JPH10290350A - ファクシミリ送信システム - Google Patents

ファクシミリ送信システム

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Publication number
JPH10290350A
JPH10290350A JP9114341A JP11434197A JPH10290350A JP H10290350 A JPH10290350 A JP H10290350A JP 9114341 A JP9114341 A JP 9114341A JP 11434197 A JP11434197 A JP 11434197A JP H10290350 A JPH10290350 A JP H10290350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
facsimile
message
sender
unit
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP9114341A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Imaizumi
秀昭 今泉
Shigemi Hagiwara
成美 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP9114341A priority Critical patent/JPH10290350A/ja
Publication of JPH10290350A publication Critical patent/JPH10290350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 送信者4が送信原稿5を送信すると、メ
ッセージ編集部12は送信通知メッセージM1を生成す
る。電子メール制御部14は受信者の電子メールアドレ
スを検索し、送信通知メッセージM1を受信者6Bの端
末7Bに電子メールを利用して発信する。受信者6Bは
端末7Bのメッセージの表示を見て、ファクシミリの受
信を知る。 【効果】 ファクシミリ装置3が離れた場所にあっても
受信者6Bは自分へのファクシミリ受信を速やかに認識
できる。同様にして、送信者4に電子メールを利用して
送信レポートの通知もできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
を用いて原稿を送信する場合の送信結果の通知等を円滑
に進めるファクシミリ送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、文書のイメージ送
受信に広い分野で利用されている。オフィス等では、各
部署に1台ずつファクシミリ装置が設けられ、数名の構
成員がそのファクシミリ装置を共用している場合も多
い。こうした場合、受信された内容を確認してどの構成
員に対し送られたファクシミリかを確認し、担当者が該
当者に配布するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
ファクシミリ装置を共用しているような場合に、上記の
ように受信された用紙を見て該当者に配布するといった
方法を採用すると、しばしば配布の後れや紛失等の問題
が生じる。
【0004】例えば、ファクシミリ装置がこれを利用す
る構成員から離れた場所に配置されているような場合、
誰もそのファクシミリ装置を見に行かなければ受信され
たものが放置される。これでは、緊急性を要するような
ファクシミリに対し十分な対応をすることができない。
また、自分宛にファクシミリが届いていることを知らな
い者は、その受信紙が他人の受信したファクシミリに紛
れてしまった場合、気付かなかったり気付くのが遅れる
ことがある。また、たとえ気付いたとしても紛れた受信
紙を回収して必要な情報を確認するまでに相当の時間と
手間を必要とすることがある。
【0005】こうした問題を避けるために、重要なファ
クシミリについては、ファクシミリ送信を行うと共に電
話で相手方に知らせるといった方法が採用されている。
しかしながら、これでは送信者が電話を掛ける負担が増
大し通信費の無駄も多い。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉ファクシミリの受信者と、その受信者の電子
メールアドレスとを対応付けて格納した受信者アドレス
ファイルと、受信者を指定してファクシミリの送信要求
をしたとき、ファクシミリを送信するファクシミリ送信
部と、上記受信者に対してファクシミリを送信した旨を
通知するメッセージを編集するメッセージ編集部と、上
記受信者アドレスファイルを参照して対応する電子メー
ルアドレスを読み出し、上記メッセージ編集部の編集し
たメッセージを電子メールにして受信者に発信する電子
メール制御部とを備えたことを特徴とするファクシミリ
送信システム。
【0007】〈構成2〉ファクシミリの送信者と、その
送信者の電子メールアドレスとを対応付けて格納した送
信者アドレスファイルと、受信者を指定してファクシミ
リの送信要求をしたとき、ファクシミリを送信するファ
クシミリ送信部と、上記ファクシミリ送信部の送信結果
を通知するメッセージを編集するメッセージ編集部と、
上記送信者アドレスファイルを参照して対応する電子メ
ールアドレスを読み出し、上記メッセージ編集部の編集
したメッセージを電子メールにして送信者に発信する電
子メール制御部とを備えたことを特徴とするファクシミ
リ送信システム。
【0008】〈構成3〉構成1において、ファクシミリ
の送信者と、その送信者の電子メールアドレスとを対応
付けて格納した送信者アドレスファイルを設け、メッセ
ージ編集部は、上記ファクシミリ送信部の送信結果を通
知するメッセージを編集し、電子メール制御部は、上記
送信者アドレスファイルを参照して対応する電子メール
アドレスを読み出し、上記メッセージ編集部の編集した
メッセージを電子メールにして送信者に発信することを
特徴とするファクシミリ送信システム。
【0009】〈構成4〉ファクシミリの受信者と、その
受信者のファクシミリ以外の電話番号とを対応付けて格
納した受信者電話番号ファイルと、受信者を指定してフ
ァクシミリの送信要求をしたとき、ファクシミリを送信
するファクシミリ送信部と、上記受信者に対してファク
シミリを送信した旨を通知するメッセージを編集するメ
ッセージ編集部と、上記受信者電話番号ファイルを参照
して対応する電話番号をダイヤルし、上記メッセージ編
集部の編集したメッセージを受信者に発信するメッセー
ジ通知部とを備えたことを特徴とするファクシミリ送信
システム。
【0010】〈構成5〉ファクシミリの送信者と、その
送信者の電話番号とを対応付けて格納した送信者電話番
号ファイルと、受信者を指定してファクシミリの送信要
求をしたとき、ファクシミリを送信するファクシミリ送
信部と、上記ファクシミリ送信部の送信結果を通知する
メッセージを編集するメッセージ編集部と、上記送信者
電話番号ファイルを参照して対応する電話番号をダイヤ
ルし、上記メッセージ編集部の編集したメッセージを送
信者に発信するメッセージ通知部とを備えたことを特徴
とするファクシミリ送信システム。
【0011】〈構成6〉構成4において、ファクシミリ
の送信者と、その送信者の電話番号とを対応付けて格納
した送信者電話番号ファイルを設け、メッセージ編集部
は、上記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメッ
セージを編集し、メッセージ通知部は、上記送信者電話
番号ファイルを参照して対応する電話番号をダイヤル
し、上記メッセージ編集部の編集したメッセージを送信
者に発信することを特徴とするファクシミリ送信システ
ム。
【0012】〈構成7〉ファクシミリの送信要求をした
とき、ファクシミリの受信者と、その受信者のファクシ
ミリ以外の電話番号の入力を要求してから、ファクシミ
リを送信するファクシミリ送信部と、上記受信者に対し
てファクシミリを送信した旨を通知するメッセージを編
集するメッセージ編集部と、上記電話番号をダイヤル
し、上記メッセージ編集部の編集したメッセージを受信
者に発信するメッセージ通知部とを備えたことを特徴と
するファクシミリ送信システム。
【0013】〈構成8〉ファクシミリの送信要求をした
とき、ファクシミリの受信者と、ファクシミリの送信者
と、その送信者の電話番号の入力を要求してから、ファ
クシミリを送信するファクシミリ送信部と、上記ファク
シミリ送信部の送信結果を通知するメッセージを編集す
るメッセージ編集部と、上記送信者電話番号ファイルを
参照して対応する電話番号をダイヤルし、上記メッセー
ジ編集部の編集したメッセージを送信者に発信するメッ
セージ通知部とを備えたことを特徴とするファクシミリ
送信システム。
【0014】〈構成9〉構成7において、ファクシミリ
の送信要求をしたとき、ファクシミリの受信者と、ファ
クシミリの送信者と、その送信者の電話番号の入力を要
求してから、ファクシミリを送信するファクシミリ送信
部と、上記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメ
ッセージを編集するメッセージ編集部と、上記送信者電
話番号ファイルを参照して対応する電話番号をダイヤル
し、上記メッセージ編集部の編集したメッセージを送信
者に発信するメッセージ通知部とを備えたことを特徴と
するファクシミリ送信システム。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の送信システムを示す概
略図である。図において、送信側のファクシミリ装置1
と受信側のファクシミリ装置3とは電話回線のような通
信回線2を介して接続されている。このファクシミリ装
置1を利用して、送信者4は送信原稿5を受信側へ送信
する。受信側には、それぞれ端末7A,7B,7Cを操
作して各々の業務を行う受信者6A,6B,6Cがい
る。以下の例では、送信者4が受信者6Bに対しファク
シミリを送信した場合の説明を行う。
【0016】送信側のファクシミリ装置はこの具体例1
の機能を発揮するために、ファクシミリ送信部11、メ
ッセージ編集部12、記憶部13及び電子メール制御部
14を備える。ファクシミリ送信部11はファクシミリ
装置1を制御し、送信者4の指定した宛先に対して送信
原稿5をファクシミリ送信する従来どおりの送信制御装
置である。この部分の構成は従来のものと変わらない。
受信側のファクシミリ装置3は、ここでは、受信者7
A、7B、7Cが共用しているものとする。
【0017】メッセージ編集部12はこの具体例におい
て新たに設けられたもので、ファクシミリ送信が行われ
ると、その旨を受信者に通知するためのメッセージを編
集する部分である。そのメッセージの内容は後で説明す
る。記憶部13には、受信者アドレスファイル15が格
納されている。この受信者アドレスファイル15は受信
者と電子メールアドレスとを対応付けたデータファイル
である。受信ログファイル15Aには、送信時刻、送信
枚数、通信結果等の情報が格納される。
【0018】電子メール制御部14は、メッセージ編集
部12で編集されたメッセージを、記憶部13に記憶さ
れた受信者の電子メールアドレスを参照して、受信者に
対して発信する部分である。この電子メール制御部14
と受信者の端末7A,7B,7CとはLAN(ローカル
エリアネットワーク)やインターネット等で接続されて
いるものとする。
【0019】図2には、受信者アドレスファイルの内容
説明図を示す。図1に示した記憶部13に格納される受
信者アドレスファイル15は、例えばこの図に示すよう
な構成とされる。即ち、受信者の名称、受信者電子メー
ルアドレス及び受信者ファクス電話番号が、それぞれ対
応付けて格納されている。ファクシミリ装置を使用する
場合に、頻繁にファクシミリ送信をする相手方について
はワンタッチダイヤルのようなキーにその登録をしてお
く。そのキーには受信者の名称が記入されている。そし
て、そのキーを押すと受信者のファクス電話番号がダイ
ヤルされる。このワンタッチダイヤルキーに対応するTa
ble No. をキーとして、記憶部13を参照し、受信者の
電子メールアドレスが読み出される。
【0020】受信者アドレスファイル15に受信者の名
称を含めたのは、後で説明するメッセージの編集のため
である。即ち、受信者電子メールアドレスは、図1に示
した電子メール制御部14が電子メールを送信する際に
使用され、受信者名称はメッセージ編集部12がメッセ
ージを編集する際に利用される。
【0021】図3に、送信通知のメッセージ例説明図を
示す。図1に示したメッセージ編集部12は、図3に示
すような形式のメッセージM1を編集する。ここにはフ
ァクス送付のお知らせとし、受信者の名称と、ファクス
送信者、送信時刻、送信枚数、通信結果、送信先ファク
ス番号等が記入されている。なお、送信者が操作するフ
ァクシミリ装置が送信者専用のものであれば、無条件に
送信者の名称等がメッセージに含められる。また、送信
者の利用するファクシミリ装置が、その部署で共用され
るようなものであれば、送信者が何も入力しなければ特
に送信者の名称等は含めなくてよい。また、送信者がフ
ァクシミリ装置を操作して自己の名称を入力するといっ
た方法も可能である。
【0022】こうした送信通知が図1に示した受信者6
Bの端末7Bに電子メールで表示されると、受信者6B
は自分に対してファクシミリが届いたことを知ることが
できる。従って、図1に示すように、受信者6Bの居場
所からファクシミリ装置3が離れた場所に配置してあっ
ても、自分宛の受信紙8を取り忘れることがなく、速や
かに回収して必要な情報を得ることができる。
【0023】図4に、具体例1のシステム動作フローチ
ャートを示す。図1を参照しながら、図1のシステムの
動作を順番に説明する。まず、ステップS1において、
送信者1はファクシミリ装置のある場所まで移動する。
ステップS2に示すように、ファクシミリ装置1は現在
待機状態である。次にステップS3において、送信者は
送信原稿5をファクシミリ装置1にセットする。ファク
シミリ装置はステップS4において、原稿を検出する。
次にステップS5で、送信者は受信者のファクス電話を
入力する。なお、ここでは、ワンタッチキーを利用した
例にて説明する。
【0024】次のステップS6でファクシミリ装置は受
信者のファクス電話を記憶し、ファクシミリ送信処理に
備える。次のステップS7では、送信者はこの発明の機
能を活用するため、メッセージ送信要求を入力する。こ
れは図示しないメッセージ送信要求キー等を押すことに
よってファクシミリ装置に伝えられる。ステップS8
で、ファクシミリ装置は、記憶部13を参照し、受信者
の電子メールアドレスを取り出す。記憶部13に受信者
の電子メールアドレスが記憶されていないような場合に
は、送信者に対しメッセージ送信要求を拒絶する。
【0025】受信者の電子メールアドレスがわかるとス
テップS9に進み、送信者は送信ボタンの押し下げを行
う。ファクシミリ装置は、ステップS10において、受
信者のファクス電話を呼び出し、回線が接続されるとス
テップS11において、原稿の読み取り動作を開始す
る。
【0026】ステップS12では、ファクシミリの送信
を開始し、ステップS13でファクシミリの送信を終了
する。ステップS14で回線を切断すると、メッセージ
編集部12は図3を用いて説明したようなメッセージの
編集を行う。そして、電子メール制御部14が記憶部1
3を参照し、受信者の電子メールアドレスに対しそのメ
ッセージを電子メールで発信する。こうして、受信者の
端末7Bにメッセージが表示され、受信者6Bはファク
シミリ装置3に出向き、自分宛の受信紙8を受け取るこ
とになる。
【0027】〈具体例1の効果〉ファクシミリ送信と同
時に電子メールによって受信者にその旨を通知するた
め、受信者は自分より離れた場所に配置してあるファク
シミリ装置に自分宛のファクシミリが到着したことを速
やかに知ることができる。これによって、受信紙の紛失
が防止され、また受信したファクシミリの内容を確認す
るタイミングが遅れるのを防止できる。
【0028】〈具体例2〉図5に、具体例2のシステム
概略図を示す。このシステムは、送信者の便宜を図るた
めのシステムで、送信側のブロック構成のみ図示してい
る。図に示すファクシミリ装置1、ファクシミリ送信部
11、メッセージ編集部12、記憶部13、電子メール
制御部14等を設けた点は図1に示した具体例1と同様
である。ここで、記憶部13には、この具体例では、送
信者に対応する電子メールアドレスを表示した送信者ア
ドレスファイル17を格納している。また、送信結果を
記述するための送信ログファイル18を格納している。
この具体例では、送信者4がファクシミリ装置1を用い
て送信原稿5の送信を行った場合に、送信が完了するま
でファクシミリ装置1の側にいなくても、送信者4に対
しその送信結果を通知することを目的としている。
【0029】図6には、送信者アドレスファイル17の
内容説明図を示す。この図に示すように、送信者アドレ
スファイルには送信者の名称及び送信者電子メールアド
レスが対応付けて格納されている。
【0030】また、図7には、送信ログファイルの内容
説明図を示す。この送信ログファイル18には、送信時
刻、送信枚数、通信結果等の情報が格納される。
【0031】図8には、送信結果のメッセージ例説明図
を示す。このメッセージM2は、送信者に対し送信結果
を通知するためのものである。これも後で説明するよう
に電子メールによって送信者に伝えられる。その内容は
この図に示すように、送信者の名称、受信者の名称、送
信時刻、送信枚数、通信結果、送信先ファクス番号等を
記述したものである。
【0032】こうしたメッセージが送信者の操作する端
末に電子メールで表示されると、送信者はファクシミリ
装置の送信結果をファクシミリ装置まで行かなくても確
認することができる。従って、ファクシミリ装置に自動
送信等を実行させ、そのままファクシミリ装置から離れ
ることが可能になる。
【0033】図9には、具体例2のシステム動作フロー
チャートを示す。図5を参照しながらこの動作を説明す
る。まずステップS1において、送信者4は自分の席か
らファクシミリ装置1の設置場所まで移動する。ここで
は送信者4の席がファクシミリ装置1から離れた場所に
あるものとする。ステップS2で、ファクシミリ装置は
現在待機中である。ステップS3で、送信者が送信原稿
5をファクシミリ装置1にセットする。ステップS4
で、ファクシミリ装置1は原稿を検出する。ステップS
5で、送信者はまず受信者のファクス電話を入力する。
これもワンタッチキーを使用してよい。ステップS6
で、ファクシミリ装置は受信者のファクス電話を記憶す
る。
【0034】ステップS7では、送信者がメッセージ送
信要求と送信者の名称を入力する。なお、このファクシ
ミリ装置1には、例えば送信者が自己に対し送信結果を
通知するメッセージを送信するために、その要求を入力
するキーが設けられている。また、送信者の名前を入力
するようなキーが設けられているとよい。送信者の電子
メールアドレスを直接入力するようにしてもよいが、例
えばワンタッチキーや簡単なコード等で送信者名が入力
できれば、それが最も好ましい。これによって、図5に
示した記憶部13に格納された送信者アドレスファイル
17が参照できる。
【0035】ステップS8において、ファクシミリ装置
は送信者アドレスファイル17を参照する。これによっ
て、電子メールアドレスの有無を判断する。送信者から
直接電子メールアドレスが入力されたのでなければ、こ
の送信者アドレスファイル17を参照する。該当する電
子メールアドレスがない場合には、この操作を拒否する
ことになる。電子メールアドレスが見つかると、ステッ
プS9に進み、送信者は送信ボタンを押し下げる。ステ
ップS10で、ファクシミリ装置は原稿の読み取り動作
を開始する。
【0036】ここではいわゆるメモリ送信といって、送
信者が送信原稿を一旦ファクシミリ装置1のメモリに格
納し、読み取りを終了すると、ファクシミリ装置1に送
信をさせ、送信者がファクシミリ装置から離れることも
できるという例にて説明する。これによって、送信者が
ファクシミリ送信のために拘束される時間を減少させ
る。
【0037】ステップS11において、ファクシミリ装
置1は、読み取りデータをメモリへ蓄積開始する。そし
て、ステップS12で、原稿の読み取りを終了すると、
ステップS13で、読み取りデータをメモリへ蓄積する
作業が終了する。ステップS14では、ファクシミリ装
置が原稿を排出し、ステップS15で送信者が送信原稿
5を自分の席に持ち帰る。ファクシミリ装置は、その後
自動的に送信を開始する。ステップS16で、受信者の
ファクス電話を呼び出し、ステップS17で、ファクシ
ミリの送信を開始する。ステップS18では、メモリか
ら蓄積データを呼び出し、ステップS19でファクシミ
リ送信を終了する。
【0038】ステップS20で回線を切り、ステップS
21でメッセージ編集部12が送信結果のメッセージ編
集をする。これは記憶部13に格納された送信ログファ
イル18等を参照することによって行われる。送信者の
名称は送信者アドレスファイル17等を参照する。こう
して編集された図8を用いて説明したようなメッセージ
が、図5に示した送信者4の端末9に電子メールで送ら
れる(ステップS22)。こうして、メッセージM2が
送信者4に示される。送信者4はファクシミリ装置1か
ら離れた場所において送信結果を確認することができ
る。
【0039】〈具体例2の効果〉以上のように、送信者
がファクシミリ装置から離れた場合でも、送信結果が具
体的にしかも迅速に通知される。従って、正常に通信が
行われたかどうかを速やかに確認でき、正常に通信でき
なかった場合には、再送信を行うこともできる。こうし
て、送信遅れや通知ミス等を避け、ファクシミリシステ
ムを効果的に利用することができる。
【0040】なお、この具体例2のシステムと具体例1
のシステムとを組み合せ、受信者に送信通知のメッセー
ジを電子メールで送ると共に、送信者に送信結果を電子
メールで通知するといったシステムを実現することも可
能である。この場合には、記憶部3に図1に示した受信
者アドレスファイルと図2に示した送信者アドレスファ
イル、送信ログファイル等が共に格納されることにな
る。なお、送信者が送信時に直接電子メールアドレスを
ファクシミリ装置に入力する場合は、送信者アドレスフ
ァイルは必ずしも必要としない。
【0041】一般に、大規模な事業所においては、各担
当者はそれぞれ自己の端末を持ち、多くの連絡を電子メ
ールで行っている。電子メールの着信は端末の一部にリ
アルタイムで表示される。従って、こうした端末を利用
して、ファクシミリの着信や送信結果等を通知すること
によって、ファクシミリ装置をより有効に機能的に活用
することが可能になる。
【0042】また、電子メールのメッセージを編集する
ために必要な送信者や受信者に関する各種の情報は、全
てファクシミリ装置から入力するよりも、予め記憶部に
格納しておき、ワンタッチキーや簡単なコード入力によ
って読み出すことにより、一層簡便にこのシステムを活
用できる。
【0043】〈具体例3〉ところで、これまでの具体例
は、各担当者がコンピュータの端末等を所持して通常の
業務を行っている場合を想定した。ところが、例えば各
担当者には電話機があってもコンピュータの端末が無い
場合もある。また、受信者が一定の場所に留まっておら
ず移動中のこともある。こうしたとき、受信者がポケッ
トベルを保持していれば、これを利用するようにした
い。
【0044】図10には、具体例3の動作説明図を示
す。メッセージ編集部12の編集したメッセージは、例
えば図に示すように、3種類の取扱いが可能となる。最
初のの取扱いは、具体例1と具体例2で説明した通
り、テキストデータ処理21を行って電子メール24と
し、端末27に表示する方法である。のルートでは、
メッセージの主要部分を音声に変換する。即ち、音声合
成22を行って音声案内25により電話機28を通じて
受信者や送信者に伝える。
【0045】のルートはポケットベル29を用いる方
法である。この場合、予めポケットベル制御のために用
意されたポケットベル用データへの変換23が行われ
る。そして、ポケットベル表示26によって、送信者や
受信者に必要なメッセージが伝えられる。とのルー
トを採用する場合には、図10に示すように、受信者電
話番号ファイル37や送信者電話番号ファイル38が利
用される。これらは図1に示した記憶部13に格納され
る。受信者電話番号ファイル37は、受信者に送信メッ
セージを伝えるために利用される。送信者電話番号ファ
イル38は送信者に送信結果メッセージを伝えるために
利用される。その他の具体的な動作はこれまで説明した
具体例1や具体例2の場合と全く同様である。
【0046】〈具体例3の効果〉送信者や受信者の回り
に電話機のみがある場合、ファクシミリ送信通知や送信
結果が音声によって伝えられる。また、送信者や受信者
が移動中の場合には、ポケットベルに対し送信結果や送
信通知が送られるため、送信者や受信者がこれを速やか
に認識し、必要な対応を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のファクシミリ送信システム概略図で
ある。
【図2】受信者アドレスファイルの内容説明図である。
【図3】送信通知のメッセージ例説明図である。
【図4】具体例1のシステム動作フローチャートであ
る。
【図5】具体例2のシステムの概略図である。
【図6】送信者アドレスファイルの内容説明図である。
【図7】送信ログファイルの内容説明図である。
【図8】送信結果のメッセージ例説明図である。
【図9】具体例2のシステム動作フローチャートであ
る。
【図10】具体例3の動作説明図である。
【符号の説明】
1,3 ファクシミリ装置 4 送信者 5 送信原稿 6A,6B,6C 受信者 7A,7B,7C 端末 11 ファクシミリ送信部 12 メッセージ編集部 13 記憶部 14 電子メール制御部 15 受信者アドレスファイル 15A 受信ログファイル M1 メッセージ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリの受信者と、その受信者の
    電子メールアドレスとを対応付けて格納した受信者アド
    レスファイルと、 受信者を指定してファクシミリの送信要求をしたとき、
    ファクシミリを送信するファクシミリ送信部と、 前記受信者に対してファクシミリを送信した旨を通知す
    るメッセージを編集するメッセージ編集部と、 前記受信者アドレスファイルを参照して対応する電子メ
    ールアドレスを読み出し、前記メッセージ編集部の編集
    したメッセージを電子メールにして受信者に発信する電
    子メール制御部とを備えたことを特徴とするファクシミ
    リ送信システム。
  2. 【請求項2】 ファクシミリの送信者と、その送信者の
    電子メールアドレスとを対応付けて格納した送信者アド
    レスファイルと、 受信者を指定してファクシミリの送信要求をしたとき、
    ファクシミリを送信するファクシミリ送信部と、 前記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメッセー
    ジを編集するメッセージ編集部と、 前記送信者アドレスファイルを参照して対応する電子メ
    ールアドレスを読み出し、前記メッセージ編集部の編集
    したメッセージを電子メールにして送信者に発信する電
    子メール制御部とを備えたことを特徴とするファクシミ
    リ送信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ファクシミリの送信者と、その送信者の電子メールアド
    レスとを対応付けて格納した送信者アドレスファイルを
    設け、 メッセージ編集部は、前記ファクシミリ送信部の送信結
    果を通知するメッセージを編集し、 電子メール制御部は、前記送信者アドレスファイルを参
    照して対応する電子メールアドレスを読み出し、前記メ
    ッセージ編集部の編集したメッセージを電子メールにし
    て送信者に発信することを特徴とするファクシミリ送信
    システム。
  4. 【請求項4】 ファクシミリの受信者と、その受信者の
    ファクシミリ以外の電話番号とを対応付けて格納した受
    信者電話番号ファイルと、 受信者を指定してファクシミリの送信要求をしたとき、
    ファクシミリを送信するファクシミリ送信部と、 前記受信者に対してファクシミリを送信した旨を通知す
    るメッセージを編集するメッセージ編集部と、 前記受信者電話番号ファイルを参照して対応する電話番
    号をダイヤルし、前記メッセージ編集部の編集したメッ
    セージを受信者に発信するメッセージ通知部とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  5. 【請求項5】 ファクシミリの送信者と、その送信者の
    電話番号とを対応付けて格納した送信者電話番号ファイ
    ルと、 受信者を指定してファクシミリの送信要求をしたとき、
    ファクシミリを送信するファクシミリ送信部と、 前記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメッセー
    ジを編集するメッセージ編集部と、 前記送信者電話番号ファイルを参照して対応する電話番
    号をダイヤルし、前記メッセージ編集部の編集したメッ
    セージを送信者に発信するメッセージ通知部とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 ファクシミリの送信者と、その送信者の電話番号とを対
    応付けて格納した送信者電話番号ファイルを設け、 メッセージ編集部は、前記ファクシミリ送信部の送信結
    果を通知するメッセージを編集し、 メッセージ通知部は、前記送信者電話番号ファイルを参
    照して対応する電話番号をダイヤルし、前記メッセージ
    編集部の編集したメッセージを送信者に発信することを
    特徴とするファクシミリ送信システム。
  7. 【請求項7】 ファクシミリの送信要求をしたとき、フ
    ァクシミリの受信者と、その受信者のファクシミリ以外
    の電話番号の入力を要求してから、ファクシミリを送信
    するファクシミリ送信部と、 前記受信者に対してファクシミリを送信した旨を通知す
    るメッセージを編集するメッセージ編集部と、 前記電話番号をダイヤルし、前記メッセージ編集部の編
    集したメッセージを受信者に発信するメッセージ通知部
    とを備えたことを特徴とするファクシミリ送信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 ファクシミリの送信要求をしたとき、フ
    ァクシミリの受信者と、ファクシミリの送信者と、その
    送信者の電話番号の入力を要求してから、ファクシミリ
    を送信するファクシミリ送信部と、 前記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメッセー
    ジを編集するメッセージ編集部と、 前記送信者電話番号ファイルを参照して対応する電話番
    号をダイヤルし、前記メッセージ編集部の編集したメッ
    セージを送信者に発信するメッセージ通知部とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 ファクシミリの送信要求をしたとき、ファクシミリの受
    信者と、ファクシミリの送信者と、その送信者の電話番
    号の入力を要求してから、ファクシミリを送信するファ
    クシミリ送信部と、 前記ファクシミリ送信部の送信結果を通知するメッセー
    ジを編集するメッセージ編集部と、 前記送信者電話番号ファイルを参照して対応する電話番
    号をダイヤルし、前記メッセージ編集部の編集したメッ
    セージを送信者に発信するメッセージ通知部とを備えた
    ことを特徴とするファクシミリ送信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073460A (ja) * 2000-08-29 2002-03-12 Sharp Corp データ出力システム、データ出力方法、携帯端末装置およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2007174280A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd ファクシミリ装置
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