JP3149198B2 - ファクシミリ受信方法 - Google Patents

ファクシミリ受信方法

Info

Publication number
JP3149198B2
JP3149198B2 JP03798891A JP3798891A JP3149198B2 JP 3149198 B2 JP3149198 B2 JP 3149198B2 JP 03798891 A JP03798891 A JP 03798891A JP 3798891 A JP3798891 A JP 3798891A JP 3149198 B2 JP3149198 B2 JP 3149198B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
confidential
transfer
facsimile
image information
destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03798891A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04212568A (ja
Inventor
浩一郎 前村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03798891A priority Critical patent/JP3149198B2/ja
Publication of JPH04212568A publication Critical patent/JPH04212568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149198B2 publication Critical patent/JP3149198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ受信装置
に親展転送を登録しておくことにより、受信した原稿が
親展転送か否かを判断して、他のファクシミリ装置に転
送させ、転送先で受信することが可能なファクシミリ受
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ情報を受信しても、
もし受信者が不在の場合には、その受信者が戻るまでは
その情報を手にすることができないため、緊急の場合に
は連絡することができなかった。また、他人に見せたく
ない親展の手紙をファクシミリ送信する場合、他の人に
見せずに、受信者の手に渡すことが不可能であるため、
親展ファクシミリの受信は難かしかった。すなわち、親
展送信は、受信者以外に内容を見せないようにするた
め、受信者がこれを取り出す際にID(識別番号)を入
力する必要がある。このIDには、2種類があって、そ
の1つは、受信装置に1つ登録されているパスワ−ドで
あり、他の1つは、1組の送信者と受信者に共通する親
展(パ−ソナル)IDである。前者は、その受信装置に
1つだけ登録されているパスワ−ドであるため、これさ
え知っていれば、その受信装置に送られてきたものであ
れば、他の人に送られた原稿でも取り出すことができ
る。後者は、送信者がその原稿を送信するときに入力し
たIDを、原稿と一緒に受信装置に伝送し、受信者はそ
のIDを入力することにより原稿を取り出すことができ
るものである。このIDは、1回の送信のみに使用され
るものである。このように、親展送受信では、IDの扱
いが極めて重要となる。一方、緊急不在時の受信対策と
して、例えば、特開昭63−63278号公報に記載の
ファクシミリ装置では、受信したファクシミリ情報を自
動的に所定のファクシミリ装置に再送出することができ
るようにセットしておくことにより、受信者は留守中に
受信したファクシミリ情報を出先において受信すること
ができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、自
己転送機能を備えたファクシミリが存在しているが、こ
れは普通の受信を行った場合のみに適用でき、親展受信
の場合には適用できない。すなわち、前述のように、親
展受信をした場合には、受信者は受信したファクシミリ
装置の場所で、パスワ−ドまたは親展IDを入力するこ
とにより、その受信ファクシミリ情報が指定したパスワ
−ドまたは親展IDと一致したときのみ受信できるよう
になっている。従って、通常の緊急ファクシミリの場合
には、従来の転送機能付きファクシミリが役に立ってい
るが、親展ファクシミリの場合には受信者が不在のと
き、その受信者が原稿を受信したファクシミリ装置の設
置場所に戻るまでは手にすることができなかった。
【0004】本発明の目的は、このような従来の課題を
解決し、親展受信した場合、受信者が不在のときでも、
受信者以外の人に見られることなく、受信者が迅速にそ
の親展ファクシミリ情報を手にすることができるファク
シミリ受信方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ受信方法は、(イ)受信した
画情報を予め登録された転送先ファクシミリ装置に転送
する機能を有するファクシミリ装置の受信方法であっ
て、画情報を親展ID無しで親展受信すると、予め記憶
装置に記憶された転送用親展IDを読み出し、この転送
用親展IDを用いて親展受信した画情報を転送先ファク
シミリ装置に親展転送し、この転送先ファクシミリ装置
においては、転送されてきた画情報を、転送用親展ID
に一致する情報の入力に基づき出力することに特徴があ
る。また、(ロ)転送用親展IDとして、転送元のファ
クシミリ装置において親展受信の出力用に予め設定され
パスワードを用いることにも特徴がある。また、
(ハ)親展受信に親展IDが用いられていれば、この
展IDを、転送用親展IDとして用いることにも特徴が
ある。また、(ニ)親展受信した画情報を転送先ファク
シミリ装置に転送する際、この転送先ファクシミリ装置
が親展受信機能を有するか否かを判断し、親展受信機能
を有していれば画情報を親展転送し、親展受信機能を有
していなければ画情報の転送を中止することにも特徴が
る。
【0006】
【作用】本発明においては、SAFメモリを利用するこ
とにより、ノ−マル受信した画情報も親展受信した画情
報も、共にSAFメモリに蓄積し、一方、転送先電話番
号記憶装置にユ−ザから転送先の宛先電話番号を登録し
ておく。ファクシミリ制御部は、その転送先電話番号記
憶装置を参照し、転送要求があり、かつ親展での転送で
あれば、SAFメモリから取り出した親展画情報をその
宛先に親展で自動転送するようにしている。また、受信
者以外に内容を見せないようにするため、一旦画情報メ
モリに原稿を蓄積するが、受信者がこれを取り出すには
IDを入力する必要がある。そこで、転送を実行するマ
シンのパスワ−ドを親展IDとして転送先に送出するこ
とにより、転送先のパスワ−ドを受信者が知らなくて
も、転送元のパスワ−ドで原稿を取り出せるようにし
た。また、受信した親展IDをそのまま転送先に伝送す
ることにより、転送先でその親展IDを入力して、原稿
を取り出させるようにした。さらに、親展受信が不可能
な受信装置が転送先として登録されていた場合には、最
初の転送起動の際に、自動的にマシンが判断して、転送
先が変更されるまで親展での転送を中止するようにし
た。さらに、何回再発呼しても転送できない場合には、
予め定めた回数だけ試行して失敗したならば、その場所
でプリントアウトできるように画情報メモリに残してお
くようにした。さらに、これにより、予め受信者から登
録された親展のための転送宛先電話番号に自動転送され
ることによって、受信者は転送先、つまり現在の場所に
おいて親展画情報を受け取ることが可能になった。さら
に、本発明では、ファクシミリ装置を複数の人が使用し
ている場合、各使用者宛に親展で送られた原稿を、各々
の使用者の行き先に親展で転送することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1A、図1Bは、それぞれ本発明の一実施
例を示すファクシミリ端末装置のブロック構成図であ
る。図1Aにおいて、1は転送モ−ドのON/OFFを
行ったり、転送先の電話番号を登録するためのキ−入力
装置(例えば、キ−ボ−ド)、2はそれらを確認した
り、あるいは操作手順を示すガイダンス用の表示装置、
3は受信したファクシミリ画情報を転送のために記憶す
る記憶装置、4は登録された転送先の電話番号を記憶す
る記憶装置、5はファクシミリ送受信を行う通信装置、
6は宛先管理エリア、ファイル管理エリア等の領域を有
する通信管理情報記憶装置である。ここで通信装置5
は、ファクシミリ装置におけるプロトコル制御等を行う
伝送制御部、モデム、網制御部、デ−タ圧縮/再生装置
等であり、キ−入力装置1は、ファクシミリ装置におけ
る短縮ダイヤル入力等のキ−入力部を兼用してもよく、
また、表示装置2も、ファクシミリ装置におけるLCD
(液晶表示部)を利用してもよい。
【0008】本発明においては、ファクシミリ画情報を
蓄積する画情報記憶装置(SAFメモリ)3を備え、通
信装置5で親展受信を行ったときには、親展ファクシミ
リ画情報をSAFメモリ3に一旦格納した後、転送先電
話番号記憶装置4にアクセスすることにより、予めキ−
入力装置1から登録された受信者の転送先電話番号を読
み出し、その転送先に親展受信した画情報を親展で転送
するようにしている。このように、本発明においては、
親展受信したものでも、親展自己転送を行うことができ
るので、受信者は受信したファクシミリ装置の設置場所
に行かなくても、他人に見られることなく、登録した転
送先でこれを受け取ることができる。しかし、前述のよ
うに、親展送信では、受信者がこれを取り出すためにI
Dを入力する必要がある。もし、親展IDなしで原稿が
送られてきた場合には、そのまま転送先に原稿を転送す
ると、受信者は転送した受信装置と転送先の受信装置の
両方のパスワ−ドを覚えている必要がある。何故なら
ば、転送機能をOFFにしている時には、その受信装置
から原稿を取り出すからである。もし転送先を外出先の
受信装置にした場合には、他人の受信装置のパスワ−ド
を聞き出す必要がある。また、せっかく親展で転送され
た原稿であるにもかかわらず、その受信装置のパスワ−
ドを知っている人に取り出されてしまう結果、親展の意
味がなくなってしまう。また、親展送信機能は標準機能
ではないため、同じ製造者のマシン相互間でないと親展
送受信ができないことがある。転送先の受信装置が必ず
しも転送元の送信装置と同じ製造者であるとは限らな
い。このような場合には、絶対に親展送信できないにも
かかわらず、何回も再発呼して、無駄な電話料金を払う
結果となる。従って、これらの問題をも解決できるよう
に、プログラムで自動的に転送、または中止するように
した。
【0009】図1Bは、図1Aを拡張した場合のファク
リミリ端末装置であって、システム制御装置13、発呼
装置18、および回線接続装置19を独立に設けたもの
である。システム制御装置13は、ファクシミリ端末装
置全体を制御するためのプログラムを格納するROM、
それらのプログラムに従って命令を実行するCPU、お
よび制御に必要な各種情報を記憶するRAM等を具備し
た制御装置であり、回線接続装置19は、回線からの呼
出しを検出し、また発呼や通信の際に回線に端末を接続
する装置である。また、発呼装置18は、発呼を行うた
めのダイアラ−を具備した装置である。その他の各装置
は図1Aと同一であって、キ−入力装置11は、テンキ
−あるいはワンタッチキ−、およびその他のファクシミ
リ装置を操作するために必要なキ−入力部である。表示
装置12は、LCD(液晶表示装置)やその他の文字表
示用デバイスとドライバから構成される。画情報記憶装
置14は、受信した画情報を記憶するSAFメモリ(R
AM)であり、通信管理情報記憶装置15は、後述の図
2(a)(b)に示す宛先管理エリア、ファイル管理エ
リア等の通信を管理するための情報を記憶するRAMで
ある。転送先電話番号記憶装置16は、後述の図2
(c)に示す転送先記憶エリアを有するRAMである。
通信装置17は、プロトコル制御機能、および符号化、
復号化を行う機能、モデム等の変復調機能、ならびにそ
の他の通信を行うための機能を具備する装置である。
【0010】図2A,2Bは、図1A,図1Bにおける
通信管理情報記憶装置に記憶される宛先管理エリアとフ
ァイル管理エリアと転送先記憶エリアの格納デ−タ図で
ある。 図2A(a)の宛先管理エリアにおいて、a1
〜a7は送信すべき宛先情報と送信結果や再発呼のため
の情報、送信するファイル等を管理するための各エリア
であって、1〜Iの宛先数を管理することができる。 a1は、エリアの有効/無効を示すフラグで、有効フラ
グのときには使用中を 示す。 a2は、発呼時刻待ち(発呼日時まで待っている)/完
了(送信に成功し、ファイルを消去するのを待ってい
る)/失敗(規定の再発呼回数まで再発呼を行ったが、
全てのペ−ジを送信することができなかったので、ファ
イル消去または宛先管理エリアの消去を待っている)を
示すフラグである。 a3は、電話番号である。 a4は、送信するファイルNo.を記憶している。 a5は、発呼日時を記憶している。 a6は、発呼回数を記憶している。 a7は、a4に記憶しているファイルの何ペ−ジ目から
送信するのかを記憶し ている。 次に、図2A(b)のファイル管理エリアにおいて、b
1〜b5はファイルを管理するために、ファイルの種
類、ペ−ジ数、画情報を記憶している画像メモリの格納
場所等を記憶する。1〜Nのファイル数まで管理するこ
とができる。 b1は、エリアの有効/無効を示すフラグで、有効フラ
グの時には使用中を示している。 b2は、ファイルの種類を示している。ファイルの種類
としては、親展受信、ノ−マル受信等がある。 b3は、受信ペ−ジ数を示しており、そのファイルで管
理している画像メモリに記憶しているペ−ジ数を示す。 b4は、画情報を記憶している画像メモリの格納場所を
示している。これは、画像メモリのアドレスでも、特別
のエリアNo.でも差し支えない。 b5は、親展IDまたはそのマシンのパスワ−ドを記憶
している。 次に、図2B(c)の転送先記憶エリアにおいて、c1
〜c3は転送先の電話番号をIDコ−ドと対応して記憶
するエリアであって、J箇所の転送先まで登録すること
が可能である。 c1は、エリアの有効/無効を示すフラグであって、有
効フラグの時は使用中を示す。 c2は、IDコ−ドを記憶する。ただし、j=1,2,
3の時は不要である。 c3は、転送先の電話番号を記憶する。
【0011】図3Aから図6Cまでのフロ−チャ−ト
は、転送機能が有効時の動作フロ−を示すものである。
図3A、図3B,図3Cは、図1A,または図1Bにお
けるファクシミリ端末装置の動作フロ−チャ−トであ
る。最初に、全体の処理を図3AのA1〜A9により説
明する。先ず、転送先の電話番号を登録するモ−ドが選
択されたならば(A1Y)、登録操作を行う(A2)。
これは、図1A,1Bのキ−入力装置1,11の特定の
キ−を押下することにより、登録モ−ドに入り、キ−入
力装置1,11および表示装置2,12により実行され
る。登録モ−ドでなければ(A1N)、着呼の有無をチ
ェックする。着呼があったときには(A3Y)、画情報
メモリ4に受信情報を蓄積して(A4)、最初に戻る。
また、着呼がなければ(A3N)、転送すべきファイル
があるか否かをチェックする(A5)。これは、宛先管
理エリアの有効フラグが立っているもののうち、発呼時
刻待ちで、しかも発呼日時を過ぎているものがないか否
かを調べる。転送するファイルがあれば(A5Y)、転
送を開始する(A6)。転送するファイルが無ければ
(A5N)、親展ファイル出力モ−ドが選択されたか否
かを判断する(A7)。これも、図1A,Bのキ−入力
装置1,11の特定のキ−が押下されたか否かで、その
モ−ドに移る。親展モ−ドが選択されたならば(A7
Y)、親展ファイルプリントアウト処理を行う(A
8)。また、選択されないときには(A7N)、ファイ
ル処理を行う(A9)。これは、転送を終了したファイ
ルや、転送に失敗したファイルを探し出し、それぞれに
対応した処理を行う。
【0012】受信動作については、図3B,図3Cおよ
び図4A、図4BのステップB1〜B40に示されてい
る。先ず、転送機能がONの時には必ず画情報メモリを
使用するので、メモリが一杯か否かをチェックする(B
1)。もし、メモリの空きがなければ(B1Y)、着呼
を無視する。また、メモリに空きがあれば(B1N)、
未使用ファイル管理エリアを探す(B2)。もし、ファ
イル管理エリアを全て使用していたときには(B3
Y)、着呼を無視する。ファイル管理エリアが残ってい
れば(B3N)、回線を接続して(B4)、nにそのフ
ァイルNo.を入れ(B5)、有効フラグ(b1)を立てる
(B6)。受信ペ−ジ数(b3)をクリアし、画情報をス
トアする場所を画情報記憶エリア(b4)にセットする
(B7)。送信側から送られてくるDCSまたはNSS
(S)から、親展受信であるかあるいはノ−マル受信で
あるのかを判断し、親展受信であれば(B8Y)、親展
ID受信であるか否かを判断する(B9)。ここで、親
展ID受信とは、IDコ−ド有りの親展受信であり、ま
たIDコ−ド無しの親展受信とは、送信側で親展送信を
行い、コ−ドを付けなければ、マシンのパスワ−ドがI
Dとなるものである。親展ID付きであれば(B9
Y)、親展ID(b5)に受信した親展IDをストアし(B
10)、ファイルの種類(b2)に親展ID付き受信ファ
イルをセットする(B11)。親展ID付きでないとき
には(B9N)、自身のパスワ−ドをb5にストアし(B1
2)、ファイルの種類(b2)に親展ID無し受信ファイ
ルをセットする(B13)。親展受信でないときには
(B8N)、ファイルの種類(b2)にノ−マル受信をセ
ットする(B20)。メモリにストアしながら画情報を
受信し(B14)、1ペ−ジ分を終了したならば(B1
5Y)、そのペ−ジを正常に受信できたか否かをチェッ
クする(B16)。正常のとき(B16Y)、そのペ−
ジをメモリに蓄積できていたならば(B21N)、MC
F等の受信OKを示すレスポンスを返し(B22)、フ
ァイル管理エリアのペ−ジ数(b3)を更新する(B2
3)。また、受信がNGであるか(B16N)、あるい
はそのペ−ジが画情報メモリに入りきらなかったならば
(メモリオ−バ−)(B21Y)、RTN等のネガディ
ブレスポンスを返送し(B17)、そのペ−ジの画情報
メモリをクリアする(B18)。次ペ−ジの受信があれ
ば(B19N)、受信を続行し、無ければ(B19
Y)、回線断にする(B24)。正常に受信でき、かつ
メモリに蓄積できたペ−ジが有るか否かをチェックし
(B25)、無ければ(B25N)、そのファイル管理
エリアのb1を無効フラグにしてファイルを消去し(B4
0)、受信動作を終了する。1ペ−ジでも有れば(B2
5Y)、親展受信でないとき(B26N)、画情報をプ
リントアウトし(B27)、親展受信であれば(B26
Y)、画情報のプリントアウトをしない。このときに
は、未使用宛先管理エリアを探索し(B28)、空きが
有れば(B29N)、転送先電話番号(a3)を転送先記
憶エリアから選択する(B30)。その転送先電話番号
が登録されていれば(a3)(B31Y)、そのエリアを有
効にして(a1)(B32)、発呼時刻待ちフラグ(a2)
をセットし(B33)、さらにファイル管理エリアN
O.(a4)、発呼時刻(a5)、発呼回数(a6)、送信開始ペ
−ジ(a7)をそれぞれセットする(B34〜B38)。
宛先管理エリアの空きがないか(B29Y)、あるいは
転送先の電話番号が登録されていなければ(B31
N)、転送ができないので宛先管理エリアの作成は行わ
ず、親展でなければ(B39N)ファイルを消去する
(B40)。
【0013】転送動作については、図4C,図4DのC
1〜C21に示されている。先ず、転送すべき宛先管理
エリアを特定し(C1)、そのファイルNo.(a4)か
ら、転送すべきファイル管理エリアを特定する(C2)。
回線を接続し(C3)、a3に入っている転送先電話番号
に発呼する(C4)。CEDまたはDISを受信できた
ならば(C5Y)、親転で転送するのか否かをチェック
する(C6)。親展であれば(C6Y)、メ−カ−コ−ド
が一致しているか否かをチェックし(C7)、一致して
いれば(C7Y)、受信したNSF(S)の内容を見て
親展受信機能があるか否かを見る(C8)。有れば(C
8Y)、ファイル管理エリアの親展ID(b5)を親展送
信用のNSS(S)に入れて送出する(C9)。1ペ−
ジ送信して(C10)、送信に成功したならば(受信側
からOKのレスポンスが返送されたならば)(C11
Y)、宛先管理エリアの送信開始ペ−ジ(a7)を更新す
る(C12)。全ペ−ジを送信し終えたならば(C13
Y)、宛先管理エリアの完了フラグを立てて(C1
4)、回線断にする(C16)。メ−カ−コ−ドが一致
しなかったならば(C7N)、あるいは親展受信機能が
なかったならば(C8N)、宛先管理エリアに失敗フラ
グ(a2)を立てる(C15)。CEDまたはDISを受
信できなかったとき(C5N)、および送信に失敗した
ときには(C11N)、規定再発呼回数に達したか否か
をチェックし(C17)、達していたならば(C17
Y)、失敗フラグ(a2)を立て(C18)、達していな
ければ(C17N)、発呼時刻待ちフラグ(a2)にして
(C19)、再発呼日時(a5)をセットし(C20)、
発呼回数(a6)を更新して(C21)、回線を断にする
(C16)。
【0014】次に、ファイル処理については、図5A,
図5BのD1〜D15に示されている。1からIまでの
宛先管理エリアのうち、有効となっており、発呼時刻待
ち以外となっているものを探す(D1〜D5)。有れば
(D3N)、その宛先管理エリアのファイルNo.(a
4)を読み出して(D6)、それが親展ファイルであるか
否かをチェックする(D7)。親展ファイルでなければ
(D7N)、宛先管理エリアとファイル管理エリアを無
効とし、画情報記憶エリアをクリアする(D9〜D1
1)。親展ファイルであり(D7Y)、完了フラグ(a2)
が立っていたならば(D8Y)、転送が終了しているの
で、同じように消去する(D9〜D11)。失敗フラグ
が立っていたならば(D8N)、転送を中止するために
転送に成功したペ−ジの画情報メモリをクリアして、宛
先管理エリアを消去する(D12〜D15)。
【0015】次に、親展ファイルのプリントアウトにつ
いては、図5CのE1〜E14に示されている。ID入
力操作を行い(E1)、cというメモリに入力されたI
Dを一時記憶する(E2)。ファイル管理エリアの1か
らNまでで有効フラグが立っており(E4Y)、ファイル
の種類が親展ファイルとなっており(E5Y)、入力され
たIDと同じIDが記憶されており(E6Y)、かつ宛
先管理エリアが作成されていない(転送待ちになってい
ない)(E7N)ファイル管理エリアを探し出す。も
し、そのようなファイルが有れば、プリントアウトを行
い(E9)、正常にプリントアウトが完了したときには
(E10Y)、その画情報メモリとファイル管理エリア
をともに消去する(E11,E12)。これを最後のフ
ァイル管理エリアNまで行う(E13,E14)。
【0016】次に、登録操作については、図6A,図6
BのF1〜F18に示されている。ノ−マル受信した時
の転送先登録であれば(F1N)、転送先記憶エリアの
先頭に(F2)、親展受信転送先登録であり、かつID
無し転送先であれば(F1Y,F3Y)、2番目に(F
4)、また親展受信転送先登録であるが、受けたIDが
転送先記憶エリアが無いものに対応していた時の転送先
であれば(F3N,F5Y)、3番目にセットし(F
6)、それぞれ電話番号を登録させた後(F16)、有
効フラグ(c1)を立てる(F17)。前述のように、I
D無しの親展受信とは、送信側で親展送信を行ったと
き、IDコ−ドを付加しなかったため、ファクシミリ受
信機のパスワ−ドが自動的にIDとなる受信である。I
D毎の転送先の登録の時には(F15N)、転送先記憶
エリアの4番目以降に登録する。先ず、IDを入力させ
(F7)、入力されたならば(F7Y)、それが既に登
録されているか否かをチェックする(F8)。登録され
ていたならば(F8Y)、消去するか否かを判断させる
(F10)。消去が選択されたならば(F10Y)、無
効フラグ(c1)をセットして消去する(F11N)。入力
されたIDが登録されていなければ(F8N)、空きエ
リアがあるか否かをチェックし、あれば(F12N)、
IDと電話番号を登録させ、有効フラグを立てる(F1
3〜F17)。また、空きエリアが無ければ(F12
Y)、登録できないため、登録ガイダンスには進まな
い。この場合には、登録モ−ドの終了要求があるまで
(F18Y)、登録操作を繰り返す。
【0017】次に、転送先番号選択については、図6C
のG1〜G7に示されている。転送先番号を選択する場
合、先ずノ−マル受信のときには(G1N)、転送先記
憶エリアの先頭を(G2)、親展受信のときで、親展I
D無しのときには(G1Y,G3Y)、2番目を(G
4)、また、親展受信で、かつ親展ID有りのとき、受
けたIDが登録されていない場合には(G5N)、3番
目を(G7)それぞれ選択する。受信したIDが登録さ
れているときには(G5Y)、その登録エリアを選択す
る(G6)。
【0018】このような動作により、(イ)親展受信し
た画情報を画情報蓄積メモリに蓄積した後、予め登録し
た転送先があることを判断し、親展受信した画情報をそ
の転送先に親展で転送することができる。(ロ)また、
転送先に親展で転送する場合に、転送を実行するマシン
のパスワ−ドを、親展IDとして転送先に送出すること
により、転送先のマシンのパスワ−ドを知らなくても、
転送元のマシンのパスワ−ドにより原稿を取り出すこと
が可能となる。(ハ)また、転送先に親展で送出する場
合、受信した親展IDをそのまま転送先に伝送して、そ
の親展IDを入力することにより原稿を取り出すことが
できるようにしている。(ニ)また、転送先に親展で転
送する場合、親展受信できない装置が転送先に登録され
ているときは、最初の転送で自動的に判断して、転送先
が変更になるまで親展の転送を中止することができる。
(ホ)また、転送先に親展で転送する場合に、何回再発
呼しても転送が失敗したときには、規定の回数で発呼を
止めて、転送できなかったペ−ジを画情報メモリに残
し、これをプリントアウトすることができる。(ヘ)さ
らに、転送先に親展で転送する場合、送信側から送られ
たIDコ−ドと、予め受信側に登録されているIDコ−
ドとが一致した時に、そのIDコ−ドに対応した登録さ
れた転送先に、親展で受信した画情報を取り出し、それ
をIDコ−ドとともに親展で転送することができる。さ
らに、(ト)IDコ−ドがない親展受信を行った場合の
転送先を登録して、IDコ−ド無し親展受信での画情報
のみ登録された転送先に、親展受信の画情報を画情報メ
モリから取り出して親転で転送することができる。
(チ)さらに、画情報と同時に送信側から送られてきた
IDコ−ドと、予め受信側に登録されたIDコ−ドとが
一致しなかった時に転送するための転送先を登録するこ
とができ、親展受信した画情報を画情報メモリから取り
出して、上記転送先に親展で転送することができる。
(リ)さらに、親展受信を行った時の転送先と、通常の
受信を行ったときの転送先を区別して登録することがで
き、各々の受信形態を自動的に判断して転送先を選択
し、受信画情報を転送することが可能である。
【0019】このように、本発明においては、機密性の
高い画情報でも、予め登録された宛先に転送することが
でき、他に漏れることがない。その場合に、転送元のパ
スワ−ドで原稿を取り出せるとともに、受信した親展I
Dを転送先で入力することにより、原稿を取り出させる
ようにしているので、親展受信を行う場合に極めて便利
である。親展受信ができない受信装置が登録されたとき
には、最初の転送時に判断できるようにするとともに、
再発呼しても転送できないときには、転送できなかった
原稿をプリントアウトできるようにしているので、無駄
な処理が省略できる。また、本発明においては、ファク
シミリ装置を複数の人が使用している場合に、各使用者
宛に親展で送られた原稿を、それぞれの使用者の行き先
に親展で転送することが可能である。さらに、通常モ−
ドで送られてきたとき、登録されていない親展IDで送
られてきたとき、ID無しで送られてきたときには、例
えばファクシミリ装置の管理者の行き先等、それぞれの
場合により自動的に転送先を選択することが可能であ
る。また、登録しなければ、転送をさせないようにする
ことも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
親展受信したものでも、親展自己転送を行うので、受信
者が受信したファクシミリ装置の設置場所に行かずに、
かつ受信者以外の人に見られることなく、転送先で画情
報を受け取ることができる。また、種々の受信形態を自
動的に判断して、転送先を選択し転送することも可能で
ある。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施例を示すファクシミリ端末装
置のブロック構成図である。
【図1B】本発明の他の実施例を示すファクシミリ端末
装置のブロック構成図である。
【図2A】図1A,図1Bにおける記憶装置に格納され
る宛先管理とファイル管理の各エリア内容を示す図であ
る。
【図2B】図1A,図1Bにおける記憶装置に格納され
る転送先記憶のエリア内容を示す図である。
【図3A】本発明の一実施例を示す基本動作のフロ−チ
ャ−トである。
【図3B】本発明の一実施例を示す受信動作のフロ−チ
ャ−トの一部である。
【図3C】同じく本発明の受信動作のフロ−チャ−トの
他の一部である。
【図4A】同じく本発明の受信動作のフロ−チャ−トの
さらに他の一部である。
【図4B】同じく本発明の受信動作のフロ−チャ−トの
さらに他の一部である。
【図4C】本発明の一実施例を示す転送動作のフロ−チ
ャ−トの一部である。
【図4D】同じく本発明の転送動作のフロ−チャ−トの
他の一部である。
【図5A】本発明の一実施例を示すファイル処理の動作
フロ−チャ−トの一部である。
【図5B】同じく本発明のファイル処理の動作フロ−チ
ャ−トの他の一部である。
【図5C】本発明の一実施例を示す親展ファイルのプリ
ントアウト動作フロ−チャ−トの一部である。
【図5D】本発明の一実施例を示す親展ファイルのプリ
ントアウト動作のフロ−チャ−トの他の一部を示す図で
ある。
【図6A】本発明の一実施例を示す登録操作の動作フロ
−チャ−トの一部である。
【図6B】同じく本発明の登録操作の動作フロ−チャ−
トの他の一部である。
【図6C】本発明の一実施例を示す転送先番号選択動作
のフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1,11 キ−入力装置 2,12 表示装置 3,14 画情報記憶装置 4,16 転送先電話番号記憶装置 6,15 通信管理情報記憶装置 5,17 通信装置 13 システム制御装置 18 発呼装置 19 回線接続装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画情報を予め登録された転送先
    ファクシミリ装置に転送する手段を有するファクシミリ
    装置の受信方法であって、上記画情報を親展ID無しで親展受信すると、予め記憶
    装置に記憶された転送用親展IDを読み出し、該転送用
    親展IDを用いて上記 親展受信した画情報を上記転送先
    ファクシミリ装置に親展転送し、 該転送先ファクシミリ装置においては、上記転送されて
    きた画情報を、上記転送用親展IDに一致する情報の入
    力に基づき出力 することを特徴とするファクシミリ受信
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ受信方法
    であって、上記転送用親展IDとして、転送元のファク
    シミリ装置において親展受信の出力用に予め設定された
    パスワードを用いることを特徴とするファクシミリ受信
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    に記載のファクシミリ受信方法であって、上記親展受
    信に親展IDが用いられていれば、該親展IDを、上記
    転送用親展IDとして用いることを特徴とするファクシ
    ミリ受信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のファクシミリ受信方法であって、上記親展受信した画
    情報を上記転送先ファクシミリ装置に転送する際、該転
    送先ファクシミリ装置が親展受信機能を有するか否かを
    判断し、親展受信機能を有していれば上記画情報を親展
    転送し、親展受信機能を有していなければ上記画情報
    転送を中止することを特徴とするファクシミリ受信方
    法。
JP03798891A 1990-09-10 1991-02-07 ファクシミリ受信方法 Expired - Fee Related JP3149198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03798891A JP3149198B2 (ja) 1990-09-10 1991-02-07 ファクシミリ受信方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-239722 1990-09-10
JP23972290 1990-09-10
JP03798891A JP3149198B2 (ja) 1990-09-10 1991-02-07 ファクシミリ受信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04212568A JPH04212568A (ja) 1992-08-04
JP3149198B2 true JP3149198B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=26377169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03798891A Expired - Fee Related JP3149198B2 (ja) 1990-09-10 1991-02-07 ファクシミリ受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3149198B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04212568A (ja) 1992-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7324223B1 (en) Network facsimile device and a method of controlling the network facsimile device
JP3149198B2 (ja) ファクシミリ受信方法
JP3452699B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2000069133A (ja) 通信システム
JP3725847B2 (ja) 通信装置
JP3659729B2 (ja) 通信端末装置
JP3344367B2 (ja) 通信端末装置
JP3745387B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2002290692A (ja) ファクシミリ装置、プログラム及び記憶媒体
JP5402902B2 (ja) 通信装置、通信システム、および通話装置
JPH03108949A (ja) テレマティーク端末
JP2003060772A (ja) ファクシミリ装置
JP2756980B2 (ja) ファクシミリ装置の会話制御方式
JP2006080965A (ja) ファクシミリ装置
JP4240027B2 (ja) 通信端末装置
JPH06217044A (ja) ファクシミリ装置
JPH05292276A (ja) ファクシミリ装置
KR100369383B1 (ko) 팩시밀리의 수신데이터 관리방법
JP3818304B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3886655B2 (ja) ファクシミリシステムおよびこのファクシミリシステムに用いられるファクシミリ装置
JPH06233101A (ja) ファクシミリ装置
JPH11177800A (ja) ファクシミリ装置
JPH09238158A (ja) ファクシミリサーバ
JP2003101688A (ja) 通信端末装置
KR19990019432A (ko) 팩스 데이터 수신 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees