JP7085377B2 - 洗濯機 - Google Patents

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本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば、水槽内に脱水槽を兼用する洗濯槽を垂直軸回りに回転可能に設けたいわゆる縦軸型の洗濯機においては、洗濯槽の外周面や水槽の内面といったユーザにとって見えにくい場所に、汚れや洗剤カスが付着する問題がある。そのような汚れを放置しておくと、黒カビ等が発生し、においの発生や衣類への再付着といった問題が生ずる。そこで、従来、洗濯槽(回転槽)の外面に親水性能膜を設けると共に、洗濯運転の行程において、最終すすぎ行程の終了後(排水後)に、洗濯槽の外面を洗浄する洗浄行程を実行し、その後、最終脱水行程に移行することが提案されている(例えば特許文献1参照)。この洗浄行程は、水槽内にバランスリングの近傍まで貯水した状態で、洗濯槽を高速回転させることにより行われ、所定時間の経過後、洗濯槽の回転が停止され、排水が行われる。
特開2015-47233号公報
しかしながら、上記の洗浄行程では、洗濯槽の洗浄に寄与された水(洗浄水)が、洗濯槽の回転停止時に洗濯槽の下部に溜り、洗濯槽内の衣類がその洗浄水に浸かってしまうことになる。そのため、洗浄水中に含まれていた汚れが、洗濯槽内の衣類に再付着してしまう虞があった。
そこで、槽洗浄を自動で行うことができながら、洗濯槽内の衣類に対する汚れの再付着を効果的に防止することができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、水槽と、前記水槽の内部に設けられ衣類が収容される洗濯槽と、前記洗濯槽内から排水を行う排水機構と、前記洗濯槽を回転駆動する駆動機構と、前記各機構を制御して洗い、すすぎ、脱水の行程を実行する制御装置とを備え、前記制御装置は、前記すすぎ行程中に、ためすすぎとその後の排水との間に、前記洗濯槽内に所定水位の水が残存している状態で、前記洗濯槽を目標回転数まで加速回転させる加速区間、及び、前記排水機構による排水を行いながら該洗濯槽を目標回転数から減速回転させていく減速区間を含む残水脱水動作を実行可能であると共に、前記残水脱水動作を行わない通常の脱水行程を実行可能であり、前記減速区間における減速度合いを、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくする。
第1の実施形態を示すもので、洗濯機の構成を概略的に示す縦断側面図 電気的構成を概略的に示す図 制御装置が実行するすすぎ行程における制御状態を示す図 第2の実施形態を示すもので、制御装置が実行するすすぎ行程における制御状態を示す図 第3の実施形態を示すもので、布質及び布量に応じた減速区間の実行時間の一覧を示す図 第4の実施形態を示すもので、排水能力に応じた減速区間の加算時間の一覧を示す図
以下、いわゆる縦軸型の洗濯機に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、複数の実施形態間で、同一部分には同一符号を付して新たな図示や繰り返しの説明を省略する。
(1)第1の実施形態
図1から図3を参照して第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機1の内部構成を概略的に示しており、まず、洗濯機1の全体構成について述べる。ここで、洗濯機1は、例えば鋼板から全体として矩形箱状に構成された外箱2の上部に、合成樹脂製のトップカバー3を備えている。
前記外箱2内には、洗濯水を溜めることが可能な水槽4が、周知構成の弾性吊持機構5により弾性的に吊り下げ支持されて設けられている。前記水槽4の底部には、排水口6が形成されている。この排水口6には、電子制御式の排水弁7を備えた排水路8が接続されている。排水弁7などから排水機構が構成されている。尚、詳しく図示はしないが、水槽4の底部にはエアトラップが設けられ、このエアトラップに接続されたエアチューブを介して、水槽4(洗濯槽10)内の水位を検出する水位センサ9(図2参照)が設けられている。また、排水路8には排水ホース等が接続され、外部への排水が行われる。
前記水槽4内には、脱水槽を兼用する縦軸型の洗濯槽10が回転可能に設けられている。この洗濯槽10は、有底円筒状をなし、その周壁部には、多数個の脱水孔10aが形成されている。この洗濯槽10の上端部には、例えば液体封入形の回転バランサ11が取付けられている。また、洗濯槽10の内底部には、撹拌体としてのパルセータ12が配設されている。洗濯槽10内には、図示しない衣類が収容されるようになっており、衣類の洗い、すすぎ、脱水等の行程からなる洗濯運転が行われる。
前記水槽4の上部には、水槽カバー13が装着されている。この水槽カバー13には、ほぼ中央部に洗濯物出し入れ用の開口部13aが設けられていると共に、その開口部13aを開閉する内蓋14が取付けられている。更に、水槽カバー13の後部寄り部分には、後述する給水機構により、水槽4内に給水を行うための給水口20が設けられている。尚、前記水槽4の背壁部の上部には、洗濯槽10の最高水位よりも高い位置に、溢水口4aが設けられている。水槽4の外側には、溢水口4aに連続し該溢水口4aから溢れた水を排出するための溢水ホース22が設けられている。詳しく図示はしないが、溢水ホース22の先端部は、前記排水路8に接続されている。
そして、前記水槽4の外底部には、周知構成の駆動機構15が配設されている。詳しい図示及び説明は省略するが、この駆動機構15は、例えばアウタロータ形のDC三相ブラシレスモータからなる洗濯機モータ16(図2参照)、中空の槽軸18、該槽軸18を貫通する撹拌軸19、前記洗濯機モータ16の回転駆動力をそれら軸18、19に選択的に伝達するクラッチ機構17(図2参照)等を備えている。前記槽軸18の上端には、前記洗濯槽10が連結されており、前記撹拌軸19の上端には、前記パルセータ12が連結されている。尚、図2にのみ示すように、駆動機構15には、前記洗濯機モータ16の回転位置(ひいては回転数)を検知する回転センサ31や、洗濯機モータ16に流れる電流を検知する電流センサ32も設けられている。
前記クラッチ機構17は、例えばソレノイドを駆動源とした周知構成を備えており、コンピュータを主体として構成された制御装置21により切替え制御される。周知のように、クラッチ機構17は、洗濯槽10を回転自在にして、洗濯機モータ16の回転力を前記槽軸18及び撹拌軸19の双方に伝達する状態と、洗濯槽10を水槽4に対し固定状態にロックして、洗濯機モータ16の回転力を撹拌軸19のみに伝達する状態とを切替える。このとき、洗濯機モータ16は洗濯槽10(及びパルセータ12)をダイレクトに駆動し、洗濯機モータ16の回転数が洗濯槽10の回転数と等しくなる。尚、洗濯槽10を固定状態にロック・ロック解除する機構は、歯部同士のかみ合いにより連結・切離しを行うので、洗濯槽10の回転方向の抵抗が少ない(スムーズに回る)方がクラッチの切替えがしやすい構造となっている。
これにて、駆動機構15は、クラッチ機構17により、洗い時及びすすぎ時(洗い行程)には洗濯槽10の固定(停止)状態で、洗濯機モータ16の駆動力を、撹拌軸19を介してパルセータ12に伝達してパルセータ12を直接正逆回転駆動する。また、駆動機構15は、脱水時(脱水行程)等には、クラッチ機構17により、槽軸18と撹拌軸19との連結状態で、洗濯機モータ16の駆動力を槽軸18を介して洗濯槽10に伝達し、洗濯槽10(及びパルセータ12)を一方向に高速で直接回転駆動するようになっている。尚、前記制御装置21(電子ユニット)は、外箱2内の後壁下部に設けられている。
前記トップカバー3は、下面が開口すると共に、その上面が前方に向けて下降傾斜するような薄形の中空箱状をなすと共に、その中央部には、前記洗濯槽10の上方(水槽カバー13の開口部13aの上方)に位置して、ほぼ円形の洗濯物の出入口3aが形成されている。トップカバー3の上面には、全体として矩形パネル状をなし、前記出入口3aを開閉するための蓋23が設けられている。
また、このトップカバー3の上面の前辺部には、横長形状の操作パネル24が設けられている。詳しく図示はしないが、この操作パネル24は、ユーザが洗濯機1に対する電源の入り切りや各種の設定・指示等を行うための操作部や、必要な表示を行う表示部等を備えて構成されている。このとき、洗濯機1には、標準コースの他に、毛布コース、スピードコース、念入りコースなどの複数の自動運転のコースが設けられており、ユーザは操作パネル24を操作して実行したい洗濯コースを設定することが可能となっている。
前記トップカバー3の後部には、給水源この場合水道から供給される水を、給水経路を通して水槽4(洗濯槽10)内に給水するための給水機構25が設けられている。この給水機構25は、接続口26、給水弁27、注水ケース28、給水ホース29等を備える。そのうち接続口26は、図示しない水道の蛇口に接続された接続ホースの先端部が接続される。前記給水弁27は、電磁的に開閉動作する開閉弁からなり、前記制御装置21により制御される。また、給水ホース29の先端部が前記水槽カバー13の給水口20に接続されている。
これにて、給水弁27が開放されることにより、水が注水ケース28及び給水ホース29を順に通って、給水口20から水槽4内に供給される。尚、図示はしないが、注水ケース28内には引出し式の洗剤収容部等が設けられ、洗剤収容部に洗剤が収容されている場合には、その洗剤を溶かしながら給水が行われる。
図2は、上記した制御装置21を中心とした、洗濯機1の電気的構成を概略的に示している。制御装置21は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを主体として構成され、洗濯機1全体を制御して洗濯運転の各行程を実行する。この制御装置21は、前記操作パネル24からの操作信号が入力されると共に、操作パネル24の各表示部の表示を制御する。また、制御装置21には、前記水位センサ9の検知した洗濯槽10内の水位検知信号が入力されると共に、前記回転センサ31、電流センサ32からの検知信号が入力される。
制御装置21は、前記洗濯機モータ16、クラッチ機構17を駆動制御すると共に、前記給水弁27、排水弁7を制御する。以上の構成により、制御装置21は、操作パネル24におけるユーザの洗濯コースの設定操作等に応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機1の各機構を制御する。例えば周知の自動運転のコースにあっては、洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転を実行する。この場合、すすぎ行程では、例えば脱水すすぎ(中間脱水)動作とためすすぎ動作とが順に実行される。ためすすぎ動作の後に、排水動作が行われて最終の脱水行程に移行する。
尚、自動運転のコースを実行するにあたっては、制御装置21は、運転開始時に、洗濯槽10内の衣類の布量検知動作、及び、衣類の布質判定動作を実行する。布質判定動作は、衣類が主として綿製品からなっているか、化繊製品からなっているかを判別する。そして、それら布量検知動作及び布質判定動作の結果に基づいて、洗いやためすすぎ時の水位が複数段階(例えば15、20、30、40、50、60リットルの6段階)で設定されると共に、各行程の実行時間、水流の強さ等が自動設定される。洗濯槽10内への給水制御は、水位センサ9の水位検知に基づいて行われる。
このとき、前記布量検知動作は、周知のように、水槽4に対する給水前の状態で、駆動機構15によりパルセータ12を短時間だけ回転駆動し、その時に洗濯機モータ16に流れる電流を電流センサ32により検出することに基づいて行われる。また、前記布質判定動作は、水槽4内に布質検知水位まで給水を行った状態で、駆動機構15によりパルセータ12を短時間だけ回転駆動し、回転センサ31により洗濯機モータ16の回転速度を検出し、判定テーブルと比較することに基づいて行われる。従って、制御装置21、電流センサ32、回転センサ31等から、布量検知手段及び布質検知手段が構成される。
さて、本実施形態では、次の動作説明(図3の説明)で詳述するように、制御装置21は、主としてそのソフトウエア構成により、前記すすぎ行程中に、ためすすぎとその後の排水との間に、槽洗浄のための残水脱水動作を実行する。この場合、ためすすぎ後の排水時において、洗濯槽10(水槽4)内が所定水位(例えば25リットル)となった状態で、排水が停止される。残水脱水動作は、洗濯槽10内に所定水位の水が残存している状態で開始される。
残水脱水動作においては、洗濯槽10の回転を開始し、目標回転数(例えば150rpm)まで加速回転させる加速区間、洗濯槽10を目標回転数の一定速度で一定時間(例えば30秒)回転させる定速区間、洗濯槽10を目標回転数から減速回転させていき停止させる減速区間が順に実行される。このとき、定速区間の後半部において、排水弁7が開放されるようになっており、前記減速区間は、排水機構による排水を行いながら実行される。これにより、残水脱水動作の終了時には、洗濯槽10内の水位はリセット水位近く(パルセータ12以下の水位)まで低下する。
本実施形態では、前記残水脱水動作の加速区間においては、通常の脱水行程と同様に速やかに加速を行い、例えば、洗濯槽10を、回転速度0から目標回転数(150rpm)まで数秒(5秒程度)で加速する。そして、上記減速区間においては、減速度合いを、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくする。本実施形態では、洗濯槽10を目標回転数(150rpm)から停止するまで、30~40秒程度かけて徐々に減速する。尚、残水脱水動作終了後は、一定時間の排水動作が継続した後、最終の脱水行程に移行する。
次に、上記構成の洗濯機1の動作について、主として図3を参照して述べる。図3は、制御装置21が実行する、ためすすぎ行程の終盤からの制御の状態を示している。即ち、時間経過に伴う、給水弁27の開閉状態、洗濯槽10の水位、排水弁7の開閉状態、クラッチ機構17の切替え状態(洗濯槽10側かパルセータ12側か)、洗濯機モータ16(洗濯槽10)の回転数の変化の様子を示している。
ここで、ためすすぎの行程の終了時点(時刻T1)においては、洗濯槽10の水位は所定のためすすぎ水位となっており、排水弁7は閉じている。また、クラッチ機構17はパルセータ12側にあり、洗濯機モータ16は停止(回転数が0rpm)されている。ためすすぎが終了すると、クラッチ機構17が洗濯槽10側に切替えられる。クラッチ機構17の切替が完了する(時刻T2)と、排水弁7が開放されて排水が開始される。この排水動作により、洗濯槽10内の水位が次第に下降していく。
この排水動作は、洗濯槽10内の水位が所定水位(例えば25リットル)に減少するまで行われ、水位センサ9が所定水位を検知すると(時刻T3)、排水弁7が閉じられる。これにより、排水動作が終了し、残水脱水動作に移行する。残水脱水動作は、洗濯槽10の水位は所定水位で、排水弁7は閉じ、クラッチ機構17が洗濯槽10側にある状態で開始される。ます、洗濯機モータ16を逆方向に短時間だけ回転させることによる、クラッチ機構17の噛合せ動作が実行される(時刻T4)。引続き、洗濯機モータ16を正方向に回転させて洗濯槽10の回転を開始し、目標回転数(例えば150rpm)まで加速回転させる加速区間が開始される。
上記したように、この加速区間においては、通常の脱水行程と同様に高い加速度で行われ、洗濯機モータ16(洗濯槽10)は、数秒(例えば5秒程度)で回転速度0から目標回転数(150rpm)に到達する(時刻T5)。洗濯機モータ16(洗濯槽10)が目標回転数に到達すると、洗濯槽10を目標回転数の一定速度で一定時間(時刻T7まで、例えば30秒程度)回転させる定速区間が開始される。
これにより、洗濯槽10が回転して、水槽4の内壁面と脱水槽10の外周面との間で、水流が生じ、洗濯槽10の外周面や水槽4の内面などが水流で洗われる。また、洗濯槽10の回転に伴う遠心力により、洗濯槽10の外周側ひいては水槽4の内面に向かう水の圧力が大きくなり、効果的な洗浄が行われる。更に、遠心力により、洗濯槽10内の水面が外周側でいわばすり鉢状に持ち上がる現象が生じ、洗濯槽10及び水槽4の比較的高い位置、即ち溢水口4aの下部部分まで洗浄することができる。
このとき、定速区間の後半部(時刻T6)において、排水弁7が開放される。これにより、洗濯槽10内からの排水が進み水位が次第に低下していくようになる。定速区間が終了すると(時刻T7)、減速区間が開始される。この減速区間は、洗濯槽10を目標回転数から減速させていき停止させる区間であるが、その際の減速度合いが、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくなり、比較的緩やかな減速度で、30~40秒程かけて徐々に回転速度を下げていくことにより行われる。尚、図3には、通常の脱水行程における減速度合い(傾き)を破線Aで示し、本実施形態の減速区間の減速度合い(傾き)を実線Bで示している。
この減速区間は、洗濯槽10内からの排水を行いながら実行されるので、洗濯槽10内の水位はリセット水位近く(パルセータ12以下の水位)まで低下するようになる。洗濯機モータ16(洗濯槽10)の回転数が0rpmになった時点(時刻T8)で減速区間が終了し、残水脱水動作が終了する。この時点では、洗濯槽10内の水位がリセット水位近い低水位となっている。この後、排水弁7を開放したままの排水動作が一定時間行われ(時刻T9)、最終脱水の行程に移行する。
ここで、残水脱水動作においては、洗濯槽10の回転速度が高くなる定速区間においては、遠心力により、洗濯槽10(水槽4)の外周側で水がすり鉢状に持ち上がる現象が生ずる。減速区間は、洗濯槽10からの排水を行いながらなされるが、仮に、減速区間を、例えば脱水行程と同様に減速度合いが比較的急になるように実行すると、排水が間に合わずに、持ち上がっていた水、つまり汚れを含んだ水が、洗濯槽10内に戻って衣類に接触して衣類を汚してしまう虞がある。
ところが、本実施形態では、減速区間における減速度合いを、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくしたので、その分だけ、洗濯槽10が低速まで下がるのに時間がかかり、排水を進める時間を確保することができる。従って、洗濯槽10が低回転まで下がった状態では、洗濯槽10内にほとんど水が残らない、つまり水位がパルセータ12の下になる状態とすることができ、槽洗浄に使用した水が衣類に接触することを抑えることができるのである。
このように本実施形態によれば、残水脱水動作が実行されることにより、洗濯槽10の外面や水槽4の内面などの汚れが付着しやすい部位を、水流で洗うことができる。別途に槽洗浄のコースを設けて実行させるのではないので、ユーザに煩わしさを感じさせることなく、いわば自動で槽洗浄が行われるようになり、洗濯槽10の外面や水槽4の内面を常に清浄に保つことができる。そして、残水脱水動作において槽洗浄に使用した水が衣類に接触することを抑えることができる。この結果、槽洗浄を自動で行うことができながら、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着を効果的に防止することができるという優れた効果を得ることができる。
(2)第2の実施形態
次に、第2の実施形態について、図4を参照して述べる。この第2の実施形態が上記第1の実施形態と異なる点は、すすぎ行程において制御装置21が実行する残水脱水動作の制御の状態にある。即ち、この第2の実施形態では、残水脱水動作の減速区間の途中において、洗濯機モータ16(洗濯槽10)の回転数を目標回転数より低い一定状態に維持する待機時間を設けるようにしている。これにより、減速区間における減速度合いが、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくなっている。図4には、通常の脱水行程における減速度合い(傾き)を破線Aで示し、本実施形態の減速区間の減速度合いを実線Cで示している。
具体的には、残水脱水動作において、加速区間及び定速区間は、上記第1の実施形態と同様に実行され、定速区間が終了すると(時刻T7)、減速区間が開始される。減速区間では、まず、洗濯機モータ16(洗濯槽10)を目標回転数(例えば150rpm)から徐々に減速させていく。そして、洗濯機モータ16(洗濯槽10)の回転数が、前記目標回転数より低い所定回転数(例えば30rpm)になったときに(時刻T11)、その回転数に維持する待機時間を所定時間(例えば20秒程度)設けるようにしている。所定時間が経過すると(時刻T11)、洗濯機モータ16(洗濯槽10)を停止させ、残水脱水動作が終了する。
この構成によれば、減速区間において、待機時間を設けることにより、洗濯槽10からの排水を進める時間を十分に確保することが可能となり、槽洗浄に使用した水の衣類への接触を防止することができる。従って、この第2の実施形態においても、槽洗浄を自動で行うことができながら、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着を効果的に防止することができるという優れた効果を得ることができる。特に本実施形態では、待機時間を設けることにより排水の時間を稼ぐようにしているので、排水の進行具合(排水能力或いは実際の水位等)に応じて、待機時間を長くする或いは短くする制御を行うことも可能となり、より効果的となる。
(3)第3の実施形態
次に、図5を参照しながら、第3の実施形態について述べる。この第3の実施形態が上記第1の実施形態と異なる点は、すすぎ行程において制御装置21が実行する残水脱水動作の制御の状態にある。本実施形態では、制御装置21は、洗濯槽10内の衣類の布量、布質、実行しているコースが標準コースか毛布コースかによって、残水脱水動作を実行する際に、減速区間に要する時間、つまり洗濯槽10の目標回転数から停止までに要する時間を変更するようにしている。尚、減速区間の時間を変更するにあたっては、減速度合い(傾き)を変更しても良いし、待機時間の長さを変更するようにしても良い。
即ち、上記したように、洗濯運転の開始時においては、洗濯コースの設定が行われると共に、制御装置21による、衣類の布量検知動作、布質判定動作が実行される。そして、制御装置21は、検知した布量が多い場合には、少ない場合に比べて残水脱水動作の減速区間の時間を長くする。この場合、布量は、少、普通、多の3段階で判定される。これと共に、制御装置21は、検知した衣類の布質が水の抜けにくいもの、この場合綿である場合には、水が抜けやすい布質この場合化繊に比べて残水脱水動作の減速区間における待機時間を長くする。尚、毛布コースでは、洗濯対象が毛布であって最も水が抜けにくい布質とされる。
具体的には、図5に示すように、残水脱水動作の減速区間の時間が設定される。標準コースが選択されている場合、布質が化繊であるときには、布量が少の場合20秒、普通の場合30秒、多の場合40秒とされる。布質が綿であるときには、布量が少の場合30秒、普通の場合40秒、多の場合60秒とされる。毛布コースが選択されている場合には、残水脱水動作の減速区間の時間が90秒とされる。
ここで、洗濯槽10内の衣類が多くなれば、衣類が含んでいる水も多くなり、その分、布量が少ない場合に比べて排水に要する時間も長くなる。従って、検知した布量が多い場合には、少ない場合に比べて減速区間の時間を長くすることにより、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着の防止効果をより一層高いものとすることができる。布量が少ない場合には、減速区間の時間が比較的短く済むので、不必要に残水脱水動作の時間を長くすることもない。
また、洗濯槽10内の衣類の布質が、水の抜けにくいものであれば、そうでない場合に比べて排水に要する時間も長くなる。従って、判定した衣類の布質が水の抜けにくい綿である場合には、水が抜けやすい布質である化繊の場合に比べて、減速区間の時間を長くすることにより、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着の防止効果をより一層高いものとすることができる。水が抜けやすい布質の場合には、減速区間の時間が比較的短く済むので、不必要に残水脱水動作の時間を長くすることもない。最も水が抜けにくい毛布の場合には、減速区間の時間を最も長くしたことにより、洗濯槽10内の毛布に対する汚れの再付着の防止効果に優れたものとなる。
このような第3の実施形態においても、上記第1の実施形態等と同様に、槽洗浄を自動で行うことができながら、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着を効果的に防止することができるという優れた効果を得ることができる。特に本実施形態では、衣類の布量や布質によって減速区間の時間を変更するようにしたので、布量や布質に応じたより効果的な槽洗浄を行うことができる。
(4)第4の実施形態、その他の実施形態
図6は、第4の実施形態を示すものである。この第4の実施形態では、制御装置21は、排水機構の排水能力を判定し、排水能力が低い場合には、排水能力が高い場合に比べて残水脱水動作の減速区間の時間を長くするように構成されている。尚、減速区間の時間を変更するにあたっては、減速度合い(傾き)を変更しても良いし、待機時間の長さを変更するようにしても良い。また、本実施形態では、排水機構の排水能力を、排水ホースの閉塞率で示しており、閉塞率が大きいほど排水能力が低いものとされる。
具体的には、図6に示すように、排水ホースの閉塞率が60%未満である場合には、減速区間の時間の加算値が0秒、つまり設定された減速区間の時間のままとされる。排水ホースの閉塞率が60%以上80%未満である場合には、設定された減速区間の時間に30秒が加算される。排水ホースの閉塞率が80%以上90%未満である場合には、設定された減速区間の時間に60秒が加算される。排水ホースの閉塞率が90%以上である場合には、行程をスキップする、つまり残水脱水動作自体を実行しない。排水ホースの閉塞率が90%以上であった場合には、例えば操作パネル24の表示部に、排水溝が詰まっており、掃除を促すメッセージを表示するようにしても良い。
尚、上記した排水機構の排水能力を判定する手法として、次のような構成を採用することが可能である。即ち、制御装置21は、ためすすぎ行程後の排水時(或いは洗い行程後の排水時)に、水位センサ9の検出した洗濯槽10内の水位が、第1の所定水位から第2の所定水位まで減少するに要する時間を計測することで、排水能力を判定することができる。前回の排水能力を記憶しておいても良いし、毎回判定するようにしても良い。従って、制御装置21、水位センサ9等から排水能力判定手段が構成される。
ここで、洗濯機においては、設置(使用)環境や、使用後に排水路8や排水ホース等にごみが詰まる等の事情により、排水能力が変動する、主として低下することがある。排水能力によって、洗濯槽10内の時間当たりの水の減少の仕方が異なってくる、つまり、例えば排水ホースの詰り等の原因で排水能力が低くなると、スムーズな排水が行われずに、水の減少の仕方が遅くなる。そのため、排水能力が低い場合には、排水に要する時間が長くなってしまう。
この第4の実施形態によれば、判定した排水機構の排水能力が低い場合には、排水能力が高い場合に比べて、減速区間の時間を長くすることにより、目的とする排水を行うことが可能となり、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着の防止効果をより一層高いものとすることができる。排水能力が比較的高い場合には、減速区間の時間が比較的短く済むので、不必要に残水脱水動作の時間を長くすることもない。従って、この第4の実施形態においても、上記第1の実施形態等と同様に、槽洗浄を自動で行うことができながら、洗濯槽10内の衣類に対する汚れの再付着を効果的に防止することができるという優れた効果を得ることができる。
尚、図示はしないが、第5の実施形態として、次のように構成することができる。即ち、制御装置21は、布量検知手段の検知した洗濯槽10内の布量が多い場合には、少ない場合に比べて残水脱水動作を開始する洗濯槽10内の水位を高くするように構成することができる。
これによれば、布量が多い場合には、比較的高い水位で残水脱水動作を開始することができる。この場合、遠心力により、一層上部まで水が持ち上がり、洗濯槽10の外面及び水槽4の内面の高い位置まで洗浄することが可能となり、上部に洗い残しが生ずることを防止することができる。布量が少ない場合には、比較的低い水位で残水脱水動作が開始されるので、減速区間の時間が比較的短く済み、不必要に残水脱水動作の時間を長くすることもない。また、残水脱水動作の開始前には、水位を比較的高くして洗濯槽10内で衣類が水に浮いた状態、つまり洗濯槽10の回転方向の抵抗が少ない状態で、クラッチ機構17の切替えをスムーズに行うことが可能となる。
上記各実施形態では、洗濯槽10内の所定水位において残水脱水動作を開始するようにしたが、残水脱水動作を開始する水位を、例えば衣類の布量などに応じて変動させるようにしても良い。ためすすぎにおける水位が残水脱水動作のための所定水位よりも低い場合には、給水機構25により追加給水を行って所定水位とするようにしても良い。上記第2の実施形態では、衣類の布量と布質との双方によって減速区間の時間を変更すたが、いずれか一方に基づいて減速区間の時間を変更するようにしても良い。
また、上記各実施形態では、残水脱水動作における洗濯槽10の目標回転数を固定的に設けるようにしたが、布量検知に基づき、布量が小さい(軽い)場合には、目標回転数を通常よりも高く(例えば180rpm)する等の変更が可能である。また、残水脱水動作時に、洗濯槽10のアンバランス回転の虞を検知した場合には、目標回転数を通常よりも低下させる(例えば120rpm)といった制御を行うことも可能である。待機時間における一定の回転数についても、適宜変更することが可能である。
その他、上記各実施形態で説明した、時間や、回転数、水位等の具体的数値は、一例を示したものに過ぎず、適宜変更して実施し得る。更には、洗濯機の各機構のハードウエア構成などについても、様々な変更が可能である。上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、4は水槽、7は排水弁(排水機構)、9は水位センサ、10は洗濯槽、12はパルセータ(撹拌体)、15は駆動機構、16は洗濯機モータ、17はクラッチ機構、21は制御装置、24は操作パネル、25は給水機構、27は給水弁、31は回転センサ、32は電流センサを示す。

Claims (9)

  1. 水槽と、
    前記水槽の内部に設けられ衣類が収容される洗濯槽と、
    前記洗濯槽内から排水を行う排水機構と、
    前記洗濯槽を回転駆動する駆動機構と、
    前記各機構を制御して洗い、すすぎ、脱水の行程を実行する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記すすぎ行程中に、ためすすぎとその後の排水との間に、前記洗濯槽内に所定水位の水が残存している状態で、前記洗濯槽を目標回転数まで加速回転させる加速区間、及び、前記排水機構による排水を行いながら該洗濯槽を目標回転数から減速回転させていく減速区間を含む残水脱水動作を実行可能であると共に、
    前記残水脱水動作を行わない通常の脱水行程を実行可能であり、
    前記減速区間における減速度合いを、通常の脱水行程における減速時の減速度合いよりも小さくする洗濯機。
  2. 前記制御装置は、前記残水脱水動作の減速区間の途中において、前記洗濯槽の回転数を一定状態に維持する待機時間を設ける請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記洗濯槽内の衣類の容量を検知する布量検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記布量検知手段の検知した布量が多い場合には、少ない場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間の時間を長くする請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記洗濯槽内の衣類の容量を検知する布量検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記布量検知手段の検知した布量が多い場合には、少ない場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間における待機時間を長くする請求項2記載の洗濯機。
  5. 前記洗濯槽内の衣類の布質を判定する布質検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記布質検知手段の検知した衣類の布質が水の抜けにくいものである場合には、水が抜けやすい布質の場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間の時間を長くする請求項1記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯槽内の衣類の布質を判定する布質検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記布質検知手段の検知した衣類の布質が水の抜けにくいものである場合には、水が抜けやすい布質の場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間における待機時間を長くする請求項2記載の洗濯機。
  7. 前記排水機構の排水能力を判定する排水能力判定手段を備え、
    前記制御装置は、前記排水能力判定手段の判定した排水能力が低い場合には、排水能力が高い場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間の時間を長くする請求項1記載の洗濯機。
  8. 前記排水機構の排水能力を判定する排水能力判定手段を備え、
    前記制御装置は、前記排水能力判定手段の判定した排水能力が低い場合には、排水能力が高い場合に比べて前記残水脱水動作の減速区間における待機時間を長くする請求項2記載の洗濯機。
  9. 前記洗濯槽内の衣類の容量を検知する布量検知手段を備え、
    前記制御装置は、前記布量検知手段の検知した布量が多い場合には、少ない場合に比べて前記残水脱水動作を開始する前記洗濯槽内の水位を高くする請求項1から8のいずれか一項に記載の洗濯機。
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