになり、回線状況の悪い外国等への送信では、
最初に回線がなかなか繋がらなかったり、通信途中で回
線状況の悪化により再送信を繰り返す。一方、近年にな
りパーソナルコンピュータ等を使用した電子メールも普
及してきたが、この電子メールを使うと相手の個人にメ
ッセージ文を届けることや相手の個人が読んだことの確
認ができ、しかも、複数回線を有する相手のプロバイダ
のホストコンピュータに届けばよいので、通常はあまり
再送信を行う必要は無い。しかし、電子メールでは、パ
ーソナルコンピュータ等のキーボードから入力される文
字情報の送受信が一般的であり、画像情報はソフトウエ
アが指定されるファイルにして電子メールに添付するこ
とが行われているものの、ソフトウエアは任意であるの
で、相手方と自分が同じソフトウエアを保有している必
要があり、なおかつ、パーソナルコンピュータ等でその
ソフトウエアを立ち上げて画像を作成してからファイル
にして電子メールに添付する必要があり、操作が煩雑で
あった。
ァクシミリ装置と、文字情報を主に送信する電子メール
は独自に普及してきたが、そのようなファクシミリ装置
の中には、原稿のイメージデータを読みとり、読みとっ
た原稿をファクシミリで送信するか電子メールで送信す
るかをファクシミリ装置の操作者が指定して、ファクシ
ミリ送信の場合はそのまま送信するが、電子メールで送
信する場合には、電子メールで送信可能なファイルに変
換して相手に送信できるものが知られるようになった。
そのような従来の電子メール送信が可能なファクシミリ
装置は、最初に読み込んだ画像情報をファクシミリで送
信するか電子メールで送信するかをそのファクシミリ装
置の操作者が事前に設定しておき、その設定に従って送
信を行う装置であり、言い換えれば、ファクシミリ機能
と電子メール機能を合わせ持ち、画像情報の送信時には
どちらで送信するかを操作者が選択可能な装置である。
従来の電子メール送信が可能なファクシミリ装置では、
ファクシミリ機能と電子メール機能を合わせ持って送信
時の選択可能としているので、上記したファクシミリ送
信における課題である相手方に送信原稿が到着したこと
の確認や、送信内容の匿秘性の確保を電子メール送信に
することで解決したり、電子メール送信における課題で
ある画像情報の送信の煩雑さを解決することができる。
電子メール送信が可能なファクシミリ装置において、上
記したファクシミリ送信における再送信時には、そのフ
ァクシミリ装置の操作者が電子メール送信を選択して送
信することで解決することになるが、海外等の回線状況
が悪い場合には電子メール送信もなかなか繋がらず、フ
ァクシミリ送信の回線の方が接続されやすい場合や電子
メール送信の回線の方が接続されやすい状況が様々に時
間毎に変化して混在することがある。そのような場合に
は、操作者が選択した送信方法に係る回線が非常に接続
されにくく送信できないことがある。又、操作者の選択
した送信方法の相手方の受信装置の電源が入っていなか
ったり、ファクシミリ装置の用紙が切れている等、相手
方の受信装置が受信不能状態にあると、操作者の選択し
た送信方法では送信できないことになる。本発明の解決
しようとする課題は、電子メール送信が可能なファクシ
ミリ装置において、回線状況の悪化や相手の受信装置の
受信不能等により、ファクシミリ装置の一方の送信方法
では送信できない時に自動的に他方の送信方法に切り替
えて送信可能とする装置を提供することである。
おいては、送信相手のファクシミリ送信用の送信情報と
電子メール送信用の送信情報を1個の相手先名称で前記
記憶手段に記憶し、その相手先名称を前記操作指示手段
の1操作で指定可能とすることで、1操作で相手先への
ファクシミリ送信と電子メール送信の送信ができる。請
求項2に記載の発明においては、送信相手にファクシミ
リ送信するか電子メール送信をするかを設定可能とした
ので、操作者が送信する度に毎回送信方法を設定する必
要を無くすことができる。請求項3に記載の発明におい
ては、一方の送信方法で送信できない場合には、他方の
送信方法に切り替えることで、確実に画像情報を送信す
ることができる。請求項4に記載の発明においては、一
方の送信方法で一回では送信できない場合には所定回数
再送信し、その後、他方の送信方法に切り替えること
で、最初の送信方法に優先性をもたせつつ、確実にすば
やく画像情報を送信することができる。請求項5に記載
の発明においては、一方の送信方法で送信できない場合
には、他方の送信方法にすぐに切り替えることで、確実
に且つすばやく画像情報を送信することができる。請求
項6に記載の発明においては、送信相手先の登録を1個
の操作指示手段とすることで、簡易ですばやい画像情報
を送信することができる。請求項7に記載の発明におい
ては、送信相手のファクシミリ送信用の送信情報と電子
メール送信用の送信情報を1個の相手先名称で前記記憶
手段に記憶し、その相手先名称を前記操作指示手段の1
個の操作指示手段への番号登録とすることで、その操作
指示手段を操作して相手先へのファクシミリ送信と電子
メール送信の送信ができる。
て、添付図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る
電子メール機能を備えたファクシミリ装置の全体構成の
実施の形態の一例を示すブロック図である。CPU1
は、本発明の電子メール機能を備えたファクシミリ装置
(以下、単に本装置という)の全体の制御を行うもので
あり、後述する各個別の制御部で扱う制御以外の本装置
における全ての制御を行う。ROM2は、本装置のプロ
グラムやID、固定コマンド等の変更されない記憶内容
を記憶させておくためのものである。RAM3は、プロ
グラムやデータを読み込んだり、CPU1で処理前や処
理中のデータ等を一時記憶させておくためのものであ
る。外部記憶部4は、本装置の特徴である宛先情報の登
録や、送受信のための画像情報を記憶させておくための
ものである。画像データ変換部5は、後述するスキャナ
部6で読み込んだ画像情報を変換するためのものであ
る。まず、本装置がアナログ回線に接続される装置であ
る場合には、G3方式のファクシミリ装置のモデファイ
ド・ハフマン(MH)方式で符号化を行い、デジタル回
線に接続される装置である場合にはモデファイド・モデ
ファイド・READ(MMR)方式で符号化が行われ
る。ファクシミリ送信の場合にはそのままでよいが、電
子メール送信の場合には、さらに、上記の符号化したフ
ァクシミリ用データを電子メール送信用のイメージファ
イルに変換する。
ファクシミリ送信用に記憶された送信条件保存領域の紙
サイズや圧縮形式等を、イメージファイルにおけるファ
イルヘッダとしてファイル名やファイルサイズと共に出
力用紙情報や圧縮形式として持たせるようにし、ファク
シミリ送信用の送信データをイメージデータとしたもの
に、そのイメージファイルのファイルヘッダを付加する
ようにしてファイル化の変換が行われる。電子メール送
信用のイメージファイルを、ファクシミリ送信用のデー
タにする場合には、上記の逆の変換、即ち、イメージフ
ァイルからイメージデータの抽出が行われ、ファイルヘ
ッダからはファクシミリ送信用の送信データの抽出が行
われて、ファクシミリプロトコル時のネゴシエーション
時にはその送信データによりネゴシエーションが行われ
る。スキャナ部6は、紙等の原稿上の画像データを光学
的に走査して読みとり、画像データとして出力するもの
である。操作パネル部7は、通常のファクシミリ送信に
必要な操作、及び、本装置の特徴である宛先情報の登録
作業や、画像情報を送信する場合の送信宛先や条件の設
定等を行うことができるものである。
がアナログ通信回線に接続される装置である場合のファ
クシミリ送受信の通信制御を行う。尚、本装置がデジタ
ル通信回線に接続される装置である場合にはG4の制御
が行われる。LAN制御部9は、ローカル・エリア・ネ
ットワーク(LAN)と接続されており、イントラネッ
トやインターネットで相手の端末やサーバ装置との通信
を可能とするものである。通信回線との接続はこのLA
N制御部9が直接接続されるか、LANを介して通信用
サーバー装置が通信回線に接続されて、通信回線を介し
た相手方の装置との通信を可能とする。プリンタ部10
は受信した画像情報のプリントアウトや通信管理レポー
トの出力等を行うものである。
えたファクシミリ装置の宛先登録時の登録画面の実施の
形態の一例を示す図である。登録画面30の中には次の
入力項目と選択ボタンの表示が行われる。宛先名称の入
力欄11は、操作パネル部7から入力される相手の名称
であり、画像情報を送信する場合の宛先選択時に画面上
に表示される名称である。この宛先名称は、相手先を登
録するときは必ず登録しなければならない。ファクシミ
リ番号の入力欄12は、相手のファクシミリ用の電話番
号を操作パネル部7から入力する欄であり、後述する電
子メールの入力欄13が入力されれば入力されなくても
良いが、この入力欄12と入力欄13のどちらかは必ず
入力しなければならない。電子メールの入力欄13は、
電子メール用のアドレスを操作パネル部7から入力する
欄であり、前述したファクシミリ番号12が入力されて
いれば、入力されなくても良いが、この入力欄13と入
力欄12のどちらかは必ず入力しなければならない。初
期通信設定欄14は、上記宛先名称の入力欄11で入力
した宛先の名称を選択した場合に、最初に実行される通
信手段(ファクシミリか電子メールか)の設定をする欄
である。
えたファクシミリ装置の宛先登録時の登録内容の記憶装
置における記憶状況の実施の形態の一例を示す図であ
る。登録画面30で入力された情報は、外部記憶部4中
に宛先情報格納テーブル40として、以下のように記憶
される。宛先名称欄21には、例えば青山事業所25、
大森事業所26、横浜事業所27、大阪事業所28のよ
うに送信相手の宛先の名称が必ず入力される。ファクシ
ミリ番号欄22には、青山事業所25、大森事業所2
6、大阪事業所28は入力されているが、横浜事業所は
入力されていない。従って、横浜事業所は、電子メール
アドレスを必ず入力する必要がある。電子メールアドレ
ス欄23には、青山事業所25、大森事業所26、横浜
事業所27は入力されているが大阪事業所は入力されて
いない。従って、大阪事業所は、電子メールアドレスを
必ず入力する必要があるが、既にファクシミリ番号欄2
2に入力されている。又、ファクシミリ番号欄22に入
力されていない横浜事業所の電子メールアドレスが入力
されているので、これで登録内容としては条件を満たす
ことになる。初期通信欄24は、ファクシミリ番号欄2
2と電子メールアドレス欄23の両方に入力のある青山
事業所25と大森事業所26は、入力者が登録画面30
の所期通信設定欄14でどちらを選択するかを入力する
必要があるが、横浜事業所27は電子メールアドレスの
みであるので初期通信欄24は電子メールになり、逆に
大阪事業所はファクシミリ番号のみであるので初期通信
欄24はファクシミリになる。
えたファクシミリ装置の宛先登録時の動作の実施の形態
の一例を示すフローチャートである。図4中のステップ
S 1では、図2の登録画面30の宛先名称の入力欄11
に宛先の名称の設定を行う。ステップS2では、ステッ
プS1で入力した相手にファクシミリ番号が有るか無い
かの判断を行っている。ファクシミリ番号が有る場合に
は、ステップS3に進んでファクシミリ番号の設定を行
い、ファクシミリ番号が無い場合には、ステップS4に
進む。ステップS4では、ステップS1で入力した相手
に電子メールアドレスが有るか無いかの判断を行ってい
る。電子メールアドレスが有る場合には、ステップS5
に進んで電子メールアドレスの設定を行い、電子メール
アドレスが無い場合には、ステップS6に進む。ステッ
プS6では、初期通信の表示を行い、ファクシミリ番号
が設定されている場合には、ファクシミリが初期通信対
象として選択されていることを表示する。ファクシミリ
番号が設定されておらず電子メールアドレスのみが設定
されている場合には電子メールが初期通信対象として選
択されていることを表示する。
子メールアドレスの両方が設定されているか片方のみか
の判断を行っている。両方設定されて有る場合には、ス
テップS8に進んで上記のステップS6で自動でファク
シミリとした初期通信の設定の変更を行ってからステッ
プS9に進み、片方のみの場合には、直接に次のステッ
プS9に進む。ステップS9では、登録画面30の登録
ボタン15で登録するか否かの判断が行われ、登録がY
ESの場合にはステップS10でRAM3のデータを外
部記憶部4に書き込んで終了するが、登録がNOの場合
には、次のステップS11へ進む。ステップ11では、
登録画面30の修正ボタン16で修正するか否かの判断
が行われ、修正がYESの場合には最初のステップS1
に戻り、修正がNOの場合には、次のステップS12へ
進む。ステップ12では、登録画面30の削除ボタン1
7で削除するか否かの判断が行われ、削除がYESの場
合にはステップS13でRAM3や外部記憶部4に記憶
されたデータを削除して終了するが、削除がNOの場合
には、何もしないで終了する。
えたファクシミリ装置の画像情報の送信時における初期
通信手段の変更の動作の実施の形態の一例を示すフロー
チャートである。ステップS21は、操作者が送信原稿
をスキャナ部6にセットする処理である。ステップS2
2は、操作者が操作パネル部7で、送信相手を選択する
処理である。ステップS23は、設定されていた初期通
信の対象方式で本装置のセットが行われる処理である。
操作者が初期通信手段の変更を希望する場合にはこのス
テップまでに操作パネル部7等から指示をする必要があ
る。ステップS24は、操作者の初期通信手段の変更の
指示を受けて他の通信手段が登録されているか否かの判
断を行っている。登録されていれば、次のステップS2
5で通信方式を変更してステップS26に進み、登録さ
れていなければ変更はできないので送信処理へ進む。ス
テップS26は、設定されていた初期通信の対象方式を
登録されていた他方の通信方式に変更して本装置のセッ
トが行われる処理であり、その後、送信処理へ進む。
えたファクシミリ装置の画像情報の送信時における図5
の初期通信手段の決定後の動作の実施の形態の一例を示
すフローチャートである。ステップS31は、図5で決
定された通信手段に従った画像データ変換部5における
画像情報の変換処理である。ステップS32では、変換
された画像情報を図5で決定された通信手段に従って送
信開始し、次のステップS33では画像情報の転送を行
い、更に、ステップS34で画像情報の送信を終了す
る。ステップS35では、送信終了後に送信相手から返
送される送信結果が、OKであるかNGであるかの判断
を行う。OKならば、送信を終了するが、NGで有る場
合には、次のステップS36に進む。ステップS36で
は、今回の通信が指定回数をオーバーしているか否かの
判断を行う。指定回数をオーバーしているよう(YE
S)であれば、次のステップS37に進むが、指定回数
をオーバーしていない場合には、ステップS32に戻っ
て処理を繰り返す。ステップS37では、決定されてい
た通信方式に従った送信データを別の方式の送信データ
に変換し、次のステップS38で通信方式も変更してス
テップS39で送信を開始し、ステップS40deでー
たの転送を行って送信を終了する。
えたファクシミリ装置の画像情報の緊急送信時における
動作の実施の形態の一例を示すフローチャートである。
ステップS51は、操作者が送信原稿をスキャナ部6に
セットする処理である。ステップS52は、操作者が操
作パネル部7で、緊急設定を行う処理である。ステップ
S53は、操作者が操作パネル部7で、送信相手を選択
する処理である。ステップS54は、設定されていた初
期通信方式で本装置のセットが行われる処理である。ス
テップS55は、初期通信方式で回線状況がビジー状態
であるかアイドル状態で有るかの判断を行っている。ア
イドル状態である(YES)の場合には、通信方式はそ
のままでステップS57に進み、アイドル状態ではなく
ビジー状態である(NO)場合には、通信方式を次のス
テップS56で設定されていた初期通信方式から別の通
信方式に変更してからステップS57に進む。ステップ
S57は、図5で決定された通信手段に従った画像デー
タ変換部5における画像情報の変換処理である。ステッ
プS58では、変換された画像情報を図5で決定された
通信手段に従って送信開始し、次のステップS59では
画像情報の転送を行い、更に、ステップS60で画像情
報の送信を終了する。
置の操作者が選択した方法で簡単に画像情報を送信する
ことができ、且つ、操作者の選択した方法では送信でき
ない場合にも、自動で別の方法に変更して送信するの
で、きわめて使い勝手の良い電子メール機能を備えたフ
ァクシミリ装置とすることができる。尚、本実施の形態
では、アナログ通信回線用のG3のファクシミリ送信装
置として記載しているが、本発明はこれに限られるもの
ではなく、デジタル通信回線に接続されたG4のファク
シミリ装置でも適用することが可能である。又、本実施
の形態では、電子メールをLANに接続するものとして
説明しているが、通信回線に直接に接続して行うパソコ
ン通信等の電子メールに適用することもできる。その場
合には電子メールアドレスと共に相手の電話番号を登録
するようにすればよい。
のような優れた効果を奏する。本発明においては、1操
作で相手先へのファクシミリ送信と電子メール送信の送
信ができるので、本発明のファクシミリ装置の操作者が
送信の度に送信方法を設定する必要を無くすことがで
き、操作者が希望する最初の送信方法に優先性をもたせ
つつ、確実にすばやく画像情報をワンタッチで送信する
ことができる。更に、緊急時には通信回線状況の良い方
の送信方法を選んで画像情報を送信することができるの
で操作者が装置のそばで監視せずとも、最短の時間で送
信することができる。
ミリ装置の全体構成の実施の形態の一例を示すブロック
図である。
画面の実施の形態の一例を示す図である。
内容の記憶装置における記憶状況の実施の形態の一例を
示す図である。
の実施の形態の一例を示すフローチャートである。
における初期通信手段の変更の動作の実施の形態の一例
を示すフローチャートである。
における図5の初期通信手段の決定後の動作の実施の形
態の一例を示すフローチャートである。
信時における動作の実施の形態の一例を示すフローチャ
ートである。
・・・外部記憶部、5・・・画像情報変換部、6・・・
スキャナ部、7・・・操作パネル部、8・・・G3ファ
クシミリ通信制御部、9・・・LAN制御部、10・・
・プリンタ部
Claims (7)
- 【請求項1】 画像を入力して画像情報データに変換す
る画像情報入力手段と、前記画像情報データをファクシ
ミリ送信用に圧縮して変換するデータ変換手段と、前記
画像情報データや制御情報や相手先情報を記憶する記憶
手段と、回線網との入出力制御を行う回線接続制御手段
と、ファクシミリ送受信の通信制御と電子メール送受信
の通信制御が可能な通信制御手段と、送信先や送信方法
の入力や指定が可能な操作指示手段と、受信した画像情
報データを出力可能な出力手段と、装置全体を制御する
装置制御手段を備え、 送信相手のファクシミリ送信用の送信情報と電子メール
送信用の送信情報を1個の相手先名称で前記記憶手段に
記憶し、その相手先名称を前記操作指示手段の1操作で
指定可能としたことを特徴とする電子メール機能を備え
たファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記ファクシミリ送信用の送信情報を使
用して画像情報データを送信するか、前記電子メール送
信用の送信情報を使用して画像情報データを送信するか
について、前記相手先名称と共に前記操作指示手段によ
り設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の電
子メール機能を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記ファクシミリ送信用の送信情報を使
用しての画像情報データの送信方法と、前記電子メール
送信用の送信情報を使用しての画像情報データの送信方
法とのどちらか一方を用いて先に送信し、相手先への画
像情報データの送信が完了できない場合には、自動的に
他方の送信方法に切り替えて送信するように前記操作指
示手段で設定可能であることを特徴とする請求項2に記
載の電子メール機能を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項4】 前記先の送信方法において、相手先への
送信が完了できない場合には所定回数だけ再送信を行
い、その後、自動的に他方の送信方法に切り替えて送信
するように前記操作指示手段で設定可能であることを特
徴とする請求項3に記載の電子メール機能を備えたファ
クシミリ装置。 - 【請求項5】 前記設定された一方の送信方法で先に送
信し、相手先と接続できない場合には、自動的にすぐに
他方の送信方法に切り替えて送信することを繰り返し、
未使用の通信手段を探して使用するように前記操作指示
手段で指示可能であることを特徴とする請求項2に記載
の電子メール機能を備えたファクシミリ装置。 - 【請求項6】 前記操作指示手段の1操作による相手先
の指定は、前記操作指示手段に設けられた1個の操作指
示手段で前記記憶手段に記憶された送信相手のファクシ
ミリ送信用の送信情報と電子メール送信用の送信情報を
読み出して送信を行うことが可能であることを特徴とす
る請求項1乃至5のいずれかに記載の電子メール機能を
備えたファクシミリ装置。 - 【請求項7】 画像を入力して画像情報データに変換す
る画像情報入力手段と、前記画像情報データをファクシ
ミリ送信用に圧縮して変換するデータ変換手段と、前記
画像情報データや制御情報や相手先情報を記憶する記憶
手段と、回線網との入出力制御を行う回線接続制御手段
と、ファクシミリ送受信の通信制御と電子メール送受信
の通信制御が可能な通信制御手段と、送信先や送信方法
の入力や指定が可能な操作指示手段と、受信した画像情
報データを出力可能な出力手段と、装置全体を制御する
装置制御手段を備え、 送信相手のファクシミリ送信用の送信情報と電子メール
送信用の送信情報を1個の相手先名称及び1個の操作指
示手段への番号登録として前記記憶手段に記憶すること
を特徴とする電子メール機能を備えたファクシミリ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287919A JPH11112778A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 電子メール機能を備えたファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9287919A JPH11112778A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 電子メール機能を備えたファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11112778A true JPH11112778A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17723435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9287919A Pending JPH11112778A (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 電子メール機能を備えたファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11112778A (ja) |
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