JP2006060401A - 複合機 - Google Patents

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章彦 山本
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智 片岡
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伸五 上原
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Abstract

【課題】 スキャナで読み取ったデータをファクシミリ送信する機能と、メールに添付して送信する機能を有する複合機に関し、両機能の何れも選択可能とし、送信エラー等が発生しても代行送信可能であると共に、電話以外にファクシミリ送信又はメール送信の事実を相手先に通知する手段を確保するものである。
【解決手段】 スキャナで読み取った原稿データをスキャナー制御部から画像編集部に送信し、画像編集部によってイメージデータに変換する。また、ハードディスクに記録された登録画面一覧情報からファクシミリ優先か、メール優先かの判定を行い、ファクシミリ優先の場合にはFAX制御部を介してFAXモデムからFAXデータを相手先のファクシミリ装置に送信し、メール優先の場合にはメール作成部でメール作成を行い、SMTPクライアント、LANを介して原稿データをメール送信する。これにより、より確実に相手先へのデータ送信を行うことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファクシミリ機能やプリント機能、メール機能等を有する複合機に関する。
今日、パーソナルコンピュータ(PC)からのデータや原稿データを読み取ってファクシミリ送信し、又パーソナルコンピュータ(PC)を介して原稿データをメール送信し、更には複写機能やプリンタ機能を有する複合機が広く使用されている。
また、特許文献1は受信端末のカラー画像受信能力の有無が不明な場合でも確実に画像を送信することができるファクシミリ装置を開示し、スキャナで読み取ったカラー画像をメールに添付して相手先に送信する機能と、相手先がカラー画像の受信が不明な場合でも、モノクロファクシミリ画像データを別途送信する画像データのメール添付送信機能を備えたファクシミリ装置を開示する。
また、特許文献2は画像読み取り手段で読み取った画像データを電子メール送信する機能と、ファクシミリ送信する機能とを備える画像通信装置であり、原稿の読み取り画像幅の設定に応じて、電子メールに添付して送信する画像ファイルの幅を変えることで、受信した側でその画像ファイルを開いた時に原稿領域を見易くすることを可能とする。
特開2003−046706号公報 特開2002−204334号公報
しかしながら、従来の装置では予めファクシミリ送信を行うか、又はメール送信を行うか設定されており、例えば原稿データを相手先に送信する場合、送信エラーが発生すると代行送信できない。この為、エラー回復を待ち、又は回線の混雑が解消されてから原稿データを送信することになり、例えば指定時間内に相手先に送信できない場合もある。
また、ファクシミリ送信やメール送信を行った場合、送信の事実を相手先に通知する場合、電話に頼らざるを得ない。
そこで、本発明はファクシミリ送信及びメール送信の何れも選択可能とし、送信エラー等が発生しても代行送信可能な複合機を提案すると共に、電話以外にファクシミリ送信又はメール送信の事実を相手先に通知する手段を確保するものである。
上記課題は本発明によれば、少なくともファクシミリ機能とメール機能を有する複合機において、送信先毎にファクシミリ送信を優先するか、又はメール送信を優先するかの指定情報を記憶する記憶手段と、送信指示に基づいて前記記憶手段を参照し、該記憶手段に記憶された前記指定情報に従って送信先に対して前記ファクシミリ送信、又はメール送信を行う送信制御手段とを有する複合機を提供することによって達成できる。
このように構成することにより、データを相手先に送信する際、予め設定された送信方法で自動的に送信でき、通信方法を意識することなくデータ送信を行うことができる。また、複数の送信先を選択しても、自動的に登録された内容に従って送信処理が行われ、簡単な操作で必要な相手先にデータを送信することができる。
また、前記送信先との通信不良を判定する判定手段を更に有し、前記ファクシミリ送信、又はメール送信に通信不良が発生した場合、優先指定された送信方法と異なる送信方法によって送信処理を行う構成である。
このように構成することにより、通信エラー等が発生しても、より確実に相手先にデータを送信することが可能となる。
また、前記ファクシミリ送信、又はメール送信の何れか一方の送信方法によってデータ送信を行った場合、他方の送信方法によって送信の事実を通知する構成である。
このように構成することにより、電話以外にも送信の事実を通知することができ、有用な通知手段となる。
さらに、前記ファクシミリ送信、又はメール送信を行うデータは、例えばスキャナで読み取った原稿データである。尚、ファクシミリ送信、又はメール送信するデータは原稿データに限るものではない。
本発明によれば、通信方法を意識することなくデータ送信を行うことができ、また複数の送信先を選んでも自動的に登録された内容に従って送信処理を行うことができる。
また、通信エラー等が発生しても、より確実に相手先にデータを送信することができ、更に電話以外にもデータ送信の事実を通知する手段を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態を説明するシステム構成図である。同図において、複合機1はLANによってメールサーバ2に接続され、インターネット3を介して相手先であるメールクライアント(PC)にメール送信を行う。また、複合機1はメールサーバ2を介してメール受信する機能を有する。したがって、複合機1内には相手先にメールを送る為のSMTP(simple mail transfer protocol)と、送信先からメールを受信する為のPOP(post office protocol)が構築されている。
尚、同図ではインターネット3を介して接続される相手先をメールクライアント(PC)で示し、更に別な回線として、複合機1には電話回線4が接続され、電話回線4を介して相手先のファクシミリ装置5にファクシミリ通信可能な構成である。
図2は上記複合機1の内部構成を説明する図である。同図において、複合機1はファクシミリ制御部(以下、FAX制御部で示す)11、スキャナ制御部12、画像編集部13、ハードディスク(HDD)14、オペレーションパネル制御部15、送出判定部16、印刷制御部17、SMTPクライアント18、メールデータ生成部19、メールデータエンコード処理部20で構成されている。
また、複合機1は前述の電話回線4と接続する為のファクシミリモデム(以下、FAXモデムで示す)21を有し、FAXモデム21はFAX制御部11によって制御され、FAXモデム21を介して後述する原稿データ等の送信が行われる。
また、複合機1に設けられたスキャナ22はスキャナ制御部12によって制御され、スキャナ22に載置された原稿画像を読み取る。この原稿画像は、画像編集部13に送られ、編集処理が実行された後、印刷処理やファクシミリ送信、又はメール送信が行われる。尚、印刷処理を行う場合には、画像編集部13から原稿データが印刷制御部17を介して印刷装置23に送られ、記録紙への印刷処理が行われる。
一方、LAN24によって前述のメールサーバ2に接続されたSMTPクライアント18は、メール送信処理を行う機能を有し、メールデータ生成部19によって生成されたメールデータをメールサーバ2に送信する。
また、送出判定部16は、例えば原稿データをファクシミリ送信するか、又はメール送信するか判定する機能を有し、後述する優先指定に基づいて何れかの方法でデータ送信する。尚、操作パネル25はオペレータの操作信号を入力し、またオペレーションパネル制御部15の制御に従って、例えば登録一覧画面等を表示する。
図3は操作パネル25の構成を示す図である。同図に示すように、キー入力部30、表示部31、及びLED部32で構成されている。キー入力部30には送信キー等の各種キーが配設され、表示部31には各種画面表示が行われる。例えば、図4は表示部31に表示される登録一覧画面の例である。この登録一覧画面は、会社名、部署名、あて先名、FAX番号、メールアドレス、優先指定の各項目で構成され、予め複合機1に上記各情報を登録する。
例えば、会社名「A社」の場合、部署名として「経理部」が登録され、あて先名として「Aさん」が登録され、FAX番号として「××−××××−××××」が登録され、メールアドレスとして「××@×××.××.××」が登録され、優先指定として、ファクシミリ優先を指示する「F」が登録されている。他のユーザについても同様であり、同図に示す通りである。尚、同図に示す「M」はメール優先を指示するものであり、FAX番号又はメールアドレスの一方のみの記載は、当該通信のみ可能である。
次に、上記構成の複合機1の処理動作を説明する。
図5は本例の処理動作を説明するフローチャートであり、先ず原稿データを相手先に送る為、キー部30に設けられた所定キーを押下し、送信先の登録内容を呼び出す。
この処理により、表示部31には前述の図4に示す登録先の一覧画面が表示される。オペレータは上記一覧画面から1つもしくは複数の送信先を選択し、その選択情報を項番として、送信先設定エリアの読み込み処理を行う(ステップ(以下、Sで示す)1)。例えば、登録先一覧にあるA社のAさんに原稿データを送信する場合には、ナンバー1(No.1)を選択し、対応する登録情報の読み込み処理を行う(S2)。
次に、スキャナ22に原稿をセットし、キー部30に設けられた送信キーを押下する。スキャナ22から読み込まれた原稿データは、スキャナ制御部12を介して、画像編集部13に送られる。画像編集部13は、この原稿データから画像イメージデータを生成する。
次に、選択された相手先の情報に基づいて優先エリアの情報を読み出し、ファクシミリ送信であるかメール送信であるか判断する(S3、S4)。例えば、上記A社のAさんに原稿データを送信する場合、図4に示すように優先はF、つまりファクシミリ送信であり、ファクシミリ番号を確認してファクシミリ番号の情報を取り込む(S5がYES、S6)。
この場合、画像編集部13は、例えば所定の圧縮モジュールを使用し、ファクシミリデータを生成し、FAX制御部11の制御に従ってFAXモデム21から原稿データを相手先のファクシミリ装置5に送信する(S7)。
一方、E社のEさんに原稿データを送信する場合のように、メール送信(M)が優先であれば(S4がNO)、メールアドレスを確認してメールアドレスを取り込む(S8がYES、S9)。そして、メールデータ生成部19でメールヘッダ、及び本文の生成を行い(S10)、画像編集部13からのイメージデータをメールデータエンコード処理部20でメール添付データとしてフォーマット変換を行い、LAN24を介してメール送信を行う(S11)。
その後、送信設定を行った全ての送信処理が完了したか判断し(S12)、全ての送信処理が完了していなければ(S12がNO)、上記処理を繰り返す(S4〜S11)。
尚、B社のBさんに原稿データを送信する場合のように、優先指定が行われておらず、しかもファクシミリ番号しか登録されていない場合、判断(S4)がNOであり、判断(S8)もNOであり、登録されたファクシミリ番号に原稿データが送信される(S13がYES、S6、S7)。
また、C社のCさんに原稿データを送信する場合のように、優先指定が行われておらず、しかもメールアドレスしか登録されていない場合、判断(S4)がNOであり、判断(S8)がYESとなり、登録されたメールアドレスに原稿データが送信される。
以上のように、本例によれば原稿データをファクシミリで送信するか、メールで送信するかの登録を予め行うことによって、データを送信する際、通信方法を意識することなく送信することができる。また、複数の送信先を選んでも自動的に登録された内容に従って送信処理が行われ、操作を簡素化することができる。
(実施形態2)
次に本発明の実施形態2を説明する。
本例は実施形態1を拡張し、通信エラーが一方の通信経路で発生した場合、通常は同じ経路のリトライを繰り返すが、本例では別経路でデータを送信する構成である。以下、具体的に説明する。
図6は本例の複合機40の内部構成を説明する図である。複合機40の基本構成は前述の図2と同じであるが、POPクライアント41とエラー判定部42の構成が追加されている。POPクライアント41はメール受信部であり、LAN24を介して入力するデータを受信する。また、エラー判定部42は送信エラーを判定する。本例では送信エラーの判定、及び別な通信方法でデータを送る構成を重点に処理を説明する。
図7は本例の処理を説明するフローチャートである。先ず、前述と同様、オペレータの選択処理により登録先一覧から原稿データの送り先が選択され、ファクシミリ送信であるかメール送信であるか判断する(ステップ(以下、STで示す)1)。例えば、この時前述のA社のAさんに原稿データを送信する場合には優先がFであり、ファクシミリ送信が選択され、ファクシミリ番号を取り込む(ST1がYES、ST2)。そして、FAXデータを生成し、FAX制御部11の制御に従ってFAXモデム21から相手先へ電話を掛ける(ST3)。
しかし、相手先のFAX受信機に何らかの障害があり、また他のFAX受信によるビジー、FAX番号の変更等の原因でエラーがFAX制御部11に通知されることがある。この時、FAX制御部11はエラー判定部42にエラー内容を通知する。
エラー判定部42はメールで代行すべきか否かを判定する。本例においては、3回の再送処理を繰り返し(ST3、ST4)、3回とも通信ビジーと判断された時(ST5)、メールへの代行を行う(ST4がYES、ST6がYES)。尚、通信ビジーでもなく、相手先から応答がない場合、及び回線が切断された場合もメールへの代行を行う(ST7がYES又はST8がYES、ST6がYES)。
一方、メール送信が優先の場合(ST1がNO)、以下の手順となる。すなわち、先ずメールデータ生成部19及びメールデータエンコード処理部20によりメールデータを生成し、SMTPクライアント18とLAN24を介してメールサーバに接続し、メールデータを送信する(ST9〜ST11)。
ここで、メールサーバ2やインターネットの経路に何らかの障害があり、又はメールアドレスの変更等によってネットワークのエラー若しくは、エラーメールが送られてくる場合がある。この時、メールサーバとの通信エラーはSMTPクライアント18で認識する(ST12がYES)。一方、エラーメール(Not deribery)として、インターネット上のエラー返信についてはPOPクライアント41が検知する。この場合、返信には多少時間が必要である為、一定時間受信処理を継続し、エラー判定を行う(ST13〜ST15)。
エラー判定部42は上記情報に基づいて、ファクシミリ代行すべきかを判定し、ファクシミリ代行の判定を行うと、前述のファクシミリ送信を行う(ST16がNO、ST2以降の処理)。尚、メール送信できず、ファクシミリ代行の判定を行っても、ファクシミリ優先の場合にはファクシミリ代行できずエラー表示を行う(ST16がYES、ST17)。
以上のように、本例によれば優先指定された通信方法によって送信処理を行い、通信エラー等が発生しても自動的に別な通信方法によって送信処理を行うので、相手先に確実にデータを送信することができる。
(実施形態3)
次に本発明の実施形態3を説明する。
本例は前述の実施形態1の構成を拡張したものであり、送り先にFAX受信機とメール受信機があることを条件に、FAX送信によってデータを送った場合、自動的にメールで送り状を同報し、メールでデータを送った場合、ファクシミリで送り状を自動的に配信する構成である。以下、具体的に説明する。
図8は本例の処理を説明するフローチャートであり、オペレータの選択処理により登録先一覧から原稿データの送り先が選択され、ファクシミリ送信であるかメール送信であるか判断する(ステップ(以下、STPで示す)1)。例えば、この時優先がファクシミリ送信である場合、ファクシミリ番号を取り込む(STP1がYES、STP2)。そして、FAXデータを生成し、FAX制御部11の制御に従ってFAXモデム21から原稿データを相手先FAX5に送信する(STP3)。
次に、メールアドレスを取り込み(STP4)、データ送信の事実を通知する為メールデータ生成部19でメールヘッダや本文を生成し、メールを送り先に送信する(STP5〜STP7)。
一方、メール優先である場合には、メールアドレスを取り込み(STP1がNO、STP8)、メールヘッダや本文を生成し、メール送信を行う(STP9、STP10)。また、データ送信の事実を通知する為ファクシミリ番号を取り込み(STP11)、登録先のあて先情報を取り込んで送り状データを生成し、ファクシミリ送信する(STP12〜STP14)。
このように処理することにより、メールで原稿データを送信した場合にはFAXでデータ送信の確認を行え、FAXで原稿データを送信した場合にはメールで送り状を自動的に送ることができ、原稿データの送信確認を行うことができる。
(実施形態4)
次に本発明の実施形態4を説明する。
本例は複合機において、ファクシミリ送信待ちデータが複数存在する場合、優先順位を付け、緊急の送信データを先に送信するように構成したものである。以下、具体的に説明する。
図9は本例を説明するフローチャートである。先ず、ストップキーが押下されたか判断する(ステップ(以下、Xで示す)1)。オペレータはFAXデータの送信を希望する時、操作パネルのストップボタンを押下する(X1がYES)。また、複数の送信データがある時、リダイアル中の場合もあり、先ずストップキーを押下する。
次に、送信データの受付処理を行い、ダイアル登録を行う(X2)。ここで、もし早急に送信しなければならない場合には、優先順位1をセットする(X3)。この送信順位は、通常は先に登録された場合に上位の順位になるが、本例のように優先順位1をセットすると一番上位の優先順位となる。尚、優先順位1が複数ある場合には、最初に入力したデータから送信を開始する。
図10は複合機の表示部の画面例を示す。FAX送信のJOB内容が示され、題名や送信者名、送信順位、優先順位等が表示される。尚、上記表示は複合機にパーソナルコンピュータ(PC)を接続し、ディスプレイに表示する構成としてもよい。
次に、Nの設定を行う(X4)。この設定は、リダイアルする回数を設定するものであり、この数値をセットし、送信をスタートさせると送信順位1のFAXデータの送信処理が開始される(X5)。
その後、上記送信処理が終了すると、以降の送信順位は全て1だけデクリメントされ、次のデータの送信処理が開始される(X6がYES、X7)。一方、例えば送信先が話し中等で送信できない場合、上記のように設定したN回のリダイアルを繰り返す(X8がNO、X9)。
上記処理によりFAXデータの送信処理が行われるが、送信が困難な場合、送信順位1と2を入れ替え、次の順位のデータを送信する(X8がYES、X10)。
このように制御することにより、緊急に送信すべきデータが常に送信順位上位にあり、緊急に送信が必要なFAXデータを相手に送信することができる。
(実施形態5)
次に本発明の実施形態5を説明する。
本例も複合機において、ファクシミリ送信待ちデータが複数存在する場合、優先順位を付け、緊急の送信データを先に送信するように構成したものである。以下、具体的に説明する。
図11は本例を説明するフローチャートである。本例においても、先ずストップキーが押下されたか判断し(X1)、ストップキーが押下されると(X1がYES)、送信データの受付処理を行い、ダイアル登録を行い(X2)、前述と同様、早急に送信しなければならない場合には、優先順位1をセットする(X3)。
次に、優先順位1のデータが複数あるか判断し(X11)、データが単一であれば前述と同様優先順位1のデータを送信し(X12、X13)、送信順位を−1し、次の送信順位のデータを送信する(X14、X1〜X13)。
一方、優先順位1の送信データが複数ある場合(X11がYES)、そのグループ内で全てのデータが送信終了するまでを監視し、終了するまで優先順位1の送信データを送信する(X15、X16)。
この様に制御することにより、優先順位1の送信データが複数存在しても、それらのデータを他に優先して、かつ確実に送信することができる。
(実施形態6)
次に本発明の実施形態6を説明する。
本例はファクシミリ送信を行う際、件名情報の送信を行いメモリリストに件名を表示できるようにするものである。以下、具体的に説明する。
図12は本例を説明するフローチャートである。ファクシミリ送信においては、実際のデータを送信する前に転送レート、画質、機種名、メーカ名等の情報を確認するネゴシエーションを行う。この際、先ず相手のファクシミリ装置が本例の方式に対応しているか判断する(ステップ(以下、Wで示す)1)。
ここで、本方式に対応している場合(W1がYES)、機種名、メーカ名の情報部分に拡張エリアを設け、件名データを挿入してFAXデータを送信する(W2)。尚、本方式に対応していない場合には、通常のネゴシエーションに続いてFAXデータを送信する(W1がNO、W3)。
一方、受信側のファクシミリ装置では、図13に示すフローチャートに従って、送信元が本方式に対応しているファクシミリ装置であることを確認し(W4)、本方式に対応しているファクシミリ装置である場合には(W4がYES)、拡張部分に含まれている件名情報を抽出し、FAXデータの受信を行う(W5)。尚、本方式に対応していないファクシミリ装置からのネゴシエーションであった場合には、通常のFAXデータ受信を行う(W4がNO、W6)。
その後、受信した件名情報は、実際のFAXデータと関連づけてメモリに保存され、リスト表示の要求があった場合、当該件名情報をリスト表示の項目に加える。
以上のように、本例によればネゴシエーションの拡張部を使用して件名情報の送信を行うことができ、容易にリストに件名情報を表示することができる。
(実施形態7)
次に本発明の実施形態7を説明する。
本例もファクシミリ送信を行う際、件名情報の送信を行いメモリリストに件名を表示できるようにするものであり、本例においては本文1ライン目に当該情報を含める構成である。以下、具体的に説明する。
図14は本例を説明するフローチャートである。先ず、本例においても、実際のデータを送信する前に転送レート、画質、機種名、メーカ名等の情報を確認するネゴシエーションを行い、この際、相手のファクシミリ装置が本例の方式に対応しているか判断する(ステップ(以下、Vで示す)1)。
ここで、本方式に対応している場合(V1がYES)、件名として設定された情報を文字コードに変換し、FAXデータの1ライン目に記録する。その際、件名の文字データの前に、当該件名のバイト数を、例えば1バイトで表現して挿入する(V2)。
図15は、この場合のデータ構成を示す図である。同図に示すように、1ラインのデータバイト数は決まっており、件名として使用した以外のデータ部については、例えば白を表す「0」データを補填する。尚、件名の設定がされていない場合には、図16に示すように0バイトの件名データを1行目に送出する。
一方、受信側のファクシミリ装置は、図17に示すフローチャートに従ってネゴシエーション時に相手が本方式に対応しているか否かを判断し(V4)、本方式に対応している場合には、1行目を件名情報を受信し、続いて実際のFAXデータとして受信する(V4がYES、V5)。一方、本方式に対応していない場合には、1行目から実際のFAXデータとして受信する(V4がNO、V6)。
以上のように、本例によればネゴシエーション時に本例に対応しているか否かを判断でき、対応するファクシミリ装置同士でデータの1行目に件名情報を挿入し、メモリリストに件名情報を容易に表示することができる。
尚、上記2つの実施形態の説明では、件名情報をFAXデータに含める構成としたが、予め決められたフォーマットのファクシミリ用紙を使用し、決められた位置に件名情報を記入して送信し、受信側のファクシミリ装置は図18に示すフローチャートに従って、FAXデータを受信し(ステップ(以下、Uで示す)1)、当該位置をOCR(optical character reader)で読み取り(U2)、文字コードに変換して、実際のFAXデータに関連づけてメモリに保存する構成としてもよい(U3)。尚、図19は件名情報を記録するエリアを示す一例である。
このように構成することによっても、FAXデータの件名情報をメモリリストに容易に表示することができる。
実施形態1のシステム構成図である。 複合機の内部構成を説明する図である。 操作パネルの構成を示す図である。 表示部に表示される登録一覧画面の例を示す図である。 実施形態1の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態2の複合機の内部構成を説明する図である。 実施形態2の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態3の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態4の処理動作を説明するフローチャートである。 複合機の表示部の画面例を示す図である。 実施形態5の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態6の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態6の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態7の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態7を説明する為のデータ構成を示す図である。 実施形態7を説明する為のデータ構成を示す図である。 実施形態7の処理動作を説明するフローチャートである。 実施形態7の変形例を説明するフローチャートである。 実施形態7の変形例を件名記入エリアの例である。
符号の説明
1・・・複合機
2・・・メールサーバ
3・・・インターネット
4・・・電話回線
5・・・ファクシミリ装置
11・・・FAX制御部
12・・・スキャナ制御部
13・・・画像編集部
14・・・HDD
15・・・オペレーションパネル制御部
16・・・送出判定部
17・・・印刷制御部
18・・・SMTPクライアント
19・・・メールデータ生成部
20・・・メールデータエンコード処理部
21・・・FAXモデム
22・・・スキャナ
23・・・印刷装置
24・・・LAN
25・・・操作パネル
30・・・キー入力部
31・・・表示部
32・・・LED部
40・・・複合機
41・・・POPクライアント
42・・・エラー判定部

Claims (4)

  1. 少なくともファクシミリ機能とメール機能を有する複合機において、
    送信先毎にファクシミリ送信を優先するか、又はメール送信を優先するかの指定情報を記憶する記憶手段と、
    送信指示に基づいて前記記憶手段を参照し、該記憶手段に記憶された前記指定情報に従って送信先に対して前記ファクシミリ送信、又はメール送信を行う送信制御手段と、
    を有することを特徴とする複合機。
  2. 前記送信先との通信不良を判定する判定手段を更に有し、前記ファクシミリ送信、又はメール送信に通信不良が発生した場合、優先指定された送信方法と異なる送信方法によって送信処理を行うことを特徴とする請求項1記載の複合機。
  3. 前記ファクシミリ送信、又はメール送信の何れか一方の送信方法によってデータ送信を行った場合、他方の送信方法によって送信の事実を通知することを特徴とする請求項1、又は2記載の複合機。
  4. 前記ファクシミリ送信、又はメール送信を行うデータは、スキャナで読み取った原稿データであることを特徴とする請求項1、2、又は3記載の複合機。
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