JP2523471B2 - 洗濯機及びその作動方法 - Google Patents
洗濯機及びその作動方法Info
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- JP2523471B2 JP2523471B2 JP60037768A JP3776885A JP2523471B2 JP 2523471 B2 JP2523471 B2 JP 2523471B2 JP 60037768 A JP60037768 A JP 60037768A JP 3776885 A JP3776885 A JP 3776885A JP 2523471 B2 JP2523471 B2 JP 2523471B2
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- JP
- Japan
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- speed
- rotary
- electric motor
- clothes
- washing tank
- Prior art date
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F35/00—Washing machines, apparatus, or methods not otherwise provided for
- D06F35/005—Methods for washing, rinsing or spin-drying
- D06F35/007—Methods for washing, rinsing or spin-drying for spin-drying only
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F13/00—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, with agitators therein contacting the articles being washed
- D06F13/02—Washing machines having receptacles, stationary for washing purposes, with agitators therein contacting the articles being washed wherein the agitator has an oscillatory rotary motion only
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
- D06F39/00—Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00
- D06F39/06—Arrangements for preventing or destroying scum
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は衣類の洗濯機及び洗濯機の作動方法に関す
る。
る。
〔従来の技術〕 回転洗槽を回転自在に取付けた容器と、回転洗槽内に
取り付けた攪拌器と、前記回転洗槽及び攪拌器を駆動す
る可逆電動機を有した駆動手段とを有した型の衣類用洗
濯機は公知である。
取り付けた攪拌器と、前記回転洗槽及び攪拌器を駆動す
る可逆電動機を有した駆動手段とを有した型の衣類用洗
濯機は公知である。
高速で動作する従来の衣類洗濯機では泡ロッキング
（suds locking）の発生をみることがある。このような
泡ロッキングの発生をみるのは、洗濯機の水容器と回転
洗槽との間に発生する石鹸の泡が不動の水容器と回転洗
槽との間に何らかの摩擦的連結を惹起させるような量の
場合である。回転洗槽をその休止状態から最大回転速度
まで均等に加速したとするとそのような泡の発生は回避
することはできない。
（suds locking）の発生をみることがある。このような
泡ロッキングの発生をみるのは、洗濯機の水容器と回転
洗槽との間に発生する石鹸の泡が不動の水容器と回転洗
槽との間に何らかの摩擦的連結を惹起させるような量の
場合である。回転洗槽をその休止状態から最大回転速度
まで均等に加速したとするとそのような泡の発生は回避
することはできない。
泡による前記した摩擦的連結はうることが可能な回転
速度を減少し、モータの回転効率を下げ、モータをして
過負荷によって焼き付きを起こすことがありえる。英国
特許第2,095,705号は、不動の容器の内部に回転洗槽を
配置したタイプのものであるが、泡の回避手段を何ら具
備しないタイプの洗濯機を開示する。
速度を減少し、モータの回転効率を下げ、モータをして
過負荷によって焼き付きを起こすことがありえる。英国
特許第2,095,705号は、不動の容器の内部に回転洗槽を
配置したタイプのものであるが、泡の回避手段を何ら具
備しないタイプの洗濯機を開示する。
従って、この発明の目的は泡の発生を回避し、泡ロッ
キングの発生を防止することが可能な洗濯機及び洗濯機
の作動方法を提供することを目的とする。
キングの発生を防止することが可能な洗濯機及び洗濯機
の作動方法を提供することを目的とする。
この発明によれば、回転洗槽を回転自在に取付けた容
器と、回転洗槽内に取り付けた攪拌部と、前記回転洗槽
及び攪拌器を駆動する可逆電動機を有した駆動手段とを
有した型の衣類用洗濯機の作動方法は、 （イ）回転洗槽をして衣類洗濯サイクルにおける回転相
を開始させる段階； （ロ）回転洗槽及びその内容物をして危険速度を経由し
てこの危険速度より高い保持速度まで加速する段階； （ハ）前記保持速度における速度を洗浄液中の洗剤等の
洗浄用添加材により惹起される泡の生成を防止若しくは
実質的に減少させ、泡の生成の条件が実質的に排除され
るまでの十分に長い期間にわたり保持する段階； （ニ）前記した十分な長さの期間の経過後に回転洗槽を
して最大回転速度より低い第２速度まで加速するべく電
動機へ増加された電力を印加する段階； （ホ）駆動中の電動機から取り出される有効トルクのも
とで前記電動機をして前記第２速度を達成し若しくは維
持するのに抵抗する過剰の摩擦が前記電動機に存在して
いるか否かを判定する段階； （ヘ）過剰な摩擦が存在していないとの判定の場合は約
10秒の期間前記第２の速度を維持し、その後電動機へ更
に大きな電力を印加して所望の期間最大回転速度を取ら
しめ、その後回転を停止する段階と、 （ト）過剰の摩擦が存在しているとの判定の場合は前記
の有効トルクにおいて前記第２の速度に到達しないとし
て前記電動機への通電を絶つ段階と： から成ることを特徴とする。
器と、回転洗槽内に取り付けた攪拌部と、前記回転洗槽
及び攪拌器を駆動する可逆電動機を有した駆動手段とを
有した型の衣類用洗濯機の作動方法は、 （イ）回転洗槽をして衣類洗濯サイクルにおける回転相
を開始させる段階； （ロ）回転洗槽及びその内容物をして危険速度を経由し
てこの危険速度より高い保持速度まで加速する段階； （ハ）前記保持速度における速度を洗浄液中の洗剤等の
洗浄用添加材により惹起される泡の生成を防止若しくは
実質的に減少させ、泡の生成の条件が実質的に排除され
るまでの十分に長い期間にわたり保持する段階； （ニ）前記した十分な長さの期間の経過後に回転洗槽を
して最大回転速度より低い第２速度まで加速するべく電
動機へ増加された電力を印加する段階； （ホ）駆動中の電動機から取り出される有効トルクのも
とで前記電動機をして前記第２速度を達成し若しくは維
持するのに抵抗する過剰の摩擦が前記電動機に存在して
いるか否かを判定する段階； （ヘ）過剰な摩擦が存在していないとの判定の場合は約
10秒の期間前記第２の速度を維持し、その後電動機へ更
に大きな電力を印加して所望の期間最大回転速度を取ら
しめ、その後回転を停止する段階と、 （ト）過剰の摩擦が存在しているとの判定の場合は前記
の有効トルクにおいて前記第２の速度に到達しないとし
て前記電動機への通電を絶つ段階と： から成ることを特徴とする。
この発明によれば、回転洗槽を回転自在に取付けた容
器と、該回転洗槽内に取り付けた攪拌器と、前記回転洗
槽及び攪拌器を駆動する可逆転電動機を備えた駆動手段
とを具備した衣類用洗濯機は、検出手段を具備する制御
手段が設けられて、回転洗槽をして衣類の洗濯サイクル
における回転相を開始せしめ、回転洗槽及びその内容物
をして危険速度を経由してこの危険速度より高い保持速
度まで加速すると共に、前記保持速度における速度を洗
浄液中の洗剤等の洗浄用添加材により惹起される泡の生
成を防止若しくは実質的に減少させ、泡の生成の条件が
実質的に排除されるまでの十分に長い期間にわたり保持
し、前記制御手段は、前記した十分な長さの期間の経過
後に回転洗槽をして最大回転速度より低い第２速度まで
加速するべく電動機を作動せしめ、前記検知手段は前記
所定の時間内に第２の速度が達成された否かを検出し、
第２の速度が達成されている場合は約10秒の期間前記第
２の速度を維持し、その後電動機を回転洗槽がその最大
速度まで加速されるべく制御手段を作動させ、前記第２
の速度に到達しない場合は制御手段は前記電動機への通
電を絶つべく作動することを特徴とする。
器と、該回転洗槽内に取り付けた攪拌器と、前記回転洗
槽及び攪拌器を駆動する可逆転電動機を備えた駆動手段
とを具備した衣類用洗濯機は、検出手段を具備する制御
手段が設けられて、回転洗槽をして衣類の洗濯サイクル
における回転相を開始せしめ、回転洗槽及びその内容物
をして危険速度を経由してこの危険速度より高い保持速
度まで加速すると共に、前記保持速度における速度を洗
浄液中の洗剤等の洗浄用添加材により惹起される泡の生
成を防止若しくは実質的に減少させ、泡の生成の条件が
実質的に排除されるまでの十分に長い期間にわたり保持
し、前記制御手段は、前記した十分な長さの期間の経過
後に回転洗槽をして最大回転速度より低い第２速度まで
加速するべく電動機を作動せしめ、前記検知手段は前記
所定の時間内に第２の速度が達成された否かを検出し、
第２の速度が達成されている場合は約10秒の期間前記第
２の速度を維持し、その後電動機を回転洗槽がその最大
速度まで加速されるべく制御手段を作動させ、前記第２
の速度に到達しない場合は制御手段は前記電動機への通
電を絶つべく作動することを特徴とする。
この発明の分野の当業者によれば種々の構造上の実施
形態上の変形がこの発明の範囲を逸脱することなく可能
である。従って、この明細書の記載は単に説明のための
ものであり、少しも限定の意図を持たない。
形態上の変形がこの発明の範囲を逸脱することなく可能
である。従って、この明細書の記載は単に説明のための
ものであり、少しも限定の意図を持たない。
以下、実施例を添付図面を参照しながら説明する。
実施例 図面を参照すると、この発明の好適実施例としての衣
類の洗濯機は外側ケーシング１と、ケーシング内の耐水
性ドラム状容器２とを有し、容器内に回転椀状の回転洗
槽３があり、更に回転洗槽内に攪拌器４がある。回転洗
槽は、必ずということではないが、米国特許第4392372
号の明細書に記載のような城郭風の（castellated）ド
ラムとするのが好適である。可逆転電動機５を有する駆
動手段が設置され、攪拌器を、2TTラジアルより通常小
さい角度前後に駆動する。更に、連結手段６が具備さ
れ、攪拌器４が一つの方向に連続駆動されたとき、攪拌
器の駆動手段は駆動力回転洗槽３に伝達し、その結果攪
拌器、回転洗槽及び回転洗槽中の衣類は所望の高速で回
転せしめられる。バランスリング８が回転洗槽３の上内
縁に設けられる。
類の洗濯機は外側ケーシング１と、ケーシング内の耐水
性ドラム状容器２とを有し、容器内に回転椀状の回転洗
槽３があり、更に回転洗槽内に攪拌器４がある。回転洗
槽は、必ずということではないが、米国特許第4392372
号の明細書に記載のような城郭風の（castellated）ド
ラムとするのが好適である。可逆転電動機５を有する駆
動手段が設置され、攪拌器を、2TTラジアルより通常小
さい角度前後に駆動する。更に、連結手段６が具備さ
れ、攪拌器４が一つの方向に連続駆動されたとき、攪拌
器の駆動手段は駆動力回転洗槽３に伝達し、その結果攪
拌器、回転洗槽及び回転洗槽中の衣類は所望の高速で回
転せしめられる。バランスリング８が回転洗槽３の上内
縁に設けられる。
容器からの排水管が設けられ、更に電動式の水導入手
段が設けられ、その一方７は容器への温水の導入を制御
し、他方18は冷水の導入を制御する。
段が設けられ、その一方７は容器への温水の導入を制御
し、他方18は冷水の導入を制御する。
種々の作動サイクルの制御用の制御手段は第２図のよ
うな制御ボックスを備える。この制御ボックスは手動ス
イッチのような作動制御部材10とディスプレイ11とを有
し、更に洗濯機の制御板12上に取付けられる電動起動ス
イッチ手段と、これに関連づけられるマイクロプロセッ
サ12を有し、これも好ましくは制御ボックス９内に取付
けられる。別のマイクロプロセッサ13が設けられ、これ
はマイクロプロセッサ12からの指令を受け取る電動起動
スイッチ手段を制御し、その指令に応じて電動機を駆動
する。弁７及び18もまたマイクロプロセッサ12からの指
令によって駆動される。上述制御手段は以下の経過に応
じて水導入弁及び駆動装置の制御を実行する。
うな制御ボックスを備える。この制御ボックスは手動ス
イッチのような作動制御部材10とディスプレイ11とを有
し、更に洗濯機の制御板12上に取付けられる電動起動ス
イッチ手段と、これに関連づけられるマイクロプロセッ
サ12を有し、これも好ましくは制御ボックス９内に取付
けられる。別のマイクロプロセッサ13が設けられ、これ
はマイクロプロセッサ12からの指令を受け取る電動起動
スイッチ手段を制御し、その指令に応じて電動機を駆動
する。弁７及び18もまたマイクロプロセッサ12からの指
令によって駆動される。上述制御手段は以下の経過に応
じて水導入弁及び駆動装置の制御を実行する。
適当な使用者用作動制御部材10が操作されているとき
は、マイクロプロセッサ12によって弁７を介して温水の
供給が実行する回路が働く。この回路はまたマイクロプ
ロセッサ13に指令を印加し、電動機５を起動し、攪拌機
即ち回転回転洗槽を約20r.p.mで回転させるか又は危険
速度、即ち約20r.p.mより低速若しくは緩慢な攪拌が攪
拌器によって与えられる。
は、マイクロプロセッサ12によって弁７を介して温水の
供給が実行する回路が働く。この回路はまたマイクロプ
ロセッサ13に指令を印加し、電動機５を起動し、攪拌機
即ち回転回転洗槽を約20r.p.mで回転させるか又は危険
速度、即ち約20r.p.mより低速若しくは緩慢な攪拌が攪
拌器によって与えられる。
知られている通り、繊細な布の場合は温水を供給源か
ら直接に供給すると、特にその温度が80℃以上のような
場合はそのような繊細な布に損傷を与えることがある。
この発明の制御手段は、温水導入弁が開放されていると
きは回転洗槽は適切な速度、例えば上述の20r.p.mを超
えた速度で回転せしめられる。その結果、回転洗槽中の
繊細な布は温水弁の開放時に温水導入装置から入ってく
る水の噴流若しくは噴霧から外れたところを動かされ
る。このようにして、繊細な布は温水に間歇的に曝され
るのみであり、そのような布の損傷の危険は小さくな
る。
ら直接に供給すると、特にその温度が80℃以上のような
場合はそのような繊細な布に損傷を与えることがある。
この発明の制御手段は、温水導入弁が開放されていると
きは回転洗槽は適切な速度、例えば上述の20r.p.mを超
えた速度で回転せしめられる。その結果、回転洗槽中の
繊細な布は温水弁の開放時に温水導入装置から入ってく
る水の噴流若しくは噴霧から外れたところを動かされ
る。このようにして、繊細な布は温水に間歇的に曝され
るのみであり、そのような布の損傷の危険は小さくな
る。
この発明は色々な利点を有する。洗濯機の制御プログ
ラム中に容易に設けられる極めて単純な制御手順によっ
て容器の充填中に布に温水を直接導入することにより惹
起される布の損傷は最小限に抑制される。
ラム中に容易に設けられる極めて単純な制御手順によっ
て容器の充填中に布に温水を直接導入することにより惹
起される布の損傷は最小限に抑制される。
この発明は第２図の制御手段を次のような回転サイク
ルが得られるように制御する工夫をも包含するものであ
る。洗浄工程即ち攪拌工程が完了するとマイクロプロセ
ッサ12はマイクロプロセッサ13に指令を与え、電動機５
を同一方向に連続的に作動させ、かつソレノイド15を作
動しドレン17内の弁及び若しくはポンプ16を開放させ洗
浄媒体を容器２から排出する。回転工程が濯ぎ工程も包
含する場合は、マイクロプロセッサにより制御される冷
水弁18が作動され、水が回転攪拌器４の羽根19に供給さ
れ、水が布に噴霧される。容器２内の水が実質上好適に
は完全に排出された後に、回転洗槽３の底部における城
壁（castellation）間で排水が行なわれ、マイクロプロ
セッサ13は電動機５を加速し、回転洗槽３は50r.p.mか
ら100r.p.mの間、好ましくは約70r.p.mの第１回転速度
に出来るだけ速く至らしめられる。布が濡れていること
及び回転洗槽３内の水（有れば）によって、回転洗槽３
及び水を含んだその内容物及びバランスリング８の危険
速度（横方向共振速度）は40〜60r.p.m、例えば50r.p.m
であり、従って前記の危険速度の通過はすみやかに行わ
れる。70r.p.mの速度では回転洗槽３の非平衡的な運動
が検知されることかあるが、必要あれば回転速度は停止
される。例えば、10−120秒、好ましくは30秒の遅れで
速度は250−350r.p.m、好ましくは300r.p.mまで増加さ
れ、これはドレン17を開けながら約10秒の第２期間の間
保持され、そして若し作動条件が好ましければ速度は最
大回転速度1100r.p.mとされる。
ルが得られるように制御する工夫をも包含するものであ
る。洗浄工程即ち攪拌工程が完了するとマイクロプロセ
ッサ12はマイクロプロセッサ13に指令を与え、電動機５
を同一方向に連続的に作動させ、かつソレノイド15を作
動しドレン17内の弁及び若しくはポンプ16を開放させ洗
浄媒体を容器２から排出する。回転工程が濯ぎ工程も包
含する場合は、マイクロプロセッサにより制御される冷
水弁18が作動され、水が回転攪拌器４の羽根19に供給さ
れ、水が布に噴霧される。容器２内の水が実質上好適に
は完全に排出された後に、回転洗槽３の底部における城
壁（castellation）間で排水が行なわれ、マイクロプロ
セッサ13は電動機５を加速し、回転洗槽３は50r.p.mか
ら100r.p.mの間、好ましくは約70r.p.mの第１回転速度
に出来るだけ速く至らしめられる。布が濡れていること
及び回転洗槽３内の水（有れば）によって、回転洗槽３
及び水を含んだその内容物及びバランスリング８の危険
速度（横方向共振速度）は40〜60r.p.m、例えば50r.p.m
であり、従って前記の危険速度の通過はすみやかに行わ
れる。70r.p.mの速度では回転洗槽３の非平衡的な運動
が検知されることかあるが、必要あれば回転速度は停止
される。例えば、10−120秒、好ましくは30秒の遅れで
速度は250−350r.p.m、好ましくは300r.p.mまで増加さ
れ、これはドレン17を開けながら約10秒の第２期間の間
保持され、そして若し作動条件が好ましければ速度は最
大回転速度1100r.p.mとされる。
少なくともこの好適な形態のように速度を約70r.p.m
に対する第１保持速度に制御することで洗剤のような洗
浄添加物を包含した洗浄液は比較的に分布されず、僅か
の泡のみしか形成されない。従来の装置（例えば、英国
特許第2,095,705号）では、“泡ロック”が生じるほど
に多量に泡が形成される。即ち、容器と回転洗槽との間
の気泡の摩擦が大きいため、電動機は回転洗槽を回転効
率を減少させることなく、その速度にすることができ
ず、過負荷によって電動機の焼損の原因となる。
に対する第１保持速度に制御することで洗剤のような洗
浄添加物を包含した洗浄液は比較的に分布されず、僅か
の泡のみしか形成されない。従来の装置（例えば、英国
特許第2,095,705号）では、“泡ロック”が生じるほど
に多量に泡が形成される。即ち、容器と回転洗槽との間
の気泡の摩擦が大きいため、電動機は回転洗槽を回転効
率を減少させることなく、その速度にすることができ
ず、過負荷によって電動機の焼損の原因となる。
この発明では、少なくとも好適形態とすれば、初期速
度を低いレベルに押さえることで排水が許容され、かつ
必要であれば濯ぎが適切な条件で行われ気泡形成が減少
される。
度を低いレベルに押さえることで排水が許容され、かつ
必要であれば濯ぎが適切な条件で行われ気泡形成が減少
される。
好ましくは、電動機５は低速及び高速巻線を備えてい
る。マイクロプロセッサ13は動力を低速巻線に供給さ
せ、回転洗槽を約70r.p.mの第１保持速度から約300r.p.
m.に加速する。検知手段が、この速度が実質上所定の時
間内に達成されたか否か検知するため、設置される。も
し、否定的であれば泡ロックによる過剰な摩擦若しくは
抵抗によるものであることを示し、電動機は停止され
る。若し、肯定的であれば、約300r.p.m.の回転が約10
秒間保持され、マイクロプロセッサ13は低速巻線から高
速巻線への変更を行い、電力が高速巻線に印加され、30
0r.p.m.の速度を約20秒の第２の期間保持するように試
みる。しかしながら、高速巻線の励磁により生じたトル
クは、気泡ロック等による高摩擦負荷がないときのみ、
約300r.p.m.の回転洗槽の速度を維持するのに十分であ
る。もし、所定の時間内で300r.p.m.までの回転が維持
されないときは、誤作動があると検知され、この情報は
マイクロプロセッサ13によって処理され、電動機への動
力供給が停止される。
る。マイクロプロセッサ13は動力を低速巻線に供給さ
せ、回転洗槽を約70r.p.mの第１保持速度から約300r.p.
m.に加速する。検知手段が、この速度が実質上所定の時
間内に達成されたか否か検知するため、設置される。も
し、否定的であれば泡ロックによる過剰な摩擦若しくは
抵抗によるものであることを示し、電動機は停止され
る。若し、肯定的であれば、約300r.p.m.の回転が約10
秒間保持され、マイクロプロセッサ13は低速巻線から高
速巻線への変更を行い、電力が高速巻線に印加され、30
0r.p.m.の速度を約20秒の第２の期間保持するように試
みる。しかしながら、高速巻線の励磁により生じたトル
クは、気泡ロック等による高摩擦負荷がないときのみ、
約300r.p.m.の回転洗槽の速度を維持するのに十分であ
る。もし、所定の時間内で300r.p.m.までの回転が維持
されないときは、誤作動があると検知され、この情報は
マイクロプロセッサ13によって処理され、電動機への動
力供給が停止される。
かくしてマイクロプロセッサ13及び電動機５は十分な
回転速度まで到達する前に気泡ロックが生じているとき
は、かつその速度に事実上達していないときは、マイク
ロプロセッサがその速度に到達していないことを検知し
電動機を停止する。
回転速度まで到達する前に気泡ロックが生じているとき
は、かつその速度に事実上達していないときは、マイク
ロプロセッサがその速度に到達していないことを検知し
電動機を停止する。
停止後、次のような一連の作業がとられる。即ち、 1.洗濯機は不作動のままとされ、作業者が再始動の操作
をするのに委ねられる。
をするのに委ねられる。
2.回転の再始動が自動的に行われる。この場合、第１保
持速度へのサイクルが例えば二若しくは三サイクル繰り
返され、過剰摩擦を引き起こす負荷が以前として存在し
ているときは作業者による作動が行われる。
持速度へのサイクルが例えば二若しくは三サイクル繰り
返され、過剰摩擦を引き起こす負荷が以前として存在し
ているときは作業者による作動が行われる。
3.水の追加並びに洗浄及び濯ぎを含めた攪拌工程を所定
の期間実行することが洗浄液中の洗剤成分が減少するた
めに推奨され、それから再び回転が実行される。
の期間実行することが洗浄液中の洗剤成分が減少するた
めに推奨され、それから再び回転が実行される。
4.これら若しくは他の工程を組合わせる。
約300r.p.mの第２の回転速度を付加的に保持すること
で幾分かの水分が布から比較的緩慢な割合でしぼり出さ
れて気泡の形成を排除又は減少する。
で幾分かの水分が布から比較的緩慢な割合でしぼり出さ
れて気泡の形成を排除又は減少する。
第１図はこの発明によって構成された衣類の洗濯装置の
断面図。 第２図は第１図の装置に使用される制御回路ブロックダ
イヤグラム図。 １…ケーシング、２…容器、３…回転洗槽、４…攪拌
器、５…電動機、７…温水弁、９…制御ボックス、11…
ディスプレイ、12,13…マイクロプロセッサ、18…冷水
弁。
断面図。 第２図は第１図の装置に使用される制御回路ブロックダ
イヤグラム図。 １…ケーシング、２…容器、３…回転洗槽、４…攪拌
器、５…電動機、７…温水弁、９…制御ボックス、11…
ディスプレイ、12,13…マイクロプロセッサ、18…冷水
弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストフアー ジヨン ゲーリツク ニユージーランド国，オークランド，マ ウント ウエリングトン，マウント，ウ エリングトン ハイウエイ（番地な し），フイツシヤー アンド ペイケル リミテツド内 (72)発明者 フイリツパ ルイーズ エリオツト ニユージーランド国，オークランド，マ ウント ウエリングトン，マウント，ウ エリングトン ハイウエイ（番地な し），フイツシヤー アンド ペイケル リミテツド内 (56)参考文献 特開 昭53−14974（ＪＰ，Ａ) 実開 昭54−7567（ＪＰ，Ｕ)
Claims (11)
- 【請求項１】回転洗槽を回転自在に取付けた容器と、回
転洗槽内に取り付けた攪拌器と、前記回転洗槽及び攪拌
器を駆動する可逆電動機を有した駆動手段とを有した型
の衣類用洗濯機の作動方法において、 （イ）回転洗槽をして衣類洗濯サイクルにおける回転相
を開始させる段階； （ロ）回転洗槽及びその内容物をして危険速度を経由し
てこの危険速度より高い保持速度まで加速する段階； （ハ）前記保持速度における速度を洗浄液中の洗剤等の
洗浄用添加材により惹起される泡の生成を防止若しくは
実質的に減少させ、泡の生成の条件が実質的に排除され
るまでの十分に長い期間にわたり保持する段階； （ニ）前記した十分な長さの期間の経過後に回転洗槽を
して最大回転速度より低い第２速度まで加速するべく電
動機へ増加された電力を印加する段階； （ホ）駆動中の電動機から取り出される有効トルクのも
とで前記電動機をして前記第２速度を達成し若しくは維
持するのに抵抗する過剰の摩擦が前記電動機に存在して
いるか否かを判定する段階； （ヘ）過剰な摩擦が存在していないとの判定の場合は約
10秒の期間前記第２の速度を維持し、その後電動機へ更
に大きな電力を印加して所望の期間最大回転速度を取ら
しめ、その後回転を停止する段階と、 （ト）過剰の摩擦が存在しているとの判定の場合は前記
の有効トルクにおいて前記第２の速度に到達しないとし
て前記電動機への通電を絶つ段階と： から成ることを特徴とする洗濯機の作動方法。 - 【請求項２】衣類用洗濯機が温水導入弁及び冷水導入弁
を具備し、温水導入及び冷水導入弁を介して温水及び冷
水の導入がそれぞれ行われ、前記方法は温水弁の開放の
間に回転洗槽を緩慢に回転させ若しくは容器中の衣類を
緩慢に攪拌する段階を具備する特許請求の範囲１に記載
の方法。 - 【請求項３】低速捲線と高速捲線とを有した電動機を使
用し、低速捲線から高速捲線への電力接続の切り替えを
行う段階を有し、前記高速捲線は、加速に対する摩擦抵
抗が実質的に所定の値より低いときのみ前記の第２の速
度が達成されるようにされている特許請求の範囲１に記
載の方法。 - 【請求項４】攪拌器が所定の期間繰り返し的に作動され
る攪拌サイクルを再始動し、その後以下の； 回転相の開始； 回転洗槽の加速； 速度の維持； 増加速度の付与； 速度の検出、及び； 以後の段階の実施； を繰り返す請求の範囲１若しくは３に記載の方法。 - 【請求項５】回転洗槽を回転自在に取付けた容器と、該
回転洗槽内に取り付けた攪拌器と、前記回転洗槽及び攪
拌器を駆動する可逆転電動機を備えた駆動手段とを具備
した衣類用洗濯機において、検出手段を具備する制御手
段が設けられて、回転洗槽をして衣類の洗濯サイクルに
おける回転相を開始せしめ、回転洗槽及びその内容物を
して危険速度を経由してこの危険速度より高い保持速度
まで加速すると共に、前記保持速度における速度を洗浄
液中の洗剤等の洗浄用添加材により惹起される泡の生成
を防止若しくは実質的に減少させ、泡の生成の条件が実
質的に排除されるまでの十分に長い期間にわたり保持
し、前記制御手段は、前記した十分な長さの期間の経過
後に回転洗槽をして最大回転速度より低い第２速度まで
加速するべく電動機を作動せしめ、前記検知手段は前記
所定の時間内に第２の速度が達成されたか否かを検出
し、第２の速度が達成されている場合は約10秒の期間前
記第２の速度を維持し、その後電動機を回転洗槽がその
最大回転速度まで加速されるべく制御手段を作動させ、
前記第２の速度に到達しない場合は制御手段は前記電動
機への通電を絶つべく作動することを特徴とする衣類用
洗濯機。 - 【請求項６】温水導入弁及び冷水導入弁を備え、前記制
御手段は温水導入弁の制御に関連して衣類の運動の制御
を行い、洗濯機の容器に温水を導入している間は衣類は
緩慢に移動されることを特徴とする特許請求の範囲５に
記載の衣類用洗濯機。 - 【請求項７】前記制御手段は温水導入弁が開放されてい
るときは電動機を励磁するべく配置されるスイッチ手段
を具備する特許請求の範囲６に記載の衣類用洗濯機。 - 【請求項８】前記制御手段は前記期間の後に回転洗槽を
その最大回転速度まで加速するに先立って250から350R.
P.M.の間の速度、好ましくは300R.P.Mの第２速度まで回
転洗槽を加速するべく電動機を駆動し、かつこの第２速
度を約10秒の期間保持することを特徴とする特許請求の
範囲５に記載の衣類用洗濯機。 - 【請求項９】前記電動機は低速及び高速捲線を有し、前
記制御手段は動力接続を低速捲線から高速捲線まで切り
換え、前記高速捲線への切り換えは加速に対する摩擦抵
抗が実質的に所定値以下のときのみ行われることを特徴
とする特許請求の範囲５に記載の衣類用洗濯機。 - 【請求項１０】攪拌器が所定の期間繰り返し的に作動さ
れる攪拌サイクルを再始動し、その後以下の： 回転洗槽を保持速度に至るまで加速させる； 保持速度を維持させる； 作動するべき電動機をして加速せしめる； センサをして検知動作を行わしてめる； この状態に到達後接触手段をして最大回転速度をと
らしめる； 接触手段をして電源の切り離しを行わせる； の動作の繰り返しを行わせる制御手段を具備する特許請
求の範囲５もしくは９に記載の衣類の洗濯機。 - 【請求項１１】回転洗槽を回転自在に取付けた容器と、
回転洗槽内に取り付けた攪拌器と、前期回転洗槽及び攪
拌器を駆動する可逆電動機を有した駆動手段とを有した
型の衣類用洗濯機の作動方法において、 （イ）回転洗槽をして衣類洗濯サイクルにおける回転相
を開始させる段階； （ロ）回転洗槽及びその内容物をして危険速度を経由し
てこの危険速度より高い保持速度まで加速する段階； （ハ）前記保持速度における速度を洗浄液中の洗剤等の
洗浄用添加材により惹起される泡の生成を防止若しくは
実質的に減少させ、泡の生成の条件が実質的に排除され
るまでの十分に長い期間にわたり保持する段階； （ニ）前記した十分な長さの期間の経過後に回転洗槽を
して最大回転速度より低い第２速度まで加速するべく電
動機へ増加された電力を印加する段階； （ホ）実質的に所定時間以内に前記第２速度が達成され
たか否かにより回転洗槽の速度を判定する段階； （ヘ）前記第２速度が達成されたとの判定の場合は約10
秒の期間前記第２の速度を維持し、その後電動機へ更に
大きな電力を印加して所望の期間最大回転速度を取らし
め、その後回転を停止する段階と、 （ト）前記第２速度が達成されないとの判定の場合は前
記の有効トルクにおいて前記第２の速度に到達しないと
して前記電動機への通電を絶つ段階と： から成ることを特徴とする洗濯機の作動方法。
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