JP2002247280A - 画像送信装置 - Google Patents

画像送信装置

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JP2002247280A JP2001043825A JP2001043825A JP2002247280A JP 2002247280 A JP2002247280 A JP 2002247280A JP 2001043825 A JP2001043825 A JP 2001043825A JP 2001043825 A JP2001043825 A JP 2001043825A JP 2002247280 A JP2002247280 A JP 2002247280A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにより指定されたファイルフォーマッ
トが送信先の端末種別に適合していないことが予測され
る場合にその旨をユーザに報知して指定誤りの有無を確
認させることを可能とする。 【解決手段】 CPU11は、画像送信が指定された場
合にその送信先として指定されたメールアドレスに対応
付けて情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブル記
憶されている端末タイプ情報、すなわち送信先の端末タ
イプと、使用が指定された送信方式との関係を確認す
る。そして、送信宛先の端末がインターネットファクシ
ミリ端末であるにも拘わらずにPDF送信が指定される
場合、および送信宛先の端末がインターネットファクシ
ミリ端末ではないにも拘わらずにインターネットファク
シミリ送信が指定される場合にCPU11は、送信方式
の確認をユーザに対して促すためのメッセージ表示を操
作・表示部24に行わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスキャナに
より原稿を読み取って得られる画像を、ネットワークを
介して他のインターネットファクシミリ端末に対して所
定のインターネットファクシミリ方式で送信する機能
と、上記画像を添付した電子メールをインターネットフ
ァクシミリ方式に拘わらずにネットワークを介して他の
コンピュータ端末などの任意の端末へと送信する機能と
を備えた画像送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地と画像を通信する方法としては、
PSTN(Public Switched Telephone Network)やI
SDN(Integrated Services Digital Network)を利
用したディジタル複合機が一般的である。この種のディ
ジタル複合機は、操作が容易なことと、相手が不在であ
っても用件を伝えることができるために、ビジネス分野
ばかりではなく家庭にも広く普及している。
【0003】PSTNやISDNを利用したファクシミ
リの通信規格はITU(International Telecommunicat
ion Union)によってG3ファクシミリやG4ファクシ
ミリとして標準勧告されている。
【0004】このような従来のファクシミリの利点は、
直接受信側のファクシミリとの間に通信回線を確保する
ことにより、通信回線の帯域幅の許容する最速の通信速
度でデータが転送できること。直接相手と通信すること
で、データが確実に伝わったことを確認できること。あ
るいは送信するデータ形式が受信側の許容できる形式で
あるかの確認を行う能力ネゴシエーションを行うため
に、確実にデータを伝えることができることなどであ
る。
【0005】一方、インターネットが一般化するにつ
れ、従来の回線交換ネットワークの代わりにインターネ
ットを利用するサービスが盛んになってきた。
【0006】特に伝送距離やデータ量が大きい場合に
は、インターネットを介して送信する方が通信コストを
低く抑える事ができるので、インターネットを介しての
画像の送受信を行う機能を、通常のディジタル複合機が
有する機能に加えて備えたインターネットディジタル複
合機が登場している。
【0007】そしてこの種のインターネットディジタル
複合機は一般に、画像データを電子メールの添付ファイ
ルとしてインターネット上を伝送する。このため、画像
データの転送はコネクションレスで行われるのであっ
て、G3ファクシミリやG4ファクシミリで行っている
ようなネゴシエーションは行えず、いわば送信側が一方
的に画像を送りつける通信形態がとられている。
【0008】ところで以上のようにインターネットファ
クシミリでは電子メールを利用した画像転送を行うので
あるから、送信先の端末がインターネットファクシミリ
端末では無くても、電子メールを受信する機能を有して
いるので有ればパーソナルコンピュータなどのようなコ
ンピュータ端末においても画像転送を受けることが可能
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ただし、インターネッ
トファクシミリで使用される画像ファイルフォーマット
はコンピュータ端末にとっては一般的なものではなく、
適切に処理することが困難である。
【0010】このため、コンピュータ端末宛てに画像送
信するときのために、例えばPDF(Portable Documen
t Format)などのようなコンピュータ端末にとって標準
的なファイルフォーマットに画像データをコンバートす
る機能を備えて、このようなコンピュータ端末用のファ
イルフォーマットと、インターネットファクシミリ用の
ファイルフォーマットとを選択的に使用することが考え
られるが、いずれのファイルフォーマットを使用するべ
きかはユーザに指定して貰わなければならず、ユーザの
指定が誤ったならば正常な画像通信を行えなくなってし
まう。
【0011】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、ユーザにより
指定されたファイルフォーマットが送信先の端末種別に
適合していないことが予測される場合にその旨をユーザ
に報知して指定誤りの有無を確認させることが可能な画
像送信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに第1の本発明は、所定のインターネットファクシミ
リ方式にて規定されたファイルフォーマットの画像ファ
イルを添付した電子メールを送信する第1送信手段と、
前記インターネットファクシミリ方式にて規定されたの
とは異なる所定のファイルフォーマットの画像ファイル
を添付した電子メールを送信する第2送信手段とを有
し、これら第1送信手段および第2送信手段のいずれを
用いての画像送信を行うかをユーザによる方式指定に応
じて選択する画像送信装置において、メールアドレスを
記憶するための例えば情報記憶部などのアドレス記憶手
段と、このアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレ
スに対応付けてそのメールアドレスに対応する端末が前
記インターネットファクシミリ方式に準拠したものであ
るか否かを示す例えば端末タイプ情報などの種別情報を
記憶するための例えば情報記憶部などの種別情報記憶手
段と、送信宛先として指定されたメールアドレスに対応
付けて前記種別情報記憶手段に記憶されている種別情報
がそのメールアドレスに対応する端末が前記インターネ
ットファクシミリ方式に準拠したものであることを示す
ものであるにも拘わらずに前記方式指定が前記第2送信
手段の選択を指定する場合、および送信宛先として指定
されたメールアドレスに対応付けて前記種別情報記憶手
段に記憶されている種別情報がそのメールアドレスに対
応する端末が前記インターネットファクシミリ方式に準
拠したものではないことを示すものであるにも拘わらず
に前記方式指定が前記第1送信手段の選択を指定する場
合に、前記方式指定の確認をユーザに対して促すため
の、例えばメッセージ表示などの所定の報知動作を行
う、例えば操作・表示部とCPUのソフトウェア処理に
より実現される第1報知制御手段とからなる第1報知手
段とを備えた。
【0013】このような手段を講じたことにより、画像
送信が指定された場合にはその送信先として指定された
メールアドレスに対応付けて種別情報記憶手段に記憶さ
れている種別情報、すなわち送信先の端末の種別と使用
が指定された送信方式との関係が確認され、送信宛先の
端末がインターネットファクシミリ方式に準拠したもの
であるにも拘わらずに方式指定が第2送信手段の選択を
指定する場合、および送信宛先の端末がインターネット
ファクシミリ方式に準拠したものではないにも拘わらず
に方式指定が第1送信手段の選択を指定する場合に、方
式指定の確認をユーザに対して促すための報知動作が行
われる。従って、この報知動作により送信先の端末の種
別と使用が指定された送信方式との関係が不適切である
可能性が有ることを画像送信を実行する以前にユーザが
知ることができる。
【0014】また第2の本発明は、前記第1の発明に加
えて、電子メールを受信する、例えばCPUのソフトウ
ェア処理により実現されるメール受信手段と、このメー
ル受信手段により受信された電子メールに画像ファイル
が添付されている場合に、その添付されていた画像ファ
イルのファイルフォーマットが前記インターネットファ
クシミリ方式にて規定されたファイルフォーマットであ
るならば前記インターネットファクシミリ方式に準拠し
たものであることを示す前記種別情報を、また前記添付
されていた画像ファイルのファイルフォーマットが前記
インターネットファクシミリ方式にて規定されたのとは
異なるファイルフォーマットであるならば前記インター
ネットファクシミリ方式に準拠したものではないことを
示す前記種別情報をそれぞれ前記メール受信手段により
受信された前記電子メールの送信元のメールアドレスに
対応付けて前記種別情報記憶手段に記憶させる、例えば
CPUのソフトウェア処理により実現される種別情報生
成手段とを備えた。
【0015】このような手段を講じたことにより、受信
された電子メールに添付されている添付ファイルのファ
イルフォーマットに基づいてその電子メールの送信元の
端末種別が識別され、これに基づいて種別情報記憶手段
へと種別情報が自動登録される。従って、ユーザが種別
情報の登録を行う手間が省かれる。
【0016】また第3の本発明は、前記第1の発明にお
ける画像送信手段が宛先端末に対して応答の電子メール
の返信を要求する第1モードと要求しない第2モードと
を有し、これら2つのモードをユーザによるモード指定
に応じて選択的に使用するものであることを前提とし、
さらに前記第1報知手段による報知動作に応じて選択す
べき送信手段の変更がユーザにより指定された場合に、
その変更後の方式指定が前記第1送信手段の選択を指定
するにも拘わらずに前記モード指定が前記第2モードの
選択を指定するものである場合、および変更後の方式指
定が前記第2送信手段の選択を指定するにも拘わらずに
前記モード指定が前記第1モードの選択を指定するもの
である場合に、前記モード指定の確認をユーザに対して
促すための、例えばメッセージ表示などの所定の報知動
作を行う、例えば操作・表示部とCPUのソフトウェア
処理により実現される第2報知制御手段とからなる第2
報知手段を備えた。
【0017】このような手段を講じたことにより、第1
報知手段による報知動作に応じて選択すべき送信手段が
変更されたことにより、方式指定が第1送信手段の選択
を指定するにも拘わらずにモード指定が第2モードの選
択を指定するものとなった場合、および方式指定が第2
送信手段の選択を指定するにも拘わらずにモード指定が
第1モードの選択を指定するものとなった場合に、モー
ド指定の確認をユーザに対して促すための報知動作が行
われる。従って、この報知動作により送信方式と指定さ
れたモードとの関係が不適切である可能性が有ることを
画像送信を実行する以前にユーザが知ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0019】図1は本実施形態に係る画像送信装置を適
用して構成されたディジタル複合機の要部構成を示すブ
ロック図である。
【0020】この図において、符号1を付して示される
部分が本実施形態のディジタル複合機である。そしてこ
のディジタル複合機1は、CPU11、ROM12、R
AM13、情報記憶部14、画像記憶部15、符号化・
復号化部16、スキャナ17、プリンタ18、モデム1
9、NCU20、電話機制御部21、回線信号検出部2
2、LANインタフェース23、操作・表示部24およ
び時計部25を有してなる。
【0021】そして、CPU11、ROM12、RAM
13、情報記憶部14、画像記憶部15、符号化・復号
化部16、スキャナ17、プリンタ18、モデム19、
NCU20、回線信号検出部22、LANインタフェー
ス23、操作・表示部24および時計部25は、システ
ムバス26を介して互いに接続されている。またNCU
20にはモデム19および電話機制御部21が、さらに
電話機制御部21には回線信号検出部22がそれぞれ接
続されている。
【0022】CPU11は、ROM12に格納された制
御プログラムに基づいて各部を総括制御するための制御
処理を行うことでディジタル複合機としての動作を実現
する。
【0023】ROM12は、CPU11の制御プログラ
ム等を記憶する。
【0024】RAM13は、CPU11が各種の処理を
行うために必要となる各種の情報を記憶するためのワー
クエリアなどとして使用される。
【0025】情報記憶部14は、例えばフラッシュメモ
リなどを用いてなり、各種の設定情報やその他の情報を
記憶しておく。この情報記憶部14の記憶領域の一部
は、アドレス記憶手段および種別情報記憶手段としての
宛先端末タイプ記憶テーブルに設定されている。この宛
先端末タイプ記憶テーブルには図2に示すように、メー
ルアドレスの他に、各メールアドレスに対応付けて、そ
のメールアドレスを持つ端末がインターネットファクシ
ミリ(IFAX)であるか、それともそれ以外の端末で
あるのかを示す端末タイプ情報を記憶する領域が設定さ
れている。
【0026】画像記憶部15は、例えば大容量のDRA
Mや、ハードディスク装置などを用いてなり、受信した
画像データや送信待ちの画像データを一時的に記憶して
おく。
【0027】符号化・復号化部16は、画像データに対
して冗長度圧縮のための符号化処理を施すとともに、冗
長度圧縮のための符号化がなされている画像データの復
号を行うものである。
【0028】スキャナ17は、送信原稿の読取りを行っ
て、その送信原稿を示す画像データを生成する。
【0029】プリンタ18は、画像データが示す画像を
記録用紙に対して印字する。
【0030】モデム19は、画像データを変調してファ
クシミリ伝送信号を生成したり、CPU11から与えら
れるコマンドを変調してコマンド伝送信号を生成するも
のであり、これらの伝送信号をNCU20を介してPS
TN加入者線2へと送出する。またモデム19は、PS
TN加入者線2を介して到来し、NCU20を介して与
えられたファクシミリ伝送データを復調して画像データ
を再生したり、コマンド伝送信号を復調してコマンドを
再生する。
【0031】NCU20には、PSTN3に収容された
PSTN加入者線2が接続されている。そしてNCU2
0は、この接続されたPSTN加入者線2に関して、状
態監視や網への発信処理などを行なう。またNCU20
は、PSTN加入者線2に対して送出するファクシミリ
伝送信号の等化を図るとともに、レベルの設定を行う。
【0032】電話機制御部21には、必要に応じて外部
電話機4が接続される。そして電話機制御部21は、接
続された外部電話機4を使用してPSTN加入者線2を
介しての通話を行うことを可能とするための周知の制御
処理を行う。
【0033】回線信号検出部22は、PSTN加入者線
2を介して到来する信号をNCU20および電話機制御
部21を介して受け、所定の信号の到来を検出する。
【0034】LANインタフェース23には、LAN回
線5およびメールサーバ6を介してインターネット7が
接続されている。そしてLANインタフェース23は、
LAN回線5を介して、あるいはインターネット7を介
してのデータ伝送を行う。
【0035】操作・表示部24は、ユーザによるCPU
11に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入
力部や、ユーザに対して報知すべき各種の情報をCPU
11の制御の下に表示するための表示部などを有する。
【0036】時計部25は、計時動作を常時行い、現在
時刻を示す現在時刻情報を出力する。
【0037】さて、CPU11がROM12に格納され
た制御プログラムに基づいて動作することで実現される
制御手段としては、ディジタル複合機における周知の一
般的なものに加えて、第1送信手段、第2送信手段、メ
ール受信手段、種別情報生成手段、第1報知制御手段お
よび第2報知制御手段を有している。
【0038】ここで第1送信手段は、インターネットフ
ァクシミリ方式に準じての画像送信(以下、インターネ
ットファクシミリ送信と称する)を行う。すなわちこの
第1送信手段は、画像データをインターネットファクシ
ミリ方式で規定された例えばITU−T(Internationa
l Telecommunication Union-Telecommunication Secto
r)に準拠したTIFF(Tagged Image File Format)
形式の画像ファイルにコンバートするとともに、この画
像ファイルを添付した所定形態(インターネットファク
シミリ方式で規定された形態)の電子メールを作成して
送信する処理を行う。そしてこの第1送信手段は、ユー
ザにより送信方式としてインターネットファクシミリ方
式が指定された場合にインターネットファクシミリ送信
を実行する。またこの第1送信手段は、第1モードとし
ての送達確認モードを有している。この送達確認モード
は、インターネットファクシミリ方式で規定された送達
確認通知の電子メールの返信を送信宛先に対して要求す
る所定の情報を電子メール中に付加する。そして第1送
信手段は、この送達確認モードを使用するか否かはユー
ザによるモード指定に従う。かくして、この送達確認モ
ードを使用していない状態では送達確認通知の電子メー
ルの返信を送信宛先に対して要求しないのであり、この
状態が第2モードに相当する。
【0039】第2送信手段は、インターネットファクシ
ミリ方式に拘わらずにコンピュータ端末に対しての画像
送信を行う。すなわちこの第1送信手段は、コンピュー
タ端末で標準的なファイルフォーマットの画像ファイル
に画像データをコンバートするとともに、この画像ファ
イルを添付した任意の形態の電子メールを作成して送信
する処理を行う。なお本実施形態では、この第2送信手
段はファイルフォーマットとしてPDF形式を用いるこ
ととし、以下ではこの第2送信手段による画像送信をP
DF送信と称することとする。そしてこの第2送信手段
は、ユーザにより送信方式として非インターネットファ
クシミリ方式が指定された場合にPDF送信を実行す
る。またこの第2送信手段は、送達確認モードを有して
いる。この送達確認モードは、インターネットファクシ
ミリ装置方式とは異なる汎用の電子メールプロトコルで
規定された送達確認通知の電子メールの返信を送信宛先
に対して要求する所定の情報を電子メール中に付加す
る。そして第2送信手段は、この送達確認モードを使用
するか否かはユーザによるモード指定に従う。
【0040】メール受信手段は、自己宛でLAN回線5
を介して到来した電子メールを受信する。
【0041】種別情報生成手段は、受信した電子メール
に画像ファイルが添付されている場合に、その添付され
ていた画像ファイルのファイルフォーマットに基づいて
その送信元の端末がインターネットファクシミリ端末で
あるか、それともインターネットファクシミリ端末以外
のコンピュータ端末であるかを識別し、その識別結果を
示す端末タイプ情報を情報記憶部14の宛先端末タイプ
記憶テーブルに格納する。
【0042】第1報知制御手段は、画像送信を行う必要
が生じたときに、宛先として指定されたメールアドレス
が情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶
されており、さらにそのメールアドレスに対応付けて端
末タイプ情報が記憶されているならば、その端末タイプ
情報に基づいてユーザが指定した送信方式が適切である
か否かを推定し、適切ではないことが推測される場合に
送信方式の指定確認をユーザに対して促すためのメッセ
ージ表示を操作・表示部24に行わせる。
【0043】そして第2報知制御手段は、第1報知制御
手段の制御の下に行ったメッセージ表示に応じてユーザ
が送信方式の変更を指定した場合に、その変更後の送信
方式がインターネットファクシミリ送信であるにも拘わ
らずに送達確認モードがOFFとなっていたり、変更後
の送信方式がPDF送信であるにも拘わらずに送達確認
モードがONとなっている場合に、送達確認モードの確
認をユーザに対して促すためのメッセージ表示を操作・
表示部24に行わせる。
【0044】次に以上のように構成されたディジタル複
合機の動作につき説明する。なお、本実施形態のディジ
タル複写機は、複写機能、印刷機能、あるいはG3ファ
クシミリ機能などの機能も有しているが、それらを実現
するための動作は従来よりあるディジタル複合機と同様
であるので説明を省略し、ここではインターネットファ
クシミリ送信機能やコンピュータ端末への画像送信機能
に係る動作について詳細に説明することとする。
【0045】まず、実際の画像送信の動作を説明するの
に先立ち、電子メールの受信時に情報記憶部14の宛先
端末タイプ記憶テーブルに端末タイプ情報を自動格納す
る処理につき説明する。
【0046】自己宛の電子メールがLAN回線5を介し
て到来したならば、CPU11は図3に示すようなメー
ル受信時処理を実行する。
【0047】このメール受信時処理においてCPU11
はまず、到来した電子メールに添付ファイルが添付され
ているか否かを確認する(ステップST1)。添付ファ
イルが添付されているならばCPU11は続いて、電子
メールから送信元のメールアドレスを抽出し、そのメー
ルアドレスが情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テー
ブルに既に記憶されているか否かを確認する(ステップ
ST2)。そして該当するメールアドレスが情報記憶部
14の宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶されていない
のであれば、今回受信した電子メールの送信元のメール
アドレスを情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブ
ルに記憶させる(ステップST3)。なお、該当するメ
ールアドレスが情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テ
ーブルに既に記憶されているのであれば、CPU11は
このステップST3の処理をパスする。
【0048】続いてCPU11は、添付ファイルがIT
U−T準拠のTIFFファイルであるのか否かを確認す
る(ステップST4)。そしてここで、添付ファイルが
ITU−T準拠のTIFFファイルであるならばCPU
11は、情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブル
における送信元のメールアドレスに対応する端末タイプ
情報の記憶領域に端末タイプ情報「IFAX」を書き込
む(ステップST5)。これに対して添付ファイルが、
例えばPDFファイルやビットマップファイル、解像度
がDPI(Dot Per Inch)系である等のようにITU−
T準拠ではないのTIFFファイルといった画像ファイ
ルや、特定のアプリケーションソフトのファイルである
などであってITU−T準拠のTIFFファイルではな
いならばCPU11は、情報記憶部14の宛先端末タイ
プ記憶テーブルにおける送信元のメールアドレスに対応
する端末タイプ情報の記憶領域に端末タイプ情報「非I
FAX」を書き込む(ステップST6)。
【0049】そしてこの後にCPU11は、受信メール
処理を行う(ステップST7)。この受信メール処理
は、受信した電子メールの内容に応じて周知の様々な処
理を行うものであり、例えばITU−Tのインターネッ
トファクシミリ方式に準拠した電子メールであれば、添
付ファイルから画像を展開してその画像をプリンタ18
により印刷させる処理である。
【0050】なお、今回受信した電子メールに添付ファ
イルが添付されていないことをステップST1にて確認
した場合は、ステップST2乃至ステップST6の処理
を行うことができないから、CPU11はこれらの処理
をパスしてステップST7に処理を移行し、受信メール
処理を行う。
【0051】そしてこの受信メール処理が終了したなら
ばCPU11は、今回のメール受信時処理を終了する。
【0052】さて、スキャナ17に原稿がセットされた
上で、コンピュータネットワーク(LANおよびインタ
ーネット7)を介しての画像送信が指示されたならばC
PU11は図4および図5に示すような画像送信処理を
開始する。
【0053】この画像送信処理においてCPU11はま
ず、宛先のメールアドレス、送信方式、送達確認モード
のユーザ指定を受け付ける(図4中のステップST1
1)。そして続いてCPU11は、スキャナ17に原稿
の読み取りを行わせる(ステップST12)。なおここ
でスキャナ17により生成される画像データは、画像記
憶部15に記憶しておく。
【0054】次にCPU11は、ステップST11で指
定されたメールアドレスが情報記憶部14の宛先端末タ
イプ記憶テーブルに記憶されているか否かを確認する
(ステップST13)。ここで、指定されたメールアド
レスが情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルに
記憶されていないのであればCPU11は、送信方式の
ユーザ指定を確認し(ステップST14)、ユーザによ
り指定された方式での画像送信を行うべく、周知のイン
ターネットファクシミリ送信(IFAX送信)処理また
はPDF送信処理を行う(ステップST15およびステ
ップST16)。そして画像送信が完了したならば、C
PU11は今回の画像送信処理を終了する。
【0055】これに対して、ステップST11で指定さ
れたメールアドレスが情報記憶部14の宛先端末タイプ
記憶テーブルに記憶されていることをステップST13
にて確認したならばCPU11は、送信方式のユーザ指
定によりインターネットファクシミリ送信が指定されて
いるか否かを確認する(図5中のステップST17)。
【0056】インターネットファクシミリ送信が指定さ
れているならばCPU11は、ステップST11で指定
されたメールアドレスに対応付けて情報記憶部14の宛
先端末タイプ記憶テーブルに端末タイプ情報が記憶され
ているか否かを確認する(ステップST18)。そして
該当する端末タイプ情報が記憶されているならばCPU
11は続いて、その端末タイプ情報が「IFAX」であ
るか否かを確認する(ステップST19)。
【0057】ここで該当する端末タイプ情報が「IFA
X」ではなかった場合、すなわちユーザはインターネッ
トファクシミリ送信を要求しているにも拘わらずに、情
報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルの情報では
送信宛先のメールアドレスの端末タイプがインターネッ
トファクシミリではないとされているのであれば送信方
式のユーザ指定が不適切であると推測できるので、CP
U11はPDF送信を推奨する内容の所定のメッセージ
を操作・表示部24にて表示させる(ステップST2
0)。そしてこの状態でCPU11は、送信方式のユー
ザ指定を再度受け付け(ステップST21)、ここで指
定された送信方式がインターネットファクシミリ送信で
あるか否かを確認する(ステップST22)。
【0058】ここでPDF送信をユーザが指定した場
合、すなわちユーザがメッセージ表示に従って送信方式
を変更した場合は、CPU11は続いて送達確認モード
のONがステップST11にて指定されているか否かを
確認する(ステップST23)。そして送達確認モード
のONが指定されているのならばCPU11は、送達確
認モードのOFFを推奨する内容の所定のメッセージを
操作・表示部24にて表示させる(ステップST2
4)。そしてこの状態でCPU11は、送達確認モード
のユーザ指定を再度受け付け(ステップST25)、こ
こで指定された送達確認モードのON/OFF状態でP
DF送信処理を行う(ステップST26)。なお、送達
確認モードのOFFが指定されていることをステップS
T23で確認したならばCPU11は、ステップST2
4およびステップST25をパスして処理をステップS
T26に移行し、ステップST11で指定された送達確
認モードのON/OFF状態でPDF送信処理を行う。
そしてこのPDF送信処理が完了したならば、CPU1
1は今回の画像送信処理を終了する。
【0059】これに対して、ステップST11で指定さ
れたメールアドレスに対応付けて情報記憶部14の宛先
端末タイプ記憶テーブルに端末タイプ情報が記憶されて
いないことをステップST18にて確認した場合、ステ
ップST11で指定されたメールアドレスに対応付けて
情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶さ
れた端末タイプ情報が「IFAX」であることをステッ
プST19にて確認した場合、ならびにステップST2
1で指定された送信方式がインターネットファクシミリ
送信であることをステップST22にて確認した場合に
は、CPU11はステップST11で指定された送達確
認モードのON/OFF状態でインターネットファクシ
ミリ送信処理を行う(ステップST27)。そしてこの
インターネットファクシミリ送信処理が完了したなら
ば、CPU11は今回の画像送信処理を終了する。
【0060】以上は、ステップST11に送信方式とし
てユーザがインターネットファクシミリ送信を指定した
場合の動作である。これに対してステップST11にて
送信方式としてPDF送信方式が指定されているなら
ば、CPU11はステップST17にてその旨を確認す
ることになる。そしてこの場合にCPU11は、ステッ
プST11で指定されたメールアドレスに対応付けて情
報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルに端末タイ
プ情報が記憶されているか否かを確認する(ステップS
T28)。そして該当する端末タイプ情報が記憶されて
いるならばCPU11は続いて、その端末タイプ情報が
「非IFAX」であるか否かを確認する(ステップST
29)。
【0061】ここで該当する端末タイプ情報が「非IF
AX」ではなかった場合、すなわちユーザはPDF送信
を要求しているにも拘わらずに、情報記憶部14の宛先
端末タイプ記憶テーブルの情報では送信宛先のメールア
ドレスの端末タイプがインターネットファクシミリであ
るとされているのであれば送信方式のユーザ指定が不適
切であると推測できるので、CPU11はインターネッ
トファクシミリ送信を推奨する内容の所定のメッセージ
を操作・表示部24にて表示させる(ステップST3
0)。そしてこの状態でCPU11は、送信方式のユー
ザ指定を再度受け付け(ステップST31)、ここで指
定された送信方式がPDF送信であるか否かを確認する
(ステップST32)。
【0062】ここでインターネットファクシミリ送信を
ユーザが指定した場合、すなわちユーザがメッセージ表
示に従って送信方式を変更した場合は、CPU11は続
いて送達確認モードのOFFがステップST11にて指
定されているか否かを確認する(ステップST33)。
そして送達確認モードのOFFが指定されているのなら
ばCPU11は、送達確認モードのONを推奨する内容
の所定のメッセージを操作・表示部24にて表示させる
(ステップST34)。そしてこの状態でCPU11
は、送達確認モードのユーザ指定を再度受け付ける(ス
テップST35)。こののちにCPU11はステップS
T27に処理を移行し、ステップST35で指定された
送達確認モードのON/OFF状態でインターネットフ
ァクシミリ送信処理を行う。なお、送達確認モードのO
Nが指定されていることをステップST33で確認した
ならばCPU11は、ステップST34およびステップ
ST35をパスして処理をステップST27に移行し、
ステップST11で指定された送達確認モードのON/
OFF状態でインターネットファクシミリ送信処理を行
う。
【0063】これに対して、ステップST11で指定さ
れたメールアドレスに対応付けて情報記憶部14の宛先
端末タイプ記憶テーブルに端末タイプ情報が記憶されて
いないことをステップST28にて確認した場合、ステ
ップST11で指定されたメールアドレスに対応付けて
情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶さ
れた端末タイプ情報が「非IFAX」であることをステ
ップST29にて確認した場合、ならびにステップST
31で指定された送信方式がPDF送信であることをス
テップST32にて確認した場合には、CPU11は処
理をステップST26に移行して、ステップST11で
指定された送達確認モードのON/OFF状態でPDF
送信処理を行う。
【0064】以上のように本実施形態によれば、ユーザ
が指定した送信方式と、送信宛先として指定されたメー
ルアドレスに対応付けて情報記憶部14の宛先端末タイ
プ記憶テーブルに記憶された端末タイプ情報が示す端末
タイプに適切な送信方式とが相違する場合には、メッセ
ージを表示して送信方法の変更をユーザに促すので、ユ
ーザが送信方式を誤って指定した場合にはユーザがその
旨を知ることができ、正しい送信方式を再指定すること
で誤った送信方式による無駄な画像送信を行ってしまう
ことを防止することが可能である。
【0065】また本実施形態によれば、添付ファイルが
添付された電子メールを受信した際に、その添付ファイ
ルのファイルフォーマットに基づいて電子メールの送信
元の端末タイプを識別し、これに基づいて情報記憶部1
4の宛先端末タイプ記憶テーブルへ端末タイプ情報を自
動的に記憶させるようにしているので、相手先の端末の
端末タイプを調べたり、あるいは端末タイプ情報を登録
したりすることをユーザが行う必要が無く、非常に便利
である。
【0066】また本実施形態によれば、ユーザが送信方
式をインターネットファクシミリ送信からPDF送信へ
と変更指定を行った場合で送達確認モードのONが指定
されていたとき、あるいはユーザが送信方式をPDF送
信からインターネットファクシミリ送信へと変更指定を
行った場合で送達確認モードのOFFが指定されていた
ときに、メッセージを表示して送達確認モードの指定の
変更を促す。インターネットファクシミリ端末において
は、送達確認要求に応じて通知メールを返送する機能を
標準的に有するものであるから送達確認モードの使用は
有効である。これに対し、コンピュータ端末は送達確認
要求に応じて通知メールを返送する機能がまだ一般的に
は使用されておらず送達確認モードを送信側が使用して
も受信側が通知メールを送信する確率が低く、このため
送達確認モードの使用は処理の複雑化のみを引き起こす
という可能性がある。このような事情から、ユーザがイ
ンターネットファクシミリ送信を行おうとする場合には
送達確認モードがON指定され、逆にPDF送信を行お
うとする場合には送達確認モードがOFF指定される確
率が高いが、そのような状態から送信方式のみが変更さ
れたならば送信方式と送達確認モードの状態との関係が
不適切となってしまうのであるが、このような場合に送
信方式と送達確認モードの状態との関係が不適切となっ
たことをユーザが知ることができ、正しい送達確認モー
ド状態を再指定することで適正な画像送信を行うことが
可能となる。
【0067】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば前記実施形態では、情報記憶部1
4の宛先端末タイプ記憶テーブルへの端末タイプ情報の
書き込みを自動的に行うようにしているが、ユーザが指
定した端末タイプ情報を書き込むようにしても良い。
【0068】また上記実施形態では、送信方式の指定確
認をユーザに対して促すための報知動作および送達確認
モードの指定確認をユーザに促すための報知動作をメッ
セージ表示により行うこととしているが、例えば音声メ
ッセージの再生などのような別の形態での報知を行うよ
うにしても良いし、あるいはLAN回線5を介して接続
されたコンピュータ端末などへと通知コマンドを送り、
コンピュータ端末側で報知動作を行わせるようにしても
良い。
【0069】また上記実施形態では、情報記憶部14の
宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶されていないメール
アドレスが受信電子メールの送信元のメールアドレスで
あった場合には、そのメールアドレスを情報記憶部14
の宛先端末タイプ記憶テーブルに記憶させ、さらにその
端末タイプ情報を対応付けて記憶するようにしている
が、事前に情報記憶部14の宛先端末タイプ記憶テーブ
ルに記憶されたメールアドレス、すなわちユーザにより
事前に登録されたメールアドレスに関してのみ端末タイ
プ情報の記憶を行うようにしても良い。
【0070】また上記実施形態では、本発明をディジタ
ル複合機に適用した例を示しているが、例えば画像転送
の機能のみを有した装置などのような別の形態の装置と
しても実現可能である。
【0071】また上記実施形態では、ITU−Tで規定
されたインターネットファクシミリ方式を使用すること
としているが、独自に定めた方式などのような他のイン
ターネットファクシミリ方式を利用する場合にも本発明
の適用が可能である。
【0072】また上記実施形態では、送達確認モードを
使用するか否かはユーザ指定に応じて決定することとし
ているが、例えばIFAX送信時には送達確認モードを
自動的に使用し、またPDF送信時には送達確認モード
を使用しないようにすることも可能である。
【0073】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0074】
【発明の効果】第1の本発明によれば、画像送信が指定
された場合にはその送信先として指定されたメールアド
レスに対応付けて種別情報記憶手段に記憶されている種
別情報、すなわち送信先の端末の種別と使用が指定され
た送信方式との関係を確認し、送信宛先の端末がインタ
ーネットファクシミリ方式に準拠したものであるにも拘
わらずに方式指定が第2送信手段の選択を指定する場
合、および送信宛先の端末がインターネットファクシミ
リ方式に準拠したものではないにも拘わらずに方式指定
が第1送信手段の選択を指定する場合に、方式指定の確
認をユーザに対して促すための報知動作を行うので、こ
の報知動作により送信先の端末の種別と使用が指定され
た送信方式との関係が不適切である可能性が有ることを
画像送信を実行する以前にユーザが知ることができ、こ
の結果、ユーザにより指定されたファイルフォーマット
が送信先の端末種別に適合していないことが予測される
場合にその旨をユーザに報知して指定誤りの有無を確認
させることが可能となり、不適切な画像送信を行ってし
まうことを防止することが可能となる。
【0075】また第2の本発明によれば、受信された電
子メールに添付されている添付ファイルのファイルフォ
ーマットに基づいてその電子メールの送信元の端末種別
を識別し、これに基づいて種別情報記憶手段へと種別情
報を自動登録するので、ユーザが種別情報の登録を行う
手間を省くことが可能となる。
【0076】また第3の本発明によれば、第1報知手段
による報知動作に応じて選択すべき送信手段が変更され
たことにより、方式指定が第1送信手段の選択を指定す
るにも拘わらずにモード指定が第2モードの選択を指定
するものとなった場合、および方式指定が第2送信手段
の選択を指定するにも拘わらずにモード指定が第2モー
ドの選択を指定するものとなった場合に、モード指定の
確認をユーザに対して促すための報知動作を行うので、
この報知動作により送信方式と指定されたモードとの関
係が不適切である可能性が有ることを画像送信を実行す
る以前にユーザに知らせることができ、不適切な画像送
信を行ってしまうことを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像送信装置を適用
して構成されたディジタル複合機の要部構成を示すブロ
ック図。
【図2】図1中の情報記憶部14に設定された宛先端末
タイプ記憶テーブルの記憶データの一例を示す図。
【図3】図1中のCPU11によるメール受信時処理の
際の処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1中のCPU11による画像送信処理の際の
処理手順を示すフローチャート(その1)。
【図5】図1中のCPU11による画像送信処理の際の
処理手順を示すフローチャート(その2)。
【符号の説明】
1…ディジタル複合機 2…加入者線 3…PSTN 4…外部電話機 5…LAN回線 6…メールサーバ 7…インターネット 11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…情報記憶部 15…画像記憶部 16…符号化・復号化部 17…スキャナ 18…プリンタ 19…モデム 21…電話機制御部 22…回線信号検出部 23…LANインタフェース 24…操作・表示部 25…時計部 26…システムバス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のインターネットファクシミリ方式
    にて規定されたファイルフォーマットの画像ファイルを
    添付した電子メールを送信する第1送信手段と、前記イ
    ンターネットファクシミリ方式にて規定されたのとは異
    なる所定のファイルフォーマットの画像ファイルを添付
    した電子メールを送信する第2送信手段とを有し、これ
    ら第1送信手段および第2送信手段のいずれを用いての
    画像送信を行うかをユーザによる方式指定に応じて選択
    する画像送信装置において、 メールアドレスを記憶するためのアドレス記憶手段と、 このアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスに対
    応付けてそのメールアドレスに対応する端末が前記イン
    ターネットファクシミリ方式に準拠したものであるか否
    かを示す種別情報を記憶するための種別情報記憶手段
    と、 送信宛先として指定されたメールアドレスに対応付けて
    前記種別情報記憶手段に記憶されている種別情報がその
    メールアドレスに対応する端末が前記インターネットフ
    ァクシミリ方式に準拠したものであることを示すもので
    あるにも拘わらずに前記方式指定が前記第2送信手段の
    選択を指定する場合、および送信宛先として指定された
    メールアドレスに対応付けて前記種別情報記憶手段に記
    憶されている種別情報がそのメールアドレスに対応する
    端末が前記インターネットファクシミリ方式に準拠した
    ものではないことを示すものであるにも拘わらずに前記
    方式指定が前記第1送信手段の選択を指定する場合に、
    前記方式指定の確認をユーザに対して促すための所定の
    報知動作を行う第1報知手段とを具備したことを特徴と
    する画像送信装置。
  2. 【請求項2】 電子メールを受信するメール受信手段
    と、 このメール受信手段により受信された電子メールに画像
    ファイルが添付されている場合に、その添付されていた
    画像ファイルのファイルフォーマットが前記インターネ
    ットファクシミリ方式にて規定されたファイルフォーマ
    ットであるならば前記インターネットファクシミリ方式
    に準拠したものであることを示す前記種別情報を、また
    前記添付されていた画像ファイルのファイルフォーマッ
    トが前記インターネットファクシミリ方式にて規定され
    たのとは異なるファイルフォーマットであるならば前記
    インターネットファクシミリ方式に準拠したものではな
    いことを示す前記種別情報をそれぞれ前記メール受信手
    段により受信された前記電子メールの送信元のメールア
    ドレスに対応付けて前記種別情報記憶手段に記憶させる
    種別情報生成手段とを具備したことを特徴とする請求項
    1に記載の画像送信装置。
  3. 【請求項3】 宛先端末に対して応答の電子メールの返
    信を要求する第1モードと要求しない第2モードとを有
    し、これら2つのモードをユーザによるモード指定に応
    じて選択的に使用するものであって、 前記第1報知手段による報知動作に応じて選択すべき送
    信手段の変更がユーザにより指定された場合に、その変
    更後の方式指定が前記第1送信手段の選択を指定するに
    も拘わらずに前記モード指定が前記第2モードの選択を
    指定するものである場合、および変更後の方式指定が前
    記第2送信手段の選択を指定するにも拘わらずに前記モ
    ード指定が前記第1モードの選択を指定するものである
    場合に、前記モード指定の確認をユーザに対して促すた
    めの所定の報知動作を行う第2報知手段を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
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