JPH09248395A - 洗濯方法及び回転ドラム式全自動洗濯機 - Google Patents

洗濯方法及び回転ドラム式全自動洗濯機

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JPH09248395A
JPH09248395A JP8060686A JP6068696A JPH09248395A JP H09248395 A JPH09248395 A JP H09248395A JP 8060686 A JP8060686 A JP 8060686A JP 6068696 A JP6068696 A JP 6068696A JP H09248395 A JPH09248395 A JP H09248395A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウール、シルク等のドライマーク衣料を布傷
み、型くずれ、縮み等がないように洗濯できる回転ドラ
ム式全自動洗濯機を提供する。 【解決手段】洗濯機本体1内の水槽3内に水平方向に回
転できるように支持された回転ドラム8に上記洗濯機本
体の前面に設けた洗濯物投入口2より洗濯物46を投入
し、この洗濯物の洗濯行程を前半と後半の2行程に分け
て洗濯し、前半洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位
にするとともに回転ドラム8を第1の回転角度内で回転
させ、又、後半の洗濯行程では水槽内の水位を第1の水
位よりも高い第2の水位にするとともに上記回転ドラム
8を第1の回転角度よりも小さい第2の回転角度で回転
させて洗濯するようにしたものである。これによってウ
ール、シルク等のドライマーク衣料を布傷み、型くず
れ、縮みなく洗濯できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水槽内で水平に回転
する回転ドラムで洗濯物を洗濯するタイプの構造の回転
ドラム式全自動洗濯機に適用できる洗濯方法及びこの方
法を具現化した回転ドラム式全自動洗濯機に関するもの
であり、殊に、この発明ではウール又はシルク等の格別
ソフトな洗濯動作の必要なドライマーク衣料の洗濯に適
した洗濯方法及び回転ドラム式全自動洗濯機を提供する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の回転ドラム式全自動洗濯
機では、回転ドラムを水平軸を中心にして一定時間間隔
で正及び逆方向に反復回転させることにより、回転ドラ
ムの内周壁に突設した撹拌翼で洗濯物に対し「持ち上
げ」と「落下」の作用を繰り返し与え、洗濯する構造と
なっている。
【0003】しかし乍ら、このような洗濯動作では洗濯
物と撹拌翼の機械的な摩擦、更には洗濯物間の摩擦力に
より洗濯が良好に行われるが、ウールやシルク等の格別
ソフトな洗濯動作を必要とする洗濯物には適するもので
はなかった。そこで、従来の洗濯機の中には特公昭63
−12639号公報に記載されているように、回転ドラ
ムを一回転(360°)以内で正方向及び逆方向に交互
に反復回転させるものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、この従来
の全自動洗濯機では、洗濯動作中最初から最後まで、途
中定期的に洗濯物の上下位置を反転させる動作を実行し
ながら、回転ドラムを一定角度(90°乃至120°)
の範囲内で反復回転させ洗濯する構成となっていて、回
転ドラムの回転角度のみに捕らわれているに過ぎず、上
記ウールやシルクのようなソフトな洗濯動作を必要とす
る洗濯物には依然として好ましいものではなかった。
【0005】本発明は、このような従来の回転ドラム式
全自動洗濯機の問題点に着眼してなされたものであり、
一つの洗濯動作期間を前後の2工程に分け、各工程で水
位と回転ドラムの回転角度を異ならせることにより、上
記種類の洗濯物に最適な洗濯動作を実行できる洗濯方法
及び回転ドラム式全自動洗濯機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の洗濯方
法は、洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転できるよ
うに支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設
けた洗濯物投入口より洗濯物を投入し、この洗濯物の洗
濯行程を前半と後半の2行程に分けて洗濯し、前半洗濯
行程では水槽内の水位を第1の水位にするとともに回転
ドラムを1回転よりも小さな第1の回転角度内で回転さ
せ、又後半の洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位よ
りも高い第2の水位にするとともに上記回転ドラムを第
1の回転角度よりも小さい第2の回転角度で回転させて
洗濯するようにしたことを特徴としている。
【0007】この方法によれば、前半の洗濯行程では洗
濯物に速く、ムラナクなく均等に洗濯水を浸透させるこ
とができるとともに回転を最小限にしていることから洗
濯物に機械力が加わらないようにして洗浄力を高めてい
る。又、後半の洗濯行程では洗濯物を水中に浮遊させた
状態で洗濯を行うので洗濯物が回転ドラムの撹拌翼に接
触することが極端に少なくなり摩擦力を最小限に留める
ことができる。
【0008】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【0009】又、請求項2の発明の洗濯方法は、上記請
求項1の発明の洗濯方法において、上記第1の回転角度
を上記回転ドラム内の撹拌翼の取り付け角度の2乃至3
倍以内の角度とし、上記第2の回転角度を撹拌翼の取り
付け角度からその2倍以内の角度として回転ドラムを回
転させ洗濯物を洗濯するようにしたことを特徴としてい
る。
【0010】この方法においても、請求項1の発明と同
様に、前半の洗濯行程では洗濯物に速く、むらなく均等
に洗濯水を浸透させることができるとともに回転を最小
限にしていることから洗濯物に機械力が加わらないよう
にして洗浄力を高めている。又、後半の洗濯行程では洗
濯物を水中に浮遊させた状態で洗濯を行うので洗濯物が
回転ドラムの撹拌翼に接触することが極端に少なくなり
摩擦力を最小限に留めることができる。
【0011】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【0012】請求項3の発明の洗濯方法は、上記請求項
1の発明の洗濯方法において、上記前半の洗濯行程及び
後半の洗濯行程の夫々において回転ドラムの回転休止期
間を設け、この休止期間中に回転ドラムを微小駆動させ
て水槽内の水面を揺らすようにしたことを特徴としてい
る。
【0013】この方法によれば、回転ドラムの回転の休
止期間中に、回転ドラムに微小な駆動力が与えられて、
水槽内に波を発生させ、洗濯物に揉み洗いと同様な作用
を与えることができる。その結果、揉み洗いによって洗
濯物の洗濯効果を高めることができる上に、不要な泡の
希釈拡散を促進でき、洗濯に要する時間の短縮化を図る
ことができる。
【0014】請求項4の発明の洗濯方法は、洗濯機本体
内の水槽内に水平方向に回転できるように支持された回
転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設けた洗濯物投入口
より洗濯物を投入し、この洗濯物の洗濯行程を前半と後
半の2行程に分けて洗濯し、前半洗濯行程では水槽内の
水位を第1の水位にするとともに回転ドラムを第1の回
転角度で回転させ、又後半の洗濯行程では水槽内の水位
を第1の水位よりも高い第2の水位にするとともに上記
回転ドラムを第1の回転角度よりも小さい第2の回転角
度で回転させて洗濯するようにし、かつ上記後半の洗濯
行程終了後に行う脱水動作を上記回転ドラムを同一方向
に回転させて行う前後の動作に分け、後半の脱水動作を
前半の脱水動作時の回転速度より大きくして、標準コー
スの回転速度よりも低い回転速度で回転ドラムを回転さ
せて行うようにしたことを特徴としている。
【0015】この方法によれば、特に脱水動作におい
て、前半と後半の脱水動作を回転ドラムを同一方向に回
転させ、前半の脱水動作時には一気に回転を上げて洗濯
物と回転ドラム内面の摩擦を最小限に押えながら大部分
の水分を取り除き、又後半の脱水動作時には前半の脱水
動作時よりも高速で回転ドラムを回転させて、更に脱水
効果を高めることになる。その結果、脱水時に起こり勝
ちな洗濯物の解し作用がなくなり、洗濯物の布傷み、型
くずれ、縮み等がなく良好な洗濯ができる。
【0016】請求項5の発明の回転ドラム式全自動洗濯
機は、洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転できるよ
うに支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設
けた洗濯物投入口より洗濯物を投入して洗濯するように
したものにおいて、上記回転ドラムを回転させる駆動モ
ータに設けられ該駆動モータの回転に応じてパルスを発
生するタコメータと、該タコメータの出力するパルス数
より回転ドラムの回転角度を検出する回転角度検出手段
と、該回転角度検出手段より得られる信号に応じて上記
駆動モータの駆動を制御して上記回転ドラムを第1の回
転角度と該第1の回転角度より小さな第2の回転角度の
範囲内で回転させる回転制御手段と、水槽内の水位を第
1の水位と該第1の水位より高い第2の水位とに制御す
る水位制御手段を備え、上記洗濯物の洗濯行程の前半の
洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位にするとともに
回転ドラムを第1の回転角度の範囲内で回転させ、かつ
後半の洗濯行程では水槽内の水位を第2の水位とすると
ともに回転ドラムを第2の回転角度の範囲内で回転させ
るようにして洗濯行程を実行するようにしたことを特徴
としている。
【0017】この構成によれば、回転ドラムの回転角度
がタコメータの出力するパルス数により確実に検出する
ことができ、洗濯行程において回転ドラムの回転角度を
確実に制御できることとなる。又、水槽内の水位も確実
に制御できる。
【0018】その結果、前半の洗濯行程では洗濯物に速
く、むらなく均等に洗濯水を浸透させることができると
ともに回転を最小限にしていることから洗濯物に機械力
が加わらないようにして洗浄力を高めることができる。
又、後半の洗濯行程では洗濯物を水中に浮遊させた状態
で洗濯を行うので洗濯物が回転ドラムの撹拌翼に接触す
ることが極端に少なくなり摩擦力を最小限に留めること
ができる。
【0019】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
9に従って説明する。図1及び図2は本発明に係る洗濯
方法を具現化した回転ドラム式全自動洗濯機を示す正面
断面図及び側面断面図である。
【0021】これらの図において、1は洗濯機本体であ
り、前面に洗濯物投入口2を設けている。3はこの洗濯
機本体1内に支持杆5にて弾力的に支持された水槽であ
り、前面に設けた開口4を洗濯物投入口枠6を介して上
記本体1の洗濯物投入口2に連通されている。上記洗濯
物投入口枠6は弾性部材で形成されており、ドア7が上
記洗濯物投入口6を閉じたとき、この投入口6を密閉す
るようになっている。
【0022】8は周壁面に多数の小口81,…を有する
とともに前面に上記開口4に連通する開口9を有する筒
体からなる回転ドラムであり、上記水槽3と複管構造に
なるように水槽3内に配置され、該水槽3の後壁に水平
に回転可能に支持された回転軸10に、その後壁面を以
て支持されている。この回転ドラム8の内壁面には周方
向に等間隔の位置に3個の撹拌翼82が設けられてい
る。
【0023】上記回転軸10の水槽外の端部にはプーリ
ー11が固着され、ベルト12を介して駆動モータ13
の回転を受けるようになっている。14は給水管15に
接続された給水弁、16は洗剤ケースであり、給水弁1
4の開放により給水パイプ17を介して水道水が供給さ
れると収容した洗剤を溶かし給水パイプ18を介して水
槽3に流し込むようになっている。19は一端を水槽3
の底部に連通した排水パイプであり、管路途中に糸屑フ
ィルタ20と排水ポンプ21を設けている。
【0024】22は上端と下端で上記水槽3に連通され
た乾燥用循環ダクトであり、その途中に乾燥用ユニット
23を設けている。この乾燥用ユニット23は周知のも
ので、内部に図示していないが送風機とヒータを備え、
乾燥行程時に、送風機を駆動することによって水槽3と
乾燥用循環ダクト22間に空気循環ループを形成し、こ
のループを流れる空気をヒータで加熱して洗濯物を乾燥
させ、洗濯物より捕った水分を機外に放出する構成とな
っている。
【0025】24は上記駆動モータ13の回転に同期し
てパルスを出力するタコメータであり、本実施形態で
は、駆動モータの1回転につき16個のパルスを出力す
るようになっている。従って、駆動モータ13と上記プ
ーリー11の径比が1:12ならば回転ドラム8の1回
転で192個(16×12=192)のパルスを出力す
る。
【0026】25は本体1の前面上部に設けられた操作
パネルであり、図3に示すように操作スイッチ部26と
表示部27とからなり、スイッチ部26は電源スイッチ
28、スタートスイッチ29、コーススイッチ30、乾
燥スイッチ31、洗濯スイッチ32、予約スイッチ33
及び水温スイッチ34を備えている。
【0027】又、表示部27は水温、残り時間、予約時
間等を表示する時間表示部35、洗い、すすぎ、脱水、
乾燥及び送風の一連の洗濯モードのステップを示す洗濯
モード表示部36と、標準、念入り、スピード、ドラ
イ、及び毛布の各コースを示すコース表示部37を備え
ている。
【0028】38は水位センサー、39は循環ポンプで
ある。40は上記操作パネル25の内面側に設けられた
制御回路であり、該制御回路40は図4に示すように操
作スイッチ部26、タコメータ24、水位スイッチ38
及びドアスイッチ(図示せず)等の入力部43及びブザ
ーを含む表示部27からの信号を得て各種演算並びに記
憶動作を実行するマイクロコンピュータ(以下マイコン
と云う)41と、該マイコン41の指令に従って上記駆
動モータ13、給水弁14、排水ポンプ21、乾燥ユニ
ット23、及び循環ポンプ39等の負荷を駆動するドラ
イブ回路42からなっている。又、この制御回路40は
電源部43、電源スイッチ回路44を介して商用電源用
コネクタ45に接続されている。
【0029】本発明の回転ドラム式全自動洗濯機は上述
のように構成されるものであり、以下にドライコースの
作用について図5、図6、図7、図8及び図9を使用し
て説明する。まず、ドア7を開けて洗濯物投入口2より
ウール等のドライ洗いの必要な洗濯物46を回転ドラム
8内に投入する。その上で、電源スイッチ28をONす
るとともにコーススイッチ30でドライコースを選択
し、スタートスイッチ29をONする。
【0030】すると、マイコン41の指令に従って、給
水弁14が開放(ON)され、給水管15からの水道水
が洗剤ケース16の洗剤を溶かして水槽3内に給水され
る。この給水に伴う水位は水位センサー38にて検出さ
れ、前半の洗濯行程に必要な第1の水位(低水位)に到
達すると、マイコン41は水位センサー38からの信号
を判断して給水弁14を閉成(OFF)する。この状態
では、水槽3内の水位は図5に示すようにIとなり洗濯
物46は洗濯水上に半分浮いた状態となっている。この
場合、マイコン41は水位センサー38とともに水位制
御手段を形成している。
【0031】次いで、マイコン41は循環ポンプ39を
駆動(ON)するとともに駆動モータ13を駆動し、低
水位による前半の洗濯行程に入る。この洗濯行程では回
転ドラム8が駆動モータ13の駆動により上記撹拌翼8
2の取り付け角度の2乃至3倍以内の範囲の角度で正及
び逆方向に低速回転(10乃至50rpm)される。
【0032】本発明ではこの回転ドラム8の回転を実現
するために、タコメータ24の出力するパルスを利用
し、このパルス数に基づいて回転ドラム8の回転角度を
検出する回転角度検出手段と、この回転角度検出手段の
信号に基づいて回転ドラム8を回転制御する回転制御手
段を上記マイコン41及びその周辺回路にて構成してい
る。
【0033】即ち、上述したように本例では駆動モータ
13の1回転の間にタコメータ24が16個のパルスを
出力し、又駆動モータ13のプーリーと回転ドラム8の
プーリー11との直径比を1:12としていることか
ら、回転ドラム8の1回転当りのタコメータのパルス数
が192個(16×12)、撹拌翼82の取り付け角度
120°当たりのパルス数が64個となる。
【0034】従って、上記回転角度検出手段は、このパ
ルス数を計算することによって回転ドラム8の回転角度
を検出し、又、上記回転制御手段はこの回転角度検出手
段からの信号に基づいて上記駆動モータ13を制御し
て、上記取り付け角度の2乃至3倍の角度の範囲内(パ
ルス数で128乃至192個の範囲内)で回転ドラム8
を正及び逆方向に反復回転させている(図6)。
【0035】このとき、水槽3内の水位が低いことから
回転ドラム8の回転に基づく撹拌翼82の作用により、
洗濯物46に機械的に大きな力が加わり、布傷みや縮み
の原因となる惧れがあることから、この点を考慮する必
要がある。
【0036】そこで本発明では、前半洗濯行程におい
て、例えば、回転2秒、休止28秒と言うように回転ド
ラムの回転に休止期間を取っている。しかも、前半洗濯
行程ではこの28秒の休止期間中に水槽3内の水位変化
を監視し、水位が安定した時に駆動モータ13を短時間
動かして水槽内の水流に変化を発生させて水面を揺ら
し、この水面の波による揉み洗いによって洗濯効果を向
上させている。
【0037】以上のような、撹拌翼82の取り付け角度
の2乃至3倍の範囲内で回転ドラムを回転させる前半洗
濯行程では、洗濯物46は十分な洗濯水が浸透し、水面
下に沈んだ状態となる。このような揉み洗いを含む休止
期間と回転ドラムの所定の回転角度内での回転動作を前
半洗濯行程の設定時間中繰り返し行う。
【0038】この前半洗濯行程が終了すると、マイコン
41は一旦駆動モータ13の駆動を停止して、プログラ
ムを後半洗濯行程に移行させるべく、先ず、再度給水弁
14をONして水槽3内に給水を再開する。そして、水
位が後半洗濯行程に適した図7に示す第2の水位II(上
記第1の水位より高い)に達すると、マイコン41は水
位センサー38の信号を受けて給水弁14をOFFす
る。この高水位IIの状態では図に示すように洗濯物46
は水面下に浮いており、回転ドラム8が回転しても洗濯
物46が撹拌翼82(点線で示す撹拌翼頂点の回転奇跡
参照)に接触しない状態となっている。
【0039】次にマイコン41は上記給水弁14のOF
Fを検知すると上記駆動モータ13を再駆動して後半洗
濯行程に入る。この後半洗濯行程における駆動モータ1
3の駆動制御は上記前半洗濯行程とは異なる。即ち、後
半洗濯行程では上記回転角度検出手段と回転制御手段の
動作により回転ドラム8を最小限の回転角度(撹拌翼8
2の取り付け角度(120°)からその2倍の角度範囲
内)で反復回転させるように駆動モータ13を回転させ
る。
【0040】従って、この最小限の回転角度内での回転
ドラムの反復回転は、それに伴う撹拌翼82の回転で水
槽3内に水流を発生させるが、その水流は洗濯物46が
撹拌翼82に接触する前に弱まるため、洗濯物46は水
槽内で回転するものの摩擦力の影響を最小限に留めるこ
とができる。
【0041】又、この後半洗濯行程においても洗濯物4
6に機械的に大きな力が加わって布傷みや縮みが発生す
るのを防止するために、上記前半洗濯行程と同様に回転
ドラムの回転に休止期間を取るとともにこの休止時間中
に水槽3内の水位変化を監視し、水位が安定した時に駆
動モータ13を短時間微小運転して水槽内に波を発生さ
せ、この波による揉み洗い効果によって洗浄力を高めて
いる。又、この揉み洗いにより不要な泡の希釈拡散をも
実行している。
【0042】以上のような揉み洗いを含む休止期間と回
転ドラムの最小限の回転角度内での回転動作を後半洗濯
行程の設定時間中繰り返し行う。そして、設定時間が経
過するに至ると、マイコン41は後半洗濯行程の終了を
認識して、プログラムを次の中間脱水行程に進める。こ
の中間脱水行程では、先ず排水ポンプ21をONして水
槽3内の水の排水を開始するとともにこれと同時に循環
ポンプ39の動作を停止(OFF)させる。
【0043】そして、排水の完了を検知すると、マイコ
ン41は駆動モータ13を低速駆動して回転ドラム8を
所定時間低速回転させ(低速脱水)、次いで駆動モータ
13を高速駆動して回転ドラム8を高速回転させ(高速
脱水)て、脱水動作を行う。高速脱水の時間が経過する
と、マイコン41は駆動モータ13、排水ポンプ21の
駆動をOFFして、中間脱水行程を終了する。
【0044】尚、本発明のような回転ドラム式全自動洗
濯機では、通常洗濯物の偏りを防止するために回転ドラ
ムを比較的低速で正及び逆方向に回転させ、回転ドラム
内の洗濯物を撹拌翼で解しながら脱水を行うが、この方
法では回転ドラムの回転方向の切り換え時等に選択物が
撹拌翼に強く当り、布傷み、型くずれ或いは縮みが発生
する惧れがある。
【0045】本発明では、洗濯物がドライマーク衣料を
対象にしていることから、上記のように回転ドラムの一
方向のみによる低速脱水と高速脱水を順次行うことによ
って、先ず低速脱水で洗濯物に含まれる大部分の水分を
取り除いてアンバランス量を少なくし、その後高速脱水
で回転を上げることにより、洗濯物と回転ドラムの摩
擦、衝突を最小限に抑えている。尚、上記高速脱水の回
転ドラム8の回転速度は標準コースの回転速度を1/2
で行っている。
【0046】中間脱水行程が終了すると、マイコン41
は洗い行程が終了したものと判断し、プログラムを次の
すすぎ行程に進め、給水弁14をONして水槽3に給水
する。本例ではこのすすぎ行程における水位を上記洗い
行程の後半洗濯行程時の高水位と同一水位にしているか
ら、かかる高水位IIに達すると給水弁14をOFFし、
循環ポンプ39を再度ONして水槽内の水を循環させ
る。そして、このすすぎ行程では回転ドラム8を上記後
半洗濯行程の時と同様に休止期間を含めながら最小限の
回転角度で回転させ、微小回転を繰り返し行う(すすぎ
動作実行)。
【0047】すすぎ行程中のこの微小回転の繰り返しに
より、絶えず水面に波を発生させ、洗剤の残留による泡
立ちを拡散希釈することができるとともにすすぎ性能が
良くなり、洗濯終了後に回転ドラム8内に泡が残留する
のを防止できる。以上のような回転ドラムの微小回転に
よるすすぎ動作の時間が経過すると、プログラムは中間
脱水の行程に入る。この脱水モードでは上記洗い行程後
の中間脱水行程において実行さていた高速脱水が行われ
ず回転ドラムの一方向のみによる低速脱水のみが行われ
る。
【0048】次いで、マイコン41はプログラムを最終
すすぎ行程に進め、上記すすぎ行程における中間脱水行
程に至るまでのすすぎ動作と同一動作を実行する。そし
て、この終了すすぎ行程が終了するに至ると、マイコン
41はプログラムを次の最終脱水行程に進め、最終脱水
を実行する。この脱水行程は上記洗い行程において実行
された中間脱水行程と全く同じ動作である。以上が本発
明におけるドライマーク衣料の洗濯行程から最終脱水行
程までの一連の動作フローである。
【0049】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の洗濯方
法は、洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転できるよ
うに支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設
けた洗濯物投入口より洗濯物を投入し、この洗濯物の洗
濯行程を前半と後半の2行程に分けて洗濯し、前半洗濯
行程では水槽内の水位を第1の水位にするとともに回転
ドラムを1回転よりも小さな第1の回転角度内で回転さ
せ、又後半の洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位よ
りも高い第2の水位にするとともに上記回転ドラムを第
1の回転角度よりも小さい第2の回転角度で回転させて
洗濯するようにしたことを特徴とする洗濯方法である。
【0050】この方法によれば、前半の洗濯行程では洗
濯物に速く、むらなく均等に洗濯水を浸透させることが
できるとともに回転を最小限にしていることから洗濯物
に機械力が加わらないようにして洗浄力を高めることが
できる。又、後半の洗濯行程では洗濯物を水中に浮遊さ
せた状態で洗濯を行うので洗濯物が回転ドラムの撹拌翼
に接触することが極端に少なくなり摩擦力を最小限に留
めることができる。
【0051】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【0052】又、請求項2の発明の洗濯方法は、上記請
求項1の発明の洗濯方法において、上記第1の回転角度
を上記回転ドラム内の撹拌翼の取り付け角度の2乃至3
倍以内の角度とし、上記第2の回転角度を撹拌翼の取り
付け角度からその2倍以内の角度として回転ドラムを回
転させ洗濯物を洗濯するようにした洗濯方法である。
【0053】この方法においても、請求項1の発明と同
様に、前半の洗濯行程では洗濯物に速く、むらなく均等
に洗濯水を浸透させることができるとともに回転を最小
限にしていることから洗濯物に機械力が加わらないよう
にして洗浄力を高めている。又、後半の洗濯行程では洗
濯物を水中に浮遊させた状態で洗濯を行うので洗濯物が
回転ドラムの撹拌翼に接触することが極端に少なくなり
摩擦力を最小限に留めることができる。
【0054】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【0055】請求項3の発明の洗濯方法は、上記請求項
1の発明の洗濯方法において、上記前半の洗濯行程及び
後半の洗濯行程の夫々において回転ドラムの回転休止期
間を設け、この休止期間中に回転ドラムを微小駆動させ
て水槽内の水面を揺らすようにした洗濯方法である。
【0056】従って、この方法によれば、回転ドラムの
回転の休止期間中に、回転ドラムに微小な駆動力が与え
られて、水槽内の水に波を発生させ、洗濯物に揉み洗い
と同様な作用を与えることができ、揉み洗いによって洗
濯物の洗濯効果を高めることができる上に、不要な泡の
希釈拡散を促進でき、洗濯に要する時間の短縮化を図る
ことができる。
【0057】請求項4の発明の洗濯方法は、洗濯機本体
内の水槽内に水平方向に回転できるように支持された回
転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設けた洗濯物投入口
より洗濯物を投入し、この洗濯物の洗濯行程を前半と後
半の2行程に分けて洗濯し、前半洗濯行程では水槽内の
水位を第1の水位にするとともに回転ドラムを第1の回
転角度内で回転させ、又後半の洗濯行程では水槽内の水
位を第1の水位よりも高い第2の水位にするとともに上
記回転ドラムを第1の回転角度よりも小さい第2の回転
角度で回転させて洗濯するようにし、かつ上記後半の洗
濯行程終了後に行う脱水動作を上記回転ドラムを同一方
向に回転させて行う前後の動作に分け、後半の脱水動作
を前半の脱水動作時の回転速度より大きくて、標準コー
スの回転速度よりも低い回転速度で回転ドラムを回転さ
せて行うようにした洗濯方法である。
【0058】従って、この方法によれば、特に脱水動作
において、前半と後半の脱水動作を回転ドラムを同一方
向に回転させ、前半の脱水動作時には一気に回転を上げ
て洗濯物と回転ドラム内面の摩擦を最小限に抑えながら
大部分の水分と取り除き、又後半の脱水動作時には前半
の脱水動作時よりも高速で回転ドラムを回転させて、更
に脱水効果を高めることになる。その結果、脱水時に起
こり勝ちな洗濯物の解し作用がなくなり、洗濯物の布傷
み、型くずれ、縮み等がなく良好な洗濯ができる。
【0059】請求項5の発明の回転ドラム式全自動洗濯
機は、洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転できるよ
うに支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前面に設
けた洗濯物投入口より洗濯物を投入して洗濯するように
したものにおいて、上記回転ドラムを回転させる駆動モ
ータに設けられ該駆動モータの回転に応じてパルスを発
生するタコメータと、該タコメータの出力するパルス数
より回転ドラムの回転角度を検出する回転角度検出手段
と、該回転角度検出手段より得られる信号に応じて上記
駆動モータの駆動を制御して上記回転ドラムを第1の回
転角度と該第1の回転角度より小さな第2の回転角度の
範囲内で回転させる回転制御手段と、水槽内の水位を第
1の水位と該第1の水位より高い第2の水位とに制御す
る水位制御手段を備え、上記洗濯物の洗濯行程の前半の
洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位にするとともに
上記回転ドラムを第1の回転角度の範囲内で回転させ、
かつ後半の洗濯行程では水槽内の水位を第2の水位とす
るとともに回転ドラムを第2の回転角度の範囲内で回転
させるようにして洗濯行程を実行するようにした構成で
ある。
【0060】この構成によれば、回転ドラムの回転角度
がタコメータの出力するパルス数により確実に検出する
ことができ、洗濯行程において回転ドラムの回転角度を
確実に制御できることとなる。又、水槽内の水位も確実
に制御できる。
【0061】従って、前半の洗濯行程では洗濯物に速
く、むらなく均等に洗濯水を浸透させることができると
ともに回転を最小限にしていることから洗濯物に機械力
が加わらないようにして洗浄力を高めることができる。
又、後半の洗濯行程では洗濯物を水中に浮遊させた状態
で洗濯を行うので洗濯物が回転ドラムの撹拌翼に接触す
ることが極端に少なくなり摩擦力を最小限に留めること
ができる。
【0062】従って、洗濯物がウールやシルク等のドラ
イマーク衣料であっても、布傷みや縮み等なく最適の洗
濯効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の概略正面断面図である。
【図2】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の概略側面断面図である。
【図3】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の操作パネルを示す図である。
【図4】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機における制御回路を示すブロック的電
気回路図である。
【図5】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の前半洗濯行程において回転ドラムが
停止している状態を示す図である。
【図6】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の前半洗濯行程において回転ドラムが
約120°回転した状態を示す図である。
【図7】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の後半洗濯行程において回転ドラムが
停止している状態を示す図である。
【図8】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機の後半洗濯行程において回転ドラムが
微小駆動されている状態を示す図である。
【図9】本発明にかかる洗濯方法を具現化した回転ドラ
ム式全自動洗濯機でドライマーク衣料の洗濯物を洗濯す
る動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 洗濯物投入口 3 水槽 8 回転ドラム 13 駆動モータ 14 給水弁 24 タコメータ 38 水位センサー 39 排水ポンプ 40 制御回路 41 マイコン 46 洗濯物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転で
    きるように支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前
    面に設けた洗濯物投入口より洗濯物を投入し、この洗濯
    物の洗濯行程を前半と後半の2行程に分けて洗濯し、前
    半洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位にするととも
    に回転ドラムを第1の回転角度内で回転させ、又後半の
    洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位よりも高い第2
    の水位にするとともに上記回転ドラムを第1の回転角度
    よりも小さい第2の回転角度で回転させて洗濯するよう
    にしたことを特徴とする洗濯方法。
  2. 【請求項2】上記第1の回転角度を上記回転ドラム内の
    撹拌翼の取り付け角度の2乃至3倍以内の角度とし、上
    記第2の回転角度を撹拌翼の取り付け角度からその2倍
    以内の角度として回転ドラムを回転させ洗濯物を洗濯す
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の洗濯方
    法。
  3. 【請求項3】上記前半洗濯行程及び後半洗濯行程の夫々
    において回転ドラムの回転休止期間を設け、この休止期
    間中に回転ドラムを微小駆動させて水槽内の水面を揺ら
    すようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の洗濯方法。
  4. 【請求項4】洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転で
    きるように支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前
    面に設けた洗濯物投入口より洗濯物を投入し、この洗濯
    物の洗濯行程を前半と後半の2行程に分けて洗濯し、前
    半洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位にするととも
    に回転ドラムを第1の回転角度で回転させ、又後半の洗
    濯行程では水槽内の水位を第1の水位よりも高い第2の
    水位にするとともに上記回転ドラムを第1の回転角度よ
    りも小さい第2の回転角度で回転させて洗濯するように
    し、かつ上記後半の洗濯行程終了後に行う脱水動作を上
    記回転ドラムを同一方向に回転させて行う前後の動作に
    分け、後半の脱水動作を前半の脱水動作時の回転速度よ
    り大きくて、標準コースの回転速度よりも低い回転速度
    で回転ドラムを回転させて行うようにしたことを特徴と
    する洗濯方法。
  5. 【請求項5】洗濯機本体内の水槽内に水平方向に回転で
    きるように支持された回転ドラムに上記洗濯機本体の前
    面に設けた洗濯物投入口より洗濯物を投入して洗濯する
    ようにしたものにおいて、上記回転ドラムを回転させる
    駆動モータに設けられ該駆動モータの回転に応じてパル
    スを発生するタコメータと、該タコメータの出力するパ
    ルス数より回転ドラムの回転角度を検出する回転角度検
    出手段と、該回転角度検出手段より得られる信号に応じ
    て上記駆動モータの駆動を制御して上記回転ドラムを第
    1の回転角度と該第1の回転角度より小さな第2の回転
    角度の範囲内で回転させる回転制御手段と、水槽内の水
    位を第1の水位と該第1の水位より高い第2の水位とに
    制御する水位制御手段を備え、上記洗濯物の洗濯行程の
    前半の洗濯行程では水槽内の水位を第1の水位にすると
    ともに回転ドラムを第1の回転角度の範囲内で回転さ
    せ、かつ後半の洗濯行程では水槽内の水位を第2の水位
    にするとともに回転ドラムを第2の回転角度の範囲内で
    回転させるようにして洗濯行程を実行するようにしたこ
    とを特徴とする回転ドラム式全自動洗濯機。
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