JPH01198600A

JPH01198600A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH01198600A
Application number: JP63022207A
Authority: JP
Inventors: Mitsuaki Awazu; 粟津　光明
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-02-01
Filing date: 1988-02-01
Publication date: 1989-08-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は洗濯工程中に洗濯液の濁り具合を検出して適切
な洗濯を行う洗濯機に関するものである。

従来の技術洗濯機において、洗濯物の汚れを°効率よく、かつ十分
に落すためには、洗濯物の汚れ具合、洗濯物の量に応じ
た洗剤量、水量及び洗濯時間とを適正に設定する必要が
あるが、従来は使用者の判断にゆだねられていた。

特に、洗濯物の汚れについては、定量的にこれを知るこ
とができず、洗剤量不十分なままで洗濯をして、その結
果汚れ落ちが不完全な状態で洗濯終了することがしばし
ばあった。

また、最近では洗剤自動投入器を具備した洗濯機が現わ
れているが、これは洗濯物の量を検出して洗濯水量を決
定し、この洗濯水量に応じた洗剤を自動投入させるもの
である。

発明が解決しようとする課題上記のような従来の方法では、洗濯物の量と洗濯水量に
応じた洗剤量が投入されるが、洗濯物の汚れの程度に応
じた洗剤量が投入されていない。

その結果、汚れのひどい衣類を洗濯した場合、汚れ落ち
が不十分なまま洗濯終了することになり、その解決が望
まれている。

本発明の目的は上記の゛ような問題点を解決するもので
、洗濯物に汚れのひどいものがあっても、ほぼ完全に汚
れを落すことができ、適切な洗濯が行われる洗濯機を提
供しようとするものである。

課題を解決するための手段本発明は上記目的を達成するため、洗濯機として、洗濯
兼脱水槽内の洗濯水位を検出する水位センサーと、洗濯
液の濁度を検出する濁度センサーと、洗剤を定量投入で
きる洗剤自動投入器とを備え、洗濯開始初期段階におい
て前記濁度センサーによって洗濯液の濁度検出をし、こ
の濁度変化に応じて１１を記洗剤自動投入器から洗剤補
給をする制御装置を設けた洗濯機とした。

作用上記のように本発明では洗濯量・始の初期、適当時間後
に濁度センサーによって洗濯液の濁度を検出し、濁度変
化の大きい場合には洗剤０動投入器より適当な洗剤量を
追加投入するようにした。従って汚れ程度に適応した適
切な洗剤濃度で洗濯が行われ、汚れのひどい衣類の洗濯
においてもほぼ完全に汚れを落すことができるようにな
る。

実施例以下、本発明の実施例として示した図面について説明す
る。

第１図において、１は回転自在に装設した回転翼、２は
多数の脱水孔３を穿設した洗濯兼脱水槽、４は水受槽、
５は水位センサーで、洗濯兼脱水槽２内の水位を検知す
る。６は濁度センサーで、洗濯兼脱水槽２内での洗濯液
の濁度を検出する。

７は洗剤自動投入器で、洗剤を定量投入でき。

洗剤容器８．投入弁機構９により構成される。１０は給
水弁、１１は洗剤と給水の水とを混合する混合部で、こ
こで混合されて給水ホース１２から洗濯１針脱水槽２へ
供給される。１３はモータで、このモータ１３の回転力
は回転機構部１４を経て回転ｍｌに伝達される。１５は
スイッ、チ類である。

上記のような構成において、まず洗濯物を洗濯兼脱水槽
２に入れてスイッチ１５を押すと給水弁ｌＯが作動して
給水が始まる。

ある一定水位（洗濯物量検出水位）！６に達すると水位
センサー５が作動して給水弁！０は閉じ、給水停止する
と共にモータ１３が回転し、回転翼１が回転して洗濯物
を攪拌する。この時洗濯物量を検出するようになってい
る。検出手段は種々あるが１例えばモータの回転起動特
性を検出するもの、モータの回転数を検出するものなど
である。

ここで洗濯物量検出水位１６は高水位１８、中水位１７
よりも低い水位で洗濯物に浸水する程度の高さである。

また、洗濯物量検出のための攪拌時間は３０秒程度の短
時間である。

これらの動作を含め、以後の動作を第２図のブロック図
で示す。洗濯物量を検出すると、その洗濯物量に応じた
水と洗剤が供給され、洗濯物量に適した水位（洗濯物量
によって高水位ｔ８、吏すは中水位１７）になると水位
センサー５が作動して給水停止をすると共にモータＩ３
が回転して洗濯開始する。

洗濯開始して適当時間（１〜２分）経過すると濁度変化
に応じて濁度センサー６の指示により洗剤補給される。

この濁度センサー６は洗濯開始してから洗濯液の濁度の
変化をとらえる仕組みになっており、一定時間の濁度変
化が設定値を越えると洗剤補給をする。濁度変化によっ
て洗剤補給量を複数段階に分は設定することもできる。

例えば、濁度変化が非常に大きいときは当初投入した洗
剤量の５０％、濁度変化が中程度のときは当初投入した
洗剤量の２５％を追加補給する。

もちろん濁度変化が設定値を越えない場合は洗剤補給せ
ず洗濯続行する。

一定時間洗濯すれば洗濯終了し、すすぎ、脱水を経て全
工程が終了する。

一般洗濯において、洗剤濃度は通常０．１３３％で、こ
れが標準濃度であるが、この濃度で通常の汚れは十分落
ちる。しかし、ひどい汚れ、例えば機械油汚れや泥よご
れの場合・は完全な汚れ落ちに至らないのが実態である
。

一方、洗濯開始してから洗濯液の濁度の変化をみると、
第３図に示すように汚れのひどいもの程濁度が高くなり
、従って濁度変化も大きい。そして、洗濯初期（１〜２
分）にその変化が大きい。

この濁度の変化をとらえて制御装置を介し洗剤補給の要
、不要またどの程度洗剤量を補給するかを決定し、特に
ひどい汚れに対して十分に汚れが落ちるようにしたもの
である。制御装置としては洗濯機に内装したコンピュー
タ制御回路を用い、濁度センサー６による濁度検出によ
り、洗剤自動投入器７を自動制御するようにしている。

第４図はひどい汚れ（機械油の汚れ）について、１０分
間洗濯した場合の洗剤濃度と洗浄性の関係を示した図で
ある。標準濃度のときの洗浄性を１００とした指数で表
わすと、標準濃度の１．２５倍及び１．５倍のときの洗
浄性はそれぞれ１１３，１２０となる結果をえた。

発明の効果上記のように本発明によれば、洗濯初期段階において洗
濯液の濁度変化を検知し、その濁度変化が設定値以上に
なった場合、制御装置を介して適宜な洗剤量を自動的に
補給して洗剤濃度を高めて洗濯するようにした。従って
洗濯物をいためることなくひどい汚れの洗浄性を高めえ
て、洗濯物の汚れの程度に差があってもほぼ均一した洗
浄仕上がり結果がえられる洗濯機を提供することができ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す全自動洗濯機の縦断面図
、第２図は同全自動洗濯機の動作ブロック図、第３図は
洗濯液の濁度変化を示す図、第４図は洗剤濃度と洗浄性
の関係を示す図である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗濯機として、洗濯兼脱水槽内の洗濯水位を検出
する水位センサーと、洗濯液の濁度を検出する濁度セン
サーと、洗剤を定量投入できる洗剤自動投入器とを備え
、洗濯開始初期段階において前記濁度センサーによって
洗濯液の濁度検出をし、この濁度変化に応じて前記洗剤
自動投入器から洗剤補給をする制御装置を設けたことを
特徴とする洗濯機。