JPH05199397A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05199397A
JPH05199397A JP4029943A JP2994392A JPH05199397A JP H05199397 A JPH05199397 A JP H05199397A JP 4029943 A JP4029943 A JP 4029943A JP 2994392 A JP2994392 A JP 2994392A JP H05199397 A JPH05199397 A JP H05199397A
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JP4029943A
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Inventor
Hiroko Fujioka
裕子 藤岡
Makoto Tsuji
誠 辻
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台のファクシミリ装置が親展受信した画像
やポーリング送信用に蓄積している画像を、他の任意の
ファクシミリ装置で受信する。 【構成】 親展受信した画像やポーリング送信用の画像
を、DTMF信号で受信する指令情報に従って、その通
信相手先または指定される他の転送先に送信する。 【効果】 オペレータが遠隔地からリモートコントロー
ル操作することにより、上記画像を他の任意のファクシ
ミリ装置で受信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DTMF信号によるリ
モートコントロール機能と共に、ポーリング送信機能や
親展受信機能を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の通信機能として、親
展受信機能やポーリング送信機能がある。
【0003】親展受信は、相手先から受信した画像を画
像メモリに一旦蓄積し、オペレータが所定の暗証コード
を入力すると、ファクシミリ装置が受信画像を記録出力
するものである。
【0004】ところで、オペレータの留守中に、ファク
シミリ装置が上記親展受信で画像を受信して蓄積したと
き、オペレータが外出先でその受信画像を入手したいと
いう場合がある。
【0005】ところが、従来のファクシミリ装置は、親
展受信した画像を他のファクシミリ装置に送信すること
ができなかったため、オペレータが外出先でその受信画
像を入手することができなかった。
【0006】一方、ポーリング送信は、例えば、ファク
シミリ装置に予め送信画像を蓄積しておくと、他のファ
クシミリ装置から着信した際にその相手先に蓄積してい
る画像を送信するものである。なお、複数の相手先にそ
れぞれ別々の画像を送信する場合には、各画像にIDコ
ードを付与して蓄積しておき、着信したとき相手先から
IDコードを受信して、対応する1つの画像を送信する
ようにしている。
【0007】このようなIDコードを使用するポーリン
グ送信は、ファクシミリ装置の各メーカーが独自に設定
した伝送制御手順により画情報を伝送している。このた
め、1台のファクシミリ装置でポーリング送信用に蓄積
した画像は、他社のファクシミリ装置で受信することが
できなかった。
【0008】ところで、例えば、特開平2−23085
7号公報に見られるように、プッシュホンなどでファク
シミリ装置に発呼し、プッシュボタン操作でDTMF
(Dual Tone Multi−Frequenc
y)信号により指令情報を送して、ファクシミリ装置を
リモートコントロールするものが提案されている。しか
しながら、従来のこのようなリモートコントロ−ルは、
ファクシミリ装置の装置状態を変更したりするものであ
り、ファクシミリ装置の蓄積画像を他のファクシミリ装
置に送信したりすることができなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来
は、1台のファクシミリ装置が親展受信した画像やポー
リング送信用に蓄積している画像を、他のファクシミリ
装置が自由に受信することができないという不便さがあ
った。
【0010】本発明は、上記の不便さを解消し、親展受
信した画像やポーリング送信用に蓄積している画像を他
の任意のファクシミリ装置が受信することができるファ
クシミリ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、D
TMF信号によりリモートコントロールの指令情報を受
信する手段を備える一方、親展受信した画像やポーリン
グ送信用の画像を、受信する指令情報に従って、その通
信相手先または指定される他の転送先に送信しするよう
にしている。
【0012】
【作用】これにより、1台のファクシミリ装置が親展受
信した画像やポーリング送信用に蓄積している画像を、
オペレータが遠隔地からリモートコントロール操作によ
り、他の任意のファクシミリ装置が受信することができ
るようになる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、スキャナ1は原稿画像を読み取るもので、プロッ
タ2は画像を記録出力するものである。符号化復号化部
3は、各種符号化方式で、送信する画情報をデータ圧縮
する一方、受信した画情報を復号化して元の画情報に復
元するものである。画像メモリ4は、画情報を蓄積する
ものである。
【0015】モデム5は、画情報や伝送制御のための各
種手順信号を送受信するものである。網制御装置6は、
電話回線が接続され、発着信の際に所定の回線制御を行
なうものである。DTMF指令情報受信部7は、DTM
F信号による指令情報を受信するものである。
【0016】操作表示部8は、オペレータが各種操作を
行なうと共に、装置が動作状態等を表示するものであ
る。システムメモリ9は、装置動作に必要な各種情報や
オペレータが装置に予め登録しておく情報などを格納す
るものである。システム制御部10は、上記各部を制御
するマイクコンピュータであり、システムバス11は、
上記各部が相互間で各種制御信号やデータをやりとりす
る信号ラインである。
【0017】以上の構成で、本実施例のファクシミリ装
置は、親展受信機能とポーリング送信機能とを有してい
るものとする。
【0018】親展受信は、既知の伝送制御手順により実
行する。この手順において、相手先から画情報と共に暗
証コードを受信する。受信した画情報は画像メモリ4に
親展受信ファイルとして蓄積し、暗証コードはシステム
メモリ9で記憶する。
【0019】一方、ポーリング送信を実行する場合に
は、オペレータは、所定の操作で送信する画像を画像メ
モリ4にポーリング送信待機ファイルとして蓄積すると
共に、そのポーリング送信待機ファイルにIDコードを
設定する。なお、複数の相手先に別々の画像を送信する
場合には、各相手先のポーリング送信待機ファイル別に
IDコードを設定する。この操作の後、ファクシミリ装
置をポーリング送信待機モードに設定しておく。設定さ
れたIDコードは、システムメモリ9で記憶される。
【0020】ここで、ポーリング受信を実行する相手先
から着呼したとすると、このファクシミリ装置は、既知
の伝送制御手順で、その相手先からポーリング送信要求
とIDコードとを受信する。そして、IDコードに対応
する蓄積画像を送信する。
【0021】また、このファクシミリ装置は、遠隔地か
らプッシュホンなどを使用してリモートコントロールす
る機能を有している。このリモートコントロールを実行
する場合、オペレータは、プッシュホンまたはプッシュ
ホンを備えたファクシミリ装置から、このファクシミリ
装置に発呼する。
【0022】図2は、この場合の本実施例のファクシミ
リ装置の動作を示したものである。すなわち、ファクシ
ミリ装置は着呼すると(処理101)、DTMF信号が
送信されるかどうか監視する(処理102)。
【0023】発呼側オペレータは、本実施例のファクシ
ミリ装置が応答すると、プッシュボタン操作により一定
手順で各種のコード情報を入力する。すなわち、図3に
示すように、「#」のような一定記号の後、予め設定さ
れているリモコン暗証コードを入力する。次に「#」の
後、指令情報であるサービスコードを入力する。さら
に、「#」の後、各処理に対して必要な情報を入力す
る。これにより、プッシュホンからこのファクシミリ装
置に入力されたコード情報のDTMF信号が送信され
る。
【0024】ファクシミリ装置は、DTMF信号を検出
すると(処理102のY)、そのDTMF信号で示され
るコード情報を受信する(処理103)。そして、受信
したコード情報が予め設定されている上記リモコン暗証
コードであるかどうかを判定する(処理104)。ここ
で、そのリモコン暗証コードであった場合(処理104
のY)、次にサービスコードを受信する(処理10
5)。
【0025】本実施例では、図4に示すように、各種処
理に対応した各サービスコードが設定されている。同図
において、「親展受信ファイル引出」は、ファクシミリ
装置が蓄積している親展受信ファイルを、発呼したプッ
シュホン側のファクシミリ装置で受信する処理である。
「親展受信ファイル転送」は、同ファイルを他のファク
シミリ装置に転送する処理である。「ポーリング送信待
機ファイル引出」は、ファクシミリ装置が蓄積している
ポーリング送信待ファイルを、上記プッシュホン側ファ
クシミリ装置で受信する処理である。「ポーリング送信
待機ファイル転送」は、そのファイルを他のファクシミ
リ装置に転送する処理である。
【0026】「リモート転送設定」は、ファクシミリ装
置に転送先ファクシミリ番号を設定し、その転送先への
転送動作を有効にする処理である。「リモート転送解
除」は、その転送動作を無効にする処理である。「自己
転送モード設定」は、自己転送動作を有効にする処理で
ある。この自己転送というのは、装置に予め転送先を固
定的に設定しておくと、受信した画像を一旦蓄積し、そ
の後設定されている転送先に発呼して蓄積画像を送信す
る既知動作である。「自己転送モード解除」は、その転
送動作を無効にする処理である。
【0027】「ポーリング送信待機ファイル送信状況リ
スト引出」は、ポーリング送信待機ファイルの送信状況
リストを、上記プッシュホン側ファクシミリ装置で受信
する処理である。「ワンタッチダイヤル/短縮ダイヤル
リスト引出」は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルの
登録情報リストを上記ファクシミリ装置で受信する処理
である。「蓄積ファイルリスト引出」は、蓄積している
ポーリング送信待機ファイルや親展受信ファイルの一覧
リストを上記ファクシミリ装置で受信する処理である。
【0028】本実施例のファクシミリ装置は、受信した
サービスコードを判別して、対応する上記各種処理を実
行する(処理106)。なお、所定のリモコン暗証コー
ドを受信しなかった場合には(処理104のN)、その
まま動作を終了する。また、着呼した後、相手先からフ
ァクシミリ信号が送信された場合には(処理102の
N)、相手先がファクシミリ装置であるので、既知のフ
ァクシミリの通信手順で画像伝送を実行する。
【0029】次に、リモートコントールによる上記各種
動作を説明する。
【0030】図5は、本実施例のファクシミリ装置が親
展受信ファイルを送信する場合の動作を示している。こ
の場合、ファクシミリ装置は、サービスコードを受信す
ると(処理201)、「親展受信ファイル引出」のサー
ビスコードであるかどうか判別する(処理202)。
【0031】いま、発呼側オペレータがプッシュホンか
ら「親展受信ファイル引出」のサービスコードを入力し
たとする。この場合、オペレータは、さらに続いて、親
展受信の画像を記録出力する際に必要な暗証コードを入
力する。
【0032】ファクシミリ装置は、「親展受信ファイル
引出」のサービスコードを受信すると(処理202の
Y)、次に暗証コードを受信し(処理203)、受信し
た暗証コードと、蓄積している親展受信ファイルに対応
して予め記憶している暗証コードとを照合する(処理2
04)。そして、両者が一致した場合(処理204の
Y)、対応する親展受信ファイルの画情報を送信する
(処理205)。そして、動作を終了する。
【0033】一方、オペレータが「親展受信ファイル転
送」のサービスコードを入力したとする。この場合、オ
ペレータは、上記と同様に続に暗証コードを入力する一
方、さらに転送先ファクシミリ番号と転送時刻とを入力
する。
【0034】ファクシミリ装置は、「親展受信ファイル
転送」のサービスコードを受信すると(処理202のN
より処理206、処理206のY)、上記と同様に同様
に暗証コードを受信して(処理207)、予め記憶して
いる暗証コードと照合する(処理208)。そして、一
致した場合(処理208のY)、続いて送信される転送
先ファクシミリ番号と転送時刻とを受信する(処理21
0、処理211)。この後、ファクシミリ装置は、回線
切断してその通信を終了する(処理211)。
【0035】この後、転送時刻として指定された時刻ま
で待機する(処理212のNのループ)。そして、その
指定時刻になると(処理212のY)、上記指定された
転送先に発呼して(処理213)、親展受信ファイルの
画情報を送信する(処理214)。こうして、転送動作
を終了する。
【0036】なお、上記動作において、2つの暗証コー
ドが不一致であった場合には(処理204のN、または
処理208のN)、直ちに動作を終了する。また、他の
サービスコードを受信した場合には(処理206の
N)、対応する他の処理を実行することになる。
【0037】図6は、本実施例のファクシミリ装置がポ
ーリング送信待機ファイルを送信する場合の動作を示し
ている。この場合、ファクシミリ装置は、サービスコー
ドを受信すると(処理301)、「ポーリング送信待機
ファイル引出」のサービスコードであるかどうか判別す
る(処理302)。
【0038】いま、発呼側オペレータが「ポーリング送
信待機ファイル引出」のサービスコードを入力したとす
る。この場合、オペレータは、さらに所望のポーリング
送信待機ファイルを示すIDコードを入力する。
【0039】ファクシミリ装置は、「ポーリング送信待
機ファイル引出」のサービスコードを受信すると(処理
302のY)、さらに続いて送信されるIDコードを受
信する(処理303)。そして、蓄積しているポーリン
グ送信待機ファイルの内から、受信したIDコードに対
応するファイルの画情報を送信する(処理304)。
【0040】一方、オペレータが「ポーリング送信待機
ファイル転送」のサービスコードを入力したとする。こ
の場合、オペレータは、次に転送先ファクシミリ番号,
IDコードおよび転送時刻を順次入力する。
【0041】ファクシミリ装置は、「ポーリング送信待
機ファイル転送」のサービスコードを受信すると(処理
302のNより処理305、処理305のY)、続いて
転送先ファクシミリ番号,IDコードおよび転送時刻を
順次受信する(処理306〜処理308)。そして、フ
ァクシミリ装置は、回線切断してその通信を終了する
(処理309)。
【0042】この後、転送時刻として指定された時刻ま
で待機する(処理310のNのループ)。そして、その
指定時刻になると(処理310のY)、上記指定された
転送先に発呼して(処理311)、受信したIDコード
に対応するファイルの画情報を送信する(処理31
2)。こうして、転送動作を終了する。
【0043】なお、他のサービスコードを受信した場合
には(処理305のN)、対応する他の処理を実行する
ことになる。
【0044】図7は、本実施例のファクシミリ装置が、
受信画像をリモート転送により転送する動作を示してい
る。この場合、発呼側オペレータは、まず「リモート転
送設定」のサービスコードを入力し、次に転送先ファク
シミリ番号を入力する。
【0045】ファクシミリ装置は、送信される上記「リ
モート転送設定サービスコード」と転送先ファクシミリ
番号とを受信受信する(処理401、処理402)。そ
して、回線切断してその通信を終了する(処理40
3)。
【0046】この後、ファクシミリ装置は、通常どおり
着呼を監視する(処理404のNのループ)。そして、
着呼すると(処理404のY)、既知手順で画情報を受
信し、受信した画情報を画像メモリ4に一旦蓄積する
(処理405)。
【0047】そして、その受信動作を終了した後、上記
転送先に発呼し(処理406)、蓄積している画情報を
送信する(処理407)。この後、上記着呼の監視に戻
る(処理404へ)。
【0048】次に、他のリモートコントロール動作を説
明する。この場合、発呼側オペレータは、実行したい処
理に対応する各種サービスコードを入力する。
【0049】ファクシミリ装置は、この場合、図8に示
すように、送信されるサービスコードを受信する(処理
501)。そして、「自己転送解除」のサービスコード
であるかどうか判別する(処理502)。いま、このサ
ービスコードを受信したとすると(処理502のY)、
ファクシミリ装置は通常の受信モードに復帰する(処理
503)。ファクシミリ装置は、通常の受信モードに復
帰すると、着呼して受信する画情報は、直ちに記録出力
するようになる。
【0050】一方、「自己転送解除」のサービスコード
でなかった場合には(処理502のN)、次に「リモー
ト転送解除」のサービスコードかどうか判別する(処理
504)。ここで、このサービスコードであった場合
(処理504のY)、上記と同様に通常の受信モードに
復帰する(処理503)。
【0051】また、「自己転送解除」のサービスコード
でなかった場合には(処理502のN)、次に「リモー
ト転送解除」のサービスコードかどうか判別する(処理
504)。ここで、そのサービスコードであった場合
(処理504のY)、上記と同様に通常の受信モードに
復帰する(処理503)。
【0052】また、「リモート転送解除」のサービスコ
ードでなかった場合には(処理504のN)、次に「自
己転送設定」のサービスコードかどうか判別する(処理
505)。ここで、そのサービスコードであった場合
(処理505のY)、ファクシミリ装置は自己転送モー
ドに切り換わる(処理506)。この自己転送モードに
切換わると、ファクシミリ装置は、着信して受信する画
情報を一旦蓄積し、その後、予め設定されている転送先
に発呼して蓄積画像を送信するようになる。
【0053】さらに、「自己転送設定」のサービスコー
ドでなかった場合(処理505のN)、次に「ポーリン
グ送信待機ファイルのリスト引出」のサービスコードが
どうか判別する(処理507)。ここで、そのサービス
コードであった場合(処理507のY)、その通信相手
先にポーリング送信待機ファイルの送信状況リストを送
信する(処理508)。この送信状況リストは、蓄積し
ている各ポーリング送信待機ファイルの送信状況を一覧
表で示す画情報である。送信状況としては、各ファイル
別に、送信済,未送信の別、送信済みの場合には、送信
日時,相手先,交信モード,通信時間および送信画像の
ページ数などを表記する。
【0054】また、「ポーリング送信待機ファイルのリ
スト引出」のサービスコードでなかった場合(処理50
7のN)、次に「ダイヤルリスト引出」のサービスコー
ドかどうか判別する(処理509)。ここで、そのサー
ビスコードであった場合(処理509のY)、ワンタッ
チダイヤルおよひ短縮ダイヤルの登録情報リストを送信
する(処理510)。この登録情報リストは、各ワンタ
ッチキーと各短縮番号に対して登録されている相手先フ
ァクシミリ番号を示す画情報である。
【0055】さらに、「ダイヤルリスト引出」のサービ
スコードでなかった場合(処理509のN)、次に「蓄
積リスト引出」のサービスコードかどうか判別する(処
理511)。ここで、そのサービスコードであった場合
(処理511のY)、蓄積ファイルリストを送信する
(処理512)。この蓄積ファイルリストは、ファクシ
ミリ装置が蓄積している前記親展受信ファイルやポーリ
ング送信待機ファイルに関する情報を示す画情報であ
る。例えば、親展受信ファイルの場合、受信日時,送信
元,画像のページ数などを表記する。また、ポーリング
送信待機ファイルの場合、蓄積日時や画像のページ数な
どを表記する。
【0056】一方、「蓄積リスト引出」のサービスコー
ドでもなかった場合には(処理511のN)、そのまま
動作を終了する。
【0057】以上のように、本実施例では、ファクシミ
リ装置が、親展受信により蓄積した画情報やポーリング
送信用に蓄積した画情報を、DTMF信号により受信す
る指令情報に従って、その相手先または指定された転送
先に送信するようにしている。
【0058】これにより、1台のファクシミリ装置が親
展受信した画像やポーリング送信用に蓄積している画像
を、オペレータが遠隔地からリモートコントロール操作
することにより、他の任意のファクシミリ装置で自由に
受信することができるようになる。また、他のファクシ
ミリ装置に転送する場合には、転送時刻を指定するよう
にしたので、オペレータが所望の時刻に転送先で画像受
信することができる。
【0059】また、上記蓄積画像の転送処理を実行する
際に、暗証コードやIDコードをチェックするので、送
信文書の機密を保持することができる。
【0060】さらに、リモートコントロール操作で、ポ
ーリング送信待機ファイルの送信状況リスト,ワンタッ
チダイヤルや短縮ダイヤルのリストおよび蓄積ファイル
のリストなども受信できるようにしたので、遠隔地から
ファクシミリ装置の動作状態や送信処理の進行状況を容
易に確認することができる。また、転送先のファクシミ
リ番号なども知ることができる。
【0061】なお、上述の実施例では、画像メモリ4に
蓄積した画情報に対して、ポーリング送信を実行するよ
うにしたが、スキャナ1に送信すべき原稿をセットして
おき、そのポーリング送信実行の際にその原稿画像を読
み取って送信するようにしてもよい。
【0062】また、リモートコントロールは、プッシュ
ホンで行なうようにしたが、手動操作でDTMF信号を
送出する機能を有しておれば、他の電話機やファクシミ
リ装置でもよいことはいうまでもない。
【0063】さらに、転送する画情報は、親展受信した
画情報とポーリング送信用に蓄積している画情報の場合
を例にとって説明したが、他の蓄積画情報も同様に送信
するようにしてもよい。
【0064】ところで、画情報の転送処理を実行する場
合に、指定した転送時刻になった時点で、ファクシミリ
装置が他の画像送信を実行中である場合がある。この場
合、その送信動作を中断し、所定の転送処理を優先して
実行するようにしてもよい。その場合、転送処理完了後
に、中断した送信動作を再度実行すればよい。
【0065】また、転送時刻の指定は、必要がない場合
には設定操作を省略すればよい。その場合には、リモー
トコントロール操作完了後、即座に転送処理を実行すれ
ばよい。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、親展受
信した画像やポーリング送信用の画像を、DTMF信号
で受信する指令情報に従って、その通信相手先または指
定された他の転送先に送信するようにしたので、オペレ
ータがリモートコントロール操作することにより、上記
画像を他の任意のファクシミリ装置で受信することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図である。
【図2】リモートコントロール処理全体の動作フローチ
ャートである。
【図3】DTMF信号で伝送する指令情報の説明図であ
る。
【図4】サービスコードで定義されている各種処理内容
を示す説明図である。
【図5】親展受信ファイルの送信処理を示す動作フロー
チャートである。
【図6】ポーリング送信待機ファイルの送信処理を示す
動作フローチャートである。
【図7】受信画像のリモート転送処理を示す動作フロー
チャートである。
【図8】リモートコントロールによる他の各種処理を示
す動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プロッタ 3 符号化復号化部 4 画像メモリ 5 モデム 6 網制御装置 7 DTMF指令情報受信部 8 操作表示部 9 システムメモリ 10 システム制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信画像を一旦蓄積し暗証コードの入力
    により画像記録する親展受信手段と、DTMF信号によ
    りリモートコントロールの指令情報を受信する指令情報
    受信手段とを備えているファクシミリ装置において、上
    記指令情報受信手段により一定の指令情報を受信した場
    合に上記親展受信手段により蓄積している受信画像をそ
    の指令情報の送信側に送信する画像転送手段を備えてい
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 受信画像を一旦蓄積し暗証コードの入力
    により画像記録する親展受信手段と、DTMF信号によ
    りリモートコントロールの指令情報を受信する指令情報
    受信手段とを備えているファクシミリ装置において、上
    記指令情報受信手段により転送先を示す指令情報を受信
    した場合にその転送先に発呼する発呼手段と、発呼した
    相手先に上記親展受信手段により蓄積している受信画像
    を送信する画像転送手段を備えていることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 送信する画像を予め装置にセットまたは
    メモリ内に蓄積し着呼した際に相手先にその画像を送信
    するポーリング送信手段と、DTMF信号によりリモー
    トコントロールの指令情報を受信する指令情報受信手段
    とを備えているファクシミリ装置において、上記指令情
    報受信手段により一定の指令情報を受信した場合にセッ
    トまたは蓄積している上記画像をその指令情報の送信側
    に送信する画像転送手段を備えていることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 送信する画像を予め装置にセットまたは
    メモリ内に蓄積して着呼した際にその相手先にその画像
    を送信するポーリング送信手段と、DTMF信号により
    リモートコントロールの指令情報を受信する指令情報受
    信手段とを備えているファクシミリ装置において、上記
    指令情報受信手段により転送先を示す指令情報を受信し
    た場合にその転送先に発呼する発呼手段と、発呼した相
    手先にセットまたは蓄積している上記画像を送信する画
    像転送手段を備えていることを特徴とするファクシミリ
    装置。
JP4029943A 1992-01-22 1992-01-22 ファクシミリ装置 Pending JPH05199397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007288316A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Seiko Epson Corp ファクシミリ装置及びその受信データ転送方法
JP2015002515A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 富士ゼロックス株式会社 画像送信装置およびプログラム

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JP2007288316A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Seiko Epson Corp ファクシミリ装置及びその受信データ転送方法
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